JP2022013233A - 穀物乾燥設備及び該穀物乾燥設備における穀物乾燥方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】大量の穀物の荷受と大量の穀物の乾燥を低コストで実現できる穀物乾燥設備を提供する。【解決手段】上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有する熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を複数台並設してなる穀物乾燥設備であって、前記循環式穀物乾燥機を主乾燥機とし、各主乾燥機には、熱風発生装置を有しない熱風乾燥部を備える循環式穀物乾燥機を予備乾燥機としてそれぞれ設ける一方、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風を前記各予備乾燥機の熱風乾燥部に供給する風路を設けるとともに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機へ投入する搬送路を設けることで複数の穀物乾燥ユニットを構成し、穀物を各主乾燥機及び各予備乾燥機に張込み可能とする一方、穀物乾燥ユニットごとに、各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を各主乾燥機に投入し本乾燥可能とする。【選択図】図2
Description
本発明は、循環式穀物乾燥機を複数台並設してなる穀物乾燥設備、及び前記穀物乾燥設備における穀物乾燥方法に関する。
従来、カントリーエレベータやライスセンタ等の穀物乾燥施設においては、短期間に大量の穀物(生籾米等)の荷受をこなすため、複数の貯留ビンを並設している(特許文献1を参照)。
前記貯留ビンはビンドライヤーともいい、多孔壁からなる底面下方から熱風を通風させて予備乾燥させながら穀物を貯留するものである。
前記貯留ビンはビンドライヤーともいい、多孔壁からなる底面下方から熱風を通風させて予備乾燥させながら穀物を貯留するものである。
この種の貯留ビンに収穫直後の高水分状態の穀物を投入する場合、穀物が変質しないように所定の風量を確保する必要があり、穀物の堆積高さの規制がある。例えば、水分量26%以上の生籾の場合は、堆積高さは1mまでである(約10トン)。
そのため、多くの貯留ビンを設置する必要があり、穀物乾燥施設の建設費の高騰を招いていた。
そのため、多くの貯留ビンを設置する必要があり、穀物乾燥施設の建設費の高騰を招いていた。
他方、この種の穀物乾燥施設では、大量の穀物の乾燥処理を行うため、循環式穀物乾燥機を複数台並設してなる穀物乾燥設備を設けている(特許文献2を参照)。
ところが、収穫シーズン等の荷受量に合わせて多数の乾燥機を設置すると、設置費や燃料費が嵩みコスト高となる問題がある。
ところが、収穫シーズン等の荷受量に合わせて多数の乾燥機を設置すると、設置費や燃料費が嵩みコスト高となる問題がある。
本発明は、前記問題点にかんがみ、大量の穀物の荷受と大量の穀物の乾燥処理を低コストで実現できる穀物乾燥設備、及び前記穀物乾燥設備における穀物乾燥方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有する熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を複数台並設してなる穀物乾燥設備であって、
前記循環式穀物乾燥機を主乾燥機とし、前記各主乾燥機には、上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有しない熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を予備乾燥機としてそれぞれ設ける一方、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風を前記各予備乾燥機の熱風乾燥部に供給する風路を設けるとともに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機へ投入する搬送路を設けることで複数の穀物乾燥ユニットを構成し、
穀物を前記各主乾燥機及び前記各予備乾燥機に張込み可能とする一方、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記風路を介して供給される前記排熱風により前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機に投入し本乾燥可能とすることを特徴とする。
上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有する熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を複数台並設してなる穀物乾燥設備であって、
前記循環式穀物乾燥機を主乾燥機とし、前記各主乾燥機には、上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有しない熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を予備乾燥機としてそれぞれ設ける一方、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風を前記各予備乾燥機の熱風乾燥部に供給する風路を設けるとともに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機へ投入する搬送路を設けることで複数の穀物乾燥ユニットを構成し、
穀物を前記各主乾燥機及び前記各予備乾燥機に張込み可能とする一方、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記風路を介して供給される前記排熱風により前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機に投入し本乾燥可能とすることを特徴とする。
本発明は、
