JP2020007155A - 物品搬送装置のコンベア停止方法 - Google Patents
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Abstract
Description
このような物品搬送装置は、例えば、即席麺の製造においてα化後の麺線群をフライ処理する際のフライオイル槽へ浸漬してフライする際に用いられる。
従来までこのようなリテーナを装着した搬送コンベアの異常がある場合においては、駆動部のスプロケットに取り付けられたトルクリミッタや電流値を監視するショックリレーを用いることにより、異常を検知し、搬送コンベアを停止させるインターロック方式が採用されていた。
このようなリテーナを装着したコンベアラインにおける異常を迅速に検出しし、搬送コンベアを停止させる等を目的とした先行技術は存在しない。一方、このようなリテーナを用いた物品の搬送装置については例えば、以下の先行技術が開示されている。
すなわち、本願第一の発明は、
「物品をリテーナ内に収容し該リテーナを搬送する搬送装置であって、
前記物品を収容可能な複数のリテーナが無端状の搬送チェーンに等間隔に配設されたリテーナコンベアと、
前記リテーナコンベアの上側搬送経路の下流側に設けられ、前記搬送チェーンを駆動するための第一スプロケットと、
前記第一スプロケットを駆動する駆動手段と、
上側搬送経路の上流側に設けられ、前記第一スプロケットに従動する第二スプロケットと、
当該第二スプロケットに繋がれた錘であって、当該錘は支点を介して垂下することにより
前記第二スプロケットを中空に位置するように支持する錘と、
当該錘の位置の変化を検知する検知手段と、
当該検知手段の検知結果により搬送装置の稼働を制御する手段と
を備えた搬送装置。」、である。
「請求項1に記載の搬送装置において、当該搬送装置がさらに、
前記リテーナ上の所定区間において当該リテーナ上に載置可能な複数の前記蓋が無端状の搬送チェーンに等間隔に配設された蓋コンベアと、
前記蓋コンベアの下側搬送経路の上流又は下流側に設けられ所定の位置に固定された第一蓋スプロケットと、
上側搬送経路の上流側に設けられ、前記第一スプロケットに従動する第二スプロケットと、当該第二スプロケットに繋がれた錘であって、当該錘は支点を介して垂下することにより第二スプロケットを中空に位置するように支持する錘と、
前記蓋コンベアの下側搬送経路の下流又は上流側に設けられ、前記固定された第一蓋スプロケットと一対で蓋コンベアに噛合する第二蓋スプロケットと、
当該第二蓋スプロケットに繋がれた蓋用の錘であって、当該錘は支点を介して垂下することにより第二蓋スプロケットを中空に位置するように支持する蓋用錘と、
当該蓋用の錘の位置の変化を検知する第二検知手段と、
当該検知手段の検知結果により搬送装置の稼働を制御する第二制御手段を備えた蓋用の搬送装置を、備えた請求項1に記載の搬送装置。」、である。
すなわち、本願第三の発明は、
「前記検知手段がリミットセンサによるものである請求項1又は2に記載の搬送装置。」、である。
3 リテーナ
5 コンベアチェーン
7 第一スプロケット
9 第二スプロケット
11 駆動手段
15 第一プーリ
17 第二プーリ
19 リテーナ用の錘
20 蓋コンベア
21 上限リミットセンサ
23 下限リミットセンサ
25 ガイドレール
27 蓋部材
28 制御装置
31 蓋
33 蓋コンベアチェーン
34 第一制御装置
37 ガイドレール(第二実施態様)
38 蓋コンベア用の錘
39 第一蓋スプロケット
41 第二蓋スプロケット
43 上限リミットセンサ(蓋コンベア)
45 下限リミットセンサ(蓋コンベア)
46 第二制御装置
49 第一動力伝達手段
51 第二動力伝達手段
53 リテーナコンベアスプロケット
55 蓋コンベアスプロケット
57 共通回転軸
