JP2026007714A - 段ボールシートの接合方法及びこれを用いた部材により形成される家具 - Google Patents
段ボールシートの接合方法及びこれを用いた部材により形成される家具Info
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Abstract
【解決手段】接合される二つの面の、外側の接合面1aには、先端が広がり根元部分が狭ままることで両側辺に傾斜を持つ台形状の挿入部1cが設けられ、台形の上底の折り1dによって突出する。内側の接合面1bには、固定部の突片1eが設けられ、先端部分1gが折られるようになっている。突片1eが内側に折られて開いた孔に挿入部1cを押し込んで挿入し、内部で直角くらいに立たせて固定する。そして固定部の突片1eを、内側から挿入部1cの挿入で作られた孔を塞ぐように押し上げ、突片の先端部分1gを挿入部1cに密着させ固定状態を維持する。
【選択図】図2
Description
そこで、接着を伴なわない接合方法として(特許文献1)、(特許文献2)では、重ね合わせた両方のシートに設けられた台形状の突片が内側に折り込められ、両側のテーパーにより固定される方法が提案されている。(特許文献3)では、内側に折り込められる外側の台形状の突起に耳部を設け、これにより突起が抜けにくいように固定される方法が提案されている。(特許文献4)では、シート端部に形成された角筒を台形状の突片で固定する方法が提案されている。(特許文献5)では、シート端部に形成された角筒を巻き込み状態で固定する方法が提案されている。
(特許文献6)のように、スリットを持つ二つの部材がスリットによって嵌め込まれて形成される構造を持つものががほとんどで、数種類の部材や部品で組み立てられる。(特許文献7)では、その構造を持つ箱を複数個利用してベッド、あるいは椅子やテーブルとして使用される。(特許文献8)では、その構造を持つ伸縮可能なものが提案されている。
(特許文献2)では、突片の根元部分に突起を設けて引っかかりを作っているが、両側二箇所に接合部が設けられて二つの面がずれないように固定されるが、接合部が一箇所だけでは二つの面がずれて、孔の広い部分に移動すれば容易に抜けてしまう。
(特許文献3)では、容易に抜けないよう耳部が設けられ、耳部が折れて容易に孔に挿入できるが、同様に耳部が折れて抜くことができ、孔が作られた突片で耳部を抑えても、耳部の下部はまったく固定されないので二つの面は離れることができ、完全な固定とはならず、強い力がかかれば抜けてしまう。
(特許文献4)では、台形状の突片が四角形の孔に押し込められ台形の広がった部分で固定されるが、この物品は緩衝材であり、巻き込みでで形成された角筒はベースの面から離されるような力を受けることがないため、この形態でよいが、そのような力を受ければ容易に抜けてしまう。
(特許文献5)では、角筒を巻き込み固定するが、角筒の底面とシートが接合されるわけではなく、上面に突片が出たり、側面にもロック片が出ていたりして無駄なスペースが生まれている。
部材が多種類、多数になる場合、雑然とした場所での作業では部材をを無くして組み立てられなくなったり、梱包状態では無駄な空きスペースができたりもする。組み上がっているものは梱包が大きくなりがちである。
ベッドの場合はほとんど出来上がりのサイズが決まっており、高身長の人は使用しにくく、身長の低い女性や子供が二人で寝れるような自由なサイズにできるものはない。
また、材料が安価なのに、部材が多種類だったり、接着や畳んだりする工程があったりしてそれほど安価なものになっていない。
本発明の接合方法は、段ボールシートの二つの面を重なり合わせた状態で接着を伴なわずに容易に接合する方法である。
図1Aのように、角筒を形成する際に接合される両端の二つの面の、外側の接合面1aには、挿入部1cが設けられ、先端が広がり根元部分が狭ままることで両側辺に傾斜を持つ台形状で、台形の上底が挿入部の折り1dになる形状で、この折りによって突出する。内側の接合面1bには、固定部の突片1eが設けられ、挿入部1cと同様に台形状で、台形の下底が突片の折り1fになる形状で、図1Bのように挿入部1cより高さのある台形になっており、先端部分1gが折られるようになっている。
図3のように、挿入部1cの台形の下底を同じ幅で延長し、延長された挿入部の先端部分1hは内側に折れるようにする。固定部の突片1eはこれに合わせて台形が延長された
形状にする。
そして図4のように、最初に挿入部の先端部分1hを内側に垂直になるぐらいに折り、固定部の突片1eは先端部分1gを内側に折り、突片1e全体は外側に折っておく、外側の接合面1aを内側の接合面1bに重ねる際に、挿入部の先端部分1hを折って開いた孔から突片1eを突出させる。これでで開いた孔に挿入部1cを押し込み内部で直角くらいになるようにする。そして孔を塞ぐように突片1eを挿入し先端部分1gを挿入部1cに密着させ固定する。
