JP2020179964A - 粉粒体荷役装置 - Google Patents

粉粒体荷役装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020179964A
JP2020179964A JP2019083684A JP2019083684A JP2020179964A JP 2020179964 A JP2020179964 A JP 2020179964A JP 2019083684 A JP2019083684 A JP 2019083684A JP 2019083684 A JP2019083684 A JP 2019083684A JP 2020179964 A JP2020179964 A JP 2020179964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chute
granular material
powder
belt conveyor
handling device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019083684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7301588B2 (ja
Inventor
浅野 哲郎
Tetsuo Asano
哲郎 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP2019083684A priority Critical patent/JP7301588B2/ja
Publication of JP2020179964A publication Critical patent/JP2020179964A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7301588B2 publication Critical patent/JP7301588B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chutes (AREA)

Abstract

【課題】搬送物が詰まった状態を自然に解消することができ、ベルトコンベアから取り外すことなくメンテナンスを行うことができる粉粒体荷役装置を提供する。
【解決手段】ベルトコンベア2と、このベルトコンベア2の排出側端部2aに設けられ、ベルトコンベア2により搬送される粉粒体状の搬送物3を受け入れて鉛直下方側に導出するシュート4と、を備え、このシュート4は、可撓性を有する板体を湾曲させてなる筒状のシュート本体5と、シュート4において搬送物3の導入口4aから導出口4bまでの全長に亘って形成されている少なくとも1のスリット6と、を備え、シュート本体5の上端は、ベルトコンベア2と一体化された支持枠7a,7bに固定されており、スリット6の幅Aは、所望に拡張することを特徴とする粉粒体荷役装置1Aによる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベルトコンベアの排出側端部から送り出される搬送物を受け入れて鉛直方向に導出させるシュートを備えてなる粉粒体荷役装置に関する。
一般に、粉粒体の搬送手段としてベルトコンベアが用いられている。また、ベルトコンベアにより搬送される粉粒体の簡易な保管方法として、地上への山積みが採用されている。
この場合、ベルトコンベアから搬送物である粉粒体を空中に送り出して地上に山積みすると、搬送物中に含まれる粉塵が周囲に飛散してしまい、周囲を汚損するという課題が生じていた。
このような事情に鑑み、ベルトコンベアを備える荷役装置を用いて粉粒体を地上に山積みする際に、周囲への粉塵の飛散を防止するための構造に関する発明や考案が開示されている。
例えば、特許文献1には「炭じん防止装置」という名称で、主に高所から石炭を落下させる場合に、飛散する炭じんを確実に減少させる装置に関する考案が開示されている。
特許文献1に開示される考案である炭じん防止装置は、その下部に裾拡がりの蛇腹筒を吊下げトリッパと連動してコンベヤに沿い落炭位置に移動する台車と前記蛇腹筒の下端を引き上げたり下げたりすることのできる蛇腹筒伸縮機構を前記台車に載置してなることを特徴とするものである。
上記構成の特許文献1に開示される考案によれば、炭じん飛散を確実に減少させることができる。この場合、含水率の低い発じん性の石炭をそのまま利用することができる。この結果、省エネルギーに寄与できるとともに、周囲への粉じん公害を確実に減少させることができる。さらに、落炭直下の貯炭バイル上でブルドーザ等を運転する作業者の作業環境を大幅に改善することができる。
また、特許文献2には「発塵防止用シュート」という名称で、発塵しやすいバラ積み原料の荷役にあたり、その発塵を防止できる発塵防止用シュートに関する発明が開示されている。
特許文献2に開示される発明である発塵防止用シュートは、鉱産物等の発塵性を有する原料を落下させる筒状のシュートに、同シュート内を落下する原料の流れに向かって水その他の発塵防止液を噴射させることのできる噴霧装置が設けられたことを特徴とするものである。
上記構成の特許文献2に開示される発明によれば、コンベヤによって搬送されてきた原料がシュート内を落下する際に、シュート内に配されるノズル群から液体を原料に対して噴霧することができる。この場合、シュート内を移動する原料は噴霧された液体とともに目的地に落下する。この結果、コンベヤによって搬送されてきた原料がシュート内を移動する際の発塵を確実に防止することができる。
さらに、特許文献3には、「シュート用防塵スカート」という名称で、粉粒体排出シュートの排出口に防塵用として取付けられるスカートに関する考案が開示されている。
特許文献3に開示される考案であるシュート用防塵スカートは、粉粒体を排出するシュートの排出口の周縁部に先端部が複数に分割された弾性材からなる内側スカート部材を設けると共に、該内側スカート部材の外側にこれを覆うよう周方向に連続したシート材からなる外側スカート部材を設けたことを特徴とするものである。
上記構成の特許文献3に開示される発明では、シート材からなる外側スカート部材がシュートの排出口周縁部を連続的に覆っている。このため、粉粒体を排出する際に、粉塵の発生を防止することができる。さらに、特許文献3に開示される考案によれば、弾性部材からなる内側スカート部材により外側スカート部材の形状を保持することができる。このため、シート材からなる外側スカート部材が捲れるのを防止できる。加えて、特許文献3に開示される考案によれば、内側スカート部材を備えることで、外側スカート部材が直接粉粒体に接触することが妨げられる。この結果、外側スカート部材の摩耗を防止することができる。
実開昭59−91233号公報 特開昭51−47771号公報 実開平1−85334号公報
上述のような特許文献1に開示される考案の場合は、蛇腹筒の中空部内において山折りされて中空部側に突出する部分が、その表面上を流下する石炭(粉粒体)と接触するため、この部分の摩耗が起こりやすい。また、蛇腹状の筒体は、特殊な形状を有するため、その製造コストが高くなると予想される。
よって、特許文献1に開示される考案の場合は、蛇腹筒の設置により防塵効果が期待できる一方で、その構造上蛇腹筒の劣化や破損が起こりやすく、その交換にコストがかかるという課題があった。
特許文献2に開示される発明の場合は、シュート内において原料を落下させる際に水等の液体を噴霧することで、発塵を好適に防止できる。その一方で、シュート内において噴霧する液体が、水であってもそれ以外の発塵防止剤であっても、その供給には別途コストがかかるという課題があった。
さらに、特許文献2に開示される発明の場合、シュート内を落下する原料が石炭であり、かつシュート内において噴霧する液体が水である場合は、シュートから導出された石炭は水を含んだ状態になる。この場合、石炭を燃料として使用する際に、その燃焼効率が低下するという課題が生じる。
加えて、特許文献2に開示される発明では、シュート内で万一詰まりが生じた場合に、その構造上シュートの外部からメンテナンスを行うことは困難であると考えられる。よって、特許文献2に開示される発明の場合は、万一シュートに詰まりが生じた場合に、メンテナンスのためにシュートを取り外して分解する必要があった。したがって、特許文献2に開示される発明の場合は、シュートのメンテナンスに手間がかかるという課題もあった。
特許文献3に開示される考案では、コンベアの排出口からシュートまでの間に、中空管からなる第2のシュートが介設されている。そして、万一、この第2のシュート内で詰まりが生じた場合、コンベアの排出口の下流側のパーツを取り外してメンテナンスする必要があると考えられる。
