JP2021069182A - 回転電機のステータ - Google Patents
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Abstract
【課題】セグメントコイルの絶縁被覆が溶けることを抑制しつつ、セグメントコイルと連結部材との接合部の強度信頼性を向上できるステータコイルを有する回転電機のステータを提供する。【解決手段】ステータコアに巻回されるステータコイルは、導体が露出した裸電部31を先端に備える第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bと、ステータコアの軸方向一端側からスロットに挿入される第1セグメントコイル3aの裸電部31が一方端から挿入されて、第2セグメントコイル3bの裸電部31が他方端から挿入されることによって、第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとを連結する筒状で導電性を有する連結部材4と、を備え、連結部材4は、第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの少なくとも片方の裸電部31と溶接により接合している。【選択図】図3
Description
本発明は、複数のスロットを有するステータコアと、ステータコアに巻回されるステータコイルとを備える回転電機のステータに関する。
ステータコアに巻回されるステータコイルが、複数のセグメントコイルと、円柱形状の貫通孔が形成された連結部材とを備え、連結部材の貫通孔の両端にそれぞれセグメントコイルの先端が嵌合されることによって連結部材がセグメントコイル同士を連結することを特徴とする回転電機のステータが、特許文献1に開示されている。
しかし、特許文献1のようにセグメントコイルの先端を連結部材の貫通孔に圧入することによって嵌合される形態では、嵌合部の強度信頼性が低くなる場合がある。特に、回転電機の使用により嵌合部に微摺動摩耗が発生することがあるため、セグメントコイルと連結部材との接合部の強度信頼性を確保する必要がある。また、セグメントコイルと連結部材とを溶接により接合すると、セグメントコイルの絶縁被覆まで加熱されてしまい、セグメントコイルの絶縁被覆が溶けるおそれがある。
そこで、本発明は、セグメントコイルの絶縁被覆が溶けることを抑制しつつ、セグメントコイルと連結部材との接合部の強度信頼性を向上できるステータコイルを有する回転電機のステータを提供することを目的とする。
本発明に係る回転電機のステータは、複数のスロットを有するステータコアと、前記ステータコアに巻回されるステータコイルと、を備える回転電機のステータであって、前記ステータコイルは、導体が露出した裸電部が先端に設けられた複数のセグメントコイルと、前記ステータコアの軸方向一端側から前記スロットに挿入される一方のセグメントコイルの前記裸電部が一方端から挿入され、他方のセグメントコイルの前記裸電部が他方端から挿入されることによって、前記一方のセグメントコイルと前記他方のセグメントコイルとを連結する筒状で導電性を有する連結部材と、を備え、前記連結部材は、前記一方のセグメントコイル及び前記他方のセグメントコイルの少なくとも片方の前記裸電部と溶接により接合していること、を特徴とする。
本発明は、連結部材に挿入されるセグメントコイルの少なくとも片方は裸電部が連結部材と溶接で接合されるため、特許文献1のように嵌合により接合する形態と比較して、セグメントコイルと連結部材との接合部の強度信頼性を向上することができる。また、連結部材はセグメントコイルの裸電部と溶接されるため、セグメントコイルの絶縁被膜が溶けることを抑制することができる。
<第1の形態>
以下、図1〜図6を参照しながら、第1の形態の回転電機のステータ10について説明する。図1に示すステータ10は、不図示のロータと組み合わされて回転電機を構成する。ステータ10が適用される回転電機は、電動機として用いられるものであってもよいし、発電機として用いられるものであってもよい。したがって、ステータ10は、例えば、電気自動車やハイブリッドカーに搭載される回転電機であって、走行用動力を生成する電動機として機能すると共に、回生トルク等で発電を行う発電機としても機能する回転電機に適用されてもよい。
以下、図1〜図6を参照しながら、第1の形態の回転電機のステータ10について説明する。図1に示すステータ10は、不図示のロータと組み合わされて回転電機を構成する。ステータ10が適用される回転電機は、電動機として用いられるものであってもよいし、発電機として用いられるものであってもよい。したがって、ステータ10は、例えば、電気自動車やハイブリッドカーに搭載される回転電機であって、走行用動力を生成する電動機として機能すると共に、回生トルク等で発電を行う発電機としても機能する回転電機に適用されてもよい。
図1に示すように、ステータ10は、ステータコア1と、ステータコア1に巻回されるステータコイルとを備える。ステータコイルは、複数のセグメントコイル3を連結して構成される。ステータコア1は、略円環形状のヨーク11と、ヨーク11の内周面から径方向内側に突出する複数のティース12によって構成される。周方向に隣接するティース12の間にはステータコイルの一部が収容される空間であるスロット13が形成されている。ステータコア1は、複数の電磁鋼板を回転電機の軸方向に積層して作成される積層鋼板であってもよい。
