JP2022008092A - 重合性化合物、電子部品用組成物、電子部品用材料 - Google Patents
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Abstract
Description
式(1)中、Repは独立して、オキシラニルを有する炭素数2から12の基であり、少なくとも1つのオキシラニルが、炭素を介して芳香環と結合し、Xは独立して、単結合、-CH2CH2-、-CH2O-、-CH=CH-、-C≡C-、または-COO-であり、R1は独立して、水素、炭素数1から8のアルキル、炭素数1から8のアルコキシ、またはRepであり、これらアルキルおよびアルコキシの少なくとも1つの-CH2-は-C(=O)-で置き換えられてもよく、nは0から2である。
E-Z-(L-Z)n-E (2-1)
L1-Z-E (2-2)
式(2-1)および(2-2)中、
Lは独立して、単結合、シクロヘキシレン、フェニレン、またはナフタレンであり、これらの環の少なくとも1つの水素は、炭素数1~10のアルキルで置き換えられてもよく、
L1は、水素、シクロヘキシル、フェニル、またはナフチルであり、これらの環の少なくとも1つの水素は、炭素数1~10のアルキルで置き換えられてもよく、
Zは独立して、単結合、-O-、-NH-、-S-、-SO2-、-CO2-、または炭素数1~12のアルキレンであり、
Eは独立して、アミノ、炭素数1~10のアルキルアミノ、水酸基、またはカルボキシであり、Eの少なくとも1つはアミノ、または炭素数1~10のアルキルアミノであり、
nは、0~7の整数である。
(短鎖のエステルとは、以下の(3-E)で表される基が、OH基のHに置換した構造である。
式中R13は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、またはヘキシル基を表し、プロピル、ブチル、ペンチル、またはヘキシル基は、分岐鎖であっても良い。)
式(3-1)中、
環Bは、ベンゼン、ナフタレン、アントラセン、フルオレン、または9,9‐ジフェニルフルオレンであり、これら環Bにおいて、少なくとも1つの水素は、炭素数1~3のアルキル、または炭素数1~3のアルコキシで置き換えられてもよく;
n31は2以上4以下の整数である。
式(3-2)中、n32およびn33は独立して、1~3の整数であり;
Z30は、単結合、炭素数1~10のアルキレン、-CH(CH3)-、-C(CH3)2-、-C(CF3)2-、-O-、-S-、または-SO2-であり、
ベンゼン環上の、少なくとも1つの水素は、炭素数1~3のアルキルまたは炭素数2~3のアルケニルで置き換えられてもよく;
式(3-3)および式(3-4)中、
n34は1以上5000以下の整数であり、n35およびn36は独立して、0または1であり、n34が2以上の場合、繰り返し毎に異なってもよく、
R10およびR11は独立して、1,4-フェニレン、4,4’-ビフェニレン、またはシクロペンタジエニレンであり、
式(3-5)中、
n34は1以上5000以下の整数であり、
式(3-6)中、
Z31は独立して単結合、-CH(CH3)-、または-C(CH3)2-であり、n34は1以上5000以下の整数である。
式(3-7)中、
n34は1以上5000以下の整数であり、R12は水素またはメチルである。
短鎖のエステルとは、以下の(3-E)で表される基が、OH基のHに置換した構造である。
式中R13は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、またはヘキシル基を表し、プロピル、ブチル、ペンチル、またはヘキシル基は、分岐鎖であっても良い。
また、これら式(3-3)から式(3-7)中の芳香環上の少なくとも1つの水素はメチルで置き換えられてもよい。
「化合物(1)」は、式(1)で表される化合物を意味し、また、式(1)で表される化合物の少なくとも1種を意味することもある。
上記したように、2個以上のオキシラニルおよび2から5個の芳香環を有する液晶性エポキシ化合物において、該オキシラニルを有する基は該芳香環に結合し、少なくとも1つのオキシラニルが、炭素を介して芳香環と結合した化合物を用いる事により、本願の課題を解決する事ができる。このとき上記炭素を介してとは、芳香環に直結する位置の原子が置換されていてもよいメチレンや、オキシラニルを構成する炭素等である事を示す。
