以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。実施形態は、入国用POS(Point of Sales)端末を情報処理装置の一例として説明する。以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、第1実施形態に係る入国用POS端末(以降単に「POS端末」という)2を含むシステムを示す概略図である。図1に示すように、システムAは、空港の出国用の宅配カウンタに設置された1台または複数台の出国用POS端末1と、空港の入国用の宅配カウンタに設置された1台または複数台のPOS端末2と、空港のバックヤードに設置された売上管理サーバ3とを備える。出国用POS端末1とPOS端末2と売上管理サーバ3は、LAN(Local Area Network)等の通信回線Lで互いに接続されている。
出国用POS端末1は、例えば海外で使用可能な携帯端末等の貸し出しを行う。出国用POS端末1は、貸し出す携帯端末の個体番号、機種、貸出数、貸出期間等を印字した貸出伝票を発行する。係員は、貸出伝票を顧客に手渡す。この貸出伝票は、顧客が帰国した際に代金の精算に使用する。また、出国用POS端末1は、貸し出した携帯端末の貸し出し料金を算出し、顧客から預かった預り金から釣銭を算出する。
POS端末2は、帰国した顧客の荷物の宅配に使用する。係員は、POS端末2を用いて、宅配を依頼する依頼人の氏名、住所、電話番号、荷物を受け取る受取人の氏名、住所、電話番号等を入力する。また、係員は、荷物の宅配に係る各種情報(荷物のサイズ、宅配に使用する商品(例えばパック商品)、使用する宅配業者、等)を入力する。POS端末2は、宅配する荷物のサイズ等に基づいて、宅配料金(売上情報)を算出する。POS端末2は、荷物の宅配料金、顧客からの預り金、釣銭、宅配日時等を印字したレシートを発行する。
売上管理サーバ3は、出国用POS端末1やPOS端末2での売上情報を通信回線Lを介して、それぞれのPOS端末から受信する。売上管理サーバ3は、売上情報を管理する。
続いて、売上管理サーバ3のハードウェア構成について説明する。図2は、売上管理サーバ3のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、売上管理サーバ3は、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、メモリ部34等を備えている。CPU31は制御主体となる。ROM32は各種プログラムを記憶する。RAM33はプログラムや各種データを展開する。メモリ部34は各種プログラムを記憶する。CPU31、ROM32、RAM33、メモリ部34は、互いにバス35を介して接続されている。CPU31とROM32とRAM33が、制御部300を構成する。すなわち、制御部300は、CPU31がROM32やメモリ部34に記憶されRAM33に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する売上管理サーバ3に係る制御処理を実行する。
メモリ部34は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部34は、制御プログラム部341と顧客DB(データベース)342を備える。制御プログラム部341は、売上管理サーバ3を制御するための制御プログラムを記憶する。顧客DB342は、図3を用いて後述する。
また、制御部300は、バス35およびコントローラ36を介して、表示部37、操作部38と接続している。表示部37は、情報を表示する。操作部38は、各種キーを備えたキーボードである。
また、制御部300は、バス35を介して、通信部39と接続している。通信部39は、通信回線Lを介して、出国用POS端末1およびPOS端末2と通信可能に接続している。
次に、顧客DB342について説明する。顧客DB342は、顧客を特定する顧客コード(顧客特定情報)に対応させて顧客別に顧客(依頼人)の情報や宅配情報を記憶する。図3は、顧客DBのメモリ構成を示すメモリマップである。
顧客DB342は、顧客コード部3421、商品名部3422、顧客情報部3423、宅配情報部3424、支払条件部3425を有する。顧客コード部3421は、顧客を特定する顧客コードを記憶する。商品名部3422は、荷物の宅配に使用する商品名を、顧客コードに対応付けて記憶する。例えば、複数の荷物をまとめて宅配する場合に使用する「○○パック」等が該当する。顧客情報部3423は、荷物の宅配を依頼する依頼人(すなわち顧客)の依頼人情報を、顧客コードに対応付けて記憶する。顧客情報部3423は、氏名部34231、住所部34232、電話番号部34233を有する。氏名部34231は、依頼人の氏名を記憶する。住所部34232は、依頼人の住所や郵便番号を記憶する。電話番号部34233は、依頼人の電話番号を記憶する。
