JP2018201727A - 生体用薬液注入用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスの噴出によって、薬液を斜めの噴霧することが可能であり、製造容易な生体用薬液注入用具を提供する。【解決手段】生体組織接着剤塗布用具は、ノズルと、ノズルの内部の空間2sを通り、薬液10が注入される薬液注入部と薬液10が吐出される吐出パイプ12eとを有する薬液流通路Yと、を備える。ノズルには、空間内にガスを注入するためのガス注入部が設けられている。また、ノズルには、吐出パイプ12eの近傍にあり、ガス注入部から空間内に充填された送気ガスGを噴射し、薬液流通路Yの吐出パイプ12eから吐出される薬液10を霧状に噴霧するガス噴出部12fが設けられている。ガス噴出部12fからの送気ガスGの噴出方向と吐出パイプ12eからの薬液10の吐出方向とは、薬液10が吐出パイプ12eから吐出した先において斜めに交差している。【選択図】図5

Description

本発明は、生体の患部に薬液を噴霧するための生体用薬液注入用具にかかり、特に、ノズルの軸心方向に対して斜めに薬液を噴霧する生体用薬液注入用具に関する。
生体内の処置又は治療等において、腹部等に形成した孔にトロカールを通し、さらにトロカールの中にノズルを通して、体腔内に薬液を導入することが一般的に行われている。
そして、ノズルがトロカールによって配置を制限された状態であっても、ノズルによって広範囲に薬液を噴射可能とする技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された生体用薬液注入用具(同文献には、生体組織接着剤塗付用具と記載されている。)は、複数の薬液及びこれらの薬液を混合するガスをノズルの軸心方向に対して斜めに噴霧可能とするものである。このようにノズルの軸心方向に対して斜めに薬液を噴霧する構成であれば、ノズルを軸心周りに回動させることで、広い範囲に薬液を噴霧することが可能となる。
特開2013−74988号公報
同文献に開示された生体用薬液注入用具においては、ガス噴出路及び薬液流通路の双方の遠位端部が、ノズルの軸心方向に対して傾斜して形成されていることで、薬液及びガスを噴霧するというものであった。特に、ガス噴出路が薬液流通路を取り囲み、かつ両者がノズルの軸心方向に対して斜めである複雑な構造があるがゆえ、その製造が困難であった。
このため、同文献に記載された生体用薬液注入用具の構造のように、ノズルの軸心方向に対して斜めに薬液を噴霧できる新たな構造が望まれていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ガスの噴出によって、薬液を斜めに噴霧することが可能であり、製造が容易な生体用薬液注入用具を提供することを課題とする。
本発明の生体用薬液注入用具は、内部に空間を有するノズルと、該ノズルの内部の前記空間を通り、前記ノズルに設けられた薬液注入部と前記ノズルの先端に設けられた薬液吐出部とを連通して、薬液を流通させる薬液流通路と、を備え、前記ノズルには、前記空間内にガスを充填するためのガス注入部と、前記薬液吐出部の近傍にあり、前記ガス注入部から前記空間内に充填された前記ガスを噴射し、前記薬液流通路の前記薬液吐出部から吐出される前記薬液を霧状に噴霧するガス噴出部と、が設けられており、該ガス噴出部の噴出方向は、前記ノズルの軸心方向に対して、前記薬液吐出部の吐出方向よりも大きな角度を有しており、前記ガス噴出部からの前記ガスの噴出方向と前記薬液吐出部からの前記薬液の吐出方向とは、前記薬液が前記薬液吐出部から吐出した先において斜めに交差していることを特徴とする。
本発明によれば、薬液を斜めの噴霧することが可能であり、製造が容易な生体用薬液注入用具を提供することができる。
本実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具を示す斜視図である。 図1のII部分にあるヘッドを示す拡大斜視図である。 ヘッドの正面図である。 図3のIV-IV断面を示す断面図である。 図3のV-V断面を示す断面図である。 第1変形例に係るヘッドの正面図である。 第2変形例に係るヘッドの正面図である。 第3変形例に係るヘッドの正面図である。
以下、本発明の生体用薬液注入用具の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。また、以下において、生体用薬液注入用具における薬液が吐出される側を前側又は遠位側、その逆側を後側又は近位側とし、それぞれ先端側、基端側ともいう。
<全体構成について>
本発明の生体用薬液注入用具としての生体組織接着剤塗布用具1の全体構成について図1及び図2を主に参照して説明する。図1は、本実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1を示す斜視図、図2は、図1のII部分にあるヘッド12を示す拡大斜視図である。