穀物を前記各主乾燥機に順次張込んだ後、さらに前記各予備乾燥機に張込み可能とする一方、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機に投入し本乾燥可能とすることが好ましい。
穀物を前記各主乾燥機に順次張込んだ後、さらに前記各予備乾燥機に張込み可能とする一方、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機に投入し本乾燥可能とすることが好ましい。
ここで、本発明において、本乾燥とは、例えば穀物を流通可能な水分状態(例えば14%~16%)まで仕上げ乾燥することをいい、その場合、予備乾燥とは、例えば生穀物の水分状態(例えば約20%以上)と前記流通可能な水分状態との中間であって、穀物が変質しない水分状態(例えば約17~18%)まで半乾燥することをいう。
また、本発明において、本乾燥とは、例えば穀物が変質しない水分状態(例えば約17%)まで半乾燥することをいい、その場合、予備乾燥とは、例えば生穀物の水分状態(例えば約24%)と前記穀物が変質しない水分状態との中間の水分状態(例えば約21%)まで半々乾燥することをいう。
本発明は、
前記各予備乾燥機の熱風乾燥部が、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、前記熱風室の側方に設けられ、前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有し、
前記熱風室の終端部には、前記排風ファンと連通する排風口を開閉するダンパが設けられ、
前記ダンパを閉じた場合は、前記熱風室から前記乾燥室に前記排熱風を通風可能とし、前記ダンパを開いた場合は、前記熱風室の前記排風口から前記排熱風を機外へ排風可能とすることが好ましい。
前記各予備乾燥機の熱風乾燥部が、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、前記熱風室の側方に設けられ、前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有し、
前記熱風室の終端部には、前記排風ファンと連通する排風口を開閉するダンパが設けられ、
前記ダンパを閉じた場合は、前記熱風室から前記乾燥室に前記排熱風を通風可能とし、前記ダンパを開いた場合は、前記熱風室の前記排風口から前記排熱風を機外へ排風可能とすることが好ましい。
本発明は、
前記各予備乾燥機の熱風乾燥部が、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、通気性を有する隔壁を介して前記熱風室の側方に設けられ、前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、通気性を有する隔壁を介して前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有するものとし、前記乾燥室をスクリーン式乾燥室とすることが好ましい。
前記各予備乾燥機の熱風乾燥部が、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、通気性を有する隔壁を介して前記熱風室の側方に設けられ、前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、通気性を有する隔壁を介して前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有するものとし、前記乾燥室をスクリーン式乾燥室とすることが好ましい。
本発明は、
前記各予備乾燥機の熱風乾燥部が、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、傾斜配置される複数の無孔板を介して前記熱風室の側方に設けられ、前記無孔板間に形成される開口部を介して前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、傾斜配置される複数の無孔板を介して前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記無孔板間に形成される開口部を介して前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有するものとし、前記乾燥室をバッフル式乾燥室とすることが好ましい。
前記各予備乾燥機の熱風乾燥部が、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、傾斜配置される複数の無孔板を介して前記熱風室の側方に設けられ、前記無孔板間に形成される開口部を介して前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、傾斜配置される複数の無孔板を介して前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記無孔板間に形成される開口部を介して前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有するものとし、前記乾燥室をバッフル式乾燥室とすることが好ましい。
本発明は、
前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風を前記各予備乾燥機の熱風乾燥部に供給する風路に除塵装置を介設することが好ましい。
前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風を前記各予備乾燥機の熱風乾燥部に供給する風路に除塵装置を介設することが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、
上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有する熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を複数台並設してなる穀物乾燥設備における穀物乾燥方法であって、