宅配情報部3424は、荷物を受け取る受取人の宅配情報を、顧客コードに対応付けて記憶する。宅配情報部3424は、受取人氏名部34241、受取人住所部34242、受取人電話番号部34243、依頼人同一区分部34244、宅配業者区分部34245、宅配指定部34246、荷物サイズ部34247を有する。受取人氏名部34241は、受取人の氏名を記憶する。受取人住所部34242は、受取人の住所や郵便番号を記憶する。受取人電話番号部34243は、受取人の電話番号を記憶する。依頼人同一区分部34244は、荷物の依頼人と受取人が同一人であるかを示すフラグ情報を記憶する。フラグ情報がフラグ「1」の場合は、荷物の依頼人と受取人が同一人であることを示す情報である。フラグ情報がフラグ「0」の場合は、荷物の依頼人と受取人が同一人ではないことを示す情報である。
宅配業者区分部34245は宅配に利用する(すなわち、荷物を宅配する)宅配業者を特定する宅配業者情報を記憶する。宅配業者情報は、一つの宅配業者を特定するための情報である。宅配指定部34246は、宅配する荷物を受け取る日にち、時間帯を記憶する。宅配指定部34246は、年月日部342461と時間帯区分部342462を有する。年月日部342461は、荷物を宅配する日にちを記憶する。時間帯区分部342462は荷物を宅配する時間帯を記憶する。荷物を宅配可能な時間帯は、宅配業者によって異なる。すなわち、宅配業者によって配達拠点が存在する場所が異なる。そのため、宅配業者によって、配達拠点から荷物を自宅に配達するまでの距離が異なる。したがって、宅配業者区分部34245に記憶された(特定された)宅配業者によって、異なる(配達可能な)時間帯を時間帯区分部342462に記憶する。顧客は、時間帯区分部342462に記憶された時間帯から、希望する時間帯を指定する。荷物サイズ部34247は、宅配する荷物のサイズを記憶する。例えば、荷物サイズ部34247には、予め宅配可能な複数の荷物のサイズが記憶されており、顧客はその中から宅配する荷物に合ったサイズを指定する。
支払条件部3425は、宅配の料金に係る情報を記憶する。支払条件部3425は、例えば、宅配料金に係る割引きや値引きに係る情報を記憶する。
次に、POS端末2のハードウェア構成について説明する。POS端末2は、宅配する荷物についての売上登録処理と決済処理を実行する。売上登録処理とは、宅配する荷物に係る依頼人情報と宅配情報を表示するとともに、当該依頼人情報と宅配情報を宅配情報部131に記憶する処理をいう。決済処理とは、宅配情報部131に記憶された依頼人情報と宅配情報に基づいて、荷物の宅配に係る料金を表示するとともに、顧客から預かった預り金に基づいて釣銭額を計算して表示し、払い出す処理等をいう。また、POS端末2は、決済処理した荷物に係る依頼人情報、宅配情報、決済情報等を印字したレシートを、印字部20から発行する。
図4は、POS端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示すように、POS端末2は、CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14等を備えている。CPU11は制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。メモリ部14は各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述するPOS端末2に係る制御処理を実行する。
RAM13は、宅配情報部131を備えている。宅配情報部131は、シンボル読取部22(入力部)で読み取ったシンボルから取得した顧客コードに基づいて売上登録処理された荷物の宅配料金と依頼人情報と配達情報を記憶する。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部14は、制御プログラム部141、料金部142等を備える。制御プログラム部141は、POS端末2を制御するための制御プログラムを記憶する。料金部142は、宅配する荷物のサイズ別に、荷物の宅配料金を記憶する。
