JP2019016621A - コイル部品用コア、及び、コイル部品 - Google Patents
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Abstract
Description
前記複数のコア片には、
互いに対向して配置されている第1板コア及び第2板コアと、
前記第1板コアと前記第2板コアとの対向間隔に配置されている中芯コアと、
前記第1板コアと前記第2板コアとの対向間隔に配置され、前記中芯コアが挿通されているリングコアと、
が含まれ、
前記複数のコア片のうち互いに隣接して配置されているコア片どうしの間に、それぞれ非磁性ギャップが形成されているコイル部品用コアが提供される。
先ず、図1から図5を用いて第1実施形態について説明する。
図2は中芯コア30(第1中芯コア31及び第2中芯コア32)の軸心に沿ったコイル部品用コア100の断面図である。
図3においては、コイル部品200の構成のうち、第2板コア20、第1スペーサ61及び第2スペーサ62を、コイル部品200における他部から分離させて示している。
図4は中芯コア30(第1中芯コア31及び第2中芯コア32)の軸心に沿ったコイル部品200の断面図である。
複数のコア片には、互いに対向して配置されている第1板コア10及び第2板コア20と、第1板コア10と第2板コア20との対向間隔に配置されている中芯コア30と、第1板コア10と第2板コア20との対向間隔に配置されていて中芯コア30が挿通されているリングコア40と、が含まれ、複数のコア片のうち互いに隣接して配置されているコア片どうしの間に、それぞれ非磁性ギャップ50が形成されている。
すなわち、図2に示すように、第1板コア10と中芯コア30との間(第1板コア10と第1中芯コア31との間)、第2板コア20と中芯コア30との間(第1板コア10と第2中芯コア32との間)、第1板コア10とリングコア40との間(第1板コア10と第1リングコア41との間)、及び、第2板コア20とリングコア40(第2板コア20と第2リングコア42との間)との間に、それぞれ非磁性ギャップ50が形成されている。
また、コイル部品用コア100の複数箇所に分散して配置された非磁性ギャップ50を有する構造となるため、コイル部品用コア100の直流重畳特性も良好となる。
例えば、第1板コア10の厚み寸法と第2板コア20の厚み寸法とは互いに等しい。ただし、第1板コア10の厚み寸法と第2板コア20の厚み寸法とは互いに異なっていてもよい。
これにより、コイル部品用コア100の直流重畳特性の更なる向上が期待できる。
例えば、第1リングコア41の厚み寸法と第2リングコア42の厚み寸法とは互いに等しい。例えば、第1リングコア41及び第2リングコア42の厚み寸法は、第1板コア10及び第2板コア20の厚み寸法と等しい。
ただし、第1リングコア41の厚み寸法と第2リングコア42の厚み寸法とは互いに異なっていてもよい。また、第1リングコア41及び第2リングコア42の厚み寸法と、第1板コア10及び第2板コア20の厚み寸法とは、互いに異なっていてもよい。
すなわち、中芯コア30の軸心方向において、第1中芯コア31の寸法と第1リングコア41の寸法とが互いに等しく、第2中芯コア32の寸法と第2リングコア42の寸法とが互いに等しい。
同様に、第2中芯コア32の軸心方向における第2中芯コア32の一方の端面と、第2リングコア42の一方の面とが同一面上に配置されており、第2中芯コア32の軸心方向における第2中芯コア32の他方の端面と、第2リングコア42の他方の面とが同一面上に配置されている。
すなわち、コイル部品用コア100が備える複数のコア片の各々は、例えば、金属磁性粉末材料を含んで構成されたダストコアである。各コア片の材料は、例えば、純鉄の磁性粉末や、鉄を主成分としクロム、シリコン、マンガンなどを添加した金属磁性粉末と、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、水ガラスなどのバインダーとの混合物に、必要に応じて溶剤(ターピネオールなど)を添加して加圧成形され、その後熱硬化または高温で焼成して製造されている。また、コア材に交流磁界が印加された時に大きな渦電流が発生すると高周波特性が劣化するため、周波数1MHz以上でインダクタとして機能するためには、コア材の体積抵抗率は1×103Ω・m以上が望ましい。