図1は本発明の第一の実施態様の全体構成を示す断面模式図であり、本願第一の実施態様の搬送装置についてその主要な構成について開示している。
本発明の供給装置の第一の実施態様は、食品製造におけるフライ食品の製造のためのフライヤー装置に用いられる搬送装置について記載している。尚、図1においては、当該搬送装置をフライオイル槽に利用する場合の具体例を示しており、当該フライオイル槽の部分についても開示している。
─搬送装置の全体─
より詳細には、物品を収容可能な複数のリテーナ3がコンベアチェーン5に連結されたリテーナコンベア1と、リテーナコンベア1の搬送チェーン5を案内する上部搬送経路における下流側リテーナコンベア1の第一スプロケット7と、上部搬送経路における上流側の第二スプロケット9を有している。
尚、上述の搬送チェーン5はリテーナ3が複数直列に連なったリテーナ複合体の幅方向に隔てて一対をなして設けられており、各リテーナ複合体は、搬送チェーン5の間に架け渡しされている。ここで、第一スプロケット7は駆動手段11と連結されており、搬送チェーン5に走行力を与えている。
また、第二スプロケット9は、第一スプロケット7に従動するスプロケットである。また、当該第二スプロケット9は、紐状体13によって支点としての第一プーリ15及び第二プーリ17を介して垂下した錘によって支持され中空に(上方に)位置し、オートテンション機構が採用されている。
さらに、当該錘19の部分には錘19の上方部への移動を検知する上限リミットセンサ21が設けられている。さらに、同様に錘の下方部への移動を検知する下限リミットセンサ23が設けられている。以下さらに、具体的に説明する。
─スプロケット─
─ガイドレール─
─蓋部材又は簡易的な蓋コンベア─
─オートテンション装置及びリミットセンサ─
但し、本発明は上記の実施態様に限定されるものではなく、実質的に錘の重力によってテンションを規定するウエイト式テンションの機構であれば本発明に含まれる。
例えば、錘の重量により第二スプロケットが支持される態様であれば、当該錘が斜面上に載置されている場合においても本発明にいう“垂下した錘”に含まれるものとする。
次に、錘19の上部には、錘の上方部への移動を検知する上限リミットセンサ21が設けられている。さらに、同様に錘の下方部への移動を検知する下限リミットセンサ23が設けられている。
一方、コンベアチェーン5の弛み等が生じると、第二スプロケット9が上方に移動するため、垂下させた錘19が下降し、錘19の下側のリミットセンサ23に接触し、当該異常を検知することができる。
リミットセンサ(21及び23)は、制御装置28と連動されており、当該装置を経由して、リテーナコンベア1の動きを停止させる機構が設けられている。このように迅速にリテーナコンベア1における異常を検知し、コンベア1の停止等の制御をすることができる。
本発明では、これによって搬送の停止や搬送速度の低下や位置検出に利用することができる。リミットセンサの種類として、検出部にはプランジャ式(直動式)、ヒンジレバー式、ローラレバー式、ロッドレバー式(ロッド式、スプリングロッド式)、フォークレバー式、重錘式などがあり、これらのいずれも使用できることは勿論である。尚、本第二の実施態様においては、ローラレバー式のリミットセンサを用いている。
尚、本発明の第一の実施態様においては錘19の位置の変化をリミットセンサにより検知する手段を開示しているが、リミットセンサ以外の他のセンサ(赤外線センサ等)を用いてもよいことは勿論である。錘の位置の変化を迅速に検出する検知手段であればよいことは勿論である。
─フライ装置の説明─
また、本発明の第一の実施態様は、これに限定されるものではなく、例えば、特開2013−215146に開示される、リテーナ3をフライ槽から脱出後に直ちに回転させるようなタイプの搬送装置であってもよい。
次に、第二の実施態様について説明する。図2は本願発明の第二実施態様について示したしたものである。
