JP2020179964A - 粉粒体荷役装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベルトコンベア2と、このベルトコンベア2の排出側端部2aに設けられ、ベルトコンベア2により搬送される粉粒体状の搬送物3を受け入れて鉛直下方側に導出するシュート4と、を備え、このシュート4は、可撓性を有する板体を湾曲させてなる筒状のシュート本体5と、シュート4において搬送物3の導入口4aから導出口4bまでの全長に亘って形成されている少なくとも1のスリット6と、を備え、シュート本体5の上端は、ベルトコンベア2と一体化された支持枠7a,7bに固定されており、スリット6の幅Aは、所望に拡張することを特徴とする粉粒体荷役装置1Aによる。
【選択図】図1
Description
この場合、ベルトコンベアから搬送物である粉粒体を空中に送り出して地上に山積みすると、搬送物中に含まれる粉塵が周囲に飛散してしまい、周囲を汚損するという課題が生じていた。
このような事情に鑑み、ベルトコンベアを備える荷役装置を用いて粉粒体を地上に山積みする際に、周囲への粉塵の飛散を防止するための構造に関する発明や考案が開示されている。
特許文献1に開示される考案である炭じん防止装置は、その下部に裾拡がりの蛇腹筒を吊下げトリッパと連動してコンベヤに沿い落炭位置に移動する台車と前記蛇腹筒の下端を引き上げたり下げたりすることのできる蛇腹筒伸縮機構を前記台車に載置してなることを特徴とするものである。
上記構成の特許文献1に開示される考案によれば、炭じん飛散を確実に減少させることができる。この場合、含水率の低い発じん性の石炭をそのまま利用することができる。この結果、省エネルギーに寄与できるとともに、周囲への粉じん公害を確実に減少させることができる。さらに、落炭直下の貯炭バイル上でブルドーザ等を運転する作業者の作業環境を大幅に改善することができる。
特許文献2に開示される発明である発塵防止用シュートは、鉱産物等の発塵性を有する原料を落下させる筒状のシュートに、同シュート内を落下する原料の流れに向かって水その他の発塵防止液を噴射させることのできる噴霧装置が設けられたことを特徴とするものである。
上記構成の特許文献2に開示される発明によれば、コンベヤによって搬送されてきた原料がシュート内を落下する際に、シュート内に配されるノズル群から液体を原料に対して噴霧することができる。この場合、シュート内を移動する原料は噴霧された液体とともに目的地に落下する。この結果、コンベヤによって搬送されてきた原料がシュート内を移動する際の発塵を確実に防止することができる。
特許文献3に開示される考案であるシュート用防塵スカートは、粉粒体を排出するシュートの排出口の周縁部に先端部が複数に分割された弾性材からなる内側スカート部材を設けると共に、該内側スカート部材の外側にこれを覆うよう周方向に連続したシート材からなる外側スカート部材を設けたことを特徴とするものである。
上記構成の特許文献3に開示される発明では、シート材からなる外側スカート部材がシュートの排出口周縁部を連続的に覆っている。このため、粉粒体を排出する際に、粉塵の発生を防止することができる。さらに、特許文献3に開示される考案によれば、弾性部材からなる内側スカート部材により外側スカート部材の形状を保持することができる。このため、シート材からなる外側スカート部材が捲れるのを防止できる。加えて、特許文献3に開示される考案によれば、内側スカート部材を備えることで、外側スカート部材が直接粉粒体に接触することが妨げられる。この結果、外側スカート部材の摩耗を防止することができる。
よって、特許文献1に開示される考案の場合は、蛇腹筒の設置により防塵効果が期待できる一方で、その構造上蛇腹筒の劣化や破損が起こりやすく、その交換にコストがかかるという課題があった。
さらに、特許文献2に開示される発明の場合、シュート内を落下する原料が石炭であり、かつシュート内において噴霧する液体が水である場合は、シュートから導出された石炭は水を含んだ状態になる。この場合、石炭を燃料として使用する際に、その燃焼効率が低下するという課題が生じる。
加えて、特許文献2に開示される発明では、シュート内で万一詰まりが生じた場合に、その構造上シュートの外部からメンテナンスを行うことは困難であると考えられる。よって、特許文献2に開示される発明の場合は、万一シュートに詰まりが生じた場合に、メンテナンスのためにシュートを取り外して分解する必要があった。したがって、特許文献2に開示される発明の場合は、シュートのメンテナンスに手間がかかるという課題もあった。
よって、特許文献3に開示される考案の場合も、スカート部材を備えたシュートを備えることで防塵効果が期待できる一方で、第2のシュート内で詰まりが生じた場合は、第2のシュート及び吸塵筒体をコンベアの排出口に接続したままではメンテナンスを行うことができないという課題を有していた。
さらに本発明は、シュートの内側の摩耗による劣化を遅延させるとともに、ベルトコンベアから送り出される搬送物を鉛直下方側にスムーズに自由落下させることができる粉粒体荷役装置に関する。
