JP2020009507A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体記憶装置の特定の回路ブロックの機能停止に伴う動作不良の発生を回避する。【解決手段】半導体記憶装置は、電源検出回路と、メモリ回路と、ロジック回路とを含む。電源検出回路は、電源ラインに供給される電源電圧のレベルが所定レベルよりも高い場合に第1のレベルの電源検出信号を出力し、電源電圧のレベルが所定レベルよりも低い場合に第1のレベルとは異なる第2のレベルの電源検出信号を出力する。電源検出回路は、制御信号に応じて内部の電流経路を遮断する第1の遮断回路と、制御信号に応じて電源検出信号のレベルを前記第1のレベルに保持する保持回路と、を備える。メモリ回路は、複数のメモリセルを備える。ロジック回路は、電源検出信号のレベルに基づいてメモリ回路を制御する。【選択図】図1
Description
開示の技術は、半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置に関する技術として、以下の技術が知られている。
例えば、外部電源から与えられる電源電圧が降圧されて内部の主回路に与えられ、かつアクティブモードとスタンバイモードとを有する半導体集積回路が知られている。半導体集積回路は、外部電源から与えられる電源電圧を降圧するための内部降圧手段と、スタンバイモードにおいて内部降圧手段を非活性状態にするための非活性化手段を備える。半導体装置は、更に、スタンバイモードにおいて外部電源から与えられる電源電圧を主回路に直接印加するための電源電圧印加手段を備える。
また、スタンバイ時に不活性化され、非スタンバイ時である動作時に所定の基準電圧を発生して基準電圧線に出力する第1の基準電圧発生回路を備えた半導体装置が知られている。半導体装置は、更に、第1の基準電圧発生回路よりも小さい貫通電流でスタンバイ時に基準電圧を発生し、その発生した基準電圧を基準電圧線に出力する第2の基準電圧発生回路を備える。
また、基準電圧発生回路と内部電圧制御回路とにより電源電圧を降圧した内部降圧電圧を形成し、スタティックメモリに供給するようにした内部降圧回路が知られている。この内部降圧回路は、スタティックメモリが保持状態のときには、基準電圧発生回路と内部電圧制御回路とをオフ状態に設定するとともに、これらの回路よりも消費電力が小さい降圧手段を用いてデータ保持電圧を得るように構成されている。
メモリセルを含むメモリ回路を備えた半導体記憶装置として、スリープ機能を有するものが知られている。この種の半導体記憶装置において、スリープ機能が有効となると、半導体記憶装置を構成する回路ブロックの少なくとも1つが機能停止状態となり、これにより消費電力が削減される。しかしながら、例えば、半導体記憶装置の動作制御に必要な信号を出力する回路ブロックが、スリープ機能によって機能停止状態となると、半導体記憶装置の動作制御が不能となるおそれがある。
開示の技術は、1つの側面として、半導体記憶装置の特定の回路ブロックの機能停止に伴う動作不良の発生を回避することを目的とする。
開示の技術に係る半導体記憶装置は、電源検出回路を備える。前記電源検出回路は、電源ラインに供給される電源電圧のレベルが所定レベルよりも高い場合に第1のレベルの電源検出信号を出力し、前記電源電圧のレベルが前記所定レベルよりも低い場合に前記第1のレベルとは異なる第2のレベルの電源検出信号を出力する。前記電源検出回路は、供給される制御信号に応じて内部の電流経路を遮断する第1の遮断回路と、前記制御信号に応じて前記電源検出信号のレベルを前記第1のレベルに保持する保持回路と、を備える。前記半導体記憶装置は、複数のメモリセルを備えたメモリ回路と、前記電源検出信号のレベルに基づいて前記メモリ回路を制御するロジック回路と、を備える。
開示の技術は、一つの側面として、半導体記憶装置の特定の回路ブロックの機能停止に伴う動作不良の発生を回避することができる、という効果を奏する。
以下、開示の技術の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与している。
図1は、開示の技術の実施形態に係る半導体記憶装置1の構成の一例を示す回路ブロック図である。半導体記憶装置1は、基準電圧生成回路10、電源検出回路20、駆動電圧生成回路30、ロジック回路40、レベルシフト回路50及びメモリ回路60を含んで構成されている。
基準電圧生成回路10は、例えば、バンドギャップリファレンス回路であり、電源ラインL1に供給される電源電圧V1によって駆動され、電源電圧V1及び周囲温度の変動の影響を受けにくい基準電圧Vrefを生成する。基準電圧Vrefは、電源検出回路20及び駆動電圧生成回路30にそれぞれ供給される。なお、電源電圧V1のレベルは、一例として3.3Vである。