前記循環式穀物乾燥機を主乾燥機とし、前記各主乾燥機には、上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有しない熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を予備乾燥機としてそれぞれ設ける一方、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風を前記各予備乾燥機の熱風乾燥部に供給する風路を設けるとともに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機へ投入する搬送路を設けることで複数の穀物乾燥ユニットを構成し、
穀物運転開始時には、穀物を前記各主乾燥機に順次張込み、張込みが完了した主乾燥機から順次乾燥を開始し、前記各主乾燥機のすべてに穀物を張込んだ後、さらに張込むべき穀物が存在する場合には、前記穀物を前記各予備乾燥機に順次張込み、張込みが完了した予備乾燥機から前記風路を介して供給される前記排熱風により順次乾燥を開始する一方、
前記各主乾燥機で本乾燥が終了した穀物を順次搬出した後、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を、前記搬送路を介して前記各主乾燥機に順次投入して本乾燥を行うことを特徴とする。
上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有する熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を複数台並設してなる穀物乾燥設備における穀物乾燥方法であって、
前記循環式穀物乾燥機を主乾燥機とし、前記各主乾燥機には、上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有しない熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を予備乾燥機としてそれぞれ設ける一方、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風を前記各予備乾燥機の熱風乾燥部に供給する風路を設けるとともに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機へ投入する搬送路を設けることで複数の穀物乾燥ユニットを構成し、
穀物運転開始時には、穀物を前記各主乾燥機に順次張込み、張込みが完了した主乾燥機から順次乾燥を開始し、前記各主乾燥機のすべてに穀物を張込んだ後、さらに張込むべき穀物が存在する場合には、前記穀物を前記各予備乾燥機に順次張込み、張込みが完了した予備乾燥機から前記風路を介して供給される前記排熱風により順次乾燥を開始する一方、
前記各主乾燥機で本乾燥が終了した穀物を順次搬出した後、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を、前記搬送路を介して前記各主乾燥機に順次投入して本乾燥を行うことを特徴とする。
本発明は、
前記各予備乾燥機の熱風乾燥部が、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、前記熱風室の側方に設けられ、前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有し、
前記熱風室の終端部には、前記排風ファンと連通する排風口を開閉するダンパが設けられ、
前記予備乾燥機で穀物を予備乾燥する場合は、前記ダンパを閉じて前記熱風室から前記乾燥室に前記排熱風を通風して予備乾燥を行い、前記予備乾燥機で穀物を予備乾燥しない場合は、前記ダンパを開いて前記熱風室の前記排風口から前記排熱風を排風することが好ましい。
前記各予備乾燥機の熱風乾燥部が、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、前記熱風室の側方に設けられ、前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有し、
前記熱風室の終端部には、前記排風ファンと連通する排風口を開閉するダンパが設けられ、
前記予備乾燥機で穀物を予備乾燥する場合は、前記ダンパを閉じて前記熱風室から前記乾燥室に前記排熱風を通風して予備乾燥を行い、前記予備乾燥機で穀物を予備乾燥しない場合は、前記ダンパを開いて前記熱風室の前記排風口から前記排熱風を排風することが好ましい。
本発明の穀物乾燥設備は、穀物を各主乾燥機及び各予備乾燥機に張込み可能とするので、多くの貯留ビンを設置することなく大量の穀物の荷受けに対応することができる。
また、本発明の穀物乾燥設備は、穀物乾燥ユニットごとに、前記風路を介して供給される前記排熱風により前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を、前記搬送路を介して前記各主乾燥機に投入し本乾燥可能とするので、熱風発生装置を有する乾燥機の台数を従来よりも減らすことができ、設置費や燃料費を従来に比べ大幅に削減することができる。
したがって、本発明の穀物乾燥設備によれば、大量の穀物の荷受と大量の穀物の乾燥処理を同時に低コストで実現することができる。
また、本発明の穀物乾燥設備は、穀物乾燥ユニットごとに、前記風路を介して供給される前記排熱風により前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を、前記搬送路を介して前記各主乾燥機に投入し本乾燥可能とするので、熱風発生装置を有する乾燥機の台数を従来よりも減らすことができ、設置費や燃料費を従来に比べ大幅に削減することができる。
したがって、本発明の穀物乾燥設備によれば、大量の穀物の荷受と大量の穀物の乾燥処理を同時に低コストで実現することができる。
