JP2018201727A - 生体用薬液注入用具 - Google Patents
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Abstract
Description
そして、ノズルがトロカールによって配置を制限された状態であっても、ノズルによって広範囲に薬液を噴射可能とする技術が特許文献1に開示されている。
このため、同文献に記載された生体用薬液注入用具の構造のように、ノズルの軸心方向に対して斜めに薬液を噴霧できる新たな構造が望まれていた。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。また、以下において、生体用薬液注入用具における薬液が吐出される側を前側又は遠位側、その逆側を後側又は近位側とし、それぞれ先端側、基端側ともいう。
本発明の生体用薬液注入用具としての生体組織接着剤塗布用具1の全体構成について図1及び図2を主に参照して説明する。図1は、本実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1を示す斜視図、図2は、図1のII部分にあるヘッド12を示す拡大斜視図である。
また、ノズル本体2は、薬液注入部(シリンジ装着口2d)が設けられて送気ガスG(図5参照)が充填される本発明に係る第1部材である。
ヘッド12は、吐出パイプ12e及びガス噴出部12fが一体成形された第2部材としての噴霧端片12dを備える。
ノズルXには、その内部の空間2s内に送気ガスG(図5参照)を注入するためのガス注入部2gが設けられている。また、ノズルXのヘッド12には、図2に示すように、薬液吐出部(吐出パイプ12e)の近傍にあり、薬液10を霧状に噴霧するガス噴出部12fが設けられている。
図1に示すようにノズル本体2には、上方かつ後方に斜めに突出した部位が形成されており、ガス注入部2gは、その突出した先に形成されている。
このように、ガス注入部2gがノズル本体2の上方に突出した部位に設けられていると、エアフィルタ9をガス注入部2gに取り付ける作業、及びエアフィルタ9を介して送気チューブ31を接続する作業が容易となるため好ましい。
しかしながら、本発明はこのような構成に限定されず、ガス注入部は、ノズル本体2の内部の空間2sに送気ガスGを注入できればよく、ノズル本体2の下部や側部に形成されていてもよい。また、必ずしも突出して形成された部位の端部に形成されるものに限定されない。
ガス噴出部12fは、詳細については後述するが、ガス注入部2gから内部の空間2s内に充填された送気ガスGを噴射し、薬液流通路Yの薬液吐出部(吐出パイプ12e)から吐出される薬液10を霧状に噴霧混合するものである。
送気ガスGは、レギュレータ30から送気チューブ31、エアフィルタ9、ガス注入部2gを介してノズルX(ノズル本体2)の内部の空間2sに導入・充填されることとなる。
このように形成されたライン11cは、例えば胸腔鏡による手術において生体組織接着剤塗布用具1を用いる際に、ライン11cの逆の向きである送気ガスGの噴射向き、つまりは薬液10の噴霧の向きを確認するための標識として機能する。
次に、ヘッド12及びヘッド12周りの構成について、図1、図2に加えて、図3から図5を参照して説明する。図3は、ヘッド12の正面図、図4は、図3のIV-IV断面を示す断面図、図5は、図3のV-V断面を示す断面図である。
薬液流通路Yは、ノズルXの一部であるノズル本体2、延長部11及びヘッド12のそれぞれの内部の空間2sを通り、薬液10が吐出される薬液吐出部(吐出パイプ12e)を有する。
ヘッド12には、薬液吐出口12gを有する吐出パイプ12eとガス噴出部12fと、が設けられている。
具体的には、ヘッド12は、円筒状に形成されたヘッド本体12bと、ヘッド本体12bの先端側に取り付けられた、吐出パイプ12e及びガス噴出部12fを有する噴霧端片12dと、から構成されている。
図4及び図5に示すように、ヘッド本体12bにおける先端側の内面12cは、近位側に向かうにつれて先細りとなるようにテーパ状に形成されている。このように形成されていることで、後述するガス噴出部12fから送気ガスGを連続的に噴出可能なように、送気ガスGを近位側よりも遠位側に多く留めることが可能となる。
ヘッド12は、その先端部において、ガス噴出部12fを挟んで、吐出パイプ12eが設けられている部位とは逆側の部位に設けられた庇部12iを備える。庇部12iの詳細については後述する。
端片本体12jは、ヘッド本体12bの先端側の内面に嵌合しており、2本の吐出パイプ12eそれぞれの上方に、貫通孔であるガス噴出部12fが形成されている。
ガス噴出部12fは、吐出パイプ12eによる薬液10の吐出先に向かうように延在している。具体的には、ガス噴出部12fは、噴霧端片12dの端片本体12jにおいて、ノズルXの軸心方向(端片本体12jの厚さ方向)に交差するように、遠位側に向かって斜め下方に延在している。
