JP2019147724A - 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子 - Google Patents
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具体的には、本発明は以下のようなものを提供する。
SiO2成分を0%超15.0%以下、
B2O3成分を0%超18.0%以下、
La2O3成分を40.0〜65.0%、
TiO2成分を1.0〜23.0%
含有し、
1.90以上2.10以下の屈折率(nd)を有し、23以上35以下のアッベ数(νd)を有し、
厚み10mmのサンプルで分光透過率5%を示す最も短い波長(λ5)が400nm以下であり、
相対屈折率(589.29nm)の温度係数(40〜60℃)が、+8.0×10−6(℃−1)又はそれよりも低い値である光学ガラス。
Nb2O5成分 0〜22.0%、
Y2O3成分 0〜17.0%、
ZrO2成分 0〜15.0%、
である(1)に記載の光学ガラス。
Gd2O3成分 0〜10.0%、
Yb2O3成分 0〜10.0%
Ta2O5成分 0〜10.0%、
WO3成分 0〜10.0%、
ZnO成分 0〜10.0%、
MgO成分 0〜10.0%、
CaO成分 0〜10.0%、
SrO成分 0〜10.0%、
BaO成分 0〜10.0%、
Li2O成分 0〜10.0%、
Na2O成分 0〜10.0%、
K2O成分 0〜10.0%、
P2O5成分 0〜10.0%、
GeO2成分 0〜10.0%、
Al2O3成分 0〜10.0%、
Ga2O3成分 0〜10.0%、
Bi2O3成分 0〜10.0%、
TeO2成分 0〜10.0%、
SnO2成分 0〜3.0%、
Sb2O3成分 0〜1.0%
であり、
上記各元素の1種又は2種以上の酸化物の一部又は全部と置換した弗化物のFとしての含有量が0〜10.0質量%である(1)又は(2)記載の光学ガラス。
Ln2O3成分(式中、LnはLa、Gd、Y、Ybからなる群より選択される1種以上)の含有量の和が45.0%以上68.0%以下であり、
RO成分(式中、RはMg、Ca、Sr、Ba、Znからなる群より選択される1種以上)の含有量の和が0〜10.0%であり、
Rn2O成分(式中、RnはLi、Na、Kからなる群より選択される1種以上)の含有量の和が0〜10.0%である(1)から(3)のいずれか記載の光学ガラス。
本発明の光学ガラスを構成する各成分の組成範囲を以下に述べる。本明細書中において、各成分の含有量は、特に断りがない場合、全て酸化物換算組成の全質量に対する質量%で表示されるものとする。ここで、「酸化物換算組成」は、本発明のガラス構成成分の原料として使用される酸化物、複合塩、金属弗化物等が熔融時に全て分解され酸化物へ変化すると仮定した場合に、当該生成酸化物の総質量を100質量%として、ガラス中に含有される各成分を表記した組成である。
SiO2成分は、ガラス形成酸化物として必須の成分である。特に、SiO2成分を0%超含有することで、ガラスの安定性を高めて量産に耐えるガラスを得易くする成分でもある。また、熔融ガラスの粘度を高め、ガラスの着色を低減することができる。従って、SiO2成分の含有量は、好ましくは0%超、より好ましくは1.0%超、さらに好ましくは3.0%超、さらに好ましくは4.0%超とする。
他方で、SiO2成分の含有量を15.0%以下にすることで、ガラス転移点の上昇を抑えられ、且つ屈折率の低下を抑えられる。従って、SiO2成分の含有量は、好ましくは15.0%以下、より好ましくは12.0%未満、さらに好ましくは10.0%未満、さらに好ましくは8.0%未満、さらに好ましくは6.0%未満、さらに好ましくは5.0%未満とする。
一方、B2O3成分の含有量を18.0%以下にすることで、より大きな屈折率を得易くでき、且つ化学的耐久性の悪化を抑えられる。従って、B2O3成分の含有量は、好ましくは18.0%以下、より好ましくは15.0%未満、さらに好ましくは13.0%未満、さらに好ましくは9.5%以下、さらに好ましくは9.0%未満とする。
一方、La2O3成分の含有量を65.0%以下にすることで、ガラスの安定性を高めることで失透を低減できる。また、ガラス原料の熔解性を高められる。従って、La2O3成分の含有量は、好ましくは65.0%以下、より好ましくは60.0%未満、さらに好ましくは58.0%未満、さらに好ましくは55.0%未満とする。
他方で、TiO2成分の含有量を23.0%以下にすることで、TiO2成分の過剰な含有による失透を低減でき、ガラスの可視光(特に波長500nm以下)に対する透過率の低下を抑えられる。また、これによりアッベ数の低下を抑えられる。従って、TiO2成分の含有量は、好ましくは23.0%以下、より好ましくは20.0%未満、さらに好ましくは17.0%未満、さらに好ましくは14.0%未満とする。