上記構成の第1の発明において、シュート本体は、ベルトコンベアにより搬送される搬送物を、鉛直下方側に案内するという作用を有する。さらに、シュート本体は、搬送物がその中空部内を鉛直下方側に移動する際に、搬送物中に含まれる粉塵がシュートの外に飛散するのを防ぐという作用を有する。また、第1の発明において、シュート本体が弾性部材で可撓性を有する板体からなり、かつシュートの導入口から導出口までの全長に亘って形成されている少なくとも1のスリットを備え、さらにこのスリットが所望に拡張するよう構成されていることで、このシュートの使用中に万一搬送物による詰まりが生じた際に、シュートの中空部内の任意の位置の径を所望に拡径することを可能にするという作用を有する。つまり、第1の発明では、シュートの使用中に万一搬送物による詰まりが生じた際に、スリットが所望に拡張して、これにより詰まりの原因である搬送物を直下方側に自由落下させるという作用を有する。
さらに、このスリットは、シュートの外側面側からシュートの中空部内へのメンテナンス用の器具の挿入を可能にするという作用も有する。
上記構成の第2の発明は、上述の第1の発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第2の発明は、シュート本体が2つスリットを備えていることで、上述の第1の発明の場合よりも、シュート本体の変形、すなわちシュートの中空部内の拡径を一層スムーズかつ容易にするという作用を有する。
また、第2の発明において第1の板体の上端位置が、第2の板体の上端位置よりも鉛直上方側に配されていることで、ベルトコンベアから送り出される搬送物が、第1及び第2の板体からなるシュートの外に送給されるのを防ぐという作用を有する。
上記構成の第3の発明は、上述の第1又は第2の発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第3の発明において緩衝体は、ベルトコンベアからシュート内に送り出された搬送物がシュート本体の内側面に直接接触するのを妨げて、シュート本体の内側面を保護するという作用を有する。
さらに、緩衝体は、ベルトコンベアから送り出される搬送物の運動エネルギーを減衰させて自由落下し易くするという作用を有する。
上記構成の第4の発明は、上述の第3の発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第4の発明において緩衝体が吊下げ保持され、かつ中空部内において揺動可能に構成されていることで、ベルトコンベアから付勢された状態で送り出された搬送物を緩衝体に衝突させて緩衝体自体を揺動させ、これにより搬送物の運動エネルギーをより確実に減衰させるという作用を有する。
したがって、第4の発明によれば、緩衝体が固設されて揺動しない場合に比べて、シュート内を流動する搬送物をより自由落下し易くするという作用を有する。
上記構成の第5の発明は、上述の第1乃至第4のそれぞれの発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第5の発明において形状保持具は、可撓性を有する板体からなる、シュート本体、又は、シュート本体及び緩衝体を、常時その平面が湾曲した状態に保持するという作用を有する。
また、第5の発明において形状保持具の材質が特に鉄を含む金属である場合は、この形状保持具自体を、シュート本体を鉛直方向に垂下させておくための錘としても作用させることができる。
上記構成の第6の発明は、上述の第1乃至第5のそれぞれの発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第6の発明において防塵ネットは、シュートから導出された搬送物中に含まれる粉塵が、周囲に飛散するのを妨げるという作用を有する。
上記構成の第7の発明は、上述の第1乃至第6のそれぞれの発明による作用と同じ作用を有する。さらに、第7の発明において、昇降装置は、シュート本体を、又は、シュート本体及び緩衝体を、鉛直方向に上下動させるという作用を有する。
また、このような第1の発明のシュートが、可撓性を有する板体からなり、かつ搬送物の導入口から導出口までの全長に亘って形成される少なくとも1のスリットを備えていることで、万一このシュート内で詰まりが生じた場合でも、その状態を自然に解消することができる。より具体的には、シュート内で搬送物の詰まりが生じた場合、その部分にさらに搬送物が供給されることで、搬送物自体の重みによってシュート本体の中空部の径が所望に押し広げられる。そしてシュート本体のこのような動作に伴い、シュート本体内に詰まっていた搬送物が支えを失って鉛直下方側に落下することで、シュート内の詰まりが解消される。
このように、第1の発明では、ベルトコンベアから導出された搬送物によって、シュート内に詰まりが生じても、シュート自体が変形することでその状態を自然に解消することができる。
さらに、ベルトコンベアにより搬送される搬送物が水分を含んでいる場合は、搬送物の一部がシュート本体の内側面に付着する場合がある。このような場合は、シュート本体の内側面を必要に応じてクリーニングする必要が生じる。あるいは、シュート本体の内側面の劣化の状況を確認する必要がある場合もある。このような場合に、第1の発明では、シュートに形成されているスリットからメンテナンス用の治具を差し入れることができる。よって、第1の発明によれば、シュート本体の内側面のクリーニングや、劣化状況の確認を、ベルトコンベアと一体化された支持枠からシュートを取り外すことなく容易に実施することができる。
