JP2020042228A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮像センサを大型化しても高品位な広視野画像を取得可能な撮像装置を提供する。【解決手段】所定の軸(101)を基準として配置された複数の撮像ユニット(10a〜10c)を有する撮像装置(100)であって、複数の撮像ユニットはそれぞれ、物体側に配置され、第1の光軸(OA1)を有する第1の光学素子(11)と、像側に配置され、第2の光軸(OA2)を有する第2の光学素子(13)と、第1の光学素子からの光束を折り曲げて第2の光学素子へ導く第3の光学素子(12)と、撮像素子(14)とを有し、複数の撮像ユニットの少なくとも一つにおいて、第2の光軸は、所定の軸の方向とは異なる。【選択図】図1
Description
本発明は、複数の光学系を有する撮像装置に関する。
従来、複数の光学系を備え、パノラマ撮影や全方位撮影等の超広視野撮影が可能な撮像装置が知られている。また、超広視野の撮影画像を得るための手法として、複数の光学系で得られる撮影画像からパターンマッチング等の手法により複数の画像を繋ぎ合わせる方法が知られている。その際、撮像装置を構成する各光学系の入射瞳位置が異なると、撮影画像間に視差が生じ、撮影画像を繋ぎ合わせる際にズレが生じる。
そこで、このような撮影画像間の視差を低減する撮像装置が提案されている。例えば特許文献1には、全ての入射瞳位置を所定の範囲内に収めるため、入射瞳をレンズ鏡筒外に設定し、入射光を反射部材で屈曲させ、入射瞳を反射部材よりも像側に形成する撮像装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された撮像装置では、撮像センサを大型化すると、撮像センサ同士の干渉を避けるために互いの光学系を離間させる必要があり、入射瞳位置を所定の範囲内に収めることは困難である。その結果、撮影画像間の視差を低減することは難しい。
そこで本発明は、撮像センサを大型化しても高品位な広視野画像を取得可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての撮像装置は、所定の軸を基準として配置された複数の撮像ユニットを有する撮像装置であって、前記複数の撮像ユニットはそれぞれ、物体側に配置され、第1の光軸を有する第1の光学素子と、像側に配置され、第2の光軸を有する第2の光学素子と、前記第1の光学素子からの光束を折り曲げて前記第2の光学素子へ導く第3の光学素子と、撮像素子とを有し、前記複数の撮像ユニットの少なくとも一つにおいて、前記第2の光軸は、前記所定の軸の方向とは異なる。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、撮像センサを大型化しても高品位な広視野画像を取得可能な撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1の実施形態における撮像装置の概略構成について説明する。図1は、本実施形態における撮像装置100の俯瞰図である。図2は、撮像装置100の上面図である。
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1の実施形態における撮像装置の概略構成について説明する。図1は、本実施形態における撮像装置100の俯瞰図である。図2は、撮像装置100の上面図である。
撮像装置100は、3台のカメラユニット(撮像ユニット)10(10a、10b、10c)を備えて構成される。カメラユニット10a、10b、10cは、基準軸(所定の軸)101を中心として、120度ごとの回転対称に3方向に向けて配置されている。撮像装置100は、カメラユニット10a、10b、10cにより取得される画像を結合し、広視野の画像を生成することができる。3台のカメラユニット10a、10b、10cは、いずれも略同一の構成を有する。このため、以下、カメラユニット10aの構成に関してのみ説明する。