ただし、本発明は、この例に限らず、コイル部品用コア100が備える複数のコア片の各々は、フェライト材料により構成されたフェライトコアであってもよい。
複数のコア片の各々は、フェライトコアであるよりも、ダストコアであることが好ましい。
本実施形態の場合、第1板コア10とリングコア40(第1リングコア41)との間と、第2板コア20とリングコア40(第2リングコア42)との間に、それぞれ第1スペーサ61が介装されている。第1スペーサ61は、例えば、平坦なシート状に形成されている。
第1スペーサ61の平面形状は、例えば、リングコア40(第1リングコア41及び第2リングコア42)の平面形状と同じである。
本実施形態の場合、第1板コア10と中芯コア30(第1中芯コア31)との間と、第2板コア20と中芯コア30(第2中芯コア32)との間に、それぞれ第2スペーサ62が介装されている。第2スペーサ62は、例えば、平坦なシート状に形成されている。
第2スペーサ62の平面形状は、例えば、中芯コア30(第1中芯コア31及び第2中芯コア32)の平面形状と同じである。
すなわち、図2に示すように、第1板コア10と第1リングコア41との間の第1スペーサ61と、第1板コア10と第1中芯コア31との間の第2スペーサ62と、が同一平面上に配置されている。また、第2板コア20と第2リングコア42との間の第1スペーサ61と第2板コア20と第2中芯コア32との間の第2スペーサ62と、が同一平面上に配置されている。
第1スペーサ61の厚み寸法と第2スペーサ62の厚み寸法とは互いに等しく設定されている。
第3スペーサ63の平面形状は、例えば、リングコア40(第1リングコア41及び第2リングコア42)の平面形状と同じである。
また、第1中芯コア31と第2中芯コア32との間には、非磁性材料により構成されている第4スペーサ64が介装されており、第4スペーサ64により、第1中芯コア31と第2中芯コア32との間の非磁性ギャップ50が構成されている。
第4スペーサ64の平面形状は、例えば、中芯コア30(第1中芯コア31及び第2中芯コア32)の平面形状と同じである。
第1引出配線部72及び第2引出配線部73は、これら第1引出配線部72及び第2引出配線部73においてワイヤ引出溝43内に配置されている部分とコイル部品用コア100の外部に引き出されている部分との境界で折り曲げられている。第1引出配線部72及び第2引出配線部73においてコイル部品用コア100の外部に引き出されている部分は、コイル部品用コア100の側面に沿って延在(例えば、中芯コア30の軸心方向に対して平行に延在)している。
第1電極74は、第1引出配線部72の端部をコイル部品用コア100の側方から覆うことによって、該端部と接触し、第1引出配線部72と電気的に接続されている。
同様に、第2電極75は、第2引出配線部73の端部をコイル部品用コア100の側方から覆うことによって、該端部と接触し、第2引出配線部73と電気的に接続されている。
第1電極74及び第2電極75は、金属板を断面L字状に折り曲げて、コイル部品用コア100の側面から底面に亘って接着することによって設けられている。
また、第1電極74と第1引出配線部72、並びに、第2電極75と第2引出配線部73は、半田接合されている。
第1電極74及び第2電極75の幅(図4の紙面における奥行き方向の寸法)は、ワイヤ71の外径よりも大きい。
このような構成により、コイル部品200の渦電流損失を低減することができる。
図4に示すように、磁路80は、中芯コア30(第1中芯コア31及び第2中芯コア32)内においては、中芯コア30の軸心と中芯コア30の外周面との中間位置において、中芯コア30の軸心に対して平行に延びる。
図4及び図5に示すように、磁路80は、第1板コア10内においては、第1板コア10の厚み方向における中間位置において、放射状に延びる。
図4に示すように、磁路80は、リングコア40(第1リングコア41及び第2リングコア42)内においては、リングコア40の内周面(開口41a及び開口42aの内周面)と外周面との中間位置において、中芯コア30の軸心に対して平行に延びる。
