JP2020057796A - 基板処理装置、半導体装置の製造方法および加熱部 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】処理炉1において、複数枚の基板を保持する基板保持具7と、基板保持具の下方に設けられた断熱部31と、基板保持具を収納し、基板を処理する処理室6と、処理室の周囲に設置され、処理室内を側部から加熱する第1加熱部2と、処理室内であって、基板保持具と断熱部との間に設けられた第2加熱部34と、を具備する。第2加熱部は、略環状の発熱部と、発熱部より下方に延伸する垂下部と、を有し、発熱部が基板より小さい径の環状領域に収まるように構成される。
【選択図】図1
Description
複数枚の基板を保持する基板保持具と、
前記基板保持具の下方に設けられた断熱部と、
前記基板保持具を収納し、前記基板を処理する処理室と、
前記処理室の周囲に設置され、前記処理室内を側部から加熱する第1加熱部と、
前記処理室内に設けられる第2加熱部と、を具備し、
前記第2加熱部は、
カージオイド形に形成される発熱部と、
前記発熱部より垂直方向に延伸する延伸部と、を有し、
前記発熱部が前記基板より小さい径の領域に収まるように構成される技術が提供される。
次いで、原料ガス供給源から原料ガスが処理室6内に供給される。原料ガスは、MFC14にて所望の流量となるように制御され、ガス導入部9からノズル12を流通し、ガス導入孔16から処理室6内に導入される。
予め設定された原料ガス供給時間が経過すると、原料ガスの処理室6内への供給を停止し、排気装置22により処理室6内を真空排気する。この時、不活性ガス供給源から不活性ガスを処理室6内に供給しても良い(不活性ガスパージ)。
予め設定された排気時間が経過すると、次に、反応ガス供給源から反応ガスが供給される。MFC14にて所望の流量となるように制御されたガスは、ガス導入部9からノズル12を流通し、ガス導入孔16から処理室6内に導入される。
更に予め設定された処理時間が経過すると、反応ガスの処理室6内への供給を停止し、排気装置22により処理室6内を真空排気する。この時、不活性ガス供給源から不活性ガスを処理室6内に供給しても良い(不活性ガスパージ)。
処理温度(ウェハ温度):300℃〜700℃、
処理圧力(処理室内亜圧力)1Pa〜4000Pa、
DCSガス:100sccm〜10000sccm、
O2ガス:100sccm〜10000sccm、
N2ガス:100sccm〜10000sccm、
それぞれの処理条件を、それぞれの範囲内のある値に設定することで、成膜処理を適正に進行させることが可能となる。
(a)キャップヒータの発熱部をウェハの直径よりも小さい円弧状(馬蹄形状)とし、キャップヒータの保護部材を板厚の小さい石英製としているので、キャップヒータの昇温及び降温が容易であり、リカバリ時間が短縮され、スループットを向上させることができる。
(b)キャップヒータの直径がウェハの直径よりも小さくなっているので、ガス導入孔からガス排気部に向って流れるガスの流れを妨げることがなく、ガスがウェハの表面に均一に供給され、ウェハの面内均一性を向上させることができる。
(c)キャップヒータにより最下段のウェハの周縁部よりも中心側の環状領域を積極的に加熱するようになっているので、最下段のウェハの周縁部が側部ヒータとキャップヒータにより2重に加熱されることが防止され、温度の下がり易いボトム領域を効率的に均一に加熱することができ、ウェハの面内温度均一性を向上させることができる。
(d)キャップヒータは、発熱部から外周側に突出するV字形の補強部を有し、補強部の根本から下方に屈曲させて垂下部を形成しているので、別途補強部材を設けることなくキャップヒータの強度の確保が可能であり、部品点数の低減を図ることができる。
(e)補強部がガス排気部の上方に位置しているので、V字形の補強部によりガスに乱流が生じた場合でも乱流を速やかに排気することができ、乱流の発生が抑制され、ウェハに均一にガスが供給され面内均一性を向上させることができる。
(f)垂下部は断熱部の上下方向全長に亘って形成された第1切欠き部に挿通され、垂下部が断熱部の周面から突出しないようになっているので、垂下部によりガスの流れが妨げられるのを防止することができる。
(g)垂下部内では、束ねられた導線のうち、一方のみが保護ガラスに挿通されるようになっているので、垂下部の内径を小さくすることができ、キャップヒータの省スペース化を図ることができる。