本発明に係る生体用薬液注入用具(生体組織接着剤塗布用具1)は、体内に薬液を注入(塗布・噴霧)する用具である。本発明に係る生体用薬液注入用具による注入対象である薬液10(図5参照)は、後述するように、一種類であってもよく、本実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1によって噴霧される薬液10のように、2種類以上であってもよい。生体組織接着剤塗布用具1は、後述する複数の薬液10を吐出した先で噴霧・混合して接着剤として生体内の臓器等に塗布する機能を有する。
生体組織接着剤塗布用具1は、内部に空間2sを有するノズルXと、ノズルXの内部の空間2sを通り、薬液10を流通させる薬液流通路Yと、を備える。薬液流通路Yは、詳細については後述するが、薬液10が注入される薬液注入部(シリンジ装着口2d)と、薬液10が流通する薬液流通管3、4(図4及び図5参照)と、薬液10が吐出される薬液吐出部(吐出パイプ12e)とを有して薬液10を流通させる流路である。
ノズルXは、ノズル本体2と、ノズル本体2の内部の空間2sに連通してノズル本体2の先端側から延長して設けられた延長部11と、延長部11の先端に取り付けられた後述するヘッド12と、から構成されている。
また、ノズル本体2は、薬液注入部(シリンジ装着口2d)が設けられて送気ガスG(図5参照)が充填される本発明に係る第1部材である。
ヘッド12は、吐出パイプ12e及びガス噴出部12fが一体成形された第2部材としての噴霧端片12dを備える。
ノズルXには、その内部の空間2s内に送気ガスG(図5参照)を注入するためのガス注入部2gが設けられている。また、ノズルXのヘッド12には、図2に示すように、薬液吐出部(吐出パイプ12e)の近傍にあり、薬液10を霧状に噴霧するガス噴出部12fが設けられている。
図1に示すようにノズル本体2には、上方かつ後方に斜めに突出した部位が形成されており、ガス注入部2gは、その突出した先に形成されている。
このように、ガス注入部2gがノズル本体2の上方に突出した部位に設けられていると、エアフィルタ9をガス注入部2gに取り付ける作業、及びエアフィルタ9を介して送気チューブ31を接続する作業が容易となるため好ましい。
しかしながら、本発明はこのような構成に限定されず、ガス注入部は、ノズル本体2の内部の空間2sに送気ガスGを注入できればよく、ノズル本体2の下部や側部に形成されていてもよい。また、必ずしも突出して形成された部位の端部に形成されるものに限定されない。
ガス噴出部12fは、詳細については後述するが、ガス注入部2gから内部の空間2s内に充填された送気ガスGを噴射し、薬液流通路Yの薬液吐出部(吐出パイプ12e)から吐出される薬液10を霧状に噴霧混合するものである。
生体組織接着剤塗布用具1には、薬液10を噴霧するための送気ガスGを、ノズル本体2に導入する送気チューブ31が接続されている。送気チューブ31は、送気ガスGの量を調整するレギュレータ30に接続されており、ノズル本体2にエアフィルタ9を介して接続されている。具体的には、送気チューブ31は、基端側に設けられたコネクタ31aによってレギュレータ30に接続されており、先端側に設けられたコネクタ31bによってエアフィルタ9の接続口9aに接続されている。レギュレータ30から供給された送気ガスGをエアフィルタ9に通すことによって送気ガスGからほこりや雑菌が除菌される。このため、エアフィルタ9を通った送気ガスGは、生体内に噴出させるガスとして衛生上好適となる。
なお、エアフィルタ9を、ノズル本体2の近傍ではなく、レギュレータ30の近傍に配設するようにしてもよい。このようにすれば、生体組織接着剤塗布用具1の周囲の部材が少なくなるため、生体組織接着剤塗布用具1の操作性を高めることができる。具体的には、ノズルXを回動させる操作により薬液10の噴霧の向きを変更する際に、エアフィルタ9がその操作の妨げとなることを抑制できる。
送気ガスGは、レギュレータ30から送気チューブ31、エアフィルタ9、ガス注入部2gを介してノズルX(ノズル本体2)の内部の空間2sに導入・充填されることとなる。
また、ノズル本体2には、シリンジ装着口2dを介してノズル本体2の内部に異なる薬液を導入するための2個ずつ設けられたプランジャ7及びシリンジ17が取り付けられている。具体的には、ノズル本体2の後面における両サイドの端部には、2つの部位が後方に突出しており、これらの部位の後端に、薬液注入部としてのシリンジ装着口2dが形成されている。この2つのシリンジ装着口2dのそれぞれにシリンジ17が接続されている。2本のシリンジ17内にそれぞれ充填された薬液は、プランジャ7がシリンジ17内に押し込まれることによって、シリンジ装着口2dを介してノズル本体2内の後述する薬液流通管3、4を通ることとなる。
