JP2025171984A - 羽根車 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い剛性を有しながらも軽量性に優れた羽根車を提供する。
【解決手段】羽根車1は、筒形状を有するハブ部3と、ハブ部3の外周面3oに接続される複数の翼部5と、を備えている。ハブ部3は、外周面3oと、内周面11iと、を有する筒部11と、円筒形状を有し、筒部11の中央に配置されて電動機の出力軸を挿入するためのボス部13と、筒部11の内周面11iとボス部13の外周面13oとを接続する波板形状の接続部15と、を有している。
【選択図】 図2
【解決手段】羽根車1は、筒形状を有するハブ部3と、ハブ部3の外周面3oに接続される複数の翼部5と、を備えている。ハブ部3は、外周面3oと、内周面11iと、を有する筒部11と、円筒形状を有し、筒部11の中央に配置されて電動機の出力軸を挿入するためのボス部13と、筒部11の内周面11iとボス部13の外周面13oとを接続する波板形状の接続部15と、を有している。
【選択図】 図2
Description
本発明の実施形態は、羽根車に関する。
空気調和機が備える室外機および室内機のファンが知られている。ファンは、樹脂製のハブと、ハブに接続されている樹脂製の複数の翼と、釣合い重りと、を備えている。複数の翼が接続されているハブの部位は、筒部と呼ばれる。ファンのハブおよび複数の翼は、いわゆる羽根車を構成する。また、ファンは、送風機とも呼ばれる。
一般に、送風機が稼働中に、送風機が備える羽根車において、遠心荷重により筒部と翼との連結箇所で応力集中が発生し易くなる。過度な応力集中の発生は、羽根車を破損させる虞がある。そのため、ハブの剛性を高めて筒部と翼との連結箇所で発生する応力集中を緩和するために、従来の羽根車は、補強部材としてのリブを有している。リブは、ハブの底部および筒部に固定されるようにハブに設けられてファンモーターの回転軸が挿入されるハブの部位であるボス部から筒部に放射状に延びている。
しかしながら、従来の羽根車は、リブを設けることで、重量が増加する。したがって、羽根車において、高い剛性と優れた軽量性とを両立させることは極めて難しい。
そこで、本発明は、高い剛性を有しながらも軽量性に優れた羽根車を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の実施形態に係る羽根車は、筒形状を有するハブ部と、前記ハブ部の外周面に接続される複数の翼部と、を備えている。前記ハブ部は、前記外周面と、内周面と、を有する筒部と、円筒形状を有し、前記筒部の中央に配置されて電動機の出力軸を挿入するためのボス部と、前記筒部の前記内周面と前記ボス部の外周面とを接続する波板形状の接続部と、を有している。
本発明に係る羽根車の実施形態について、図1から図15を参照して説明する。なお、複数の図面中、同一または相当する構成には同一の符号を付している。
図1は、本発明の実施形態に係る羽根車を吹出側から示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る羽根車1は、いわゆる軸流羽根車(Axial flow impeller)である。羽根車1は、単にプロペラとも呼ばれる。羽根車1は、羽根車1を回転駆動させる電動機(図示省略)の出力軸である回転軸(図示省略)に取り付けられて羽根車1の回転中心線Cで回転方向Rへ回転することで流れ方向Fへ流体、もっぱら空気を流動させる。羽根車1は、例えば、空気調和機が備える室外機の室外ファン(送風機)に適用されて、室外機の室外熱交換器へ空気を吹き付ける用途に用いられる。
なお、羽根車1を回転方向Rの反対方向へ回転させると、流体は流れ方向Fの反対方向へ流動する。また、これより後、特段の断りのない限り、「回転方向」、「回転方向前側」、「回転方向後側」、「吸込側」および「吹出側」との表現はそれぞれ、羽根車1を回転方向Rへ回転させた場合を基準している。さらに、「吸込側」との表現は、羽根車1において流体が羽根車1に吸い込まれる側を意味する。「吹出側」との表現は、羽根車1において流体が羽根車1から吹き出される側を意味する。さらに、「回転軸方向」との表現は、羽根車1の回転中心線Cに沿う方向を意味する。「径方向」との表現は、回転軸方向および回転方向に直交する方向を意味する。
本実施形態に係る羽根車1は、回転中心線C上に配置されたハブ部3と、ハブ部3の外周面3oに接続される複数の翼部5と、を備えている。羽根車1は、例えば、樹脂で一体成形されている。羽根車1の一体成形は、通常、射出成型により行われる。