電源検出回路20は、電源ラインL1に供給される電源電圧V1によって駆動され、基準電圧生成回路10によって生成された基準電圧Vrefのレベルを基準として、電源電圧V1のレベル判定を行う。具体的には、電源検出回路20は、電源電圧V1を分圧した電圧と、基準電圧Vrefとを比較して、その比較結果を示す電源検出信号Sdを出力する。電源検出回路20は、電源電圧V1を分圧した電圧のレベルが、基準電圧Vrefのレベルよりも高い場合(すなわち、電源電圧V1のレベルが所定レベルよりも高い場合)、ハイレベルの電源検出信号Sdを出力する。一方、電源検出回路20は、電源電圧V1を分圧した電圧のレベルが、基準電圧Vrefのレベルよりも低い場合(すなわち、電源電圧V1のレベルが所定レベルよりも低い場合)、ローレベルの電源検出信号Sdを出力する。電源検出信号Sdは、ロジック回路40に供給される。
ロジック回路40は、電源検出信号Sdのレベルに基づいて、半導体記憶装置1の状態を、リセット状態またはリセット解除状態に遷移させることで、メモリ回路60の動作制御を行う。具体的には、ロジック回路40は、電源検出信号Sdのレベルがローレベルの場合(すなわち、電源電圧V1のレベルが所定レベルよりも低い場合)、外部から供給される種々のコマンドの入力を受け付けないリセット状態に遷移させる。一方、ロジック回路40は、電源検出信号Sdのレベルがハイレベルの場合(すなわち、電源電圧V1のレベルが所定レベルよりも高い場合)、外部から供給される種々のコマンドの入力を受け付けるリセット解除状態に遷移させる。ロジック回路40は、リセット状態またはリセット解除状態であることを示すデジタル信号S1を、メモリ回路60に向けて出力する。また、ロジック回路40は、リセット解除状態において、外部から供給されるコマンドに応じて、後述するスリープ信号Ssを出力する。ロジック回路40は、電源ラインL1に供給される電源電圧V1によって駆動される。
駆動電圧生成回路30は、基準電圧生成回路10によって生成された基準電圧Vrefを元に電源電圧V1を降下させた駆動電圧VDDを生成する。駆動電圧VDDは、レベルシフト回路50及びメモリ回路60に供給され、レベルシフト回路50及びメモリ回路60を駆動するための電源電圧として用いられる。なお、駆動電圧VDDのレベルは、一例として、1.8Vである。
レベルシフト回路50は、ロジック回路40から供給されたデジタル信号S1のレベルを、低下させる方向にシフトさせる。具体的には、レベルシフト回路50は、ロジック回路40から供給される3.3V系のデジタル信号S1を、駆動電圧VDDのレベルに相当する1.8V系のデジタル信号とするべくレベルシフトを行う。レベルシフトされたデジタル信号S2は、メモリ回路60に供給される。
メモリ回路60は、複数のメモリセル(図示せず)と、各メモリセルへのデータの書込み及び読み出しを制御するメモリ制御回路(図示せず)とを含んで構成されている。メモリセルは、例えばEEPROM((Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)及びFLASH等の不揮発性メモリを構成するものであってもよい。また、メモリセルは、SRAM(Static Random Access Memory)及びDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリを構成するものであってもよい。
メモリ回路60は、駆動電圧VDDによって駆動される。メモリ回路60は、デジタル信号S2によって示される状態がリセット解除状態である場合、外部から供給される種々のコマンドの入力を受け付ける。この場合、メモリ回路60は、受け付けたコマンドに応じて、例えばデータの書込み動作及び読み出し動作を行う。一方、メモリ回路60は、デジタル信号S2によって示される状態がリセット状態である場合、コマンド入力の受け付けを停止する。
半導体記憶装置1は、スリープ機能を有する。基準電圧生成回路10、電源検出回路20及び駆動電圧生成回路30には、それぞれ、スリープ機能を実現するためのスリープ信号Ssが供給される。スリープ信号Ssは、基準電圧生成回路10、電源検出回路20及び駆動電圧生成回路30の各々に対して、非スリープ状態またはスリープ状態への移行を指示する制御信号である。基準電圧生成回路10、電源検出回路20及び駆動電圧生成回路30は、それぞれ、スリープ状態への移行を指示するローレベルのスリープ信号Ssが供給されると、スリープ状態に移行し、その機能を停止させる。
図2は、基準電圧生成回路10の構成の一例を示す回路図である。基準電圧生成回路10は、電圧生成部11、増幅部12、出力部13及びスイッチSWを含んで構成されている。