式(o-24)および式(o-25)中、n21は1以上5000以下の整数であり、n22およびn23は独立して、0または1であり、n21が2以上の場合、繰り返し毎に異なってもよく、
R10およびR11は独立して、1,4-フェニレン、4,4’-ビフェニレン、またはシクロペンタジエニレンであり、
またこれら式(o-24)から式(o-25)中の芳香環上の水素はメチルで置き換えられてもよい。
またこれら式(o-26)および式(o-27)中の芳香環上の水素はメチルで置換されてもよい。
本発明の組成物に併用できる、硬化剤としては、全ての公知のアミン、フェノール、シアネートエステル、カルボン酸、カルボン酸エステル、酸無水物、またはチオールなどの化合物を使用する事が出来る。
E-Z-(L-Z)n-E (2-1)
L1-Z-E (2-2)
式(2-1)および(2-2)中、
Lは独立して、単結合、シクロヘキシレン、フェニレン、またはナフタレンであり、これらの環の少なくとも1つの水素は、炭素数1~10のアルキルで置き換えられてもよく、
L1は、水素、シクロヘキシル、フェニル、またはナフチルであり、これらの環の少なくとも1つの水素は、炭素数1~10のアルキルで置き換えられてもよく、
Zは独立して、単結合、-O-、-NH-、-S-、-SO2-、-CO2-、または炭素数1~12のアルキレンであり、
Eは独立して、アミノ、炭素数1~10のアルキルアミノ、水酸基、またはカルボキシであり、Eの少なくとも1つはアミノ、または炭素数1~10のアルキルアミノであり、
nは、0~7の整数である。
環Bは、ベンゼン、ナフタレン、アントラセン、フルオレン、または9,9‐ジフェニルフルオレンであり、これら環Bにおいて、少なくとも1つの水素は、炭素数1~3のアルキル、または炭素数1~3のアルコキシで置き換えられてもよく;
n31は2以上4以下の整数である。
Z30は、単結合、炭素数1~10のアルキレン、-CH(CH3)-、-C(CH3)2-、-C(CF3)2-、-O-、-S-、または-SO2-であり、
ベンゼン環上の、少なくとも1つの水素は、炭素数1~3のアルキル、炭素数2~3のアルケニルで置き換えられてもよく;
n34は1以上5000以下の整数であり、n35およびn36は独立して、0または1であり、n34が2以上の場合、繰り返し毎に異なってもよく、
R10およびR11は独立して、1,4-フェニレン、4,4’-ビフェニレン、またはシクロペンタジエニレンであり、
式(3-5)中、
n34は1以上5000以下の整数であり、
式(3-6)中、
Z31は独立して単結合、-CH(CH3)-、または-C(CH3)2-であり、n34は1以上5000以下の整数である。
式(3-7)中、
n34は1以上5000以下の整数であり、R12は水素またはメチルである。
また、これら式(3-3)から式(3-7)中の芳香環上の少なくとも1つの水素はメチルで置き換えられてもよい。
本発明組成物において、特にフェノール系の硬化剤を使用する場合、耐熱性を向上させるため反応を効率的に進めるために、硬化促進剤を組成物に添加する事が好ましい。このような硬化促進剤として、2-エチル-4-メチル-1H-イミダゾール、2-フェニル-4-メチル-1H-イミダゾール、1,2-ジメチルイミダゾール、2-ウンデシルイミダゾール、1-ベンジル-2-メチルイミダゾール、1-シアノエチル-2-ウンデシルイミダゾール、および1-シアノエチル-2-エチル-4-メチルイミダゾールなどのイミダゾール系硬化促進剤、トリフェニルフォスフィンなどのリン系硬化促進剤、2,4,6-トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、トリエチレンジアミン、ベンジルジメチルアミン、2-(ジメチルアミノメチル)フェノール、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン、などのアミン系硬化促進剤などが挙げられる。このような硬化促進剤のうち、硬化温度が200℃以下であり硬化性が高い事から、イミダゾール系の硬化促進剤を使用する事が好ましい。