本発明の穀物乾燥設備は、予備乾燥機の熱風乾燥部における熱風室の終端部に排風ファンと連通する排風口を開閉するダンパが設けられ、前記ダンパを閉じた場合は、前記熱風室から前記乾燥室に前記排熱風を通風可能とし、前記ダンパを開いた場合は、前記熱風室の前記排風口から前記排熱風を機外へ排風可能とすれば、前記ダンパの切替えにより、前記穀物乾燥ユニットを主乾燥機のみで運転する場合と、主乾燥機と予備乾燥機を併せて運転する場合とで、圧力損失を考慮した適正な風量で運転することができる。
本発明の穀物乾燥設備は、前記予備乾燥機の熱風乾燥部における乾燥室をバッフル式乾燥室とすれば、主乾燥機から供給される排熱風に含まれる塵埃等によって予備乾燥機の熱風乾燥部が目詰まりしない。
本発明の穀物乾燥設備は、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風を前記各予備乾燥機の熱風乾燥部に供給する風路に除塵装置を介設することとすれば、主乾燥機から供給される排熱風に含まれる塵埃等によって予備乾燥機における熱風乾燥部(特に隔壁)の目詰まりを防ぐことができる。
本発明の穀物乾燥設備における穀物乾燥方法は、穀物運転開始時には、穀物を各主乾燥機に順次張込み、張込みが完了した主乾燥機から順次乾燥を開始し、前記各主乾燥機のすべてに穀物を張込んだ後、さらに張込むべき穀物が存在する場合には、前記穀物を各予備乾燥機に順次張込み、張込みが完了した予備乾燥機から前記風路を介して供給される前記主乾燥機の排熱風により順次乾燥を開始するので、多くの貯留ビンを設置することなく大量の穀物の荷受けに対応することができる。
また、本発明の穀物乾燥設備における穀物乾燥方法は、前記各主乾燥機で本乾燥が終了した穀物を順次搬出した後、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記風路を介して供給される前記排熱風により前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を、前記搬送路を介して前記各主乾燥機に順次投入して本乾燥を行うので、熱風発生装置を有する乾燥機の台数を従来よりも減らすことができ、設置費や燃料費を従来に比べ大幅に削減することができる。
したがって、本発明の穀物乾燥設備における穀物乾燥方法によれば、大量の穀物の荷受と大量の穀物の乾燥処理を同時に低コストで実現することができる。
また、本発明の穀物乾燥設備における穀物乾燥方法は、前記各主乾燥機で本乾燥が終了した穀物を順次搬出した後、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記風路を介して供給される前記排熱風により前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を、前記搬送路を介して前記各主乾燥機に順次投入して本乾燥を行うので、熱風発生装置を有する乾燥機の台数を従来よりも減らすことができ、設置費や燃料費を従来に比べ大幅に削減することができる。
したがって、本発明の穀物乾燥設備における穀物乾燥方法によれば、大量の穀物の荷受と大量の穀物の乾燥処理を同時に低コストで実現することができる。
本発明の穀物乾燥設備における穀物乾燥方法は、前記熱風室の終端部に前記排風ファンと連通する排風口を開閉するダンパが設けられ、前記予備乾燥機で穀物を予備乾燥する場合は、前記ダンパを閉じて前記熱風室から前記乾燥室に前記排熱風を通風して予備乾燥を行い、前記予備乾燥機で穀物を予備乾燥しない場合は、前記ダンパを開いて前記熱風室の前記排風口から前記排熱風を機外へ排風することとすれば、前記ダンパの切替えにより、前記穀物乾燥ユニットを主乾燥機のみで運転する場合と、主乾燥機と予備乾燥機を併せて運転する場合とで、圧力損失を考慮した適正な風量で運転し穀物を乾燥させることができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は循環式穀物乾燥機の概略正面断面図を示す。
本発明の実施の形態における穀物乾燥設備は、循環式穀物乾燥機1を複数台並設してなる。
前記循環式穀物乾燥機1は、上部に穀物貯留部2、下部に熱風乾燥部3を有し、前記熱風乾燥部3内には中央部に、前後方向にわたって熱風室4が形成され、該熱風室4の両側には該熱風室4を挟んで一対の排風室5を設け、これら熱風室4と排風室5との間に、その上部を前記穀物貯留部2と接続する一対の乾燥室6を形成する。
図1は循環式穀物乾燥機の概略正面断面図を示す。
本発明の実施の形態における穀物乾燥設備は、循環式穀物乾燥機1を複数台並設してなる。
前記循環式穀物乾燥機1は、上部に穀物貯留部2、下部に熱風乾燥部3を有し、前記熱風乾燥部3内には中央部に、前後方向にわたって熱風室4が形成され、該熱風室4の両側には該熱風室4を挟んで一対の排風室5を設け、これら熱風室4と排風室5との間に、その上部を前記穀物貯留部2と接続する一対の乾燥室6を形成する。
前記熱風室4の前端面は熱風発生装置としてのバーナ(図示せず)に接続され、前記バーナによって生成される熱風が前記熱風室4内に供給される。
前記乾燥室6は、いわゆるスクリーン式乾燥室であって、前記熱風室4及び前記排風室5との隔壁が通気性を有する多孔壁によって形成され、前記熱風室4内の熱風が、前記隔壁を介して前記乾燥室6に流入し、前記乾燥室6内で穀物に乾燥作用を施した後、前記隔壁を介して前記排風室5内へ流出し、後述する排風ファン(図示せず)によって機外へ排風されるよう構成される。
前記乾燥室6は、いわゆるスクリーン式乾燥室であって、前記熱風室4及び前記排風室5との隔壁が通気性を有する多孔壁によって形成され、前記熱風室4内の熱風が、前記隔壁を介して前記乾燥室6に流入し、前記乾燥室6内で穀物に乾燥作用を施した後、前記隔壁を介して前記排風室5内へ流出し、後述する排風ファン(図示せず)によって機外へ排風されるよう構成される。
前記熱風乾燥部3の前面壁には前記バーナを内蔵するバーナボックス(図示せず)を配設する一方、前記熱風乾燥部3の背面壁には前記排風室5の後端面の一対の排風口14を覆うように排風ボックス17を設け、該排風ボックス17に直接又はダクト等を介して排風ファン(図示せず)を取り付ける。
前記熱風乾燥部3の前面側には、前記バーナボックスの一側に近接して揚穀機9を立設する。該揚穀機9は、前記乾燥室6を通過し機外へ排出された穀物を揚穀して前記穀物貯留部2内に循環させるものである。