よって、特許文献3に開示される考案の場合も、スカート部材を備えたシュートを備えることで防塵効果が期待できる一方で、第2のシュート内で詰まりが生じた場合は、第2のシュート及び吸塵筒体をコンベアの排出口に接続したままではメンテナンスを行うことができないという課題を有していた。
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、ベルトコンベアから送り出された搬送物を山積みする際の粉塵の飛散を防止することができ、万一シュート内に詰まりが生じた場合でもその状態を自然に解消することができ、さらに、シュートの外側から容易にメンテナンスを行うことができる粉粒体荷役装置に関する。
さらに本発明は、シュートの内側の摩耗による劣化を遅延させるとともに、ベルトコンベアから送り出される搬送物を鉛直下方側にスムーズに自由落下させることができる粉粒体荷役装置に関する。
上記目的を達成するため第1の発明である粉粒体荷役装置は、ベルトコンベアと、このベルトコンベアの排出側端部に設けられ、ベルトコンベアにより搬送される粉粒体状の搬送物を受け入れて鉛直下方側に導出するシュートと、を備え、このシュートは、弾性部材よりなる板体を湾曲させてなる筒状のシュート本体と、シュートにおいて搬送物の導入口から導出口までの全長に亘って形成されている少なくとも1のスリットと、を備え、シュート本体の上端は、ベルトコンベアと一体化された支持枠に固定されており、スリットの幅は、所望に拡張することを特徴とするものである。
上記構成の第1の発明において、シュート本体は、ベルトコンベアにより搬送される搬送物を、鉛直下方側に案内するという作用を有する。さらに、シュート本体は、搬送物がその中空部内を鉛直下方側に移動する際に、搬送物中に含まれる粉塵がシュートの外に飛散するのを防ぐという作用を有する。また、第1の発明において、シュート本体が弾性部材で可撓性を有する板体からなり、かつシュートの導入口から導出口までの全長に亘って形成されている少なくとも1のスリットを備え、さらにこのスリットが所望に拡張するよう構成されていることで、このシュートの使用中に万一搬送物による詰まりが生じた際に、シュートの中空部内の任意の位置の径を所望に拡径することを可能にするという作用を有する。つまり、第1の発明では、シュートの使用中に万一搬送物による詰まりが生じた際に、スリットが所望に拡張して、これにより詰まりの原因である搬送物を直下方側に自由落下させるという作用を有する。
さらに、このスリットは、シュートの外側面側からシュートの中空部内へのメンテナンス用の器具の挿入を可能にするという作用も有する。
第2の発明である粉粒体荷役装置は、上述の第1の発明であって、シュート本体は、ベルトコンベアにおける搬送物の送り出し側に配されている第1の板体と、この第1の板体に対向して配され、かつベルトコンベア側に配されている第2の板体と、からなり、第1の板体と第2の板体の間は、それぞれスリットを備え、かつ、第1の板体の上端位置は、第2の板体の上端位置よりも鉛直上方側に配されていることを特徴とするものである。
上記構成の第2の発明は、上述の第1の発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第2の発明は、シュート本体が2つスリットを備えていることで、上述の第1の発明の場合よりも、シュート本体の変形、すなわちシュートの中空部内の拡径を一層スムーズかつ容易にするという作用を有する。
また、第2の発明において第1の板体の上端位置が、第2の板体の上端位置よりも鉛直上方側に配されていることで、ベルトコンベアから送り出される搬送物が、第1及び第2の板体からなるシュートの外に送給されるのを防ぐという作用を有する。
第3の発明である粉粒体荷役装置は、上述の第1又は第2の発明であって、弾性部材よりなる板体からなり、シュートの中空部内においてベルトコンベアから送り出される搬送物と衝突する位置に配されている緩衝体を備えていることを特徴とするものである。
上記構成の第3の発明は、上述の第1又は第2の発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第3の発明において緩衝体は、ベルトコンベアからシュート内に送り出された搬送物がシュート本体の内側面に直接接触するのを妨げて、シュート本体の内側面を保護するという作用を有する。
さらに、緩衝体は、ベルトコンベアから送り出される搬送物の運動エネルギーを減衰させて自由落下し易くするという作用を有する。
第4の発明である粉粒体荷役装置は、上述の第3の発明であって、緩衝体は吊下げ保持されており、かつシュートの中空部内において揺動可能であることを特徴とするものである。
上記構成の第4の発明は、上述の第3の発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第4の発明において緩衝体が吊下げ保持され、かつ中空部内において揺動可能に構成されていることで、ベルトコンベアから付勢された状態で送り出された搬送物を緩衝体に衝突させて緩衝体自体を揺動させ、これにより搬送物の運動エネルギーをより確実に減衰させるという作用を有する。
したがって、第4の発明によれば、緩衝体が固設されて揺動しない場合に比べて、シュート内を流動する搬送物をより自由落下し易くするという作用を有する。
第5の発明である粉粒体荷役装置は、上述の第1乃至第4のいずれかの発明であって、シュート本体を、又は、緩衝体を備える場合はシュート本体及び緩衝体を、湾曲状に保持するための形状保持具を備えていることを特徴とするものである。
上記構成の第5の発明は、上述の第1乃至第4のそれぞれの発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第5の発明において形状保持具は、可撓性を有する板体からなる、シュート本体、又は、シュート本体及び緩衝体を、常時その平面が湾曲した状態に保持するという作用を有する。
また、第5の発明において形状保持具の材質が特に鉄を含む金属である場合は、この形状保持具自体を、シュート本体を鉛直方向に垂下させておくための錘としても作用させることができる。
第6の発明である粉粒体荷役装置は、上述の第1乃至第4のいずれかの発明であって、シュートの周囲を囲むように、かつ地上に立設されている防塵ネットを備え、シュートから導出される搬送物は、防塵ネット内に山積みされることを特徴とするものである。
上記構成の第6の発明は、上述の第1乃至第5のそれぞれの発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第6の発明において防塵ネットは、シュートから導出された搬送物中に含まれる粉塵が、周囲に飛散するのを妨げるという作用を有する。
第7の発明である粉粒体荷役装置は、上述の第1乃至第6のいずれかの発明であって、シュート本体を、又は、緩衝体を備える場合はシュート本体及び緩衝体を、鉛直方向に上下動させるための昇降装置を備えていることを特徴とするものである。
上記構成の第7の発明は、上述の第1乃至第6のそれぞれの発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第7の発明において、昇降装置は、シュート本体を、又は、シュート本体及び緩衝体を、鉛直方向に上下動させるという作用を有する。
上述のような第1の発明によれば、ベルトコンベアの排出側端部にシュートを備えていることで、ベルトコンベアから送り出された搬送物を地表面上に山積みする際に、シュート内を落下する搬送物に含まれている粉塵が周囲に飛散するのを防止することができる。
また、このような第1の発明のシュートが、可撓性を有する板体からなり、かつ搬送物の導入口から導出口までの全長に亘って形成される少なくとも1のスリットを備えていることで、万一このシュート内で詰まりが生じた場合でも、その状態を自然に解消することができる。より具体的には、シュート内で搬送物の詰まりが生じた場合、その部分にさらに搬送物が供給されることで、搬送物自体の重みによってシュート本体の中空部の径が所望に押し広げられる。そしてシュート本体のこのような動作に伴い、シュート本体内に詰まっていた搬送物が支えを失って鉛直下方側に落下することで、シュート内の詰まりが解消される。
このように、第1の発明では、ベルトコンベアから導出された搬送物によって、シュート内に詰まりが生じても、シュート自体が変形することでその状態を自然に解消することができる。
さらに、ベルトコンベアにより搬送される搬送物が水分を含んでいる場合は、搬送物の一部がシュート本体の内側面に付着する場合がある。このような場合は、シュート本体の内側面を必要に応じてクリーニングする必要が生じる。あるいは、シュート本体の内側面の劣化の状況を確認する必要がある場合もある。このような場合に、第1の発明では、シュートに形成されているスリットからメンテナンス用の治具を差し入れることができる。よって、第1の発明によれば、シュート本体の内側面のクリーニングや、劣化状況の確認を、ベルトコンベアと一体化された支持枠からシュートを取り外すことなく容易に実施することができる。
