JP2018143244A - 揚げ物用バッターミックス - Google Patents
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Abstract
Description
また本発明は、前記の本発明の揚げ物用バッターミックス100質量部と液体100〜500質量部との混合物を含む、バッター液を具材に付着させ、油ちょうする工程を有する揚げ物の製造方法である。
また、本発明の揚げ物用バッターミックスにおける不可逆性熱凝固素材の含有量は、該バッターミックスの全質量に対して0.1〜20質量%であり、好ましくは0.4〜10質量%、さらに好ましくは0.8〜4質量%である。
揚げ物用バッターミックスにおいて可逆性凝固素材の含有量が0.5質量%未満又は不可逆性熱凝固素材の含有量が0.1質量%未満であると、前記の本発明の効果が得られず、該バッターミックスを用いて得られる揚げ物の時間経過や再加熱による品質低下を防止できないおそれがあり、また、可逆性凝固素材の含有量が6質量%超又は不可逆性熱凝固素材の含有量が20質量%超であると、揚げ物の食感が低下し、特に衣の食感が硬くなるおそれがある。
本発明の揚げ物用バッターミックスセットにおいて、不可逆性熱凝固素材の含有量は、該バッターミックスセットにおけるミックス原料の全質量に対して0.1〜20質量%であり、好ましくは0.4〜10質量%、さらに好ましくは0.8〜4質量%である。
また、前記ミックス原料に大豆繊維、穀粉、澱粉などの他の成分を含有させる場合、該ミックス原料における該他の成分の含有量については、前述した本発明の揚げ物用バッターミックスにおける当該成分の含有量と同様にすることができる。
下記表1〜5の配合で各原料を均一に混合し、揚げ物用バッターミックスを製造した。使用した原料は下記の通り。
尚、下記の「コラーゲンペプチド」は、コラーゲンを加水分解して得られる水溶性の素材であり、低温(50℃以下)で凝固又はゲル化せずに流動性を示すため、本発明で用いる可逆性凝固素材ではなく、また、高温(50℃以上)で加熱してもゲル化しないため、本発明で用いる不可逆性熱凝固素材でもない。
また、下記の「HPMC」即ちヒドロキシプロピルメチルセルロースは、高温(62℃以上)で凝固又はゲル化して非流動性を示すため、本発明で用いる可逆性凝固素材ではなく、また、加熱ゲル化後、温度降下する(62℃以下にする)と流動性を示すため、本発明で用いる不可逆性熱凝固素材でもない。
・ゼラチン(可逆性凝固素材):水溶性ゼラチン(ニッピ製)
・キサンタンガム(可逆性凝固素材):カーギル製
・コラーゲンペプチド:商品名「ニッピペプタイド」、ニッピ製
・卵白粉末(不可逆性熱凝固素材):商品名「乾燥卵白Kタイプ」、キユーピータマゴ製
・乳清蛋白粉末(不可逆性熱凝固素材):カゼイン(「Refit(登録商標)」、日本新薬製)
・HPMC:「メトセル(登録商標)F50」、ダウ・ケミカル製
・小麦粉:薄力粉(商品名「フラワー」、日清フーズ製)
・澱粉:コーンスターチ
・大豆繊維:粉末大豆繊維(商品名「FIBRIM 2000」、光洋商会製)
・小麦繊維:粉末小麦繊維(商品名「ビタセル 小麦ファイバー」、Fiニュートリション製)
豚ロース肉を厚さ8mmに切り分け、打ち粉(薄力粉)を薄く全体にまんべんなく付着させた。また、各揚げ物用バッターミックス100質量部に対して水170質量部を混合し、軽くかき混ぜてバッター液を調製した。打ち粉が付着した豚ロース肉を、バッター液にくぐらせて全体に付着させた後、パン粉をつけてとんかつ用肉を成形した。これを170℃に熱したサラダ油で4分間油ちょうして、とんかつを製造した。揚げたてのとんかつを10名のパネラーに食してもらい、その際の食感を下記評価基準で評価してもらった。また、製造後に冷蔵庫で12時間保管後、電子レンジにより600Wで25秒間再加熱したとんかつを10名のパネラーに食してもらい、その際の食感を下記評価基準で評価してもらった。結果を下記表1に示す。
5点:肉はジューシーさに富み、衣は非常にサクサクとし、極めて良好。
4点:肉はジューシー感があり、衣はサクサクとしており、良好。
3点:肉はややパサつき、衣はややサクサク感に欠ける。
2点:肉はパサつきがあり、衣はややしっとりしており、サクサク感に乏しい。
1点:肉はパサつきが強く、衣はしっとりしてサクサク感がなく、不良。
Claims (10)
- 可逆性凝固素材0.5〜6質量%及び不可逆性熱凝固素材0.1〜20質量%を含有する揚げ物用バッターミックス。
- 前記可逆性凝固素材が、ゼラチン、アガロース、カラギーナン、ジェランガム、キサンタンガム及びヒアルロン酸からなる群から選択される1種以上である請求項1に記載の揚げ物用バッターミックス。
- 前記不可逆性熱凝固素材が、卵白粉末、乳清蛋白粉末、大豆蛋白粉末及び小麦蛋白粉末からなる群から選択される1種以上である請求項1又は2に記載の揚げ物用バッターミックス。
- さらに大豆繊維を0.1〜20質量%含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の揚げ物用バッターミックス。
- さらに穀粉を33〜90質量%含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の揚げ物用バッターミックス。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の揚げ物用バッターミックス100質量部と液体100〜500質量部との混合物を含むバッター液。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の揚げ物用バッターミックス100質量部と液体100〜500質量部との混合物を含む、バッター液を具材に付着させ、油ちょうする工程を有する揚げ物の製造方法。
- ミックス原料として、可逆性凝固素材を含有する第1の原料と、不可逆性熱凝固素材を含有する第2の原料とを有し、未使用時には両原料が混合されずに各々独立した状態で存在し、使用時に両原料を混合する揚げ物用バッターミックスセットであって、
前記ミックス原料において、前記可逆性凝固素材の含有量が0.5〜6質量%、前記不可逆性熱凝固素材の含有量が0.1〜20質量%である揚げ物用バッターミックスセット。 - 請求項8に記載の揚げ物用バッターミックスセットにおけるミックス原料の合計量100質量部と液体100〜500質量部との混合物を含むバッター液。
- 請求項8に記載の揚げ物用バッターミックスセットにおけるミックス原料の合計量100質量部と液体100〜500質量部との混合物を含む、バッター液を具材に付着させ、油ちょうする工程を有する揚げ物の製造方法。
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| JP2018040280A Pending JP2018143244A (ja) | 2017-03-07 | 2018-03-07 | 揚げ物用バッターミックス |
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| JP (1) | JP2018143244A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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