また、生体組織接着剤塗布用具1は、2個のプランジャ7をシリンジ17に同時に押し出すためのプランジャホルダ8を備える。プランジャホルダ8は、2個のプランジャ7の基端側に当接可能な大きさで形成されている。
ノズルXが備える延長部11は、延長部11の先端に取り付けられたヘッド12を体腔内に配設するための長さを確保するためのものである。生体組織接着剤塗布用具1は、例えば胸腔鏡を使った手術を行う際に用いられる。例えば、不図示のトロカール内を挿通してEAS(endoscope assisted surgery)による手術を行う際に、トロカールを挿通した先で薬液10を塗布する必要がある。この場合に、ノズルXが延長部11を備えることで、ノズルXを軸心方向に長くして、薬液を噴霧する部位であるヘッド12の到達可能位置を薬液10の塗布位置に応じて延長することができる。
延長部11の上部、換言すると、ノズルXの軸心方向に垂直な方向において、送気ガスGの噴射の向き(下向き)とは逆向き側の部位には、ライン11cが形成されている。ライン11cは、所定幅で形成されており、ノズルXの軸心方向に延在している。
このように形成されたライン11cは、例えば胸腔鏡による手術において生体組織接着剤塗布用具1を用いる際に、ライン11cの逆の向きである送気ガスGの噴射向き、つまりは薬液10の噴霧の向きを確認するための標識として機能する。
<ヘッド周りの構成について>
次に、ヘッド12及びヘッド12周りの構成について、図1、図2に加えて、図3から図5を参照して説明する。図3は、ヘッド12の正面図、図4は、図3のIV-IV断面を示す断面図、図5は、図3のV-V断面を示す断面図である。
薬液流通路Yは、ノズルXの一部であるノズル本体2、延長部11及びヘッド12のそれぞれの内部の空間2sを通り、薬液10が吐出される薬液吐出部(吐出パイプ12e)を有する。
ヘッド12には、薬液吐出口12gを有する吐出パイプ12eとガス噴出部12fと、が設けられている。
具体的には、ヘッド12は、円筒状に形成されたヘッド本体12bと、ヘッド本体12bの先端側に取り付けられた、吐出パイプ12e及びガス噴出部12fを有する噴霧端片12dと、から構成されている。
ヘッド本体12bの後端部には、延長部11の先端に嵌合する嵌合部12hが形成されている。嵌合部12hは、ヘッド本体12bにおける他の部位よりも小径の外面を有しており、当該外面が延長部11の内面に対向する状態で嵌合している。
図4及び図5に示すように、ヘッド本体12bにおける先端側の内面12cは、近位側に向かうにつれて先細りとなるようにテーパ状に形成されている。このように形成されていることで、後述するガス噴出部12fから送気ガスGを連続的に噴出可能なように、送気ガスGを近位側よりも遠位側に多く留めることが可能となる。
ヘッド12は、その先端部において、ガス噴出部12fを挟んで、吐出パイプ12eが設けられている部位とは逆側の部位に設けられた庇部12iを備える。庇部12iの詳細については後述する。
噴霧端片12dは、円盤状に形成された端片本体12jと、端片本体12jに一体的に形成されて端片本体12jに垂直に延在する2本の吐出パイプ12eとから構成されている。
端片本体12jは、ヘッド本体12bの先端側の内面に嵌合しており、2本の吐出パイプ12eそれぞれの上方に、貫通孔であるガス噴出部12fが形成されている。
薬液10は、薬液吐出部としての吐出パイプ12eの延在方向に沿ってその延長上に吐出される。逆にいうと、吐出パイプ12eは、薬液10の吐出方向に沿って延在している。以下において、吐出方向とは、吐出パイプ12eを基準として遠位側に向くベクトルである。
ガス噴出部12fは、吐出パイプ12eによる薬液10の吐出先に向かうように延在している。具体的には、ガス噴出部12fは、噴霧端片12dの端片本体12jにおいて、ノズルXの軸心方向(端片本体12jの厚さ方向)に交差するように、遠位側に向かって斜め下方に延在している。
このような向きに吐出パイプ12e及びガス噴出部12fのそれぞれが延在していることで、吐出パイプ12e及びガス噴出部12fの形状によって、薬液10の吐出方向、及び送気ガスGの噴出方向の方向付けができる。以下において、噴出方向とは、ガス噴出部12fを基準として遠位側に向くベクトルである。
吐出パイプ12eの基端部には、薬液流通管3、4の先端部が接続されており、2本の薬液流通管3、4を通った薬液10は、2本の吐出パイプ12e内に導入されることとなる。
薬液流通管3、4は、混合対象である2種類の薬液を流通させるものである。そして、薬液流通管3、4は、薬液流通路Yを形成する部材であり、ノズル本体2及び後述する延長部11の内部の空間2s内を通るように配設されている。