前記乾燥室6の下端部には該乾燥室6内の穀物を順次流下させるために間歇駆動するロータリバルブ11が横設され、前記熱風乾燥部3の底部には前記ロータリバルブ11から落下する穀物を受ける集穀ホッパ12を設け、該集穀ホッパ12の中央部には下部スクリューコンベア13を横設する。該下部スクリューコンベア13の搬送終端部と前記揚穀機9の供給口との間にはこれらを連絡する接続樋10を設ける。
前記乾燥室6の下端部には該乾燥室6内の穀物を順次流下させるために間歇駆動するロータリバルブ11が横設され、前記熱風乾燥部3の底部には前記ロータリバルブ11から落下する穀物を受ける集穀ホッパ12を設け、該集穀ホッパ12の中央部には下部スクリューコンベア13を横設する。該下部スクリューコンベア13の搬送終端部と前記揚穀機9の供給口との間にはこれらを連絡する接続樋10を設ける。
前記揚穀機9の上部には該揚穀機9を駆動するためのモータ9aを設けるとともに、その吐出部は、前記穀物貯留部2の天板部に横設する上部スクリューコンベア19に接続される。該上部スクリューコンベア19の搬送終端部には穀物を前記穀物貯留部2内に均等に投入するための回転分散盤16が回転可能に垂設される。
図2及び図3は穀物乾燥ユニットの熱風乾燥部を側方から見た概略平面断面図を示す。
本発明の実施の形態における穀物乾燥設備は、図1に示す循環式穀物乾燥機1を主乾燥機21とし、複数台の主乾燥機21に対として、バーナを有しない循環式穀物乾燥機を予備乾燥機31としてそれぞれ近接して配設することで複数の穀物乾燥ユニット41を構成する。
本発明の実施の形態における穀物乾燥設備は、図1に示す循環式穀物乾燥機1を主乾燥機21とし、複数台の主乾燥機21に対として、バーナを有しない循環式穀物乾燥機を予備乾燥機31としてそれぞれ近接して配設することで複数の穀物乾燥ユニット41を構成する。
前記予備乾燥機31は、上部に穀物貯留部、下部にバーナを有しない熱風乾燥部33を有し、前記熱風乾燥部33内には中央部に、前後方向にわたって熱風室34が形成され、該熱風室34の両側には該熱風室34を挟んで一対の排風室35を設け、これら熱風室34と排風室35との間に、その上部を前記穀物貯留部と接続する一対の乾燥室36を形成する。
前記穀物乾燥ユニット41において、前記主乾燥機21の排風ボックス17は、熱風ダクト42により前記予備乾燥機31における熱風乾燥部33の熱風室34に接続され、前記予備乾燥機31の排風ボックス37には、熱風ダクト43を介して排風ファン44が取り付けられる。
また、前記穀物乾燥ユニット41において、前記予備乾燥機31における前記熱風室34の終端部には前記排風ボックス37(排風ファン44)と連通する排風口38が開口するとともに、前記排風口38を開閉するダンパ39が設けられる。
また、前記穀物乾燥ユニット41において、前記予備乾燥機31における前記熱風室34の終端部には前記排風ボックス37(排風ファン44)と連通する排風口38が開口するとともに、前記排風口38を開閉するダンパ39が設けられる。
前記穀物乾燥ユニット41は、前記予備乾燥機31において前記ダンパ39を閉じることで、前記主乾燥機21から前記熱風ダクト42を介して前記予備乾燥機31に供給される排熱風が、図2に示すように前記熱風室34内の静圧によって前記熱風室34から前記乾燥室36に通風され、穀物を予備乾燥することができる。
また、前記穀物乾燥ユニット41は、前記予備乾燥機31において前記ダンパ39を開くことで、前記主乾燥機21から前記熱風ダクト42を介して前記予備乾燥機31に供給される排熱風が、図3に示すように前記熱風室34を通過して機外へ排風される。
また、前記穀物乾燥ユニット41は、前記予備乾燥機31において前記ダンパ39を開くことで、前記主乾燥機21から前記熱風ダクト42を介して前記予備乾燥機31に供給される排熱風が、図3に示すように前記熱風室34を通過して機外へ排風される。
前記穀物乾燥ユニット41は、前記主乾燥機21から供給される排熱風の前記予備乾燥機31内における風路を、前記ダンパ39の開閉により切替えることができるので、前記穀物乾燥ユニットを主乾燥機のみで運転する場合と、主乾燥機と予備乾燥機を併せて運転する場合とで、圧力損失を考慮した適正な風量で運転することができる。
他方、前記穀物乾燥ユニット41において、前記予備乾燥機31と前記主乾燥機21との間には、前記予備乾燥機31において前記主乾燥機21からの排熱風により予備乾燥された穀物を前記主乾燥機21へ投入する搬送路(図示せず)が設けられる。
前記穀物乾燥ユニット41は、前記各予備乾燥機31で予備乾燥された穀物を、前記搬送路を介して前記各主乾燥機31に投入して本乾燥を行うことができる。
前記穀物乾燥ユニット41は、前記各予備乾燥機31で予備乾燥された穀物を、前記搬送路を介して前記各主乾燥機31に投入して本乾燥を行うことができる。
ここで、本発明の実施の形態において、本乾燥とは、例えば穀物を流通可能な水分状態(例えば14%~16%)まで仕上げ乾燥することをいい、その場合、予備乾燥とは、例えば生穀物の水分状態(例えば約20%以上)と前記流通可能な水分状態との中間であって、穀物が変質しない水分状態(例えば約17~18%)まで半乾燥することをいう。
また、本発明の実施の形態において、本乾燥とは、例えば穀物が変質しない水分状態(例えば約17%)まで半乾燥することをいい、その場合、予備乾燥とは、例えば生穀物の水分状態(例えば約24%)と前記穀物が変質しない水分状態との中間の水分状態(例えば約21%)まで半々乾燥することをいう。
本発明の実施の形態における穀物乾燥設備は、複数の穀物乾燥ユニット41を備えることで、穀物を複数の主乾燥機21と複数の予備乾燥機31のそれぞれに張込むことができるので、多くの貯留ビンを設置することなく大量の穀物の荷受けに対応することができる。
また、本発明の実施の形態における穀物乾燥設備は、前記主乾燥機21で本乾燥が終了した穀物を機外へ排出した後、前記穀物乾燥ユニット41ごとに前記熱風ダクト42を介して供給される前記排熱風により前記各予備乾燥機31で予備乾燥された穀物を、前記搬送路を介して前記各主乾燥機31に投入して本乾燥を行うことができるので、バーナを有する循環式穀物乾燥機の台数を従来よりも減らすことができ、設置費や燃料費を従来に比べ大幅に削減することができる。
