JP2020006659A - サンドイッチパネルおよびサンドイッチパネルの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱伝導を抑制することができるサンドイッチパネルおよびそのサンドイッチパネルの製造方法を提供する。
【解決手段】サンドイッチパネル1は、上側に配される金属製薄板の上面材3と下側に配される金属製薄板の下面材4との間に発泡樹脂5が充填されている。
ここで、発泡樹脂5は、難燃材となっている。
そして、上面材3と下面材4の間に、厚さ方向に貫通する複数の孔の形成された薄板6が発泡樹脂5に埋め込まれる状態で配されている。
これにより、薄板6に発泡樹脂5がまとわりつくことになり、発泡樹脂5である難燃材の上下面に沿った方向の膨張収縮が薄板6によって抑制され、クラックの発生を抑制できる。
このため、クラック経由の熱対流の発生が抑制され、熱伝導を抑制することができる。
【選択図】図2
【解決手段】サンドイッチパネル1は、上側に配される金属製薄板の上面材3と下側に配される金属製薄板の下面材4との間に発泡樹脂5が充填されている。
ここで、発泡樹脂5は、難燃材となっている。
そして、上面材3と下面材4の間に、厚さ方向に貫通する複数の孔の形成された薄板6が発泡樹脂5に埋め込まれる状態で配されている。
これにより、薄板6に発泡樹脂5がまとわりつくことになり、発泡樹脂5である難燃材の上下面に沿った方向の膨張収縮が薄板6によって抑制され、クラックの発生を抑制できる。
このため、クラック経由の熱対流の発生が抑制され、熱伝導を抑制することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、サンドイッチパネルおよびサンドイッチパネルの製造方法に係るものである。
従来から、図3に示すように、上側に配される上面材101と下側に配される下面材102との間に発泡樹脂103を充填し、上下に配されるスラットコンベア104によって上面材101および下面材102を発泡樹脂103の存在する側に押圧することにより上下方向の成形が行われる母材105の製造方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、母材105は、図示しない一対のサイドブロックコンベアによって幅方向の成形も上下方向の成形と同時に行われている。
そして、母材105からサンドイッチパネルとして所望のサイズの部分が切り出される。
なお、母材105は、図示しない一対のサイドブロックコンベアによって幅方向の成形も上下方向の成形と同時に行われている。
そして、母材105からサンドイッチパネルとして所望のサイズの部分が切り出される。
近年、セメント等の重量の嵩む不燃物の代わりとして、軽量で、設置の自由度も高いサンドイッチパネルを耐火壁として用いることが期待されている。
この場合、サンドイッチパネルの発泡樹脂として、イソシアヌレートフォーム等の難燃材を用いることが考えられる。
なお、イソシアヌレートフォームは、難燃性の材質であり、熱せられ続けると炭化して非常に安定な状態になる。
この場合、サンドイッチパネルの発泡樹脂として、イソシアヌレートフォーム等の難燃材を用いることが考えられる。
なお、イソシアヌレートフォームは、難燃性の材質であり、熱せられ続けると炭化して非常に安定な状態になる。
このようなサンドイッチパネルでは、例えば、上側をバーナー等で熱した場合、先ず上面材が溶け、イソシアヌレートフォーム等の上側の部分が炭化するが、イソシアヌレートフォーム等の下側の部分は未だ炭化していない状態となっている。
すなわち、イソシアヌレートフォーム等は、上下方向に炭化している部分と炭化していない部分が連続して存在している。
すなわち、イソシアヌレートフォーム等は、上下方向に炭化している部分と炭化していない部分が連続して存在している。
しかし、下側のイソシアヌレートフォーム等は、炭化こそしていないものの上下方向に貫通するクラックが多数形成された状態となっている。
このような状態で、上側をさらに熱し続けた場合、クラック内の空間を利用した熱対流によって、上側から下側に容易に熱が伝導してしまい、耐熱壁としての機能を果たさなくなってしまう虞がある。
このような状態で、上側をさらに熱し続けた場合、クラック内の空間を利用した熱対流によって、上側から下側に容易に熱が伝導してしまい、耐熱壁としての機能を果たさなくなってしまう虞がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、熱伝導を抑制することができるサンドイッチパネルおよびそのサンドイッチパネルの製造方法を提供することにある。