ステータコイルは、ステータコア1のティース12に巻回される。ステータコイルの結線態様及び巻回態様は、回転電機の使用に応じて、適宜、選択されればよい。例えば、ステータコイルは、U相、V相及びW相のコイルをスター結線又はデルタ結線した構成でもよい。また、ステータコイルは、分布巻で巻回されてもよいし、集中巻で巻回されてもよい。
図1に示すように、セグメントコイル3には、ステータコア1の軸方向一端側からスロット13に挿入される略U字状の第1セグメントコイル3aと、ステータコア1の軸方向他端側からスロット13に挿入される略U字状の第2セグメントコイル3bとが含まれる。第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bは、いずれも断面形状が略矩形の角線であり、図2に示すように、後述する裸電部31を除いて表面が絶縁被膜32で覆われている。なお、実際のステータ10は多数のセグメントコイル3を有しているが、図1では、見易くするために、1つの第2セグメントコイル3bと、第2セグメントコイル3bの両端にそれぞれ連結する2つの第1セグメントコイル3aのみを図示している。
図2に示すように、第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの先端には、導体が露出した裸電部31がそれぞれ設けられている。図3は、第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとを連結する連結部5を示す斜視図である。図3に示すように、ステータコイルは、第1セグメントコイル3aと、第2セグメントコイル3bと、第1セグメントコイル3aの裸電部31が一方端から挿入されて第2セグメントコイル3bの裸電部31が他方端から挿入されることによって第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとを連結する筒状で導電性を有する連結部材4とを備える。
連結部材4は、R加工されたR部41が4隅に設けられた略長方形の平板をプレス加工で折り曲げて、図4及び図5に示すように、外形が略直方体の形状で軸方向に貫通する略直方体の形状の貫通孔が形成された筒状の形状としたものである。このように連結部材4は平板を折り曲げて形成されるため、切れ目42を有する筒状の形状となっている。導電材料からなる連結部材4は、外壁面43は絶縁被膜45で覆われているものの、内壁面44は絶縁被膜で覆われておらず導体が露出している。
第2セグメントコイル3bを連結部材4に挿入する際には、複数の第2セグメントコイル3bの裸電部31を複数の連結部材4に一括で挿入する。このように複数の第2セグメントコイル3bを一括で複数の連結部材4に挿入する場合、一括で挿入される複数の第2セグメントコイル3bの長さに個体差がある。このような個体差を吸収するため、第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとを連結する連結部5では、図2に示すように、第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとを直に接触させず距離dを開いた状態となるように裸電部31を連結部材4に挿入する。もちろん、一部の連結部5では、距離d=0、すなわち第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとが直に接触してもよい。
このように第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとを直に接触した或いは距離を開いた状態となるように第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの裸電部31を連結部材4に挿入した状態で、図3に示すように、一点鎖線で囲まれた領域a1にレーザー光を照射して第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの裸電部31に連結部材4を溶接する。このように溶接することにより、連結部材4の切れ目42が接合して、連結部材4は切れ目42がない筒状の形状となる。また、連結部材4に4箇所のR部41が設けられており、2つのR部41の間で第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの裸電部31の一部が露出しており、露出した裸電部31までレーザー光を照射するため、第1セグメントコイル3aの裸電部31と連結部材4とが溶接され、第2セグメントコイル3bの裸電部31と連結部材4とが溶接される。
なお、溶接するためのレーザー光は、図3に示す一点鎖線で囲まれた領域a1全体に照射するのではなく、図6に示す一点鎖線で囲まれた領域a2及び領域a3の2箇所に照射することによって、第1セグメントコイル3aの裸電部31と連結部材4とを溶接し、第2セグメントコイル3bの裸電部31と連結部材4とを溶接してもよい。