これにより、内側に手をいれることなく外側からの操作で組み立てられる。
図5のように、挿入部1cは台形の下底を延長した形状とする。これは単純に台形としてもよいが、内側に押し込む際、台形だと折りの部分の幅が小さく、指の幅に合わせると台形全体の幅を大きくしなければならないが、台形の下底を、折りで挿入して内側の面から突出する厚み分で延長することで挿入部1cは小さくすることができる。
固定部は図5Bのように、挿入部1cが挿入可能な大きさの台形とし、傾斜を持つ両側の辺に折りがあり、両側の辺の間で分割された二つの突片1eが設けられる。挿入部1cが挿入され突出する位置にその位置を底面とし二つの突片1eが分割される部分を頂点とする三角形の孔1iが設けられる。
固定される三角形の孔1iは突片を折って突出させることで開くものとしてもよく、挿入部1cはこの三角形の突片と二つの突片1eの間に挟まれる形で固定される形態とすることもできる。
挿入部が設けられた面2は、図8のように上下でつながった突片を持ち、上側の突片2bの根元部分の左右に設けられた折り2aの間で下側の突片はつながっており、折り2aで上側の突片2bが折られて内側に突出すると、つながっている下側の突片は外側に突出する。突出した内側と外側とで一つの平らな面となり、外側を挿入部2cとし両側に傾斜を設け先端が狭まった形状とする。
挿入孔が設けられた面3は、突片の折り3aにより突片3bが部材の内側に突出し挿入孔3cができる。挿入孔3cは図7Bのように、挿入部2cが挿入された際、上部は左右の端、下部は中央という全体ではなく局部で固定する形状となっている。通常この場合、挿入部2cの厚みに合わせた細長い孔とするが、この形状であればより大きな孔で固定が可能で、突片の突出で作ることができる。
挿入部2cには、挿入孔3cが設けられた面3の内側に合わせて切り目2dが設けられている。通常このように折りで突出させ、折りからシートの厚み分の位置に切り目を設けることはできないが、内側と外側とで一つの平らな面とすることで可能なものとしている。これにより挿入部の折り2eで折ることで、挿入孔が設けられた面3の内側を切り目2dで抑えて挿入部2cを上下左右だけでなく前後にも固定することができる。
この接合方法と同様に、図1、3、5の形態は、角筒を形成する際の接合に限らず、別部材の面の接合とすることもできる。
通常の段ボール箱は、いずれかの側面で接着により四つの面を繋げ、上面、底面の蓋をする側面から伸びたフラップとフラップの間にはスリットが設けらる。しかし、本発明では図9のように、切り目、折り目だけが入れられ、孔やスリットがない一枚の四角形のシートのみで、他の部材は使用しない。一枚のシートは図10、11のように組み立てられ、両側面で接合され、上面4cが長方形で底面が開放部である一つの箱型の部材となる。
本発明では、図12Aのように側面上部を着物の襟のような形状の三層構造とし、この形状であれば最も内側になる側面4dの左右に突片を設けることができ、この突片の折りで左右の幅を狭め張り出しのないものとすることができる。
また接着での接合ではないので、外側の側面4fの端が少し浮いてくるが、図12Bのように上面4cとの角部で浮くことになり、端部は反りもでるので引っかかりやすくなる。図12Aは下の方で斜めになっっているので開きも抑えられる。
このように、さまざまな形態とすることでスペースを有効に使うことができる。
また、このように組み立てずにシートそのままの状態で使用することもでき、その場合はシートの切り目をテープで止めると、通常の一枚のシートとして、パーティションや天板などに使用することができる。
これにより、小さいベッドの周りをシートで囲んでベビーベッドとすることもできる。図17Bのようにこれを天板としたテーブルを、連結せずに部材をテープで固定し、少ない組み立てで作ることができ、連結しただけのものより高さがあるものにできる。このテーブル上面の部材を二つ合わせたものを何段か増やして高さをだして机とすることもできる。この場合、部材の開放部を外側にして物を入れられるようにしてもよい。
このように部材を二つ合わせたものを複数つなげて厚みのある壁のようなパーティションとすることもできる。この場合、内部に新聞紙をくしゃくしゃにしたものなどを入れて、断熱や防音の効果をえられるものとすることもできる。
この部材を使用して、ベッドを作ることはもちろん、椅子やテーブルでは開放部で足を伸ばしたり入れたりすることができる。内側に折り込む部分をテープで止め開放部を作らないこともできるので、厚みのある壁のようなパーティションとすることもできる。