よって、第1の発明によれば、シュート自体が、その詰まりを自然に解消することができ、かつシュートの内側面のクリーニングやメンテナンスを、シュートを取り外したり分解したりすることなく実施することができる。
加えて、第1の発明では、シュート本体が弾性部材からなり可撓性を有していることで、ベルトコンベアから送り出された搬送物がシュート本体に衝突した際に、その衝撃でシュート本体が一時的に変形する。この時、シュート本体に衝突した搬送物の運動エネルギーが大幅に減衰して、搬送物はシュート内を自由落下するようになる。この結果、シュートの導出口から導出される搬送物が、導出口の周方向に飛散するのを防止することができる。
第2の発明は、上述の第1の発明による効果と同じ効果を有する。さらに、第2の発明は、第2の板体の上端位置よりも鉛直上方側に突出されている部分において、ベルトコンベアから送り出される搬送物をシュートの中空部内に案内することができる。
よって、第2の発明によれば、ベルトコンベアから送り出される搬送物およびそれに含まれる粉塵が、シュートの外に散らばるのをより確実に防止することができる。この結果、第2の発明によれば、第1の発明と比較して、粉塵の飛散がより起こり難い粉粒体荷役装置を提供することができる。
さらに、本発明ではベルトコンベアから送り出される搬送物が直接衝突する部分のシュート本体の摩耗や損傷が進行し易い。これに対して、第2の発明では、シュート本体が2枚の板体(第1の板体及び第2の板体)により構成されているため、摩耗や損傷が激しい板体のみを必要に応じて交換することができる。よって、第2の発明によれば、シュート本体の交換に要するコストを削減できる。
第3の発明は、上述の第1又は第2の発明による効果と同じ効果を有する。さらに、第3の発明では、シュートの中空部内に配設され、弾性部材からなり可撓性を有する緩衝体により、ベルトコンベアから送り出される搬送物を受け止めて、その運動エネルギーを減衰させることができる。この結果、第3の発明によれば、ベルトコンベアから送り出される搬送物によりシュート本体の内側面の局所のみが、急速に摩耗したり損傷したりするのを防ぐことができる。よって、第3の発明によれば、第1又は第2の発明と比べて、シュート本体の耐用性を向上させることができる。
さらに、第3の発明によれば、ベルトコンベアから送り出される搬送物の運動エネルギーを緩衝体との衝突により効率良く減衰させることができる。これにより、搬送物はシュート内をスムーズに自由落下することになる。この結果、第3の発明において、シュートの導出口から導出された搬送物が、導出口の周方向に散らばるのを防止することができる。
よって、第3の発明によれば、先の第1又は第2の発明と比べて、シュート本体の摩耗や劣化が起こり難く、かつ粉塵の飛散も起こり難い粉粒体荷役装置を提供することができる。
第4の発明は、上述の第3の発明による効果と同じ効果を有する。さらに、第4の発明によれば、緩衝体が揺動しない場合に比べて搬送物の運動エネルギーの減衰効果を一層高めることができる。この結果、第4の発明では、緩衝体に衝突した搬送物を、よりスムーズに鉛直下方側に自由落下させることができる。
よって、第4の発明によれば、上述の第3の発明と比べて、シュートの導出口から導出される搬送物が、導出口の周方向に飛散するのをより確実に防止することができる。
第5の発明は、上述の第1乃至第4のそれぞれの発明による効果と同じ効果を有する。さらに、第5の発明は、シュート本体が、又は、シュート本体及び緩衝体が、形状保持具を備えていることで、シュートの外形を筒状に保持することができる。この場合、シュートの中空部内の容積を大きくしながら、シュートに形成されるスリットの幅を小さくすることができる。この結果、シュート内における搬送物の流動性を良好にしつつ、シュートに形成されるスリットから搬送物がシュートの外に飛び出すのを防ぐことができる。
また、特に形状保持具を、鉄を含有する金属により構成する場合は、シュート本体を鉛直方向に垂下させておくための錘として形状保持具を利用することができる。この場合、シュート本体に形状保持具を取設しておくだけで、シュート本体の変形性を損なうことなく、その形状を所望に保持しておくことができる。この結果、第5の発明によれば、シンプルな構造で、優れた機能を有する粉粒体荷役装置を提供することができる。
第6の発明は、上述の第1乃至第5のそれぞれの発明による効果と同じ効果を有する。さらに、第6の発明は、防塵ネットを備え、かつこの防塵ネット内に搬送物を山積みにすることで、シュートから導出された搬送物中の粉塵が、その保管場所である地上に到達するまでの間に、風に運ばれて周囲に飛散するのを防ぐことができる。
よって、第6の発明によれば、風が吹く環境下において第6の発明である粉粒体荷役装置を用いて搬送物を地上に山積みにする際に、搬送物中に含まれる粉塵が搬送物の保管場所の周囲に飛散するのを防止することができる。
第7の発明は、上述の第1乃至第6のそれぞれの発明による効果と同じ効果を有する。さらに、第7の発明は、昇降装置を備えていることで、シュート本体、又は、シュート本体及び緩衝体を、地上に移動してからその交換作業やメンテナンス作業を地上で行うことができる。
このような第7の発明によれば、作業者が高所で、シュート本体、又は、シュート本体及び緩衝体の交換作業やメンテナンス作業を行う必要がない。
したがって、第7の発明によれば、その補修やメンテナンスを行う作業者の作業時の安全性を向上させることができる。
本発明の実施例1に係る粉粒体荷役装置の要部の断面図である。 本発明の実施例1に係る粉粒体荷役装置におけるシュート本体の部分斜視図である。 (a)本発明の実施例1に係るシュート内において搬送物による詰まりが生じた状態を示す断面図であり、(b)はその状態でさらに本発明の実施例1に係るシュート内に搬送物が溜まった状態を示す断面図であり、(c)は本発明の実施例1に係るシュート内における詰まりが解消される様子を示す断面図である。 本発明の実施例1に係る粉粒体荷役装置における第1の板体とその支持構造の斜視図である。 本発明の実施例1に係る粉粒体荷役装置における第2の板体とその支持構造の斜視図である。 本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置の要部の断面図である。 本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置におけるシュート本体及び緩衝体の部分斜視図である。 本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置における緩衝体とその支持構造の斜視図である。 本発明の実施例3に係る粉粒体荷役装置の側面図である。
本発明の実施形態に係る粉粒体荷役装置について実施例1乃至実施例3を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1に係る粉粒体荷役装置の要部の断面図である。また、図2は本発明の実施例1に係る粉粒体荷役装置におけるシュート本体を抜粋して示す部分斜視図である。
図1に示すように、実施例1に係る係粉粒体荷役装置1Aは、ベルトコンベア2と、このベルトコンベア2の排出側端部2aに設けられ、ベルトコンベア2により搬送される粉粒体状の搬送物3を受け入れて鉛直下方側に導出するシュート4を備えてなるものである。本図では便宜上搬送物3として粉粒体よりも径の大きな固体物として図示している。
また、実施例1に係るシュート4は、図1,2に示すように、弾性部材からなり可撓性を有する板体(第1の板体5a及び第2の板体5b)を湾曲させてなる筒状のシュート本体5と、シュート4の導入口4aから導出口4bまでの全長に亘って形成されている少なくとも1のスリット6を備えている。
さらに、シュート本体5の上端、すなわち第1の板体5aの上端4c、及び、第2の板体5bの上端4cは、ベルトコンベア2と一体化された支持枠(例えば、支持枠7aや支持枠7b)に固定されている。
そして、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aのシュート4は、シュート本体5が弾性部材により構成されていることで、スリット6の幅A(図1を参照)を所望に拡張することができる。
上述のような実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aのシュート4によれば、万一シュート4の中空部18内に、搬送物3による詰まりが生じた場合でも、その詰まりを自然に解消することができる。
この仕組みについて図3を参照しながら詳細に説明する。