本発明の電子部品用組成物は、無機フィラーを含有してもよい。
電子部品用組成物が含有する無機フィラーとしては、高熱伝導性の充填材として、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化珪素などの窒化物が挙げられる。ダイアモンド、黒鉛、炭化珪素、珪素、ベリリア、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化珪素、酸化銅、酸化チタン、酸化セリウム、酸化イットリウム、酸化錫、酸化ホルミニウム、酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化カルシウム、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化珪素、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、金、銀、銅、白金、鉄、錫、鉛、ニッケル、アルミニウム、マグネシウム、タングステン、モリブデン、ステンレスなどの無機充填材や金属充填材であってもよい。好ましくは、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、酸化アルミニウムである。窒化ホウ素、窒化アルミニウムは平面方向の熱伝導率が非常に高く、誘電率が低く、絶縁性が高いため好ましい。特に六方晶系の窒化ホウ素(h-BN)や窒化アルミニウムが好ましい。
本発明の組成物において、含有する事の出来るその他の構成要素としては、特に限定されない。例えばエポキシ以外の重合性基を持つ重合性化合物、非重合性化合物、重合開始剤、溶媒などが挙げられる。
重合開始剤としては、例えば熱重合開始剤、光カチオン重合開始剤、および光アニオン重合開始剤などが挙げられる。熱カチオン重合開始剤としてはスルホニウム塩系、三フッ化ホウ素-アミン錯体、ジシアンアジド、有機酸ヒドラジド、トルエンスルホン酸エステルなどが挙げられる。また光カチオン開始剤としては、スルホニウム塩系、ヨードニウム塩系、非イオン系などが知られている。さらに光アニオン開始剤としては、オキシム系、カーバメート系、グアニジウム-カルボン酸塩系、ニフェジピン系などが知られている。
本発明の電子部品用材料は、上記第2の実施の形態に係る電子部品用組成物を硬化させた硬化物を用途に応じて成形したものである。例えば、電子部品用材料を放熱部材として適用できる。
電子部品用組成物とは、本発明の組成物である放熱材料を指し、熱伝導性を高めるため無機フィラーを含有してもよく、無機フィラーに対するカップリング処理の実施は問わない。電子部品用組成物の製造例として、無機フィラーにカップリング処理を施す場合の製造方法を以下に説明する。カップリング処理は公知の方法を適用できる。
一例として、溶媒を含有しない電子部品用組成物を用いて、電子部品用材料としてのフィルムを製造する方法を以下に説明する。
電子部品としては、例えば発熱部を有する電子デバイスが挙げられる。本発明の電子部品用材料を放熱部材として用いる場合は、放熱部材を前記発熱部に接触するように電子デバイスに配置する。放熱部材の形状は、放熱板、放熱シート、放熱フィルム、放熱接着材、放熱成形品などのいずれであってもよい。このように、放熱部材により電子デバイスに生じた熱を放熱させ、熱による故障を回避することで、電子デバイスを備える電子機器の寿命を延ばせる。
式(1)の化合物は、有機合成化学における公知の手法を組合せることにより合成できる。出発物質に目的の重合性基及び環構造を導入する方法は、例えば、ホーベン-ワイル(Houben-Weyl, Methods of Organic Chemistry, Georg Thieme Verlag, Stuttgart)、オーガニック・シンセシーズ(Organic Syntheses, John Wiley & Sons, Inc.)、オーガニック・リアクションズ(Organic Reactions, John Wiley & Sons, Inc.)、コンプリヘンシブ・オーガニック・シンセシス(Comprehensive Organic Synthesis, Pergamon Press)、新実験化学講座(丸善)などの成書に記載されている。また、特開2006-265527号公報を参照してもよい。