このような向きに吐出パイプ12e及びガス噴出部12fのそれぞれが延在していることで、吐出パイプ12e及びガス噴出部12fの形状によって、薬液10の吐出方向、及び送気ガスGの噴出方向の方向付けができる。以下において、噴出方向とは、ガス噴出部12fを基準として遠位側に向くベクトルである。
吐出パイプ12eの基端部には、薬液流通管3、4の先端部が接続されており、2本の薬液流通管3、4を通った薬液10は、2本の吐出パイプ12e内に導入されることとなる。
薬液流通路Yは、第1薬液流通路Y1としての薬液流通管3を含む流通路、及び第2薬液流通路Y2としての薬液流通管4を含む流通路に係る複数の流通路を備える。
本実施形態においては、薬液流通管3、4の一方は、フィブリノゲン等を含む薬液を流通させるものである。薬液流通管3、4の他方は、トロンビン等を含み、フィブリノゲン等に作用して、接着剤として機能させるための薬液を流通させるものである。薬液吐出口12gは、吐出パイプ12eの開放端であり、プランジャ7によってシリンジ17内から押し出されシリンジ装着口2dから注入されて薬液流通管3、4を通った薬液10(図5参照)を吐出する部位である。
ガス噴出部12fは2箇所形成されており、2箇所のガス噴出部12fの先端開口は、正面視において、吐出パイプ12eに沿うように形成されている。具体的には、ガス噴出部12fの先端開口は、円弧状に形成されており、吐出パイプ12eに沿うように形成されている。このように形成されたガス噴出部12fによれば、送気ガスGの噴出領域が広がるのを抑制しつつ、効果的に薬液10を混合させることができる。具体的には、ガス噴出部12fから噴出した送気ガスGは、吐出パイプ12eから吐出した薬液10を包み込むようにして、薬液10の塗布方向を変化させることができる。
また、ガス噴出部12fがこのように形成されていることで、円環状に形成されていた従来のガス噴出部と異なり、吐出パイプ12e及びガス噴出部12fを噴霧端片12dに一体成形可能となる。このため、生体組織接着剤塗布用具1の製造効率が高まることとなる。
ガス噴出部12fは、ガス噴出部12fの先端開口を正面に見て、吐出パイプ12eから離れた位置に形成されている。このようにガス噴出部12fが形成されていることで、ガス噴出部12fから遠位側に向けて斜め下方に噴出する送気ガスGを、ガス噴出部12fよりも遠位側に突出する吐出パイプ12eから吐出する薬液10に対して好適に噴射できる。
そして、ガス噴出部12fからの送気ガスGの噴出方向と薬液吐出部(吐出パイプ12e)からの薬液10の吐出方向とは、薬液10が薬液吐出部(吐出パイプ12e)から吐出した先において斜めに交差している。ここでいう噴出方向は、送気ガスGの流れそのものを意味するものであり、吐出方向は、薬液10の流れそのものを意味するものである。そして、噴出方向と吐出方向が斜めに交差することは、送気ガスGと薬液10とが斜めに交わることを意味するものである。また、「吐出した先」とは、後述のように、吐出パイプ12eの薬液吐出口12gの極めて近傍の位置を含む概念である。薬液10は、図5に示すように、送気ガスGに斜めに交わった後に、送気ガスGに沿って噴霧されることとなる。
なお、本実施形態に係る吐出パイプ12eは、薬液流通管3、4と別体のものであるが、このような構成に本発明は限定されず、一体的に形成されたものであってもよい。また、薬液10をノズルXの軸心方向に交差する方向に噴霧できればよく、薬液10の吐出方向である吐出パイプ12eの延在方向は、ノズルXの軸心方向に必ずしも平行でなくてもよい。
このように送気ガスGの噴出方向に沿って形成された先端面12kを有する吐出パイプ12eは、薬液10が送気ガスGに到達するまで、吐出パイプ12eの内面に薬液10を沿わせて直線的にガイドすることができる。
そして、薬液10は、吐出パイプ12eの薬液吐出口12gの極めて近傍において送気ガスGによって噴霧されることとなる。
したがって、吐出パイプ12eによれば、例えば薬液10の自重によって、薬液10が薬液吐出口12gに到達する前に噴射された送気ガスGから離間する向きに流れ出ることを抑制することができる。このため、薬液10は、送気ガスGによって均一に噴霧されることとなる。
具体的には、送気ガスGの噴出方向を、ガス噴出部12fの延在方向に平行な直線とし、図5に示すように、端片本体12jに形成された貫通孔であるガス噴出部12fの基端側上縁12faと先端側下縁12fbとを結ぶ仮想直線とする。この場合に、吐出パイプ12eの先端面12kが、Gの噴出方向の直線と仮想直線との成す角度Rの範囲内の傾きで形成されていると好ましい。
さらに、薬液10の粘度により噴射された送気ガスGから離間する方向に薬液10が流れ落ちることがなく、送気ガスGによって薬液10を均一に噴霧できれば、薬液吐出部の先端面はノズルXの軸心方向に垂直な先端面であってもよい。このような構成であれば、薬液吐出部の先端部を追加工せずに容易に形成することができる。