ハブ部3は、羽根車1の回転軸方向に延在する筒形状を有している。ハブ部3は、ハブ部3の外周面3oと、内周面11iと、を有する筒部11と、円筒形状を有し筒部11の中央に配置されて電動機の回転軸を挿入するためのボス部13と、筒部11の内周面11iとボス部13の外周面13oとを接続する接続部15と、を備えている。なお、ハブ部3の外周面3oは、筒部11の外周面でもある。
筒部11は、羽根車1の回転軸方向に延在する、つまり、吸込側に位置する吸込側端面11sと、吹出側に位置する吹出側端面11bと、を有して、吸込側端面11sから吹出側端面11bへ延在している部材である。筒部11の外形形状は、平面視で、例えば、略円形状、または、略三角形状以上の略多角形状である。つまり、ハブ部3の外形形状は、平面視で、例えば、略円形状、または、略三角形状以上の略多角形状である。
ボス部13は、羽根車1の回転軸方向に延在する、つまり、吸込側に位置する吸込側端面13sと、吹出側に位置する吹出側端面13bと、を有して、吸込側端面13sから吹出側端面13bへ延在している部材である。ボス部13は、ハブ部3の回転中心線上、つまり、羽根車1の回転中心線C上に配置されている。ボス部13には、電動機の出力軸が固定される。つまり、羽根車1は、出力軸に固定されるボス部13を介して電動機に接続される。ボス部13の形状は、平面視で、略円形状である。
複数の翼部5は、ハブ部3の外周面3oつまり筒部11から放射状に突出している。複数の翼部5は、ハブ部3の外周面3oに沿って周方向、つまり羽根車1の回転方向Rへ等間隔に並んでいる。複数の翼部5の数は、適宜変更可能である。図1の例では、複数の翼部5の数は4つである。4つの翼部5は、ハブ部3の周方向に90°毎に並んでいる。それぞれの翼部5は、ハブ部3の外周面3oに傾斜しながら配置されている。
翼部5は、板状に形成されており、内周縁部21と、外周縁部23と、前縁部25と、後縁部27と、を有している。
内周縁部21は、羽根車1の径方向内側の翼部5の端部であり、ハブ部3の外周面3oに沿うように繋がっている。換言すると内周縁部21は、外周面3oに対する翼部5の付け根である。内周縁部21は、回転方向前側となる前側内周縁部21aから回転方向後側となる後側内周縁部21bに向かって、吹出側に傾斜している。
外周縁部23は、羽根車1の径方向外側の翼部5の端部である。外周縁部23は、回転方向前側となる前側外周縁部23aから回転方向後側となる後側外周縁部23bに向かって、吹出側に傾斜している。外周縁部23の周方向の長さ寸法は、内周縁部21の周方向の長さ寸法よりも大きい。
前縁部25は、翼部5の回転方向前側の端部である。前縁部25は、羽根車1の回転方向Rにおいて、風の流れを先導する部位である。前縁部25は、前側内周縁部21aと前側外周縁部23aとを繋いでいる。
後縁部27は、翼部5の回転方向後側の端部である。後縁部27は、後側内周縁部21bと後側外周縁部23bとを繋いでいる。
また、それぞれの翼部5の前側内周縁部21aは、筒部11の吸込側端面11sの近傍に位置している。これに限らず、それぞれの翼部5の前側内周縁部21aは、筒部11の吸込側端面11sに連続するように位置していても良い。さらにまた、それぞれの翼部5の後側内周縁部21bは、筒部11の吹出側端面11bに連続するように位置している。これに限らず、それぞれの翼部5の後側内周縁部21bは、吹出側端面11bの近傍に位置していれば良い。
次いで、ハブ部3の接続部15について詳しく説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る羽根車のハブ部を示す側面図である。
なお、図2では、4つの翼部5を備えた羽根車1のハブ部3を示している。さらに、説明の便宜のために、ハブ部3の筒部11は、紙面手前側半分の図示を省略している。
図3(A)は、本発明の実施形態に係る羽根車の接続部を示す側面図である。図3(B)は、本発明の実施形態に係る羽根車における接続部の筒部側縁部を360°展開した模式図である。
なお、図3(A)は、ハブ部3から筒部11の図示を省略した図である。また、図3(B)は、筒部11の内周面11iに沿うように設けられている、接続部15の筒部側縁部31を、図3(A)中の矢印Pが示す位置から360°展開した図である。図3(A)および図3(B)では、3つの翼部5を備えた羽根車1の接続部15を示している。
ところで、仮に、ハブ部3の接続部15の形状が、単に平板形状である場合には、羽根車1は、十分な剛性が得られない場合がある。その場合には、羽根車1を備えた送風機が稼働中に、羽根車1において、筒部11と翼部5との連結箇所で応力集中が発生して破損が生じる虞がある。一方、応力集中を低減するために、仮に、ボス部13の外周面13oから筒部11の内周面11iに亘って放射状に形成されて回転軸方向に延びる複数のリブを、平板形状の接続部15に設けた場合には、複数のリブを設けたことに起因して、羽根車1の重量が増加し軽量性が損なわれる。なお、このように、筒部とボス部とをつなぐ接続部の形状が平板形状であって、平板形状の接続部に複数のリブを設けた羽根車を、以下、「従来構造の羽根車」と称する場合がある。