上記のように溶接により連結部材4を介して第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとが連結された後、第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとを連結する連結部5はステータコア1の内径側からスロット13の内部に挿入される。その結果、第1セグメントコイル3aがステータコア1の軸方向一端側からスロット13に挿入された状態となり、第2セグメントコイル3bがステータコア1の軸方向他端側からスロット13に挿入された状態となる。
上記のように第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの裸電部31が連結部材4に挿入されて連結部材4の内壁面44に接触した状態で溶接されることによって、連結部材4を介して第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとが電気的に接続され、連結部材4はステータコイルの電流経路の一部として機能する。
第1の形態の回転電機のステータ10は、既に述べたように、連結部材4に挿入される第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bが裸電部31で連結部材4と溶接で接合されるため、特許文献1のように嵌合のみにより第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bが連結部材4に接合する形態と比較して、第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bと連結部材4との接合部の強度信頼性を向上することができる。そして、第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bは裸電部31で連結部材4と溶接されるため、第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの絶縁被膜32が溶けることを抑制することができる。
また、第1の形態の回転電機のステータ10では、平板をプレス加工で折り曲げて連結部材4を製作するため、製造コストを低減することができる。
<第2の形態>
次に、図2及び図7を参照しながら、第2の形態の回転電機のステータについて説明する。第2の形態の回転電機のステータは、第1の形態の回転電機のステータ10と比較すると、第1セグメントコイル3aが連結部材4に溶接される点は共通するが、第2セグメントコイル3bが連結部材4と溶接されず、嵌合により連結部材4に接合される点のみが異なり、その他は第1の形態の回転電機のステータ10と全く同じである。そのため、第1の形態の回転電機のステータ10と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
次に、図2及び図7を参照しながら、第2の形態の回転電機のステータについて説明する。第2の形態の回転電機のステータは、第1の形態の回転電機のステータ10と比較すると、第1セグメントコイル3aが連結部材4に溶接される点は共通するが、第2セグメントコイル3bが連結部材4と溶接されず、嵌合により連結部材4に接合される点のみが異なり、その他は第1の形態の回転電機のステータ10と全く同じである。そのため、第1の形態の回転電機のステータ10と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
図7に示すように、第1セグメントコイル3aの裸電部31を連結部材4の一方端から挿入した状態で、一点鎖線で囲まれた領域a4にレーザー光を照射して第1セグメントコイル3aの裸電部31に連結部材4を溶接する。このように溶接することにより、連結部材4の切れ目42が接合して、連結部材4は切れ目42がない筒状の形状となる。また、2つのR部41の間で第1セグメントコイル3aの裸電部31の一部が露出しており、露出した裸電部31までレーザー光を照射するため、第1セグメントコイル3aの裸電部31と連結部材4とが溶接される。そして、このように溶接により第1セグメントコイル3aが連結部材4に接合された後、連結部材4及び第1セグメントコイル3aは、ステータコア1の軸方向一端側からスロット13に挿入される。
このように連結部材4及び第1セグメントコイル3aがステータコア1の軸方向一端側からスロット13に挿入された状態で、第2セグメントコイル3bをステータコア1の軸方向他端側からスロット13に挿入する。そして、ステータコア1のスロット13の内部で、図7に示すように、第2セグメントコイル3bの裸電部31を連結部材4に圧入する。このように第2セグメントコイル3bの裸電部31が連結部材4に圧入されることにより、連結部材4が第2セグメントコイル3bの裸電部31を嵌合固定する。
