JP2022094792A - 外添剤粒子の製造方法、外添剤粒子、及びトナー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ポリマーを含む外添剤粒子の製造方法であって、前記製造方法が、6.0≦pH≦8.0の条件下において、カルボキシ基を有するラジカル重合開始剤を用いて、下記式(3)で示される化合物を含有するモノマー原料のラジカル重合反応を行うラジカル重合工程、及び前記ラジカル重合工程の後、式(3)中の加水分解性基Xの、加水分解反応及び重縮合反応を行い、ポリマーを含む粒子を得る縮合工程、を含む外添剤粒子の製造方法。
R6 mSiX4-m ・・・ (3)
(式(3)中、Xは加水分解性基であり、mは1~3の整数であり、R6はそれぞれ独立して炭素数1~20の有機基であり、R6のうち少なくとも1つがラジカル重合性基である。)
【選択図】 なし
Description
前記製造方法が、
6.0≦pH≦8.0の条件下において、カルボキシ基を有するラジカル重合開始剤を用いて、下記式(3)で示される化合物を含有するモノマー原料のラジカル重合反応を行うラジカル重合工程、及び
前記ラジカル重合工程の後、下記式(3)中の加水分解性基Xの、加水分解反応及び重縮合反応を行い、ポリマーを含む粒子を得る縮合工程、
を含む外添剤粒子の製造方法が提供される。
(式(3)中、Xは加水分解性基であり、mは1~3の整数であり、R6はそれぞれ独立して炭素数1~20の有機基であり、R6のうち少なくとも1つがラジカル重合性基である。)
また、本発明の他の態様によれば、ポリマーを含む外添剤粒子の製造方法であって、
前記製造方法が、
6.0≦pH≦8.0の条件下において、ラジカル重合性カルボン酸及びラジカル重合性カルボン酸塩の少なくとも一方、並びに、下記式(3)で示される化合物、を含有するモノマー原料のラジカル重合反応を行うラジカル重合工程、
前記ラジカル重合工程の後、下記式(3)中の加水分解性基Xの、加水分解反応及び重縮合反応を行い、ポリマーを含む粒子を得る縮合工程、
を含む外添剤粒子の製造方法が提供される。
(式(3)中、Xは加水分解性基であり、mは1~3の整数であり、R6はそれぞれ独立して炭素数1~20の有機基であり、R6のうち少なくとも1つがラジカル重合性基である。)
特許文献1に係る製造方法で製造された粒子を外添したトナーの流動性についてより一層の改善が必要である理由を本発明者らは以下のように考えている。
式(3)で示される化合物を含有するモノマー原料を用いて、ラジカル重合を行った後、加水分解及び重縮合を行うことで、ビニル系重合体の分子鎖が主骨格のポリマーが得られ、且つ該分子鎖がシロキサン結合を介して結合した構造が該ポリマーに含有される。
(i)ラジカル重合工程においてカルボキシ基を有するラジカル重合開始剤を用いる。
(ii)モノマー原料として、ラジカル重合性カルボン酸及びラジカル重合性カルボン酸塩の少なくとも一方を用いる。
本発明に係る外添剤粒子の製造方法は、ラジカル重合性基と、加水分解及び重縮合によりシロキサン結合を形成する加水分解性基と、の両方を含む、下記式(3)で示される化合物を用いてラジカル重合反応を行い、その後、加水分解反応及び重縮合反応を行う。
(式(3)中、Xは加水分解性基であり、mは1~3の整数であり、R6はそれぞれ独立して炭素数1~20の有機基であり、R6のうち少なくとも1つがラジカル重合性基である。)
加水分解及び重縮合を行う前に、中性条件下でラジカル重合反応を行うことで、ビニル系重合体の分子鎖が主骨格であるポリマーが得られる。また、該ラジカル重合反応によってビニル系重合体の分子鎖が形成された後に、加水分解及び重縮合を行うことで、ビニル系重合体の分子鎖がシロキサン結合を介して結合した構造を有するポリマーが得られる。また、加水分解反応及び重縮合反応を後に行うことで、水分子との相互作用が生じやすいカルボキシ基が外添剤粒子の表面領域に含有されやすくなると考えられる。
また、上記のラジカル重合開始剤を用いること以外に、外添剤粒子の表面領域にカルボキシ基を含有させる方法として、ラジカル重合性カルボン酸及びラジカル重合性カルボン酸塩の少なくとも一方をモノマー原料に含有させることが挙げられる。