電圧生成部11は、抵抗素子R1〜R4及びダイオード接続されたpnpトランジスタQ1、Q2を含んで構成されている。電圧生成部11は、抵抗素子R2、R3及びpnpトランジスタQ1が直列接続された直列回路と、抵抗素子R4及びpnpトランジスタQ2が直列接続された直列回路とを有する。抵抗素子R1は、一端が上記直列回路の各々に接続されており、他端が出力ノードN1に接続されている。
増幅部12は、pチャネルトランジスタM1〜M3及びnチャネルトランジスタM4、M5を含んで構成されている。差動対の一方を構成するpチャネルトランジスタM2のゲートは、抵抗素子R2とR3との接続部に接続されている。差動対の他方を構成するpチャネルトランジスタM3のゲートは、抵抗素子R4とpnpトランジスタQ2との接続部に接続されている。pチャネルトランジスタM1は、ソースが電源ラインL1に接続され、ドレインがpチャネルトランジスタM2、M3のソースに接続され、ゲートがバイアス電圧Vb1が供給されるバイアスラインL3に接続されている。
出力部13は、電源ラインL1とグランドラインL2との間で直列接続されたpチャネルトランジスタM6及びnチャネルトランジスタM7を含んで構成されている。pチャネルトランジスタM6のゲートは、スイッチSWの端子t1に接続されている。nチャネルトランジスタM7のゲートは、pチャネルトランジスタM3とnチャネルトランジスタM5との接続部に接続されている。pチャネルトランジスタM6とnチャネルトランジスタM7との接続部が、基準電圧生成回路10の出力ノードN1とされ、出力ノードN1から基準電圧Vrefが出力される。
スイッチSWは、端子t1、t2、t3を有し、端子t1がpチャネルトランジスタM6のゲートに接続され、端子t2が電源ラインL1に接続され、端子t3がバイアスラインL3に接続されている。スイッチSWは、スリープ信号Ssのレベルに応じて、端子t1を端子t2またはt3に接続する。具体的には、非スリープ状態への移行を指示するハイレベルのスリープ信号Ssが供給された場合、端子t1は端子t3に接続される。これにより、pチャネルトランジスタM6のゲートがバイアスラインL3に接続され、pチャネルトランジスタM6がオン状態となる。一方、スリープ状態への移行を指示するローレベルのスリープ信号Ssが供給された場合、端子t1は端子t2に接続される。これにより、pチャネルトランジスタM6のゲートが電源ラインL1に接続され、pチャネルトランジスタM6がオフ状態となる。pチャネルトランジスタM6がオフ状態となることで、pチャネルトランジスタM6を経由する電流経路が遮断される。すなわち、スイッチSW及びpチャネルトランジスタM6は、スリープ信号Ssに応じて基準電圧生成回路10の内部の電流経路を遮断する遮断回路として機能する。
図3は、電源検出回路20の構成の一例を示す回路図である。電源検出回路20は、分圧部21、比較部22及び出力部23を含んで構成されている。
分圧部21は、電源ラインL1とグランドラインL2との間で直列接続されたpチャネルトランジスタM11及び抵抗素子R11、R12と、pチャネルトランジスタM11のゲートに接続されたインバータINV1を含んで構成されている。インバータINV1の入力端にはスリープ信号Ssが供給される。スリープ信号Ssは、インバータINV1によって論理反転された後、nチャネルトランジスタM11のゲートに供給される。分圧部21は、電源電圧V1を、抵抗素子R11とR12によって分圧した電圧Vdを出力する。
比較部22は、pチャネルトランジスタM12、M13及びnチャネルトランジスタM14〜M17を含んで構成されている。差動対の一方を構成するnチャネルトランジスタM14のゲートには、基準電圧Vrefが供給される。差動対の他方を構成するnチャネルトランジスタM15のゲートには、分圧部21によって生成された、電源電圧V1を分圧した電圧Vdが供給される。nチャネルトランジスタM16及びM17は、直列接続されている。nチャネルトランジスタM16のゲートにはスリープ信号Ssが供給され、nチャネルトランジスタM17のゲートにはバイアス電圧Vb2が供給される。
出力部23は、pチャネルトランジスタM18、nチャネルトランジスタM19〜21及びインバータINV2を含んで構成されている。pチャネルトランジスタM18及びnチャネルトランジスタM19、20は、電源ラインL1とグランドラインL2との間で直列接続されている。pチャネルトランジスタM18とnチャネルトランジスタM19との接続部が、電源検出回路20の出力ノードN2とされ、出力ノードN2から電源検出信号Sdが出力される。nチャネルトランジスタM21は、ドレインがpチャネルトランジスタM18のゲートに接続され、ソースがグランドラインL2に接続され、ゲートがインバータINV2の出力端に接続されている。インバータINV2の入力端にはスリープ信号Ssが供給される。スリープ信号Ssは、インバータINV2によって論理反転された後、nチャネルトランジスタM21のゲートに供給される。