このように、ガス噴出部12fの一部が上記線分s1における両端よりも内側の部位に近づくように形成されていることで、ガス噴出部12fから送気ガスGがエアカーテンのように噴出することとなる。このため、ガス噴出部12fから噴出した送気ガスGによって、第1薬液流通路Y1及び第2薬液流通路Y2のそれぞれの薬液吐出口12gから吐出される薬液10が、これらから吐出された後の早い段階で混合することを回避することができる。このため、混合したときに接着剤として機能する薬液10を用いたときに、両薬液吐出口12gから吐出する薬液10が、薬液吐出口12gの近傍で混合して凝固し、詰まりの要因となることを抑制することができる。
なお、本実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1は、2本の薬液流通管3、4と、これらのそれぞれに連続する吐出パイプ12eとによって形成された2つの第1薬液流通路Y1及び第2薬液流通路Y2を備える。しかしながら、本発明に係る生体用薬液注入用具は、このような構成に限定されず、更に複数の薬液流通路Yを備えるものであってもよい。
このように形成された庇部12iは、ガス噴出部12f及び薬液吐出口12gを周囲環境から隔てる隔壁として機能することとなる。このため、庇部12iは、ガス噴出部12fから噴出される送気ガスGの周囲環境からの影響を抑制でき、薬液10の噴霧の整流性を保持することができる。また、庇部12iによれば、薬液10が吐出される吐出パイプ12eが臓器等に接触することによって付着する体液等によって、ガス噴出部12fや薬液吐出口12gに詰まりが生じることを抑制できる。さらには、庇部12iが尖形状に形成されていることで、不図示のトロカール内へのヘッド12からのノズルXの挿通が容易となる。
次に、第1変形例に係るヘッド42について図6を主に参照して説明する。図6は、第1変形例に係るヘッド42の正面図である。
本変形例に係るヘッド42が有するコの字状のガス噴出部42fであっても、上記実施形態に係るヘッド12が有する円弧状のガス噴出部12fと同様の効果を奏することができる。具体的には、ヘッド42によっても、送気ガスGの噴出領域が広がるのを抑制しつつ、効果的に薬液10を混合できる。
このため、ガス噴出部42fを有するヘッド42は、上記実施形態に係るヘッド12と同様の効果を奏し得る。
具体的には、第1薬液流通路Y1及び第2薬液流通路Y2のそれぞれの薬液吐出口12gから吐出される薬液10が、これらから吐出された後の早い段階で混合することをガス噴出部42fの両端部(近接部)から噴出した送気ガスGによって回避することができる。
次に、第2変形例に係るヘッド52について図7を主に参照して説明する。図7は、第2変形例に係るヘッド52の正面図である。
第2変形例に係るヘッド52に設けられた噴霧端片52dの端片本体52jにおいて1箇所に形成されたガス噴出部52fは、図7に示すように、正面視T字状に形成されている。換言すると、ガス噴出部52fの中央部が、下方に延在して、第1薬液流通路Y1の薬液吐出口12gの中心c1と第2薬液流通路Y2の薬液吐出口12gの中心c2とを結ぶ線分s1における両端よりも内側の部位に近づくように形成されている。
このため、ヘッド52は、上記実施形態に係るヘッド12、第1変形例に係るヘッド42と同様の効果を奏し得る。具体的には、第1薬液流通路Y1及び第2薬液流通路Y2のそれぞれの薬液吐出口12gから吐出される薬液10が、これらから吐出された後の早い段階で混合することを、ガス噴出部52fの中央部(近接部)から噴出した送気ガスGによって回避することができる。
特に、ガス噴出部52fが形成されているのが1箇所のみであるため、ヘッド52の製造を容易にすることができる。
なお、正面視において、ガス噴出部52fの両端部を、ガス噴出部52fの中央部と同様に下方に延在していてもよい。このようにすれば、ガス噴出部12fやガス噴出部42fと同様に、送気ガスGの噴出領域が広がるのを抑制しつつ、効果的に薬液10を混合できることとなる。
第3変形例に係るヘッド62について図8を主に参照して説明する。図8は、第3変形例に係るヘッド62の正面図である。
上記実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1においては、混合して接着剤として機能する2種類の薬液10を噴霧・混合させるため、プランジャ7、シリンジ17、薬液流通管3、4、吐出パイプ12e等の対を成すものを備えるものであった。
第3変形例に係るヘッド62を備える生体用薬液注入用具は、1種類の薬液を噴霧するものであり、上記の生体組織接着剤塗布用具1の対を成す部材を、それぞれ1つのみ備えるものである。
