JP2020006652A - フィルム付き部品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】前記フィルムを前記部品本体に貼り付ける工程における、前記枠体に起因した前記フィルムの過度な伸長を抑制する。【解決手段】ワーク31に加飾フィルム30を貼り付けることでフィルム付き部品Eを製造する、フィルム付き部品Eの製造方法は、加飾フィルム30を加熱する工程(S100)と、ワーク31を取り囲むように配置した枠体19で加飾フィルム30を突き上げることで加飾フィルム30を張り拡げる工程(S110)と、加飾フィルム30で仕切られた上下の空間に気圧差を発生させることで加飾フィルム30をワーク31に貼り付ける工程(S120)と、を含む。加飾フィルム30をワーク31に貼り付ける工程(S120)において、枠体19の高さ19bを低くする。【選択図】図7
Description
本発明は、フィルム付き部品の製造方法に関する。
特許文献1は、被着させるフィルムがドローダウン状態となった場合でも型当り現象が生じることのないよう、被着体の周囲外方に枠部を設け、枠部が被着体よりも先にフィルムと接触するようにした、真空成型方法を開示している。具体的には、枠部が被着体よりも先にフィルムと接触することで、フィルムが被着体に接触する前にフィルムが張り拡げられ、フィルムの撓みや波打ちが解消されるとしている。
特許文献1のように、被着体の周囲外方に枠部を設けると、フィルムが枠部にも貼り付くことになるので、被着体の周囲外方におけるフィルムの貼付面積が増大し、被着体の周囲外方においてフィルムが過度に伸長してしまい、フィルムの厚みが小さくなる課題が新たに発生する。
フィルムの厚みが小さくなると、フィルムが有色フィルムである場合は、フィルムの顔料密度が低下して被着体に対する下地色隠蔽力が低下することで、フィルム付き成形品の意図した発色を達成できなくなる。また、フィルムの厚みが小さくなると、被着体の表面の粗さがそのままフィルムに転写してしまい、完成品の外観品質の低下を招く。
そこで、本発明の目的は、部品本体を取り囲むように枠体を設けた場合において、フィルムの過度な伸長を抑制するための新しい技術を提供することにある。
本願発明の観点によれば、部品本体にフィルムを貼り付けることでフィルム付き部品を製造する、フィルム付き部品の製造方法であって、前記フィルムを加熱する工程と、前記部品本体を取り囲むように配置した枠体で前記フィルムを突き上げることで前記フィルムを張り拡げる工程と、前記フィルムで仕切られた上下の空間に気圧差を発生させることで前記フィルムを前記部品本体に貼り付ける工程と、を含み、前記フィルムを前記部品本体に貼り付ける工程において、前記枠体の少なくとも一部の高さを低くするか、又は、前記枠体の少なくとも一部の表面積を小さくするか、又は、前記枠体の少なくとも一部の体積を小さくするか、又は、前記枠体の少なくとも一部を倒すか、又は、前記枠体の少なくとも一部を取り除くか、又は、前記枠体の少なくとも一部を脱落させる、フィルム付き部品の製造方法が提供される。以上の方法によれば、前記フィルムを前記部品本体に貼り付ける工程における、前記枠体に起因した前記フィルムの過度な伸長を抑制することができる。
本発明によれば、前記フィルムを前記部品本体に貼り付ける工程における、前記枠体に起因した前記フィルムの過度な伸長を抑制することができる。
以下、図1から図9を参照して、本願発明の実施形態を説明する。
(真空成形装置1)
図1には、真空成形装置1を示している。真空成形装置1は、上チャンバーボックス2と、下チャンバーボックス3と、上真空ユニット4と、下真空ユニット5と、を備えている。
図1には、真空成形装置1を示している。真空成形装置1は、上チャンバーボックス2と、下チャンバーボックス3と、上真空ユニット4と、下真空ユニット5と、を備えている。
上チャンバーボックス2は、上チャンバー6を画定する略直方体状の箱型であって、下方に開口する開口7を有する。
下チャンバーボックス3は、下チャンバー8を画定する略直方体状の箱型であって、上方に開口する開口9と、開口9を取り囲むフランジ10と、を有する。
そして、図示しない駆動機構によって上チャンバーボックス2を下チャンバーボックス3に対して進退可能となっている。また、上チャンバーボックス2の下端を下チャンバーボックス3のフランジ10に着座させることで、上チャンバー6と下チャンバー8が開口7と開口9を介して連通するように構成されている。