第2セグメントコイル3bを連結部材4に圧入する際には、複数の第2セグメントコイル3bを例えば樹脂モールド等により一体化した状態で、複数の第2セグメントコイル3bの裸電部31を複数の連結部材4に一括で圧入する。このように複数の第2セグメントコイル3bを一括で複数の連結部材4に圧入する場合、一体化された複数の第2セグメントコイル3bの長さに個体差がある。このような個体差を吸収するため、第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとを連結する連結部5では、図2に示すように、第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとを直に接触させず距離を開いた状態となるように第2セグメントコイル3bの裸電部31を連結部材4に圧入する。もちろん、一部の連結部5では、第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとが直に接触してもよい。そのため、第2の形態の回転電機のステータも、第1の形態の回転電機のステータ10と同様に、連結部材4の内部で第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとは直に接触した或いは距離を開いた状態で、第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bは連結部材4を介して連結される。
このように第1セグメントコイル3aの裸電部31が連結部材4に挿入されて連結部材4の内壁面44に接触した状態で溶接され、第2セグメントコイル3bの裸電部31が連結部材4に嵌合固定されることによって、連結部材4を介して第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとが電気的に接続され、連結部材4はステータコイルの電流経路の一部として機能する。
第2の形態の回転電機のステータは、既に述べたように、連結部材4に挿入される第1セグメントコイル3aが裸電部31で連結部材4と溶接で接合されるため、特許文献1のように嵌合のみにより第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bが連結部材4に接合する形態と比較して、第1セグメントコイル3aと連結部材4との接合部の強度信頼性を向上することができる。そして、第1セグメントコイル3aは裸電部31で連結部材4と溶接されるため、第1セグメントコイル3aの絶縁被膜32が溶けることを抑制することができる。
また、既に述べたように第1の形態の回転電機のステータ10は、第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bを連結部材4に溶接した後に連結部5をステータコア1の内径側からスロット13内に入れており、スロット13内で第1セグメントコイル3a又は第2セグメントコイル3bを連結部材4に接合することはできない。しかし、第2の形態の回転電機のステータでは、第1セグメントコイル3aを連結部材4に溶接した後に、スロット13内で第2セグメントコイル3bを連結部材4に接合することができる。
<第3の形態>
次に、図2、図8及び図9を参照しながら、第3の形態の回転電機のステータについて説明する。第3の形態の回転電機のステータは、第1の形態の回転電機のステータ10と比較すると、連結部材4aの形状と溶接箇所のみが異なり、その他は第1の形態の回転電機のステータ10と全く同じである。そのため、第1の形態の回転電機のステータ10と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
次に、図2、図8及び図9を参照しながら、第3の形態の回転電機のステータについて説明する。第3の形態の回転電機のステータは、第1の形態の回転電機のステータ10と比較すると、連結部材4aの形状と溶接箇所のみが異なり、その他は第1の形態の回転電機のステータ10と全く同じである。そのため、第1の形態の回転電機のステータ10と同一の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
図8に示すように、連結部材4aは、外形が直方体の形状で、軸方向に貫通する直方体の形状の貫通孔が形成された筒状となっている。連結部材4aは、第1の形態の回転電機のステータ10の連結部材4とは異なり、切れ目42を有さず、R部41も形成されていない。導電材料から成る連結部材4aは、外壁面43は絶縁被膜45で覆われているものの、内壁面44は絶縁被膜で覆われておらず導体が露出している。
第1セグメントコイル3aの裸電部31を連結部材4aの一方端から挿入して、第2セグメントコイル3bの裸電部31を連結部材4aの他方端から挿入する。第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとを連結する連結部5aでは、図9に示すように、第1セグメントコイル3aの裸電部31の一部と第2セグメントコイル3bの裸電部31の一部とが連結部材4aの外に露出した状態となるように、第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの裸電部31を連結部材4aに挿入する。このように第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの裸電部31を連結部材4aに挿入した状態では、連結部材4aの内部で、図2に示すように、第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとは直に接触せず距離を開いた状態となる。もちろん、一部の連結部5aでは、第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとが直に接触してもよい。