よって、第1の発明によれば、シュート自体が、その詰まりを自然に解消することができ、かつシュートの内側面のクリーニングやメンテナンスを、シュートを取り外したり分解したりすることなく実施することができる。
加えて、第1の発明では、シュート本体が弾性部材からなり可撓性を有していることで、ベルトコンベアから送り出された搬送物がシュート本体に衝突した際に、その衝撃でシュート本体が一時的に変形する。この時、シュート本体に衝突した搬送物の運動エネルギーが大幅に減衰して、搬送物はシュート内を自由落下するようになる。この結果、シュートの導出口から導出される搬送物が、導出口の周方向に飛散するのを防止することができる。
よって、第2の発明によれば、ベルトコンベアから送り出される搬送物およびそれに含まれる粉塵が、シュートの外に散らばるのをより確実に防止することができる。この結果、第2の発明によれば、第1の発明と比較して、粉塵の飛散がより起こり難い粉粒体荷役装置を提供することができる。
さらに、本発明ではベルトコンベアから送り出される搬送物が直接衝突する部分のシュート本体の摩耗や損傷が進行し易い。これに対して、第2の発明では、シュート本体が2枚の板体(第1の板体及び第2の板体)により構成されているため、摩耗や損傷が激しい板体のみを必要に応じて交換することができる。よって、第2の発明によれば、シュート本体の交換に要するコストを削減できる。
さらに、第3の発明によれば、ベルトコンベアから送り出される搬送物の運動エネルギーを緩衝体との衝突により効率良く減衰させることができる。これにより、搬送物はシュート内をスムーズに自由落下することになる。この結果、第3の発明において、シュートの導出口から導出された搬送物が、導出口の周方向に散らばるのを防止することができる。
よって、第3の発明によれば、先の第1又は第2の発明と比べて、シュート本体の摩耗や劣化が起こり難く、かつ粉塵の飛散も起こり難い粉粒体荷役装置を提供することができる。
よって、第4の発明によれば、上述の第3の発明と比べて、シュートの導出口から導出される搬送物が、導出口の周方向に飛散するのをより確実に防止することができる。
また、特に形状保持具を、鉄を含有する金属により構成する場合は、シュート本体を鉛直方向に垂下させておくための錘として形状保持具を利用することができる。この場合、シュート本体に形状保持具を取設しておくだけで、シュート本体の変形性を損なうことなく、その形状を所望に保持しておくことができる。この結果、第5の発明によれば、シンプルな構造で、優れた機能を有する粉粒体荷役装置を提供することができる。
よって、第6の発明によれば、風が吹く環境下において第6の発明である粉粒体荷役装置を用いて搬送物を地上に山積みにする際に、搬送物中に含まれる粉塵が搬送物の保管場所の周囲に飛散するのを防止することができる。
このような第7の発明によれば、作業者が高所で、シュート本体、又は、シュート本体及び緩衝体の交換作業やメンテナンス作業を行う必要がない。
したがって、第7の発明によれば、その補修やメンテナンスを行う作業者の作業時の安全性を向上させることができる。
図1に示すように、実施例1に係る係粉粒体荷役装置1Aは、ベルトコンベア2と、このベルトコンベア2の排出側端部2aに設けられ、ベルトコンベア2により搬送される粉粒体状の搬送物3を受け入れて鉛直下方側に導出するシュート4を備えてなるものである。本図では便宜上搬送物3として粉粒体よりも径の大きな固体物として図示している。
また、実施例1に係るシュート4は、図1,2に示すように、弾性部材からなり可撓性を有する板体(第1の板体5a及び第2の板体5b)を湾曲させてなる筒状のシュート本体5と、シュート4の導入口4aから導出口4bまでの全長に亘って形成されている少なくとも1のスリット6を備えている。
さらに、シュート本体5の上端、すなわち第1の板体5aの上端4c1、及び、第2の板体5bの上端4c2は、ベルトコンベア2と一体化された支持枠(例えば、支持枠7aや支持枠7b)に固定されている。
そして、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aのシュート4は、シュート本体5が弾性部材により構成されていることで、スリット6の幅A(図1を参照)を所望に拡張することができる。
この仕組みについて図3を参照しながら詳細に説明する。
図3(a)は本発明の実施例1に係るシュート内において搬送物による詰まりが生じた状態を示す断面図であり、(b)はその状態でさらに本発明の実施例1に係るシュート内に搬送物が溜まった状態を示す断面図であり、(c)は本発明の実施例1に係るシュート内における詰まりが解消される様子を示す断面図である。なお、図1,2に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
一般に、ベルトコンベア2により搬送される搬送物3の状態は一様ではなく、粉塵の含有率及び含水率が高い場合がある。この場合、シュート4の中空部18を流動する搬送物3がシュート本体5の内壁に付着することで、最悪の場合、図3(a)に示すように、シュート4内に搬送物3による詰まりが生じてしまう場合がある。
