JP2019181776A - トレッドゴムの保管装置及び保管方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、トレッドゴムはトレイに密着し貼り付いた状態で載置されるため、トレイ上から剥がしたときに内部歪みが解放され、急速に収縮するおそれがある。また、スタッドレスタイヤに用いられる軟らかく粘着力の高いトレッドゴムの場合、トレイから剥がしたときに伸びてしまい、より長さにばらつきが生じる可能性もある。
未加硫のトレッドゴムを載置するトレイと、
前記トレイを振動させる加振装置と、を備える。
前記加振装置が、前記支持フレームに設けられる。
この構成によれば、支持フレームを加振装置により振動させることで、支持フレームを介して複数のトレイを同時に振動させることができる。
前記加振装置が、複数の前記トレイの上下方向の中央に対応する高さに位置付けられる。
このような構成によって、加振装置から複数のトレイに与えられる振動のばらつきを少なくすることができる。
このような構成によって、トレッドゴムの長さを測定装置で測定し、その長さに基づいて加振装置の動作時間等を適切に調整することができる。
このような構成によって、トレイに対するトレッドゴムの過度な密着を抑制し、収縮を促進することができる。
(a)周波数:50Hz以上1000Hz以下
(b)振幅:5.0mm以上10.0mm以下
(c)振動時間:60秒以上
このような構成によって、トレッドゴムの収縮を好適に促進することができる。
トレッドゴムを保管装置のトレイ上に載置する第1のステップと、
前記トレイを振動させる第2のステップと、を含む。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るトレッドゴムの保管装置を概略的に示す側面図である。
トレッドゴム50は、タイヤのトレッド面を構成するものであり、押出成形機により押し出された未加硫の帯状ゴムを所定の長さで裁断することによって製造される。そして、本実施形態の保管装置10は、製造されたトレッドゴム50が未加硫タイヤの成形に用いられるまでの間、当該トレッドゴム50を保管するために用いられる。また、本実施形態の保管装置10は、保管中にトレッドゴム50の内部歪みによる収縮を促進することにより、未加硫タイヤの成形に使用するトレッドゴム50の長さのばらつきを抑制するものとなっている。
保管装置10は、台車11と、複数のトレイ12と、加振装置13とを備えている。
台車11は、下面に車輪21を有する下部フレーム22と、下部フレーム22の端部から上方へ立ち上がる支持フレーム23とを有する。台車11は、車輪21によって地面を走行することで、保管しているトレッドゴム50を容易に移動させることができる。
トレッドゴム50は、製造後、残留した内部歪みよって収縮する。トレッドゴム50の収縮量は、時間の経過に伴って変化する。具体的には、図2に示すように、製造後の経過時間が短いうちは単位時間当たりの収縮量s1が大きく、経過時間が長くなるほど単位時間当たりの収縮量s2が小さくなる。そして、経過時間が所定を超えると収縮しきった状態となり、トレッドゴム50の長さはほぼ一定に維持される。
保管装置10は、さらに長さ測定装置14と制御装置15とを備えている。
長さ測定装置14は、トレイ12上に載置されたトレッドゴム50の長さを測定するものである。この長さ測定装置14は、長手方向の各端部を撮像する複数のカメラ(撮像器)25を有する。このカメラ25によって撮像された画像は、制御装置15に入力される。
(条件1)長さ測定装置14により測定されたトレッドゴム50の長さが、所定の長さ、例えばトレッドゴム50が目標長さ(狙い長さ)に達したとき
(条件2)トレッドゴム50の単位時間当たりの収縮量が所定値以下、例えば、収縮量が0に近い値になったとき
以下、これらの条件を用いて加振装置を制御する例について説明する。
図4は、制御装置による加振装置の制御手順を示すフローチャートである。
図4のステップS1において、加振装置13は運転を開始する。この運転開始の指示は、保管装置10の各トレイ12にトレッドゴム50の載置が完了したときに、当該完了をセンサ等により検出して自動で行ってもよいし、人為的に行ってもよい。
図5は、第2の実施形態に係るトレッドゴムの保管装置を概略的に示す側面図である。