図3(a)は本発明の実施例1に係るシュート内において搬送物による詰まりが生じた状態を示す断面図であり、(b)はその状態でさらに本発明の実施例1に係るシュート内に搬送物が溜まった状態を示す断面図であり、(c)は本発明の実施例1に係るシュート内における詰まりが解消される様子を示す断面図である。なお、図1,2に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
一般に、ベルトコンベア2により搬送される搬送物3の状態は一様ではなく、粉塵の含有率及び含水率が高い場合がある。この場合、シュート4の中空部18を流動する搬送物3がシュート本体5の内壁に付着することで、最悪の場合、図3(a)に示すように、シュート4内に搬送物3による詰まりが生じてしまう場合がある。
そして、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aでは、図3(a)に示す状態からさらにシュート4内に搬送物3を供給し続けると、シュート4内に溜まった搬送物3の容積と重みで、シュート4の中空部18の径がその周方向に押し広げられる(図3(b)を参照)。このとき、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aのシュート4におけるスリット6の幅A(図3(a)を参照)が、幅A´(図3(b)を参照)に拡張する。
そして、図3(b)に示すようにシュート4の中空部18の径がその周方向に広がると、つまり、シュート4のスリット6の幅Aが図3(b)に示すような幅A´にまで広がると、シュート4内に堆積していた搬送物3は支えを失って自重により鉛直下方側に落下する(図3(c)を参照)。この結果、実施例1に係るシュート4内の搬送物3による詰まりが解消される。
したがって、実施例1に係るシュート4を備える粉粒体荷役装置1Aによれば、シュート4内に搬送物3による詰まりが生じた場合に、人手に拠らずその状態を解消することができる。このため、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aによれば、その維持管理に要するコストを廉価にできる。
なお、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aにおいて、シュート4を構成する第1の板体5aの材質としては、弾性部材で可撓性を有する板体であれば従来公知の樹脂製や、ゴム製のものを支障なく使用できるが、特にゴム製の板体が適している。
さらに、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aでは、特に図示しないが、1枚の弾性部材で可撓性を有する板体(シュート本体5)を筒状に湾曲させるとともに、この湾曲させた板体において互いに近接して配される端面同士を幅Aだけ離間させてなるスリット6を1つ備えたものをシュート4として使用することができる。この場合も、上述の効果と同様の効果を発揮させることができる。
その一方で、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aは、図1,2に示すように、シュート本体5を、2枚の可撓性を有する板体である第1の板体5a及び第2の板体5bにより構成してもよい。
この場合は、例えば図1,2に示すように、シュート本体5を構成する2枚の板体のうちの一方である第1の板体5aを、ベルトコンベア2における搬送物3の送り出し側に配するとともに、他方の板体である第2の板体5bを、先の第1の板体5aと対向する位置で、かつベルトコンベア2側に配しておいてもよい。なお、図2中に記載される符号Cは、搬送物3の送り出し方向(搬送方向)を示している。
この場合、シュート4が2つのスリット6を備えることで、シュート4を1枚の弾性部材で可撓性を有する板体により構成する場合に比べて、シュート4の中空部18の変形性を向上させることができる。これにより、シュート4において詰まりが発生した場合に、この詰まりを自然に解消する効果が一層発揮され易くなる。
また、特にシュート本体5を、2枚の弾性部材で可撓性を有する板体(第1の板体5a及び第2の板体5b)で構成する場合で、かつ、これらの位置関係を図1,2に示すように、搬送物3の移動方向に対して前後となるように配置する場合はさらに、第1の板体5aの上端4c位置を、第2の板体5bの上端4c位置よりも鉛直上方側に配しておいてもよい。
この場合、第2の板体5bの上端4c位置よりも鉛直上方側に突出する第1の板体5aの上端4c側の領域において、ベルトコンベア2により送り出される搬送物3を受け止めてシュート4の中空部18内に案内することができる。
よって、第1の板体5aの上端4c位置を、第2の板体5bの上端4c位置よりも高くしたシュート4を用いる場合は、ベルトコンベア2により搬送された搬送物3がシュート4の外に散逸するのを防止することができる。
さらに、実施例1に係るシュート本体5(例えば、第1の板体5a及び第2の板体5b)は、このシュート本体5を湾曲した状態に保持しておくための形状保持具9を備えていてもよい。
また、このような形状保持具9は、例えば、湾曲したバンド状で対を成す形状保持枠9a,9aと、この対をなす形状保持枠9a,9aを分離可能に一体化するためのボルト9b及びナット9cにより構成してもよい。
このような形状保持具9は、例えば図1,2に示すように、対をなす形状保持枠9a,9aの間に第1の板体5a又は第2の板体5bを介設し、さらに第1の板体5a又は第2の板体5bと対をなす形状保持枠9a,9aとの重なり部分を貫通させながらボルト9bを挿通して、その端部をナット9cにより固定して用いられる。
そして図1,2に示すように、第1の板体5aや第2の板体5bに所望間隔毎に複数組の形状保持具9を取設しておくことで、第1の板体5aや第2の板体5bの立体形状を湾曲状に維持しつつ、第1の板体5aや第2の板体を復元可能に変形させることができる。
特に、実施例1に係るシュート4において、形状保持具9を、鉄を含む金属により構成する場合は、この形状保持具9を第1の板体5aや第2の板体5bを鉛直方向に垂下させておくための錘としても利用することができる。
この場合、シュート4の使用時に、シュート本体5(例えば、第1の板体5a及び第2の板体5b)を必要に応じて変形させつつ、変形したシュート本体5を形状保持具9の荷重を利用して迅速に元の湾曲状に復元させることができる。
このため、形状保持具9を、鉄を含む金属により構成する場合は、変形したシュート本体5を物と形に復元させるための部材や構造を別途シュート4に設ける必要がなくなる。この結果、実施例1に係るシュート4の構造をシンプルにできるので、その設置やメンテナンスに要するコストを廉価にできる。
なお、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aでは、シュート4がその長さ方向の全域に亘って少なくとも1のスリット6を備えているが、シュート4内を粉粒体からなる搬送物3が流動する場合でも、このスリット6から搬送物3の一部が漏れ出すことはない。
これは、シュート4の中空部18内を流動する搬送物3の作用により、スリット6においてエジェクター効果が発揮されるためである。すなわち、シュート4の中空部18内を搬送物3が流動することで、中空部18内の空気流の速度が上昇し、静止している外気よりも動圧が高くなり静圧が低くなるため、このスリット6から外気がシュート4の中空部18内に流入する。このため、シュート4内を搬送物3が自由落下する場合は、スリット6から搬送物3の漏出は起こらない。
なお、シュート4に形成されるスリット6において上述のようなエジェクター効果を確実に発揮させるためには、シュート4の最大幅B(図2を参照)に対する、スリット6の幅A(図1を参照)が10%以下となるように設定しておく必要がある。
また、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aでは、シュート4の導出口4bから排出される搬送物3の初速Vが大きいほど、搬送物3が導出口4bから地上に到達するまでの間に、搬送物3中に含まれている粉塵の周囲への飛散が起こり難い。
さらに、ベルトコンベア2から送り出された搬送物3は、シュート4内を主に自由落下するため、シュート4の導出口4bにおける搬送物3の初速Vは、シュート4の長さ、すなわちシュート4を構成する第1の板体5aの上端4c位置から導出口4bまでの長さL(図1を参照)が長いほどほど速くなる。
このため、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aでは、第1の板体5aの上端4c位置から導出口4bまでの長さLを適宜調整することで、導出口4bから排出される搬送物3中に含まれる粉塵の周囲への飛散を一層確実に抑制することができる。