ヘッド62における噴霧端片62dが備える端片本体62jには、円弧状のガス噴出部62fが1箇所にのみ形成されている。ガス噴出部62fは、正面視において1本の吐出パイプ12eの外周に沿うように形成されている。
このように、本発明は生体組織接着剤塗布用具に係るものに限定されず、1本の吐出パイプ12eによって薬液10を噴霧するような生体用薬液注入具であってもよい。このような生体用薬液注入具でも、上記実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1と同様に、ガス噴出部62fからの送気ガスGの噴出をノズルXの軸心方向に対して斜め方向とすることができる。より具体的には、吐出パイプ12eをノズルXの軸心方向に沿って形成したとしてもノズルXの軸心方向に対して斜めに薬液10を噴霧可能である。
(1)内部に空間を有するノズルと、
該ノズルの内部の前記空間を通り、薬液が注入される薬液注入部と前記薬液が吐出される薬液吐出部とを有して前記薬液を流通させる薬液流通路と、を備え、
前記ノズルには、
前記空間内にガスを注入するためのガス注入部と、
前記薬液吐出部の近傍にあり、前記ガス注入部から前記空間内に充填された前記ガスを噴射し、前記薬液流通路の前記薬液吐出部から吐出される前記薬液を霧状に噴霧するガス噴出部と、が設けられており、
該ガス噴出部の噴出方向と前記ノズルの軸心方向との成す角度は、前記薬液吐出部の吐出方向と前記ノズルの軸心方向との成す角度よりも大きく、
前記ガス噴出部からの前記ガスの噴出方向と前記薬液吐出部からの前記薬液の吐出方向とは、前記薬液が前記薬液吐出部から吐出した先において斜めに交差していることを特徴とする生体用薬液注入用具。
(2)前記薬液流通路は複数設けられており、
前記ガス噴出部は、前記複数の薬液流通路におけるそれぞれの前記薬液吐出部から吐出した前記薬液同士を霧状に噴霧混合する前記ガスを、前記薬液吐出部の先端開口を正面に見て、前記複数の薬液流通路の並び方向に交差する方向に噴射する(1)に記載の生体用薬液注入用具。
(3)前記薬液吐出部は、前記薬液の吐出方向に沿って延在しており、
前記ガス噴出部は、前記薬液吐出部による前記薬液の吐出先に向かうように延在している(1)又は(2)に記載の生体用薬液注入用具。
(4)前記ガス噴出部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記薬液吐出部から離れた位置に形成されている(1)から(3)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(5)前記薬液流通路は、第1薬液流通路と第2薬液流通路とを備え、
前記ガス噴出部の少なくとも一部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記第1薬液流通路の前記薬液吐出部の中心と前記第2薬液流通路の前記薬液吐出部の中心とを結ぶ線分における両端よりも内側の部位に近づくように形成されている(1)から(4)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(6)前記ガス噴出部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記薬液吐出部を中心とする周回方向の一部に非周回状に形成されており、
前記ノズルは、前記薬液注入部が設けられた第1部材と、前記薬液吐出部及び前記ガス噴出部が一体成形された第2部材と、を備える(1)から(5)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(7)前記ガス噴出部を挟んで、前記薬液吐出部が設けられている部位とは逆側の部位に設けられた庇部を更に備え、
該庇部は、前記薬液の吐出方向を基準として、前記薬液吐出部の先端よりも遠位側に突出して形成されている(1)から(6)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(8)前記ガス噴出部の先端開口は、円弧状に形成されており、前記薬液吐出部に沿うように形成されている(1)から(7)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(9)前記ガス噴出部の先端開口は、前記薬液吐出部の中心を同心とする中心角20°から50°の円弧状に形成されている(8)に記載の生体用薬液注入用具。
(10)前記薬液吐出部の先端面は、前記ガス噴出部からの前記ガスの噴出方向に沿って形成されている(1)から(9)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
2 ノズル本体(第1部材)
2d シリンジ装着口(薬液注入部、薬液流通路)
2g ガス注入部
2s 空間
3 薬液流通管(第1薬液流通路、薬液流通路)
4 薬液流通管(第2薬液流通路、薬液流通路)