真空成形装置1は、更に、近赤外線ヒーター15と、フィルムクランプ16と、ステージ17と、ステージ駆動機構18と、枠体19と、ワーク受け治具20と、を備えている。
近赤外線ヒーター15は、加飾フィルム30を加熱するものである。近赤外線ヒーター15は、上チャンバーボックス2の上チャンバー6内であって、上チャンバーボックス2の天板2aに取り付けられる。なお、図1等において加飾フィルム30の断面には図面の都合上、ハッチングを施していない。
フィルムクランプ16は、加飾フィルム30をクランプするものである。フィルムクランプ16は、上クランプ16aと下クランプ16bを有する。加飾フィルム30は、上クランプ16aと下クランプ16bの間に挟まれることでフィルムクランプ16にクランプされる。フィルムクランプ16は、下チャンバーボックス3のフランジ10に設けられた位置決めピンを用いてフランジ10上の所望の位置に容易に位置決め可能に構成されている。
ステージ17は、加飾フィルム30が貼り付けられるワーク31(部品本体)を支持するものである。具体的には、ワーク31自体の底面形状が平坦とは限らないので、ワーク31は、ワーク受け治具20を介してステージ17に載せられる。ワーク31は、加飾フィルム30が貼り付けられる面が上方を向くような姿勢でステージ17に支持される。
ステージ駆動機構18は、ステージ17を下チャンバーボックス3の下チャンバー8内で上下方向に駆動するための機構である。ステージ駆動機構18は、例えば、電動リニアアクチュエータやエアシリンダーによって構成される。
枠体19は、加飾フィルム30がワーク31に接触する前に加飾フィルム30に接触して突き上げることにより、加飾フィルム30のドローダウン状態を解消しておくことで、加飾フィルム30とワーク31との間にエアー溜まりが残ったり、加飾フィルム30に皺が出てしまうことを防止するためのものである。
枠体19は、ステージ17に載せられたワーク31を取り囲むように矩形環状に形成されている。枠体19が加飾フィルム30に接触する前の段階で、ステージ17のワーク搭載面17aを基準とした枠体19の頂部19aの高さ19bは、ステージ17のワーク搭載面17aを基準としたワーク31の頂部31aの高さ31bよりも高い。
枠体19の断面形状は、本実施形態において直角三角形としている。具体的には、図2に示すように、枠体19の内側側面19pはワーク31に近づくにつれてステージ17に近づくように傾斜しており、枠体19の外側側面19qは直立している。しかしながら、枠体19の断面形状は直角三角形に限定されず、四角形でも五角形でも円形でもよい。
枠体19は、例えば、独立気泡型又は連続気泡型の発泡プラスチックにより構成されている。枠体19の原料は、例えば、ポリウレタン(PUR)、ポリスチレン(PS)、ポリオレフィン(主にポリエチレン(PE)やポリプロピレン (PP))、フェノール樹脂(PF)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ユリア樹脂(UF)、シリコーン(SI)、ポリイミド(PI)、メラミン樹脂(MF)である。本実施形態では、メラミン樹脂を原料とする発泡プラスチック、即ち、メラミンフォームを採用している。なお、枠体19の原料を適宜選択することで、枠体19の圧縮変形のし易さを調整することができる。
図1に戻り、上真空ユニット4は、上チャンバーボックス2の上チャンバー6の雰囲気を減圧したり、大気圧に戻したりするユニットである。上真空ユニット4は、減圧タンク40と方向制御弁41により構成されている。減圧タンク40は、図示しない電動モータにより駆動される減圧ポンプに接続されており、タンク内が減圧されている。方向制御弁41は、本実施形態において3ポート2位置方向制御弁である。
下真空ユニット5は、下チャンバーボックス3の下チャンバー8の雰囲気を減圧したり、大気圧に戻したりするユニットである。下真空ユニット5は、同様に、減圧タンク50と方向制御弁51により構成されている。
<作動>
次に、図3から図9を参照して、真空成形装置1の作動を説明する。
次に、図3から図9を参照して、真空成形装置1の作動を説明する。
(前準備)