また、制御部100は、バス15およびコントローラ16を介して、オペレータ用表示部17、客用表示部18、操作部19、印字部20、伝票印字部21(印字部)、シンボル読取部22、カード読取部23と接続している。オペレータ用表示部17は、オペレータに宅配表示画面を表示する。客用表示部58は、顧客に宅配表示画面を表示する。操作部59は、テンキーや部門キー等のキーボードである。操作部59は、宅配開始キー191、コード入力キー192、印字キー193を備える。宅配開始キー191は、POS端末2において、宅配の受付業務の開始を宣言するキーである。コード入力キー192は、顧客コードの入力の開始を宣言するキーである。コード入力キー192が宣言されると、操作部59に備えられた数字を置数するテンキーによる顧客コードの入力が可能となる。また、コード入力キー192が宣言されると、携帯端末に表示された、例えばバーコードや二次元コードのようにシンボル化された顧客コードを、シンボル読取部22によって読み取って入力することが可能となる。係員は、テンキーを操作するかシンボル読取部22を操作して、顧客コードを入力する。印字キー193は、伝票印字部21にセットされた伝票を印字するための印字情報を、伝票印字部21に出力するために操作するキーである。
印字部20は、決済処理した荷物の宅配情報や決済情報を印字したレシートを発行する。伝票印字部(印字部)21は、セットされた伝票に、宅配料金や依頼人情報や宅配情報等を印字する。伝票印字部21は、例えば、POS端末2と通信可能に接続された、伝票を印字可能なプリンタである。伝票印字部21は、複数の宅配業者用の伝票を一度にセットすることが可能である。伝票印字部21は、POS端末2から入力した宅配業者を特定する宅配業者情報に基づいて、当該宅配業者情報で特定される一つの宅配業者用の伝票を選択して、当該伝票に宅配料金や依頼人情報や宅配情報等を印字する。
シンボル読取部22は、シンボル化された情報を光学的に読取り、または撮像して読取り、コード情報を入力する。カード読取部23は、荷物の宅配の決済に使用する例えばクレジットカード等のカード(カード以外の媒体であってもよい)から、顧客情報を読み取る。
また、制御部100は、バス15を介して、通信部24と接続している。通信部24は、通信回線Lを介して、出国用POS端末1および売上管理サーバ3と通信可能に接続している。
次に、シンボル化されたコードが表示される携帯端末について説明する。図5は、携帯端末Sの表示の一例を示す図である。携帯端末Sには、顧客コードをシンボル化して表示するためのアプリケーションが予めインストールされている。携帯端末Sは、入力された顧客コードをシンボル化したコード情報S12を表示部S11に表示する。
また、顧客は、携帯端末Sの操作部を操作して、依頼人情報(顧客コード、顧客(すなわち依頼人)の氏名、住所、電話番号等)と宅配情報(受取人の氏名、住所、電話番号、依頼人と受取人が同一人であるかのフラグ情報、使用する宅配業者、希望する宅配日と時間帯、荷物のサイズ等)を予め入力する。すると、アプリケーションは、これらの依頼人情報と宅配情報を売上管理サーバ3に送信する。売上管理サーバ3は、受信した依頼人情報と宅配情報を顧客DB342に記憶する。顧客は、荷物の宅配を依頼する場合、予め依頼人情報と宅配情報を携帯端末Sやその他の機器から入力して売上管理サーバ3に送信しておく。なお、ユーザ登録の際等に依頼人情報が売上管理サーバ3に登録されている場合は、顧客は宅配情報のみを入力する。携帯端末Sは入力された宅配情報を売上管理サーバ3に送信する。
ここからは、売上管理サーバ3の機能構成について説明する。図6は、売上管理サーバ3の機能構成を示す機能ブロック図である。図6に示すように、売上管理サーバ3の制御部300は、宅配情報受信判断部301、宅配情報記憶部302、宅配情報問い合わせ判断部303、宅配情報処理部304として機能する。
宅配情報受信判断部301は、携帯端末Sから依頼人情報と宅配情報を受信したかを判断する。宅配情報記憶部302は、宅配情報受信判断部301が帯端末Sから依頼人情報と宅配情報を受信したと判断した場合に、当該依頼人情報と宅配情報を顧客DB342に記憶する。