以下に当該構成を詳しく説明する。
まず、下方部のリテーナコンベア1は、第一の実施態様と同様に物品を収容可能な複数のリテーナ3が無端状の搬送チェーン5に等間隔に配設されている。また、当該搬送チェーンを駆動するための第1リテーナスプロケット7が当該リテーナのリテーナコンベア1の上側搬送経路の下流側に設けられている。次に、第1リテーナスプロケットを駆動する駆動手段11が別途設けられている。
また、前記リテーナ用の錘19の位置の変化を検知するために前述のように上限リミットセンサ21及び下限リミットセンサ23を有する検知手段(第一検知手段)が設けられており、当該検知手段による検知結果により搬送装置の稼働を制御する第一制御装置34が設けられている。
所定の区間においてリテーナ3上に蓋31が載置されるが、当該区間において蓋31が被さる状態を下方より支えるため、リテーナコンベア1の下部に上記区間に渡るガイドレール37が設けられている。
当該蓋コンベア20の下側搬送経路の下流側には、第1蓋コンベアスプロケット39が設けられており、所定の位置に固定さている。
蓋コンベア20の下側搬送経路の上流側に設けられ、前記固定された第一蓋スプロケット39と一対で蓋コンベアチェーン33に噛合する第二蓋スプロケット41が設けられている。
次に、本発明の第二の実施態様においては、蓋コンベア20には動力部としての駆動手段には接続されておらず、蓋コンベア20の稼働については、リテーナ3と蓋31が嵌合する際に当該リテーナコンベア1の駆動力を蓋コンベア20に伝達する、蓋コンベア20の下方搬送経路における上流側の第1動力伝達手段49と下流側の第2動力伝達手段51が設けられている。
図3に示す上流側の第1伝達駆動手段49は、上流側のリテーナコンベアスプロケット53と上流側の蓋コンベアスプロケット55を同心同位相で固定する共通回転軸57から構成されている。
上記の動力伝達の方法については、一例であって本発明が上記実施態様に限定されるものではない。種々の変形が可能であることは言うまでもない。例えば、コンベアチェーンを誘導するガイドレーンを適宜設け、リテーナに蓋部を順次、嵌合させる態様とすることによって、当該リテーナのコンベア1の搬送チェーン5の駆動力を蓋コンベア20に伝達するような態様であってもよい。
さらに、本発明の第二の実施態様においては、図4に示すように蓋コンベア20の複数の蓋31同士の配設区間がリテーナコンベア1の複数のリテーナ3同士の配設区間よりもわずかであるが、1.002の比率で大きくされている。尚、図4ではこの点を誇張して表現している。
また、蓋コンベア20の下方搬送経路の下流側の動力伝達駆動手段51においても同様にリテーナコンベア1の搬送チェーン5の単位時間当たりの走行長よりも、上流側の蓋コンベアスプロケット55による搬送チェーン33の単位時間当たりの走行長を上述と同じ1.002の比率で大きくすることができる。尚、この比率は、1.002に限定されるものではなく、1より大きく、1.01以下であれば好適である。
このように、本発明の第二の実施態様においては、上流側の第1動力伝達手段49及び下流側の第二動力伝達手段51を設けているので、第一リテーナスプロケット7に対する駆動力によってリテーナコンベア1のみならず蓋コンベア20も駆動することができる。
これによって、第1リテーナスプロケットに対する駆動力の経時変化によって両コンベアの同期が損なわれることもない。安定して両コンベアの稼働を継続することができる。
また、リテーナ3と蓋31が嵌合する区間において、蓋コンベア20の搬送チェーン33をリテーナコンベア1の搬送チェーン5よりも僅かに弛ませた状態で各リテーナ3に蓋31を被せて各リテーナ内の物品を搬送する。これによって、リテーナ3と蓋31の嵌合を容易にしている。
