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Claims (26)

  1. アンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチドであって、下記のアミノ酸配列をその活性部位に含むポリペプチド:
    1)His-Glu-Xaa-Xaa-His(配列番号26)のアミノ酸配列(ここに、Xaaは任意のアミノ酸残基である)、および
    2)His-Glu-(Ser/Gly)のアミノ酸配列(ここに、Ser/GlyはSerまたはGlyを意味する)、またはその誘導体を有効成分として含有する、医薬組成物。
  2. アンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチドが、配列番号6から8および10から17記載のアミノ酸配列を有するペプチドおよびその変異体、ならびに、
    Nam-Xaa-Pro-Lys(Dnp)-OH (ここに、Namは2−メチルアミノベンゾイル、XaaはLeu、Met、Ile、Phe、Val、Trp、Arg、Tyr、Thr、Lys、His、Ala、Asn、Gln、Ser、Proのうち任意のアミノ酸残基、Dnpは2,4−ジニトロフェニルを示す)、
    ・Nma-Phe-His-Lys(Dnp)-OH (ここに、NamおよびDnpは前記と同様)、
    ・Cbz(カルボベンゾキシ)-Phe-Tyr、Z(ベンジルオキシカルボニル)-Ala-Xaa (ここに、XaaはArg、His、Trp、Tyr、Phe、Ile、Ala、Val、Ser、Met、Asn、Glu、Glyのうち任意のアミノ酸残基)、
    ・Ala-Ser-Gly-Lys-Dpa(N3-(2,4-ジニトロフェニル)-L-2,3-ジアミノプロピオニル)-Ala-Ala-Trp、
    ・Ala-Ser-Gly-Lys-Ala-Ser-Gly-Lys-Dpa-Ala-Ala-Trp、および
    ・Ala-Ser-Gly-Lys-Ala-Ser-Gly-Lys-Ala-Ser-Gly-Lys-Dpa-Ala-Ala-Trp、
    のうち、少なくとも1つのペプチドのC末端アミノ酸残基を1残基切断する活性を有している、請求項1記載の医薬組成物。
  3. アンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチドが、配列番号7記載のアミノ酸配列を有するペプチドのC末端アミノ酸残基を1残基切断する活性を有している、請求項1または2記載の医薬組成物。
  4. リペプチドが、糖鎖を有していない、請求項1からのいずれか記載の医薬組成物。
  5. リペプチドが、以下の中から選ばれる少なくとも1つである、請求項1からのいずれか記載の医薬組成物:
    1)配列番号20記載のアミノ酸配列を有するBS−CAP、
    2)配列番号20記載のアミノ酸配列を有するBS−CAPにおいて、1または数個のアミノ酸残基の置換、欠失、挿入、付加および/または逆位を有するアミノ酸配列であって、アンジオテンシン変換酵素2活性を有するBS−CAP変異体、
    3)配列番号24記載のアミノ酸配列を有するBA−CAP、
    4)配列番号24記載のアミノ酸配列を有するBA−CAPにおいて、1または数個のアミノ酸残基の置換、欠失、挿入、付加および/または逆位を有するアミノ酸配列であって、アンジオテンシン変換酵素2活性を有するBA−CAP変異体
    5)配列番号1記載のアミノ酸配列を有するB38−CAP、および
    6)配列番号1記載のアミノ酸配列を有するB38−CAPにおいて、1または数個のアミノ酸残基の置換、欠失、挿入、付加および/または逆位を有するアミノ酸配列であって、アンジオテンシン変換酵素2活性を有するB38−CAP変異体。
  6. 高血圧、心不全、心組織線維化症、急性呼吸窮迫症候群または急性肺傷害、例えば酸吸引もしくは敗血症により誘発される重症急性肺損傷、肺水腫、または重症急性呼吸器症候群(SARS)コロナウイルス感染もしくはインフルエンザウイルス感染関連肺損傷および障害が原因となるものを処置または予防するための、請求項1からのいずれか記載の医薬組成物。
  7. アンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチドであって、下記のアミノ酸配列をその活性部位に含むポリペプチド:
    1)His-Glu-Xaa-Xaa-His(配列番号26)のアミノ酸配列(ここに、Xaaは任意のアミノ酸残基である)、および
    2)His-Glu-(Ser/Gly)のアミノ酸配列(ここに、Ser/GlyはSerまたはGlyを意味する)、またはその誘導体。
    ただし、配列番号1記載のアミノ酸配列を有するB38−CAPおよび、配列番号1記載のアミノ酸配列において1以上のアミノ酸残基の置換、欠失、挿入、付加および/または逆位を有するアミノ酸配列であって、アンジオテンシン変換酵素2活性を有するB38−CAP変異体を除く。
  8. 配列番号6から8および10から17記載のアミノ酸配列を有するペプチドおよびその変異体、ならび