カメラユニット10aは、物体側レンズ(第1の光学素子)11、プリズム(第3の光学素子)12、像側レンズ(第2の光学素子)13、および、撮像素子14を備えて構成される。光軸OA1は、物体側レンズ11の光軸(第1の光軸)である。光軸OA2は、像側レンズ13の光軸(第2の光軸)である。プリズム12は、光軸OA1に垂直な入射面と、光軸OA2に垂直な射出面と、光軸OA1の方向の光束を光軸OA2の方向に折り曲げる反射面と、を備えて構成されている。光軸OA1と光軸OA2は、プリズム12の反射面で直交する。入射瞳ENPは、物体側から入射して撮像素子14上に結像する光束の主光線のうち、物体側レンズ11に入射する前の光線を延長して光軸OA1と交わる点である。
次に、図3および図4を参照して、撮像装置100の光軸OA1、OA2、および、撮像素子14のそれぞれの方向の関係について説明する。図3は、カメラユニット10aを光軸OA1に沿って物体側から見た図である。カメラユニット10aの光軸OA1は、基準軸101に略直交する方向(直角方向)を向いている。光軸OA2は、光軸OA1に沿って物体側から見たときに基準軸101に対して所定の角度(角度θ1)をなしている。なお本実施形態において、角度θ1は20度であるが、これに限定されるものではない。
図4は、カメラユニット10aを光軸OA2に沿ってプリズム12側から見た図である。光軸OA2に沿ってプリズム12側から撮像素子14を見たとき、撮像素子14は、矩形(撮像素子14の外形)の縦横のいずれかの辺14aが光軸OA1に対して角度θ1をなすように配置される。本実施形態において、光軸OA2が基準軸101に対してなす角度およびその方向と、撮像素子14の矩形の縦横いずれかの辺14aが光軸OA1に対してなす角度およびその方向とが互いに等しくなるように配置される。これにより、後述のとおり、撮像素子14により取得される画像の縦方向が基準軸101の方向と一致する。
カメラユニット10a、10b、10cにより取得された画像を合成して広視野の一つの合成画像を生成する際に、カメラユニット10a、10b、10cの入射瞳ENPの位置(入射瞳位置)を互いに近づけることが好ましい。入射瞳ENPの位置を近づけることにより、カメラユニット10a、10b、10cの視差によるズレを軽減して良好な合成画像を得ることができる。すなわち、カメラユニット10a、10b、10cを互いに近接して配置することが好ましい。本実施形態では、カメラユニット10aのプリズム12、像側レンズ13、および、撮像素子14は、他のカメラユニット10b、10cと干渉しない程度に十分近接した位置に配置されている。
次に、図5を参照して、光軸OA2が基準軸101に対して所定の角度(角度θ1)をなすように配置する効果について説明する。図5は、比較例としての撮像装置600の上面図である。図5の比較例としての撮像装置600において、例えば特許文献1に示されるように、各カメラユニットの光軸OA2は基準軸101と平行である。
各カメラユニットの光軸OA2が基準軸101と平行である場合、図5に示されるように、各カメラユニットの撮像素子14の角部14e同士が互いに近接する。撮像素子14が大型化すると、各カメラユニットの撮像素子14同士の干渉を避けるため、各カメラユニットを基準軸101から離すように移動させる必要がある。図5の比較例としての撮像装置600と図2の本実施形態の撮像装置100とを比較すると、本実施形態の撮像装置100ほうが小型化可能であるとともに、各カメラユニットの入射瞳ENP同士を近づけることができる。
次に、図6および図7を参照して、撮像素子14の矩形(外形)の縦横の辺14aを光軸OA1に対して所定の角度(θ1)をなすように配置する効果について説明する。図6(A)は、比較例としての撮像装置600において、撮像素子14の辺14aを光軸OA1に対して傾けない場合(辺14aと光軸OA1とが平行である場合)の撮影範囲の説明図であり、撮像装置600を取り囲む仮想の天球602を示している。図6(B)は、図6(A)の展開図である。
図6(A)において、103a、103b、103cはそれぞれ、カメラユニット10a、10b、10cで撮影される画像の撮影範囲である。光軸OA2を基準軸101に対して角度θだけ傾ける一方、撮像素子14の辺14aの向きを光軸OA1に対して傾けない場合、撮影範囲103aは、光軸OA2が基準軸101に対してなす角度θ1だけ傾く。例えば、基準軸101が鉛直方向を向き、光軸OA1が水平方向を向いている状態で風景を撮影した場合、図6(B)に示されるように、カメラユニット10a、10b、10cで撮影される画像内の水平線は、画像の縦横に対して水平ではなく角度θ1だけ傾く。