そして、図3(b)に示すようにシュート4の中空部18の径がその周方向に広がると、つまり、シュート4のスリット6の幅Aが図3(b)に示すような幅A´にまで広がると、シュート4内に堆積していた搬送物3は支えを失って自重により鉛直下方側に落下する(図3(c)を参照)。この結果、実施例1に係るシュート4内の搬送物3による詰まりが解消される。
したがって、実施例1に係るシュート4を備える粉粒体荷役装置1Aによれば、シュート4内に搬送物3による詰まりが生じた場合に、人手に拠らずその状態を解消することができる。このため、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aによれば、その維持管理に要するコストを廉価にできる。
さらに、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aでは、特に図示しないが、1枚の弾性部材で可撓性を有する板体(シュート本体5)を筒状に湾曲させるとともに、この湾曲させた板体において互いに近接して配される端面同士を幅Aだけ離間させてなるスリット6を1つ備えたものをシュート4として使用することができる。この場合も、上述の効果と同様の効果を発揮させることができる。
この場合は、例えば図1,2に示すように、シュート本体5を構成する2枚の板体のうちの一方である第1の板体5aを、ベルトコンベア2における搬送物3の送り出し側に配するとともに、他方の板体である第2の板体5bを、先の第1の板体5aと対向する位置で、かつベルトコンベア2側に配しておいてもよい。なお、図2中に記載される符号Cは、搬送物3の送り出し方向(搬送方向)を示している。
この場合、シュート4が2つのスリット6を備えることで、シュート4を1枚の弾性部材で可撓性を有する板体により構成する場合に比べて、シュート4の中空部18の変形性を向上させることができる。これにより、シュート4において詰まりが発生した場合に、この詰まりを自然に解消する効果が一層発揮され易くなる。
この場合、第2の板体5bの上端4c2位置よりも鉛直上方側に突出する第1の板体5aの上端4c1側の領域において、ベルトコンベア2により送り出される搬送物3を受け止めてシュート4の中空部18内に案内することができる。
よって、第1の板体5aの上端4c1位置を、第2の板体5bの上端4c2位置よりも高くしたシュート4を用いる場合は、ベルトコンベア2により搬送された搬送物3がシュート4の外に散逸するのを防止することができる。
また、このような形状保持具9は、例えば、湾曲したバンド状で対を成す形状保持枠9a,9aと、この対をなす形状保持枠9a,9aを分離可能に一体化するためのボルト9b及びナット9cにより構成してもよい。
このような形状保持具9は、例えば図1,2に示すように、対をなす形状保持枠9a,9aの間に第1の板体5a又は第2の板体5bを介設し、さらに第1の板体5a又は第2の板体5bと対をなす形状保持枠9a,9aとの重なり部分を貫通させながらボルト9bを挿通して、その端部をナット9cにより固定して用いられる。
そして図1,2に示すように、第1の板体5aや第2の板体5bに所望間隔毎に複数組の形状保持具9を取設しておくことで、第1の板体5aや第2の板体5bの立体形状を湾曲状に維持しつつ、第1の板体5aや第2の板体を復元可能に変形させることができる。
この場合、シュート4の使用時に、シュート本体5(例えば、第1の板体5a及び第2の板体5b)を必要に応じて変形させつつ、変形したシュート本体5を形状保持具9の荷重を利用して迅速に元の湾曲状に復元させることができる。
このため、形状保持具9を、鉄を含む金属により構成する場合は、変形したシュート本体5を物と形に復元させるための部材や構造を別途シュート4に設ける必要がなくなる。この結果、実施例1に係るシュート4の構造をシンプルにできるので、その設置やメンテナンスに要するコストを廉価にできる。
これは、シュート4の中空部18内を流動する搬送物3の作用により、スリット6においてエジェクター効果が発揮されるためである。すなわち、シュート4の中空部18内を搬送物3が流動することで、中空部18内の空気流の速度が上昇し、静止している外気よりも動圧が高くなり静圧が低くなるため、このスリット6から外気がシュート4の中空部18内に流入する。このため、シュート4内を搬送物3が自由落下する場合は、スリット6から搬送物3の漏出は起こらない。
なお、シュート4に形成されるスリット6において上述のようなエジェクター効果を確実に発揮させるためには、シュート4の最大幅B(図2を参照)に対する、スリット6の幅A(図1を参照)が10%以下となるように設定しておく必要がある。
さらに、ベルトコンベア2から送り出された搬送物3は、シュート4内を主に自由落下するため、シュート4の導出口4bにおける搬送物3の初速Vは、シュート4の長さ、すなわちシュート4を構成する第1の板体5aの上端4c1位置から導出口4bまでの長さL(図1を参照)が長いほどほど速くなる。
このため、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aでは、第1の板体5aの上端4c1位置から導出口4bまでの長さLを適宜調整することで、導出口4bから排出される搬送物3中に含まれる粉塵の周囲への飛散を一層確実に抑制することができる。