第1板コア10の厚み寸法をa、第2板コア20の厚み寸法をb、第1中芯コア31の厚み寸法(軸心方向における寸法)及び第1リングコア41の厚み寸法をc、第2中芯コア32の厚み寸法(軸心方向における寸法)及び第2リングコア42の厚み寸法をd、第1板コア10と第1中芯コア31及び第1リングコア41との間の第1スペーサ61及び第2スペーサ62の厚み寸法をe、第2板コア20と第2中芯コア32及び第2リングコア42との間の第1スペーサ61及び第2スペーサ62の厚み寸法をf、第3スペーサ63及び第4スペーサ64の厚み寸法をg、第1中芯コア31及び第2中芯コア32の外径を4h、平面視における第1板コア10及び第2板コア20の一辺の長さを4i、第1リングコア41及び第2リングコア42の開口41a及び開口42aの内径を4jとすると、全磁路長は、{a+b+2c+2d+2e+2f+2g+2(i+j−h)}となる。
本実施形態の場合は、図4に示すように、一連の磁路80には、第1板コア10と第1中芯コア31との間の非磁性ギャップ50と、第1中芯コア31と第2中芯コア32との間の非磁性ギャップ50と、第2中芯コア32と第2板コア20との間の非磁性ギャップ50と、第2板コア20と第2リングコア42との間の非磁性ギャップ50と、第2リングコア42と第1リングコア41との間の非磁性ギャップ50と、第1リングコア41と第1板コア10との間の非磁性ギャップ50と、の合計6つの非磁性ギャップ50が、この順に形成されている。
次に、図6から図9を用いて第2実施形態を説明する。
図7は中芯コア30の軸心に沿ったコイル部品用コア100の断面図である。
図8においては、コイル部品200の構成のうち、第2板コア20、第1スペーサ61及び第2スペーサ62を、コイル部品200における他部から分離させて示している。
図9は中芯コア30の軸心に沿ったコイル部品200の断面図である。
次に、図10及び図11を用いて第3実施形態を説明する。
図11は中芯コア30(第1中芯コア31及び第2中芯コア32)の軸心に沿ったコイル部品200の断面図である。
本実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200と同様に構成されている。
スペーサ65は、粘着剤、又は、両面テープなどの、粘着性を有するものであることが挙げられる。
次に、図12を用いて第4実施形態を説明する。
図12は中芯コア30の軸心に沿ったコイル部品200の断面図である。
本実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200と同様に構成されている。
例えば、図12に示すように、中芯コア30の軸方向における中芯コア30の寸法の方が、リングコア40の厚み寸法よりも大きい。
より詳細には、コイル部品用コア100及びコイル部品200は単一の中芯コア30を備えており、第4スペーサ64(図2参照)を備えていない。中芯コア30の軸心方向における中芯コア30の寸法は、第1リングコア41の厚み寸法と第2リングコア42の厚み寸法と第3スペーサ63の厚み寸法との和に等しい。
次に、図13を用いて第5実施形態を説明する。
図13は中芯コア30の軸心に沿ったコイル部品200の断面図である。
本実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200は、以下に説明する点で、上記の第2実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200(図6〜図9)と相違しており、その他の点では、上記の第2実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200と同様に構成されている。
そして、第1板コア10と中芯コア30との間、並びに、第2板コア20と中芯コア30との間に、それぞれ非磁性ギャップ50が形成されている。すなわち、第1板コア10の開口10aの内周面と中芯コア30の一端部の外周面との間、並びに、第2板コア20の開口20aの内周面と中芯コア30の他端部の外周面との間に、それぞれ非磁性ギャップ50を構成するスペーサ68が介装されている。各スペーサ68は、粘着剤、又は、両面テープなどの、粘着性を有するものであることが挙げられる。または、熱硬化性の粘着性のある樹脂が塗布された両面テープも良い。また、クリップなどのような保持手段が別途取り付けられる場合、単に、粘着性を有さない非磁性の材料でも良い。
本実施形態によれば、第1板コア10及び第2板コア20を通過する磁路長を短くできるため、コイル部品用コア100及びコイル部品200の直流重畳特性の更なる向上が可能である。
