JP2020004546A - 照明器具用フードおよび照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明器具の本体に対する取り付けが容易な照明器具用フードを提供する。【解決手段】実施形態の一例である照明器具用フードは、照明器具の本体内に挿し込まれて当該本体に取り付けられるフードであって、軸方向両端が開口した筒状体と、筒状体の径方向に弾性変形可能に形成され、照明器具の本体に引っ掛かる少なくとも1つの爪部とを備える。【選択図】図3

Description

本開示は、照明器具用フードおよび当該フードを備えた照明器具に関する。
従来、商品、展示物、建築空間等の演出などを目的として、照明光を対象物に照射するスポットライトが広く知られている。例えば、特許文献1には、発光モジュール、レンズ、および筐体を有する器具本体と、筐体を回動可能に支持するアームとを備えたスポットライトが開示されている。また、特許文献2には、筒状のフードがブラケットを介して器具本体に取り付けられた照明器具が開示されている。
図5は、従来の照明器具100を示す分解斜視図である。照明器具100は、器具本体101、器具本体101を支持するアーム102、および器具本体101に取り付けられるフード103を備える。フード103は、軸方向両端が開口した略円筒状の部材であって、軸方向一端から径方向外側に張り出したフランジ104を有する。フード103は、レンズ106を隠してグレアを低減するグレアカットフィルタである。
フード103は、C字状の固定バネ105を用いて、器具本体101に取り付けられている。フード103は、フランジ104が形成された軸方向一端部を器具本体101の内部に挿入した後、固定バネ105を嵌め込むことで器具本体101に装着される。固定バネ105は、器具本体101の内面に押し付けられ、フード103のフランジ104を押えている。
特開2015−135776号公報 特開2011−142018号公報
ところで、照明器具用フードにおいて、照明器具の本体に対するフードの取り付け性を改善することは重要な課題である。照明器具100の場合、フード103の取り付けには固定バネ105が必要であって、フード103を器具本体101の内部に挿入した後、固定バネ105を嵌め込む必要がある。例えば、固定バネ105等の他の部品を使用することなく、ワンタッチで器具本体に取り付け可能な照明器具用フードが求められている。
本開示の一態様である照明器具用フードは、照明器具の本体内に挿し込まれて当該本体に取り付けられるフードであって、軸方向両端が開口した筒状体と、前記筒状体の径方向に弾性変形可能に形成され、前記照明器具の本体に引っ掛かる少なくとも1つの爪部とを備える。
本開示の一態様である照明器具は、器具本体と、上記照明器具用フードとを備え、前記照明器具用フードは、前記爪部が形成された部分が前記器具本体の内部に挿し込まれた状態で前記器具本体に取り付けられている。
本開示の一態様によれば、器具本体に対する取り付けが容易な照明器具用フードを提供できる。本開示の一態様である照明器具用フードは、固定バネ等の他の部品を使用することなく、ワンタッチで器具本体に取り付け可能である。
実施形態の一例である照明器具の斜視図である。 実施形態の一例である照明器具の分解斜視図である。 実施形態の一例である照明器具用フードの斜視図である。 実施形態の一例である照明器具のフード取り付け構造の断面図である。 従来の照明器具を示す分解斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態の一例である照明器具用フード13および当該フードを備えた照明器具10について詳細に説明する。なお、本開示に係る照明器具用フードおよび照明器具は、以下で説明する実施形態に限定されない。
図1は照明器具10の斜視図、図2は照明器具10の分解斜視図である。図1および図2に例示するように、照明器具10は、発光モジュール(図示せず)を有する器具本体11、器具本体11を支持するアーム12、および器具本体11に取り付けられる照明器具用フード13(以下、「フード13」とする)を備える。器具本体11は、アーム12によって回動可能に支持され、光の照射方向を変更可能である。即ち、照明器具10は首振り機能を有する。照明器具10は、商品、展示物、建築空間等の演出などを目的として、照明光を対象物に照射するスポットライトに好適である。
照明器具10は、例えば図示しない固定部材を用いて天井に設置されたダクトレールに取り付けられる。照明器具10は、飲食店、デパート等の店舗、美術館、図書館、駅等の公共施設、オフィス、住居などの天井に取り付けられるが、壁面に取り付けることも可能である。詳しくは後述するが、フード13は、軸方向両端が開口した円筒状部材であって、器具本体11の内部に挿し込まれて当該本体に取り付けられる。フード13は、レンズ20を隠してグレアを低減するグレアカットフィルタとして使用され、固定バネ等の他の部品を使用することなく、ワンタッチで器具本体11に取り付け可能である。