すなわち、宅配情報記憶部302は、受信した顧客コードを顧客コード部3421に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した商品名を商品名部3422に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した依頼人の氏名を氏名部34231に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した依頼人の住所を住所部34232に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した依頼人の電話番号を電話番号部34233に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した受取人の氏名を受取人氏名部34241に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した受取人の住所を受取人住所部34242に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した受取人の電話番号を受取人電話番号部34243に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した、受取人と依頼人が同一人であるかを示すフラグ情報を、依頼人同一区分部34244に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した宅配業者を特定する宅配業者情報を宅配業者区分部34245に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した宅配日を年月日部342461に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した宅配する時間帯を時間帯区分部342462に記憶する。また、宅配情報記憶部302は、受信した荷物のサイズを荷物サイズ部34247に記憶する。また、また、宅配情報記憶部302は、受信した支払条件やその他の情報を支払条件部3425に記憶する。
宅配情報問い合わせ判断部303は、POS端末2から、依頼人情報と宅配情報の問い合わせがあったかを判断する。宅配情報処理部304は、宅配情報問い合わせ判断部303がPOS端末2から依頼人情報と宅配情報の問い合わせがあったと判断した場合に、受信した顧客コードに対応付けて顧客DB342に記憶されている依頼人情報と宅配情報を読み出す。すなわち、宅配情報処理部304は、受信した顧客コードに対応付けて記憶されている、商品名、依頼人の氏名、依頼人の住所、依頼人の電話番号、受取人の氏名、受取人の住所、受取人の電話番号、受取人と依頼人が同一人であるかを示すフラグ情報、宅配業者情報、宅配日、宅配する時間帯、荷物のサイズ、支払条件やその他の情報等の情報を読み出す。そして宅配情報処理部304は、読み出した依頼人情報と宅配情報を、問い合わせがあったPOS端末2に送信する。
次に、売上管理サーバ3の制御について説明する。図7は、売上管理サーバ3の制御処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、売上管理サーバ3の宅配情報受信判断部301は、携帯端末Sから依頼人情報と宅配情報を受信したかを判断する(S11)。宅配情報受信判断部301が帯端末Sから依頼人情報と宅配情報を受信したと判断した場合には(S11のYes)、宅配情報記憶部302は、当該依頼人情報と宅配情報を顧客DB342に記憶する(S12)。そして制御部300はS11に戻る。
一方、宅配情報受信判断部301が帯端末Sから依頼人情報と宅配情報を受信していないと判断した場合には(S11のNo)、宅配情報問い合わせ判断部303は、POS端末2から、依頼人情報と宅配情報の問い合わせがあったかを判断する(S21)。宅配情報問い合わせ判断部303がPOS端末2から依頼人情報と宅配情報の問い合わせがあったと判断した場合には(S21のYes)、宅配情報処理部304は、受信した顧客コードに対応付けて顧客DB342に記憶されている依頼人情報と宅配情報を読み出す(S22)。そして宅配情報処理部304は、読み出した依頼人情報と宅配情報を、問い合わせがあったPOS端末2に送信する(S23)。そして制御部300は、S11に戻る。
また、S21において、宅配情報問い合わせ判断部303が帯端末Sから依頼人情報と宅配情報の問い合わせではないと判断した場合には(S21のNo)、制御部300は、S11に戻る。
ここからは、POS端末2の機能構成について説明する。図8は、POS端末2の機能構成を示す機能ブロック図である。図8に示すように、POS端末2の制御部100は、情報取得部101、判断部102、印字情報生成部103、出力部104として機能する。
