JP2019175111A - 情報提供装置及び情報提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性を考慮した情報を提供する。【解決手段】情報提供装置4は、一以上の車両に関する情報を取得する車両情報取得部431と、一以上の車両を運転することができる一以上のドライバーそれぞれの睡眠に関する情報である一以上の睡眠情報を取得する睡眠情報取得部432と、一以上の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価する評価部434と、一以上の車両に関する情報と、一以上の睡眠情報と、評価部434が評価した評価結果とを関連付けた選択候補情報を、通信端末3に送信する送信部436と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ドライバーに関する情報を提供する情報提供装置及び情報提供方法に関する。
従来、利用者からの依頼に応じて、車両を配車するシステムが知られている。特許文献1には、ドライバーの評価等に基づいて、配車する車両を決定する技術が記載されている。
特開2010−055326号公報 特開2017−027414号公報 特開2017−138684号公報
特許文献1のような技術を用いることにより、利用者の要望に適合した評価を有するドライバーが運転する車両を配車することができる。しかしながら、利用者の要望に適合した評価を有するドライバーであっても、睡眠が不足しているドライバーは、居眠り運転又は注意力の低下等により交通事故を起こす可能性が高い。そのようなドライバーに運転を依頼してしまうと、運転を依頼した利用者が損失を被る危険性が高いという問題があった。
ところで、特許文献2には、ドライバーの睡眠状況を含む生体情報等に基づいて解析した運転の危険度をドライバーに通知する技術が記載されている。また、特許文献3には、複数の候補者の睡眠状況を測定した結果に基づいて、良好な状態で運転することができる運転代行者を選定する技術が記載されている。このような技術を用いることにより、睡眠状態が良好なドライバーを選択することができる。しかしながら、睡眠状態が良好なドライバーであっても、ドライバーが運転する車両の種類、及び自動ブレーキ機能の有無等によって運転の危険度が変わる可能性がある。このように、複数のドライバーのうち睡眠状態が良好なドライバーを選択した場合であっても、運転を依頼した利用者が損失を被る危険性が低くなるとは限らないという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、安全性を考慮した情報を提供することができる情報提供装置及び情報提供方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る情報提供装置は、一以上の車両に関する情報を取得する車両情報取得部と、前記一以上の車両を運転することができる一以上のドライバーそれぞれの睡眠に関する情報である一以上の睡眠情報を取得する睡眠情報取得部と、前記一以上の睡眠情報に基づいて、前記一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価する評価部と、前記一以上の車両に関する情報と、前記評価部が評価した評価結果とを関連付けた選択候補情報を、通信端末に送信する送信部と、を有する。
前記評価部は、前記一以上の睡眠情報と、前記一以上の車両に関する情報とに基づいて、前記危険度を評価してもよい。
前記情報提供装置は、前記評価結果に基づいて、前記ドライバーが提供することができるサービスの内容を決定する決定部をさらに有し、前記送信部は、前記サービスの内容をさらに関連付けた前記選択候補情報を前記通信端末に送信してもよい。
前記決定部は、前記評価結果に基づいて、前記ドライバーが運転することができる走行可能距離を決定し、前記送信部は、前記サービスの内容として、前記決定部が決定した前記走行可能距離をさらに関連付けた前記選択候補情報を前記通信端末に送信してもよい。
前記決定部は、前記評価結果に基づいて、前記ドライバーが旅客を運送する運賃を決定し、前記送信部は、前記サービスの内容として、前記決定部が決定した前記運賃をさらに関連付けた前記選択候補情報を前記通信端末に送信してもよい。
前記決定部は、前記評価結果に基づいて、前記ドライバーが運送することができる貨物の種類を決定し、前記送信部は、前記サービスの内容として、前記決定部が決定した前記貨物の種類をさらに関連付けた前記選択候補情報を前記通信端末に送信してもよい。
前記決定部は、前記サービスの内容を決定した時点において前記評価部が評価した過去の前記評価結果と、前記サービスの内容を決定する時点において前記評価部が評価した今回の前記評価結果との関係に基づいて、前記サービスの内容を決定してもよい。
前記決定部は、前記サービスの内容を直前に決定した時点における前記過去の評価結果よりも改善された前記今回の評価結果の改善度に基づいて、前記サービスの内容を決定してもよい。
前記情報提供装置は、前記睡眠情報に含まれる前記ドライバーを識別することが可能な識別情報に基づいて、前記睡眠情報が前記ドライバー本人に対応する前記睡眠情報であるか否かを判定する判定部をさらに有し、前記評価部は、前記ドライバー本人に対応する前記睡眠情報であると判定された前記睡眠情報に基づいて、前記危険度を評価してもよい。
前記睡眠情報取得部は、睡眠中の人により加えられる圧力の分布を測定可能なマットで測定された圧力分布を含む前記睡眠情報を取得し、前記判定部は、前記圧力分布のパターンに基づいて、前記睡眠情報が前記ドライバー本人に対応する前記睡眠情報であるか否かを判定してもよい。
前記判定部は、前記睡眠情報に含まれる脈拍に基づいて、前記睡眠情報が前記ドライバー本人に対応する前記睡眠情報であるか否かを判定してもよい。
前記情報提供装置は、複数の前記睡眠情報を記憶する記憶部をさらに有し、前記評価部は、前記睡眠情報取得部が取得した前記睡眠情報を、前記記憶部に記憶された複数の睡眠情報に基づく睡眠指標と比較することによりに前記危険度を評価してもよい。
前記睡眠情報取得部は、複数の測定項目を含む前記睡眠情報を取得し、前記評価部は、前記複数の測定項目のうち、交通事故を起こす要因として関連付けられた一以上の前記測定項目に重み付けした前記一以上の睡眠情報に基づいて、前記危険度を評価してもよい。