偏光顕微鏡および示差走査熱量計を使用して、測定した。偏光顕微鏡はニコン社製、およびVHX5000デジタルマイクロスコープ(KEYENCE社)に、偏光板を取り付けた構成であった。これにホットステージシステムHS1(メトラー トレド社製)を用い、温度を調節した。偏光顕微鏡測定は、クロスニコル下で観察した。接眼および対物レンズの倍率は、それぞれ10x20倍であった。示差走査熱量計はPerkin Elmer社製、Diamond DSCを用いた。測定時、昇温または降温速度は、どちらも測定においても、3℃/minであった。実施例中、Cは結晶、Sはスメクチック相、Nはネマチック相、Iは等方性液体を示し、()はモノトロピック液晶相を示す。
組成物を数滴、スライドガラスに滴下し、80℃で10分維持して溶媒を蒸発させた。このサンプル上にカバーガラスを乗せ、ガラスプレートに挟み、該組成物を一度等方性液体以上の温度で溶融させてから急冷し、ガラスの間にまんべんなく密着させた。該サンプルは上記偏光顕微鏡を用い、クロスニコル下で観察した。液晶相特有の配向欠陥の有無、相転移温度範囲、サンプルの流動性、および散乱現象による光抜けが目視で観察領域の半分程度以上にみられる場合、液晶性があると判断した。または、組成物が垂直配向している場合、暗視野の領域が大部分を占めたが、液晶状態に特徴的な配向欠陥が存在する領域で観察し、その欠陥が存在する場合、液晶性があると判断した。
NMRは、VARIAN社製のVARIAN NMR SYSTEMで計測した。1H NMR測定での磁場強度は500MHzであり、試料はCDCl3などの重水素化溶媒に溶解させ、測定は室温で行った。この際、積算回数は8回である。内部標準は、テトラメチルシランである。NMRの符号のうち、sはシングレット、dはダブレット、tはトリプレット、mはマルチプレット、brはブロードを意味する。
・樹脂のみから成るサンプル;NETZSCH(株)製、LFA467 HyperFlashを用い、サンプルの熱拡散率(α、m2/s)を求めた。熱拡散率は、サンプルの面内方向と厚み方向に対して、それぞれ測定した。サンプルの比熱(c、J/(Kg))と密度(ρ、g/m3)から、以下の式に従い、熱伝導率(W/(Km))を求めた。
κ=αxcxρ
このとき、比熱は(株)リガク製DSC型高感度示差走査熱量計Thermo Plus EVO2 DSC-8231で測定した。比重は、新光電子(株)製比電子はかり式比重計DME-220により測定した。
・フィラー入りサンプル;(株)アイフェイズ製、ai-Phase Mobile 1u熱拡散率測定装置により、サンプルの厚み方向の熱拡散率を測定した。また上記と同様にして、サンプルの比熱と密度を測定した。これらの値から、上記と同様にして、熱伝導率を求めた。
式(1)で表される重合性化合物として、下記式(1-2-1)、式(1-10-1)、式(1-11-1)、式(1-13-1)、式(1-14-1)から式(1-14-4)、および式(1’-21)で表される化合物を実施例に使用した。この化合物は以下の実施例に記載の通り合成した。また比較化合物として、国際特許公報2005/061473号に記載の式(ref.1)で表される化合物を用いた。さらに上記式(o-1)で表される化合物も使用した。化合物(o-1)は特許5862479号公報に従い、合成した。化合物(o-1)の相転移点は、C・51.1・N・64.6・I(℃)であった。
1,3-フェニレンジアミン(PDA)および3,5-ジメチルアニリン(DMA)は、東京化成工業(株)製を、精製せずにそのまま使用した。またフェノール系硬化剤として、ビスフェノールEおよび以下の式(3-2-1)で表される化合物を用いた。ビスフェノールEは、東京化成工業(株)製を、精製せずにそのまま使用した。
1H―NMR(ppm,CDCl3);7.59-7.28(m,11H),3.07-2.97,2.93-2.78(m,8H),2.56-2.51(m,2H),2.36-2.35(m,3H),1.99-1.82(m,4H).