まず、図1に示すように、ステージ17にワーク受け治具20とワーク31、枠体19を載せる。このとき、予めステージ17を開口9近傍まで上昇させておき、ワーク受け治具20等をステージ17に載せたら、ステージ17を図1に示す位置まで下降すると作業性がよい。
まず、図1に示すように、ステージ17にワーク受け治具20とワーク31、枠体19を載せる。このとき、予めステージ17を開口9近傍まで上昇させておき、ワーク受け治具20等をステージ17に載せたら、ステージ17を図1に示す位置まで下降すると作業性がよい。
また、加飾フィルム30をフィルムクランプ16でクランプした上で、フィルムクランプ16を下チャンバーボックス3のフランジ10に位置決めする。または、フランジ10に対して位置決めされた下クランプ16bに加飾フィルム30をセットし、その後に上クランプ16aを用いて加飾フィルム30をクランプするようにしてもよい。
そして、上チャンバーボックス2を下チャンバーボックス3のフランジ10に着座させることで、上チャンバー6と下チャンバー8を密閉空間とする。なお、上チャンバー6と下チャンバー8は加飾フィルム30によって空間的に区分けされている。
この状態で、上真空ユニット4の方向制御弁41を操作することで、上チャンバー6の雰囲気を減圧する。同様に、下真空ユニット5の方向制御弁51を操作することで、下チャンバー8の雰囲気を減圧する。
(加熱工程:S100)
次に、近赤外線ヒーター15に通電することで加飾フィルム30の加熱を開始し、加飾フィルム30の温度が所定温度に到達したら加飾フィルム30の加熱を終了する。加熱工程は、近赤外線ヒーター15による加飾フィルム30の加熱の開始時点から、近赤外線ヒーター15による加飾フィルム30の加熱の終了時点までの期間で規定される。なお、加飾フィルム30の温度の測定方法は、例えば非接触式温度計が好適である。
次に、近赤外線ヒーター15に通電することで加飾フィルム30の加熱を開始し、加飾フィルム30の温度が所定温度に到達したら加飾フィルム30の加熱を終了する。加熱工程は、近赤外線ヒーター15による加飾フィルム30の加熱の開始時点から、近赤外線ヒーター15による加飾フィルム30の加熱の終了時点までの期間で規定される。なお、加飾フィルム30の温度の測定方法は、例えば非接触式温度計が好適である。
図1に示すように、近赤外線ヒーター15によって加熱された加飾フィルム30は、加熱による軟化と膨張により、中央が垂れ下がったドローダウン状態となる。
(張り拡げ工程:S110)
次に、図4及び図5に示すように、ステージ17を上昇させることで、枠体19によって加飾フィルム30を突き上げ、加飾フィルム30を張り拡げることで、加飾フィルム30のドローダウン状態を解消する。具体的には、まず、図4に示すように、ステージ17を上昇させると、ワーク31が加飾フィルム30に接触するよりも先に枠体19の頂部19aが加飾フィルム30に接触し、次に、図5に示すようにステージ17が上昇するにつれて加飾フィルム30が突き上げられて、張り拡がる。これにより、加飾フィルム30のドローダウン状態が概ね解消される。図5に示すように、枠体19が加飾フィルム30を突き上げた状態で、枠体19の頂部19aはフィルムクランプ16よりも上方に位置し、ステージ17はフィルムクランプ16よりも下方に位置している。
次に、図4及び図5に示すように、ステージ17を上昇させることで、枠体19によって加飾フィルム30を突き上げ、加飾フィルム30を張り拡げることで、加飾フィルム30のドローダウン状態を解消する。具体的には、まず、図4に示すように、ステージ17を上昇させると、ワーク31が加飾フィルム30に接触するよりも先に枠体19の頂部19aが加飾フィルム30に接触し、次に、図5に示すようにステージ17が上昇するにつれて加飾フィルム30が突き上げられて、張り拡がる。これにより、加飾フィルム30のドローダウン状態が概ね解消される。図5に示すように、枠体19が加飾フィルム30を突き上げた状態で、枠体19の頂部19aはフィルムクランプ16よりも上方に位置し、ステージ17はフィルムクランプ16よりも下方に位置している。
なお、張り拡げ工程は、図4に示すように枠体19が加飾フィルム30に接触した時点から、図5に示すようにステージ17が上死点に至った時点までの期間で規定される。
(貼付工程:S120)