他方で、Nb2O5成分の含有量を22.0%以下にすることで、ガラスの材料コストを抑えられ、アッベ数の低下を抑えられる。また、Nb2O5成分の過剰な含有による失透を低減でき、且つ、ガラスの可視光(特に波長500nm以下)に対する透過率の低下を抑えられる。従って、Nb2O5成分の含有量は、好ましくは22.0%以下、より好ましくは20.0%未満、さらに好ましくは15.0%未満、さらに好ましくは12.0%未満とする。
他方で、Y2O3成分の含有量を17.0%以下にすることで、ガラスの屈折率の低下を抑えられ、且つガラスの安定性を高められる。また、ガラス原料の熔解性の悪化を抑えられる。従って、Y2O3成分の含有量は、好ましくは17.0%以下、より好ましくは15.0%未満、さらに好ましくは12.0%未満、さらに好ましくは10.0%未満、さらに好ましくは8.0%未満とする。
他方で、ZrO2成分の含有量を15.0%以下にすることで、ZrO2成分の過剰な含有による失透を低減できる。従って、ZrO2成分の含有量は、好ましくは15.0%以下、より好ましくは12.0%未満、さらに好ましくは10.0%未満、さらに好ましくは7.0%未満とする。
しかしながら、Gd2O3成分、Yb2O3成分及びLu2O3成分は原料価格が高く、その含有量が多いと生産コストが上昇し、且つ、ガラスの比重が増大する。従って、Gd2O3成分及びYb2O3成分の含有量は、それぞれ好ましくは10.0%以下、より好ましくは7.0%未満、さらに好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは4.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満とする。特に材料コストを低減させる観点では、これらの成分の少なくともいずれかを含有しないことが最も好ましい。
しかしながら、Ta2O5成分は原料価格が高く、その含有量が多いと生産コストが上昇する。また、Ta2O5成分の含有量を10.0%以下にすることで、原料の熔解温度が低くなり、原料の熔解に要するエネルギーが低減されるため、光学ガラスの製造コストも低減できる。従って、Ta2O5成分の含有量は、好ましくは10.0%以下、より好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは3.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満とする。特に材料コストを低減させる観点では、Ta2O5成分を含有しないことが最も好ましい。
他方で、WO3成分の含有量を10.0%以下にすることで、ガラスの材料コストを抑えられ、アッベ数の低下を抑えられる。また、WO3成分によるガラスの着色を低減して可視光透過率を高められる。従って、WO3成分の含有量は、好ましくは10.0%以下、より好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは3.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満、さらに好ましくは0.9%以下とする。
他方で、ZnO成分の含有量を10.0%以下にすることで、相対屈折率の温度係数を小さくでき、ガラスの屈折率の低下を抑えられ、且つ、過剰な粘性の低下による失透を低減できる。従って、ZnO成分の含有量は、好ましくは10.0%以下、より好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは3.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満とし、さらに好ましくは含有しない。
他方で、MgO成分、CaO成分、SrO成分及びBaO成分の含有量をそれぞれ10.0%以下にすることで、屈折率の低下を抑えることができ、且つこれらの成分の過剰な含有による失透を低減できる。従って、MgO成分、CaO成分、SrO成分及びBaO成分の含有量は、それぞれ好ましくは10.0%以下、より好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは3.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満とする。特に屈折率の高いガラスを得る観点では、これらの成分を含有しないことが最も好ましい。
他方で、Li2O成分、Na2O成分及びK2O成分のそれぞれ10.0%以下にすることで、ガラスの屈折率を低下し難くし、且つガラスの失透を低減できる。従って、Li2O成分、Na2O成分及びK2O成分の含有量は、それぞれ好ましくは10.0%以下、より好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは3.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満、さらに好ましくは0.5%未満とする。