(h)キャップヒータは固定的に設けられ、ボートがキャップヒータに対して独立して回転するようになっているので、キャップヒータを用いる際のウェハの加熱むらが抑制され、ウェハを均一に加熱することができる。
(i)断熱部の上面にスペーサを設けたので、キャップヒータが熱により変形し、垂れ下がった際に断熱部と直接接触することがなく、断熱部に熱を奪われることがなく、キャップヒータの耐久性を向上させることができる。
(j)第2温度センサをキャップヒータの発熱部の上面に接触するように設け、キャップヒータの温度を被加熱体であるウェハ側から計測することができるので、キャップヒータの温度の測定精度が向上し、加熱制御性が向上し、ウェハの面内均一性を向上させることができる。
(k)第2温度センサは、発熱部の、補強部の根本部から90°変位した位置から更に所定角度変位した位置に設けられたサポート部により固定されるので、第2温度センサと発熱部との接触面積が大きくなり、熱電対を保護する石英管を短時間で加熱することができ、測定誤差を小さくできると共に、第2温度センサを容易に位置合せすることができる。
(l)キャップヒータによる加熱位置を、ウェハの半径の中間又は中間近傍とすることで、処理室内のボトム領域に於ける外周側と中心側の温度差が小さくなり、ボトム領域が効率的に均一に加熱され、ウェハの温度の面内均一性を更に向上させることができる。
(m)キャップヒータにより処理室下部の温度が低下しやすい部分を加熱することにより、均熱長を処理室下方まで伸ばすことができるため、ダミーウェハを削減することができる。すなわち、製品ウェハの処理枚数を増やすことが可能となり、生産性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の好ましい態様について付記する。
本発明の一態様によれば、
複数枚の基板を保持する基板保持具と、
前記基板保持具の下方に設けられた断熱部と、
前記基板を処理する処理室を内部に有する反応管と、
前記反応管の周囲に設けられた第1加熱部と、
前記基板保持具と前記断熱部との間に設けられた第2加熱部と、を具備し、
前記第2加熱部は、
略環状の発熱部と、
前記発熱部より下方に延伸する垂下部と、を有し、
前記発熱部が前記基板より小さい径の環状領域に収まるように構成される基板処理装置が提供される。
付記1に記載の装置であって、好ましくは、
前記環状領域は前記基板の直径の1/5以上3/5以下である。
付記1または2に記載の装置であって、好ましくは、
前記発熱部の表面に温度測定部材が接続される。
付記1乃至3のいずれかに記載の装置であって、好ましくは、
前記第1加熱部は、
前記処理室内の前記基板保持具が収納される上部領域を加熱する上部ヒータと、
前記処理室内の前記断熱部が収納される下部領域を加熱する下部ヒータと、を備え、
前記発熱部は、少なくとも前記上部ヒータと前記下部ヒータとの境界の高さ位置以上の高さに設置される。
付記4に記載の装置であって、好ましくは、
前記発熱部の温度は、前記下部ヒータの温度以下である。
付記1乃至3に記載の装置であって、好ましくは、
前記発熱部は円弧状(馬蹄形状)に形成される。
付記4に記載の装置であって、好ましくは、
前記第2加熱部は、前記発熱部から外周側に向って突出するV字形の補強部を有する。
付記3に記載の装置であって、好ましくは、
前記発熱部に温度測定部材支持部が設けられ、前記温度測定部材支持部により温度検出器が前記発熱部の上面に接触した状態で支持される。
付記8に記載の装置であって、好ましくは、
前記温度測定部材支持部は、前記発熱部の中心線が形成する仮想円に対して前記温度検出器の中心線が接線又は略接線となる位置に設けられる。
付記7に記載の装置であって、好ましくは、
前記補強部の根本部と前記垂下部とが接続され、前記垂下部内では1対の発熱体のうち一方のみに絶縁部材が装着される。
付記8に記載の装置であって、好ましくは、
前記断熱部上面の前記発熱部の下方にスペーサが設けられ、前記スペーサと前記発熱部との間に間隙が形成されている。
付記11に記載の装置であって、好ましくは、
前記補強部は前記処理室の排気部の上方に設けられる。
付記1または2に記載の装置であって、好ましくは、
前記第2加熱部は同心に複数設けられる。
付記1または2に記載の装置であって、好ましくは、
前記発熱部は同心多重円状に設けられた外円部と内円部とを有し、前記外円部が基端側で前記補強部と接続され、前記外円部と前記内円部とが先端側で接続される。