Synlett,No.14,p.2295(2007).と同様な方法で合成した、4-ブロモ-4’-(3-ブテニルオキシ)ビフェニル2.00g(6.60mmol)を用い、実施例1と同様な方法で、4-(3-ブテニル)フェニルボロン酸とのカップリング反応を行った。得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、トルエン)および再結晶(トルエン)で精製することにより、化合物(1-10-1-a)を得た。収量2.02g(収率86%)。
1H―NMR(ppm,CDCl3);7.64-7.61(m,4H),7.59-7.56(m,4H),7.31-7.25(m,2H),7.02-6.98(m,2H),4.21-4.15(m,2H),3.19-3.17(m,1H),3.02-2.98(m,1H),2.91-2.77(m,4H),2.62-2.60(m,1H),2.53-2.50(m,1H),2.18-2.11(m,1H),2.01-1.36(m,3H).
1H―NMR(ppm,CDCl3);7.58-7.55(m,2H),7.46-7.42(m,2H),7.33-7.29(m,5H),7.01-6.98(m,2H),4.21-4.14(m,2H),3.20-3.17(m,1H),3.03-2.99(m,1H),2.96-2.79(m,4H),2.63-2.60(m,1H),2.54-2.50(m,1H),2.35(s,1H)2.18-2.11(m,1H),2.01-1.85(m,3H).
市販の4-ブロモ-3-メチルフェノール 2.50g(13.4mmol)、4-ブロモ-1-ブテン 2.34g(17.3mmol)、およびK2CO3 2.77g(20.0mmol)の混合物を、メチルエチルケトン(20ml)中、20時間還流した。反応液を冷却後、純水(50ml)およびトルエン(50ml)を加え、分液操作を行った。有機層を無水MgSO4で乾燥後、ろ過し、溶媒を減圧留去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、トルエン)で精製することにより、4-(3-ブテニルオキシ)-2-メチルブロモベンゼンを得た。収量2.51g(収率78%)。
1H―NMR(ppm,CDCl3);7.61,7.58,7.37,7.30(AA’BB’,8H),7.20(d,1H,J=8.50Hz),6.85(d,1H,J=3.00Hz),6.81(dd,1H,J=8.00,2.50Hz),4.20-4.13,3.20-3.16,3.01-3.00,2.86-2.77,2.62-2.60,2.53-2,50(m,10H),2.31(s,3H),2.14-2.10,2.00-1.88(m,4H).
1H―NMR(ppm,CDCl3);7.64-7.62(m,4H),7.57,7.43(AA’BB’,4H),7.31-7.25(m,2H),4.20-4.16(m,2H),3.21-3.19,3.01-3.00,2.93-2.77,2.64-2.60,2.55-2.51(m,8H),2.30(s,3H),2.18-1.83(m,4H).
1H―NMR(ppm,CDCl3);7.64-7.60(m,4H),7.57,7.43(AA’BB’,4H),7.31-7.25(m,2H),6.89(d,1H,J=8.00Hz),4.11-4.04(m,2H),3.04-2.99,2.93-2.78,2.53-2.51,1.90-1.86,1.78-1.67(m,16H)2.30(s,3H).
1H―NMR(ppm,CDCl3);7.63-7.62(m,4H),7.57,7.29(AA’BB’,4H),7.45-7.42(m,2H),6.90(d,1H,J=9.00Hz),3.00-2.77,2.67-2.66,2.51-2.50(m,7H),2.29(s,3H),2.17-1.83(m,4H),1.55(s,3H).
1H―NMR(ppm,CDCl3);7.63-7.60(m,4H),7.57,7.29(AA’BB’,4H),7.44-7.40(m,2H),6.89(d,1H,J=8.00Hz),4.04(t,2H,J=6.00Hz),3.05-3.00,2.82-2.77,2.52-2.50(m,8H),2.29(s,3H),2.05-1.83,1.80-1.60(m,8H).
1H―NMR(ppm,CDCl3);7.63-7.59(m,4H),7.56(AA’XX’,2H),7.43-7.41(m,2H),6.98(AA’XX’,2H),6.89(d,1H,J=9.00Hz),4.15-4.09,2.80-2.76,2.68-2.65,2.23-2.13,2.10-2.03(m,12H),2.29,1.44,1.43(s,9H).