ラジカル重合反応の方法としては、乳化重合法であることが好ましい。乳化重合法は、水等の媒体と、媒体に難溶なモノマーと、乳化剤(界面活性剤)又はイオン性コモノマーとを混合し、そこに上記媒体に溶解可能な重合開始剤を加えて行う重合法である。また、上記の乳化重合法は、界面活性剤を用いずに重合を行う、ソープフリー乳化重合法であることが好ましい。ソープフリー乳化重合法であることで界面活性剤が外添剤粒子の表面に残留せず、トナー粒子と外添剤粒子の親和性を制御しやすいためであると本発明者らは考えている。
<ラジカル重合開始剤>
上述したカルボキシ基を有するラジカル重合開始剤以外に、用いることができるラジカル重合開始剤としては、過硫酸塩、アゾ化合物、及び過酸化物から選ばれる少なくとも1つの化合物が挙げられる。
ラジカル重合させる際の温度は、使用するラジカル重合開始剤の種類や量によって適宜選択可能であり、30~100℃の範囲であることが好ましく、50~80℃の範囲であることがより好ましい。
上記の加水分解反応及び重縮合反応の方法としては特に制限されないが、ラジカル重合して得られた粒子を含むエマルジョンに酸、塩基などの触媒を添加して、そのまま加水分解、重縮合を行い、ポリマーを含む粒子を得ることが好ましい。即ち、上記縮合工程は、上記ラジカル重合工程の後、式(3)中の加水分解性基Xの、加水分解反応及び重縮合反応を行い、縮合物の粒子を得る工程であることが好ましい。また、ラジカル重合して得られた粒子を瀘過、遠心分離、減圧濃縮等の操作を行ってエマルジョンから単離した後、触媒を添加して加水分解、重縮合させてもよい。
出力画像の濃度安定性の観点から、アミン化合物で上記ポリマーを含む粒子の表面処理を行うことが好ましい。該表面処理を行うことで、低湿環境での画像出力において画像濃度がばらつきにくくなることを見出した。この理由については定かではないが、本発明者らは以下のように推測している。
上記のようにラジカル重合、加水分解・重縮合、及び表面処理を行って得られる粒子を、瀘過、遠心分離、減圧濃縮、噴霧乾燥、瞬間真空乾燥等の方法を用いてスラリーより単離した後、30~100℃で乾燥処理を行うことが好ましい。より好ましくは30~80℃、さらに好ましくは50~70℃で乾燥処理を行うことが好ましい。該乾燥処理を行うことで、適当な帯電特性、ならびに適当な機械的強度を有する外添剤粒子が得られやすい。
<炭素原子、酸素原子、及びケイ素原子の原子数の合計に対するケイ素原子の原子数の割合>
外添剤粒子中の炭素原子、酸素原子、及びケイ素原子の原子数の合計に対して、ケイ素原子の原子数の割合が4.0%以上25.0%以下であることが好ましい。
外添剤粒子として、適切な体積平均粒径とするため、外添剤粒子の体積分布基準の50%粒径をD50としたとき、該D50が、50nm以上200nm以下であることが好ましい。
本発明に係る外添剤粒子は、トナー粒子の表面に含有されることが好ましい。即ち、本発明の態様の1つとして、トナー粒子及び該トナー粒子の表面の外添剤を含有するトナーであって、該外添剤が、本発明に係る製造方法により製造された外添剤粒子であるトナーであることが好ましい。
本発明に係るトナー粒子の製造方法は特に限定されず、例えば粉砕法や、乳化重合法、懸濁重合法及び溶解懸濁法などの重合法を用いることができる。
本発明に係るトナーは、トナー粒子と外添剤粒子をヘンシェルミキサーの如き混合機により、混合して得ることができる。
トナーは、必要により、着色剤、ワックス、磁性体、荷電制御剤などから選ばれる1種以上の添加剤を含有してもよい。トナーに用いられる各種添加剤について具体的に記載する。
トナーに磁性粒子を含有させ、磁性トナーとしても使用してもよい。この場合、磁性粒子は着色剤としての役割を有していてもよい。
着色剤としては例えば以下のものが挙げられる。
ワックスとしては例えば以下のものが挙げられる。
荷電制御剤としては特に制限されないが、有機金属錯体、キレート化合物であることが好ましい。例えば、モノアゾ金属錯体;アセチルアセトン金属錯体;芳香族ヒドロキシカルボン酸又は芳香族ジカルボン酸の金属錯体又は金属塩が挙げられる。
トナーは、一成分系現像剤としても使用できるが、ドット再現性をより向上させるために、また、長期にわたり安定した画像を供給するために、磁性キャリアと混合して二成分系現像剤として用いてもよい。
以下、各種の測定方法等に関して記載する。
・炭素原子及び酸素原子
外添剤粒子中に存在する炭素原子及び酸素原子の濃度(原子%)は、燃焼による元素分析を用いて算出する。元素分析の装置を以下に示す。