他方で、P2O5成分の含有量を10.0%以下にすることで、ガラスの化学的耐久性、特に耐水性の低下を抑えられる。従って、P2O5成分の含有量は、好ましくは10.0%以下、より好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは3.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満とする。
しかしながら、GeO2は原料価格が高く、その含有量が多いと生産コストが上昇する。従って、GeO2成分の含有量は、好ましくは10.0%以下、より好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは3.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満とする。特に、材料コストを低減させる観点では、GeO2成分を含有しなくてもよい。
他方で、Al2O3成分及びGa2O3成分の各々の含有量を10.0%以下にすることで、ガラスの液相温度を下げて耐失透性を高められる。従って、Al2O3成分及びGa2O3成分の含有量は、それぞれ好ましくは10.0%以下、より好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは3.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満とする。ここで、Al2O3成分及びGa2O3成分のうち少なくともいずれかを含有しなくてもよい。
他方で、Bi2O3成分の含有量を10.0%以下にすることで、ガラスの液相温度を下げて耐失透性を高められる。従って、Bi2O3成分の含有量は、好ましくは10.0%以下、より好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは3.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満とする。
他方で、TeO2は白金製の坩堝や、熔融ガラスと接する部分が白金で形成されている熔融槽でガラス原料を熔融する際、白金と合金化しうる問題がある。従って、TeO2成分の含有量は、好ましくは10.0%以下、より好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは3.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満とする。
他方で、SnO2成分の含有量を3.0%以下にすることで、熔融ガラスの還元によるガラスの着色や、ガラスの失透を低減できる。また、SnO2成分と熔解設備(特にPt等の貴金属)の合金化が低減されるため、熔解設備の長寿命化を図れる。従って、SnO2成分の含有量は、好ましくは3.0%以下、より好ましくは1.0%未満、さらに好ましくは0.5%未満、さらに好ましくは0.1%未満とする。
他方で、Sb2O3量が多すぎると、可視光領域の短波長領域における透過率が悪くなる。従って、Sb2O3成分の含有量は、好ましくは1.0%以下、より好ましくは0.5%未満、さらに好ましくは0.3%未満とする。
しかし、F成分の含有量、すなわち上述した各金属元素の1種又は2種以上の酸化物の一部又は全部と置換した弗化物のFとしての合計量が10.0%を超えると、F成分の揮発量が多くなるため、安定した光学恒数が得られ難くなり、均質なガラスが得られ難くなる。
従って、F成分の含有量は、好ましくは10.0%以下、より好ましくは5.0%未満、さらに好ましくは3.0%未満、さらに好ましくは1.0%未満とする。
特に、この和を45.0%以上にすることで、ガラスの屈折率及びアッベ数が高められるため、所望の屈折率及びアッベ数を有するガラスを得易くすることができる。従って、Ln2O3成分の質量和は、好ましくは45.0%以上、より好ましくは50.0%超、さらに好ましくは53.0%超、さらに好ましくは55.0%超とする。
他方で、この和を68.0%以下にすることで、ガラスの液相温度が低くなるため、ガラスの失透を低減できる。従って、Ln2O3成分の質量和は、好ましくは68.0%以下、より好ましくは65.0%未満、さらに好ましくは62.0%未満、さらに好ましくは60.0%未満とする。
他方で、Rn2O成分の質量和の下限値は、相対屈折率の温度係数をより小さくする観点から、0%超としてもよく、0.1%以上としてもよい。
特に、この質量比を2.00超にすることで、ガラスの屈折率を高められる。従って、質量比La2O3/B2O3は、好ましくは2.00超、より好ましくは3.00超、さらに好ましくは4.00超、さらに好ましくは5.00超、さらに好ましくは5.30以上、さらに好ましくは5.50以上とする。
他方で、この質量比La2O3/B2O3は、好ましくは12.00以下、より好ましくは10.00未満、さらに好ましくは8.00未満、さらに好ましくは7.00未満としてもよい。
特に、この質量比を0.030以上にすることで、ガラスの比重を小さくすることができる。従って、質量比Y2O3/(La2O3+Gd2O3+Y2O3+Yb2O3)は、好ましくは0.030以上、より好ましくは0.050超、さらに好ましくは0.065以上とする。