図1に加えて図2、図3(A)および図3(B)に示すように、本実施形態に係る羽根車1において、ハブ部3の接続部15は、波板形状を有している。
具体的には、波板形状の接続部15は、筒部11の内周面11iに沿うように設けられた筒部側縁部31と、ボス部13の外周面13oに沿うように設けられたボス部側縁部33と、を有している。接続部15は、筒部側縁部31を介して筒部11の内周面11iに接続されており、ボス部側縁部33を介してボス部13の外周面13oに接続されている。なお、筒部側縁部31は、吹出側に位置する吹出側縁31bと、吸込側に位置する吸込側縁31sと、を有している。
さらに波板形状の接続部15は、ボス部13の外周面13oから筒部11の内周面11iへと放射状に延在して吹出側に凸形状となる複数の吹出側頂部35と、ボス部13の外周面13oから筒部11の内周面11iへと放射状に延在して吸込側に凸形状となる複数の吸込側頂部37と、それぞれが、隣り合う吹出側頂部35および吸込側頂部37を連結している複数の連結部39と、を有している。換言すると、波板形状の接続部15は、筒部11とボス部13との間で、ハブ部3の周方向に波打っている。
それぞれの吹出側頂部35は、ボス部13の外周面13oから筒部11の内周面11iへ向かって吹出側に傾斜している。図2の例では、それぞれの吹出側頂部35の最外縁部35aは、筒部11の吹出側端面11bよりも吸込側に位置している。これに限らず最外縁部35aは、吹出側端面11bと連続するように位置していても良い。なお、最外縁部35aは、接続部15の筒部側縁部31に含まれて、ボス部13から径方向に最も離れている吹出側頂部35の部位である。
それぞれの吸込側頂部37は、ボス部13の外周面13oから筒部11の内周面11iへ向かって吸込側に傾斜している。図2の例では、それぞれの吸込側頂部37の最外縁部37aは、筒部11の吸込側端面11sよりも吹出側に位置している。これに限らず最外縁部37aは、吸込側端面11sと連続するように位置していても良い。なお、最外縁部37aは、接続部15の筒部側縁部31に含まれて、ボス部13から径方向に最も離れている吸込側頂部37の部位である。
複数の吹出側頂部35の数は、複数の吸込側頂部37の数に一致する。さらに、複数の吹出側頂部35および複数の吸込側頂部37のそれぞれの数は、翼部5の数に一致する。
複数の連結部39は、吸込側または吹出側に傾斜している。複数の連結部39は、傾斜しながら筒部11の内周面11iに筒部側縁部31を介して接続されており、傾斜しながらボス部13の外周面13oにボス部側縁部33を介して接続されている。
図4は、本発明の実施形態に係る羽根車のハブ部に発生する応力の評価部位を示す図である。なお、図4は、羽根車1を吹出側から示す平面図である。
発明者らは、前述のような波板形状の接続部15を見出す過程で、羽根車1における剛性および軽量性に関して、以下で説明する解析を実施し、従来構造の羽根車との比較を行った。
解析の一例として、3つの翼部5を備えた羽根車1を回転方向Rへ回転させた場合に、図4に示す位置M1から位置M3におけるハブ部3の部位において発生する遠心荷重(応力)を算出した。図4の例では、位置M1から位置M3は、ハブ部3の周方向に沿って、30°おきに等間隔に配置されている。位置M1から位置M3は、筒部11と翼部5との連結箇所もしくは連結箇所の近傍であって、羽根車1を回転させた場合に、応力集中が発生し易くなる箇所である。
解析した結果、3つの翼部を同様に備えた従来構造の羽根車のハブ部のM1から位置M3に相当する箇所で発生する応力をそれぞれ100%とした場合に、位置M1から位置M3において、発生した応力は、いずれも70%以下であった。つまり、筒部11と翼部5との連結箇所において、波板形状の接続部15によりハブ部3の剛性が向上し、従来構造の羽根車のハブ部と比して、発生する応力が30%以上低下することが確認された。
また、解析の別の例として、図4に示す3つの翼部5を備えた羽根車1を回転方向Rへ回転させた場合に、ハブ部3の全域で発生する遠心荷重(応力)を算出した。さらに、ハブ部3のみの質量を算出した。
解析した結果、3つの翼部を同様に備えた従来構造の羽根車のハブ部全域で発生する応力を100%とした場合に、ハブ部3の全域で発生した応力は、67.8%であった。さらに、従来構造の羽根車のハブ部の質量を100%とした場合に、ハブ部3の質量は、82.2%となった。つまり、波板形状の接続部15によりハブ部3の全体の剛性および軽量性が向上し、従来構造の羽根車のハブ部と比して、発生する応力が30%以上低下し、質量は17%以上低下することが確認された。