電源検出回路20に対して非スリープ状態への移行を指示するハイレベルのスリープ信号Ssが供給された場合、pチャネルトランジスタM11、nチャネルトランジスタM16、19が、それぞれオン状態となる。一方、電源検出回路20に対してスリープ状態への移行を指示するローレベルのスリープ信号Ssが供給された場合、pチャネルトランジスタM11、nチャネルトランジスタM16、19が、それぞれオフ状態となる。pチャネルトランジスタM11及びnチャネルトランジスタM16、M19が、それぞれオフ状態とされることで、これらの各トランジスタを経由する電流経路が遮断される。すなわち、pチャネルトランジスタM11及びnチャネルトランジスタM16、M19は、スリープ信号Ssに応じて電源検出回路20の内部の電流経路を遮断する遮断回路として機能する。
また、電源検出回路20に対してスリープ状態への移行を指示するローレベルのスリープ信号Ssが供給された場合、nチャネルトランジスタM21がオン状態となり、これに伴ってpチャネルトランジスタM18がオン状態となる。pチャネルトランジスタM18がオン状態となることで、出力ノードN2から出力される電源検出信号Sdのレベルは、ハイレベルに保持される。すなわち、pチャネルトランジスタM18、nチャネルトランジスタM21は、ローレベルのスリープ信号Ssに応じて電源検出信号Sdのレベルをハイレベルに保持する保持回路として機能する。
以下において、半導体記憶装置1の動作について説明する。図4は、半導体記憶装置1の動作の一例を示すタイムチャートである。電源ラインL1に電源電圧V1が投入されると、半導体記憶装置1が起動する。スリープ信号Ssのレベルがハイレベルを維持している場合、半導体記憶装置1を構成する各回路ブロック(基準電圧生成回路10、電源検出回路20、駆動電圧生成回路30、ロジック回路40、レベルシフト回路50、メモリ回路60)は、非スリープ状態とされ、各回路ブロックは有効に機能する。
基準電圧生成回路10に対して非スリープ状態への移行を指示するハイレベルのスリープ信号Ssが供給されると、スイッチSWの端子t1は、端子t3に接続される。これにより、pチャネルトランジスタM6のゲートはバイアスラインVb1に接続され、pチャネルトランジスタM6がオン状態となり、pチャネルトランジスタM6を経由する電流経路が導通する。その結果、基準電圧生成回路10の機能が有効となり、出力ノードN1から基準電圧Vrefが出力される。
電源検出回路20に対して非スリープ状態への移行を指示するハイレベルのスリープ信号Ssが供給されると、pチャネルトランジスタM11及びnチャネルトランジスタM16、M19が、それぞれオン状態となる。一方、nチャネルトランジスタM21がオフ状態となる。その結果、電源検出回路20は、その機能が有効となり、電源電圧V1を分圧した電圧Vdと、基準電圧Vrefとを比較して、その比較結果を示す電源検出信号Sdを出力ノードN2から出力する。電源検出回路20は、電源電圧V1を分圧した電圧Vdのレベルが、基準電圧Vrefのレベルよりも高い場合、ハイレベルの電源検出信号Sdを出力する。一方、電源検出回路20は、電源電圧V1を分圧した電圧Vdのレベルが、基準電圧Vrefのレベルよりも低い場合、ローレベルの電源検出信号Sdを出する。電源検出信号Sdは、ロジック回路40に供給される。
ロジック回路40は、電源検出信号Sdのレベルに基づいて、半導体記憶装置1の状態を、リセット状態またはリセット解除状態に遷移させることで、メモリ回路60の動作制御を行う。
駆動電圧生成回路30に対して非スリープ状態への移行を指示するハイレベルのスリープ信号Ssが供給されると、駆動電圧生成回路30は、その機能が有効となり、駆動電圧VDDを生成する。駆動電圧VDDは、レベルシフト回路50及びメモリ回路60に供給される。
レベルシフト回路50は、駆動電圧生成回路30から供給される駆動電圧VDDによって駆動され、ロジック回路40から供給されたデジタル信号S1のレベルを低下させる方向にシフトさせる。レベルシフトされたデジタル信号S2は、メモリ回路60に供給される。
メモリ回路60は、駆動電圧生成回路30から供給される駆動電圧VDDによって駆動され、リセット解除状態において、受け付けたコマンドに応じて、例えばデータの書込み動作及び読み出し動作を行う。
その後、スリープ信号Ssのレベルがローレベルに遷移すると、半導体記憶装置1を構成する各回路ブロック(基準電圧生成回路10、電源検出回路20、駆動電圧生成回路30、レベルシフト回路50、メモリ回路60)は、それぞれ、スリープ状態に移行し、各回路ブロックは、機能停止状態となる。