本実施形態の保管装置10は、加振装置13が台車11における支持フレーム23の下部に設けられている。その他の構成は、第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態においても、各トレイ12に連結された支持フレーム23に振動を与えることで、この支持フレーム23を介して各トレイ12を好適に振動させることができる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
(実験1)
表1は、トレッドゴムに対する振動の有無及び振動条件について検証した結果を示すものである。具体的に、表1中のNo.1は、トレッドゴムを振動させずに保管装置で保管した比較例(従来例)、No.2〜No.5は、それぞれ周波数、振幅、振動時間を互いに変化させてトレッドゴムを振動させながら保管装置で保管した実施例である。そして、各例について、未加硫タイヤの成形に使用する際のトレッドゴムの長さと、狙いの長さ(目標長さ)との差を求めた。また、そのトレッドゴムを使用したタイヤのRFV(ラジアルフォースバリエーション)を「JASO C607:2000」に規定されたユニフォミティ試験法に準拠して測定した。
表2は、トレッドゴムに対する振動の有無及び振動の方向について検証した結果を示すものである。表2中のNo.6は、トレッドゴムを振動させずに保管装置で保管した比較例(従来例)、No.7は、トレッドゴムを水平方向に振動させながら保管装置で保管した実施例、No.8は、トレッドゴムを垂直(上下)方向に振動させながら保管装置で保管した実施例である。
例えば、長さ測定装置としてカメラを備えたものについて説明したが、トレッドゴムの長手方向の各端部の位置を検出する光センサを備えたものであってもよい。
加振装置は、台車の下部フレームに設けられていてもよい。また、加振装置は、台車ではなく、一部のトレイ又は全トレイに設けられていてもよい。
12 :トレイ
13 :加振装置
14 :長さ測定装置
15 :制御装置
23 :支持フレーム
50 :トレッドゴム
Claims (7)
- 未加硫のトレッドゴムを載置するトレイと、
前記トレイを振動させる加振装置と、を備える、トレッドゴムの保管装置。 - 前記保管装置は、上下方向に積層された複数の前記トレイと、複数の前記トレイを支持する支持フレームとを備え、
前記加振装置が、前記支持フレームに設けられる、請求項1に記載のトレッドゴムの保管装置。 - 前記保管装置が、上下方向に積層された複数の前記トレイを備えており、
前記加振装置が、複数の前記トレイの上下方向の中央に対応する高さに位置付けられる、請求項1又は2に記載のトレッドゴムの保管装置。 - 前記保管装置は、前記トレイ上のトレッドゴムの長さを測定する測定装置を備えている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のトレッドゴムの保管装置。
- 前記加振装置が、前記トレイを上下方向に振動させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のトレッドゴムの保管装置。
- 前記加振装置が、以下の(a)〜(c)の条件で前記トレイを振動させる、請求項1〜5のいずれか1項に記載のトレッドゴムの保管装置。
(a)周波数:50Hz以上1000Hz以下
(b)振幅:5.0mm以上10.0mm以下
(c)振動時間:60秒以上 - トレッドゴムを保管装置のトレイ上に載置する第1のステップと、
トレイを振動させる第2のステップとを含む、トレッドゴムの保管方法。
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|---|---|---|---|
| JP2018074503A JP7014020B2 (ja) | 2018-04-09 | 2018-04-09 | トレッドゴムの保管装置及び保管方法 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7587149B2 (ja) | 2021-03-25 | 2024-11-20 | 横浜ゴム株式会社 | 未加硫ゴム部材の経時変形抑制装置および方法 |
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-
2018
- 2018-04-09 JP JP2018074503A patent/JP7014020B2/ja active Active
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| JP7014020B2 (ja) | 2022-02-01 |
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