なお、発明者はシュート4の導出口4bにおける搬送物3の初速Vを9.5m/秒以上にするには、シュート4における長さL(図1を参照)を少なくとも4.6mにする必要があることを確かめている。
他方、実施例1に係るシュート4の長さLの上限値は特に設定されなくともよいが、この長さLが短いほど第1の板体5a及び第2の板体5bの調達に要するコストを安価にできる。したがって、実施例1に係るシュート4の長さLは、5m以下であることが望ましい。
図4は本発明の実施例1に係る粉粒体荷役装置における第1の板体とその支持構造の斜視図である。また、図5は本発明の実施例1に係る粉粒体荷役装置における第2の板体とその支持構造の斜視図である。なお、図1乃至図3に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。また、図4,5では形状保持具9におけるボルト9b及びナット9cの記載を省略している。
図4に示すように、実施例1に係るシュート4を構成する第1の板体5aの支持構造は、例えば、第1の板体5aの上端4c1に設けられている形状保持具9に、より具体的には形状保持具9の形状保持枠9aに固設されている吊り枠14aと、この吊り枠14aの上端に固設される支軸15aにより構成してもよい。
そして、上述のような第1の板体5aの支持構造における支軸15aを、図4に示すようにベルトコンベア2と一体化された支持枠7a,7aに架設することで、第1の板体5aをベルトコンベア2の近傍に固定しておくことができる。
なお、上述のような第1の板体5aの支持構造においては、吊り枠14aに補強材17をたすき状に配しておいてもよい。この場合、吊り枠14aの強度を高めることができる。
なお、第1の板体5aの支持構造は、図4に示す形態に特定される必要はなく、ベルトコンベア2と一体化された支持枠7a,7aに固定できれば図4に示される以外の構造を採用してもよい。
また、図4に示すように、ベルトコンベアと一体化された支持枠7a,7aに対して、第1の板体5a及びその支持構造(吊り枠14a、支軸15a等)を着脱可能に取設しておいてもよい。
この場合、支持枠7a,7aから第1の板体5aをその支持構造ごと取り外すことができる。これにより、支持枠7a,7aから取り外した第1の板体5a及びその支持構造を地上に移動して、地上においてこれらのメンテナンスや交換作業を行うことができる。この結果、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aの維持管理のための作業を容易にできる。
そして、上述のような第2の板体5bの支持構造における支軸15bを、図4に示すようにベルトコンベアと一体化された支持枠7b,7bに架設することで、第2の板体5bをベルトコンベア2の近傍に固定しておくことができる。
なお、第2の板体5bの支持構造については、図5に示す形態に特定される必要はなく、ベルトコンベアと一体化された支持枠7b,7bに固定することができれば図5に示される以外の構造を採用してもよい。
この場合、支持枠7b,7bから第2の板体5bをその支持構造ごと取り外すことができる。これにより、支持枠7a,7aから取り外した第2の板体5b及びその支持構造を地上に移動して、地上においてこれらのメンテナンスや交換作業を行うことができる。この結果、実施例1に係る粉粒体荷役装置1Aの維持管理のための作業を容易にできる。
さらに、第2の板体5bの支持構造として吊り具20及び中空管19を用いる場合は、第2の板体5bの上端4c2に接近させながら支軸15bを取設することができる。
この場合、先の図1に示すように、ベルトコンベア2の排出側端部2aに接近させた状態で第2の板体5bを設置することができる。これにより、ベルトコンベア2の排出側端部2aから送り出された搬送物3が、シュート4の中空部18内に入り損なって周囲に散逸するのを防止することができる。
図6は本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置の要部の断面図である。また、図7は本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置におけるシュート本体及び緩衝体の部分斜視図である。なお、図1乃至図5に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bは、図6に示すように、シュート4の中空部18で、かつベルトコンベア2から送り出される搬送物3と衝突する位置に、可撓性を有する板体からなる緩衝体8を備えていてもよい。
この場合、シュート4の中空部18内に緩衝体8を備えていることで、ベルトコンベア2から送り出された搬送物3が、シュート4の内側面である第1の板体5aの内側面に直接接触するのを防止することができる。この結果、シュート4の内側面の摩耗や損傷が急速に進行するのを防止できるので、シュート4の耐用期間を長くすることができる。
したがって、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bでは、ベルトコンベア2から付勢された状態で送り出された搬送物3が、シュート4の導出口4bから導出される際に、搬送物3が導出口4bの周方向に拡散しようとする運動エネルギーをほとんど有しない状態になる。このため、搬送物3中に含まれる粉塵がシュート4周囲に飛散するのを一層確実に防止できる。