したがって、本発明の実施の形態における穀物乾燥設備によれば、大量の穀物の荷受と大量の穀物の乾燥処理を同時に低コストで実現することができる。
また、本発明の実施の形態における穀物乾燥設備は、前記主乾燥機21で本乾燥が終了した穀物を機外へ排出した後、前記穀物乾燥ユニット41ごとに前記熱風ダクト42を介して供給される前記排熱風により前記各予備乾燥機31で予備乾燥された穀物を、前記搬送路を介して前記各主乾燥機31に投入して本乾燥を行うことができるので、バーナを有する循環式穀物乾燥機の台数を従来よりも減らすことができ、設置費や燃料費を従来に比べ大幅に削減することができる。
したがって、本発明の実施の形態における穀物乾燥設備によれば、大量の穀物の荷受と大量の穀物の乾燥処理を同時に低コストで実現することができる。
本発明の実施の形態において、前記予備乾燥機31における前記乾燥室36をバッフル式乾燥室とすることもできる。
前記各予備乾燥機31の熱風乾燥部33が、前記各主乾燥機21の熱風乾燥部3から排出される排熱風が供給される熱風室34と、傾斜配置される複数の無孔板を介して前記熱風室34の側方に設けられ、前記無孔板間に形成される開口部を介して前記熱風室34から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室36と、傾斜配置される複数の無孔板を介して前記乾燥室36のさらに側方に設けられ、排風ファン44と連通し前記無孔板間に形成される開口部を介して前記乾燥室36で穀物に乾燥作用を施した排熱風を排風する排風室35と、を有するものであれば、主乾燥機21から供給される排熱風に含まれる塵埃等によって予備乾燥機31における熱風乾燥部33が目詰まりしない。
前記各予備乾燥機31の熱風乾燥部33が、前記各主乾燥機21の熱風乾燥部3から排出される排熱風が供給される熱風室34と、傾斜配置される複数の無孔板を介して前記熱風室34の側方に設けられ、前記無孔板間に形成される開口部を介して前記熱風室34から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室36と、傾斜配置される複数の無孔板を介して前記乾燥室36のさらに側方に設けられ、排風ファン44と連通し前記無孔板間に形成される開口部を介して前記乾燥室36で穀物に乾燥作用を施した排熱風を排風する排風室35と、を有するものであれば、主乾燥機21から供給される排熱風に含まれる塵埃等によって予備乾燥機31における熱風乾燥部33が目詰まりしない。
また、本発明の実施の形態において、前記熱風ダクト42には除塵装置を介設することができる。
前記各主乾燥機21の熱風乾燥部3から排出される排熱風を前記各予備乾燥機31の熱風乾燥部33に供給する熱風ダクト42に除塵装置を介設することとすれば、主乾燥機21から供給される排熱風に含まれる塵埃等によって予備乾燥機31における熱風乾燥部33(スクリーン式乾燥室の場合、特に通気性を有する多孔壁)の目詰まりを防ぐことができる。
前記各主乾燥機21の熱風乾燥部3から排出される排熱風を前記各予備乾燥機31の熱風乾燥部33に供給する熱風ダクト42に除塵装置を介設することとすれば、主乾燥機21から供給される排熱風に含まれる塵埃等によって予備乾燥機31における熱風乾燥部33(スクリーン式乾燥室の場合、特に通気性を有する多孔壁)の目詰まりを防ぐことができる。
なお、前記穀物乾燥ユニット41は、主乾燥機21と予備乾燥機31を近接して配設することで構成することとしたが、前記主乾燥機21と前記予備乾燥機31を隔壁により隔てて構成してもよい。
また、前記主乾燥機21と前記予備乾燥機31は、前記主乾燥機21の熱風乾燥部3から排出される排熱風を前記予備乾燥機31の熱風乾燥部33に供給する熱風ダクト42を設けるとともに、前記予備乾燥機31で予備乾燥された穀物を前記主乾燥機21へ投入する搬送路を設けることで前記穀物乾燥ユニット41を構成すればよく、前記穀物乾燥ユニット41は、前記主乾燥機21と前記予備乾燥機31を必ずしも近接して配設するものでなくてもよい。
<実施例>
図4は、4台の穀物乾燥ユニットを備える穀物乾燥設備において、1日当たりの荷受量240tの生籾を、約24%の水分状態から約17%の水分状態(半乾状態)の半乾籾まで乾燥処理する場合のタイムチャートの一例を示す。
本実施例では、荷受けした生籾を乾燥機容量30tの4基の主乾燥機、すなわち1号機主乾燥機から4号機主乾燥機まで各1時間かけて順次張込み、張込みが完了した1号機主乾燥機から順次乾燥を開始する。そして、前記各主乾燥機では、乾減率が約0.6%となるように熱風温度が制御されて本乾燥が行われ、前記生籾は約24%の水分状態から約17%の水分状態(半乾状態)まで約11時間かけて水分値が低下する。
図4は、4台の穀物乾燥ユニットを備える穀物乾燥設備において、1日当たりの荷受量240tの生籾を、約24%の水分状態から約17%の水分状態(半乾状態)の半乾籾まで乾燥処理する場合のタイムチャートの一例を示す。
本実施例では、荷受けした生籾を乾燥機容量30tの4基の主乾燥機、すなわち1号機主乾燥機から4号機主乾燥機まで各1時間かけて順次張込み、張込みが完了した1号機主乾燥機から順次乾燥を開始する。そして、前記各主乾燥機では、乾減率が約0.6%となるように熱風温度が制御されて本乾燥が行われ、前記生籾は約24%の水分状態から約17%の水分状態(半乾状態)まで約11時間かけて水分値が低下する。
他方、前記主乾燥機のすべてに生籾を張込んだ後、残りの生籾を乾燥機容量30tの4基の予備乾燥機、すなわち1号機予備乾燥機から4号機予備乾燥機まで各1時間かけて順次張込み、張込みが完了した1号機予備乾燥機から順次乾燥を開始する。その際、前記各予備乾燥機では、前記各主乾燥機で本乾燥が終了するまでの間、前記主乾燥機21からの排熱風により予備乾燥が行われ、前記生籾は約24%の水分状態から約21%の水分状態(半々乾状態)まで約7時間掛けて水分値が低下する。