式(ref.1)で表される化合物の相転移点を測定した結果、以下であった。
相転移点(℃);C・176.9・I
1H―NMR(ppm,CDCl3);7.54(d,1H,J=2.50Hz),7.44-7.41(AA’BB’,2H),7.31(dd,1H,J=8.00,2.50Hz),6.97(dd,1H,J=17.50,10.50Hz),6.91-6.87(AA’BB’,2H),6.85(d,1H,J=8.50Hz),5.80(d,1H,J=18.00Hz),5.41(d,1H,J=11.00Hz),4.99(s,1H),4.76(s,1H).
1-ヨード-4―トランス(4-n-ペンチル)シクロヘキシルベンゼン3.30g(9.26mmol)、4-エチニル-1,2-ジメトキシベンゼン1.50g(9.25mmol)、ジクロロビストリフェニルフォスフィンパラジウム(II)130mg(0.185mmol)、およびCuI 35.2mg(0.185mmol)の混合物を、Et3N(30ml)中、N2気流下4時間還流した。反応液を冷却後、トルエン(60ml)および純水(50ml)を反応液に加え、有機層を分離した。有機層は、MgSO4で乾燥後、ろ過し、溶媒を減圧留去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、トルエン/酢酸エチル=10/1)および再結晶(EtOH)で精製することにより、化合物(p-1-a)を得た。収量2.72g(収率75%)。
1H―NMR(ppm,CDCl3);7.14-7.09(AA‘BB’,4H),6.78(d,1H,J=8.00Hz),6.72(d,1H,J=2.00Hz),6.64(dd,1H,J=8.00,2.00Hz),4.98,4.86(s,1H),2.84-2.79,2.48-2.39,1.89-1.84,1.49-0.88(m,25H).
実施例1で合成した式(1-2-1)で表される化合物0.5000g(1.300mmol)、およびビスフェノールE 0.2786g(1.300mmol)をサンプル瓶に入れ、シクロペンタノン(2.80ml)を加え、固形分を溶解し、固形分濃度約20%の組成物(組成物12)を得た。この組成物10を0℃に設定した冷蔵庫に一晩静置したところ、沈殿は発生せず、そのままの状態を保っていた。
エポキシ化合物および硬化剤を以下の表1に示すように変更した以外は、実施例10と同様な方法で、以下に示す固形分濃度20重量%の組成物溶液を調製し、溶解性を確認した。表1において、エポキシ化合物または硬化剤が2種類記載されている欄は、これらが混合されている事を示し、後ろにその割合を、それぞれの化合物のモル比で示した。また、各組成物中のエポキシ化合物と硬化剤とのモル比は、等しくした。
式(1-14-3)で表される化合物0.5000g(1.206mmol)、式(3-2-1)で表される化合物0.1794g(0.8452mmol)、および式(p-1)で表される化合物0.1330g(0.3628mmol)をサンプル瓶に入れ、シクロペンタノン(3.14ml)を加え、固形分を溶解し、固形分濃度約20%の組成物(組成物31)を得た。この組成物31を0℃に設定した冷蔵庫に一晩静置したところ、沈殿は発生せず、そのままの状態を保っていた。
式(ref.1)で表される化合物を用い、上記実施例10と同様な方法で、溶解性を確認した。その結果、シクロペンタノンに溶解しなかった。
実施例1で合成した式(1-2-1)で表される化合物1.000g(2.601mmol)、PDA 0.1406g(1.300mmol)をサンプル瓶に入れ、テトラヒドロフラン(10ml)を加え、固形分を溶解した(組成物32)。この組成物をホットプレート上で偏光顕微鏡観察したところ、液晶性を確認した。
次に、この溶液を室温で2時間真空乾燥する事により、溶媒なし組成物(組成物32’)を、粘稠性液体として得た。
上記の組成物34’を、0℃の冷蔵庫中に一晩放置したところ、粘稠性液体を保っていた。