この場合、シュート4の中空部18内における緩衝体8の水平方向断面が、湾曲した状態になる。このため、緩衝体8の内側面(搬送物3が衝突する側の面)に衝突して跳ね返った搬送物3同士が更に衝突し合うことになる。この結果、搬送物3が緩衝体8に衝突することに加えて、搬送物3同士が互いに衝突し合うことによっても、搬送物3の運動エネルギーを減衰させることができる。
したがって、緩衝体8が形状保持具9を備えている場合は、形状保持具9を備えない場合に比べて、搬送物3の運動エネルギーを減衰させる効果を一層向上させることができる。
この場合、実施例2に係るシュート4の中空部内において、緩衝体8を垂下させておくための錘を別途設ける必要がない。このため、実施例2に係るシュート4の構造をシンプルにできる。この結果、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bの施工費用を廉価にできる。
図8は本発明の実施例2に係る粉粒体荷役装置における緩衝体とその支持構造の斜視図である。なお、図1乃至図7に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
実施例2に係る緩衝体8の支持構造は、先の図4に示す第1の板体5aの支持構造と同様に、例えば緩衝体8の上端8aに設けられている形状保持具9に、より具体的には形状保持具9の形状保持枠9aに固設されている吊り枠14bと、この吊り枠14bの上端に固設されている支軸15cにより構成してもよい。
そして、上述のような緩衝体8の支持構造における支軸15cを、図8に示すようにベルトコンベアと一体化された支持枠7a,7aに架設することで、緩衝体8をシュート4の中空部18内に垂下させた状態で固定することができる。
さらに、緩衝体8の支持構造については、図8に示す形態に特定される必要はない。また、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bでは、緩衝体8の支持構造をベルトコンベアと一体化された支持枠7a,7aに固定する場合を例に挙げて説明しているが、緩衝体8は、第1の板体5aの支持構造(吊り枠14a)に取設してもよい(図示せず)。
また、第1の板体5aの場合と同様に、ベルトコンベアと一体化された支持枠7a,7aに対して、緩衝体8及びその支持構造を着脱可能に取設しておいてもよい。
この場合、支持枠7a,7aから緩衝体8を支持構造ごと取り外すことができる。この場合、取り外した緩衝体8及びその支持構造を地上に移動して、地上においてこれらのメンテナンスや交換作業を行うことができる。この結果、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bの維持管理のための作業を容易にできる。
この場合、ベルトコンベア2から送り出された搬送物3が緩衝体8に衝突した際に、その衝撃で緩衝体8を揺動させることができる。この時、搬送物3が有する運動エネルギーは、緩衝体8自体を変形させることに加えて、緩衝体8自体を揺動させることによっても消費される。これにより、緩衝体8が揺動しない場合に比べて、搬送物3の運動エネルギーを減衰させる効果を増大させることができる。
この結果、緩衝体8に衝突した後の搬送物3を一層確実に自由落下させることができる。よって、ベルトコンベア2から送り出される搬送物3中に含まれる粉塵が周囲に飛散するのを一層確実に防止することができる。
このため、実施例2に係る緩衝体8は、その使用時に可撓性を有する板体の一部が千切れて搬送物3とともに落下する可能性がある。
また、実施例2に係る緩衝体8が、金属製の形状保持具9を備えている場合、この形状保持具9を備えた緩衝体8の一部が千切れて山積みされる搬送物3中に混入したままになるのは好ましくない。
このような事情に鑑み、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bでは、緩衝体8の使用中に、緩衝体8の一部が万一千切れてしまった場合でも、千切れた緩衝体8が搬送物3とともに落下することがないように、緩衝体8に落下防止具13を備えていてもよい。
この場合、緩衝体8が万一その中間位置で分断されてしまっても、緩衝体8の破片は落下防止具13により吊下げられた状態で保持される。この結果、千切れた緩衝体8の破片が搬送物3とともに落下するのを防止することができる。
よって、実施例2に係る緩衝体8が落下防止具13を備えていることで、粉粒体荷役装置1Bの使用中に、緩衝体8及び形状保持具9の一部が搬送物3中に混入するのを防止できる。この結果、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bにより搬送される搬送物3の品質を高い状態に保つことができる。
この場合、シュート4の全長に亘って形成されるスリット6の幅A(図6を参照)が必要以上に広がってしまい、先に述べたエジェクター効果が発揮されなくなる懸念がある。
このような事情に鑑み、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bでは、緩衝体8ごと第1の板体5aをシュート4の外側面側に向かって押し出すような力が作用する場合でも、この力に抗って緩衝体8を元の位置にとどめておくための変形防止材12を備えていてもよい。