本願第1発明によれば、サンドイッチパネルは、上側に配される上面材と下側に配される下面材との間に発泡樹脂が充填されている。
ここで、発泡樹脂は、難燃材となっている。
そして、上面材と下面材の間に、厚さ方向に貫通する複数の孔の形成された薄板が発泡樹脂に埋め込まれる状態で配されている。
ここで、発泡樹脂は、難燃材となっている。
そして、上面材と下面材の間に、厚さ方向に貫通する複数の孔の形成された薄板が発泡樹脂に埋め込まれる状態で配されている。
これにより、薄板に発泡樹脂がまとわりつくことになり、発泡樹脂である難燃剤の上下面に沿った方向の膨張収縮が薄板によって抑制され、クラックの発生を抑制できる。
このため、クラック経由の熱対流の発生が抑制され、熱伝導を抑制することができる。
このため、クラック経由の熱対流の発生が抑制され、熱伝導を抑制することができる。
本願第2発明によれば、上側に配される上面材と下側に配される下面材との間に発泡樹脂が充填されているサンドイッチパネルの製造方法は、以下に述べる面材供給工程、発泡樹脂供給工程、薄板配置工程、および、上下成形工程を備える。
面材供給工程は、上面材と下面材とを供給する工程である。
発泡樹脂供給工程は、下面材上に発泡樹脂を供給する工程である。
薄板配置工程は、上面材と下面材との間に、厚さ方向に貫通する複数の孔の形成された薄板を配する工程である。
上下成形工程は、上面材と下面材とを発泡樹脂と薄板とを内包した状態で発泡樹脂の存在する側に押圧することで上下方向の成形を行う工程である。
ここで、発泡樹脂は、難燃材となっている。
発泡樹脂供給工程は、下面材上に発泡樹脂を供給する工程である。
薄板配置工程は、上面材と下面材との間に、厚さ方向に貫通する複数の孔の形成された薄板を配する工程である。
上下成形工程は、上面材と下面材とを発泡樹脂と薄板とを内包した状態で発泡樹脂の存在する側に押圧することで上下方向の成形を行う工程である。
ここで、発泡樹脂は、難燃材となっている。
これにより、上側に配される上面材と下側に配される下面材との間に発泡樹脂が充填されるとともに発泡樹脂内に薄板の埋め込まれているサンドイッチパネルを製造することができる。
以下、発明を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。
本発明の実施例によるサンドイッチパネル1を図1に示す。
本発明に係るサンドイッチパネル1は、例えば、耐火壁に用いるものである。
本発明に係るサンドイッチパネル1は、例えば、耐火壁に用いるものである。
サンドイッチパネル1は、上側に配される金属製薄板の上面材3と下側に配される金属製薄板の下面材4との間に発泡樹脂5が充填されている。
ここで、発泡樹脂5は、難燃材であるイソシアヌレートフォームとなっている。
そして、上面材3と下面材4の間に、厚さ方向に貫通する複数の孔の形成された薄板6である平板状の金網が発泡樹脂5に埋め込まれる状態で配されている。
ここで、発泡樹脂5は、難燃材であるイソシアヌレートフォームとなっている。
そして、上面材3と下面材4の間に、厚さ方向に貫通する複数の孔の形成された薄板6である平板状の金網が発泡樹脂5に埋め込まれる状態で配されている。
ここで、上面材3と下面材4は平行配置になっており、薄板6は、上面材3、および、下面材4のそれぞれに対して平行に配置されている。
そして、薄板6は、上面材3との離間距離と下面材4との離間距離が略等しい位置に配されている。
なお、離間距離とは、薄板6上の各位置における上面材3との最短離間距離と下面材4との最短離間距離を意味している。
そして、薄板6は、上面材3との離間距離と下面材4との離間距離が略等しい位置に配されている。
なお、離間距離とは、薄板6上の各位置における上面材3との最短離間距離と下面材4との最短離間距離を意味している。
サンドイッチパネル1の具体的製造方法について、図2を用いて説明する。
サンドイッチパネル1は、製造設備7によって製造される母材8から切り出されるものである。
製造設備7は、以下に説明する面材供給工程、発泡樹脂供給工程、薄板配置工程、および、上下成形工程を実現する。
サンドイッチパネル1は、製造設備7によって製造される母材8から切り出されるものである。
製造設備7は、以下に説明する面材供給工程、発泡樹脂供給工程、薄板配置工程、および、上下成形工程を実現する。
面材供給工程は、上下に対向配置するように上面材3と下面材4とを供給する工程である。
ここで、下面材4は、図示しないベルトコンベア上を水平に保たれて搬送される。
