JP2020003695A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
トナーのオフセットは、近年の定着装置の省エネルギー化に付随したトナーの低融点化や、高画質化のためのトナーの小粒径化等の傾向に伴い発生しやすくなっているという側面がある。
トナーの再溶融は、例えば、通紙可能の最大サイズの用紙に比較して小サイズの用紙を通紙する場合に顕著に発生する現象である。小サイズの用紙では定着ローラに接する面積が小さいため、定着ローラの狭い範囲でしか温度を奪わず、結果、非通紙部における定着ローラの温度が上昇し、対応する部分のクリーニング部材も高温になり、付着したトナーが溶け出してしまうことによる。再溶融したトナーの逆転写は、画像の汚れやジャムの発生を招くことがある。
図1は、本実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置1の全体概略図である。
図1に示すカラー画像形成装置1の中央には、4つのプロセスユニット9Y,9M,9C,9Kが着脱可能に設けられた画像形成部2が配置されている。各プロセスユニット9Y,9M,9C,9Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。
画像形成装置1において、画像形成動作が開始されると、各プロセスユニット9Y,9C,9M,9Kの感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。各感光体ドラム10に露光部3によって露光される画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。各感光体ドラム10上には静電潜像が形成され、各現像装置12に蓄えられたトナーが、ドラム状の現像ローラ13によって感光体ドラム10に供給されることにより、静電潜像は顕像であるトナー画像(現像剤像)として可視像化される。
図2及び図3は、本実施形態に係る定着装置の要部構成の概略図である。
図2及び図3に示す定着装置7は、回転可能に設けられた定着部材(以下、「定着ローラ」ともいう)31と、定着部材31を加熱する加熱手段29と、回転可能に設けられ、定着部材31との間にニップ部Nを形成する加圧部材(以下、「加圧ローラ」ともいう)32と、加圧部材32のクリーニングを行うクリーニング部材33と、を備え、ニップ部Nに未定着のトナー画像を担持した記録媒体Pを通過させて、トナー画像を記録媒体P上に定着させる装置である。
クリーニング部材33は、加圧部材32と接離可能に配置された回転可能な部材であり、吸熱部材34は、クリーニング部材33が加圧部材32と離間しているときに、クリーニング部材33に当接する。
クリーニング部材33としては、例えば、ブラシ部材(ブラシローラ)が挙げられる。本実施形態においては、クリーニング部材33がブラシローラである態様について説明する。
離型剤塗布部材45は回転可能な部材であり、駆動手段により回転動作を行う。
吸熱ローラ34は離型剤塗布ローラ35に当接し、離型剤塗布ローラ35の回転により従動回転する。
図3は、クリーニング部材であるブラシローラ33が加圧ローラ32から離間している状態を示している。この場合、ブラシローラ33は吸熱ローラ34と当接し、吸熱ローラ34は離型剤塗布ローラ35とも当接している。
例えば、加圧ローラ32の表面温度と時間経過を検知可能な手段を配置し、基準を超える温度が基準となる時間を超えて継続して検知された場合に、ブラシローラ33を加圧ローラ32から離間させて吸熱ローラ34に当接するように動作を制御することができる。
ここで、基準となる温度及び時間は、トナーの再溶融を防止可能な範囲であれば印刷条件や環境等に応じて適宜選択することができる。例えば、表面温度が145〜200℃の状態が5分以上継続した場合とすることができる。
この場合、例えば、記録媒体Pの後端部の通過を検知する手段をニップ部Nの下流側に配置し、記録媒体Pが通過してニップ部Nを通過する記録媒体Pがない状態となった場合、ブラシローラ33を加圧ローラ32から離間させて吸熱ローラ34に当接するように動作を制御することができる。
ブラシ繊維の材質としては、耐熱性を有することが好ましく、例えば、ポリイミド(PI)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等が挙げられる。
ヒートパイプを備えることにより、回転軸方向に均一な温度分布を実現することができる。
塗布部材としては、含浸した離型剤を染み出して当接対象(吸熱ローラ34)に塗布可能なものであればよく、例えば、発泡体や不織布等が挙げられる。
図4に示すように、本実施形態の定着装置7は、加圧ローラ32を駆動する加圧ギヤ36、加圧ギヤに連結されたアイドラギヤ37、及び離型剤塗布ローラ35を駆動する塗布ローラギヤ38を備えている。
そして、離型剤塗布ローラ35に当接して吸熱ローラ34が従動回転する。
図5に示すように、従来の定着装置においては、加圧ローラ32には、クリーニングとともに均熱を目的としたローラ部材134が当接している。ローラ部材134には異物除去のためのブラシローラ133が当接されている。ローラ部材134は、加圧ローラ32に常時当接している。このため、回収されたトナー等が溶け出し、逆転写により画像の汚れやジャムの発生を招くことがある。
これにより、ブラシローラ33の温度上昇によるトナーの溶け出しを抑制することができ、さらにオフセットトナーの発生量を低減させることができる。
7 定着装置
31 定着部材(定着ローラ)
32 加圧部材(加圧ローラ)
33 クリーニング部材(ブラシローラ)
34 吸熱部材(吸熱ローラ)
35 離型剤塗布部材(離型剤塗布ローラ)
36 加圧ギヤ
37 アイドラギヤ
38 塗布ローラギヤ
39 加熱手段
N ニップ部
P 記録媒体(用紙)
Claims (8)
- 回転可能に設けられた定着部材と、
前記定着部材を加熱する加熱手段と、
回転可能に設けられ、前記定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、
前記加圧部材のクリーニングを行うクリーニング部材と、を備え、
前記ニップ部に未定着のトナー画像を担持した記録媒体を通過させて、前記トナー画像を前記記録媒体上に定着させる定着装置において、
前記クリーニング部材に当接して熱を吸収し、冷却するための吸熱部材をさらに備え、
前記クリーニング部材は、前記加圧部材と接離可能に配置された回転可能な部材であり、
前記吸熱部材は、前記クリーニング部材が前記加圧部材と離間しているときに、前記クリーニング部材に当接することを特徴とする定着装置。 - 前記クリーニング部材は、ブラシ部材であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記吸熱部材に離型剤を塗布する離型剤塗布部材を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
- 前記離型剤塗布部材は、回転可能な部材であり、駆動手段により回転動作を行うことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
- 前記吸熱部材は、吸熱手段として内部にヒートパイプを備えた回転部材であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の定着装置。
- 前記クリーニング部材は、前記加圧部材の表面温度が、所定の時間継続して所定の温度を超えたとき、前記加圧部材から離間することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の定着装置。
- 前記クリーニング部材は、前記記録媒体が前記ニップ部を通過中は前記加圧部材と当接し、前記記録媒体が前記ニップ部を通過した後に前記加圧部材から離間することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の定着装置。
- 請求項1から7のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2018124270A JP7091882B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 定着装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2018124270A JP7091882B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 定着装置および画像形成装置 |
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| JP2020003695A true JP2020003695A (ja) | 2020-01-09 |
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ID=69100034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2018
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