また、解析のさらなる別の例として、図1に示す4つの翼部5を備えた羽根車1を回転方向Rへ回転させた場合に、ハブ部3の全域で発生する遠心荷重(応力)を算出した。さらに、ハブ部3のみの質量を算出した。
解析した結果、4つの翼部を同様に備えた従来構造の羽根車のハブ部全域で発生する応力を100%とした場合に、ハブ部3の全域で発生した応力は、87.2%となった。さらに、従来構造の羽根車のハブ部の質量を100%とした場合に、ハブ部3の質量は、67.7%となった。つまり、波板形状の接続部15によりハブ部3の全体の剛性および軽量性が向上し、従来構造の羽根車のハブ部と比して、発生する応力が12%以上低下し、質量は30%以上低下することが確認された。
発明者らは、波板形状の接続部15を有する羽根車1であれば、剛性を高めて発生する応力を低下させながらも、軽量性を向上させることを明らかにした。
なお、ハブ部3は、軽量性を損なわない範囲で、複数のリブを、接続部15に有していても良い。複数のリブは、ボス部13の外周面13oから筒部11の内周面11iに亘って放射状に形成されて回転軸方向に延在している。
図5は、本発明の実施形態に係る羽根車の接続部と翼部との位置関係を示す図である。
なお、図5では、翼部5の数が3つである場合の接続部15を示している。また、ハブ部3の内部に見えるボス部13および接続部15を点線で図示しており、ハブ部3の外周面3o、つまり筒部11の外周面3oに設けられている翼部5の内周縁部21を2点鎖線で図示している。
ところで、一般に、羽根車の射出成型後の冷却時には、翼部の内周縁部と対向する筒部の内周面に、溶融した樹脂材料の収縮に伴いヒケが発生し得る。このヒケは、筒部と翼部との接続部位における剛性を低下させ、応力集中を発生させる。
そこで、図5に示すように、接続部15の筒部側縁部31は、筒部11を筒部側縁部31と翼部5の内周縁部21との間に挟んで内周縁部21に概ね沿うように設けられていても良い。そうすることで、翼部5の内周縁部21と対向する筒部11の内周面11iの箇所は、その大部分に亘って、接続部15の筒部側縁部31が設けられることになる。そのため、羽根車1の射出成型後の冷却時に、筒部11を間に挟んで接続部15の筒部側縁部31と翼部5の内周縁部21とが均等に収縮することで、ヒケの発生を抑制する。また、このような羽根車1の構成とすることで、本実施形態の羽根車1において、筒部側縁部31および内周縁部21が設けられていないハブ部3の部位をカットすることも可能となる。そのため、ハブ部3において、羽根車1の剛性を過度に低下させることなく、さらに軽量性を高めることができる。
図6(A)は、本発明の実施形態に係る羽根車の第二例のハブ部において、接続部の筒部側縁部と、筒部に設けられた第一切欠部および第二切欠部との位置関係を示す模式図であり、図6(B)は、本発明の実施形態に係る羽根車の第二例のハブ部において、第一切欠部および第二切欠部と、翼部の内周縁部との位置関係を示す模式図である。
なお、第一例のハブ部3、ならびにこれ以降で説明する第二例のハブ部3A、第三例のハブ部3Bおよび第四例のハブ部3Cにおいて、重複する説明は省略する。また、第二例のハブ部3Aを、以下、単にハブ部3Aと称する場合がある。また、図6(A)および図6(B)は、ハブ部3Aの外周面3oを、基準線Qから360°展開した概略図である。また、図6(A)および図6(B)において、ハブ部3Aの外周面3oに対向する筒部11の内周面11iに設けられている接続部15の筒部側縁部31を点線で図示している。さらに図6(B)は、ハブ部3Aの外周面3oに設けられている翼部5の内周縁部21を2点鎖線で図示している。
図7(A)は、本発明の実施形態に係る羽根車であって、第二例のハブ部を備えた羽根車の側面図であり、図7(B)は、図7(A)において二点鎖線の四角で囲まれた領域S1の拡大図である。
図6(A)に示すように、ハブ部3Aの筒部11は、接続部15の筒部側縁部31の吹出側縁31bを吹出側にオフセットさせた第一仮想線VL1と、接続部15の筒部側縁部31の吸込側縁31sを吸込側にオフセットさせた第二仮想線VL2と、に概ね沿うように設けられていても良い。換言すると、ハブ部3Aの筒部11は、筒部11の吹出側端面11bから第一仮想線VL1に概ね沿うように設けられた複数の第一切欠部41と、筒部11の吸込側端面11sから第二仮想線VL2に概ね沿うように設けられた複数の第二切欠部43と、を有していても良い。つまり、筒部11が概ね第一仮想線VL1および第二仮想線VL2に沿うようにカットされて、複数の第一切欠部41および複数の第二切欠部43が筒部11に設けられていても良い。そして、図6(A)に加えて、図7(a)に示すように筒部11の吹出側端面11bおよび吸込側端面11sの形状は、それぞれ波形状となる。換言すると、筒部11の側面形状、つまり外周面3oの形状は、波形状となる。