前記評価部は、所定の期間にわたって取得された複数の前記睡眠情報であって、かつ前記ドライバー本人に対応する前記睡眠情報であると判定された前記複数の睡眠情報に基づいて、前記危険度を評価してもよい。
本発明の第2の態様に係る情報提供方法は、コンピュータが実行する、取得した一以上の車両を運転することができる一以上のドライバーそれぞれの睡眠に関する情報である一以上の睡眠情報と、取得した一以上の車両に関する情報とに基づいて、前記一以上のドライバーそれぞれが前記一以上の車両それぞれを運転した場合における危険度を評価するステップと、前記一以上の車両に関する情報と、前記一以上の睡眠情報と、評価した前記一以上のドライバーそれぞれが前記一以上の車両それぞれを運転した場合における危険度とを関連付けた選択候補情報を、通信端末に送信するステップと、を有する。
本発明によれば、安全性を考慮した情報を提供することができるという効果を奏する。
情報提供システムの概要を説明するための図である。 情報提供装置の構成を示す図である。 圧力分布のパターンを模式的に示す図である。 評価結果データベースの構成を示す図である。 ドライバーの属性ごとの重み付けを模式的に表した図である。 サービス内容データベースの構成を示す図である。 通信端末のディスプレイに表示された選択候補画面を模式的に表した図である。 情報提供装置が睡眠情報を取得する処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザが配車サービスを利用した場合における情報提供システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
[情報提供システムSの概要]
図1は、情報提供システムSの概要を説明するための図である。情報提供システムSは、配車サービスを利用する利用者(以下、ユーザという)に、配車を行うための情報を提供するシステムである。配車サービスは、当該サービスに登録しているドライバーが運転する車両を利用して旅客又は貨物を運送するサービスである。
情報提供システムSは、測定機器1と、ドライバー端末2と、通信端末3と、情報提供装置4とを備える。測定機器1は、人の睡眠に関する情報である睡眠情報を測定する機器であり、例えば、測定センサーが搭載されたマットレス、又は人の体に身に付けるウェアラブルデバイス等である。睡眠情報は、例えば、睡眠時間、ノンレム睡眠/レム睡眠に関する情報、就寝時間、起床時間等である。ノンレム睡眠/レム睡眠に関する情報は、例えば、ノンレム睡眠及びレム睡眠それぞれの時間、割合、及び回数等である。
ドライバー端末2は、配車サービスに登録しているドライバーが使用する端末であり、例えばスマートフォン又はタブレット等である。ドライバー端末2は、所定の時間ごと又は日ごとに、測定機器1が測定した睡眠情報を取得する。通信端末3は、ユーザが使用する端末であり、例えばスマートフォン又はタブレット等である。情報提供装置4は、配車サービスを提供する管理者が管理する装置であり、例えばサーバである。
はじめに、地図Mにおける地点Tの位置にいるユーザは、通信端末3を用いて、配車サービスの検索画面から、出発地点(例えば、地点T)及び到着地点を入力し、入力した出発地点の周囲に存在する車両を検索する操作を行う(図1の(1))。情報提供装置4は、出発地点として入力された地点Tの周囲に存在する車両として、車両B1、B2、B3に関する情報を取得する(図1の(2))。車両に関する情報は、例えば、車両を識別する車両識別情報、車種、搭乗可能人数、運転制御機能の有無等である。運転制御機能は、例えば、自動ブレーキ機能、及びふらつき検出機能等である。車両に関する情報は、車両の過去の配車履歴、車両と出発地点との距離、又は出発地点へ車両が到着する予想時刻や所要時間、を含んでも良い。
情報提供装置4は、車両B1、B2、B3それぞれを運転する3人のドライバーそれぞれの睡眠に関する情報である3つの睡眠情報を、3人のドライバーそれぞれが使用する3つのドライバー端末2から取得する(図1の(3))。情報提供装置4は、取得した3つの睡眠情報に基づいて、ドライバーが車両を運転した場合における危険度を、3人のドライバーそれぞれに対して評価する(図1の(4))。
情報提供装置4は、車両ごとに、図1の(2)において取得した車両に関する情報と、図1の(4)において評価した評価結果とを関連付けた選択候補情報を、通信端末3に送信する(図1の(5))。情報提供装置4は、図1の(4)において評価した評価結果の代わりに、図1の(3)において取得した睡眠情報を関連付けた選択候補情報を、通信端末3に送信してもよいし、図1の(4)において評価した評価結果と、図1の(3)において取得した睡眠情報とを関連付けた選択候補情報を、通信端末3に送信してもよい。
ユーザは、例えば、通信端末3を用いて、通信端末3のディスプレイに表示された選択候補画面から、選択候補情報に含まれる選択候補である車両B1、B2、B3のうち、ユーザの希望に沿う車両として、車両B2を選択する操作を行う(図1の(6))。情報提供装置4は、ユーザが選択した車両B2を示すユーザ選択情報に基づいて、車両B2を運転するドライバーが使用するドライバー端末2に、ユーザから配車の要求があった旨を通知する(図1の(7))。
そして、車両B2を運転するドライバーは、出発地点に向かい、ユーザに対してサービスを提供する。このように、情報提供システムSは、睡眠情報を含む選択候補情報をユーザに提示することにより、安全性を考慮した情報を提供することができる。
以下、情報提供装置4の構成について説明する。
[情報提供装置4の構成]
図2は、情報提供装置4の構成を示す図である。情報提供装置4は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを有する。
通信部41は、ネットワークに接続するためのインターフェイスであり、例えばLANコントローラを含んで構成されている。
記憶部42は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体である。記憶部42は、制御部43が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部42は、配車サービスに登録されているドライバーに関する情報を管理するドライバー情報データベースと、睡眠情報を管理する睡眠情報データベースと、評価結果を管理する評価結果データベースと、サービス内容を管理するサービス内容データベースとを記憶している。