付記1乃至14に記載の装置であって、好ましくは、
前記断熱部の周面に上下方向全長に亘って切欠き部が形成され、前記切欠き部に前記垂下部が挿通される。
付記1または2又に記載の装置であって、好ましくは、
前記発熱部はカージオイド形(心臓形)に形成される。
付記16に記載の装置であって、好ましくは、
前記垂下部は、平面視において前記発熱部の中心位置に形成される。
付記2に記載の装置であって、好ましくは、
前記環状領域は前記基板の直径の1/5以上3/5以下である。
付記18に記載の装置であって、好ましくは、
前記環状領域は前記基板の直径の3/10以上8/15以下である。
付記1乃至19に記載の装置であって、好ましくは、
前記発熱部の直径は、最下段の基板の面内温度分布が均一となる位置で加熱できる大きさである。
本発明の他の態様によれば、
断熱部の上方に設置され、複数の基板を保持する基板保持具を処理室内に搬入する工程と、
前記処理室の周囲に設けられた第1加熱部および前記基板保持具と前記断熱部との間に設けられた略環状の第2加熱部が前記処理室内を加熱する工程と、
前記処理室内に処理ガスを供給する工程と、を有し、
前記処理室内を加熱する工程では、前記基板より小さい径の環状領域に収まるように形成された前記第2加熱部の前記発熱部が前記処理室内のボトム領域を加熱する基板処理方法、又は、半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の更に他の態様によれば、
断熱部の上方に設置され、複数の基板を保持する基板保持具を処理室内に搬入する手順と、
前記処理室の周囲に設けられた第1加熱部および前記基板保持具と前記断熱部との間に設けられた略環状の第2加熱部が前記処理室内を加熱する手順と、
前記処理室内に処理ガスを供給する手順と、を有し、
前記処理室内を加熱する手順では、前記基板より小さい径の環状領域に収まるように形成された前記第2加熱部の前記発熱部が前記処理室内のボトム領域を加熱するようにコンピュータに実行させるプログラム、又は、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、
複数の基板を保持する基板保持具と前記基板保持具の下方に設置された断熱部との間に設置される加熱部であって、
前記加熱部は、
略環状の発熱部と、
前記発熱部より下方に延伸する垂下部と、を有し、
前記発熱部が前記基板より小さい径の環状領域に収まるように、前記発熱部が構成される加熱部が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、
基板を保持する基板保持具と、該基板保持具の下方に設けられた断熱部と、基板を処理する処理室を画成する反応管と、該反応管の周囲を囲繞する様設けられた第1加熱部と、前記基板保持具と前記断熱部との間に設けられた第2加熱部とを具備し、該第2加熱部は基板よりも径の小さい環状であり、前記処理室下部の径方向の一部を加熱する様構成された基板処理装置が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、
基板を保持する基板保持具を処理室内に装入する工程と、第1加熱部及び第2加熱部が前記処理室内を加熱する工程と、該処理室内に処理ガスを供給し排気する工程と、前記処理室内から前記基板保持具を装脱する工程とを有し、前記処理室内を加熱する工程では、前記第2加熱部が前記基板保持具の下方から基板の周縁よりも中心側で径方向の一部を環状に加熱する基板処理方法、または、半導体装置の製造方法が提供される。
6 処理室
7 ボート
31 断熱部
34 キャップヒータ
38 温度制御部
51、66 発熱部
53 垂下部
61 抵抗発熱体
Claims (14)
- 複数枚の基板を保持する基板保持具と、
前記基板保持具の下方に設けられた断熱部と、
前記基板保持具を収納し、前記基板を処理する処理室と、
前記処理室の周囲に設置され、前記処理室内を側部から加熱する第1加熱部と、
前記処理室内に設けられる第2加熱部と、を具備し、
前記第2加熱部は、
カージオイド形に形成される発熱部と、
前記発熱部より垂直方向に延伸する延伸部と、を有し、
前記発熱部が前記基板より小さい径の領域に収まるように構成される基板処理装置。 - 前記発熱部内の発熱体は、前記基板の直径の3/10以上の内径と、前記基板の直径の8/15以下の外径を有する環状領域に収まるように配置される請求項1に記載の基板処理装置。