使用装置:PerkinElmer社製 2400II 全自動元素分析装置
・ケイ素原子
外添剤粒子中に存在するケイ素原子の濃度(原子%)は、アルカリ融解による誘導結合プラズマ発光分析(ICP-AES)による元素分析を用いて測定する。ICP-AESの装置を以下に示す。
使用装置:島津製作所社製 ICPS-8100
得られた組成比率をモル%に換算することで、その換算した値を用いて、外添剤粒子中の炭素原子、酸素原子、及びケイ素原子の原子数の合計に対する、ケイ素原子の原子数の割合を算出する。同様に、外添剤粒子中のケイ素原子の原子数に対する、炭素原子の原子数の割合を算出する。
外添剤粒子の表面領域に存在する窒素原子の原子数の割合は、X線光電子分光分析により測定する。装置及び測定条件を以下に示す。
・使用装置:ULVAC-PHI社製 PHI Quantera SXM
・X線光電子分光装置測定条件:
X線源 Al Kα(1486.6eV) 200μmφ
PassEnergy:140eV
帯電中和:電子中和銃とArイオン中和銃の併用
Sweep数:C 20回、N 100回、O 20回、Si 20回
測定された各元素のピーク強度から、ULVAC-PHI社提供の相対感度因子を用いて、外添剤粒子の表面領域に存在する炭素原子、窒素原子、酸素原子、及びケイ素原子の原子濃度(いずれも、原子%)を算出した。この結果から、外添剤粒子の表面の炭素原子、窒素原子、酸素原子、及びケイ素原子の原子数の合計に対する、窒素原子の原子数の割合を算出する。
微粒子試料の体積分布基準の50%粒径(D50)の測定には、動的光散乱式粒度分布計ナノトラックUPA-EX150(日機装製)を用いる。具体的には、レンジを0.001μm~10μmに設定し、以下の手順に従って測定する。
温度計、還流冷却器、窒素ガス導入管、攪拌器を装着したガラス製反応器に下記材料を投入した。
・りん酸緩衝液(pH=7.0、りん酸二水素ナトリウム二水和物(キシダ化学社製)及びりん酸水素二ナトリウム十二水和物(キシダ化学社製)を用いて調製) 200部
・0.1mol/l水酸化ナトリウム水溶液(キシダ化学社製) 1.2部
・乳化剤:4-ビニル安息香酸ナトリウム(東京化成工業社製) 0.18部
・ラジカル重合性基と加水分解性基を有するモノマー:メタクリル酸3-(トリメトキシシリル)プロピル(東京化成工業社製) 11.0部
・非加水分解性モノマー:スチレン(東京化成工業社製) 4.7部
続いて、窒素ガスを通気しながら65~70℃に加温し、30分撹拌した後、開始剤として、2,2′-アゾビス[N-(2-カルボキシエチル)-2-メチルプロピオンアミジン](VA-057、富士フイルム和光純薬社製)1.5部を添加し、6時間撹拌を続け、粒子のエマルジョンを得た。得られた粒子のエマルジョンに、アンモニア処理として、28質量%アンモニア水(キシダ化学社製)を添加してエマルジョンのpHを11.0にした後、温度50℃にて3時間撹拌することで、粒子中に含まれる加水分解性基の加水分解、及び重縮合を行った。その後、過剰な溶質を除去するために限外濾過を行い、濃縮/濾過を計5回繰り返した。その後、窒素原子源として3-アミノプロピルトリメトキシシラン(東京化成工業社製)0.13部、疎水化処理剤として、1,1,1,3,3,3-ヘキサメチルジシラザン(キシダ化学社製)27.0部を添加し、温度50℃にて24時間撹拌した。その後、スプレードライにより乾燥し、体積分布基準の50%粒径(以下、D50とも記載する。)が130nmの外添剤1を得た。外添剤1の物性を表2に示す。
使用する材料を、表1に示すように変更したこと以外は、外添剤1の製造例と同様の操作を行い、外添剤2~19を得た。外添剤2~19の物性を表2に示す。
室温にて、46.7部の28質量%アンモニア水、及び2114部の脱イオン水を混合した溶液中に、下記材料を混合した溶液を添加し2時間撹拌することでメタクリル酸3-(トリメトキシシリル)プロピルの加水分解と重縮合を行った。
・メタクリル酸3-(トリメトキシシリル)プロピル 22.1部
・メタノール(キシダ化学社製) 73.7部
・開始剤:2,2’-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)(V-65、富士フイルム和光純薬社製) 0.12部