器具本体11は、発光モジュール、レンズ20、およびこれらを収容する筐体21を有する。また、器具本体11には、発光モジュールの光を反射してレンズ20の入射面に導く反射部材が設けられていてもよい。筐体21には、ケーブル14が引き込まれている。ケーブル14は、図示しない電源ユニットと発光モジュールを接続する。発光モジュールには、ケーブル14を介して電源ユニットから直流電力が供給される。
発光モジュールは、例えば発光素子および基板を有する。発光素子の一例は、半導体発光素子であって、中でもLED(Light Emitting Diode)が好ましい。発光モジュールには、複数のLEDチップが基板上に実装されたCOB(Chip On Board)型のモジュールを用いることができる。発光モジュールは、基板が筐体21にネジ止めされることにより、筐体21の内部に固定されてもよい。或いは、筐体21に固定されるホルダーによって発光モジュールが保持されてもよい。
レンズ20は、発光モジュールから出射された光を制御する光学部材であって、筐体21の内部において発光モジュールと対向する位置に取り付けられる。レンズ20は、一般的に円盤状を呈し、透明な樹脂またはガラスで構成される。レンズ20には、例えば光入射面に複数の同心円状の凸部を有するフレネルレンズが用いられる。レンズ20は、筐体21に直接固定されてもよく、筐体21に固定される反射部材に取り付けられてもよい。
反射部材は、例えば軸方向両端が開口した筒状体であって、発光モジュール側の入射口よりもレンズ20側の出射口の直径が大きく、出射口に向かって内径が次第に大きくなっている。反射部材は、白色顔料等の光の反射率が高いフィラーを含有する樹脂で構成されてもよく、少なくとも反射部材の内面が発光モジュールの光を反射する反射面として機能する。反射部材の内面には、白色顔料等のフィラーを含有する塗膜、蒸着、メッキ、スパッタリング等により成膜される金属層、無機化合物層などが形成されていてもよい。レンズ20は、出射口を塞ぐように反射部材に取り付けられる。
筐体21は、発光モジュール、反射部材、およびレンズ20を収容する部材であって、発光モジュールで発生する熱を放散させるヒートシンクとして機能してもよい。筐体21は、例えばアルミニウムを主成分とする金属で構成され、ダイカスト成形により製造される。筐体21は、有底円筒形状の基部22と、基部22の底部外面から延出したアーム固定部23とを有する。発光モジュール、反射部材、およびレンズ20は、基部22の筒内に収容されている。アーム固定部23は、基部22から離れるほど縮径した先細り形状を有する。
筐体21(器具本体11)は、アーム固定部23に取り付けられるアーム12によって回動可能に支持されている。アーム12は、アーム固定部23を径方向両側から挟むように二股に分岐した構造を有する。アーム12の先端部には、ネジ付きシャフト26が挿通される軸受け25が形成されている。ネジ付きシャフト26は、例えば筐体21の内部に配置されるナット(図示せず)を用いてアーム固定部23に固定される。筐体21の回動に要するトルクは、ネジ付きシャフト26およびナットの締結力により、またバネ座金等を用いて調整できる。
フード13は、上述のように、器具本体11に取り付けられ、レンズ20を隠してグレアを低減する。また、フード13を用いることで、横方向に拡散する光がカットされ集光性が向上する。フード13は、筐体21の基部22に取り付けられる。基部22の筒内において、レンズ20は開口縁部22aから所定長さ内側に配置され、開口縁部22aとレンズ20との間にフード13の軸方向一端部を挿し込み可能なスペースが形成される。
以下、図3および図4をさらに参照しながら、フード13および器具本体11に対するフード13の取り付け構造について詳説する。図3はフード13の斜視図、図4は器具本体11に対するフード13の取り付け構造を示す断面図である。
図1〜図4に例示するように、フード13は、軸方向両端が開口した筒状体と、筒状体の径方向に弾性変形可能に形成され、器具本体11の筐体21に引っ掛かる少なくとも1つの爪部32とを備える。爪部32は、フード13を構成する筒状体の軸方向一端部に形成されている。フード13は、爪部32により、筐体21に対して着脱自在に取り付けられる。フード13の軸方向一端側の開口が光の入射口となり、軸方向他端側の開口が光の出射口となる。
フード13は、爪部32が形成された軸方向一端部が筐体21の基部22の筒内に挿し込まれた状態で基部22に取り付けられている。基部22の筒内には、フード13の爪部32が嵌る凹部として溝24が形成されている(図2および図4参照)。溝24は、基部22の内周面の一部に形成されていてもよいが、本実施形態では、基部22の内周面に沿って環状に形成されている。溝24は、爪部32の突起33が嵌合可能な深さおよび幅で、基部22の開口縁部22aとレンズ20の光出射面との間に形成される。