なお、複数の第一切欠部41はそれぞれ、吸出側から吸込側に向かって傾斜する第一傾斜部41aを有し、複数の第二切欠部43はそれぞれ、吸込側から吹出側に向かって傾斜する第二傾斜部43aを有している。第一傾斜部41aは、波形状の吹出側端面11bの一部でもあり、第二傾斜部43aは、波形状の吸込側端面11sの一部でもある。つまり、波形状の吹出側端面11bは複数の第一傾斜部41aを有し、波形状の吸込側端面11sは複数の第二傾斜部43aを有している。また、第一切欠部41は、必ずしも第一仮想線VL1に完全に沿うように設けられている必要はない。同様に第二切欠部43も、必ずしも第二仮想線VL2に完全に沿うように設けられている必要はない。図6(A)の例では、第一切欠部41および第二切欠部43の形状は、ハブ部3Aの径方向外側から見て略台形形状である。第一切欠部41および第二切欠部43は、ハブ部3Aの周方向、つまり、筒部11の周方向に交互に配置されている。
また、図6(B)に示すように、第一切欠部41および第二切欠部43は、筒部11のうち、筒部側縁部31も内周縁部21も設けられていない部分に相当する。換言すると、筒部11は、筒部側縁部31および内周縁部21を避けるように複数の第一切欠部41および複数の第二切欠部43を有している。このように筒部11に設けられた複数の第一切欠部41および複数の第二切欠部43であれば、羽根車1に必要とされる剛性を損なうことがない。そのため、複数の第一切欠部41および複数の第二切欠部43は、ハブ部3A、ひいては羽根車1の軽量性を向上させる。
図8は、図7(A)の羽根車を複数積み重ねた状態における複数の第二例のハブ部の側面図である。
また、図8に示すように、筒部11が、複数の第一切欠部41および複数の第二切欠部43を有することで、複数の羽根車1を回転軸方向に積み重ねた場合に、上側の羽根車1の筒部11の吸込側端面11sと、下側の羽根車1の筒部11の吹出側端面11bとが嵌め合い、回転方向へのズレが抑制される。そのため、輸送時に、複数の羽根車1を積み重ねた場合に、荷崩れが起こり難くなる。また、上側の羽根車1の筒部11の吸込側端面11sと、下側の羽根車1の筒部11の吹出側端面11bとが嵌め合うことで、複数の羽根車1を積み重ねた場合に、積み重ねた高さが低減される。1例として、複数の第一切欠部41および複数の第二切欠部43を有していない羽根車を5つ重ねた場合の高さを100%とした場合に、複数の第一切欠部41および複数の第二切欠部43を有する羽根車1を7つ重ねた場合の高さは98.4%となった。つまり、羽根車1は、積み重ね時に優れた省スペース性を発揮する。そのため、複数の第一切欠部41および複数の第二切欠部43を備えた羽根車1であれば、複数の羽根車1を積み重ねた場合に、省スペース性を高めて、輸送コストおよび保管コストを大幅に削減可能である。
図9は、本発明の実施形態に係る羽根車の第三例のハブ部の近傍を吹出側から示す平面図である。なお、第三例のハブ部3Bを、以下、単にハブ部3Bと称する場合がある。
図9に示すように、ハブ部3Bの接続部15は、複数の水抜き孔45を有していても良い。
具体的には、水抜き孔45の形状は、略四角形状(略台形形状)であって、ハブ部3Bの中心側から外周側へ向かって開口幅が増加する形状である。水抜き孔45は、ハブ部3Bの径方向へ延びる仮想線に対して線対称な形状を有している。
複数の水抜き孔45の数は、羽根車1の回転時のバランスを取るために、通常、複数の翼部5の数に一致することが好ましい。図9の例では、複数の翼部5の数は3つであり、複数の水抜き孔45の数は3つである。3つの水抜き孔45はそれぞれ、接続部15に、ハブ部3Bの周方向に沿って、120°おきに等間隔で配置されている。また、例えば、複数の翼部5の数が4つである場合には、複数の水抜き孔45の数は4つである。4つの水抜き孔45はそれぞれ、接続部15に、ハブ部3Bの周方向に沿って、90°おきに等間隔で配置される。
このような構成の複数の水抜き孔45であれば、羽根車1が、空気調和機が備える室外機の室外ファンに適用された場合に、ハブ部3Bに溜まる雨水および雪解け水などの水分を適切に排水する。また、複数の水抜き孔45を設けることで、ハブ部3Bは、さらなる軽量性が得られる。
また、それぞれの水抜き孔45は、羽根車1の回転方向Rにおいて、隣り合う翼部5の内周縁部21の間に設けられていても良い。そうすることで、ハブ部3Bの剛性を低減させることなく維持する。つまり、ハブ部3Bは、剛性を低減させることなく、排水性および軽量性を向上させる。また、複数の水抜き孔45は、傾斜している連結部39に設けられているため、重力の作用により、ハブ部3Bに溜まる水分が、傾斜している連結部39を流れ落ちてくる際に、容易に排水される。また、複数の水抜き孔45は、ハブ部3Bの外周付近に設けられているため、回転する羽根車1の遠心力により、ハブ部3Bに溜まる水分が、外側へ向かう際に、容易に排水される。