他方で、この質量比は、所望の屈折率及びアッベ数を得易くする観点から、好ましくは0.300、より好ましくは0.200、さらに好ましくは0.150を上限としてもよい。
特に、この和を12.0%以上にすることで、屈折率が高まり、且つガラスの安定性が高まるため、高屈折率低分散の光学ガラスを得易くできる。従って、質量和(TiO2+Nb2O5+WO3)は、好ましくは12.0%以上、より好ましくは15.0%超、さらに好ましくは18.0%超、さらに好ましくは20.0%超とする。
一方で、この和を35.0%以下にすることで、これら成分の過剰な含有によるガラスのアッベ数の低下や、ガラスの着色や失透を低減できる。従って、質量和(TiO2+Nb2O5+WO3)は、好ましくは35.0%以下、より好ましくは30.0%未満、さらに好ましくは27.0%未満、さらに好ましくは24.0%未満とする。
特に、この和を5.0%以上にすることで、ガラスのネットワーク構造が形成されるため、安定なガラスを形成することができる。従って、質量和(B2O3+SiO2)は、好ましくは5.0%以上、より好ましくは8.0%超、さらに好ましくは10.0%超、さらに好ましくは13.0%超とする。
他方で、この和を23.0%以下にすることで、これらの成分の過剰な含有による屈折率の低下を抑えられる。従って、質量和(B2O3+SiO2)は、好ましくは23.0%以下、より好ましくは20.0%未満、さらに好ましくは18.0%未満、さらに好ましくは15.0%未満とする。
次に、本発明の光学ガラスに含有すべきでない成分、及び含有することが好ましくない成分について説明する。
本発明の光学ガラスは、例えば以下のように作製される。すなわち、上記原料を各成分が所定の含有量の範囲内になるように均一に混合し、作製した混合物を白金坩堝に投入し、ガラス原料の熔解難易度に応じて電気炉で1100〜1500℃の温度範囲で2〜5時間熔解させて攪拌均質化した後、適当な温度に下げてから金型に鋳込み、徐冷することにより作製される。
本発明の光学ガラスは、高屈折率及び高アッベ数(低分散)を有することが好ましい。特に、本発明の光学ガラスの屈折率(nd)は、好ましくは1.90、より好ましくは1.93、さらに好ましくは1.95、さらに好ましくは1.98を下限とする。この屈折率(nd)は、好ましくは2.10、より好ましくは2.05、さらに好ましくは2.03を上限としてもよい。また、本発明の光学ガラスのアッベ数(νd)は、好ましくは23、より好ましくは25、さらに好ましくは28を下限とする。このアッベ数(νd)は、好ましくは35、より好ましくは33、さらに好ましくは30を上限とする。
このような高屈折率を有することで、光学素子の薄型化を図っても大きな光の屈折量を得ることができる。また、このような低分散を有することで、単レンズとして用いたときに光の波長による焦点のずれ(色収差)を小さくできる。そのため、例えば高分散(低いアッベ数)を有する光学素子と組み合わせて光学系を構成した場合に、その光学系の全体として収差を低減させて高い結像特性等を図ることができる。
このように、本発明の光学ガラスは、光学設計上有用であり、特に光学系を構成したときに、高い結像特性等を図りながらも、光学系の小型化を図ることができ、光学設計の自由度を広げることができる。
従って、本発明の光学ガラスでは、屈折率(nd)及びアッベ数(νd)が、nd≧(−0.01νd+2.20)の関係を満たすことが好ましく、nd≧(−0.01νd+2.24)の関係を満たすことがより好ましく、nd≧(−0.01νd+2.28)の関係を満たすことがさらに好ましく、nd≧(−0.01νd+2.29)の関係を満たすことがさらに好ましい。
一方で、本発明の光学ガラスでは、屈折率(nd)及びアッベ数(νd)が、nd≦(−0.01νd+2.35)の関係を満たすことが好ましく、nd≦(−0.01νd+2.32)の関係を満たすことがより好ましく、nd≦(−0.01νd+2.30)の関係を満たすことがさらに好ましい。
より具体的には、本発明の光学ガラスの相対屈折率の温度係数は、好ましくは+8.0×10−6℃−1、より好ましくは+7.0×10−6℃−1、さらに好ましくは+6.0×10−6℃−1、さらに好ましくは+5.0×10−6℃−1を上限値とし、この上限値又はそれよりも低い(マイナス側)の値をとりうる。
他方で、本発明の光学ガラスの相対屈折率の温度係数としては、例えば0.0×10−6℃−1、より詳細には+0.5×10−6℃−1、さらに詳細には+1.0×10−6℃−1を下限値としてもよく、この下限値又はそれよりも高い(プラス側)の値を取るようにすることができる。
従来、1.90以上2.10以下の屈折率(nd)を有し、23以上35以下のアッベ数(νd)を有するガラスとして、相対屈折率の温度係数が上記範囲内にあるガラスは知られておらず、このようなガラスを得られることで、温度変化による結像のずれ等の補正の選択肢を広げられ、その補正をより容易にできる。したがって、このような範囲の相対屈折率の温度係数にすることで、温度変化による結像のずれ等の補正に寄与することができる。