また、第1板コア10と第2板コア20とのうち一方にのみ中央部に開口が形成されていて、当該開口に中芯コア30の一方の端部が挿入されていてもよい。
次に、図14及び図15を用いて第6実施形態を説明する。
図15においては、コイル部品200の構成のうち、第2板コア20、第1スペーサ61及び第2スペーサ62を、コイル部品200における他部から分離させて示している。
本実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200と同様に構成されている。
このような構成を実現するために、図14に示すように、ワイヤ引出溝43が、第2リングコア42における第2板コア20側の面ではなく、第1リングコア41における第1板コア10側の面に形成されている。
次に、図16を用いて第7実施形態を説明する。
図16は中芯コア30(第1中芯コア31及び第2中芯コア32)の軸心に沿ったコイル部品200の断面図である。
本実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係るコイル部品用コア100及びコイル部品200と同様に構成されている。
すなわち、中芯コア30(第1中芯コア31及び第2中芯コア32)の軸心方向におけるリングコア40(第1リングコア41及び第2リングコア42)の寸法よりも、中芯コア30の軸心方向における第1板コア10又は第2板コア20の寸法が大きい。
これにより、第1板コア10及び第2板コア20において、磁路方向に対して直交する断面積を十分に確保できることから、コイル部品用コア100及びコイル部品200の直流重畳特性を向上させることができる。
図17に示すように、実施例1〜6及び13のコイル部品の構造は、第1構造である。第1構造は、上記の第1実施形態の構造(図4)であり、磁路には6箇所の非磁性ギャップが形成されている(ギャップ数=6)。
実施例7〜12及び14のコイル部品の構造は、第2構造である。第2構造は、上記の第2実施形態の構造(図9)であり、磁路には4箇所の非磁性ギャップが形成されている(ギャップ数=4)。
また、実施例13のコイル部品の各コア片は、それぞれフェライトにより実施例1〜6の各コア片と同じ形状に作製し、比透磁率を1100とした。
また、実施例14のコイル部品の各コア片は、それぞれフェライトにより実施例7〜12の各コア片と同じ形状に作製し、比透磁率を1100とした。
比較例2(第4構造)のコイル部品の各コア片は、実施例7の第2板コアを備えている他に、実施例7の中芯コア、リングコア及び第1板コアが一体化したポット型コアを備えている。比較例2においては、中芯コアと第2板コアとの間に非磁性ギャップが形成されているが、リングコアと第2板コアとは接触しておりそれらの間に非磁性ギャップは形成されていない。また、比較例2のコイル部品の各コア片の比透磁率は40とした。
比較例3(第5構造)のコイル部品としては、各コア片どうしが接していて、ギャップ幅が0mmである(つまり非磁性ギャップを有さない)点と、各コア片の比透磁率が25である点で、実施例1のコイル部品と相違する構成のものを用いた。
比較例4(第6構造)のコイル部品としては、各コア片どうしが接していて、ギャップ幅が0mmである(つまり非磁性ギャップを有さない)点と、各コア片の比透磁率が25である点で、実施例7のコイル部品と相違する構成のものを用いた。
比較例3、4のようなギャップ幅が0mmの構成は、上記各実施形態のような非磁性ギャップを有する構成には該当しない。
比較例5(第4構造)のコイル部品の各コア片は、実施例13の第2板コアを備えている他に、実施例13の中芯コア、リングコア及び第1板コアが一体化したポット型コアを備えている。比較例5においては、中芯コアと第2板コアとの間に非磁性ギャップが形成されているが、リングコアと第2板コアとは接触しておりそれらの間に非磁性ギャップは形成されていない。また、比較例5のコイル部品の各コア片の比透磁率は1100とした。
比較例1、3、4を除く各例では、各コア片どうしの間に、コア形状に打ち抜いた適宜の厚さのPETフィルムをスペーサとして介装して非磁性ギャップを形成し、初期のインダクタンス値(図17中の初期L値)を約10μHに調整した。
また、比較例1、3、4においても、初期のインダクタンス値(図17中の初期L値)を約10μHに調整した。