この場合、搬送物3との衝突によってシュート4の外側面側に押し出される緩衝体8の動きを、落下防止具13により規制することができる。
つまり、搬送物3との衝突によって緩衝体8がシュート4の外側に向かって揺動可能に構成されている場合でも、ベルトコンベア2から送り出される搬送物3の押圧力によって、緩衝体8がシュート4の外側面側に押し出されたままの状態になるのを防ぐことができる。
よって、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bが、変形防止材12を備えた緩衝体8を備えていることで、シュート4の使用時にスリット6が意図せず広がるのを防止できる。
これにより、実施例2に係る粉粒体荷役装置1Bにおいてシュート4の使用時に、搬送物3中に含まれる粉塵がシュート4のスリット6から外部に飛散するのを防止することができる。
より具体的には、例えば、第1の板体5aの支持構造(例えば、吊り枠14a)と、緩衝体8の支持構造(例えば、吊り枠14b)の間に図示しない支持部材を架け渡しておき、この支持部材に変形防止材12を取設してもよい。
この場合、緩衝体8を揺動させることに加えて、変形防止材12を揺動させることによっても搬送物3の運動エネルギーを減衰させることができる。
よって、変形防止材12が揺動しない場合に比べて、搬送物3の運動エネルギーを一層確実に減衰させることができる。この結果、緩衝体8に衝突した後の搬送物3を一層確実に減速して、自由落下し易くすることができる。この結果、シュート4の導出口4bから導出される搬送物3中に含まれる粉塵が周囲に飛散するのを一層確実に防止することができる。
この場合、変形防止材12を揺動させることに加えて、変形防止材12自体を変形させることによっても搬送物3の運動エネルギーを減衰させることができる。
この場合、変形防止材12がシンプルな棒体である場合に比べて、搬送物3の運動エネルギーを減衰させる効果を一層高くすることができる。
この結果、変形防止材12が揺動するだけで変形しない場合に比べて、搬送物3の運動エネルギーを一層減衰させることができる。したがって、シュート4内の流動する搬送物3から粉塵が周囲に飛散するのを一層確実に防止することができる。
このように、変形防止材12を重い材質により構成することで、流動する搬送物3の押圧力によって、緩衝体8及び第1の板体5aが本来の位置から大幅に変位するのを防止することができる。これにより、シュート4のスリット6の幅Aが意図せず広がるのを防止することができる。
また、これらの効果に加えて、ベルトコンベア2から送り出される搬送物3を減速する効果も高くなる。
したがって、シュート4が、鉄を含有する重量の大きい金属からなる変形防止材12を備えた緩衝体8を有する場合は、特に防塵性能が優れた粉粒体荷役装置1Bを提供することができる。
図9は本発明の実施例3に係る粉粒体荷役装置の側面図である。なお、図1乃至図9に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
先の実施例1,2に係る粉粒体荷役装置1A,1Bによれば、ベルトコンベア2から送り出された搬送物3がシュート4を通過して導出口4bから導出されるまでの間、搬送物3からの発塵を効率良く防止することができる。
その一方で、実施例1,2に係る粉粒体荷役装置1A,1Bは通常屋外に設置されている。このため、たとえシュート4の通過時に搬送物3からの発塵を防止できたとしても、屋外の気象条件によっては、搬送物3がシュート4の導出口4bから地上に到達するまでの間に、搬送物3中に含まれている粉塵が風によって周囲に飛散する懸念があった。
このような事情に鑑み、実施例3に係る粉粒体荷役装置1Cは、図9に示すように、シュートの周囲を囲むように、かつ地上に立設されている防塵ネット10を備えていてもよい。
この場合、実施例3に係る粉粒体荷役装置1Cにおいて、シュート4から導出される搬送物3は、防塵ネット10の内側に山積みされることになる。
このように、実施例3に係る粉粒体荷役装置1Cが防塵ネット10を備える場合は、防塵ネット10により搬送物3中に含まれる粉塵が周囲に飛散するのを一層確実に防止することができる。
しかしながら、防塵ネット10の高さH1が高くなるほどその施工費用が嵩む上、強風時に防塵ネット10が倒壊するリスクも高まる。このため、防塵ネット10の高さH1は可能な限り低い方が好ましいといえる。
このような事情に鑑み、実施例3に係る粉粒体荷役装置1Cでは、図9に示すように、防塵ネット10の頂部10aとこの防塵ネット10に最も近い位置におけるシュート4の導出口4b、すなわちシュート4の側端部とを結ぶ直線と、その側端部からの鉛直線のなす角度θが60〜75度の範囲内になるよう設定しておくとよい。
この場合、地上11からシュート4の導出口4bまでの距離H2が、地上11から防塵ネット10の頂部10aまでの高さH1よりも高い場合でも、搬送物3中の粉塵が防塵ネット10を超えて飛散し難くすることができる。
この場合はさらに、実施例3に係る粉粒体荷役装置1Cにおいて、防塵ネット10の設置に要するコストを低減しつつ、防塵ネット10が強風により倒壊するリスクを低減することができる。
より具体的には、このような昇降装置としてウィンチ等を用いることができる。