ドライバー情報データベースは、ドライバーに関する情報と、車両に関する情報とを関連付けて記憶している。ドライバーに関する情報は、例えば、配車サービスに登録されているドライバーを識別するドライバー識別情報、ドライバー端末2を識別する端末識別情報、名前、運転年数、ドライバーが設定した距離又は時間の単価、ドライバーの配車履歴等である。
睡眠情報データベースは、ドライバー識別情報、及び測定機器1が測定した日を示す測定日ごとに、測定機器1が測定した睡眠情報を記憶している。睡眠情報には、複数の測定項目(睡眠時間、ノンレム睡眠/レム睡眠に関する情報等)が含まれている。評価結果データベース、及びサービス内容データベースの詳細については後述する。
制御部43は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部43は、記憶部42に記憶されたプログラムを実行することにより、車両情報取得部431、睡眠情報取得部432、判定部433、評価部434、決定部435、送信部436、及び通知部437として機能する。
睡眠情報取得部432は、通信部41を介して、配車サービスに登録されている一以上のドライバーそれぞれが使用する一以上のドライバー端末2から、測定機器1によって測定された睡眠情報を取得する。睡眠情報取得部432は、例えば、ドライバーが配車サービスに係る業務を開始する設定を行ったときに、当該ドライバーが使用するドライバー端末2から睡眠情報を取得する。睡眠情報取得部432は、一以上のドライバー端末2から取得した一以上の睡眠情報を、判定部433に入力する。
判定部433は、睡眠情報に含まれるドライバーを識別することが可能な識別情報に基づいて、睡眠情報取得部432が取得した睡眠情報がドライバー本人に対応する睡眠情報であるか否かを判定する。判定部433が行う判定方法については後述する。判定部433は、ドライバー本人に対応すると判定した一以上の睡眠情報を、睡眠情報データベースに記憶させる。
車両情報取得部431は、通信端末3から取得した入力情報に基づいて、一以上の車両に関する情報を取得する。入力情報は、ユーザが配車サービスの検索画面において入力した情報である。入力情報は、旅客を運送するサービスである場合、出発地点の位置を示す出発地点情報、到着地点の位置を示す到着地点情報、及び出発時刻等を含む。また、入力情報は、貨物を運送するサービスである場合、出発地点情報、到着地点情報、貨物の大きさ、貨物の種類等を含む。
具体的には、車両情報取得部431は、配車サービスに登録されている複数のドライバーそれぞれが運転する複数の車両のうち、通信端末3から取得した入力情報に含まれる出発地点情報が示す位置から所定の範囲内に存在する一以上の車両に関する情報を取得する。所定の範囲は、入力情報に含まれる出発時刻までに出発地点に着くことができる距離、所定の時間(例えば5分)以内に出発地点に着くことができる距離、又は情報提供装置4に予め設定された距離(例えば1km)等である。
車両情報取得部431は、例えば、まず、通信部41を介して、通信端末3から入力情報を取得する。また、車両情報取得部431は、通信部41を介して、配車サービスに登録されている複数のドライバー端末2からドライバー端末2の位置を示す位置情報を取得する。車両情報取得部431は、取得した複数の位置情報に基づいて、出発地点情報が示す位置から所定の範囲内に存在する一以上のドライバー端末2を特定する。そして、車両情報取得部431は、特定した一以上のドライバー端末2それぞれに対応する一以上の車両に関する情報を、ドライバー情報データベースから取得する。車両情報取得部431は、特定した一以上のドライバー端末2それぞれに対応する一以上のドライバー識別情報を睡眠情報取得部432に入力する。
睡眠情報取得部432は、一以上の車両を運転することができる一以上のドライバーそれぞれの睡眠に関する情報である一以上の睡眠情報を取得する。具体的には、睡眠情報取得部432は、睡眠情報データベースから、車両情報取得部431から入力された一以上のドライバー識別情報それぞれに関連付けられている一以上の睡眠情報を取得する。睡眠情報取得部432は、睡眠情報データベースから取得した一以上の睡眠情報を評価部434に入力する。
評価部434は、睡眠情報取得部432から入力された一以上の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価する。具体的には、評価部434は、ドライバー本人に対応する睡眠情報であると判定された一以上の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価する。ドライバーが車両を運転した場合における危険度は、例えば、ドライバーが車両を運転した場合に、交通事故を起こす確率である。評価部434が行う評価方法については後述する。評価部434は、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価した評価結果を決定部435に入力する。
決定部435は、評価部434が評価した評価結果に基づいて、ドライバーが提供することができるサービスの内容を決定する。サービスの内容は、例えば、旅客を運送するサービスを行う場合、運賃(ドライバーが設定した単価に基づく運賃に対する参考料金を含む)、走行可能距離、又は走行可能道路等である。また、サービスの内容は、例えば、貨物を運送するサービスを行う場合、貨物の種類、所要時間、運賃等である。決定部435が行うサービス内容の決定方法については後述する。決定部435は、決定したサービスの内容を送信部436に入力する。
送信部436は、通信部41を介して、車両情報取得部431が取得した一以上の車両に関する情報と、評価部434が評価した評価結果とを関連付けた選択候補情報を、通信端末3に送信する。送信部436は、決定部435が決定したサービスの内容をさらに関連付けた選択候補情報を通信端末3に送信してもよい。具体的には、送信部436は、通信部41を介して、車両情報取得部431が取得した一以上の車両に関する情報と、評価部434が評価した評価結果と、決定部435が決定したサービスの内容とを関連付けた選択候補情報を、通信端末3に送信する。送信部436は、睡眠情報取得部432が取得した一以上の睡眠情報をさらに関連付けた選択候補情報を通信端末3に送信してもよい。
