JP2020043929A - 身体検知装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)本発明1の身体検知装置は、身体に取り付けられる身体検知装置であって、送電部から送電される電力を、非接触状態で受電する受電部(10)と、前記受電部で受電した電力が供給され、身体で発生する情報を検知して信号を生成する一又は複数の検知部(30)と、前記検知部が生成した信号を搬送波に変調する変調部(40)と、前記変調部で変調された搬送波を体外に送信する送信部(50)とを備えることを特徴とする身体検知装置。
(2)本発明2の身体検知装置は、本発明1であって、
前記受電部は体内に配置され、体外に配置された前記送電部から電力を受電し、
前記検知部は、体内で発生する情報を検知する
ことを特徴とする身体検知装置。
(3)本発明3の身体検知装置は、本発明2であって、前記受電部で受電した電力が供給され、体内で光を発する一又は複数の発光部(20)とを備え、前記検知部は、前記発光部が光を発しているか否かを検知することを特徴とする身体検知装置。
(4)本発明4の身体検知装置は、本発明3であって、前記発光部は、一方の面が面状に発光することを特徴とする身体検知装置。
(5)本発明5の身体検知装置は、本発明4であって、前記発光部は、有機エレクトロルミネッセンス素子で形成されていることを特徴とする身体検知装置。
(6)本発明6の身体検知装置は、本発明4又は5であって、前記検知部は、前記発光部が発光する一方の面側に取り付けられることを特徴とする身体検知装置。
(7)本発明7の身体検知装置は、本発明4〜6のいずれか1であって、前記検知部は、前記発光部が発光しない他方の面側に取り付けられることを特徴とする身体検知装置。
(8)本発明8の身体検知装置は、本発明3〜7のいずれかであって、全部又は一部が光を透過する透明又は半透明であり、前記受電部、前記検知部、前記変調部及び前記送信部を覆う封止樹脂部(70)を備えることを特徴とする身体検知装置。
(9)本発明9の身体検知装置は、本発明8であって、前記封止樹脂部の全部又は一部を覆い、前記封止樹脂部内を水による変質から防ぐ耐水部(80)を備えることを特徴とする身体検知装置。
(10)本発明10の身体検知装置は、本発明8又は9であって、前記封止樹脂部の全部又は一部を覆い、体内における異物反応を防ぐ生体親和部(90)を備えることを特徴とする身体検知装置。
(11)本発明11の身体検知装置は、本発明8〜10のいずれかであって、前記封止樹脂部は、体内の形状にあわせて弾性変形する軟質な部材で形成されていることを特徴とする身体検知装置。
(12)本発明12の身体検知装置は、本発明1又は2であって、前記受電部で受電した電力が供給され、身体で光を発する一又は複数の発光部とを備え、前記検知部は、前記受電部及び/又は前記発光部が熱を発しているか否かを検知することを特徴とする身体検知装置。
(13)本発明13の身体検知装置は、本発明1又は3であって、前記検知部は、身体における心拍、血圧、血流その他の生体情報を検知することを特徴とする身体検知装置。
第一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、第一実施形態の身体検知装置1の構造を模式的に示す図である。図2は、身体検知装置1を分解した状態を示す外観図である。図3は、身体検知装置1を示すブロック図である。図1に示すように、矢印U方向を「上方向」とし、その逆方向である矢印D方向を「下方向」として説明を行う。水平面内で上下方向と直交する一の方向である矢印L方向を「左方向」とし、直交する他の方向である矢印R方向を「右方向」として説明を行う。
身体検知装置1は、例えば被験者の体内の臓器や組織に固定される生体適用光照射装置であり、体内で治療のために照射した光を検知して、体外に照射したことを知らせる装置である。図1に示すように、身体検知装置1は、受電部10,発光部20、検知部30、変調部40、送信部50、基板部60、封止樹脂部70、耐水部80及び生体親和部90とから構成されている。
図3に示すように、受電部10は、体外に配置された送電部から送電される電力を、非接触状態で体内で受電するコイルアンテナである。図1に示すように、受電部10は、封止樹脂部70に覆われて基板部60の上方向側に取り付けられている。受電部10は、幅寸法が約18.0mm、縦寸法が18.0mm、肉厚が約1.0mmの平板形状に形成されている。受電部10は、コイル巻線部11及びコイルリード線12とから構成されている。