また、コイルの両端部は、リングコアのワイヤ引出溝を介して外部に導出し、電極(第1電極、第2電極)に接続した。電極は、コイル部品の底面と側面に絶縁塗装を施した上に接着剤で固定した。またこの電極は、非磁性ギャップの漏れ磁束の影響を避けるため、非磁性ギャップ部をまたがないように配置した。
図17に示すAからDの判定は、各コアの材料が金属磁性粉末材料を含むもの(比較例1〜4、実施例1〜12)については、直流重畳特性が9.5以上のものをAとし、9.5未満のものをCとした。
また、各コアの材料がフェライトのもの(比較例5、実施例13、14)については、直流重畳特性が8.0以上のものをBとし、8.0未満のものをDとした。
各実施例1〜12の判定はAとなった。一方、各比較例1〜4の判定はCとなった。各実施例1〜12及び各比較例1〜4は、コアの材料が金属磁性粉末材料を含む例であるが、各実施例1〜12では、比較例1〜4と比べて直流重畳特性が向上することが分かった。
また、各実施例13、14の判定はBとなった。一方、比較例5の判定はDとなった。各実施例13、14と比較例5はそれぞれフェライトコアを用いた例であるが、各実施例13、14では、比較例5と比べて直流重畳特性が2倍以上に向上することが分かった。
図18から、各実施例では、約10(A)以上の良好な直流重畳特性が得られている。比透磁率が45以上では比透磁率が40以下の場合と比べて直流重畳特性が飛躍的に向上したことが分かる。また、比透磁率が55以上では比透磁率が50以下の場合と比べて直流重畳特性が更に飛躍的に向上したことが分かる。
(1)複数のコア片を備えて構成されたコイル部品用コアであって、
前記複数のコア片には、
互いに対向して配置されている第1板コア及び第2板コアと、
前記第1板コアと前記第2板コアとの対向間隔に配置されている中芯コアと、
前記第1板コアと前記第2板コアとの対向間隔に配置され、前記中芯コアが挿通されているリングコアと、
が含まれ、
前記複数のコア片のうち互いに隣接して配置されているコア片どうしの間に、それぞれ非磁性ギャップが形成されているコイル部品用コア。
(2)互いに積層して配置されている複数の前記リングコアを備え、前記複数のリングコアどうしの間にも前記非磁性ギャップが形成されている(1)に記載のコイル部品用コア。
(3)互いに同軸に連ねて配置されている複数の前記中芯コアを備え、前記複数の中芯コアどうしの間にも前記非磁性ギャップが形成されている(1)又は(2)に記載のコイル部品用コア。
(4)前記中芯コアの軸心方向における前記中芯コアの寸法と前記リングコアの寸法とが互いに等しい(1)から(3)のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
(5)前記中芯コアの高さが前記リングコアの高さと異なることを特徴とする(1)又は(2)に記載のコイル部品用コア。
(6)前記第1板コアと前記リングコアとの間と、前記第2板コアと前記リングコアとの間と、の少なくとも一方に、非磁性材料により構成されていて前記非磁性ギャップを構成する第1スペーサが介装されている(1)から(5)のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
(7)前記第1板コアと前記中芯コアとの間と、前記第2板コアと前記中芯コアとの間と、の少なくとも一方に、非磁性材料により構成されていて前記非磁性ギャップを構成する第2スペーサが介装されている(1)から(6)のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
(8)前記第1板コアと前記リングコアとの間と、前記第2板コアと前記リングコアとの間と、の少なくとも一方に、非磁性材料により構成された第1スペーサが介装されており、
前記第1板コアと前記中芯コアとの間と、前記第2板コアと前記中芯コアとの間と、の少なくとも一方に、非磁性材料により構成された第2スペーサが介装されており、
一の前記第1スペーサと一の前記第2スペーサとが同一平面上に配置されている(1)から(5)のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
(9)前記第1スペーサと前記第2スペーサとが一のシート状のスペーサの一部分ずつにより構成されている(8)に記載のコイル部品用コア。
(10)前記第1スペーサは粘着性を有するものである(6)、(8)又は(9)のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