通知部437は、通信部41を介して、通信端末3からユーザ選択情報を取得する。ユーザ選択情報は、選択候補情報に基づいて表示された配車サービスの選択候補画面において、選択候補情報に含まれる一以上の車両のうち、ユーザによって選択された1台の車両を示す情報である。ユーザ選択情報には、選択された1台の車両を運転するドライバーが使用するドライバー端末2の端末識別情報、ドライバー識別情報が含まれる。端末識別情報は、例えば、電話番号、メールアドレス又はMACアドレス等である。通知部437は、通信端末3からユーザ選択情報を取得した場合に、通信部41を介して、取得したユーザ選択情報に含まれる端末識別情報が示すドライバー端末2に、ユーザから配車の要求があった旨を通知する。また通知部437は、通信端末3からユーザ選択情報を取得した場合に、通信部41を介して取得したドライバー識別情報に対応して記憶部42に記憶された端末識別情報が示すドライバー端末2に、ユーザから配車の要求があった旨を通知してもよい。
[判定方法]
続いて、判定部433が行う判定方法について説明する。配車サービスにおいて、ドライバーの睡眠情報に基づいて評価した運転の危険度を開示する場合、ドライバー本人に対応する睡眠情報でなければ、ユーザに安全性を考慮したサービスを提供することができない。そのため、判定部433は、睡眠情報に含まれるドライバーを識別することが可能な識別情報に基づいて、睡眠情報がドライバー本人に対応する睡眠情報であるか否かを判定する。識別情報は、例えば、マットレスから測定される圧力分布のパターンである。
図3は、圧力分布のパターンを模式的に示す図である。測定機器1であるマットレスは、睡眠中の人により加えられる圧力の分布を測定可能なマットである。マットレスは、例えば、図3(a)に示すように人が仰向けになって乗った状態において、図3(b)に示すような圧力分布を測定する。圧力分布D1は、マットレスに対する圧力が高い領域を示す。圧力分布D2は、マットレスに対する圧力が低い領域を示す。
例えば、図3に示す人は、圧力分布D1が、頭部の下側、背中の右上側、臀部中央、両足のかかとの付近に分布し、圧力分布D2が、頭部の下側、背中の上側、臀部全体、両肘、両足の裏腿及びかかとの付近に分布するパターンを有する。マットレスは、例えば、ドライバーが仰向けになったことを検知したとき、又はドライバー端末2に予めインストールした専用のアプリケーションにおける、圧力分布を測定するボタンをクリックしたときに圧力分布を測定する。
睡眠情報取得部432は、図3(b)に示すようなマットで測定された圧力分布を含む睡眠情報を取得する。そして、判定部433は、睡眠情報取得部432が取得した睡眠情報に含まれる圧力分布D1、D2のパターンに基づいて、睡眠情報がドライバー本人に対応する睡眠情報であるか否かを判定する。具体的には、判定部433は、睡眠情報取得部432が取得した睡眠情報に含まれる圧力分布D1、D2のパターンと、予め記憶部42に記憶されたドライバーの圧力分布パターンとを比較することにより、睡眠情報がドライバー本人に対応する睡眠情報であるか否かを判定する。
識別情報は、例えば、マットレス又はウェアラブルデバイスから測定される脈拍であってもよい。この場合、判定部433は、睡眠情報に含まれる脈拍に基づいて、睡眠情報がドライバー本人に対応する睡眠情報であるか否かを判定してもよい。具体的には、判定部433は、睡眠情報に含まれる脈拍のパターンと、予め記憶部42に記憶されたドライバーの脈拍のパターンとを比較することにより、睡眠情報がドライバー本人に対応する睡眠情報であるか否かを判定してもよい。
識別情報は、例えば、判定対象の睡眠情報の前日以前に測定された睡眠情報であってもよい。例えば、ある日の睡眠時間と前日の睡眠時間とが同じ又は近い場合、ノンレム睡眠/レム睡眠の時間、割合、及び回数が近似する可能性が高い。そこで、判定部433は、判定対象の睡眠情報と、判定対象の睡眠情報が取得されたドライバー端末2と同じドライバー端末2から取得された前日以前の睡眠情報とを比較することにより、ドライバー本人に対応する睡眠情報であるか否かを判定してもよい。
識別情報は、例えば、予め登録されたドライバー端末2であってもよい。判定部433は、予め登録された端末識別情報と、睡眠情報に含まれる端末識別情報とを比較することにより、ドライバー本人に対応する睡眠情報であるか否かを判定してもよい。このように判定部433が、ドライバー本人に対応する睡眠情報であるか否かを判定することにより、ドライバーに対応しない睡眠情報を、ユーザに開示してしまう事態を防止することができる。
[評価方法]
続いて、評価部434が行う評価方法について説明する。上述したとおり、評価部434は、一以上の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価する。評価部434は、例えば、所定の分類基準に基づいて、一以上の睡眠情報それぞれをランクに分類し、ランクに分類した一以上の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価する。所定の分類基準は、例えば、睡眠時間の測定項目において、睡眠時間が7時間以上、かつ8時間未満である場合に一番良いランクに分類し、睡眠時間が4時間未満である場合に一番悪いランクに分類する等である。評価部434は、ドライバーが車両を運転した場合における危険度を評価した評価結果を、評価結果データベースに記憶させる。
図4は、評価結果データベースの構成を示す図である。図4に示すように、評価結果データベースは、配車サービスに登録されているドライバーを識別するドライバー識別情報と、測定機器1が測定した日を示す測定日と、睡眠情報に基づく評価とを関連付けて記憶している。図4に示す評価の複数の測定項目は、1から5までの5段階のランクに分類されている。図4に示す評価の総合は、AからEまでの5段階のランクに分類された総合的な評価を示す。
評価部434は、所定の評価基準に基づいて、総合的な評価を行う。所定の評価基準は、例えば、複数の測定項目それぞれにおいて、3から5の割合が0%である場合は総合評価を「A」とし、4及び5の割合が10%以上ある場合は総合評価を「E」とする等である。