発光部20は、受電部で受電した電力が供給され、体内で光を発する一又は複数の発光装置である。図1に示すように、発光部20は、封止樹脂部70に覆われて基板部60の下方向側に接着シート24を介して取り付けられている。発光部20は、幅寸法が約15.0mm、縦寸法が15.0mm、肉厚が約0.3mmの平板形状に形成されている。発光部20は、有機化合物からなる発光ダイオード(以下、「LED」という。)であり、有機化合物中に注入された電子と正孔の再結合によって生じた励起子によって一方の面が面発光する有機エレクトロルミネッセンス素子(以下、「有機EL素子」という。)を備える発光装置である。発光部20は、例えば、赤、緑、青等の光を照射するが、体内に注入する光感受性物質が吸収しやすい波長であれば、どのような色の光を照射しても良い。
なお、本例で使用される光感受性物質(光増感剤)は、発光部20から照射される光を吸収して励起状態になり、失活して基底状態に戻る際に細胞内に存在する酸素にエネルギー移動を行い一重項酸素を発生させ、細胞を死滅させる物質である。PDTの殺細胞作用を引き起こす光感受性物質としては、安全性、毒性、安定性及び腫瘍親和性の面から、ポルフィマーナトリウムとして、例えば、フォトフリン(登録商標)使用される。ポルフィマーナトリウムの活性成分は、主にエーテル結合したポルフィリンのoligomerの混合凝集体である。ポルフィマーナトリウムは400nmに最大吸収帯(Soret帯)。500〜630nmに4ヵ所のQ帯を有する物質であり,励起されたポルフィマーナトリウムは630nmと690nmに二峰性のピークを示す赤い蛍光を発生する。
検知部30は、受電部で受電した電力が供給され、体内で発生する情報を検知して信号を生成する一又は複数の検知装置である。本例において、検知部30は、光を検知する検知器として働く半導体のダイオードであるフォトダイオードが配置される。検知部30は、図1及び2に示すように、封止樹脂部70内で4カ所に配置されている。検知部30で検知されたアナログ信号は、アナログデジタル変換回路を介して、デジタル信号に変換される。
変調部40は、検知部30が検知して、アナログデジタル変換回路が変換したデジタル信号を搬送波に変調する変調装置である。変調部40は、例えば基板部60に取り付けられる(図示せず)。変調部40は、デジタル信号の2つの状態(1、0)によって、搬送波の振幅を変化させることで送信データを送る振幅変位変調方式(以下、「ASK方式」という。)を使用している。図3に示すように、変調部40で変調された搬送波は、受電部10と送電部とを使用した非接触給電に送信データとして載せることができ、通信が可能である。
送信部50は、変調部40で変調された搬送波を体外に送信する送信装置である。送信部50は、図3に示すように、電力を非接触状態で体内で受電すると共に、変調部40で変調された搬送波を体外に送信するコイルアンテナであり、本例では、受電部10の機能もかねている。つまり、本例において、送信部50と受電部10とは同じコイルアンテナであり、電力を体内に受電する機能と、搬送波を体外に送信する機能を有する。
基板部60は、電子部品が取り付けられる板であり、軟質で折り曲げることが可能なフレキシブルプリント基板である。図1及び2に示すように、基板部60は、封止樹脂部70に覆われて受電部10と発光部20の間に取り付けられている。基板部60は、幅寸法が約20.0mm、縦寸法が20.0mm、肉厚が約0.2mm〜2.0mmの平板形状に形成されている。基板部60は、配線基板61、配線銅パターン及び回路用チップ部品63とから構成されている。
封止樹脂部70は、全部又は一部が光を透過する透明又は半透明であり、図1に示すように、受電部10、検知部30、変調部40、送信部50及び基板部60を覆う部材である。封止樹脂部70は、水や酸素から受電部10、検知部30、変調部40、送信部50及び基板部60の劣化を防ぐ部材である。封止樹脂部70は、酸素透過性や透湿性が極めて低い合成樹脂、ガラス又は金属等で形成されている。封止樹脂部70は、体内の様々な形状にあわせて取り付けることができように、弾性変形する軟質な合成樹脂が良い。封止樹脂部70は、受電部10、検知部30、変調部40、送信部50及び基板部60を大気から遮断するように封止した上にその内部に乾燥剤を配置しても良い。