より具体的には、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aでは、シュート4の導出口4bにおける搬送物3の初速Vが7m/秒以上となるように、第1の板体5aの上端4c位置から導出口4bまでの長さLを設定しておくとよい。より好ましくは、シュート4の導出口4bにおける搬送物3の初速Vが8m/秒以上となるように、更に望ましくは9m/秒以上となるように、シュート4における長さLを設定しておくとよい。
なお、発明者はシュート4の導出口4bにおける搬送物3の初速Vを9.5m/秒以上にするには、シュート4における長さL(図1を参照)を少なくとも4.6mにする必要があることを確かめている。
他方、実施例1に係るシュート4の長さLの上限値は特に設定されなくともよいが、この長さLが短いほど第1の板体5a及び第2の板体5bの調達に要するコストを安価にできる。したがって、実施例1に係るシュート4の長さLは、5m以下であることが望ましい。
次に、図4,5を参照しながら、第1の板体5a及び第2の板体5bの支持構造について説明する。
図4は本発明の実施例1に係る粉粒体荷役装置における第1の板体とその支持構造の斜視図である。また、図5は本発明の実施例1に係る粉粒体荷役装置における第2の板体とその支持構造の斜視図である。なお、図1乃至図3に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。また、図4,5では形状保持具9におけるボルト9b及びナット9cの記載を省略している。
図4に示すように、実施例1に係るシュート4を構成する第1の板体5aの支持構造は、例えば、第1の板体5aの上端4cに設けられている形状保持具9に、より具体的には形状保持具9の形状保持枠9aに固設されている吊り枠14aと、この吊り枠14aの上端に固設される支軸15aにより構成してもよい。
そして、上述のような第1の板体5aの支持構造における支軸15aを、図4に示すようにベルトコンベア2と一体化された支持枠7a,7aに架設することで、第1の板体5aをベルトコンベア2の近傍に固定しておくことができる。
なお、上述のような第1の板体5aの支持構造においては、吊り枠14aに補強材17をたすき状に配しておいてもよい。この場合、吊り枠14aの強度を高めることができる。
なお、第1の板体5aの支持構造は、図4に示す形態に特定される必要はなく、ベルトコンベア2と一体化された支持枠7a,7aに固定できれば図4に示される以外の構造を採用してもよい。
また、図4に示すように、ベルトコンベアと一体化された支持枠7a,7aに対して、第1の板体5a及びその支持構造(吊り枠14a、支軸15a等)を着脱可能に取設しておいてもよい。
この場合、支持枠7a,7aから第1の板体5aをその支持構造ごと取り外すことができる。これにより、支持枠7a,7aから取り外した第1の板体5a及びその支持構造を地上に移動して、地上においてこれらのメンテナンスや交換作業を行うことができる。この結果、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aの維持管理のための作業を容易にできる。
さらに、実施例1に係るシュート4を構成する第2の板体5bの支持構造は、例えば図5に示すように、第2の板体5bの上端に設けられている形状保持具9に、より具体的には形状保持枠9aに、吊り具20並びにこの吊り具20に固設される中空管19を設け、さらにこの中空管19に支軸15bを挿通させてなる構造としてもよい。
そして、上述のような第2の板体5bの支持構造における支軸15bを、図4に示すようにベルトコンベアと一体化された支持枠7b,7bに架設することで、第2の板体5bをベルトコンベア2の近傍に固定しておくことができる。
なお、第2の板体5bの支持構造については、図5に示す形態に特定される必要はなく、ベルトコンベアと一体化された支持枠7b,7bに固定することができれば図5に示される以外の構造を採用してもよい。
また、図5に示すように、ベルトコンベアと一体化された支持枠7b,7bに対して、第2の板体5b及びその支持構造(吊り枠14b、支軸15b等)を着脱可能に取設しておいてもよい。
この場合、支持枠7b,7bから第2の板体5bをその支持構造ごと取り外すことができる。これにより、支持枠7a,7aから取り外した第2の板体5b及びその支持構造を地上に移動して、地上においてこれらのメンテナンスや交換作業を行うことができる。この結果、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aの維持管理のための作業を容易にできる。
さらに、第2の板体5bの支持構造として吊り具20及び中空管19を用いる場合は、第2の板体5bの上端4cに接近させながら支軸15bを取設することができる。
この場合、先の図1に示すように、ベルトコンベア2の排出側端部2aに接近させた状態で第2の板体5bを設置することができる。これにより、ベルトコンベア2の排出側端部2aから送り出された搬送物3が、シュート4の中空部18内に入り損なって周囲に散逸するのを防止することができる。
次に、本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置について図6乃至図8を参照しながら詳細に説明する。
図6は本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置の要部の断面図である。また、図7は本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置におけるシュート本体及び緩衝体の部分斜視図である。なお、図1乃至図5に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bは、図6に示すように、シュート4の中空部18で、かつベルトコンベア2から送り出される搬送物3と衝突する位置に、可撓性を有する板体からなる緩衝体8を備えていてもよい。
この場合、シュート4の中空部18内に緩衝体8を備えていることで、ベルトコンベア2から送り出された搬送物3が、シュート4の内側面である第1の板体5aの内側面に直接接触するのを防止することができる。この結果、シュート4の内側面の摩耗や損傷が急速に進行するのを防止できるので、シュート4の耐用期間を長くすることができる。
さらに、図6に示すように、シュート4が弾性部材からなり可撓性を有する緩衝体8を備える場合は、ベルトコンベア2からシュート4の中空部18内に送り出された搬送物3が緩衝体8と衝突して、この緩衝体8を変形させることで搬送物3の運動エネルギーを減衰させることができる。この結果、緩衝体8に衝突した搬送物3は、シュート4の中空部18内を、ほぼ自由落下に近い状態で鉛直下方側に流下する。
したがって、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bでは、ベルトコンベア2から付勢された状態で送り出された搬送物3が、シュート4の導出口4bから導出される際に、搬送物3が導出口4bの周方向に拡散しようとする運動エネルギーをほとんど有しない状態になる。このため、搬送物3中に含まれる粉塵がシュート4周囲に飛散するのを一層確実に防止できる。
さらに、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bにおいて、シュート4の中空部18内に収容される緩衝体8は、図6、7に示すように、第1の板体5aや第2の板体5bと同様に形状保持具9を備えていてもよい。この場合、緩衝体8の変形性を保ちながら、その立体形状を湾曲状に保持しておくことができる。
この場合、シュート4の中空部18内における緩衝体8の水平方向断面が、湾曲した状態になる。このため、緩衝体8の内側面(搬送物3が衝突する側の面)に衝突して跳ね返った搬送物3同士が更に衝突し合うことになる。この結果、搬送物3が緩衝体8に衝突することに加えて、搬送物3同士が互いに衝突し合うことによっても、搬送物3の運動エネルギーを減衰させることができる。
したがって、緩衝体8が形状保持具9を備えている場合は、形状保持具9を備えない場合に比べて、搬送物3の運動エネルギーを減衰させる効果を一層向上させることができる。
さらに、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bにおいて、緩衝体8に取設される形状保持具9を、鉄を含む金属により構成する場合は、形状保持具9自体を、緩衝体8を垂下させておくための錘として利用することができる。
この場合、実施例2に係るシュート4の中空部内において、緩衝体8を垂下させておくための錘を別途設ける必要がない。このため、実施例2に係るシュート4の構造をシンプルにできる。この結果、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bの施工費用を廉価にできる。
ここで、さらに図8を参照しながら緩衝体8の支持構造について詳細に説明する。