図10は、本発明の実施形態に係る羽根車であって、凸部を有する翼部を備えた羽根車を吹出側から示す斜視図である。
図11は、図10の羽根車を複数積み重ねた状態を吹出側から示す斜視図である。
図12は、図11における凸部の近傍を示す側面図である。
図10に示すように、それぞれの翼部5の後縁部27は、筒部11の吹出側端面11bに連続する後縁面51と、吹出側端面11bの最外縁に沿うように後縁面51から吹出側に突出する凸部53と、を有していても良い。
羽根車1が備えている凸部53の数は、複数の翼部5の数に一致する。図10の例では、羽根車1は、3つの翼部5を備えている。つまり、羽根車1は、3つの凸部53を備えている。3つの凸部53は、3つの翼部5と同様に、ハブ部3Aの外周側でハブ部3Aの周方向に120°毎に並んでいる。
このような複数の凸部53であれば、図11および図12に示すように、複数の羽根車1を回転軸方向に積み重ねた場合に、下側の羽根車1が備える凸部53が上側の羽根車1のハブ部3Aの外周面3oと接することで、上側の羽根車1が径方向へずれるのを防止する。なお、凸部53は、比較的小さい部材である。そのため、羽根車1が複数の凸部53を備えている場合であっても、羽根車1の重量は実質的に増加することなく、羽根車1の軽量性は維持される。
また、図7(B)に戻って示すように、それぞれの翼部5の後縁部27は、筒部11の吹出側端面11bに連続して吹出側端面11bよりも吹出側に延在する後縁面51Aを有していても良い。
図7(B)において2点鎖線で示される後縁面51および凸部53は、説明の便宜のために、図10に示される後縁面51および凸部53を、図7(B)に重ねて表示させたものである。後縁面51Aは、吹出側端面11bよりも吹出側に延在することで、凸部53と同様の機能を有する。すなわち、複数の羽根車1を回転軸方向に積み重ねた場合に、下側の羽根車1が備える後縁面51Aが上側の羽根車1のハブ部3Aの外周面3oと接することで、上側の羽根車1が径方向へずれるのを防止する。なお、このような後縁面51Aであれば、翼部5の一部として一体で設計することが可能である。
図13は、本発明の実施形態に係る羽根車であって、第四例のハブ部を備えた羽根車を吸込側から示す斜視図である。なお、第四例のハブ部3Cを、以下、単にハブ部3Cと称する場合がある。
図14(A)は、図13において二点鎖線の四角で囲まれた領域S2の拡大図であり、図14(B)は、図13において二点鎖線の四角で囲まれた領域S3の拡大図である。
図13、図14(A)および図14(B)に示すように、ハブ部3Cの筒部11は、内周面11iまたは外周面3oに間隔を置いて設けられた複数の爪部55を有しており、複数の爪部55は、筒部11の吸込側端面11sよりも吸込側に突出しているか、筒部11の吹出側端面11bよりも吹出側に突出していても良い。
爪部55は、筒部11の周方向に配置されている。羽根車1が備えている複数の爪部55の数は、爪部55の大きさや、吹出側または吸込側に突出する高さにも依るが、例えば、2つ以上である。図13の例では、羽根車1は、筒部11の内周面11iから吸込側に突出する2つの爪部55を備えている。2つの爪部55は、羽根車1の回転方向Rにおいて、120°または240°の間隔をおいて並んでいる。
このような複数の爪部55であれば、複数の羽根車1を回転軸方向に積み重ねた場合に、上下に隣り合う筒部11に、複数の爪部55が引っ掛かり、上側の羽根車1が径方向へずれるのを防止する。なお、羽根車1が複数の爪部55を備えている場合であっても、羽根車1の重量は実質的に増加することなく、羽根車1の軽量性は維持される。
また、それぞれの爪部55は、筒部11の内周面11iに設けられ、かつ、内周縁部21の前側内周縁部21aの近傍に設けられていても良い。
筒部11を間に挟んで翼部5の内周縁部21と対向する筒部11の内周面11i側には、翼部5を筒部11に強固に固定するために、リブや肉厚部などの補強部材が設置され得る。爪部55は、これらの補強部材の一部を、吸込側または吹出側に延出させることで、新たな部材や羽根車1を構成する樹脂材料の分量を過度に増加させることなく容易に設けることができる。
図15は、図8に示される二点鎖線の四角で囲まれた領域S4において上下に隣り合う2つの筒部の縦断面拡大図である。
なお、図15は、回転中心線Cを含み、回転中心線Cに沿う方向に平行な平面で領域S4を切断した断面図である。