情報取得部101は、シンボル読取部22が読み取った顧客コードが入力されると、売上管理サーバ3から、顧客DB342に予め記憶された依頼人情報および宅配情報を取得する。また、情報取得部101は、売上管理サーバ3から、荷物の依頼人と荷物の受取人が同一人であることを示すフラグ情報を含む宅配情報を取得する。また、情報取得部101は、入力された顧客コードに基づいて、顧客コード別に依頼人の情報および宅配情報を記憶した顧客DB342から当該顧客の顧客コードに対応した依頼人の情報および宅配情報を取得する。また、情報取得部101は、シンボル読取部22から、顧客が携帯する携帯端末Sの表示部に表示されたシンボル化された顧客コードを入力する。また、情報取得部101は、売上管理サーバ3から、宅配業者を特定する宅配業者情報を含む宅配情報を取得する。
判断部102は、取得した宅配情報に基づいて荷物の依頼人と荷物の受取人が同一人であるかを判断する。判断部102は、取得した宅配情報に含まれるフラグ情報に基づいて、荷物の依頼人と荷物の受取人が同一人であるかを判断する。判断部102は、情報取得部101が荷物の依頼人と荷物の受取人が同一人であることを示すフラグ情報を含む宅配情報を取得した場合には、荷物の依頼人と荷物の受取人が同一人であると判断する。判断部102は、情報取得部101が荷物の依頼人と荷物の受取人が同一人ではないことを示すフラグ情報を含む宅配情報を取得した場合には、荷物の依頼人と荷物の受取人が同一人ではないと判断する。
印字情報生成部103は、荷物の依頼人と荷物の受取人が同一人であると判断した場合には、依頼人情報に代えて依頼人が受取人と同一人であることを示す同一情報と宅配情報とに基づいて、当該宅配業者用の伝票に印字する印字情報(印字情報A)を生成する。すなわち、印字情報生成部103は、伝票印字部21が、依頼人依頼人情報部D4(図11を参照)に同一情報を印字するような印字情報Aを生成する。同一情報は例えば「同上」の文字情報である。依頼人情報部D4に「同上」の文字が印字されることで、依頼人が受取人と同一人であることが分かる。印字情報生成部103は、印字情報Aとともに宅配業者情報で特定される宅配業者用の伝票を指定する伝票指定情報を生成する。
印字情報生成部103は、荷物の依頼人と荷物の受取人が同一人ではないと判断した場合には、依頼人情報と宅配情報とに基づいて、当該宅配業者用の伝票に印字する印字情報(印字情報B)を生成する。すなわち、印字情報生成部103は、伝票印字部21が、依頼人情報部D4に、依頼人の氏名、住所、電話番号を印字するような印字情報Bを生成する。依頼人情報部D4に依頼人の氏名、住所、電話番号が印字されることで、依頼人と受取人とが異なる人であることが分かる。印字情報生成部103は、印字情報Bとともに宅配業者情報で特定される宅配業者用の伝票を指定する伝票指定情報を生成する。
出力部104は、印字情報生成部103が生成した印字情報Aまたは印字情報Bと伝票指定情報を、伝票印字部21に出力する。
次に、POS端末2の制御について説明する。図9は、POS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、POS端末2の制御部100は、宅配開始キー191が操作されたかを判断する(S31)。制御部100は、宅配開始キー191が操作されたと判断するまで待機する(S31のNo)。宅配開始キー191が操作されたと判断した場合には(S31のYes)、制御部100は、オペレータ用表示部17に宅配業務の受付画面を表示する(S32)。
図10に、S32で表示される宅配業務の受付画面の一例を示す。図10に示すように、制御部100は、宅配業務の受付画面として、受付番号部171、受付年月日部172、顧客コード部173、氏名部174、住所部175、電話番号部176、商品名部177、業者区分部178、荷物サイズ部179、割引料金部180、配達日・時間帯部181、受取人氏名部182、受取人住所部183、受取人電話番号部184、依頼人同一区分部185、宅配料金部186の各エリアを表示する。
受付番号部171は、一つの宅配業務を特定する受付番号が表示されるエリアである。受付年月日部172は、宅配業務を受付けた年月日を表示するエリアである。顧客コード部173は、顧客コードが表示されるエリアである。氏名部174は、顧客コードで特定される顧客である依頼人の氏名が表示されるエリアである。住所部175は、顧客コードで特定される依頼人の住所が表示されるエリアである。電話番号部176は、顧客コードで特定される依頼人の電話番号が表示されるエリアである。商品名部177は、依頼人が荷物の宅配に使用する商品名が表示されるエリアである。業者区分部178は、荷物の宅配に使用する宅配業者名、または当該宅配業者を表すコード等が表示されるエリアである。荷物サイズ部179は、宅配する荷物のサイズを表示するエリアである。