前記各主乾燥機で本乾燥が終了した半乾籾を順次機外へ排出した後は、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された半々乾状態の籾(半々乾籾)を、前記予備乾燥機と前記主乾燥機との間に設けられた搬送路を介して前記各主乾燥機に順次投入して本乾燥を行う。そして、前記各主乾燥機では、前記半々乾籾は約21%の水分状態から約17%の水分状態(半々乾状態)まで約7時間掛けて水分値が低下する。
本実施例によれば、穀物乾燥設備が、4台の穀物乾燥ユニットを備え、1日当たりの荷受量240tの生籾を4基の主乾燥機と4基の予備乾燥機に張込むことができるので、多くの貯留ビンを設置することなく大量の生籾の荷受けに対応できることが分かる。
また、本実施例によれば、4基の主乾燥機で本乾燥が終了した半乾籾を機外へ排出した後、4台の穀物乾燥ユニットごとに、4基の予備乾燥機で予備乾燥された半々乾籾を前記各主乾燥機に投入して本乾燥を行うことができるので、バーナを有する循環式穀物乾燥機の台数を従来よりも減らすことができ、設置費や燃料費を従来に比べ大幅に削減できることが分かる。
したがって、本実施例によれば、大量の生籾の荷受と大量の生籾の乾燥処理を同時に低コストで実現できることが確認できる。
また、本実施例によれば、4基の主乾燥機で本乾燥が終了した半乾籾を機外へ排出した後、4台の穀物乾燥ユニットごとに、4基の予備乾燥機で予備乾燥された半々乾籾を前記各主乾燥機に投入して本乾燥を行うことができるので、バーナを有する循環式穀物乾燥機の台数を従来よりも減らすことができ、設置費や燃料費を従来に比べ大幅に削減できることが分かる。
したがって、本実施例によれば、大量の生籾の荷受と大量の生籾の乾燥処理を同時に低コストで実現できることが確認できる。
上記実施例では、4台の穀物乾燥ユニットを備える穀物乾燥設備を例としたが、これに限定されるものでなく、穀物乾燥ユニットの台数は任意に設定することができる。
また、上記実施例では、荷受けした生籾を4基の主乾燥機に順次張込み、張込みが完了した主乾燥機から順次乾燥を開始して本乾燥を行い、前記主乾燥機のすべてに生籾を張込んだ後、残りの生籾を4基の予備乾燥機に順次張込み、張込みが完了した予備乾燥機から順次乾燥を開始して予備乾燥を行うとともに、前記各主乾燥機で本乾燥が終了した半乾籾を順次機外へ排出した後に、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された半々乾籾を前記各主乾燥機に順次投入して本乾燥を行う穀物乾燥方法を例としたが、これに限定されるものでなく、本発明の実施形態の穀物乾燥設備における穀物乾燥方法は適宜変更することができる。
上記実施例では、生籾を原料として乾燥処理する場合を例としたが、乾燥籾を原料として乾燥処理することもできる。
上記実施例では、籾を原料としたが、麦等のその他の穀物を原料として乾燥処理することもできる、
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、発明の範囲を逸脱しない限りにおいてその構成を適宜変更することができる。
本発明の穀物乾燥設備及び前記穀物乾燥設備における穀物乾燥方法は、大量の穀物の荷受と大量の穀物の乾燥処理を同時に低コストで実現できるものであり、極めて利用価値が高い。
1 循環式穀物乾燥機
2 穀物貯留部
3 熱風乾燥部
4 熱風室
5 排風室
6 乾燥室
8 バーナ
9 揚穀機
9a モータ
10 接続樋
11 ロータリバルブ
12 集穀ホッパ
13 下部スクリューコンベア
14 排風口
16 回転分散盤
17 排風ボックス
19 上部スクリューコンベア
21 主乾燥機
31 予備乾燥機
33 熱風乾燥部
34 熱風室
35 排風室
36 乾燥室
37 排風ボックス
38 排風口
39 ダンパ
41 穀物乾燥ユニット
42 熱風ダクト
43 熱風ダクト
44 排風ファン
2 穀物貯留部
3 熱風乾燥部
4 熱風室
5 排風室
6 乾燥室
8 バーナ
9 揚穀機
9a モータ
10 接続樋
11 ロータリバルブ
12 集穀ホッパ
13 下部スクリューコンベア
14 排風口
16 回転分散盤
17 排風ボックス
19 上部スクリューコンベア
21 主乾燥機
31 予備乾燥機
33 熱風乾燥部
34 熱風室
35 排風室
36 乾燥室
37 排風ボックス
38 排風口
39 ダンパ
41 穀物乾燥ユニット
42 熱風ダクト
43 熱風ダクト
44 排風ファン
Claims (7)
- 上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有する熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を複数台並設してなる穀物乾燥設備であって、
前記循環式穀物乾燥機を主乾燥機とし、前記各主乾燥機には、上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有しない熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を予備乾燥機としてそれぞれ設ける一方、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風を前記各予備乾燥機の熱風乾燥部に供給する風路を設けるとともに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機へ投入する搬送路を設けることで複数の穀物乾燥ユニットを構成し、
穀物を前記各主乾燥機及び前記各予備乾燥機に張込み可能とする一方、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記風路を介して供給される前記排熱風により前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機に投入し本乾燥可能とすることを特徴とする穀物乾燥設備。 - 前記各予備乾燥機の熱風乾燥部は、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、前記熱風室の側方に設けられ、前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有し、