また、図15に示すように、筒部11の吹出側端面11bの少なくとも一部、および、筒部11の吸込側端面11sの少なくとも一部は、筒部11の外周面3oから筒部11の内周面11iにかけて傾斜していても良い。換言すると、吹出側端面11bの少なくとも一部、および、吸込側端面11sの少なくとも一部は、筒部11の径方向(厚み方向)において、傾斜していても良い。この場合に、吹出側端面11bの少なくとも一部は、回転軸方向において、吸込側端面11sの少なくとも一部に対向するように位置している。
このような吹出側端面11bの少なくとも一部、および、吸込側端面11sの少なくとも一部であれば、複数の羽根車1を回転軸方向に積み重ねた場合に、上下に隣り合う筒部11において、上側の筒部11の吸込側端面11sの少なくとも一部と下側の筒部11の吹出側端面11bとが互い接することで、上側の羽根車1が径方向へずれるのを防止する。
なお、図15の例では、筒部11の吹出側端面11bの少なくとも一部は、複数の第一傾斜部41aを含み、筒部11の吸込側端面11sの少なくとも一部は、複数の第二傾斜部43aを含んでいる。これに限らず、吹出側端面11bの少なくとも一部は、第一傾斜部41a以外の吹出側端面11bの他部を含んでいても良く、吸込側端面11sの少なくとも一部は、第二傾斜部43a以外の吸込側端面11sの他部を含んでいても良い。また、吹出側端面11bの少なくとも一部および吸込側端面11sの少なくとも一部は、筒部11の外周面3oから筒部11の内周面11iにかけて吸込側に傾斜していても良いし、筒部11の外周面3oから筒部11の内周面11iにかけて吹出側に傾斜していても良い。
以上のように、本実施形態に係る羽根車1は、筒部11の内周面11iとボス部13の外周面13oとを接続する波板形状の接続部15を備えている。そのため、羽根車1は、平板形状を有してハブ部の内周面とボス部の外周面とを接続する平坦な接続部と、接続部の平面から立設してハブ部の内周面とボス部の外周面とを接続するリブ部と、を備えた従来構造の羽根車と比して、羽根車1を回転方向Rへ回転させて場合にハブ部3で発生する遠心荷重である応力を低減しながらも、ハブ部3の重量を低減することができる。つまり、羽根車1は、剛性を高めながらも、優れた軽量性を得ることができる。
また、本実施形態に係る羽根車1は、筒部11を間に挟んで、翼部5の内周縁部21に沿うように設けられた筒部側縁部31を有する接続部15を備えている。そのため、羽根車1は、羽根車1の射出成型後の冷却時に、筒部11を間に挟んで接続部15の筒部側縁部31と翼部5の内周縁部21とが均等に収縮することで、ヒケの発生を抑制することができる。さらに、羽根車1は、剛性を低下させることなく、筒部11において、接続部15の筒部側縁部31と翼部5の根元の部位である内周縁部21とが設けられていない部位を取り除いて、軽量性を高めることができる。
また、本実施形態に係る羽根車1は、接続部15の筒部側縁部31の吹出側縁31bを吹出側にオフセットさせた第一仮想線VL1に概ね沿うように設けられた複数の第一切欠部41と、接続部15の筒部側縁部31の吸込側縁31sを吸込側にオフセットさせた第二仮想線VL2に概ね沿うように設けられた複数の第二切欠部43と、を有する筒部11を備えている。つまり、羽根車1は、接続部15の筒部側縁部31と、翼部5の内周縁部21との両方を避けるように、筒部11に複数の第一切欠部41および複数の第二切欠部43を有している。そのため、羽根車1は、剛性を損なうことなく、軽量性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態に係る羽根車1は、複数の水抜き孔45を有する接続部15を備えている。そのため、羽根車1は、空気調和機における室外機の室外ファンに適用された場合に、ハブ部3Bに溜まる雨水および雪解け水などの水分を適切に排水することができる。また、羽根車1は、複数の水抜き孔45を設けることで、軽量性をより向上させることができる。
また、本実施形態に係る羽根車1は、それぞれが、筒部11の吹出側端面11bに連続する後縁面51と、吹出側端面11bの最外縁に沿うように後縁面51から吹出側に突出する凸部53と、を有する複数の翼部5を備えている。このような羽根車1であれば、複数の羽根車1を積み重ねた場合に、荷崩れを防止することができる。
また、本実施形態に係る羽根車1は、それぞれが、筒部11の吹出側端面11bに連続して吹出側端面11bよりも吹出側に延在する後縁面51Aを有する複数の翼部5を備えている。このような羽根車1であれば、複数の羽根車1を積み重ねた場合に、荷崩れを防止することができる。
また、本実施形態に係る羽根車1は、筒部11の内周面11iまたは筒部11の外周面3oに間隔を置いて設けられ、筒部11の吸込側端面11sよりも吸込側に突出する、または、筒部11の吹出側端面11bよりも吹出側に突出する複数の爪部55を有する筒部11を備えている。このような羽根車1であれば、複数の羽根車1を積み重ねた場合に、荷崩れを防止することができる。