ところで、例えば、2人のドライバーそれぞれに対応する2つの睡眠情報に基づく評価が同じである場合であっても、ドライバーが運転する車両の種類又は車両が備える機能等によって、交通事故を起こす可能性が高くなったり低くなったりする場合がある。例えば、評価が同じであるドライバーAが運転する車両が大型車両であり、運転制御機能が備わっていない場合、通常の車両より注意して運転しなければならないため、交通事故を起こす可能性は、中型以下の車両を運転する場合と比べて高くなることが考えられる。一方、評価が同じであるドライバーBが運転する車両が小型車両であり、運転制御機能として自動ブレーキ機能が備わっている場合、交通事故を起こす可能性は、ドライバーAが運転する車両よりも低くなることが考えられる。
そこで、評価部434は、一以上の睡眠情報と、一以上の車両に関する情報とに基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価してもよい。このようにすることで、評価部434は、ユーザに対して、より正確に安全性を考慮した情報を提供することができる。
評価部434は、睡眠情報取得部432が取得した睡眠情報を、睡眠情報データベースに記憶された複数の睡眠情報に基づく睡眠指標と比較することにより、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価してもよい。睡眠指標は、例えば、評価対象である一以上のドライバーと異なる他の複数のドライバーそれぞれに対応する複数の睡眠情報である。この場合において、評価部434は、睡眠情報取得部432が取得した一以上の睡眠情報と、睡眠指標とを比較することにより、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価してもよい。
例えば、図4に示す測定日「2017/4/2」に測定されたドライバー識別情報「D1111」が示すドライバー(以下、ドライバーAという)に対応する睡眠情報に基づいて危険度を評価する場合において、測定日「2017/4/1」に測定されたドライバー識別情報「D2222」が示すドライバー(以下、ドライバーBという)に対応する睡眠情報を、評価指標にしたとする。このとき、評価部434は、図4に示すように、睡眠情報取得部432が取得した睡眠情報に含まれる複数の測定項目それぞれを、5段階のランクに分類したとする。
この場合において、評価部434は、ドライバーAに対応する複数の測定項目それぞれが、ドライバーBに対応する複数の測定項目それぞれよりもランクが高いことから、ドライバーAに対して、ドライバーBよりも良い評価を行う。このようにすることで、評価部434は、他のドライバーに対応する睡眠情報より良好であるのに、他のドライバーよりも低く評価してしまう事態を防ぐことができる。
評価部434は、睡眠情報取得部432が取得した一以上の睡眠情報に含まれる複数の測定項目のうち、交通事故を起こす要因として関連付けられた一以上の測定項目に重み付けした一以上の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価してもよい。具体的には、評価部434は、まず、睡眠情報取得部432が取得した睡眠情報に含まれる複数の測定項目のうち、交通事故を起こす要因として関連付けられた一以上の測定項目に対して、ドライバーの属性ごとに重み付けする。そして、評価部434は、重み付けした一以上の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価してもよい。ドライバーの属性は、例えば、構成員の健康状態(肥満、持病等)、ドライバーの運転能力(運転頻度、運転年数、交通違反履歴等)等である。
図5は、ドライバーの属性ごとの重み付けを模式的に表した図である。図5に示すように、重み付けは、ドライバーの属性ごとに、睡眠情報に含まれる複数の測定項目それぞれに対して設定されている。例えば、肥満の人は、睡眠中に気道が塞がって一時的に呼吸することができなくなる睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)を患っている可能性がある。この場合、睡眠の質が悪くなり(例えば、レム睡眠時間が減少する等)、運転中に突然意識を失ったり、強い睡魔に襲われることによって注意力が低下したりして交通事故を起こす可能性が高い。そのため、肥満のドライバーには、レム睡眠時間の測定項目に対して通常よりも高い重み付け(例えば2倍)が設定される。このように測定項目ごとに重み付けを設定することにより、評価部434は、ドライバーが車両を運転した場合における危険度を評価する精度を向上することができる。
また、評価部434が評価する運転の危険度は、1日分の睡眠情報では正確に評価できない場合がある。例えば、日ごろの睡眠時間が4時間以下であるドライバーAが、ある日だけ睡眠時間が7時間であった場合と、日ごろの睡眠時間が7時間であるドライバーBが、ある日の睡眠時間も7時間であった場合とでは、睡眠時間が同じであっても運転の危険度が異なる。そこで、評価部434は、所定の期間にわたって取得された複数の睡眠情報であって、かつドライバー本人に対応する睡眠情報であると判定された複数の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価してもよい。このようにすることで、評価部434は、ドライバーが車両を運転した場合における危険度を評価する精度を向上することができる。
[サービス内容の決定方法]
続いて、決定部435が行うサービス内容の決定方法について説明する。上述のとおり、評価部434が評価した評価結果に基づいて、ドライバーが提供することができるサービスの内容を決定する。決定部435は、例えば、評価部434が評価した評価結果に基づいて、ドライバーが運転することができる走行可能距離を決定する。決定部435は、決定したサービスの内容を送信部436に入力するとともに、決定したサービスの内容をサービス内容データベースに記憶させる。
図6は、サービス内容データベースの構成を示す図である。図6に示すように、サービス内容データベースは、ドライバー識別情報と、サービス内容を決定した日を示す決定日と、サービス内容(例えば走行可能距離)とを関連付けて記憶している。決定部435は、例えば、評価が「A」である場合に、走行可能距離が最も長い「無制限」を決定し、評価が「B」である場合に、「100km以内」を決定する。図6に示す走行可能距離は、数値で示してもよいし、地域(例えば、関東地方内、隣接する都道府県内等)で示してもよい。