基準電圧生成回路10に対してスリープ状態への移行を指示するローレベルのスリープ信号Ssが供給されると、スイッチSWの端子t1は、端子t2に接続される。これにより、pチャネルトランジスタM6のゲートは電源ラインL1に接続され、pチャネルトランジスタM6がオフ状態となり、pチャネルトランジスタM6を経由する電流経路が遮断される。その結果、基準電圧Vrefの出力が低下する。スリープ状態において、pチャネルトランジスタM6を経由する電流経路が遮断されることで、基準電圧生成回路10における消費電力が、非スリープ状態にある場合と比較して小さくなる。
電源検出回路20に対してスリープ状態への移行を指示するローレベルのスリープ信号Ssが供給されると、pチャネルトランジスタM11及びnチャネルトランジスタM16、M19がそれぞれオフ状態となる。一方、nチャネルトランジスタM21がオン状態となる。pチャネルトランジスタM11及びnチャネルトランジスタM16、M19がそれぞれオフ状態となることで、これらのトランジスタを経由する電流経路が遮断される。スリープ状態において、pチャネルトランジスタM11及びnチャネルトランジスタM16、M19を経由する電流経路が遮断されることで、電源検出回路20における消費電力が、非スリープ状態にある場合と比較して小さくなる。一方、nチャネルトランジスタM21がオン状態となることで、pチャネルトランジスタM18がオン状態に保持され、その結果、出力ノードN2から出力される電源検出信号Sdのレベルがハイレベルに保持される。このように、電源検出回路20は、スリープ状態において、機能停止状態となるものの、電源検出信号Sdのレベルがハイレベルに保持される。
駆動電圧生成回路30に対してスリープ状態への移行を指示するローレベルのスリープ信号Ssが供給されると、駆動電圧生成回路30は、その機能を停止させ、駆動電圧VDDの出力を停止させる。駆動電圧VDDの出力が停止されることで、レベルシフト回路50及びメモリ回路60への電源供給がなくなり、レベルシフト回路50及びメモリ回路60の機能が停止する。これにより、駆動電圧生成回路30、レベルシフト回路50及びメモリ回路60における消費電力が、非スリープ状態にある場合と比較して小さくなる。
図5は、第1の比較例に係る半導体記憶装置1Xの構成の一例を示す回路ブロック図である。図6は、第1の比較例に係る基準電圧生成回路10Xの構成の一例を示す回路図である。図7は、第1の比較例に係る電源検出回路20Xの構成の一例を示す回路図である。第1の比較例に係る半導体記憶装置1Xにおいて、基準電圧生成回路10X及び電源検出回路20Xは、スリープ機能を備えておらず、基準電圧生成回路10X及び電源検出回路20Xには、スリープ信号Ssが供給されない構成となっている。
図6に示すように、第1の比較例に係る基準電圧生成回路10Xは、開示の技術の実施形態に係る基準電圧生成回路10(図2参照)が備えるスイッチSWを備えておらず、pチャネルトランジスタM6のゲートが、バイアスラインL3に直接接続されている。
図7に示すように、第1の比較例に係る電源検出回路20Xは、開示の技術の実施形態に係る電源検出回路20(図3参照)が備えるインバータINV1、ONV2、pチャネルトランジスタM11、nチャネルトランジスタM16、M19、M21を備えていない。
図8は、第1の比較例に係る半導体記憶装置1Xの動作の一例を示すタイムチャートである。第1の比較例に係る半導体記憶装置1Xにおいて、スリープ信号Ssがローレベルに遷移すると、駆動電圧生成回路30は、その機能を停止させ、駆動電圧VDDの出力を停止する。駆動電圧VDDの出力が停止されることで、レベルシフト回路50及びメモリ回路60への電源供給がなくなり、レベルシフト回路50及びメモリ回路60の機能が停止する。これにより、駆動電圧生成回路30、レベルシフト回路50及びメモリ回路60における消費電力が、非スリープ状態にある場合と比較して小さくなる。
一方、基準電圧生成回路10X及び電源検出回路20Xは、それぞれ、スリープ状態においても、非スリープ状態と同様、その機能が有効とされる。従って、基準電圧生成回路10X及び電源検出回路20Xにおける消費電力は、これらの回路が非スリープ状態にある場合と略同等である。
このように、第1の比較例に係る半導体記憶装置1Xによれば、基準電圧生成回路10X及び電源検出回路20Xは、スリープ機能を備えていないことから、スリープ状態において、十分な消費電力の削減効果を得ることが困難である。
一方、開示の技術の実施形態に係る半導体記憶装置1によれば、駆動電圧生成回路30のみならず、基準電圧生成回路10及び電源検出回路20もスリープ機能を備えていることから、スリープ状態において、十分な消費電力の削減効果を得ることが可能である。
図9は、第2の比較例に係る半導体記憶装置1Yの構成の一例を示す回路ブロック図である。図10は、半導体記憶装置1Yが備える電源検出回路20Yの構成の一例を示す回路図である。