次に、図6から図8に示すように、加飾フィルム30で仕切られた上チャンバー6と下チャンバー8の間に気圧差を発生させることで加飾フィルム30をワーク31に貼り付ける。
次に、図6から図8に示すように、加飾フィルム30で仕切られた上チャンバー6と下チャンバー8の間に気圧差を発生させることで加飾フィルム30をワーク31に貼り付ける。
具体的には、図6に示すように、まず、方向制御弁41を操作することで、上チャンバー6の雰囲気を大気圧に戻す。すると、加飾フィルム30よりも上側の上チャンバー6の雰囲気が、加飾フィルム30よりも下側の下チャンバー8の雰囲気よりも高圧となる。この気圧差により加飾フィルム30にはワーク31に向かう下向きの圧力が作用し、加飾フィルム30は押し下げられる。即ち、図6から図8に順に示すように、加飾フィルム30は押し下げられることでワーク31に近づき、ワーク31に到達して、ワーク31に貼り付けられる。図6の状態では、加飾フィルム30はワーク31に向かって近づきつつあるが、加飾フィルム30はワーク31に接触していない。図7の状態では、加飾フィルム30がワーク31に到達して、加飾フィルム30がワーク31の頂部31aに接触している。図8の状態では、加飾フィルム30がワーク31に満遍なく貼り付けられている。
図6から図8に示すように、加飾フィルム30のワーク31に対する貼付けが進行する際、枠体19が上下方向において圧縮変形する。具体的には、気圧差によって加飾フィルム30に作用する圧力の一部又は全部が枠体19に対して下向きに作用することで、枠体19が上下方向において圧縮変形する。換言すれば、加飾フィルム30のワーク31に対する貼付けが進行する際、枠体19の体積が小さくなり、枠体19の表面積が小さくなり、枠体19の高さ19b(図1参照)が低くなる。図8の状態では、枠体19の高さ19bがワーク31の高さ31bよりも低くなっている。従って、加飾フィルム30の枠体19に対する貼付面積が小さくなるので、枠体19に起因して加飾フィルム30が過度に伸長することが抑えられ、もって、フィルム付き部品Eの外観品質の低下を抑制することができる。
なお、貼付工程は、張り拡げ工程が完了した時点から、加飾フィルム30のワーク31に対する貼付面積が飽和した時点までを言う。
また、フィルム付き部品Eを真空成形装置1から取り出すには、下チャンバー8の雰囲気を大気圧に戻し、上チャンバーボックス2を上昇させればよい。フィルム付き部品Eをフィルムクランプ16と共に取り出し、フィルムクランプ16によるクランプを解除し、加飾フィルム30のうち不要な部分を切断する。または、フィルム付き部品Eをフィルムクランプ16と共に真空成形装置1から取り出すことなく、フィルムクランプ16が下チャンバーボックス3にセットされた状態で加飾フィルム30のうち不要な部分を切断することでフィルム付き部品Eのみを真空成形装置1から取り出すようにしてもよい。
(高さ変化のタイミング)
次に、図9から図11を参照して、枠体19の高さが変化するタイミングについて説明する。
次に、図9から図11を参照して、枠体19の高さが変化するタイミングについて説明する。
本実施形態では、上チャンバー6と下チャンバー8との間の気圧差により枠体19が上下方向で圧縮変形するようにしている。従って、枠体19は、外力によって変形する弾性体であればその素材を問わない。例えば、枠体19は、圧縮コイルスプリングを内包する袋体であってもよい。図9には、貼付工程において上チャンバー6の雰囲気が大気圧に戻された時点で枠体19の高さ19bが減じる方向に変化し始めている様子を示している。
また、上チャンバー6と下チャンバー8との間の気圧差により枠体19が受動的に上下方向で圧縮変形することに代えて、例えばエアシリンダや電動シリンダを用いて枠体19を上下方向で能動的に駆動するようにしてもよい。この場合、枠体19の高さ19bが減じる方向に変化し始めるタイミングは自在に決定することができる。図10の例では、張り拡げ工程中に枠体19の高さ19bが減じる方向に変化し始めている。図11の例では、加熱工程中に枠体19の高さ19bが減じる方向に変化し始めている。図9から図11の何れの場合においても、少なくとも、加飾フィルム30をワーク31に貼り付ける貼付工程において、枠体19の高さ19bが低くなれば、枠体19に起因する加飾フィルム30の過度な伸長を抑制することができる。