このように本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cが昇降装置を備える場合は、シュート本体5や、シュート本体5及び緩衝体8を地上に降ろして、そのメンテナンス又は交換作業を行うことができる。
この場合、危険な高所でシュート本体5、又は、緩衝体8を備える場合はシュート本体5及び緩衝体8、のメンテナンスや交換作業を行わなくともよい。よって、本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cにおいてシュート本体5、又は、緩衝体8を備える場合はシュート本体5及び緩衝体8が、ベルトコンベアと一体化された支持枠に着脱可能に取設されるとともに、図示しない昇降装置を備えていることで、安全性に優れた粉粒体荷役装置を提供することができる。
この場合、シュート本体5、又は、緩衝体8を備える場合はシュート本体5及び緩衝体8の昇降作業を、効率的かつ安全に行うことができる。
なお、図4,5,8では、吊下げ時の安定性及び万一掛止部16が破損した場合に備えて、シュート本体5や、シュート本体5及び緩衝体8のそれぞれにおける支持構造毎に3つずつ掛止部16を設けている場合を例に挙げて説明しているが、掛止部16は各支持構造に2つずつ設けてもよい。
また、掛止部16は必ずしも必要でなく、支軸15a〜15cにチェーン等を巻回して吊下げ保持してこれらを昇降させることもできる。
さらに、本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cは、シュート4の周囲に外筒21(図1,6,9参照)を備えていてもよい。
本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cがこのような外筒21を備えていることで、強風等からシュート4を保護することができる。
この場合、強風環境下においてシュート4を使用する場合でも、シュート4の立体形状を筒状に維持しておくことが容易になる。この結果、強風環境下において本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cを使用する場合でも、スリット6から粉塵を漏出し難くすることができる。
この場合、シュート4の周囲を流動する風の向きによっては、シュート4に作用する風圧を軽減することができる。
この結果、本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cを、特定の方向に常時風が吹く環境下において使用する際に、その風によるシュート4への悪影響を低減することができる。よって、上記構成の本発明に係る粉粒体荷役装置1A〜1Cによれば、耐候性に優れた粉粒体荷役装置を提供することができる。
Claims (7)
- ベルトコンベアと、このベルトコンベアの排出側端部に設けられ、前記ベルトコンベアにより搬送される粉粒体状の搬送物を受け入れて鉛直下方側に導出するシュートと、を備え、
前記シュートは、
弾性部材よりなる板体を湾曲させてなる筒状のシュート本体と、
前記シュートにおいて前記搬送物の導入口から導出口までの全長に亘って形成されている少なくとも1のスリットと、を備え、
前記シュート本体の上端は、前記ベルトコンベアと一体化された支持枠に固定されており、
前記スリットの幅は、所望に拡張することを特徴とする粉粒体荷役装置。 - 前記シュート本体は、前記ベルトコンベアにおける前記搬送物の送り出し側に配されている第1の板体と、この第1の板体に対向して配され、かつ前記ベルトコンベア側に配されている第2の板体と、からなり、
前記第1の板体と前記第2の板体の間は、それぞれ前記スリットを備え、かつ、
前記第1の板体の上端位置は、前記第2の板体の上端位置よりも鉛直上方側に配されていることを特徴とする請求項1に記載の粉粒体荷役装置。 - 弾性部材よりなる板体からなり、前記シュートの中空部内において前記ベルトコンベアから送り出される前記搬送物と衝突する位置に配されている緩衝体を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の粉粒体荷役装置。
- 前記緩衝体は吊下げ保持されており、かつ前記シュートの前記中空部内において揺動可能であることを特徴とする請求項3に記載の粉粒体荷役装置。
- 前記シュート本体を、又は、前記緩衝体を備える場合は前記シュート本体及び前記緩衝体を、湾曲状に保持するための形状保持具を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の粉粒体荷役装置。
- 前記シュートの周囲を囲むように、かつ地上に立設されている防塵ネットを備え、
前記シュートから導出される前記搬送物は、前記防塵ネット内に山積みされることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の粉粒体荷役装置。 - 前記シュート本体を、又は、前記緩衝体を備える場合は前記シュート本体及び前記緩衝体を、鉛直方向に上下動させるための昇降装置を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の粉粒体荷役装置。
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