式(ref.1)で表される化合物1.000g(2.574mmol)、PDA 0.1392g(1.287mmol)をサンプル瓶に入れ、テトラヒドロフラン(100ml)を加え、固形分を溶解した(組成物ref.3)。この組成物を偏光顕微鏡観察したところ、一部に液晶性を示す領域を確認したが、その他の領域では結晶が確認された。さらにこの溶液から溶媒エバポレータで減圧留去した後、室温で2時間真空乾燥する事により、溶媒なし組成物(組成物ref.3’)を得た。この組成物ref.3’は、一部が結晶化していた。
組成物32から調整した硬化物の熱伝導率の測定
上記組成物32を、φ2.4cmのアルミ製容器に入れ、150℃の温度に加温したホットプレート上にて120分間保持し、厚みが1.5mmの円形片を取り出した。この硬化物(硬化物32)の熱伝導率は、サンプルの面内方向と厚み方向で、それぞれ0.95W/m・Kおよび0.45W/m・Kであった。
上記実施例55と同様な方法で、表3に記載の組成物、または該組成物から調製した硬化物の放熱特性を確認した。表中において、カッコ内には各構成要素におけるそれぞれの成分化合物のモル%を示した。また液晶性に関しては、ある場合を〇、無い場合を×とした。
実施例10で調製した組成物10に、イミダゾール0.0400g(0.588mmol)を加え溶解させ、組成物10Cを得た。該組成物10Cを、φ2.4cmのアルミ製容器に入れ、150℃の温度に加温したホットプレート上にて120分間保持し、厚みが約1.0mmの円形片を取り出した。この硬化物(硬化物10C)の熱伝導率は、サンプルの面内方向と厚み方向で、それぞれ0.90W/m・Kおよび0.41W/m・Kであった。
実施例58と同様な方法で、上記組成物11から組成物31(元組成物、組成物16を除く)にイミダゾールを加え、組成物11Cから組成物31Cを調製した。さらに該組成物を加熱し、硬化物を得た。これら硬化物の熱伝導率を測定した結果を、表4に示す。
表4.組成物の熱伝導率
組成物32の1.0g、および窒化ホウ素粒子(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン(合)製PolarTherm PTX-25)0.90gをそれぞれ量りとってよく混ぜ、80℃の温度に加温したホットプレート上にて5分間静置した後、このサンプルをステンレス製板中に挟み、150℃の温度に加温した圧縮成形機((株)井元製作所製IMC-19EC)にて20MPaの圧力をかけて45分間保持し、放熱部材としての厚みが768μmの四角片を取り出した。このサンプル(フィラー入りサンプル32)の熱伝導率は、10.8W/m・Kであった。
組成物32に代え組成物33および34を使用した以外は、上記実施例79に記載の方法と同様にして、フィラー入りサンプル33および34を調製し、熱伝導率を測定した。結果を表5に示す。
組成物22Cの0.5gを用いた以外は実施例79と同様な方法で、サンプル(フィラー入りサンプル22C)を調製した。このフィラー入りサンプル22Cの熱伝導率は、12.0W/m・Kであった。
組成物22Cに代え、組成物23Cから組成物31Cを使用した以外は、上記実施例82に記載の方法と同様にして、フィラー入りサンプル23Cから31Cを調製し、熱伝導率を測定した。結果を表6に示す。
組成物24Cまたは組成物26Cの0.5g、および酸化アルミニウム粒子(デンカ製DAW-10)0.90gをそれぞれ量りとってよく混ぜ、上記実施例84に記載の方法と同様にして、フィラー入りサンプル24CAOと26CAOを調製し、熱伝導率を測定した。結果を表7に示す。
Claims (16)
- 2個以上のオキシラニルおよび2から5個の芳香環を有する液晶性エポキシ化合物において、該オキシラニルを有する基は該芳香環に結合し、少なくとも1つのオキシラニルが、炭素を介して芳香環と結合した、化合物。
- 液晶性エポキシ化合物が棒状の分子である、請求項1に記載の化合物。
- 式(1)で表される液晶性エポキシ化合物において、Xが単結合または-C≡C-である、請求項3に記載の化合物。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の化合物および硬化剤を含む組成物。