以上に、本願発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態は以下の特徴を有する。
即ち、ワーク31(部品本体)に加飾フィルム30(フィルム)を貼り付けることでフィルム付き部品Eを製造する、フィルム付き部品Eの製造方法は、加飾フィルム30を加熱する工程(S100)と、ワーク31を取り囲むように配置した枠体19で加飾フィルム30を突き上げることで加飾フィルム30を張り拡げる工程(S110)と、加飾フィルム30で仕切られた上下の空間に気圧差を発生させることで加飾フィルム30をワーク31に貼り付ける工程(S120)と、を含む。加飾フィルム30をワーク31に貼り付ける工程(S120)において、枠体19の高さ19bを低くする。以上の方法によれば、加飾フィルム30をワーク31に貼り付ける工程における、枠体19に起因した加飾フィルム30の過度な伸長を抑制することができる。
なお、上述したように、貼付工程において枠体19の高さ19bを低くすることに代えて、貼付工程において枠体19の表面積を小さくするようにしてもよい。また、貼付工程において枠体19の体積を小さくするようにしてもよい。これらの場合でも、枠体19に起因する加飾フィルム30の過度な伸長を抑制することができる。
なお、「枠体19の高さ19bを低くする」とは、「枠体19の高さ19bが低くなる方向へ変化する」ことを意味する。また、「枠体19の表面積を小さくする」とは、「枠体19の表面積が小さくなる方向へ変化する」を意味する。また、「枠体19の体積を小さくする」とは、「枠体19の体積が小さくなる方向へ変化する」を意味する。
更に、貼付工程において枠体19の高さ19bを低くすることに代えて、貼付工程において枠体19を横倒しになるように倒してもよいし、或いは、貼付工程において枠体19をステージ17から取り除いたり、貼付工程において枠体19をステージ17から脱落させるようにしてもよい。これらの場合でも、枠体19に起因する加飾フィルム30の過度な伸長を抑制することができる。
また、上記実施形態では、上チャンバー6の雰囲気を大気圧に戻すことで上チャンバー6と下チャンバー8との間に気圧差を発生させている。しかし、これに代えて、上チャンバー6の雰囲気に圧縮空気を供給することで、上チャンバー6と下チャンバー8との間に大きな気圧差を発生させるようにしてもよい。また、上チャンバー6の雰囲気を加圧状態とし、下チャンバー8の雰囲気を大気圧状態としてもよい。即ち、上チャンバー6の雰囲気の気圧を下チャンバー8の雰囲気の気圧よりも高くすれば、加飾フィルム30がワーク31に貼り付けられることになる。
(変形例)
図12には、枠体19の変形例を示している。図12に示す変形例では、平面視で枠体19の3辺が例えばFRPや木片などの剛体壁60によって構成されており、1辺がメラニンフォーム61によって構成されている。メラニンフォーム61は、更に、複数のメラニンフォームブロック62によって構成されている。
図12には、枠体19の変形例を示している。図12に示す変形例では、平面視で枠体19の3辺が例えばFRPや木片などの剛体壁60によって構成されており、1辺がメラニンフォーム61によって構成されている。メラニンフォーム61は、更に、複数のメラニンフォームブロック62によって構成されている。
図13には、メラニンフォームブロック62の斜視図を示している。図13に示すように、各メラニンフォームブロック62は直方体状に形成されており、中央に1つの空洞63が形成されている。このようにメラニンフォームブロック62に空洞63を形成することで、メラニンフォームブロック62の上下方向における圧縮変形のし易さを容易に調整することができる。即ち、メラニンフォームブロック62に空洞63を形成することで、上チャンバー6と下チャンバー8との間に気圧差を発生させてから実際にメラニンフォーム61が上下方向に圧縮変形し始めるタイミング、圧縮変形の単位時間あたりの体積変化量、圧縮変形が完了するタイミングを自在に調整することが可能となる。
また、図14に示すように、各メラニンフォームブロック62の上半分に複数の空隙64を形成してもよい。この場合、メラニンフォームブロック62の上半分は圧縮変形し易く、下半分は相対的に圧縮変形し難くなる。