次に、窒素ガスを通気しながら70~75℃に加温し、2時間撹拌することでラジカル重合を行った。その後、過剰な溶質を除去するために限外濾過を行い、濃縮/濾過を計5回繰り返し行った。その後、3-アミノプロピルトリメトキシシラン(東京化成工業社製)0.22部、疎水化処理剤として、1,1,1,3,3,3-ヘキサメチルジシラザン(キシダ化学社製)27.0部を添加し、温度50℃にて24時間撹拌した。その後スプレードライにより乾燥し、外添剤20を得た。外添剤20の物性を表2に示す。
温度計、還流冷却器、窒素ガス導入管、攪拌器を装着したガラス製反応器に下記材料を投入した。
・脱イオン水 200部
・0.1mol/l水酸化ナトリウム水溶液(キシダ化学社製) 1.2部
・乳化剤:4-ビニル安息香酸ナトリウム(東京化成工業社製) 0.18部
・非加水分解性モノマー:メタクリル酸ブチル(東京化成工業社製) 6.3部、及びスチレン 4.7部
続いて、窒素ガスを通気しながら65~70℃に加温し、30分撹拌した後、開始剤として、2,2′-アゾビス[N-(2-カルボキシエチル)-2-メチルプロピオンアミジン](VA-057、富士フイルム和光純薬社製)1.5部を添加し、6時間撹拌を続け粒子のエマルジョンを得た。得られたエマルジョン中の過剰な溶質を除去するために限外濾過を行い、濃縮/濾過を計5回繰り返し行った。その後、窒素原子源として3-アミノプロピルトリメトキシシラン(東京化成工業社製)0.13部、疎水化処理剤として、1,1,1,3,3,3-ヘキサメチルジシラザン(キシダ化学社製)27.0部を添加し、温度50℃にて24時間撹拌した。その後スプレードライにより乾燥し、外添剤21を得た。外添剤21の物性を表2に示す。
MA-TMSP:メタクリル酸3-(トリメトキシシリル)プロピル
MA-TESP:メタクリル酸3-(トリエトキシシリル)プロピル
AA-TMSP:アクリル酸3-(トリメトキシシリル)プロピル
VTMS:ビニルトリメトキシシラン
MA-CDMSP:メタクリル酸3-(クロロジメチルシリル)プロピル
St:スチレン
MAB:メタクリル酸ブチル
Na(4-VBA):4-ビニル安息香酸ナトリウム
NaMA:メタクリル酸ナトリウム
NaPSS:p-スチレンスルホン酸ナトリウム
VA-057:2,2′-アゾビス[N-(2-カルボキシエチル)-2-メチルプロピオンアミジン]
KPS:ペルオキソ二硫酸カリウム
V-65:2,2’-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)
AP-TMS:3-アミノプロピルトリメトキシシラン(アミノ基を有するアミノシラン)
DMAP-TMS:[3-(N,N-ジメチルアミノ)プロピル]トリメトキシシラン(ジアルキルアミノ基を有するアミノシラン)
IP-TMS :(3-イソシアナトプロピル)トリメトキシシラン(イソシアネート構造を持つシラン)
PAA-03E:ポリアリルアミン(重量平均分子量:3000)
下記材料をヘンシェルミキサーで前混合した後、2軸押出機(商品名:PCM-30、池貝鉄工所社製)を用いて、吐出口における溶融物温度が150℃になるように、温度を設定し、溶融混練し、混練物を得た。
・非晶性ポリエステル(ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加体/テレフタル酸=50/50、数平均分子量:3000、酸価:12) 100部
・磁性酸化鉄粒子 75部
・フィッシャートロプッシュワックス(サゾール社製C105、融点:105℃) 2部
・荷電制御剤(保土谷化学社製、T-77) 2部
得られた混練物を冷却し、ハンマーミルで粗粉砕した後、粉砕機(商品名:ターボミルT250、ターボ工業社製)を用いて微粉砕し、微粉砕粉末を得た。得られた微粉砕粉末を、コアンダ効果を利用した多分割分級機を用いて分級して、重量平均粒径7.2μmのトナー粒子1を得た。
トナー粒子1への外添剤の外添は乾式で行った。ヘンシェルミキサーに100部のトナー粒子、1、3部の外添剤1及び1.5部のヒュームドシリカ(BET比表面積:200m2/g)を添加し、外添混合した。その後、目開き150μmのメッシュで篩い、外添剤1がトナー粒子1に外添されたトナー1を得た。
トナー1の製造例において、外添剤1を、それぞれ外添剤2~21に変更したこと以外は、トナー1の製造例と同様にして、トナー2~21を得た。