なお、基部22の内周面には、例えば爪部32と同数の凹部が形成されていてもよい。また、凹部の代わりに、爪部32が引っ掛かる段部が開口縁部22aの近傍に形成されていてもよい。
フード13を構成する筒状体は、軸方向全長にわたって一定の直径を有していてもよいが、本実施形態では、互いに直径が異なる第1筒部30および第2筒部31を含んでいる。第2筒部31は、第1筒部30よりも直径が大きく、基部22の筒内に挿し込まれる部分であって、爪部32は第2筒部31に形成されている。第1筒部30と第2筒部31の境界部では直径が急峻に変化しており、当該境界部は段状に形成されている。
第1筒部30および第2筒部31は、例えばアルミニウムを主成分とする金属で構成され、金属板の絞り加工により成形される。即ち、第1筒部30および第2筒部31は、同じ材料で構成され、絞り加工により一体成形される。筒状体を構成する金属板の厚みは、特に限定されないが、フード13の重量、強度、爪部32のバネ性等を考慮すると、0.2mm〜1mm程度が好ましい。
第1筒部30は、第2筒部31側の軸方向一端から他端に向かって次第に縮径したテーパ状に形成されている。縮径した第1筒部30を設けることで、グレアカット性および集光性が向上する。第1筒部30の内面には、黒色系の塗膜が形成されていてもよい。黒色系の塗膜を形成することで、第1筒部30の内面に当たる光が塗膜により吸収されてグレアの低減機能が向上する。黒色系の塗膜は、第2筒部31の内面を含む筒状体の内面全体に形成されていてもよい。
第2筒部31は、軸方向全長にわたって略一定の直径を有する。第2筒部31の直径は、爪部32の突起33が存在しない部分において基部22の内径よりもやや小さく、基部22の筒内に挿し込み可能である。なお、第2筒部31は、基部22に挿し込まれた状態で、基部22の内面に略当接し、基部22の内面との間に大きな隙間が形成されないことが好ましい。本実施形態では、突起33が存在する部分において第2筒部31の直径が基部22の内径よりもやや大きくなっている。第1筒部30および第2筒部31の長さは特に限定されず、フード13は、例えば筐体21の長さの30%〜100%程度の長さを有する。
爪部32は、上述のように、基部22の内周面に形成された溝24に嵌ることで基部22に引っ掛かる部分であって、第2筒部31の軸方向一端部に形成されている。爪部32は、第2筒部31の軸方向に延びる帯状に形成されてもよく、第2筒部31の軸方向一端から軸方向に突出していてもよいが、好ましくは第2筒部31の軸方向一端から軸方向に突出しないように、第2筒部31の周方向に延びる帯状に形成される。爪部32は、後述の切欠きによって第2筒部31の軸方向一端部に形成される。
爪部32は、複数形成されることが好ましい。本実施形態では、第2筒部31の軸方向一端部に3つの爪部32が形成されている。爪部32は、第2筒部31の周方向に並んで、周方向に等間隔で形成されている。この場合、筐体21に対してフード13を安定に固定でき、また筐体21に対するフード13の着脱性が向上する。各爪部32は、例えば互いに同じ形状、同じ寸法で形成される。
第2筒部31には、周方向に延びた第1切欠き34が形成されている。そして、爪部32は第1切欠き34に沿って形成されている。第2筒部31には、軸方向一端から所定の幅で爪部32が形成され、爪部32の軸方向他端側に隣接して所定の幅で第1切欠き34が形成されている。言い換えると、第2筒部31に第1切欠き34を形成することで、第2筒部31の径方向に弾性変形可能な爪部32が形成される。
第2筒部31には、軸方向に延びて第1切欠き34に連通する第2切欠き35が形成されている。第2切欠き35は、第2筒部31の軸方向一端から軸方向に沿って形成される。つまり、第2筒部31の軸方向一端部には、略L字状に切欠きが形成されている。第1切欠き34だけで第2筒部31の径方向に弾性変形する爪部32を形成することも可能であるが、第2切欠き35を形成して爪部32の長手方向一端を切り離すことで、爪部32の長手方向一端(先端)側のストロークを大きくできる。これにより、フード13の着脱性が向上する。
爪部32の長さおよび幅は、爪部32のバネ性、強度等を考慮して決定され、一般的に爪部32が長くなるほど、また幅が小さくなるほど、径方向に弾性変形し易くなりストロークが大きくなる。爪部32の長さは、第1切欠き34の長さによって調整でき、一例としては第2筒部31の周長の1%〜15%程度である。爪部32の幅は、第2筒部31の軸方向一端から第1切欠き34までの距離によって調整でき、一例としては第2筒部31の軸方向長さの10%〜40%程度である。第1切欠き34および第2切欠き35は、爪部32が動いたときに第2筒部31の周辺部分と干渉しない程度の幅を有することが好ましく、爪部32の幅と同程度の幅で形成されていてもよい。