また、3台のカメラユニット10a、10b、10cでそれぞれ撮影される範囲を天球102上に投影する場合を考える。このとき、カメラユニット10a、10b、10cで撮影される撮影範囲103a、103b、103cがそれぞれ基準軸101に対して角度θ1だけ傾いているため、撮影範囲103a、103b、103c同士の重なり領域が基準軸101の方向において狭まる。その結果、撮影範囲103a、103b、103cのいずれにも含まれない画像欠落領域が生じる。画像欠落領域を避けて合成画像を生成すると、合成画像のサイズが縦方向(基準軸101の方向)において狭くなる。
図7(A)は、本実施形態の撮像装置100において、撮像素子14の辺14aを光軸OA1に対して角度θ1だけ傾けた場合の撮影範囲の説明図であり、撮像装置100を取り囲む仮想の天球102を示している。図7(B)は、図7(A)の展開図である。
本実施形態の撮像装置100のように、撮像素子14を光軸OA1に対して所定の角度(角度θ1)だけ傾けると、撮影範囲103a、103b、103cの水平線に対する傾きがキャンセルされる。このため、撮像装置100で風景を撮影した場合、カメラユニット10a、10b、10cで撮影される画像内の水平線および垂直線は画像の縦横の方向とそれぞれ一致する。
3台のカメラユニット10a、10b、10cでそれぞれ撮影される範囲を天球102上に投影すると、各カメラユニットで撮影される撮影範囲103a、103b、103c同士の重なり領域が、図6(B)の比較例と比べて基準軸101の方向において広い。このため本実施形態によれば、合成画像の縦方向(基準軸101の方向)のサイズを大きくすることができる。
[第2の実施形態]
次に、図8および図9を参照して、本発明の第2の実施形態における撮像装置について説明する。本実施形態の撮像装置200は、天頂方向のカメラユニット(天頂カメラユニット、第2の撮像ユニット)20を有する点で、第1の実施形態の撮像装置100と異なる。カメラユニット20は、複数の撮像ユニット10a〜10cの撮影範囲外を撮影可能な第2の撮像ユニットであり、基準軸201の方向と平行な光軸(第3の光軸)OA3を有する直進光学系を有する。なお撮像装置200の他の構成は、第1の実施形態の撮像装置100と同様であるため、その説明は省略する。
次に、図8および図9を参照して、本発明の第2の実施形態における撮像装置について説明する。本実施形態の撮像装置200は、天頂方向のカメラユニット(天頂カメラユニット、第2の撮像ユニット)20を有する点で、第1の実施形態の撮像装置100と異なる。カメラユニット20は、複数の撮像ユニット10a〜10cの撮影範囲外を撮影可能な第2の撮像ユニットであり、基準軸201の方向と平行な光軸(第3の光軸)OA3を有する直進光学系を有する。なお撮像装置200の他の構成は、第1の実施形態の撮像装置100と同様であるため、その説明は省略する。
図8は、本実施形態における撮像装置200の俯瞰図である。図9は、撮像装置200の上面図である。撮像装置200は、第1の実施形態と同様の3台のカメラユニット10(10a、10b、10c)、および、天頂方向に向けてカメラユニット20を備えて構成される。撮像装置200は、カメラユニット10a、10b、10cおよびカメラユニット20により取得される画像を結合し、広視野の画像を生成することができる。
カメラユニット10a、10b、10cは、基準軸201に関して120度回転対称に配置されている。カメラユニット20は、基準軸201上に配置されている。カメラユニット20は、物体側レンズ21、像側レンズ22、および、撮像素子23を備えて構成される。カメラユニット20の光軸OA3は、基準軸201と略同一直線上に配置されている。カメラユニット20は、側方に配置されたカメラユニット10a、10b、10cの撮影範囲外である基準軸201の方向における撮影を行う。本実施形態の構成によれば、カメラユニット10a、10b、10cおよびカメラユニット20で撮影した画像を合成することにより、第1の実施形態の撮像装置100よりも広い視野をカバーした合成画像を生成することができる。