割引料金部180は、荷物の宅配に割引料金が適用される場合、割引かれる金額を表示するエリアである。配達日・時間帯部181は、荷物を配達する日にちと時間帯を表示するエリアである。受取人氏名部182は、荷物の受取人の氏名を表示するエリアである。受取人住所部183は、荷物の受取人の住所を表示するエリアである。受取人電話番号部184は、荷物の受取人の電話番号を表示するエリアである。依頼人同一区分部185は、荷物の依頼人と受取人が同一人であるかを示すフラグ情報が表示されるエリアである。宅配料金部186は、宅配に係る宅配料金を表示するエリアである。宅配料金は、荷物サイズ部179に表示される荷物のサイズに基づいて、料金部142に記憶されているから該当する荷物の宅配料金を呼び出して表示する。割引料金部180に割引金額が表示されている場合は、宅配料金部186は、料金部142から呼び出した宅配料金から当該割引料金を減額した宅配料金を表示する。
また、制御部100は、宅配業務の受付画面に、コード入力キー192と印字キー193を表示する。なお、S32で表示された宅配業務の受付画面の各エリアには、具体的な情報は表示されていない。
図9の説明に戻る。次に制御部100は、コード入力キー192が操作されたかを判断する(S33)。コード入力キー192が操作されたと判断した場合には(S33のYes)、制御部100は、S32で表示した宅配業務の受付画面に重ねるようにポップアップのコード入力画面を表示する(S34)。係員は、テンキーを用いて顧客コードを入力する。あるいは、係員は、シンボル読取部22を用いて、携帯端末Sに表示された顧客コードをシンボル化したコード情報S12を読み取って、顧客コードを入力する。
次に制御部100は、顧客コードが入力されたかを判断する(S35)。顧客コードが入力されたと判断するまで待機し(S35のNo)、顧客コードが入力されたと判断した場合には(S35のYes)、制御部100は、入力された顧客コードに基づいて、売上管理サーバ3に対し、依頼人情報と宅配情報を問い合わせる(S36)。
次に情報取得部101は、売上管理サーバ3から、S36の問い合わせに対する依頼人情報および宅配情報を取得したか(受信したか)を判断する(S37)。依頼人情報および宅配情報を取得したと判断するまで待機し(S37のNo)、依頼人情報および宅配情報を取得したと判断した場合には(S37のYes)、情報取得部101は、取得した依頼人情報および宅配情報を宅配情報部131に記憶する(S38)。そして制御部100は、宅配情報部131に記憶した依頼人情報および宅配情報に基づいて、宅配料金を算出する(S39)。そして制御部100は、宅配情報部131に記憶した依頼人情報および宅配情報に基づいて、S32で表示した宅配業務の受付画面の各エリアに、それぞれの情報を表示する(S40)。
次に制御部100は、印字キー193が操作されたかを判断する(S41)。印字キー193が操作されたと判断するまで待機し(S41のNo)。印字キー193が操作されたと判断した場合には(S41のYes)、制御部100は、宅配に使用する宅配業者を判断する(S42)。制御部100は、業者区分部178に表示されている宅配業者名、または当該宅配業者を表すコードに基づいて、宅配に使用する宅配業者を判断する。なお、業者区分部178に表示されている宅配業者名、または当該宅配業者を表すコードは、宅配業者区分部34245に記憶されている宅配業者情報である。
次に判断部102は、依頼人同一区分部185に表示されているフラグ情報に基づいて、依頼人と受取人が同一人であるかを判断する(S43)。フラグが「1」の場合は、判断部102は、依頼人と受取人が同一人であると判断する。フラグが「0」の場合は、判断部102は、依頼人と受取人が同一人ではないと判断する。
判断部102が依頼人と受取人が同一人であると判断した場合には(S43のYes)、印字情報生成部103は、印字情報Aを生成する(S44)。また、判断部102が依頼人と受取人が同一人ではないと判断した場合には(S43のNo)、印字情報生成部103は、印字情報Bを生成する(S45)。また、印字情報生成部103は、S44の処理およびS45の処理において、S42で判断した宅配業者用の伝票を指定する伝票指定情報を生成する。
次に出力部104は、S44で生成した印字情報AまたはS45で生成した印字情報Bと伝票指定情報を、伝票印字部21に出力する(S46)。そして制御部100は、S31に戻る。