爪部32は、第2筒部31の径方向外側に突出した突起33を有する。突起33は、基部22の筒内に形成された溝24に嵌合する部分であって、ストロークが大きくなる爪部32の先端部に形成されることが好ましい。突起33は、各爪部32に1つずつ、第2筒部31の周方向に等間隔で合計3つ形成される。第2筒部31の直径は、上述の通り、突起33が存在する部分において基部22の内径よりもやや大きくなっている。突起33は、例えば半球状に形成されている。この場合、フード13の着脱がスムーズになる。
上記構成を備えたフード13は、基部22の筒内に第2筒部31を挿し込むことで基部22に固定されるが、このとき、爪部32の突起33が基部22の開口縁部22aに接触して爪部32が撓み、径方向内側に押し込まれる。そして、突起33が溝24に嵌ったときに、爪部32が径方向外側に動き元の形状に戻る。また、基部22に固定されたフード13を引っ張ると、突起33が溝24の縁部に接触して爪部32が撓み、径方向内側に押し込まれる。これにより、突起33が溝24から外れるので、フード13を基部22から取り外すことができる。
以上のように、フード13は、第2筒部31の径方向に弾性変形する爪部32によって器具本体11の筐体21に引っ掛けられるので、筐体21に対する取り付けが容易である。フード13は、固定バネ等の他の部品を使用することなく、ワンタッチで筐体21に取り付け可能である。また、フード13が挿入される筐体21のスペースは小さいが、第2筒部31の周方向に延びる第1切欠き34を形成することで、周方向に長い爪部32が形成され、爪部32のストロークを大きくとることができる。これにより、フード13の着脱性がさらに向上する。
照明器具10では、器具本体11の内部に爪部32が嵌合する環状の溝24が形成されているので、器具本体11に対してフード13をしっかり固定できる。また、爪部32が溝24に嵌ることで、フード13の位置決めが容易になり、フード13の取り付け性がさらに向上する。
なお、上述の実施形態は、本開示の目的を損なわない範囲で適宜設計変更できる。例えば、上述の実施形態では、突起33を有する爪部32を例示したが、爪部は突起を有していなくてもよい。この場合、爪部の全体をフードの径方向外側に突出させ、爪部の全体が筐体に形成された凹部に引っ掛かるように構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、爪部32の突起33が嵌る凹部として環状の溝24が形成された器具本体11の筐体21を例示したが、筐体には凹部や段部が形成されていなくてもよい。例えば、爪部が筐体の内面に強く当接することで、フードが器具本体に固定されてもよい。
10 照明器具、11 器具本体、12 アーム、13 照明器具用フード(フード)、14 ケーブル、20 レンズ、21 筐体、22 基部、22a 開口縁部、23 アーム固定部、24 溝、25 軸受け、26 ネジ付きシャフト、30 第1筒部、31 第2筒部、32 爪部、33 突起、34 第1切欠き、35 第2切欠き

Claims (6)

  1. 照明器具の本体内に挿し込まれて当該本体に取り付けられるフードであって、
    軸方向両端が開口した筒状体と、
    前記筒状体の径方向に弾性変形可能に形成され、前記照明器具の本体に引っ掛かる少なくとも1つの爪部と、
    を備える、照明器具用フード。
  2. 前記筒状体は、第1筒部と、前記第1筒部よりも直径が大きく、前記照明器具の本体内に挿し込まれる第2筒部を含み、
    前記爪部は、前記第2筒部に形成されている、請求項1に記載の照明器具用フード。
  3. 前記筒状体には、周方向に延びた切欠きが形成され、
    前記爪部は、前記切欠きに沿って形成されている、請求項1または2に記載の照明器具用フード。
  4. 前記爪部は、前記筒状体の径方向外側に突出した突起を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具用フード。
  5. 器具本体と、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明器具用フードと、
    を備え、
    前記照明器具用フードは、前記爪部が形成された部分が前記器具本体の内部に挿し込まれた状態で前記器具本体に取り付けられている、照明器具。
  6. 前記器具本体の内部には、前記爪部が嵌る凹部が形成されている、請求項5に記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2025154644A1 (ja) * 2024-01-15 2025-07-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 Ledランプ

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