本実施形態において、カメラユニット20の入射瞳ENPの位置を他のカメラユニット10a、10b、10cの入射瞳ENPの位置の近くに配置することが好ましい。これにより、カメラユニット20と他のカメラユニット10a、10b、10cとの間での画像合成の際に、入射瞳ENPの位置ずれによる画像のずれを低減することができる。また本実施形態において、カメラユニット20は、カメラユニット10a、10b、10cのいずれか一つに近接配置するのではなく、3台のカメラユニット10a、10b、10cの全てに対して均等の距離に配置することが好ましい。このような観点から、前述のとおり、カメラユニット20は、カメラユニット10a、10b、10cの配置の回転対称軸である基準軸201上に配置し、かつ物体側レンズ21は物体側レンズ11と重なる位置に配置されることが好ましい。
一方、このような配置を採用すると、カメラユニット10a、10b、10cのそれぞれの撮像素子14とカメラユニット20の撮像素子23との間の距離が近くなる。その結果、大型の撮像素子を搭載する場合、撮像素子同士の干渉を回避するためにカメラユニット10a、10b、10cを基準軸201から遠ざける必要がある。このとき、第1の実施形態と同様に、カメラユニット10a、10b、10cの光軸OA2を基準軸201に対して所定の角度(角度θ2)だけ傾ける。これにより、カメラユニット10a、10b、10cのそれぞれの撮像素子14は、カメラユニット20の撮像素子23から離れる方向に移動する。このため、撮像素子を大型化しても、カメラユニット10a、10b、10cの入射瞳ENPの位置を互いに遠ざけることなく、カメラユニット20を設けることが可能となる。
[第3の実施形態]
次に、図10および図11を参照して、本発明の第3の実施形態における撮像装置について説明する。本実施形態の撮像装置300は、6台のカメラユニット10(10a、10b、10c、10d、10e、10f)を有し、立体撮影が可能である点で、第1の実施形態の撮像装置100と異なる。撮像装置300の他の構成は、第1の実施形態の撮像装置100と同様であるため、その説明は省略する。
次に、図10および図11を参照して、本発明の第3の実施形態における撮像装置について説明する。本実施形態の撮像装置300は、6台のカメラユニット10(10a、10b、10c、10d、10e、10f)を有し、立体撮影が可能である点で、第1の実施形態の撮像装置100と異なる。撮像装置300の他の構成は、第1の実施形態の撮像装置100と同様であるため、その説明は省略する。
カメラユニット10a〜10fは、2台ずつ同一方向に向けて、基準軸301に関して120度回転対称に配置される。同一方向に向けられた2台のカメラユニット10a、10bは、立体撮影のために所定の基線長Lだけ離して配置される。2台のカメラユニット10c、10dおよび2台のカメラユニット10e、10fのそれぞれに関しても同様である。
6台のカメラユニット10a〜10fは、左眼用画像を取得する3台のカメラユニット10a、10c、10eと、右眼用画像を取得する3台のカメラユニット10b、10d、10fとして機能する。左眼用画像を取得する3台のカメラユニット10a、10c、10eで撮影される3枚の画像は、合成されて左眼用広角画像となる。右眼用画像を取得する3台のカメラユニット10b、10d、10fで撮影される3枚の画像は、合成されて右眼用広角画像となる。
本実施形態において、画像合成の際の画像のずれを軽減するため、左眼用カメラ同士および右眼用カメラ同士を近接して配置することが好ましい。一方、立体画像を得るために必要な基線長Lとして、同一方向を向いた左眼用カメラの光軸OA1と右眼用カメラの光軸OA1は互いに40〜60mm程度離して配置されることが好ましい。
このとき、左眼用カメラ(例えばカメラユニット10a)と、隣接する他方を向いた右眼用カメラ(例えばカメラユニット10f)との間で撮像素子14の干渉を考慮する必要がある。本実施形態では、第1の実施形態1と同様に、カメラユニット10a〜10fの物体側から見て光軸OA2を基準軸301に対して所定の角度(角度θ3)だけ傾けて配置する。これにより、120度の角度を隔てて隣接する右眼用カメラの撮像素子と左眼用カメラの撮像素子との隙間が拡大し、その分だけカメラユニット10a〜10fを基準軸301に近づける方向に移動することができる。このため、右眼用カメラ同士の入射瞳位置のズレ、左眼用カメラ同士の入射瞳位置のズレをそれぞれ小さくすることができる。