前記熱風室の終端部には、前記排風ファンと連通する排風口を開閉するダンパが設けられ、
前記ダンパを閉じた場合は、前記熱風室から前記乾燥室に前記排熱風を通風可能とし、前記ダンパを開いた場合は、前記熱風室の前記排風口から前記排熱風を排風可能とする請求項1記載の穀物乾燥設備。 - 前記各予備乾燥機の熱風乾燥部は、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、通気性を有する隔壁を介して前記熱風室の側方に設けられ、前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、通気性を有する隔壁を介して前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有する請求項2記載の穀物乾燥設備。
- 前記各予備乾燥機の熱風乾燥部は、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、傾斜配置される複数の無孔板を介して前記熱風室の側方に設けられ、前記無孔板間に形成される開口部を介して前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、傾斜配置される複数の無孔板を介して前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記無孔板間に形成される開口部を介して前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有する請求項2記載の穀物乾燥設備。
- 前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風を前記各予備乾燥機の熱風乾燥部に供給する前記風路に除塵装置を介設する請求項1乃至4のいずれかに記載の穀物乾燥設備。
- 上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有する熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を複数台並設してなる穀物乾燥設備における穀物乾燥方法であって、
前記循環式穀物乾燥機を主乾燥機とし、前記各主乾燥機には、上部に穀物貯留部、下部に熱風発生装置を有しない熱風乾燥部を備え、揚穀機が付設される循環式穀物乾燥機を予備乾燥機としてそれぞれ設ける一方、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風を前記各予備乾燥機の熱風乾燥部に供給する風路を設けるとともに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を前記各主乾燥機へ投入する搬送路を設けることで複数の穀物乾燥ユニットを構成し、
穀物運転開始時には、穀物を前記各主乾燥機に順次張込み、張込みが完了した主乾燥機から順次乾燥を開始し、前記各主乾燥機のすべてに穀物を張込んだ後、さらに張込むべき穀物が存在する場合には、前記穀物を前記各予備乾燥機に順次張込み、張込みが完了した予備乾燥機から前記風路を介して供給される前記排熱風により順次乾燥を開始する一方、
前記各主乾燥機で本乾燥が終了した穀物を順次搬出した後、前記穀物乾燥ユニットごとに、前記各予備乾燥機で予備乾燥された穀物を、前記搬送路を介して前記各主乾燥機に順次投入して本乾燥を行うことを特徴とする穀物乾燥設備における穀物乾燥方法。 - 前記各予備乾燥機の熱風乾燥部は、前記各主乾燥機の熱風乾燥部から排出される排熱風が供給される熱風室と、前記熱風室の側方に設けられ、前記熱風室から流入する前記排熱風により前記穀物貯留部から流下する穀物に乾燥作用を施す乾燥室と、前記乾燥室のさらに側方に設けられ、排風ファンと連通し前記乾燥室で穀物に乾燥作用を施した後の排熱風を排風する排風室と、を有し、
前記熱風室の終端部には、前記排風ファンと連通する排風口を開閉するダンパが設けられ、
前記予備乾燥機で穀物を予備乾燥する場合は、前記ダンパを閉じて前記熱風室から前記乾燥室に前記排熱風を通風して予備乾燥を行い、前記予備乾燥機で穀物を予備乾燥しない場合は、前記ダンパを開いて前記熱風室の前記排風口から前記排熱風を排風する請求項6記載の穀物乾燥設備における穀物乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020115651A JP2022013233A (ja) | 2020-07-03 | 2020-07-03 | 穀物乾燥設備及び該穀物乾燥設備における穀物乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020115651A JP2022013233A (ja) | 2020-07-03 | 2020-07-03 | 穀物乾燥設備及び該穀物乾燥設備における穀物乾燥方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2022013233A true JP2022013233A (ja) | 2022-01-18 |
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ID=80169849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2020115651A Pending JP2022013233A (ja) | 2020-07-03 | 2020-07-03 | 穀物乾燥設備及び該穀物乾燥設備における穀物乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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-
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