本発明の第二の実施態様に示した搬送装置であると、リテーナ3の搬送のためのリテーナコンベア1及び蓋の搬送のための蓋コンベア20のいずれに対しても、それぞれ、一方のスプロケットを支持する垂下させた錘(19又は38)に対してその位置の変化を検知する手段と、当該検知結果により搬送装置の稼働を制御する手段を設けている。
すなわち、異常が発生した場合、リテーナコンベア1又は蓋コンベア20のスプロケット支持のために垂下している錘の位置のいずれかが変動するため、当該錘の位置変動を迅速に検知して、各コンベアの稼働を迅速に停止等させることができ、被害を最小限にすることができる。
─その他の本第二実施形態の変形例─
例えば、リテーナ3と蓋部31の嵌合の状態についても種々の態様を選択できる。すなわち、蓋31の被せる領域についても種々選択することが可能である。また、本発明の第二の実施態様においては、蓋31同士の配設区間をリテーナ3同士の配設区間よりも僅かに大きくする場合について示しているが、当該リテーナ3間と蓋31間の配設区間は同じであってもよいことは勿論である。
次に、蓋コンベア20について、本発明の第二の実施態様では、第一蓋スプロケット39について固定しているが、当該スプロケット39についても第二蓋スプロケット41と同様に錘を垂下させる態様とし、当該錘の変動を検知できるように第三の検知装置を設けてもよい。
Claims (2)
- 即席麺の製造において、麺線群をリテーナ内に収納し、当該リテーナに蓋を嵌合させて搬送することによって、フライオイル槽においてフライ処理する際に利用されるコンベア搬送による物品搬送装置のコンベア停止方法であって、
前記物品搬送装置が、麺線群を収容可能な複数のリテーナが無端状の搬送チェーンに等間隔に配設されたリテーナコンベアと、
前記リテーナコンベアの上側搬送経路の下流側に設けられ、前記搬送チェーンを駆動するための第一スプロケットと、
前記第一スプロケットを駆動する駆動手段と、
上側搬送経路の上流側に設けられ、前記第一スプロケットに従動する第二スプロケットと、
当該第二スプロケットに繋がれた錘であって、当該錘は支点を介して垂下することにより前記第二スプロケットを中空に位置するように支持するリテーナ用の錘と、
当該リテーナ用の錘の位置の変化を検知する第一検知手段と、
当該検知手段の検知結果により物品搬送装置の稼働を制御する第一制御手段と
前記リテーナ上の所定区間において当該リテーナ上に嵌合可能な複数の前記蓋が無端状の搬送チェーンに対して、前記リテーナの搬送チェーンにおける間隔より大であって等間隔に配設された蓋コンベアと、
当該蓋コンベアの下側搬送経路の上流又は下流側に設けられ所定の位置に固定された第一蓋スプロケットと、
前記蓋コンベアの下側搬送経路の下流又は上流側に設けられ、前記固定された第一蓋スプロケットと一対で蓋コンベアに噛合する第二蓋スプロケットと、
当該第二蓋スプロケットに繋がれた蓋用の錘であって、当該錘は支点を介して垂下することにより第二蓋スプロケットを中空に位置するように支持する蓋用の錘と、
当該蓋用の錘の位置の変化を検知する第二検知手段と、
当該検知手段の検知結果により物品搬送装置の稼働を制御する第二制御手段と、
前記リテーナコンベアの駆動力を蓋コンベアに伝達する、前記蓋コンベアの下側搬送経路における上流側の第1動力伝達手段と、
前記リテーナコンベアの駆動力を蓋コンベアに伝達する、前記蓋コンベアの下側搬送経路における下流側の第2動力伝達手段と、
を備え、
前記リテーナ用の錘又は蓋用の錘の位置が変化することを、前記第一検知手段又は第二検知手段が検知することによって前記リテーナコンベアの運転を停止する、物品搬送装置のコンベア停止方法。 - 前記第一又は第二検知手段がリミットセンサによるものである請求項1に記載の物品搬送装置のコンベア停止方法。
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