図8は本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置における緩衝体とその支持構造の斜視図である。なお、図1乃至図7に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
実施例2に係る緩衝体8の支持構造は、先の図4に示す第1の板体5aの支持構造と同様に、例えば緩衝体8の上端8aに設けられている形状保持具9に、より具体的には形状保持具9の形状保持枠9aに固設されている吊り枠14bと、この吊り枠14bの上端に固設されている支軸15cにより構成してもよい。
そして、上述のような緩衝体8の支持構造における支軸15cを、図8に示すようにベルトコンベアと一体化された支持枠7a,7aに架設することで、緩衝体8をシュート4の中空部18内に垂下させた状態で固定することができる。
なお、上述のような緩衝体8の支持構造において、吊り枠14bに補強材17をたすき状に配しておいてもよい。この場合、吊り枠14aの強度を高めることができる。
さらに、緩衝体8の支持構造については、図8に示す形態に特定される必要はない。また、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bでは、緩衝体8の支持構造をベルトコンベアと一体化された支持枠7a,7aに固定する場合を例に挙げて説明しているが、緩衝体8は、第1の板体5aの支持構造(吊り枠14a)に取設してもよい(図示せず)。
また、第1の板体5aの場合と同様に、ベルトコンベアと一体化された支持枠7a,7aに対して、緩衝体8及びその支持構造を着脱可能に取設しておいてもよい。
この場合、支持枠7a,7aから緩衝体8を支持構造ごと取り外すことができる。この場合、取り外した緩衝体8及びその支持構造を地上に移動して、地上においてこれらのメンテナンスや交換作業を行うことができる。この結果、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bの維持管理のための作業を容易にできる。
また、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bにおいて、緩衝体8をシュート4内に吊下げ保持することで、シュート4の中空部18内において緩衝体8を揺動可能としてもよい。
この場合、ベルトコンベア2から送り出された搬送物3が緩衝体8に衝突した際に、その衝撃で緩衝体8を揺動させることができる。この時、搬送物3が有する運動エネルギーは、緩衝体8自体を変形させることに加えて、緩衝体8自体を揺動させることによっても消費される。これにより、緩衝体8が揺動しない場合に比べて、搬送物3の運動エネルギーを減衰させる効果を増大させることができる。
この結果、緩衝体8に衝突した後の搬送物3を一層確実に自由落下させることができる。よって、ベルトコンベア2から送り出される搬送物3中に含まれる粉塵が周囲に飛散するのを一層確実に防止することができる。
さらに、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bにおいて緩衝体8は、ベルトコンベア2から送り出される搬送物3と直接接触(衝突)するため、第1の板体5aや第2の板体5bと比べるとその摩耗や損傷が激しいことが予想される。
このため、実施例2に係る緩衝体8は、その使用時に可撓性を有する板体の一部が千切れて搬送物3とともに落下する可能性がある。
また、実施例2に係る緩衝体8が、金属製の形状保持具9を備えている場合、この形状保持具9を備えた緩衝体8の一部が千切れて山積みされる搬送物3中に混入したままになるのは好ましくない。
このような事情に鑑み、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bでは、緩衝体8の使用中に、緩衝体8の一部が万一千切れてしまった場合でも、千切れた緩衝体8が搬送物3とともに落下することがないように、緩衝体8に落下防止具13を備えていてもよい。
より具体的には、図7、8に示すように、金属製のワイヤーやチェーンからなり、かつ緩衝体8の上端8a側に取設される形状保持具9と、緩衝体8の下端8b側に取設される形状保持具9をつなぐように設けられる落下防止具13を備えていてもよい。
この場合、緩衝体8が万一その中間位置で分断されてしまっても、緩衝体8の破片は落下防止具13により吊下げられた状態で保持される。この結果、千切れた緩衝体8の破片が搬送物3とともに落下するのを防止することができる。
よって、実施例2に係る緩衝体8が落下防止具13を備えていることで、粉粒体荷役装置1Bの使用中に、緩衝体8及び形状保持具9の一部が搬送物3中に混入するのを防止できる。この結果、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bにより搬送される搬送物3の品質を高い状態に保つことができる。
さらに、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bでは、上述の通りシュート4自体が可撓性を有する板体(例えば、第1の板体5a、第2の板体5b)により構成されている。このため、搬送物3が衝突する際に、緩衝体8に加わる衝撃が特に大きい場合は、第1の板体5aが緩衝体8ごとシュート4の外側面側に押し出された状態になる可能性がある。
この場合、シュート4の全長に亘って形成されるスリット6の幅A(図6を参照)が必要以上に広がってしまい、先に述べたエジェクター効果が発揮されなくなる懸念がある。
このような事情に鑑み、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bでは、緩衝体8ごと第1の板体5aをシュート4の外側面側に向かって押し出すような力が作用する場合でも、この力に抗って緩衝体8を元の位置にとどめておくための変形防止材12を備えていてもよい。
より具体的には、上述のような変形防止材12は、シュート4の内側面と緩衝体8の間において、鉛直方向に垂下される複数本の棒状体であってもよい。
この場合、搬送物3との衝突によってシュート4の外側面側に押し出される緩衝体8の動きを、落下防止具13により規制することができる。
つまり、搬送物3との衝突によって緩衝体8がシュート4の外側に向かって揺動可能に構成されている場合でも、ベルトコンベア2から送り出される搬送物3の押圧力によって、緩衝体8がシュート4の外側面側に押し出されたままの状態になるのを防ぐことができる。
よって、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bが、変形防止材12を備えた緩衝体8を備えていることで、シュート4の使用時にスリット6が意図せず広がるのを防止できる。
これにより、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bにおいてシュート4の使用時に、搬送物3中に含まれる粉塵がシュート4のスリット6から外部に飛散するのを防止することができる。
なお、図6乃至図8では、緩衝体8の上端8a側に設けられる形状保持具9に変形防止材12を取設する場合を例に挙げて説明しているが、変形防止材12の取付け構造は図6乃至図8に示される構造に特定されなくともよい。
より具体的には、例えば、第1の板体5aの支持構造(例えば、吊り枠14a)と、緩衝体8の支持構造(例えば、吊り枠14b)の間に図示しない支持部材を架け渡しておき、この支持部材に変形防止材12を取設してもよい。
さらに、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bにおいてシュート4と緩衝体8の間に介設される変形防止材12は、形状保持具9(例えば、形状保持枠9a)や上述の図示しない支持部材に固設されてもよいが、その取付け対象に対して揺動可能に取設されていてもよい。
この場合、緩衝体8を揺動させることに加えて、変形防止材12を揺動させることによっても搬送物3の運動エネルギーを減衰させることができる。
よって、変形防止材12が揺動しない場合に比べて、搬送物3の運動エネルギーを一層確実に減衰させることができる。この結果、緩衝体8に衝突した後の搬送物3を一層確実に減速して、自由落下し易くすることができる。この結果、シュート4の導出口4bから導出される搬送物3中に含まれる粉塵が周囲に飛散するのを一層確実に防止することができる。
また、変形防止材12の形態はシンプルな棒体でもよいが、図6乃至図8に示すような鎖でもよい。つまり、変形防止材12自体が自重で復元可能な変形性を有していてもよい。
この場合、変形防止材12を揺動させることに加えて、変形防止材12自体を変形させることによっても搬送物3の運動エネルギーを減衰させることができる。
この場合、変形防止材12がシンプルな棒体である場合に比べて、搬送物3の運動エネルギーを減衰させる効果を一層高くすることができる。