本発明の光学ガラスの相対屈折率の温度係数は、光学ガラスと同一温度の空気中における、波長589.29nmの光についての屈折率の温度係数のことであり、40℃から60℃に温度を変化させた際の、1℃当たりの変化量(℃−1)で表される。
特に、本発明の光学ガラスにおける、厚み10mmのサンプルで分光透過率70%を示す最も短い波長(λ70)は、好ましくは500nm、より好ましくは480nm、さらに好ましくは460nmを上限とする。
また、本発明の光学ガラスにおける、厚み10mmのサンプルで分光透過率5%を示す最も短い波長(λ5)は、好ましくは400nm、より好ましくは380nm、さらに好ましくは370nmを上限とする。
これらにより、ガラスの吸収端が紫外領域又はその近傍になり、可視光に対するガラスの透明性が高められるため、この光学ガラスを、レンズ等の光を透過させる光学素子に好ましく用いることができる。
本発明の光学ガラスの比重は、日本光学硝子工業会規格JOGIS05−1975「光学ガラスの比重の測定方法」に基づいて測定する。
作製された光学ガラスから、例えば研磨加工の手段、又は、リヒートプレス成形や精密プレス成形等のモールドプレス成形の手段を用いて、ガラス成形体を作製することができる。すなわち、光学ガラスに対して研削及び研磨等の機械加工を行ってガラス成形体を作製したり、光学ガラスからモールドプレス成形用のプリフォームを作製し、このプリフォームに対してリヒートプレス成形を行った後で研磨加工を行ってガラス成形体を作製したり、研磨加工を行って作製したプリフォームや、公知の浮上成形等により成形されたプリフォームに対して精密プレス成形を行ってガラス成形体を作製したりすることができる。なお、ガラス成形体を作製する手段は、これらの手段に限定されない。
また、本発明の実施例の光学ガラスは、λ5(透過率5%時の波長)がいずれも420nm、より詳細には370nm以下であり、所望の範囲内であった。
Claims (10)
- 質量%で、
SiO2成分を0%超15.0%以下、
B2O3成分を0%超18.0%以下、
La2O3成分を40.0〜65.0%、
TiO2成分を1.0〜23.0%
含有し、
1.90以上2.10以下の屈折率(nd)を有し、23以上35以下のアッベ数(νd)を有し、
厚み10mmのサンプルで分光透過率5%を示す最も短い波長(λ5)が400nm以下であり、
相対屈折率(589.29nm)の温度係数(40〜60℃)が、+8.0×10−6(℃−1)又はそれよりも低い値である光学ガラス。 - 質量%で、
Nb2O5成分 0〜22.0%、
Y2O3成分 0〜17.0%、
ZrO2成分 0〜15.0%、
である請求項1に記載の光学ガラス。 - 質量%で、
Gd2O3成分 0〜10.0%、
Yb2O3成分 0〜10.0%
Ta2O5成分 0〜10.0%、
WO3成分 0〜10.0%、
ZnO成分 0〜10.0%、
MgO成分 0〜10.0%、
CaO成分 0〜10.0%、
SrO成分 0〜10.0%、
BaO成分 0〜10.0%、
Li2O成分 0〜10.0%、
Na2O成分 0〜10.0%、
K2O成分 0〜10.0%、
P2O5成分 0〜10.0%、
GeO2成分 0〜10.0%、
Al2O3成分 0〜10.0%、
Ga2O3成分 0〜10.0%、
Bi2O3成分 0〜10.0%、
TeO2成分 0〜10.0%、
SnO2成分 0〜3.0%、
Sb2O3成分 0〜1.0%
であり、
上記各元素の1種又は2種以上の酸化物の一部又は全部と置換した弗化物のFとしての含有量が0〜10.0質量%である請求項1又は2記載の光学ガラス。 - 質量%で、
Ln2O3成分(式中、LnはLa、Gd、Y、Ybからなる群より選択される1種以上)の含有量の和が45.0%以上68.0%以下であり、
RO成分(式中、RはMg、Ca、Sr、Ba、Znからなる群より選択される1種以上)の含有量の和が0〜10.0%であり、
Rn2O成分(式中、RnはLi、Na、Kからなる群より選択される1種以上)の含有量の和が0〜10.0%である請求項1から3のいずれか記載の光学ガラス。 - 質量比La2O3/B2O3が2.00超12.00以下である請求項1から4のいずれか記載の光学ガラス。
- 質量比Y2O3/(La2O3+Gd2O3+Y2O3+Yb2O3)が0.030以上0.300以下である請求項1から5のいずれか記載の光学ガラス。
- 質量和TiO2+WO3+Nb2O5が12.0%以上35.0%以下であり、
質量和SiO2+B2O3が5.0%以上23.0%以下である、
請求項1から6のいずれか記載の光学ガラス。 - 請求項1から7のいずれか記載の光学ガラスからなるプリフォーム。
- 請求項1から7のいずれか記載の光学ガラスからなる光学素子。
- 請求項9に記載の光学素子を備える光学機器。
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