決定部435は、サービスの内容を決定した時点において評価部434が評価した過去の評価結果と、サービスの内容を決定する時点において評価部434が評価した今回の評価結果との関係に基づいて、サービスの内容を決定してもよい。具体的には、決定部435は、サービスの内容を直前に決定した時点における過去の評価結果よりも改善された今回の評価結果の改善度に基づいて、サービスの内容を決定してもよい。より具体的には、決定部435は、サービスの内容を直前に決定した時点における過去の評価結果よりも改善された今回の評価結果の改善度に基づいて、サービスの内容を決定してもよい。
例えば、2017年4月2日のドライバー識別情報「D1111」が示すドライバーAに対するサービスの内容として、走行可能距離を決定する場合において、図6に示すように、前日の2017年4月1日の評価が「B」であり、2017年4月2日の評価が「A」であるとする。この場合において、決定部435は、2017年4月2日の評価が、前日の2017年4月1日の評価よりも改善されているので、2017年4月1日に決定した走行可能距離よりも長い走行可能距離を決定する。
ところで、評価が「D」又は「E」のように低いドライバーは、睡眠不足によって注意力が低下し、交通事故を起こす可能性が高い。このようなドライバーが運転する車両が高速道路を走った場合、重大な交通事故を起こす可能性がある。そこで、決定部435は、評価部434が評価した評価結果に基づいて、ドライバーが運転することができる道路の区分を決定してもよい。決定部435は、例えば、評価が「C」以上である場合に、高速道路を走行することができることを決定し、評価が「D」以下である場合に、高速道路を走行することができないことを決定する。
また、決定部435は、評価部434が評価した評価結果に基づいて、ドライバーが旅客を運送する運賃、又はドライバーが貨物を運送する運賃を決定してもよい。具体的には、決定部435は、評価部434が評価した評価結果に基づいて、車両情報取得部431が取得した入力情報に含まれる出発地点情報が示す出発地点の位置から到着地点情報が示す到着地点の位置までの運賃を決定してもよい。また、決定部435は、ドライバーが距離又は時間の単価を設定した場合に、ドライバーが設定した単価に基づく運賃に対する参考料金として、出発地点情報が示す出発地点の位置から到着地点情報が示す到着地点の位置までの運賃を決定してもよい。
また、ドライバーが貨物を運送する場合において、貨物の種類が精密機器又は美術品等のように壊れやすいものである場合、貨物が動かないように注意して運転する必要がある。そこで、決定部435は、評価部434が評価した評価結果に基づいて、ドライバーが運送することができる貨物の種類を決定してもよい。決定部435は、例えば、評価が「B」以上である場合に、壊れやすい貨物を運送することができることを決定し、評価が「C」以下である場合に、壊れやすい貨物を運送することができないことを決定する。決定部435は、決定したサービスの内容を送信部436に入力する。
送信部436は、決定部435からサービスの内容が入力された場合に、通信部41を介して、決定部435が決定したサービスの内容(走行可能距離、道路の区分、貨物の種類等)を含む選択候補情報を、通信端末3に送信してもよい。具体的には、送信部436は、通信部41を介して、一以上の車両に関する情報と、評価部434が評価した評価結果と、決定部435が決定したサービスの内容とを関連付けた選択候補情報を、通信端末3に送信してもよい。
[選択候補画面]
図7は、通信端末3のディスプレイに表示された選択候補画面を模式的に表した図である。図7に示すように、選択候補画面には、送信部436が送信した選択候補情報に基づく、地図領域C1と、選択候補領域C2とが表示されている。地図領域C1には、出発地点情報が示す地点Tから所定の範囲内に存在する一以上の車両が表示されている。図7に示す地図領域C1には、出発地点情報が示す地点Tから所定の範囲内に存在する一以上の選択候補の車両として、車両B1、B2、B3が表示されている。
選択候補領域C2には、地図領域C1に表示された一以上の車両のうちから選択された1台の車両に対応する選択候補情報として、ドライバー情報欄C21と、車両情報欄C22と、サービス内容欄C23とが表示されている。ドライバー情報欄C21には、選択された車両を運転するドライバーの情報が示されている。車両情報欄C22には、選択された車両に関する情報が示されている。サービス内容欄C23には、選択された車両を運転するドライバーに対応する睡眠情報に基づく評価結果によって決定されたサービスの内容が示されている。
図7に示す選択候補領域C2には、地図領域C1に表示された車両B1、B2、B3のうち、ユーザが、タッチパネルを備えるディスプレイ上でタッチ(選択)した車両B1の選択候補情報が表示されている。通信端末3は、例えば、ユーザがディスプレイ上で選択候補領域C2の決定ボタンをタッチした場合に、地図領域C1において選択された車両を示すユーザ選択情報を、情報提供装置4に送信する。
[情報提供システムSの処理]
続いて、情報提供システムSにおける処理の流れについて説明する。図8は、情報提供装置4が睡眠情報を取得する処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、睡眠情報取得部432が、配車サービスに登録されている一以上のドライバーそれぞれが使用する一以上のドライバー端末2から、測定機器1によって測定された睡眠情報を取得したことを契機として開始する(S10)。睡眠情報取得部432は、例えば、ドライバーが配車サービスに係る業務を開始する設定を行ったときに、当該ドライバーが使用するドライバー端末2から睡眠情報を取得する。睡眠情報取得部432は、一以上のドライバー端末2から取得した一以上の睡眠情報を、判定部433に入力する。
判定部433は、睡眠情報に含まれるドライバーを識別することが可能な識別情報に基づいて、一以上の睡眠情報それぞれがドライバー本人に対応する睡眠情報であるか否かを判定する(S20)。判定部433は、例えば、睡眠情報取得部432が取得した一以上の睡眠情報それぞれに含まれる圧力分布のパターンに基づいて、睡眠情報がドライバー本人に対応する睡眠情報であるか否かを判定する。