この結果、変形防止材12が揺動するだけで変形しない場合に比べて、搬送物3の運動エネルギーを一層減衰させることができる。したがって、シュート4内の流動する搬送物3から粉塵が周囲に飛散するのを一層確実に防止することができる。
なお、変形防止材12の材質は、金属であることが望ましく、鉄を含有する重量の大きい金属であることが望ましい。
このように、変形防止材12を重い材質により構成することで、流動する搬送物3の押圧力によって、緩衝体8及び第1の板体5aが本来の位置から大幅に変位するのを防止することができる。これにより、シュート4のスリット6の幅Aが意図せず広がるのを防止することができる。
また、これらの効果に加えて、ベルトコンベア2から送り出される搬送物3を減速する効果も高くなる。
したがって、シュート4が、鉄を含有する重量の大きい金属からなる変形防止材12を備えた緩衝体8を有する場合は、特に防塵性能が優れた粉粒体荷役装置1Bを提供することができる。
続いて、本発明の実施例3に係る粉粒体荷役装置について図9を参照しながら詳細に説明する。
図9は本発明の実施例3に係る粉粒体荷役装置の側面図である。なお、図1乃至図9に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
先の実施例1,2に係る粉粒体荷役装置1A,1Bによれば、ベルトコンベア2から送り出された搬送物3がシュート4を通過して導出口4bから導出されるまでの間、搬送物3からの発塵を効率良く防止することができる。
その一方で、実施例1,2に係る粉粒体荷役装置1A,1Bは通常屋外に設置されている。このため、たとえシュート4の通過時に搬送物3からの発塵を防止できたとしても、屋外の気象条件によっては、搬送物3がシュート4の導出口4bから地上に到達するまでの間に、搬送物3中に含まれている粉塵が風によって周囲に飛散する懸念があった。
このような事情に鑑み、実施例3に係る粉粒体荷役装置1Cは、図9に示すように、シュートの周囲を囲むように、かつ地上に立設されている防塵ネット10を備えていてもよい。
この場合、実施例3に係る粉粒体荷役装置1Cにおいて、シュート4から導出される搬送物3は、防塵ネット10の内側に山積みされることになる。
このように、実施例3に係る粉粒体荷役装置1Cが防塵ネット10を備える場合は、防塵ネット10により搬送物3中に含まれる粉塵が周囲に飛散するのを一層確実に防止することができる。
なお、地上11から防塵ネット10の頂部10aまでの高さHは、地上11からシュート4の導出口4bまでの距離Hより高いことが望ましい(図9を参照)。
しかしながら、防塵ネット10の高さHが高くなるほどその施工費用が嵩む上、強風時に防塵ネット10が倒壊するリスクも高まる。このため、防塵ネット10の高さHは可能な限り低い方が好ましいといえる。
このような事情に鑑み、実施例3に係る粉粒体荷役装置1Cでは、図9に示すように、防塵ネット10の頂部10aとこの防塵ネット10に最も近い位置におけるシュート4の導出口4b、すなわちシュート4の側端部とを結ぶ直線と、その側端部からの鉛直線のなす角度θが60〜75度の範囲内になるよう設定しておくとよい。
この場合、地上11からシュート4の導出口4bまでの距離Hが、地上11から防塵ネット10の頂部10aまでの高さHよりも高い場合でも、搬送物3中の粉塵が防塵ネット10を超えて飛散し難くすることができる。
この場合はさらに、実施例3に係る粉粒体荷役装置1Cにおいて、防塵ネット10の設置に要するコストを低減しつつ、防塵ネット10が強風により倒壊するリスクを低減することができる。
また、特に図示しないが本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cはそれぞれ、上述の構成に加えて、シュート本体5(例えば、第1の板体5a及び第2の板体5b)を、又は、シュート本体5に加えて緩衝体を備える場合はシュート本体5及び緩衝体8を、鉛直方向に上下動させるための昇降装置(図示せず)を備えていてもよい。
より具体的には、このような昇降装置としてウィンチ等を用いることができる。
このように本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cが昇降装置を備える場合は、シュート本体5や、シュート本体5及び緩衝体8を地上に降ろして、そのメンテナンス又は交換作業を行うことができる。
この場合、危険な高所でシュート本体5、又は、緩衝体8を備える場合はシュート本体5及び緩衝体8、のメンテナンスや交換作業を行わなくともよい。よって、本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cにおいてシュート本体5、又は、緩衝体8を備える場合はシュート本体5及び緩衝体8が、ベルトコンベアと一体化された支持枠に着脱可能に取設されるとともに、図示しない昇降装置を備えていることで、安全性に優れた粉粒体荷役装置を提供することができる。
さらに、本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cが昇降装置として例えばウィンチを備えている場合、シュート本体5、又は、緩衝体8を備える場合はシュート本体5及び緩衝体8、の取扱いを容易にするために、支軸15a,15bや中空管19は、フック等を掛止させる掛止部16(図1,4,5,6,8参照)を備えていてもよい。
この場合、シュート本体5、又は、緩衝体8を備える場合はシュート本体5及び緩衝体8の昇降作業を、効率的かつ安全に行うことができる。
なお、図4,5,8では、吊下げ時の安定性及び万一掛止部16が破損した場合に備えて、シュート本体5や、シュート本体5及び緩衝体8のそれぞれにおける支持構造毎に3つずつ掛止部16を設けている場合を例に挙げて説明しているが、掛止部16は各支持構造に2つずつ設けてもよい。
また、掛止部16は必ずしも必要でなく、支軸15a〜15cにチェーン等を巻回して吊下げ保持してこれらを昇降させることもできる。
なお、特に図示していないが、ベルトコンベア2を含む本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cはその周囲に覆いや、保守点検用の足場を備えている。
さらに、本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cは、シュート4の周囲に外筒21(図1,6,9参照)を備えていてもよい。
本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cがこのような外筒21を備えていることで、強風等からシュート4を保護することができる。
この場合、強風環境下においてシュート4を使用する場合でも、シュート4の立体形状を筒状に維持しておくことが容易になる。この結果、強風環境下において本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cを使用する場合でも、スリット6から粉塵を漏出し難くすることができる。
加えて、本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cにおいて、シュート4の水平方向断面形状が、スリット6に向かって縮径する流線形をなすように形状保持具9を成形しておいてもよい。
この場合、シュート4の周囲を流動する風の向きによっては、シュート4に作用する風圧を軽減することができる。
この結果、本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cを、特定の方向に常時風が吹く環境下において使用する際に、その風によるシュート4への悪影響を低減することができる。よって、上記構成の本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cによれば、耐候性に優れた粉粒体荷役装置を提供することができる。
以上説明したように本発明は、ベルトコンベアから粉粒体からなる搬送物を送り出して山積みする際に搬送物中に含まれる粉塵が周囲に飛散するのを防止することができ、かつシュートに詰まりが生じた場合にその状態を自然に解消することができ、しかもシュートを取り外すことなくその外側からメンテナンスや点検を実施することができる粉粒体荷役装置であり、製造設備、土木、農業等に関する分野において利用可能である。
1A〜1C…粉粒体荷役装置 2…ベルトコンベア 2a…排出側端部 3…搬送物 4…シュート 4a…導入口 4b…導出口 4c,4c…上端 5…シュート本体 5a…第1の板体 5b…第2の板体 6…スリット 7a,7b…支持枠 8…緩衝体 8a…上端 8b…下端 9…形状保持具 9a…形状保持枠 9b…ボルト 9c…ナット 10…防塵ネット 10a…頂部 11…地上 12…変形防止材 13…落下防止具 14a,14b…吊り枠 15a,15b,15c…支軸 16…掛止部 17…補強材 18…中空部 19…中空管 20…吊り具 21…外筒