また、上面材3は、上方より供給されて、ニップローラ9によって方向を変化させて下面材4と対向配置となるように供給される。
なお、ニップローラ9は、上面材3と下面材4との間に供給される発泡樹脂5を幅方向に均一に分散させるものである。
ここで、下面材4は、図示しないベルトコンベア上を水平に保たれて搬送される。
また、上面材3は、上方より供給されて、ニップローラ9によって方向を変化させて下面材4と対向配置となるように供給される。
なお、ニップローラ9は、上面材3と下面材4との間に供給される発泡樹脂5を幅方向に均一に分散させるものである。
発泡樹脂供給工程は、下面材4上に発泡樹脂5を供給する工程である。
なお、発泡樹脂5は、流動状態のイソシアヌレートフォームであり、製造設備7の樹脂供給部10から供給される。
なお、発泡樹脂5は、流動状態のイソシアヌレートフォームであり、製造設備7の樹脂供給部10から供給される。
薄板配置工程は、上面材3と下面材4との間に薄板6を配する工程である。
なお、薄板6はローラ10によって方向を変化させて発泡樹脂5内に潜り込むように供給されている。また、薄板6の供給は、発泡樹脂5の供給前に行うと、孔が発泡樹脂5によって塞がれてしまい発泡樹脂5の下面材4への滴下を阻害する虞が生じるため、発泡樹脂5の供給後に行うことが好ましい。
なお、薄板6はローラ10によって方向を変化させて発泡樹脂5内に潜り込むように供給されている。また、薄板6の供給は、発泡樹脂5の供給前に行うと、孔が発泡樹脂5によって塞がれてしまい発泡樹脂5の下面材4への滴下を阻害する虞が生じるため、発泡樹脂5の供給後に行うことが好ましい。
また、薄板6は、薄板6の繰り出しレート、発泡樹脂5の供給レート等により上面材3、および、下面材4に対する配置位置を自在にコントロールできる。
なお、薄板6としては、特許第6059841号公報に記載の構成を利用することもできる。
なお、薄板6としては、特許第6059841号公報に記載の構成を利用することもできる。
上下成形工程は、上面材3と下面材4とを発泡樹脂5と薄板6とを内包した状態で発泡樹脂5の存在する側に押圧することで上下方向の成形を行う工程である。
より具体的には、スラットコンベア11を通過することで、上面材3、および、下面材4は、発泡樹脂5の体積増加に抗して狭持されることになり、樹脂面に密着固定され上下方向の成形が行われる。
なお、母材8は、図示しない一対のサイドブロックコンベアによって幅方向の成形も上下方向の成形と同時に行われている。
より具体的には、スラットコンベア11を通過することで、上面材3、および、下面材4は、発泡樹脂5の体積増加に抗して狭持されることになり、樹脂面に密着固定され上下方向の成形が行われる。
なお、母材8は、図示しない一対のサイドブロックコンベアによって幅方向の成形も上下方向の成形と同時に行われている。
[実施例の効果]
実施例の製造方法によって製造されたサンドイッチパネル1は、上側に配される上面材3と下側に配される下面材4との間に発泡樹脂5が充填されている。
なお、発泡樹脂5は、イソシアヌレートフォームとなっている。
そして、上面材3と下面材3の間に薄板6である金網が発泡樹脂5に埋め込まれる状態で配されている。
実施例の製造方法によって製造されたサンドイッチパネル1は、上側に配される上面材3と下側に配される下面材4との間に発泡樹脂5が充填されている。
なお、発泡樹脂5は、イソシアヌレートフォームとなっている。
そして、上面材3と下面材3の間に薄板6である金網が発泡樹脂5に埋め込まれる状態で配されている。
これにより、薄板6に発泡樹脂5がまとわりつくことになり、発泡樹脂5であるイソシアヌレートフォームの上下面に沿った方向の膨張収縮が剛性の高い金網である薄板6によって抑制され、クラックの発生を抑制できる。
このため、サンドイッチパネル1は、クラック経由の熱対流の発生が抑制され、熱伝導を抑制することができる。
このため、サンドイッチパネル1は、クラック経由の熱対流の発生が抑制され、熱伝導を抑制することができる。
また、サンドイッチパネル1によれば、薄板6は、上面材3との離間距離と下面材4との離間距離が略等しい位置に配されている。
これにより、薄板6と上面材3、または、下面材4との離間距離が極端に短くなることがなくなり、上側、および、下側からの双方向において耐火性を有する構成とすることができる。
なお、例えば、薄板6と上面材3との離間距離が極端に短い場合、下側からの炎に対するクラック発生は抑制できても、上側からの炎に対するクラック発生を抑制することは薄板6が炭化領域に存することになり困難となる。