    Nam-Xaa-Pro-Lys(Dnp)-OH (ここに、Namは2−メチルアミノベンゾイル、XaaはLeu、Met、Ile、Phe、Val、Trp、Arg、Tyr、Thr、Lys、His、Ala、Asn、Gln、Ser、Proのうち任意のアミノ酸残基、Dnpは2,4−ジニトロフェニルを示す)、
    ・Nma-Phe-His-Lys(Dnp)-OH (ここに、NamおよびDnpは前記と同様)、
    ・Cbz(カルボベンゾキシ)-Phe-Tyr、Z(ベンジルオキシカルボニル)-Ala-Xaa (ここに、XaaはArg、His、Trp、Tyr、Phe、Ile、Ala、Val、Ser、Met、Asn、Glu、Glyのうち任意のアミノ酸残基)、
    ・Ala-Ser-Gly-Lys-Dpa(N3-(2,4-ジニトロフェニル)-L-2,3-ジアミノプロピオニル)-Ala-Ala-Trp、
    ・Ala-Ser-Gly-Lys-Ala-Ser-Gly-Lys-Dpa-Ala-Ala-Trp、および
    ・Ala-Ser-Gly-Lys-Ala-Ser-Gly-Lys-Ala-Ser-Gly-Lys-Dpa-Ala-Ala-Trp、
    のうち、少なくとも1つのペプチドのC末端アミノ酸残基を1残基切断する活性を有している、請求項記載のポリペプチド。
  9. アンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチドが、配列番号7記載のアミノ酸配列を有するペプチドのC末端アミノ酸残基を1残基切断する活性を有している、請求項または記載のポリペプチド。
  10. 糖鎖を有していない、請求項からのいずれか記載のポリペプチド。
  11. 可溶性である、請求項から10のいずれか記載のポリペプチド。
  12. 以下の中から選ばれる少なくとも1つである、請求項から11のいずれか記載のポリペプチド:
    1)配列番号20記載のアミノ酸配列を有するBS−CAP、
    2)配列番号20記載のアミノ酸配列を有するBS−CAPにおいて、1または数個のアミノ酸残基の置換、欠失、挿入、付加および/または逆位を有するアミノ酸配列であって、アンジオテンシン変換酵素2活性を有するBS−CAP変異体、
    3)配列番号24記載のアミノ酸配列を有するBA−CAP、
    4)配列番号24記載のアミノ酸配列を有するBA−CAPにおいて、1または数個のアミノ酸残基の置換、欠失、挿入、付加および/または逆位を有するアミノ酸配列であって、アンジオテンシン変換酵素2活性を有するBA−CAP変異体。
  13. 請求項から12のいずれか記載のポリペプチドをコードする核酸。
  14. 以下の(a)〜(f)のいずれかに記載の核酸:
    (a)配列番号2、21および25のいずれか記載の塩基配列からなる核酸、
    (b)配列番号2、21および25のいずれか記載の塩基配列と同一性が80%以上である塩基配列からなり、かつアンジオテンシン変換酵素2活性を有するタンパク質をコードする核酸、
    (c)配列番号2、21および25のいずれか記載の塩基配列からなる核酸と相補的な塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする塩基配列からなり、かつアンジオテンシン変換酵素2活性を有するタンパク質をコードする核酸
    (d)配列番号1、20および24のいずれか記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする核酸、
    (e)配列番号1、20および24のいずれか記載のアミノ酸配列と同一性が80%以上であるアミノ酸配列からなり、かつアンジオテンシン変換酵素2活性を有するタンパク質をコードする核酸、および
    (f)配列番号1、20および24のいずれか記載のアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入、付加および/または逆位されたアミノ酸配列からなり、かつアンジオテンシン変換酵素2活性を有するタンパク質をコードする核酸。
  15. 請求項13または14記載の核酸を含有する組換えベクター。
  16. 請求項15記載の組換えベクターを含有する形質転換体。
  17. 原核微生物である、請求項16記載の形質転換体。
  18. 大腸菌である、請求項17記載の形質転換体。
  19. 請求項16から18のいずれか記載の形質転換体を培地に培養し、培養物からアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチドを採取することを特徴とする、請求項から12のいずれか記載のポリペプチドを製造する方法。
  20. 請求項13または14記載の核酸を含有する、医薬組成物。
  21. 請求項20記載の組換えベクターを含有する、医薬組成物。
  22. 高血圧、心不全、心組織線維化症、急性呼吸窮迫症候群または急性肺傷害、例えば酸吸引もしくは敗血症により誘発される重症急性肺損傷、肺水腫、または重症急性呼吸器症候群(SARS)コロナウイルス感染もしくはインフルエンザウイルス感染関連肺損傷および障害が原因となるものを処置または予防するための、請求項20または21記載の医薬組成物。