また、光軸OA2に沿ってプリズム側から見て、撮像素子を光軸OA1に対して所定の角度(角度θ3)だけ傾けて配置する。これにより、カメラユニット10a〜10fで撮影する画像の縦横の方向が一致し、画像合成を簡易に行うことができる。また、基準軸301の方向におけるカメラユニット10a〜10fで撮影する撮影範囲の重なり領域を大きくとることができ、合成画像のサイズをより大きくすることが可能となる。
[第4の実施形態]
次に、図12乃至図14を参照して、本発明の第4の実施形態における撮像装置について説明する。本実施形態の撮像装置400は、同一方向に向けて横に並べて配置された2台のカメラユニット10a、10bを有する。撮像装置400は、例えば、視差を利用して立体撮影を行うことや、2台のカメラユニット10a、10bの焦点距離を互いに異ならせて広角撮影および望遠撮影を同時に行うことができる。また撮像装置400は、カメラユニットごとに異なる周波数帯の電磁波の画像を取得するマルチスペクトルカメラとして利用することができる。
次に、図12乃至図14を参照して、本発明の第4の実施形態における撮像装置について説明する。本実施形態の撮像装置400は、同一方向に向けて横に並べて配置された2台のカメラユニット10a、10bを有する。撮像装置400は、例えば、視差を利用して立体撮影を行うことや、2台のカメラユニット10a、10bの焦点距離を互いに異ならせて広角撮影および望遠撮影を同時に行うことができる。また撮像装置400は、カメラユニットごとに異なる周波数帯の電磁波の画像を取得するマルチスペクトルカメラとして利用することができる。
図12は、本実施形態における撮像装置400の俯瞰図である。図13は、撮像装置400を光軸OA1に沿って物体側から見た図である。図14は、撮像装置400を光軸OA2に沿ってプリズム側から見た図である。なお本実施形態のカメラユニット10a、10bの構成は、第1の実施形態で説明した構成と同様であるため、それらの説明を省略する。
同一方向を向いた2台のカメラユニット10a、10bを近接させて配置する場合、撮像素子14同士の干渉を避けるように配置する必要がある。特に、カメラユニット10a、10bのそれぞれの撮像素子14が、物体側レンズ11の径、プリズム12の横幅、または、像側レンズ13の径よりも大きい場合、カメラユニット10a、10bの光軸OA1の間の距離は、撮像素子14のサイズに応じて決定される。図14に示されるように、カメラユニット10a、10bのそれぞれの撮像素子14を互いに離れる方向に光軸OA2を傾けて配置することで、撮像素子14同士の干渉を回避することができる。
撮像装置400の天地の方向を決める軸を基準軸401とする。第1の実施形態と同様に、基準軸401と光軸OA2とのなす角度を所定の角度(角度θ4)とすると、撮像素子14を光軸OA1に対して所定の角度(角度θ4)だけ傾ける。これにより、カメラユニット10a、10bで撮影する画像は、撮影画像の縦横の方向と基準軸401の方向とが一致する。カメラユニット10a、10bのそれぞれにおいて光軸OA2の傾く方向や傾き角が異なる場合でも、カメラユニットごとに撮像素子14の光軸OA1に対する角度を適切に設定することで、カメラユニット10a、10bで撮影する画像の縦横の方向が一致する。
本実施形態のように同一方向に向いた2台のカメラユニットを有する撮像装置400によれば、撮像素子のサイズに制限されることなく、2台のカメラユニット10a、10bを近接配置することができる。
[第5の実施形態]
次に、図15乃至図17を参照して、本発明の第5の実施形態における撮像装置について説明する。本実施形態の撮像装置500は、互いに異なる方向に向けた2台のカメラユニット10a、10bを有する。2台のカメラユニット10a、10bの光軸OA1は互いに基準軸501を回転軸として回転移動した位置関係にある。撮像装置500は、カメラユニット10a、10bで撮影された画像を合成して、より広い視野の画像を生成することができる。
次に、図15乃至図17を参照して、本発明の第5の実施形態における撮像装置について説明する。本実施形態の撮像装置500は、互いに異なる方向に向けた2台のカメラユニット10a、10bを有する。2台のカメラユニット10a、10bの光軸OA1は互いに基準軸501を回転軸として回転移動した位置関係にある。撮像装置500は、カメラユニット10a、10bで撮影された画像を合成して、より広い視野の画像を生成することができる。