- 硬化促進剤をさらに含む、請求項5に記載の組成物。
- 硬化剤が、芳香族1級アミン、脂肪族1級アミン、2級アミノを分子骨格に2つ以上持つ芳香族、または2級アミノを分子骨格に2つ以上持つ脂肪族アミンである、請求項5または6に記載の組成物。
- 硬化剤が、式(2-1)または(2-2)で表される少なくとも1つの化合物である、請求項7に記載の組成物。
E-Z-(L-Z)n-E (2-1)
L1-Z-E (2-2)
式(2-1)および(2-2)中、
Lは独立して、単結合、シクロヘキシレン、フェニレン、またはナフタレンであり、これらの環の少なくとも1つの水素は、炭素数1~10のアルキルで置き換えられてもよく、
L1は、水素、シクロヘキシル、フェニル、またはナフチルであり、これらの環の少なくとも1つの水素は、炭素数1~10のアルキルで置き換えられてもよく、
Zは独立して、単結合、-O-、-NH-、-S-、-SO2-、-CO2-、または炭素数1~12のアルキレンであり、
Eは独立して、アミノ、炭素数1~10のアルキルアミノ、水酸基、又はカルボキシであり、Eの少なくとも1つはアミノまたは炭素数1~10のアルキルアミノであり、
nは、0~7の整数である。 - 硬化剤が、式(3-1)から(3-7)で表される少なくとも1つの化合物、またはその化合物中の-OHの少なくとも1つが短鎖のエステルとなる化合物である、請求項9に記載の組成物。
式(3-1)中、
環Bは、ベンゼン、ナフタレン、アントラセン、フルオレン、または9,9‐ジフェニルフルオレンであり、これら環Bにおいて、少なくとも1つの水素は、炭素数1~3のアルキル、または炭素数1~3のアルコキシで置き換えられてもよく;
n31は2以上4以下の整数である。
式(3-2)中、n32およびn33は独立して、1~3の整数であり;
Z30は、単結合、炭素数1~10のアルキレン、-CH(CH3)-、-C(CH3)2-、-C(CF3)2-、-O-、-S-、または-SO2-であり、
ベンゼン環上の、少なくとも1つの水素は、炭素数1~3のアルキルまたは炭素数2~3のアルケニルで置き換えられてもよく;
式(3-3)および式(3-4)中、
n34は1以上5000以下の整数であり、n35およびn36は独立して、0または1であり、n34が2以上の場合、繰り返し毎に異なってもよく、
R10およびR11は独立して、1,4-フェニレン、4,4’-ビフェニレン、または1,3-シクロペンタジエニレンであり、
式(3-5)中、
n34は1以上5000以下の整数であり、
式(3-6)中、
Z31は独立して単結合、-CH(CH3)-、または-C(CH3)2-であり、n34は1以上5000以下の整数である。
式(3-7)中、
n34は1以上5000以下の整数であり、R12は独立して水素またはメチルである。
短鎖のエステルとは、以下の(3-E)で表される基が、OH基のHに置換した構造である。
式中R13は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、またはヘキシル基を表し、プロピル、ブチル、ペンチル、またはヘキシル基は、分岐鎖であっても良い。*はOとの結合位置を表す。
また、これら式(3-3)から式(3-7)中の芳香環上の少なくとも1つの水素はメチルで置き換えられてもよい。 - 硬化剤がシアネートエステルを含む化合物である、請求項5または6に記載の組成物。
- 硬化剤が、カルボン酸、カルボン酸エステル、酸無水物、またはチオールを含む化合物である、請求項5または6に記載の組成物。
- 無機フィラーをさらに含む、請求項5から12のいずれか1項に記載の組成物。
- 無機フィラーが酸化アルミニウム、窒化ホウ素、または窒化アルミニウムである、請求項13に記載の組成物。
- 請求項5から14のいずれか1項に記載の組成物を硬化させた電子部品用材料。
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