  23. アンジオテンシン変換酵素2活性を調節する物質をスクリーニングする方法であって、
    a)請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体を請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の基質と接触させ、および基質の分解を検出し、それにより請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の活性を評価する段階、
    )請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体を、ACE2活性を調節し得る候補物質の存在下、請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の基質と接触させ、および基質の分解を検出し、それにより請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の活性を評価する段階、ならびに
    c)段階a)およびb)で評価された請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の活性を比較し、その結果、段階a)で測定された活性が段階b)で測定された活性と異なることにより、候補物質が請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の活性を調節することが示唆される段階、
    を含む方法。
  24. アンジオテンシン変換酵素2活性を向上させる物質をスクリーニングする方法であって、
    )請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体を請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の基質と接触させ、および基質の分解を検出し、それにより請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の活性を評価する段階、
    )請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体を、ACE2活性を向上させ得る候補物質の存在下、請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の基質と接触させ、および基質の分解を検出し、それにより請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の活性を評価する段階、ならびに
    c)段階a)およびb)で評価された請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の活性を比較し、その結果、段階b)で測定された活性が段階a)で測定された活性よりも亢進している場合に、候補物質が請求項7から12のいずれか記載のアンジオテンシン変換酵素2活性を有するポリペプチド、または請求項5におけるB38−CAPもしくはB38−CAP変異体の活性を向上させることが示唆される段階、
    を含む方法。
  25. 基質が、配列番号6から8および10から17記載のアミノ酸配列を有するペプチドおよびその変異体、ならび
    Nam-Xaa-Pro-Lys(Dnp)-OH (ここに、Namは2−メチルアミノベンゾイル、XaaはLeu、Met、Ile、Phe、Val、Trp、Arg、Tyr、Thr、Lys、His、Ala、Asn、Gln、Ser、Proのうち任意のアミノ酸残基、Dnpは2,4−ジニトロフェニルを示す)、
    ・Nma-Phe-His-Lys(Dnp)-OH (ここに、NamおよびDnpは前記と同様)、
    ・Cbz(カルボベンゾキシ)-Phe-Tyr、Z(ベンジルオキシカルボニル)-Ala-Xaa (ここに、XaaはArg、His、Trp、Tyr、Phe、Ile、Ala、Val、Ser、Met、Asn、Glu、Glyのうち任意のアミノ酸残基)、
    ・Ala-Ser-Gly-Lys-Dpa(N3-(2,4-ジニトロフェニル)-L-2,3-ジアミノプロピオニル)-Ala-Ala-Trp、
    ・Ala-Ser-Gly-Lys-Ala-Ser-Gly-Lys-Dpa-Ala-Ala-Trp、および
    ・Ala-Ser-Gly-Lys-Ala-Ser-Gly-Lys-Ala-Ser-Gly-Lys-Dpa-Ala-Ala-Trp、
    のうちの少なくとも1つである、請求項23または24記載の方法。
  26. アンジオテンシン変換酵素2活性を向上させ得る候補物質が、各種微生物、動物組織、動物細胞、植物組織、植物細胞、およびそれらの培養物および培養液、ならびに発酵食品、加工食品から得られる、請求項23から25のいずれか記載の方法。
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