図15は、本実施形態における撮像装置500の俯瞰図である。図16は、撮像装置500を光軸OA1に沿って物体側から見た図である。図17は、撮像装置500を光軸OA2に沿ってプリズム側から見た図である。なお本実施形態のカメラユニット10a、10bの構成は、第1の実施形態で説明した構成と同様であるため、それらの説明を省略する。
本実施形態では、カメラユニット10a、10bの光軸OA2を、プリズム12によって互いの撮像素子14から離れる方向に配置する。このとき光軸OA2は、基準軸501に対して所定の角度(角度θ5)をなしており、光軸OA2に沿ってプリズム側から見たときに光軸OA1に対して撮像素子14の縦横いずれかの辺14aは所定の角度(角度θ5)をなして配置される。これにより、光軸OA2を基準軸501と平行に配置する場合に比べて、カメラユニット10a、10bの撮像素子14同士の距離が離れる。その結果、大型の撮像素子を設置することや、カメラユニット10a、10b同士を近接させて配置することができる。また、カメラユニット10a、10bで撮影した画像の縦横の向きが揃うため、画像の合成を簡易に行うことが可能になる。
このように各実施形態において、撮像装置100(200、300、400、500)は、所定の軸(基準軸101、201、301、401、501)を基準として配置された複数の撮像ユニット(カメラユニット10a〜10c等)を有する。複数の撮像ユニットはそれぞれ、第1の光学素子(物体側レンズ11)、第2の光学素子(像側レンズ13)、第3の光学素子(プリズム12)、および、撮像素子(14)を有する。第1の光学素子は、物体側に配置され、第1の光軸(光軸OA1)を有する。第2の光学素子は、像側に配置され、第2の光軸(光軸OA2)を有する。第3の光学素子は、第1の光学素子からの光束を折り曲げて第2の光学素子へ導く。複数の撮像ユニットの少なくとも一つにおいて、第2の光軸は、所定の軸の方向とは異なる(第2の光軸は、所定の軸に対して所定の角度(角度θ1、θ2、θ3、θ4、θ5)を有する)。
好ましくは、複数の撮像ユニットの少なくとも一つにおいて、第1の光軸の方向は、撮像素子のいずれの一辺14aの方向(撮像素子の外形の長辺および短辺のいずれの方向)とも異なる。より好ましくは、第2の光軸と所定の軸とのなす角度は、第1の光軸と撮像素子の一辺とのなす角度と等しい。また好ましくは、複数の撮像ユニットのそれぞれにおいて、撮像素子に結像する像の所定の軸の方向と撮像素子の少なくとも一辺とは互いに平行である。また好ましくは、複数の撮像ユニットのそれぞれの第1の光軸は、所定の軸に関して回転対称である。
好ましくは、複数の撮像ユニットのそれぞれの第1の光軸は、所定の軸を中心とした全周を等分するように配置されている(第1の実施形態)。より好ましくは、撮像装置は、複数の撮像ユニットで取得された複数の画像を合成し、連続した全周の画像を生成する。また好ましくは、撮像装置は、複数の撮像ユニットの撮影範囲外を撮影可能な第2の撮像ユニット(カメラユニット20)を有する。第2の撮像ユニットは、所定の軸の方向と平行な第3の光軸(光軸OA3)を有する直進光学系を有する。より好ましくは、撮像装置は、複数の撮像ユニットで撮影された複数の画像と第2の撮像ユニットで撮影された画像とを合成して、連続する一つの画像を生成する。また好ましくは、複数の撮像ユニットは、同一方向に向けて2台ずつ並列に配置されている(第3の実施形態)。また好ましくは、複数の撮像ユニットのそれぞれの第1の光軸は、所定の軸と垂直かつ第1の光軸と垂直な方向に並行移動した関係を有する(第4の実施形態)。
各実施形態によれば、複数の光学系(撮像ユニット)により撮像された複数の画像を繋ぎ合わせて広視野画像を得る撮像装置において、撮像センサを大型化しても高品位な広視野画像を取得可能な撮像装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
10a、10b、10c カメラユニット(撮像ユニット)
11 物体側レンズ(第1の光学素子)
12 プリズム(第3の光学素子)
13 像側レンズ(第2の光学素子)
14 撮像素子