薬液流通路Yは、第1薬液流通路Y1としての薬液流通管3を含む流通路、及び第2薬液流通路Y2としての薬液流通管4を含む流通路に係る複数の流通路を備える。
本実施形態においては、薬液流通管3、4の一方は、フィブリノゲン等を含む薬液を流通させるものである。薬液流通管3、4の他方は、トロンビン等を含み、フィブリノゲン等に作用して、接着剤として機能させるための薬液を流通させるものである。薬液吐出口12gは、吐出パイプ12eの開放端であり、プランジャ7によってシリンジ17内から押し出されシリンジ装着口2dから注入されて薬液流通管3、4を通った薬液10(図5参照)を吐出する部位である。
ガス噴出部12fは、薬液吐出口12gの近傍に設けられており、ガス注入部2gからノズルXの内部の空間2s内に充填された送気ガスGを、ヘッド12の先端部において噴出する部位である。
ガス噴出部12fは2箇所形成されており、2箇所のガス噴出部12fの先端開口は、正面視において、吐出パイプ12eに沿うように形成されている。具体的には、ガス噴出部12fの先端開口は、円弧状に形成されており、吐出パイプ12eに沿うように形成されている。このように形成されたガス噴出部12fによれば、送気ガスGの噴出領域が広がるのを抑制しつつ、効果的に薬液10を混合させることができる。具体的には、ガス噴出部12fから噴出した送気ガスGは、吐出パイプ12eから吐出した薬液10を包み込むようにして、薬液10の塗布方向を変化させることができる。
また、正面視において、2箇所のガス噴出部12fの先端開口が、2本の吐出パイプ12eの中心c1、c2のそれぞれを同心とする中心角20°から50°の円弧状に形成されている。このようにガス噴出部12fが形成されていると、吐出パイプ12eからの距離に応じてガス噴出部12fの範囲が広くなることとなる。したがって、ガス噴出部12fから噴出した送気ガスGが、吐出パイプ12eから吐出した薬液10を漏れのないように好適に包み込んで、薬液10の塗布方向を変化させることができる。
ガス噴出部12fは、ガス噴出部12fの先端開口を正面に見て、吐出パイプ12eを中心とする周回方向の一部に非周回状に形成されている。ガス噴出部12fがこのように形成されていることで、ガス噴出部12fからは部分円筒状に送気ガスGが噴出されることとなる。
また、ガス噴出部12fがこのように形成されていることで、円環状に形成されていた従来のガス噴出部と異なり、吐出パイプ12e及びガス噴出部12fを噴霧端片12dに一体成形可能となる。このため、生体組織接着剤塗布用具1の製造効率が高まることとなる。
ガス噴出部12fは、ガス噴出部12fの先端開口を正面に見て、吐出パイプ12eから離れた位置に形成されている。このようにガス噴出部12fが形成されていることで、ガス噴出部12fから遠位側に向けて斜め下方に噴出する送気ガスGを、ガス噴出部12fよりも遠位側に突出する吐出パイプ12eから吐出する薬液10に対して好適に噴射できる。
図5に示すように、ガス噴出部12fの噴出方向とノズルX(厳密にはヘッド12)の軸心方向との成す角度は、薬液吐出部(吐出パイプ12e)の薬液10の吐出方向と軸心方向との成す角度よりも大きい。ここで角度の基準となる軸心方向とは、遠位側に向くベクトルをいうものである。なお、本実施形態に係る薬液10の吐出方向は、ヘッド12の軸心方向と平行な方向である。
そして、ガス噴出部12fからの送気ガスGの噴出方向と薬液吐出部(吐出パイプ12e)からの薬液10の吐出方向とは、薬液10が薬液吐出部(吐出パイプ12e)から吐出した先において斜めに交差している。ここでいう噴出方向は、送気ガスGの流れそのものを意味するものであり、吐出方向は、薬液10の流れそのものを意味するものである。そして、噴出方向と吐出方向が斜めに交差することは、送気ガスGと薬液10とが斜めに交わることを意味するものである。また、「吐出した先」とは、後述のように、吐出パイプ12eの薬液吐出口12gの極めて近傍の位置を含む概念である。薬液10は、図5に示すように、送気ガスGに斜めに交わった後に、送気ガスGに沿って噴霧されることとなる。
このような噴出方向で送気ガスGを噴出させるガス噴出部12fによれば、薬液10を霧状にしつつ、薬液10の塗布方向を変化させて、患部に薬液10を好適に塗布することができる。薬液流通路Yを形成する部位のうち少なくとも薬液吐出口12gの近傍の部位(本実施形態に係る吐出パイプ12e)を直線的な構造とすることができ、薬液流通路Yの形成を容易にすることができる。ひいては、生体組織接着剤塗布用具1の製造効率を高めることができる。
なお、本実施形態に係る吐出パイプ12eは、薬液流通管3、4と別体のものであるが、このような構成に本発明は限定されず、一体的に形成されたものであってもよい。また、薬液10をノズルXの軸心方向に交差する方向に噴霧できればよく、薬液10の吐出方向である吐出パイプ12eの延在方向は、ノズルXの軸心方向に必ずしも平行でなくてもよい。