このように第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの裸電部31を連結部材4aに挿入した状態で、図9に示すように、一点鎖線で囲まれた領域a5にレーザー光を照射して第2セグメントコイル3bの裸電部31と連結部材4aとが溶接される。そして、同様に第1セグメントコイル3aの裸電部31と連結部材4aとの境界となる領域にレーザー光を照射して第1セグメントコイル3aの裸電部31と連結部材4aとが溶接される。
そして、このように連結部材4aを介して第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとが連結された後、第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとを連結する連結部5aはステータコア1の内径側からスロット13の内部に挿入される。その結果、第1セグメントコイル3aがステータコア1の軸方向一端側からスロット13に挿入された状態となり、第2セグメントコイル3bがステータコア1の軸方向他端側からスロット13に挿入された状態となる。
上記のように第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの裸電部31が連結部材4に挿入されて連結部材4の内壁面44に接触した状態で溶接されることによって、連結部材4を介して第1セグメントコイル3aと第2セグメントコイル3bとが電気的に接続され、連結部材4aはステータコイルの電流経路の一部として機能する。
第3の形態の回転電機のステータは、既に述べたように、連結部材4に挿入される第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bが裸電部31で連結部材4と溶接で接合されるため、特許文献1のように嵌合のみにより第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bが連結部材4に接合する形態と比較して、第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bと連結部材4との接合部の強度信頼性を向上することができる。そして、第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bは裸電部31で連結部材4と溶接されるため、第1セグメントコイル3a及び第2セグメントコイル3bの絶縁被膜32が溶けることを抑制することができる。
<実施形態の補足>
本開示の回転電機のステータは、上述した形態に限定されず、本開示の要旨の範囲内において種々の形態にて実施できる。例えば、上述の形態では、レーザー溶接によってセグメントコイルと連結部材とを溶接しているが、アーク溶接など他の溶接方法を用いて溶接してもよい。
本開示の回転電機のステータは、上述した形態に限定されず、本開示の要旨の範囲内において種々の形態にて実施できる。例えば、上述の形態では、レーザー溶接によってセグメントコイルと連結部材とを溶接しているが、アーク溶接など他の溶接方法を用いて溶接してもよい。
1 ステータコア、3 セグメントコイル、3a 第1セグメントコイル、3b 第2セグメントコイル、4、4a 連結部材、5、5a 連結部、10 ステータ、11 ヨーク、12 ティース、13 スロット、31 裸電部、32、45 絶縁被覆、41 R部、42 切れ目、43 外壁面、44 内壁面。
Claims (1)
- 複数のスロットを有するステータコアと、前記ステータコアに巻回されるステータコイルと、を備える回転電機のステータであって、
前記ステータコイルは、
導体が露出した裸電部が先端に設けられた複数のセグメントコイルと、
前記ステータコアの軸方向一端側から前記スロットに挿入される一方のセグメントコイルの前記裸電部が一方端から挿入され、他方のセグメントコイルの前記裸電部が他方端から挿入されることによって、前記一方のセグメントコイルと前記他方のセグメントコイルとを連結する筒状で導電性を有する連結部材と、
を備え、
前記連結部材は、前記一方のセグメントコイル及び前記他方のセグメントコイルの少なくとも片方の前記裸電部と溶接により接合していること、を特徴とする回転電機のステータ。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117375283A (zh) * | 2023-12-08 | 2024-01-09 | 豪森润博智能装备常州有限公司 | 一种新型轴向对称插接线圈组定子 |
| US12170466B1 (en) * | 2022-06-07 | 2024-12-17 | Amazon Technologies, Inc. | Concentrated motor winding configuration and method of manufacturing |
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