7 プランジャ
8 プランジャホルダ
9 エアフィルタ
9a 接続口
10 薬液
11 延長部
11c ライン
12 ヘッド
12b ヘッド本体
12c 内面
12d 噴霧端片(第2部材)
12e 吐出パイプ(薬液吐出部、薬液流通路)
12f ガス噴出部
12fa 基端側上縁
12fb 先端側下縁
12g 薬液吐出口
12h 嵌合部
12i 庇部
12j 端片本体
12k 先端面
17 シリンジ
30 レギュレータ
31 送気チューブ
31a、31b コネクタ
42 ヘッド
42d 噴霧端片(第2部材)
42f ガス噴出部
42j 端片本体
52 ヘッド
52d 噴霧端片(第2部材)
52f ガス噴出部
52j 端片本体
62 ヘッド
62d 噴霧端片(第2部材)
62f ガス噴出部
62j 端片本体
c1、c2 中心
s1 線分
G 送気ガス
X ノズル
Y 薬液流通路
Y1 第1薬液流通路
Y2 第2薬液流通路
Claims (10)
- 内部に空間を有するノズルと、
該ノズルの内部の前記空間を通り、薬液が注入される薬液注入部と前記薬液が吐出される薬液吐出部とを有して前記薬液を流通させる薬液流通路と、を備え、
前記ノズルには、
前記空間内にガスを注入するためのガス注入部と、
前記薬液吐出部の近傍にあり、前記ガス注入部から前記空間内に充填された前記ガスを噴射し、前記薬液流通路の前記薬液吐出部から吐出される前記薬液を霧状に噴霧するガス噴出部と、が設けられており、
該ガス噴出部の噴出方向と前記ノズルの軸心方向との成す角度は、前記薬液吐出部の吐出方向と前記ノズルの軸心方向との成す角度よりも大きく、
前記ガス噴出部からの前記ガスの噴出方向と前記薬液吐出部からの前記薬液の吐出方向とは、前記薬液が前記薬液吐出部から吐出した先において斜めに交差していることを特徴とする生体用薬液注入用具。 - 前記薬液流通路は複数設けられており、
前記ガス噴出部は、前記複数の薬液流通路におけるそれぞれの前記薬液吐出部から吐出した前記薬液同士を霧状に噴霧混合する前記ガスを、前記薬液吐出部の先端開口を正面に見て、前記複数の薬液流通路の並び方向に交差する方向に噴射する請求項1に記載の生体用薬液注入用具。 - 前記薬液吐出部は、前記薬液の吐出方向に沿って延在しており、
前記ガス噴出部は、前記薬液吐出部による前記薬液の吐出先に向かうように延在している請求項1又は2に記載の生体用薬液注入用具。 - 前記ガス噴出部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記薬液吐出部から離れた位置に形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
- 前記薬液流通路は、第1薬液流通路と第2薬液流通路とを備え、
前記ガス噴出部の少なくとも一部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記第1薬液流通路の前記薬液吐出部の中心と前記第2薬液流通路の前記薬液吐出部の中心とを結ぶ線分における両端よりも内側の部位に近づくように形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。 - 前記ガス噴出部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記薬液吐出部を中心とする周回方向の一部に非周回状に形成されており、
前記ノズルは、前記薬液注入部が設けられた第1部材と、前記薬液吐出部及び前記ガス噴出部が一体成形された第2部材と、を備える請求項1から5のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。 - 前記ガス噴出部を挟んで、前記薬液吐出部が設けられている部位とは逆側の部位に設けられた庇部を更に備え、
該庇部は、前記薬液の吐出方向を基準として、前記薬液吐出部の先端よりも遠位側に突出して形成されている請求項1から6のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。 - 前記ガス噴出部の先端開口は、円弧状に形成されており、前記薬液吐出部に沿うように形成されている請求項1から7のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
- 前記ガス噴出部の先端開口は、前記薬液吐出部の中心を同心とする中心角20°から50°の円弧状に形成されている請求項8に記載の生体用薬液注入用具。
- 前記薬液吐出部の先端面は、前記ガス噴出部からの前記ガスの噴出方向に沿って形成されている請求項1から9のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
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