吐出パイプ12eの先端面12kは、図2に示すように楕円形状であり、ガス噴出部12fからの送気ガスGの噴出方向に沿って(噴出方向に平行に)形成されている。具体的には、本実施形態に係る先端面12kは、ノズルXの軸心方向に対して斜めに延在し、送気ガスGの噴出方向に平行な直線を含んでノズルXの幅方向に延在する面である。例えば、先端面12kは、吐出パイプ12eの元となる円筒状の部位の先端部を斜めにカット(切断加工)することにより形成されている。
このように送気ガスGの噴出方向に沿って形成された先端面12kを有する吐出パイプ12eは、薬液10が送気ガスGに到達するまで、吐出パイプ12eの内面に薬液10を沿わせて直線的にガイドすることができる。
そして、薬液10は、吐出パイプ12eの薬液吐出口12gの極めて近傍において送気ガスGによって噴霧されることとなる。
したがって、吐出パイプ12eによれば、例えば薬液10の自重によって、薬液10が薬液吐出口12gに到達する前に噴射された送気ガスGから離間する向きに流れ出ることを抑制することができる。このため、薬液10は、送気ガスGによって均一に噴霧されることとなる。
このように、吐出パイプ12eの先端面12kが、送気ガスGの噴射方向に平行に形成されていると好適であるが、ガス噴出部12fからの送気ガスGの噴出方向に沿っていれば同様の効果を奏することができる。したがって、本発明に係る薬液吐出部の先端面は、送気ガスGの噴出方向に対して若干傾くように形成されていてもよい。
具体的には、送気ガスGの噴出方向を、ガス噴出部12fの延在方向に平行な直線とし、図5に示すように、端片本体12jに形成された貫通孔であるガス噴出部12fの基端側上縁12faと先端側下縁12fbとを結ぶ仮想直線とする。この場合に、吐出パイプ12eの先端面12kが、Gの噴出方向の直線と仮想直線との成す角度Rの範囲内の傾きで形成されていると好ましい。
さらに、薬液10の粘度により噴射された送気ガスGから離間する方向に薬液10が流れ落ちることがなく、送気ガスGによって薬液10を均一に噴霧できれば、薬液吐出部の先端面はノズルXの軸心方向に垂直な先端面であってもよい。このような構成であれば、薬液吐出部の先端部を追加工せずに容易に形成することができる。
ガス噴出部12fの中心側の端部は、ガス噴出部12fの先端開口を正面に見て、線分s1における両端よりも内側の部位に近づくように形成されている。ここで、線分s1は、第1薬液流通路Y1の薬液吐出口12gの中心c1と第2薬液流通路Y2の薬液吐出口12gの中心c2とを結ぶものである。
このように、ガス噴出部12fの一部が上記線分s1における両端よりも内側の部位に近づくように形成されていることで、ガス噴出部12fから送気ガスGがエアカーテンのように噴出することとなる。このため、ガス噴出部12fから噴出した送気ガスGによって、第1薬液流通路Y1及び第2薬液流通路Y2のそれぞれの薬液吐出口12gから吐出される薬液10が、これらから吐出された後の早い段階で混合することを回避することができる。このため、混合したときに接着剤として機能する薬液10を用いたときに、両薬液吐出口12gから吐出する薬液10が、薬液吐出口12gの近傍で混合して凝固し、詰まりの要因となることを抑制することができる。
ガス噴出部12fは、吐出パイプ12eの先端開口を正面に見て、複数の(本実施形態においては2つの)第1薬液流通路Y1及び第2薬液流通路Y2の並び方向に交差する方向に送気ガスGを噴射する。このように噴射された送気ガスGは、第1薬液流通路Y1及び第2薬液流通路Y2におけるそれぞれの吐出パイプ12eから吐出した薬液10同士を霧状に噴霧混合する。
なお、本実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1は、2本の薬液流通管3、4と、これらのそれぞれに連続する吐出パイプ12eとによって形成された2つの第1薬液流通路Y1及び第2薬液流通路Y2を備える。しかしながら、本発明に係る生体用薬液注入用具は、このような構成に限定されず、更に複数の薬液流通路Yを備えるものであってもよい。
庇部12iは、吐出パイプ12eの先端を覆うように設けられており、薬液10の吐出方向を基準として、吐出パイプ12eの先端よりも遠位側に突出して形成されている。特に、庇部12iは、なだらかな尖形状に形成されている。具体的には、庇部12iは、幅方向(本実施形態において薬液吐出口12gが並ぶ方向に平行な方向)の中央部分が最も遠位側に突出しており、幅方向両側に向かうに連れて噴霧端片12dからの突出量が小さくなるように形成されている。