第2の比較例に係る電源検出回路20Yは、スリープ機能を実現するためのpチャネルトランジスタM11及びnチャネルトランジスタM16を有する。一方、第2の比較例に係る電源検出回路20Yは、開示の技術の実施形態に係る電源検出回路20(図3参照)が備えるインバータINV2及びnチャネルトランジスタM21を備えていない。すなわち、第2の比較例に係る電源検出回路20Yは、ローレベルのスリープ信号Ssに応じて電源検出信号Sdのレベルをハイレベルに保持する保持回路を備えていない。第2の比較例に係る基準電圧生成回路10の構成は、開示の技術の実施形態に係る基準電圧生成回路10(図2参照)と同じである。
図11は、第2の比較例に係る半導体記憶装置1Yの動作の一例を示すタイムチャートである。第2の比較例に係る半導体記憶装置1Yにおいて、スリープ信号Ssがローレベルに遷移すると、基準電圧生成回路10Y、電源検出回路20Y及び駆動電圧生成回路30は、それぞれ、スリープ状態となる。これにより、十分な消費電力の削減効果を得ることが可能である。しかしながら、第2の比較例に係る電源検出回路20Yは、スリープ状態において電源検出信号Sdのレベルをハイレベルに保持する保持回路を備えていないため、スリープ状態において、電源検出信号Sdはローレベルとなる。電源検出信号Sdがローレベルとなると、ロジック回路40は、半導体記憶装置1Yの状態を、リセット状態に遷移させる。リセット状態において、ロジック回路40は、外部から供給されるコマンド入力の受け付けを停止する。ロジック回路40は、スリープ状態の解除を指示するコマンド入力の受け付けも停止するので、スリープ状態を解除することができなくなる。
このように、第2の比較例に係る半導体記憶装置1Yによれば、電源検出回路20Yがスリープ状態に移行すると、半導体記憶装置1Yはリセット状態となり、半導体記憶装置1Yの動作制御が不能となる。
一方、開示の技術の実施形態に係る半導体記憶装置1によれば、電源検出回路20は、スリープ状態において電源検出信号Sdのレベルをハイレベルに保持する保持回路を備えている。これにより、電源検出回路20のスリープ状態への移行に伴って、半導体記憶装置1がリセット状態となることを回避できる。すなわち、開示の技術の実施形態に係る半導体記憶装置1によれば、スリープ機能により特定の回路ブロックを機能停止させたことに伴う動作不具合の発生を回避することが可能となる。
なお、上記の説明では、電源電圧V1のレベルが所定レベルよりも高い場合を、電源検出信号Sdのハイレベルに対応させ、電源電圧V1のレベルが所定レベルよりも高い場合を、電源検出信号Sdのローレベルに対応させたが、この態様に限定されない。電源電圧V1のレベルと、電源検出信号Sdのレベルとの対応関係は、上記とは逆であってもよい。また、上記の説明では、非スリープ状態を、スリープ信号Ssのハイレベルに対応させ、スリープ状態を、スリープ信号Ssのローレベルに対応させたが、この態様に限定されない。非スリープ状態及びスリープ状態と、スリープ信号Ssのレベルとの対応関係は、上記とは逆であってもよい。
なお、半導体記憶装置1は、開示の技術に係る半導体記憶装置の一例である。基準電圧生成回路10は、開示の技術に係る基準電圧生成回路の一例である。電源検出回路20は、開示の技術に係る電源検出回路の一例である。駆動電圧生成回路30は、開示の技術に係る駆動電圧生成回路の一例である。ロジック回路40は、開示の技術に係るロジック回路の一例である。メモリ回路60は、開示の技術に係るメモリ回路の一例である。pチャネルトランジスタM11及びnチャネルトランジスタM16、M19は、開示の技術に係る第1の遮断回路の一例である。スイッチSW及びpチャネルトランジスタM6は、開示の技術に係る第2の遮断回路の一例である。pチャネルトランジスタM18、nチャネルトランジスタM21は、開示の技術に係る保持回路の一例である。電源検出信号Sdは、開示の技術に係る電源検出信号の一例である。スリープ信号Ssは、開示の技術に係る制御信号の一例である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
電源ラインに供給される電源電圧のレベルが所定レベルよりも高い場合に第1のレベルの電源検出信号を出力し、前記電源電圧のレベルが前記所定レベルよりも低い場合に前記第1のレベルとは異なる第2のレベルの電源検出信号を出力し、供給される制御信号に応じて内部の電流経路を遮断する第1の遮断回路と、前記制御信号に応じて前記電源検出信号のレベルを前記第1のレベルに保持する保持回路と、を備えた電源検出回路と、
複数のメモリセルを備えたメモリ回路と、
前記電源検出信号のレベルに基づいて前記メモリ回路を制御するロジック回路と、
を含む半導体記憶装置。