耐水部80は、封止樹脂部70の全部又は一部を覆い、封止樹脂部内を水による変質から防ぐ耐水コーティング材である。耐水部80は、パラキシリレン樹脂やエポキシ樹脂等で形成されている。本例において、耐水部80は、埋め込み型の医療機器の表面不活性化用途に採用されているパラキシリレン樹脂を使用している。耐水部80として使用されるパラキシリレン樹脂は、封止樹脂部70と水との接触を遮断して保護すると共に、体内の臓器や組織等と生体親和性も有している。
生体親和部90は、封止樹脂部70の全部又は一部を覆い、体内における異物反応を防ぐ生体親和コーティング材である。生体親和部90は、リン脂質極性基を有するポリマー(以下、「MPCポリマー」という。)、医療用シリコーンゴム及びパラキシリレン樹脂等で形成されている。封止樹脂部70に生体親和部90がコーティングされていることにより、身体検知装置1は、人体に埋め込んで使用する場合であっても負担が軽減される。
送電装置T1は、身体検知装置1に電力を供給して活性化し、決められた通信手順に従って、身体検知装置1との間でデータの伝送を行う装置である。送電装置T1は、制御部T10、電源部T20、送電部T30、受信部T40、復調部T50、及び出力部T60とから構成されている。制御部T10は、送電装置T1の全体の動作を制御する装置であり、身体検知装置1の検知部30からの各種データを基に、身体検知装置1で検知された光について必要な諸判断を行うものである。制御部T10は、体内で光が照射されているか否かの判断等を行うCPU(中央処理装置)と、このCPUにデータバス等のバスラインで接続されたROM及びRAMとを備えている。
次に、身体検知装置1の組立方法について説明する。図2に示すように、受電部10、発光部20、検知部30、基板部60を用意する。本例において、変調部40は基板部60に取り付けられている。まず、受電部10と基板部60とを接続する。このとき、コイルリード線を配線用銅パターン62に接続する。次に、発光部20と基板部60とを接着シート24を介して貼り合わせる。このとき、コネクタ66を基板部60の配線用孔61hに通し、配線層66Cを配線用銅パターン62とOLED形成層22と接続する。
次に、図3に基づいて、身体検知装置1の使用方法について説明する。身体検知装置1は、体内の臓器や組織に取り付けられ、体内に埋め込まれる。体内に埋め込まれた身体検知装置1に体外から送電装置T1を近づけると、電源部T20は搬送波として高周波を発生し、電力増幅して送電部に供給する。そして放射される交流磁界により、身体検知装置1の受電部10に電流が流れて、身体検知装置1内に電力が供給される。つまり、身体検知装置1の発光部20、検知部30、変調部40及び送信部50に電力が供給される。
本発明の第二実施形態を図面に基づいて説明する。第二実施形態では、前述した第一実施形態と同一の部位には同一の符号を付与し詳細な説明を省略する。図4は、第二実施形態の身体検知装置101を示すブロック図である。第一実施形態の身体検知装置1は、非接触給電を利用して信号伝送している。つまり、身体検知装置1は、情報量の少ないセンサデータの送受信は可能であるが、画像データのような大きなデータを送受信することは困難である。このため、第二実施形態の身体検知装置101は、情報量の大きい画像データを送受信を可能にするため、別途アンテナを用意した無線システムを使用している。
本発明の第三実施形態を図面に基づいて説明する。第三実施形態では、前述した第一実施形態と同一の部位には同一の符号を付与し詳細な説明を省略する。図5は、第三実施形態の身体検知装置201を組み立てる状態を示す図である。第一実施形態の身体検知装置1は、上方向側から受電部10、基板部60及び発光部20の順番に積層されて、形成されている。第三実施形態の身体検知装置201は、発光部20と基板部60とを並べてコネクタ66で接続し、それをコネクタ66部分で折りたたんだ後に受電部10を積層させる。このように形成された身体検知装置201は、コネクタ66を通すための配線用孔61hを基板部60に形成する必要がない。このため、身体検知装置201は、貫通した孔が形成されていないぶん、身体検知装置1と比較して強度が強くなる。