このように形成された庇部12iは、ガス噴出部12f及び薬液吐出口12gを周囲環境から隔てる隔壁として機能することとなる。このため、庇部12iは、ガス噴出部12fから噴出される送気ガスGの周囲環境からの影響を抑制でき、薬液10の噴霧の整流性を保持することができる。また、庇部12iによれば、薬液10が吐出される吐出パイプ12eが臓器等に接触することによって付着する体液等によって、ガス噴出部12fや薬液吐出口12gに詰まりが生じることを抑制できる。さらには、庇部12iが尖形状に形成されていることで、不図示のトロカール内へのヘッド12からのノズルXの挿通が容易となる。
上記実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1においては、ノズルXの軸心方向に対して斜めに薬液10を噴霧することができるため、ノズルXを回動させることによって、薬液10の噴霧領域を変更することが可能である。なお、レギュレータ30により、送気ガスGの供給速度を調整することによって、送気ガスGの噴射の向きに沿って噴霧される薬液10の噴霧の角度を調整することもできる。
(第1変形例)
次に、第1変形例に係るヘッド42について図6を主に参照して説明する。図6は、第1変形例に係るヘッド42の正面図である。
第1変形例に係るヘッド42に設けられた噴霧端片42dの端片本体42jにおいて2箇所に形成されたガス噴出部42fは、図6に示すように、正面視コの字状に形成されている。2箇所のガス噴出部42fは、2本の吐出パイプ12eに開放側を向けるように形成されている。換言すると、ガス噴出部42fの両端部は、吐出パイプ12eの薬液吐出口12gから吐出した薬液10を包み込むよう下方に延在している。
本変形例に係るヘッド42が有するコの字状のガス噴出部42fであっても、上記実施形態に係るヘッド12が有する円弧状のガス噴出部12fと同様の効果を奏することができる。具体的には、ヘッド42によっても、送気ガスGの噴出領域が広がるのを抑制しつつ、効果的に薬液10を混合できる。
また、ガス噴出部42fの両端部が、下方に延在して、第1薬液流通路Y1の薬液吐出口12gの中心c1と第2薬液流通路Y2の薬液吐出口12gの中心c2とを結ぶ線分s1における両端よりも内側の部位に近づくように形成されている。
このため、ガス噴出部42fを有するヘッド42は、上記実施形態に係るヘッド12と同様の効果を奏し得る。
具体的には、第1薬液流通路Y1及び第2薬液流通路Y2のそれぞれの薬液吐出口12gから吐出される薬液10が、これらから吐出された後の早い段階で混合することをガス噴出部42fの両端部(近接部)から噴出した送気ガスGによって回避することができる。
(第2変形例)
次に、第2変形例に係るヘッド52について図7を主に参照して説明する。図7は、第2変形例に係るヘッド52の正面図である。
第2変形例に係るヘッド52に設けられた噴霧端片52dの端片本体52jにおいて1箇所に形成されたガス噴出部52fは、図7に示すように、正面視T字状に形成されている。換言すると、ガス噴出部52fの中央部が、下方に延在して、第1薬液流通路Y1の薬液吐出口12gの中心c1と第2薬液流通路Y2の薬液吐出口12gの中心c2とを結ぶ線分s1における両端よりも内側の部位に近づくように形成されている。
このため、ヘッド52は、上記実施形態に係るヘッド12、第1変形例に係るヘッド42と同様の効果を奏し得る。具体的には、第1薬液流通路Y1及び第2薬液流通路Y2のそれぞれの薬液吐出口12gから吐出される薬液10が、これらから吐出された後の早い段階で混合することを、ガス噴出部52fの中央部(近接部)から噴出した送気ガスGによって回避することができる。
特に、ガス噴出部52fが形成されているのが1箇所のみであるため、ヘッド52の製造を容易にすることができる。
なお、正面視において、ガス噴出部52fの両端部を、ガス噴出部52fの中央部と同様に下方に延在していてもよい。このようにすれば、ガス噴出部12fやガス噴出部42fと同様に、送気ガスGの噴出領域が広がるのを抑制しつつ、効果的に薬液10を混合できることとなる。
(第3変形例)
第3変形例に係るヘッド62について図8を主に参照して説明する。図8は、第3変形例に係るヘッド62の正面図である。
上記実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1においては、混合して接着剤として機能する2種類の薬液10を噴霧・混合させるため、プランジャ7、シリンジ17、薬液流通管3、4、吐出パイプ12e等の対を成すものを備えるものであった。
第3変形例に係るヘッド62を備える生体用薬液注入用具は、1種類の薬液を噴霧するものであり、上記の生体組織接着剤塗布用具1の対を成す部材を、それぞれ1つのみ備えるものである。
ヘッド62における噴霧端片62dが備える端片本体62jには、円弧状のガス噴出部62fが1箇所にのみ形成されている。ガス噴出部62fは、正面視において1本の吐出パイプ12eの外周に沿うように形成されている。