これにより、薄板6と上面材3、または、下面材4との離間距離が極端に短くなることがなくなり、上側、および、下側からの双方向において耐火性を有する構成とすることができる。
なお、例えば、薄板6と上面材3との離間距離が極端に短い場合、下側からの炎に対するクラック発生は抑制できても、上側からの炎に対するクラック発生を抑制することは薄板6が炭化領域に存することになり困難となる。
[変形例]
本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
実施例によれば、製造設備7は、スラットコンベア11を有するものであったが、スラットコンベア11の代わりに安価なベルトコンベアを用いてもよい。
また、実施例では、発泡樹脂5の供給後に薄板6を供給しているが、発泡樹脂5の供給前に薄板6の供給が行われてもよい。
本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
実施例によれば、製造設備7は、スラットコンベア11を有するものであったが、スラットコンベア11の代わりに安価なベルトコンベアを用いてもよい。
また、実施例では、発泡樹脂5の供給後に薄板6を供給しているが、発泡樹脂5の供給前に薄板6の供給が行われてもよい。
また、実施例では、薄板6を発泡樹脂5内に潜り込ませるように供給していたが、図示しない一対のサイドブロックコンベアで薄板6を狭持させる構成とすることもできる。これにより、薄板6の設置位置の精度をさらに高めることができる。
また、実施例では、薄板6は1枚であったが、薄板6の数を複数としてもよい。
また、薄板6は金網等の金属製に拘るものではなく、樹脂製でもよい。さらに、薄板6の形状は、パンチングプレート状であってもよい。
また、薄板6は金網等の金属製に拘るものではなく、樹脂製でもよい。さらに、薄板6の形状は、パンチングプレート状であってもよい。
1 サンドイッチパネル 3 上面材 4 下面材 5 発泡樹脂 6 薄板
Claims (6)
- 上側に配される上面材(3)と下側に配される下面材(4)との間に発泡樹脂(5)が充填されているサンドイッチパネル(1)において、
前記発泡樹脂は、難燃材であり、
前記上面材と前記下面材の間に、厚さ方向に貫通する複数の孔の形成された薄板(6)が前記発泡樹脂に埋め込まれる状態で配されていることを特徴とするサンドイッチパネル。 - 請求項1に記載のサンドイッチパネルにおいて、
前記発泡樹脂は、イソシアヌレートフォームであることを特徴とするサンドイッチパネル。 - 請求項1または請求項2に記載のサンドイッチパネルにおいて、
前記薄板は、前記上面材との離間距離と前記下面材との離間距離が略等しい位置に配されていることを特徴とするサンドイッチパネル。 - 上側に配される上面材(3)と下側に配される下面材(4)との間に発泡樹脂(5)が充填されているサンドイッチパネル(1)の製造方法において、
前記発泡樹脂は、難燃材であり、
前記上面材と前記下面材とを供給する面材供給工程と、
前記下面材上に前記発泡樹脂を供給する発泡樹脂供給工程と、
前記上面材と前記下面材との間に、厚さ方向に貫通する複数の孔の形成された薄板(6)を配する薄板配置工程と、
前記上面材と前記下面材とを前記発泡樹脂と前記薄板とを内包した状態で前記発泡樹脂の存在する側に押圧することで上下方向の成形を行う上下成形工程とを備えることを特徴とするサンドイッチパネルの製造方法。 - 請求項4に記載のサンドイッチパネルにおいて、
前記発泡樹脂は、イソシアヌレートフォームであることを特徴とするサンドイッチパネルの製造方法。 - 請求項4または請求項5に記載のサンドイッチパネルの製造方法において、
前記薄板配置工程で、前記薄板は前記上面材との離間距離と前記下面材との離間距離が略等しい位置に配されることを特徴とするサンドイッチパネルの製造方法。
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| JP2018132386A JP2020006659A (ja) | 2018-07-12 | 2018-07-12 | サンドイッチパネルおよびサンドイッチパネルの製造方法 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022029868A (ja) * | 2020-08-05 | 2022-02-18 | 則之 加納 | 樹脂パネルの製造方法 |
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-
2018
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