一方、S33において、コード入力キー192は操作されていないと判断した場合には(S33のNo)、制御部100は、手入力による依頼人情報と宅配情報の入力を受け付ける(S47)。係員は、顧客から各種情報を聞き、図10の各エリアにカーソルを合わせて、操作部19を操作して各種情報を入力する。各種情報が入力されると、制御部100は、S38以降の処理を実行する。
ここで、S46の処理で出力した印字情報Aと伝票指定情報に基づいて、伝票印字部21が印字した伝票の一例について説明する。図11は、伝票印字部21によって印字された伝票の一例を示す図である。図11に示すように、伝票印字部21は、伝票Dを印字する。伝票Dには、年月日部D1、受取人氏名部D2、受取人住所・電話番号部D3、依頼人情報部D4、宅配日・時間帯部D5、条件部D6等のエリアが設けられている。
年月日部D1には、伝票Dが作成された年月日が印字される。受取人氏名部D2は、荷物の受取人の氏名が印字される。受取人住所・電話番号部D3は、荷物の受取人の住所と電話番号が印字される。依頼人情報部D4には、宅配を依頼する依頼人が受取人と同一人であることを示す同一情報D41が印字される。図11の例では、「同上」の文字が同一情報D41として印字される。なお、出力部104が印字情報Bを出力した場合には、依頼人情報部D4には、依頼人の氏名・住所・電話番号が印字される。
宅配日・時間帯部D5には、荷物を宅配する年月日と時間帯が印字される。また、条件部D6には、割引料金が適用された場合等に、割引かれた金額等を印字する。
このような実施形態によれば、判断部102は、情報取得部101が取得した宅配情報に基づいて、荷物の依頼人と荷物の受取人が同一人であるかを判断する。そして、印字情報生成部103は、依頼人と受取人が同一人であると判断した場合には依頼人情報に代えて依頼人が受取人と同一人であることを示す同一情報と宅配情報とに基づいて、宅配業者用の伝票に印字する印字情報を生成する。そのため、伝票に印字した情報を係員が確認し易い。
また、実施形態によれば、情報取得部101が取得した宅配業者情報に基づいて、印字情報生成部103は、印字情報とともに宅配業者情報で特定される宅配業者用の伝票を指定する伝票指定情報を生成して、出力部104が出力する。そのため、印字情報が入力された伝票印字部21は、セットされた複数の宅配業者用の伝票から、当該印字情報を印字する宅配業者の伝票を選択して印字することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、携帯端末Sからコード情報を読み取って、売上管理サーバ3から依頼人情報と宅配情報を取得するようにした。しかしながら、これに限らず、例えば、携帯端末Sに表示されるコード情報S12に依頼人情報と宅配情報を含み、携帯端末Sからコード情報S12を読み取ることで、依頼人情報と宅配情報を取得するようにしてもよい。
また、実施形態では、POS端末2は、携帯端末Sに表示されたコード情報S12を読み取って売上管理サーバ3から依頼人情報と宅配情報を取得し、印字情報を生成するようにした。しかしながら、これに限らず、例えば、携帯端末Sに記憶されている顧客コードを携帯端末Sから売上管理サーバ3に送信し、POS端末2は、当該顧客コードに対応する依頼人情報と宅配情報を事前に売上管理サーバ3から取得し、印字情報を生成して伝票印字部21に送信するようにしてもよい。このようにすることで、POS端末2は、予め顧客用の伝票を印字させておき、顧客がPOS端末2において、荷物の宅配を依頼する時点で、すでに当該顧客用の伝票が印字されており、荷物に伝票を貼付するだけの状態とすることができる。
また、実施形態では、フラグ情報が受取人と依頼人が同一人であることを示すフラグ「1」である場合、受取人氏名部D2には荷物の受取人の氏名が印字され、受取人住所・電話番号部D3には荷物の受取人の住所と電話番号が印字されるようにした。しかしながら、これに限らず、フラグ「1」の場合に、受取人氏名部D2には依頼人の氏名が印字され、受取人住所・電話番号部D3には依頼人の住所と電話番号が印字されるようにしてもよい。このようにすることで、受取人の氏名、住所、電話番号の入力操作を省略することができる。
なお、実施形態のPOS端末2で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のPOS端末2で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態のPOS端末2で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、実施形態のPOS端末2で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。