このように、本発明は生体組織接着剤塗布用具に係るものに限定されず、1本の吐出パイプ12eによって薬液10を噴霧するような生体用薬液注入具であってもよい。このような生体用薬液注入具でも、上記実施形態に係る生体組織接着剤塗布用具1と同様に、ガス噴出部62fからの送気ガスGの噴出をノズルXの軸心方向に対して斜め方向とすることができる。より具体的には、吐出パイプ12eをノズルXの軸心方向に沿って形成したとしてもノズルXの軸心方向に対して斜めに薬液10を噴霧可能である。
上記実施形態は、以下の技術思想を包含するものである。
(1)内部に空間を有するノズルと、
該ノズルの内部の前記空間を通り、薬液が注入される薬液注入部と前記薬液が吐出される薬液吐出部とを有して前記薬液を流通させる薬液流通路と、を備え、
前記ノズルには、
前記空間内にガスを注入するためのガス注入部と、
前記薬液吐出部の近傍にあり、前記ガス注入部から前記空間内に充填された前記ガスを噴射し、前記薬液流通路の前記薬液吐出部から吐出される前記薬液を霧状に噴霧するガス噴出部と、が設けられており、
該ガス噴出部の噴出方向と前記ノズルの軸心方向との成す角度は、前記薬液吐出部の吐出方向と前記ノズルの軸心方向との成す角度よりも大きく、
前記ガス噴出部からの前記ガスの噴出方向と前記薬液吐出部からの前記薬液の吐出方向とは、前記薬液が前記薬液吐出部から吐出した先において斜めに交差していることを特徴とする生体用薬液注入用具。
(2)前記薬液流通路は複数設けられており、
前記ガス噴出部は、前記複数の薬液流通路におけるそれぞれの前記薬液吐出部から吐出した前記薬液同士を霧状に噴霧混合する前記ガスを、前記薬液吐出部の先端開口を正面に見て、前記複数の薬液流通路の並び方向に交差する方向に噴射する(1)に記載の生体用薬液注入用具。
(3)前記薬液吐出部は、前記薬液の吐出方向に沿って延在しており、
前記ガス噴出部は、前記薬液吐出部による前記薬液の吐出先に向かうように延在している(1)又は(2)に記載の生体用薬液注入用具。
(4)前記ガス噴出部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記薬液吐出部から離れた位置に形成されている(1)から(3)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(5)前記薬液流通路は、第1薬液流通路と第2薬液流通路とを備え、
前記ガス噴出部の少なくとも一部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記第1薬液流通路の前記薬液吐出部の中心と前記第2薬液流通路の前記薬液吐出部の中心とを結ぶ線分における両端よりも内側の部位に近づくように形成されている(1)から(4)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(6)前記ガス噴出部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記薬液吐出部を中心とする周回方向の一部に非周回状に形成されており、
前記ノズルは、前記薬液注入部が設けられた第1部材と、前記薬液吐出部及び前記ガス噴出部が一体成形された第2部材と、を備える(1)から(5)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(7)前記ガス噴出部を挟んで、前記薬液吐出部が設けられている部位とは逆側の部位に設けられた庇部を更に備え、
該庇部は、前記薬液の吐出方向を基準として、前記薬液吐出部の先端よりも遠位側に突出して形成されている(1)から(6)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(8)前記ガス噴出部の先端開口は、円弧状に形成されており、前記薬液吐出部に沿うように形成されている(1)から(7)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
(9)前記ガス噴出部の先端開口は、前記薬液吐出部の中心を同心とする中心角20°から50°の円弧状に形成されている(8)に記載の生体用薬液注入用具。
(10)前記薬液吐出部の先端面は、前記ガス噴出部からの前記ガスの噴出方向に沿って形成されている(1)から(9)のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
1 生体組織接着剤塗布用具(生体用薬液注入用具)
2 ノズル本体(第1部材)
2d シリンジ装着口(薬液注入部、薬液流通路)
2g ガス注入部
2s 空間
3 薬液流通管(第1薬液流通路、薬液流通路)
4 薬液流通管(第2薬液流通路、薬液流通路)
7 プランジャ
8 プランジャホルダ
9 エアフィルタ