また、本実施形態に係る羽根車1において、筒部11の吹出側端面11bの少なくとも一部、および、筒部11の吸込側端面11sの少なくとも一部は、筒部11の外周面3oから筒部11の内周面11iにかけて傾斜している。そして、吹出側端面11bの少なくとも一部は、回転軸方向において、吸込側端面11sの少なくとも一部に対向するように位置している。このような羽根車1であれば、複数の羽根車1を積み重ねた場合に、荷崩れを防止することができる。
したがって、本実施形態に係る羽根車1は、高い剛性を有しながらも軽量性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…羽根車、3、3A、3B、3C…ハブ部、3o…外周面、5…翼部、11…筒部、11i…内周面、11s、13s…吸込側端面、11b、13b…吹出側端面、13…ボス部、13o…外周面、15…接続部、21…内周縁部、21a…前側内周縁部、21b…後側内周縁部、23…外周縁部、23a…前側外周縁部、23b…後側外周縁部、25…前縁部、27…後縁部、31…筒部側縁部、31b…吹出側縁、31s…吸込側縁、33…ボス部側縁部、35…吹出側頂部、35a、37a…最外縁部、37…吸込側頂部、39…連結部、41…第一切欠部、41a…第一傾斜部、43…第二切欠部、43a…第二傾斜部、45…水抜き孔、51、51A…後縁面、53…凸部、55…爪部、C…回転中心線、F…流れ方向、M1、M2、M3…位置、P…矢印、Q…基準線、R…回転方向、S1、S2、S3、S4…領域、VL1…第一仮想線、VL2…第二仮想線。
Claims (8)
- 筒形状を有するハブ部と、
前記ハブ部の外周面に接続される複数の翼部と、を備え、
前記ハブ部は、
前記外周面と、内周面と、を有する筒部と、
円筒形状を有し、前記筒部の中央に配置されて電動機の出力軸を挿入するためのボス部と、
前記筒部の前記内周面と前記ボス部の外周面とを接続する波板形状の接続部と、を有している羽根車。 - 前記接続部は、前記筒部の前記内周面に沿う筒部側縁部を有し、
それぞれの前記翼部は、前記筒部の前記外周面に沿う内周縁部を有し、
前記接続部の前記筒部側縁部は、前記筒部を前記筒部側縁部と前記内周縁部との間に挟んで、前記内周縁部に沿うように設けられている請求項1に記載の羽根車。 - 前記接続部の前記筒部側縁部は、
吹出側に位置する吹出側縁と、
吸込側に位置する吸込側縁と、を有し
前記筒部は、
前記吹出側に位置する吹出側端面と、
前記吸込側に位置する吸込側端面と、
前記吹出側縁を前記吹出側にオフセットさせた第一仮想線に概ね沿うように設けられた複数の第一切欠部と、
前記吸込側縁を前記吸込側にオフセットさせた第二仮想線に概ね沿うように設けられた複数の第二切欠部と、を有し、
前記吹出側端面の形状および前記吸込側端面の形状は、それぞれ波形状となっている請求項2に記載の羽根車。 - 前記接続部は、複数の水抜き孔を有している請求項1に記載の羽根車。
- 前記筒部は、吹出側に位置する吹出側端面を有し、
それぞれの前記翼部は、回転方向において、後側に位置する後縁部を有し、
前記後縁部は、
前記吹出側端面に連続する後縁面と、
前記吹出側端面の最外縁に沿うように前記後縁面から前記吹出側に突出する凸部と、を有している請求項1から4のいずれか1項に記載の羽根車。 - 前記筒部は、吹出側に位置する吹出側端面を有し、
それぞれの前記翼部は、回転方向において、後側に位置する後縁部を有し、
前記後縁部は、前記吹出側端面に連続して前記吹出側端面よりも前記吹出側に延在する後縁面を有している請求項1から4のいずれか1項に記載の羽根車。 - 前記筒部は、
吹出側に位置する吹出側端面と、
吸込側に位置する吸込側端面と、
前記筒部の前記内周面または前記筒部の前記外周面に間隔を置いて設けられた複数の爪部と、を有し、
前記複数の爪部は、前記吸込側端面よりも前記吸込側に突出する、または、前記吹出側端面よりも前記吹出側に突出する請求項1から4のいずれか1項に記載の羽根車。 - 前記筒部は、
吹出側に位置する吹出側端面と、
吸込側に位置する吸込側端面と、を有し、
前記吹出側端面の少なくとも一部、および、前記吸込側端面の少なくとも一部は、前記筒部の前記外周面から前記筒部の前記内周面にかけて傾斜し、
前記吹出側端面の前記少なくとも一部は、回転軸方向において、前記吸込側端面の前記少なくとも一部に対向するように位置している請求項1から4のいずれか1項に記載の羽根車。
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-
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