Claims (7)

  1. ベルトコンベアと、このベルトコンベアの排出側端部に設けられ、前記ベルトコンベアにより搬送される粉粒体状の搬送物を受け入れて鉛直下方側に導出するシュートと、を備え、
    前記シュートは、
    弾性部材よりなる板体を湾曲させてなる筒状のシュート本体と、
    前記シュートにおいて前記搬送物の導入口から導出口までの全長に亘って形成されている少なくとも1のスリットと、を備え、
    前記シュート本体の上端は、前記ベルトコンベアと一体化された支持枠に固定されており、
    前記スリットの幅は、所望に拡張することを特徴とする粉粒体荷役装置。
  2. 前記シュート本体は、前記ベルトコンベアにおける前記搬送物の送り出し側に配されている第1の板体と、この第1の板体に対向して配され、かつ前記ベルトコンベア側に配されている第2の板体と、からなり、
    前記第1の板体と前記第2の板体の間は、それぞれ前記スリットを備え、かつ、
    前記第1の板体の上端位置は、前記第2の板体の上端位置よりも鉛直上方側に配されていることを特徴とする請求項1に記載の粉粒体荷役装置。
  3. 弾性部材よりなる板体からなり、前記シュートの中空部内において前記ベルトコンベアから送り出される前記搬送物と衝突する位置に配されている緩衝体を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の粉粒体荷役装置。
  4. 前記緩衝体は吊下げ保持されており、かつ前記シュートの前記中空部内において揺動可能であることを特徴とする請求項3に記載の粉粒体荷役装置。
  5. 前記シュート本体を、又は、前記緩衝体を備える場合は前記シュート本体及び前記緩衝体を、湾曲状に保持するための形状保持具を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の粉粒体荷役装置。
  6. 前記シュートの周囲を囲むように、かつ地上に立設されている防塵ネットを備え、
    前記シュートから導出される前記搬送物は、前記防塵ネット内に山積みされることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の粉粒体荷役装置。
  7. 前記シュート本体を、又は、前記緩衝体を備える場合は前記シュート本体及び前記緩衝体を、鉛直方向に上下動させるための昇降装置を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の粉粒体荷役装置。
JP2019083684A 2019-04-25 2019-04-25 粉粒体荷役装置 Active JP7301588B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019083684A JP7301588B2 (ja) 2019-04-25 2019-04-25 粉粒体荷役装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019083684A JP7301588B2 (ja) 2019-04-25 2019-04-25 粉粒体荷役装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020179964A true JP2020179964A (ja) 2020-11-05
JP7301588B2 JP7301588B2 (ja) 2023-07-03

Family

ID=73023600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019083684A Active JP7301588B2 (ja) 2019-04-25 2019-04-25 粉粒体荷役装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7301588B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510329Y2 (ja) * 1976-12-27 1980-03-06
JPS57131607A (en) * 1981-02-06 1982-08-14 Hitachi Ltd Apparatus for preventing dust at heaping site
JP2000302219A (ja) * 1999-04-23 2000-10-31 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 粉塵防止シュート
WO2002053476A1 (en) * 2000-12-28 2002-07-11 Wallace & Sons Research Pty Ltd A barrier system for material projected along a trajectory path
JP2013086890A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Maeda Corp シュート

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510329Y2 (ja) * 1976-12-27 1980-03-06
JPS57131607A (en) * 1981-02-06 1982-08-14 Hitachi Ltd Apparatus for preventing dust at heaping site
JP2000302219A (ja) * 1999-04-23 2000-10-31 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 粉塵防止シュート
WO2002053476A1 (en) * 2000-12-28 2002-07-11 Wallace & Sons Research Pty Ltd A barrier system for material projected along a trajectory path
JP2013086890A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Maeda Corp シュート

Also Published As

Publication number Publication date
JP7301588B2 (ja) 2023-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN204250758U (zh) 垂直高落差导料装置
KR20190083386A (ko) 포그를 이용한 이송물 분진 저감 장치
CN212075543U (zh) 一种超长高落差落煤装置
JP2020179964A (ja) 粉粒体荷役装置
CN108996269A (zh) 一种新型环保除尘转运进料装置
CN102728590B (zh) 料场龙门吊抓斗与移动漏斗卸料随动除尘器
WO2016024428A1 (ja) シュート
CN218706645U (zh) 卸料挡板装置和转载机
CN206172261U (zh) 一种新型干混砂浆移动筒仓
CN211418924U (zh) 一种超净转运站
CN209009706U (zh) 一种新型环保除尘转运进料装置
KR101914342B1 (ko) 국부 비산먼지 억제장치
CN202924337U (zh) 抑尘振动给料装置
CN103935736B (zh) 煤矿输送皮带的防尘罩
CN210474611U (zh) 一种带有安全罩的振动筛
CN210504804U (zh) 一种移动式转运站吸尘环保料斗装置
AU765012B2 (en) Passive enclosure dust control system
CN207258670U (zh) 散装物料转运装置
CN111547525A (zh) 用于卸载高粘粉料的门座起重机移动漏斗
CN202529555U (zh) 一种用于带式输送机的卸煤装置
CN209701699U (zh) 漏斗内侧立壁上的耐磨衬板
CN204096374U (zh) 船装散货转运漏斗上的格栅梁
CN206170337U (zh) 适合建筑施工现场应用的干混砂浆输送储存系统
CN206203328U (zh) 无或微动力除尘扰流模块化导料槽
CN215557450U (zh) 一种散装机用抑尘装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230616

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7301588

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150