トナー1を用いて下記の評価を実施した。
トナーの流動性は、以下の方法で測定した。
<トナーの流動維持性の評価>
トナーの流動維持性の評価は、上記の評価を行った後に実施した。
・紙:GFC-081(81.0g/m2)(キヤノンマーケティングジャパン社)
・紙上のトナーの載り量:0.35mg/cm2
・プロセススピード:377mm/秒
その後、カートリッジ内に残留トナーを取り出し、残留トナーに対し、上記の流動性指数を算出して、その値を耐久後の流動性指数とした。上記の、トナーの流動性の評価で得られた流動性指数を、耐久前の流動性指数として、下記式で示される変動率を算出し、その値を用いてトナーの流動維持性を評価した。
該変動率が100%以下であるものを、本発明の効果が得られているものと判断した。
外添剤粒子の潰れ及びトナー粒子からの脱離の評価は、上記のトナーの流動維持性の評価を行った後に実施した。
トナーの流動維持性の評価で用いた画像形成装置を用い、カートリッジにトナー1を入れ、トナーの流動維持性の評価で設定したものと同じ条件において、10000枚の画像出力を行った。
トナー2~21を用いて実施例1と同様の評価を実施した。評価結果を表3に示す。
Claims (13)
- ポリマーを含む外添剤粒子の製造方法であって、
前記製造方法が、
6.0≦pH≦8.0の条件下において、カルボキシ基を有するラジカル重合開始剤を用いて、下記式(3)で示される化合物を含有するモノマー原料のラジカル重合反応を行うラジカル重合工程、及び
前記ラジカル重合工程の後、下記式(3)中の加水分解性基Xの、加水分解反応及び重縮合反応を行い、ポリマーを含む粒子を得る縮合工程、
を含む外添剤粒子の製造方法。
R6 mSiX4-m ・・・ (3)
(式(3)中、Xは加水分解性基であり、mは1~3の整数であり、R6はそれぞれ独立して炭素数1~20の有機基であり、R6のうち少なくとも1つがラジカル重合性基である。) - ポリマーを含む外添剤粒子の製造方法であって、
前記製造方法が、
6.0≦pH≦8.0の条件下において、ラジカル重合性カルボン酸及びラジカル重合性カルボン酸塩の少なくとも一方、並びに、下記式(3)で示される化合物、を含有するモノマー原料のラジカル重合反応を行うラジカル重合工程、
前記ラジカル重合工程の後、下記式(3)中の加水分解性基Xの、加水分解反応及び重縮合反応を行い、ポリマーを含む粒子を得る縮合工程、
を含む外添剤粒子の製造方法。
R6 mSiX4-m ・・・ (3)
(式(3)中、Xは加水分解性基であり、mは1~3の整数であり、R6はそれぞれ独立して炭素数1~20の有機基であり、R6のうち少なくとも1つがラジカル重合性基である。) - 前記式(3)中の加水分解性基Xが、アルコキシ基である請求項1~3の何れか一項に記載の外添剤粒子の製造方法。
- 前記外添剤粒子中の炭素原子、酸素原子、及びケイ素原子の原子数の合計に対して、ケイ素原子の原子数の割合が、4.0%以上25.0%以下である、
請求項1~5の何れか一項に記載の外添剤粒子の製造方法。 - 前記外添剤粒子中の炭素原子の原子数の割合が、前記外添剤粒子中のケイ素原子の原子数に対して、6.5以上である請求項1~6の何れか一項に記載の外添剤粒子の製造方法。
- 前記ポリマーを含む粒子をアミン化合物で表面処理を行う工程、を有する請求項1~7の何れか一項に記載の外添剤粒子の製造方法。
- 前記アミン化合物がアミノシランである請求項8に記載の外添剤粒子の製造方法。
- 前記外添剤粒子の表面に対してX線光電子分光分析をおこなったとき、
炭素原子、窒素原子、酸素原子、及びケイ素原子の原子数の合計に対して、窒素原子の原子数の割合が、1.0%以上2.5%以下である、
請求項1~9の何れか一項に記載の外添剤粒子の製造方法。 - 前記外添剤粒子の体積分布基準の50%粒径をD50としたとき、
前記D50が、50nm以上200nm以下である請求項1~10の何れか一項に記載の外添剤粒子の製造方法。 - 請求項1~11の何れかの製造方法で製造されたことを特徴とする外添剤粒子。
- トナー粒子及び前記トナー粒子の表面の外添剤を含有するトナーであって、
前記外添剤が、請求項12に記載の外添剤粒子であるトナー。
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