(11)前記第2スペーサは粘着性を有するものである(7)から(9)のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
(12)前記複数のコア片の各々が、金属磁性粉末材料を含んで構成されている(1)から(11)のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
(13)前記中芯コアの軸心方向における前記リングコアの寸法よりも、前記中芯コアの軸心方向における前記第1板コア又は前記第2板コアの寸法が大きい(1)から(12)のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
(14)前記複数のコア片の各々の比透磁率が45以上である(1)から(13)のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
(15)前記複数のコア片の各々の飽和磁束密度が600mT以上である(1)から(14)のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
(16)(1)から(15)のいずれか一項に記載のコイル部品用コアと、前記コイル部品用コアの前記中芯コアが挿通されているコイルと、を備えるコイル部品。
(17)当該コイル部品の全磁路長のうち、前記複数のコア片の個々のコア片を通過する磁路長が、いずれも前記全磁路長の25%以下である(16)に記載のコイル部品。
(18)当該コイル部品の全磁路長のうち、前記複数のコア片の個々のコア片を通過する磁路長が、いずれも前記全磁路長の20%以下である(16)又は(17)に記載のコイル部品。
(19)当該コイル部品の磁路には、6箇所以上の前記非磁性ギャップが形成されている(16)から(19)のいずれか一項に記載のコイル部品。
(20)前記コイルの一端部と他端部が、それぞれ、前記複数のコア片どうしの間を通って当該コイル部品の側面に個別に引き出されており、
当該コイル部品は、
当該コイル部品の底面から前記側面にかけて配置されているとともに前記コイルの一端部と電気的に接続されている第1電極と、
当該コイル部品の底面から前記側面にかけて配置されているとともに前記コイルの他端部と電気的に接続されている第2電極と、
を備え、
前記第1電極及び前記第2電極における当該コイル部品の側面に配置されている部分が、前記第2板コアの側面上で終端している(16)から(19)に記載のコイル部品。
10a 開口
20 第2板コア
20a 開口
30 中芯コア
31 第1中芯コア
32 第2中芯コア
40 リングコア
40a 開口
41 第1リングコア
41a 開口
42 第2リングコア
42a 開口
43 ワイヤ引出溝
50 非磁性ギャップ
61 第1スペーサ
62 第2スペーサ
63 第3スペーサ
64 第4スペーサ
65 スペーサ
66 接続部
68 スペーサ
70 コイル
71 ワイヤ
72 第1引出配線部(コイルの一端部)
73 第2引出配線部(コイルの他端部)
74 第1電極
75 第2電極
80 磁路
100 コイル部品用コア
200 コイル部品
Claims (20)
- 複数のコア片を備えて構成されたコイル部品用コアであって、
前記複数のコア片には、
互いに対向して配置されている第1板コア及び第2板コアと、
前記第1板コアと前記第2板コアとの対向間隔に配置されている中芯コアと、
前記第1板コアと前記第2板コアとの対向間隔に配置され、前記中芯コアが挿通されているリングコアと、
が含まれ、
前記複数のコア片のうち互いに隣接して配置されているコア片どうしの間に、それぞれ非磁性ギャップが形成されているコイル部品用コア。 - 互いに積層して配置されている複数の前記リングコアを備え、前記複数のリングコアどうしの間にも前記非磁性ギャップが形成されている請求項1に記載のコイル部品用コア。
- 互いに同軸に連ねて配置されている複数の前記中芯コアを備え、前記複数の中芯コアどうしの間にも前記非磁性ギャップが形成されている請求項1又は2に記載のコイル部品用コア。
- 前記中芯コアの軸心方向における前記中芯コアの寸法と前記リングコアの寸法とが互いに等しい請求項1から3のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