電源ラインに供給される電源電圧のレベルが所定レベルよりも高い場合に第1のレベルの電源検出信号を出力し、前記電源電圧のレベルが前記所定レベルよりも低い場合に前記第1のレベルとは異なる第2のレベルの電源検出信号を出力し、供給される制御信号に応じて内部の電流経路を遮断する第1の遮断回路と、前記制御信号に応じて前記電源検出信号のレベルを前記第1のレベルに保持する保持回路と、を備えた電源検出回路と、
複数のメモリセルを備えたメモリ回路と、
前記電源検出信号のレベルに基づいて前記メモリ回路を制御するロジック回路と、
を含む半導体記憶装置。
(付記2)
前記電源検出回路における前記電源電圧のレベル判定に用いる前記所定レベルの基準電圧を生成し、前記制御信号に応じて内部の電流経路を遮断する第2の遮断回路を備えた基準電圧生成回路を更に含む
付記1に記載の半導体記憶装置。
前記電源検出回路における前記電源電圧のレベル判定に用いる前記所定レベルの基準電圧を生成し、前記制御信号に応じて内部の電流経路を遮断する第2の遮断回路を備えた基準電圧生成回路を更に含む
付記1に記載の半導体記憶装置。
(付記3)
前記メモリ回路を駆動する駆動電圧を生成し、前記制御信号に応じて前記駆動電圧の生成を停止させる駆動電圧生成回路を更に含む
付記2に記載の半導体記憶装置。
前記メモリ回路を駆動する駆動電圧を生成し、前記制御信号に応じて前記駆動電圧の生成を停止させる駆動電圧生成回路を更に含む
付記2に記載の半導体記憶装置。
(付記4)
前記制御信号がスリープ状態への移行を示す場合、
前記第1の遮断回路は、前記電源検出回路の内部の電流経路を遮断し、
前記保持回路は、前記電源検出信号のレベルを前記第1のレベルに保持し、
前記第2の遮断回路は、前記基準電圧生成回路の内部の電流経路を遮断し、
前記駆動電圧生成回路は、前記駆動電圧の生成を停止させる
付記3に記載の半導体記憶装置。
前記制御信号がスリープ状態への移行を示す場合、
前記第1の遮断回路は、前記電源検出回路の内部の電流経路を遮断し、
前記保持回路は、前記電源検出信号のレベルを前記第1のレベルに保持し、
前記第2の遮断回路は、前記基準電圧生成回路の内部の電流経路を遮断し、
前記駆動電圧生成回路は、前記駆動電圧の生成を停止させる
付記3に記載の半導体記憶装置。
(付記5)
前記ロジック回路は、第2のレベルの電源検出信号に応じて、当該半導体記憶装置の状態をコマンドの入力を受け付けないリセット状態に遷移させる
付記1から付記4のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
前記ロジック回路は、第2のレベルの電源検出信号に応じて、当該半導体記憶装置の状態をコマンドの入力を受け付けないリセット状態に遷移させる
付記1から付記4のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記6)
前記保持回路は、前記電源検出信号が出力される第1の出力ノードに接続された第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタのゲートに接続された第2のトランジスタと、を含み、
前記第2のトランジスタのゲートに前記制御信号に応じた信号が供給される
付記1から付記5のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
前記保持回路は、前記電源検出信号が出力される第1の出力ノードに接続された第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタのゲートに接続された第2のトランジスタと、を含み、
前記第2のトランジスタのゲートに前記制御信号に応じた信号が供給される
付記1から付記5のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記7)
前記第1の遮断回路は、前記第1の出力ノードに接続され、ゲートに前記制御信号に応じた信号が供給される第3のトランジスタを含む
付記6に記載の半導体記憶装置。
前記第1の遮断回路は、前記第1の出力ノードに接続され、ゲートに前記制御信号に応じた信号が供給される第3のトランジスタを含む
付記6に記載の半導体記憶装置。
(付記8)
前記第2の遮断回路は、前記基準電圧が出力される第2の出力ノードに接続された第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタのゲート電圧を切り替えるスイッチと、を含む
付記2から付記4のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
前記第2の遮断回路は、前記基準電圧が出力される第2の出力ノードに接続された第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタのゲート電圧を切り替えるスイッチと、を含む