判定部433は、ドライバー本人に対応する睡眠情報であると判定した場合(S20においてYESの場合)、当該睡眠情報を睡眠情報データベースに記憶させる(S40)。一方、判定部433は、ドライバー本人に対応する睡眠情報ではないと判定した場合(S20においてNOの場合)、ドライバー本人に対応しない睡眠情報を除去する(S30)。具体的には、判定部433は、ドライバー本人に対応しない睡眠情報については、睡眠情報データベースに記憶させない。
図9は、ユーザが配車サービスを利用した場合における情報提供システムSの処理の流れを示すシーケンス図である。本処理は、ユーザが、通信端末3のディスプレイに表示された配車サービスの検索画面において、出発地点及び到着地点を入力して、検索ボタンを押下したことを契機として開始する。通信端末3は、検索画面において入力された出発地点を示す出発地点情報と、到着地点を示す到着地点情報とを含む入力情報を、情報提供装置4に送信する。
情報提供装置4の車両情報取得部431は、通信端末3から送信された入力情報を取得すると、配車サービスに登録されている複数のドライバー端末2からドライバー端末2の位置を示す位置情報を取得する。車両情報取得部431は、取得した複数の位置情報に基づいて、入力情報に含まれる出発地点情報が示す位置から所定の範囲内に存在する一以上のドライバー端末2を特定する(S110)。車両情報取得部431は、特定した一以上のドライバー端末2それぞれに対応する一以上の車両に関する情報を、ドライバー情報データベースから取得する(S120)。車両情報取得部431は、特定した一以上のドライバー端末2それぞれに対応する一以上のドライバー識別情報を睡眠情報取得部432に入力する。
続いて、睡眠情報取得部432は、睡眠情報データベースから、車両情報取得部431から入力された一以上のドライバー識別情報それぞれに関連付けられている一以上の睡眠情報を取得する(S130)。睡眠情報取得部432は、睡眠情報データベースから取得した一以上の睡眠情報を、評価部434に入力する。
続いて、評価部434は、ドライバー本人に対応する睡眠情報であると判定された一以上の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価する(S140)。具体的には、評価部434は、睡眠情報取得部432が睡眠情報データベースから取得した一以上の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価する。評価部434は、評価結果を決定部435に入力する。
決定部435は、評価部434が評価した評価結果に基づいて、ドライバーが提供することができるサービスの内容を決定する。評価部434は、例えば、所定の分類基準に基づいて、一以上の睡眠情報それぞれをランクに分類し、ランクに分類した一以上の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価する。決定部435は、決定したサービスの内容を送信部436に入力する(S150)。送信部436は、一以上の車両に関する情報と、評価部434が評価した評価結果と、決定部435が決定したサービスの内容とを関連付けた選択候補情報を、通信端末3に送信する。
通信端末3は、情報提供装置4から送信された選択候補情報を取得すると、取得した選択候補情報に基づいて、候補選択画面をディスプレイに表示させる。ユーザは、候補選択画面に表示された一以上の車両のうちの1台の車両を選択する操作を行う。通信端末3は、候補選択画面において選択された車両を示すユーザ選択情報を、情報提供装置4に送信する。そして、情報提供装置4の通知部437は、通信端末3から送信されたユーザ選択情報を取得すると、取得したユーザ選択情報に含まれる端末識別情報が示すドライバー端末2に、ユーザから配車の要求があった旨を通知する。
[本実施の形態における効果]
以上説明したとおり、本実施の形態に係る情報提供システムSは、一以上の車両を運転する一以上のドライバーそれぞれに対応する一以上の睡眠情報に基づいて、一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価する。そして、情報提供システムSは、一以上の車両に関する情報とともに評価結果をユーザに提供する。このようにすることで、情報提供システムSは、ユーザに安全性を考慮した情報を提供することができる。その結果、ユーザは、配車サービスを安心して利用することができる。また、配車サービスを提供するサービス提供者は、ユーザに配車した車両が交通事故を起こすことによって、配車サービスに対する信頼性が低下してしまうことを防止することができる。
[変形例]
上記の説明において、サービス提供者が、ドライバーに対する評価結果に基づいて決定したドライバーが提供することができるサービスの内容を、個人であるユーザに提示する例を示したが、これに限らない。サービス提供者は、法人である運送会社に、複数のドライバーそれぞれの評価結果に基づいて、複数のドライバーと、複数の車両との組み合わせを、サービスの内容として提示してもよい。
この場合、まず、車両情報取得部431は、車両の積載容量を含む複数の車両に関する情報を取得する。睡眠情報取得部432は、運送会社に属する複数のドライバーであって、複数の車両を運転することができる複数のドライバーそれぞれに対応する複数の睡眠情報を取得する。評価部434は、車両情報取得部431が取得した複数の車両に関する情報と、睡眠情報取得部432が取得した複数の睡眠情報とに基づいて、複数のドライバーそれぞれが複数の車両それぞれを運転した場合における危険度を評価する。
決定部435は、複数のドライバーと、複数の車両とにおける複数の組み合わせのうち、複数のドライバーの評価の合計が最も良い組み合わせを決定する。この場合における評価の合計は、AからEまでの5段階の評価を、1から5までの5段階の数値に変換して算出される。決定部435は、例えば、評価部434の評価が「B」以上であるドライバーには、積載容量が多いトラックを割り当て、評価部434の評価が「C」以下であるドライバーには、積載容量が少ないトラックを割り当てる。
そして、送信部436は、決定部435が決定した複数のドライバーの評価の合計が最も良い組み合わせを示す情報を、運送会社が管理するサーバに送信する。このように決定部435が、複数のドライバーそれぞれの評価結果に基づいて、複数のドライバーと、複数の車両との組み合わせを示す情報を、サービスの内容として運送会社に提示することにより、運送会社は、運送会社に属する複数のドライバーが起こす交通事故の割合を少なくすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 測定機器