- 前記第2加熱部は、保護管内に発熱体が封入された構造を有し、
前記発熱体は、コイル状の抵抗発熱体を、一部が開放したリング形状に形成されたものであり、前記カージオイド形の尖点に達するまで配置され、
前記延伸部は、前記発熱部の前記保護管の両端と接続する請求項1に記載の基板処理装置。 - 前記第1加熱部は、
前記処理室内の前記基板保持具が収納される上部領域を加熱する上部ヒータと、
前記処理室内の前記断熱部が収納される下部領域を加熱する下部ヒータと、を備え、
前記発熱部の内の前記発熱体が設けられた部分である発熱部は、少なくとも前記上部ヒータと前記下部ヒータとの境界の高さ位置以上の高さに設置され、前記発熱部の温度は、前記下部ヒータの温度以下に設定される請求項1に記載の基板処理装置。 - 前記延伸部は、平面視において前記発熱部の中心位置に形成される請求項4に記載の基板処理装置。
- 前記延伸部は、下方に延伸する請求項1又は5に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記発熱部は、前記基板保持具に保持された前記基板と前記断熱部との間に設けられ、リング形状の発熱体を有する請求項1乃至3に記載の基板処理装置。
- 前記第2加熱部は、前記延伸部の上方で水平方向に屈曲され、前記断熱部の中心から外方に向って延出し、前記発熱部の内の前記発熱体が設けられた部分である発熱部の両端に接続するようにI字形状に形成された一対の延出部を更に備える請求項2又は3に記載の基板処理装置。
- 前記第2加熱部は、前記延伸部の上端から一対の延出部とは反対方向に伸びて前記発熱部の側面と接続し、前記発熱部の温度を検出する第1温度センサとボトム領域の中心付近の温度を検出する第2温度センサとを封入する温度検出部を更に備える請求項7に記載の基板処理装置。
- 複数枚の基板を保持する基板保持具と、
前記基板保持具の下方に設けられた断熱部と、
前記基板保持具を収納し、前記基板を処理する処理室と、
前記処理室の周囲に設置され、前記処理室内を側部から加熱する第1加熱部と、
前記処理室内に設けられる第2加熱部と、を具備し、
前記第2加熱部は、
前記基板保持具に保持された前記基板と前記断熱部との間に設けられ、リング形状の発熱体が設けられる環状部と、
前記環状部より下方に延伸する垂下部と、を有し、
前記発熱体が前記基板より小さい外径の環状領域に収まるように配置される基板処理装置。 - 断熱部の上方に設置され、複数の基板を保持する基板保持具を処理室内に搬入する工程と、
前記処理室の周囲に設けられた第1加熱部および前記処理室内に設けられた第2加熱部が、前記処理室内を加熱する工程と、
前記処理室内で前記基板を処理する工程と、を有し、
前記処理室内を加熱する工程では、前記第2加熱部が、カージオイド形に形成される発熱部と、前記発熱部より垂直方向に延伸する延伸部と、を有し、前記基板より小さい径の領域に収まるように形成された前記発熱部が、前記処理室内を加熱する半導体装置の製造方法。 - 断熱部の上方に設置され、複数の基板を保持する基板保持具を処理室内に搬入する工程と、
前記処理室の周囲に設けられた第1加熱部および前記処理室内に設けられた第2加熱部が、前記処理室内を加熱する工程と、
前記処理室内で前記基板を処理する工程と、を有し、
前記処理室内を加熱する工程では、前記第2加熱部が、前記基板保持具に保持された前記基板と前記断熱部との間に設けられリング形状の発熱体が封入される発熱部と、前記発熱部より下方に延伸する垂下部と、を有し、前記基板より小さい径の環状領域に収まるように配置された前記発熱体が、前記処理室内を加熱する半導体装置の製造方法。 - 減圧される基板処理装置内の、基板保持具と断熱部との間に設置される加熱部であって、
前記加熱部は、
カージオイド形に形成された保護管内に発熱体が封入されてなる発熱部と、
前記発熱部と接続し、前記発熱部より垂直方向に延伸する延伸部と、を有し、
前記発熱体は前記基板より小さい外径の環状領域に収まるように配置される加熱部。 - 減圧される基板処理装置内の、基板保持具と断熱部との間に設置される加熱部であって、
前記加熱部は、
リング形状の保護管内にコイル状の発熱体が封入されてなる発熱部と、
前記発熱部の前記保護管の両端と接続し、前記発熱部より下方に延伸する垂下部と、を有し、
前記発熱体は前記基板より小さい径の環状領域に収まるように配置される加熱部。
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