- 前記中芯コアの高さが前記リングコアの高さと異なることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル部品用コア。
- 前記第1板コアと前記リングコアとの間と、前記第2板コアと前記リングコアとの間と、の少なくとも一方に、非磁性材料により構成されていて前記非磁性ギャップを構成する第1スペーサが介装されている請求項1から5のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
- 前記第1板コアと前記中芯コアとの間と、前記第2板コアと前記中芯コアとの間と、の少なくとも一方に、非磁性材料により構成されていて前記非磁性ギャップを構成する第2スペーサが介装されている請求項1から6のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
- 前記第1板コアと前記リングコアとの間と、前記第2板コアと前記リングコアとの間と、の少なくとも一方に、非磁性材料により構成された第1スペーサが介装されており、
前記第1板コアと前記中芯コアとの間と、前記第2板コアと前記中芯コアとの間と、の少なくとも一方に、非磁性材料により構成された第2スペーサが介装されており、
一の前記第1スペーサと一の前記第2スペーサとが同一平面上に配置されている請求項1から5のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。 - 前記第1スペーサと前記第2スペーサとが一のシート状のスペーサの一部分ずつにより構成されている請求項8に記載のコイル部品用コア。
- 前記第1スペーサは粘着性を有するものである請求項6、8又は9のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
- 前記第2スペーサは粘着性を有するものである請求項7から9のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
- 前記複数のコア片の各々が、金属磁性粉末材料を含んで構成されている請求項1から11のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
- 前記中芯コアの軸心方向における前記リングコアの寸法よりも、前記中芯コアの軸心方向における前記第1板コア又は前記第2板コアの寸法が大きい請求項1から12のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
- 前記複数のコア片の各々の比透磁率が45以上である請求項1から13のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
- 前記複数のコア片の各々の飽和磁束密度が600mT以上である請求項1から14のいずれか一項に記載のコイル部品用コア。
- 請求項1から15のいずれか一項に記載のコイル部品用コアと、前記コイル部品用コアの前記中芯コアが挿通されているコイルと、を備えるコイル部品。
- 当該コイル部品の全磁路長のうち、前記複数のコア片の個々のコア片を通過する磁路長が、いずれも前記全磁路長の25%以下である請求項16に記載のコイル部品。
- 当該コイル部品の全磁路長のうち、前記複数のコア片の個々のコア片を通過する磁路長が、いずれも前記全磁路長の20%以下である請求項16又は17に記載のコイル部品。
- 当該コイル部品の磁路には、6箇所以上の前記非磁性ギャップが形成されている請求項16から18のいずれか一項に記載のコイル部品。
- 前記コイルの一端部と他端部が、それぞれ、前記複数のコア片どうしの間を通って当該コイル部品の側面に個別に引き出されており、
当該コイル部品は、
当該コイル部品の底面から前記側面にかけて配置されているとともに前記コイルの一端部と電気的に接続されている第1電極と、
当該コイル部品の底面から前記側面にかけて配置されているとともに前記コイルの他端部と電気的に接続されている第2電極と、
を備え、
前記第1電極及び前記第2電極における当該コイル部品の側面に配置されている部分が、前記第2板コアの側面上で終端している請求項16から19のいずれか一項に記載のコイル部品。
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