20 カメラユニット(第2の撮像ユニット)
100 撮像装置
101 基準軸(所定の軸)
OA1 光軸(第1の光軸)
OA2 光軸(第2の光軸)
11 物体側レンズ(第1の光学素子)
12 プリズム(第3の光学素子)
13 像側レンズ(第2の光学素子)
14 撮像素子
20 カメラユニット(第2の撮像ユニット)
100 撮像装置
101 基準軸(所定の軸)
OA1 光軸(第1の光軸)
OA2 光軸(第2の光軸)
Claims (11)
- 所定の軸を基準として配置された複数の撮像ユニットを有する撮像装置であって、
前記複数の撮像ユニットはそれぞれ、
物体側に配置され、第1の光軸を有する第1の光学素子と、
像側に配置され、第2の光軸を有する第2の光学素子と、
前記第1の光学素子からの光束を折り曲げて前記第2の光学素子へ導く第3の光学素子と、
撮像素子と、を有し、
前記複数の撮像ユニットの少なくとも一つにおいて、前記第2の光軸は、前記所定の軸の方向とは異なることを特徴とする撮像装置。 - 前記複数の撮像ユニットの少なくとも一つにおいて、前記第1の光軸の方向は、前記撮像素子のいずれの一辺の方向とも異なることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記第2の光軸と前記所定の軸とのなす角度は、前記第1の光軸と前記撮像素子の前記一辺とのなす角度と等しいことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記複数の撮像ユニットのそれぞれにおいて、前記撮像素子に結像する像の前記所定の軸の方向と前記撮像素子の少なくとも一辺とは互いに平行であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記複数の撮像ユニットのそれぞれの前記第1の光軸は、前記所定の軸に関して回転対称であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記複数の撮像ユニットのそれぞれの前記第1の光軸は、前記所定の軸を中心とした全周を等分するように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記撮像装置は、前記複数の撮像ユニットで取得された複数の画像を合成し、連続した全周の画像を生成することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
- 前記複数の撮像ユニットの撮影範囲外を撮影可能な第2の撮像ユニットを更に有し、
前記第2の撮像ユニットは、前記所定の軸の方向と平行な第3の光軸を有する直進光学系を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記撮像装置は、前記複数の撮像ユニットで撮影された複数の画像と前記第2の撮像ユニットで撮影された画像とを合成して、連続する一つの画像を生成することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
- 前記複数の撮像ユニットは、同一方向に向けて2台ずつ並列に配置されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記複数の撮像ユニットのそれぞれの前記第1の光軸は、前記所定の軸と垂直かつ前記第1の光軸と垂直な方向に並行移動した関係を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2018171529A JP2020042228A (ja) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | 撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020042228A true JP2020042228A (ja) | 2020-03-19 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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2019
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