付記2から付記4のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
1、1X、1Y 半導体記憶装置
10、10X 基準電圧生成回路
20、20X、20Y 電源検出回路
30 駆動電圧生成回路
40 ロジック回路
50 レベルシフト回路
60 メモリ回路
SW スイッチ
Sd 電源検出信号
Ss スリープ信号
V1 電源電圧
L3 バイアスライン
Vb1 バイアス電圧
Vb2 バイアス電圧
Vd 電圧
VDD 駆動電圧
Vref 基準電圧
10、10X 基準電圧生成回路
20、20X、20Y 電源検出回路
30 駆動電圧生成回路
40 ロジック回路
50 レベルシフト回路
60 メモリ回路
SW スイッチ
Sd 電源検出信号
Ss スリープ信号
V1 電源電圧
L3 バイアスライン
Vb1 バイアス電圧
Vb2 バイアス電圧
Vd 電圧
VDD 駆動電圧
Vref 基準電圧
Claims (4)
- 電源ラインに供給される電源電圧のレベルが所定レベルよりも高い場合に第1のレベルの電源検出信号を出力し、前記電源電圧のレベルが前記所定レベルよりも低い場合に前記第1のレベルとは異なる第2のレベルの電源検出信号を出力し、供給される制御信号に応じて内部の電流経路を遮断する第1の遮断回路と、前記制御信号に応じて前記電源検出信号のレベルを前記第1のレベルに保持する保持回路と、を備えた電源検出回路と、
複数のメモリセルを備えたメモリ回路と、
前記電源検出信号のレベルに基づいて前記メモリ回路を制御するロジック回路と、
を含む半導体記憶装置。 - 前記電源検出回路における前記電源電圧のレベル判定に用いる前記所定レベルの基準電圧を生成し、前記制御信号に応じて内部の電流経路を遮断する第2の遮断回路を備えた基準電圧生成回路を更に含む
請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 前記メモリ回路を駆動する駆動電圧を生成し、前記制御信号に応じて前記駆動電圧の生成を停止させる駆動電圧生成回路を更に含む
請求項2に記載の半導体記憶装置。 - 前記制御信号がスリープ状態への移行を示す場合、
前記第1の遮断回路は、前記電源検出回路の内部の電流経路を遮断し、
前記保持回路は、前記電源検出信号のレベルを前記第1のレベルに保持し、
前記第2の遮断回路は、前記基準電圧生成回路の内部の電流経路を遮断し、
前記駆動電圧生成回路は、前記駆動電圧の生成を停止させる
請求項3に記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018126309A JP2020009507A (ja) | 2018-07-02 | 2018-07-02 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018126309A JP2020009507A (ja) | 2018-07-02 | 2018-07-02 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020009507A true JP2020009507A (ja) | 2020-01-16 |
Family
ID=69151929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018126309A Pending JP2020009507A (ja) | 2018-07-02 | 2018-07-02 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2020009507A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113628660A (zh) * | 2020-05-07 | 2021-11-09 | 华邦电子股份有限公司 | 断电检测电路及半导体存储装置 |
-
2018
- 2018-07-02 JP JP2018126309A patent/JP2020009507A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113628660A (zh) * | 2020-05-07 | 2021-11-09 | 华邦电子股份有限公司 | 断电检测电路及半导体存储装置 |
| CN113628660B (zh) * | 2020-05-07 | 2024-02-27 | 华邦电子股份有限公司 | 断电检测电路及半导体存储装置 |
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