第一実施形態の身体検知装置1は、検知部30が発光部20が体内の臓器や組織に光を照射するか否かを検知している。しかし、検知部30は、光の照射に限らず、発光部20を含む身体検知装置1が熱を発しているか否かを検知しても良い。検知部30は、熱を検知することで身体検知装置1が故障して異常発熱しているか否かを検知することができる。これによる体内における低温火傷を防止することができる。また、検知部30は、身体検知装置1が発している熱による治療効果があるのか否かも検知することができる。
第一実施形態の身体検知装置1は、検知部30が発光部20が体内の臓器や組織に光を照射するか否かを検知している。しかし、検知部30は、体内における心拍、血圧、血流その他の生体情報を検知しても良い。この場合、検知部30をフォトダイオードに変えて小型カメラ(例えば、CMOSセンサ)を備えることで、体内の様子を撮影等しても良い。つまり、検知部30が体内で検知して、体外で出力する情報は光の照射に限らず他の情報でも良い。
10 :受電部
20 :発光部
30 :検知部
40 :変調部
50 :送信部
60 :基板部
70 :封止樹脂部
80 :耐水部
90 :生体親和部
Claims (13)
- 身体に取り付けられる身体検知装置であって、
送電部から送電される電力を、非接触状態で受電する受電部(10)と、
前記受電部で受電した電力が供給され、身体で発生する情報を検知して信号を生成する一又は複数の検知部(30)と、
前記検知部が生成した信号を搬送波に変調する変調部(40)と、
前記変調部で変調された搬送波を体外に送信する送信部(50)と
を備えることを特徴とする身体検知装置。 - 請求項1に記載された身体検知装置であって、
前記受電部は体内に配置され、体外に配置された前記送電部から電力を受電し、
前記検知部は、体内で発生する情報を検知する
ことを特徴とする身体検知装置。 - 請求項2に記載された身体検知装置であって、
前記受電部で受電した電力が供給され、体内で光を発する一又は複数の発光部(20)とを備え、
前記検知部は、前記発光部が光を発しているか否かを検知する
ことを特徴とする身体検知装置。 - 請求項3に記載された身体検知装置であって、
前記発光部は、一方の面が面状に発光する
ことを特徴とする身体検知装置。 - 請求項4に記載された身体検知装置であって、
前記発光部は、有機エレクトロルミネッセンス素子で形成されている
ことを特徴とする身体検知装置。 - 請求項4又は5に記載された身体検知装置であって、
前記検知部は、前記発光部が発光する一方の面側に取り付けられる
ことを特徴とする身体検知装置。 - 請求項4〜6のいずれか1項に記載された身体検知装置であって、
前記検知部は、前記発光部が発光しない他方の面側に取り付けられる
ことを特徴とする身体検知装置。 - 請求項3〜7のいずれか1項に記載された身体検知装置であって、
全部又は一部が光を透過する透明又は半透明であり、前記受電部、前記検知部、前記変調部及び前記送信部を覆う封止樹脂部(70)を備える
ことを特徴とする身体検知装置。 - 請求項8に記載された身体検知装置であって、
前記封止樹脂部の全部又は一部を覆い、前記封止樹脂部内を水による変質から防ぐ耐水部(80)を備える
ことを特徴とする身体検知装置。 - 請求項8又は9に記載された身体検知装置であって、
前記封止樹脂部の全部又は一部を覆い、体内における異物反応を防ぐ生体親和部(90)を備える
ことを特徴とする身体検知装置。 - 請求項8〜10のいずれか1項に記載された身体検知装置であって、
前記封止樹脂部は、体内の形状にあわせて弾性変形する軟質な部材で形成されている
ことを特徴とする身体検知装置。 - 請求項1又は2に記載された身体検知装置であって、
前記受電部で受電した電力が供給され、身体で光を発する一又は複数の発光部とを備え、
前記検知部は、前記受電部及び/又は前記発光部が熱を発しているか否かを検知する
ことを特徴とする身体検知装置。 - 請求項1又は2に記載された身体検知装置であって、
前記検知部は、身体における心拍、血圧、血流その他の生体情報を検知する
ことを特徴とする身体検知装置。
Priority Applications (1)
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| JP2018173022A JP2020043929A (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | 身体検知装置 |
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