また、図2には枠体19の全体が圧縮変形可能な構成を示したが、図12に示すように、枠体19の一部のみを圧縮変形可能としてもよい。この場合、図12に示すように、ワーク31に貼り付けられた加飾フィルム30のうち最も延伸量の多い領域に対向する部分のみを圧縮変形可能とし、その他の部分を圧縮変形不能とすることが考えられる。
要するに、貼付工程において枠体19全体の高さ19bを低くすることに代えて、貼付工程において枠体19の少なくとも一部の高さ19bを低くするようにしてもよい。枠体19の表面積を小さくすること、枠体19の体積を小さくすること、枠体19を倒すこと、枠体19を取り除くこと、枠体19を脱落させることについても同様である。
1 真空成形装置
2 上チャンバーボックス
2a 天板
3 下チャンバーボックス
4 上真空ユニット
5 下真空ユニット
6 上チャンバー
7 開口
8 下チャンバー
9 開口
10 フランジ
15 近赤外線ヒーター
16 フィルムクランプ
16a 上クランプ
16b 下クランプ
17 ステージ
17a ワーク搭載面
18 ステージ駆動機構
19 枠体
19a 頂部
19b 高さ
19p 内側側面
19q 外側側面
20 ワーク受け治具
30 加飾フィルム
31 ワーク
31a 頂部
31b 高さ
40 減圧タンク
41 方向制御弁
50 減圧タンク
51 方向制御弁
60 剛体壁
61 メラニンフォーム
62 メラニンフォームブロック
63 空洞
64 空隙
E フィルム付き部品
2 上チャンバーボックス
2a 天板
3 下チャンバーボックス
4 上真空ユニット
5 下真空ユニット
6 上チャンバー
7 開口
8 下チャンバー
9 開口
10 フランジ
15 近赤外線ヒーター
16 フィルムクランプ
16a 上クランプ
16b 下クランプ
17 ステージ
17a ワーク搭載面
18 ステージ駆動機構
19 枠体
19a 頂部
19b 高さ
19p 内側側面
19q 外側側面
20 ワーク受け治具
30 加飾フィルム
31 ワーク
31a 頂部
31b 高さ
40 減圧タンク
41 方向制御弁
50 減圧タンク
51 方向制御弁
60 剛体壁
61 メラニンフォーム
62 メラニンフォームブロック
63 空洞
64 空隙
E フィルム付き部品
Claims (1)
- 部品本体にフィルムを貼り付けることでフィルム付き部品を製造する、フィルム付き部品の製造方法であって、
前記フィルムを加熱する工程と、
前記部品本体を取り囲むように配置した枠体で前記フィルムを突き上げることで前記フィルムを張り拡げる工程と、
前記フィルムで仕切られた上下の空間に気圧差を発生させることで前記フィルムを前記部品本体に貼り付ける工程と、
を含み、
前記フィルムを前記部品本体に貼り付ける工程において、
前記枠体の少なくとも一部の高さを低くするか、又は、
前記枠体の少なくとも一部の表面積を小さくするか、又は、
前記枠体の少なくとも一部の体積を小さくするか、又は、
前記枠体の少なくとも一部を倒すか、又は、
前記枠体の少なくとも一部を取り除くか、又は、
前記枠体の少なくとも一部を脱落させる、
フィルム付き部品の製造方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018132184A JP2020006652A (ja) | 2018-07-12 | 2018-07-12 | フィルム付き部品の製造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI822050B (zh) * | 2022-05-13 | 2023-11-11 | 大陸商業泓科技(成都)有限公司 | 立體貼合成型裝置及方法 |
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2018
- 2018-07-12 JP JP2018132184A patent/JP2020006652A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI822050B (zh) * | 2022-05-13 | 2023-11-11 | 大陸商業泓科技(成都)有限公司 | 立體貼合成型裝置及方法 |
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