2 ドライバー端末
3 通信端末
4 情報提供装置
41 通信部
42 記憶部
43 制御部
431 車両情報取得部
432 睡眠情報取得部
433 判定部
434 評価部
435 決定部
436 送信部
437 通知部

Claims (15)

  1. 一以上の車両に関する情報を取得する車両情報取得部と、
    前記一以上の車両を運転することができる一以上のドライバーそれぞれの睡眠に関する情報である一以上の睡眠情報を取得する睡眠情報取得部と、
    前記一以上の睡眠情報に基づいて、前記一以上のドライバーそれぞれが車両を運転した場合における危険度を評価する評価部と、
    前記一以上の車両に関する情報と、前記評価部が評価した評価結果とを関連付けた選択候補情報を、通信端末に送信する送信部と、
    を有する情報提供装置。
  2. 前記評価部は、前記一以上の睡眠情報と、前記一以上の車両に関する情報とに基づいて、前記危険度を評価する、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記評価結果に基づいて、前記ドライバーが提供することができるサービスの内容を決定する決定部をさらに有し、
    前記送信部は、前記サービスの内容をさらに関連付けた前記選択候補情報を前記通信端末に送信する、
    請求項1又は2に記載の情報提供装置。
  4. 前記決定部は、前記評価結果に基づいて、前記ドライバーが運転することができる走行可能距離を決定し、
    前記送信部は、前記サービスの内容として、前記決定部が決定した前記走行可能距離をさらに関連付けた前記選択候補情報を前記通信端末に送信する、
    請求項3に記載の情報提供装置。
  5. 前記決定部は、前記評価結果に基づいて、前記ドライバーが旅客を運送する運賃を決定し、
    前記送信部は、前記サービスの内容として、前記決定部が決定した前記運賃をさらに関連付けた前記選択候補情報を前記通信端末に送信する、
    請求項3から4のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  6. 前記決定部は、前記評価結果に基づいて、前記ドライバーが運送することができる貨物の種類を決定し、
    前記送信部は、前記サービスの内容として、前記決定部が決定した前記貨物の種類をさらに関連付けた前記選択候補情報を前記通信端末に送信する、
    請求項3から4のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  7. 前記決定部は、前記サービスの内容を決定した時点において前記評価部が評価した過去の前記評価結果と、前記サービスの内容を決定する時点において前記評価部が評価した今回の前記評価結果との関係に基づいて、前記サービスの内容を決定する、
    請求項3から6のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  8. 前記決定部は、前記サービスの内容を直前に決定した時点における前記過去の評価結果よりも改善された前記今回の評価結果の改善度に基づいて、前記サービスの内容を決定する、
    請求項7に記載の情報提供装置。
  9. 前記睡眠情報に含まれる前記ドライバーを識別することが可能な識別情報に基づいて、前記睡眠情報が前記ドライバー本人に対応する前記睡眠情報であるか否かを判定する判定部をさらに有し、
    前記評価部は、前記ドライバー本人に対応する前記睡眠情報であると判定された前記睡眠情報に基づいて、前記危険度を評価する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  10. 前記睡眠情報取得部は、睡眠中の人により加えられる圧力の分布を測定可能なマットで測定された圧力分布を含む前記睡眠情報を取得し、
    前記判定部は、前記圧力分布のパターンに基づいて、前記睡眠情報が前記ドライバー本人に対応する前記睡眠情報であるか否かを判定する、
    請求項9に記載の情報提供装置。
  11. 前記判定部は、前記睡眠情報に含まれる脈拍に基づいて、前記睡眠情報が前記ドライバー本人に対応する前記睡眠情報であるか否かを判定する、
    請求項9に記載の情報提供装置。
  12. 複数の前記睡眠情報を記憶する記憶部をさらに有し、
    前記評価部は、前記睡眠情報取得部が取得した前記睡眠情報を、前記記憶部に記憶された複数の睡眠情報に基づく睡眠指標と比較することによりに前記危険度を評価する、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  13. 前記睡眠情報取得部は、複数の測定項目を含む前記睡眠情報を取得し、
    前記評価部は、前記複数の測定項目のうち、交通事故を起こす要因として関連付けられた一以上の前記測定項目に重み付けした前記一以上の睡眠情報に基づいて、前記危険度を評価する、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  14. 前記評価部は、所定の期間にわたって取得された複数の前記睡眠情報であって、かつ前記ドライバー本人に対応する前記睡眠情報であると判定された前記複数の睡眠情報に基づいて、前記危険度を評価する、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  15. コンピュータが実行する、
    取得した一以上の車両を運転することができる一以上のドライバーそれぞれの睡眠に関する情報である一以上の睡眠情報と、取得した一以上の車両に関する情報とに基づいて、前記一以上のドライバーそれぞれが前記一以上の車両それぞれを運転した場合における危険度を評価するステップと、
    前記一以上の車両に関する情報と、前記一以上の睡眠情報と、評価した前記一以上のドライバーそれぞれが前記一以上の車両それぞれを運転した場合における危険度とを関連付けた選択候補情報を、通信端末に送信するステップと、
    を有する情報提供方法。
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