9a 接続口
10 薬液
11 延長部
11c ライン
12 ヘッド
12b ヘッド本体
12c 内面
12d 噴霧端片(第2部材)
12e 吐出パイプ(薬液吐出部、薬液流通路)
12f ガス噴出部
12fa 基端側上縁
12fb 先端側下縁
12g 薬液吐出口
12h 嵌合部
12i 庇部
12j 端片本体
12k 先端面
17 シリンジ
30 レギュレータ
31 送気チューブ
31a、31b コネクタ
42 ヘッド
42d 噴霧端片(第2部材)
42f ガス噴出部
42j 端片本体
52 ヘッド
52d 噴霧端片(第2部材)
52f ガス噴出部
52j 端片本体
62 ヘッド
62d 噴霧端片(第2部材)
62f ガス噴出部
62j 端片本体
c1、c2 中心
s1 線分
G 送気ガス
X ノズル
Y 薬液流通路
Y1 第1薬液流通路
Y2 第2薬液流通路

Claims (10)

  1. 内部に空間を有するノズルと、
    該ノズルの内部の前記空間を通り、薬液が注入される薬液注入部と前記薬液が吐出される薬液吐出部とを有して前記薬液を流通させる薬液流通路と、を備え、
    前記ノズルには、
    前記空間内にガスを注入するためのガス注入部と、
    前記薬液吐出部の近傍にあり、前記ガス注入部から前記空間内に充填された前記ガスを噴射し、前記薬液流通路の前記薬液吐出部から吐出される前記薬液を霧状に噴霧するガス噴出部と、が設けられており、
    該ガス噴出部の噴出方向と前記ノズルの軸心方向との成す角度は、前記薬液吐出部の吐出方向と前記ノズルの軸心方向との成す角度よりも大きく、
    前記ガス噴出部からの前記ガスの噴出方向と前記薬液吐出部からの前記薬液の吐出方向とは、前記薬液が前記薬液吐出部から吐出した先において斜めに交差していることを特徴とする生体用薬液注入用具。
  2. 前記薬液流通路は複数設けられており、
    前記ガス噴出部は、前記複数の薬液流通路におけるそれぞれの前記薬液吐出部から吐出した前記薬液同士を霧状に噴霧混合する前記ガスを、前記薬液吐出部の先端開口を正面に見て、前記複数の薬液流通路の並び方向に交差する方向に噴射する請求項1に記載の生体用薬液注入用具。
  3. 前記薬液吐出部は、前記薬液の吐出方向に沿って延在しており、
    前記ガス噴出部は、前記薬液吐出部による前記薬液の吐出先に向かうように延在している請求項1又は2に記載の生体用薬液注入用具。
  4. 前記ガス噴出部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記薬液吐出部から離れた位置に形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
  5. 前記薬液流通路は、第1薬液流通路と第2薬液流通路とを備え、
    前記ガス噴出部の少なくとも一部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記第1薬液流通路の前記薬液吐出部の中心と前記第2薬液流通路の前記薬液吐出部の中心とを結ぶ線分における両端よりも内側の部位に近づくように形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
  6. 前記ガス噴出部は、前記ガス噴出部の先端開口を正面に見て、前記薬液吐出部を中心とする周回方向の一部に非周回状に形成されており、
    前記ノズルは、前記薬液注入部が設けられた第1部材と、前記薬液吐出部及び前記ガス噴出部が一体成形された第2部材と、を備える請求項1から5のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
  7. 前記ガス噴出部を挟んで、前記薬液吐出部が設けられている部位とは逆側の部位に設けられた庇部を更に備え、
    該庇部は、前記薬液の吐出方向を基準として、前記薬液吐出部の先端よりも遠位側に突出して形成されている請求項1から6のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
  8. 前記ガス噴出部の先端開口は、円弧状に形成されており、前記薬液吐出部に沿うように形成されている請求項1から7のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
  9. 前記ガス噴出部の先端開口は、前記薬液吐出部の中心を同心とする中心角20°から50°の円弧状に形成されている請求項8に記載の生体用薬液注入用具。
  10. 前記薬液吐出部の先端面は、前記ガス噴出部からの前記ガスの噴出方向に沿って形成されている請求項1から9のいずれか一項に記載の生体用薬液注入用具。
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