また開放部を持つことでテープで固定し図20のような形態とし、壁につけてはしごとして使用したり、両側に傾斜をつけ、脚立として使用することもできる。
このように段ボールシートを型抜きをしただけのものなので安価で提供することができる。
1a 外側の接合面
1b 内側の接合面
1c 挿入部
1d 挿入部の折り
1e 固定部の突片
1f 固定部の折り
1g 固定部の先端部分
1h 挿入部の先端部分
1i 固定部の孔
2 挿入部が設けられた面
2a 左右に設けられた折り
2b 上側の突片
2c 挿入部
2d 挿入部の切り目
2e 挿入部の折り
3 挿入孔が設けられた面
3a 突片の折り
3b 突片
3c 挿入孔
4 部材を形成するシート
4a 長辺側の面
4b 長辺側の面
4c 上面
4d 最も内側になる側面
4e 内側の側面
4f 外側の側面
4g 開放部の上面
4h 開放部の側面
そこで、接着を伴なわない接合方法として(特許文献1)、(特許文献2)では、重ね合わせた両方のシートに設けられた台形状の突片が内側に折り込められ、両側の傾斜により固定される方法が提案されている。(特許文献3)では、内側に折り込められる外側の台形状の突片に耳部を設け、これにより突片が抜けにくいように固定される方法が提案されている。(特許文献4)では、シート端部に形成された角筒を台形状の突片で固定する方法が提案されている。(特許文献5)では、シート端部に形成された角筒を巻き込み状態で固定する方法が提案されている。
(特許文献6)のように、スリットを持つ二つの部材がスリットによって嵌め込まれて形成される構造を持つものががほとんどで、数種類の部材や部品で組み立てられる。(特許文献7)では、その構造を持つ箱を複数個利用してベッド、あるいは椅子やテーブルとして使用される。(特許文献8)では、その構造を持つ伸縮可能なものが提案されている。
(特許文献2)では、突片の根元部分に突起を設けて引っかかりを作っているが、両側二箇所に接合部が設けられて二つの面がずれないように固定されるが、接合部が一箇所だけでは二つの面がずれて、孔の広い部分に移動すれば容易に抜けてしまう。
(特許文献3)では、容易に抜けないよう耳部が設けられ、耳部が折れて容易に孔に挿入できるが、同様に耳部が折れて抜くことができ、孔が開けられた突片で耳部を抑えても、耳部が設けられた突片の下部はまったく固定されないので二つの面は離れることができ、完全な固定とはならず、強い力がかかれば抜けてしまう。
(特許文献4)では、台形状の突片が四角形の孔に押し込められ台形の広がった部分で固定されるが、この物品は緩衝材であり、巻き込みでで形成された角筒はベースの面から離されるような力を受けることがないため、この形態でよいが、そのような力を受ければ容易に抜けてしまう。
(特許文献5)では、角筒を巻き込み固定するが、角筒の底面とシートが接合されるわけではなく、上面に突片が出たり、側面にもロック片が出ていたりして無駄なスペースが生まれている。
部材が多種類、多数になる場合、雑然とした場所での作業では部材をを無くして組み立てられなくなったり、梱包状態では無駄な空きスペースができたりもする。組み上がっているものは梱包が大きくなりがちである。
ベッドの場合はほとんど出来上がりのサイズが決まっており、高身長の人は使用しにくく、身長の低い女性や子供が二人で寝れるような自由なサイズにできるものはない。
また、材料が安価なのに、部材が多種類だったり、接着や畳んだりする工程があったりしてそれほど安価なものになっていない。
本発明の接合方法は、段ボールシートの二つの面を重なり合わせた状態で接着を伴なわずに容易に接合する方法である。
図1Aのように、角筒を形成する際に接合される両端の二つの面の、外側の接合面1aには、挿入部1cが設けられ、先端が広がり根元部分が狭ままることで両側辺に傾斜を持つ台形状で、台形の上底が挿入部の折り1dになる形状で、この折りによって突出する。内側の接合面1bには、固定部の突片1eが設けられ、挿入部1cと同様に台形状で、台形の下底が突片の折り1fになる形状で、図1Bのように挿入部1cより高さのある台形になっており、先端部分1gが折られるようになっている。
図3のように、挿入部1cの台形の下底を同じ幅で延長し、延長された挿入部の先端部分1hは内側に折れるようにする。固定部の突片1eはこれに合わせて台形が延長された
形状にする。
そして図4のように、最初に挿入部の先端部分1hを内側に垂直になるぐらいに折り、固定部の突片1eは先端部分1gを内側に折り、突片1e全体は外側に折っておく、外側の接合面1aを内側の接合面1bに重ねる際に、挿入部の先端部分1hを折って開いた孔から突片1eを突出させる。これでで開いた孔に挿入部1cを押し込み内部で直角くらいになるようにする。そして孔を塞ぐように突片1eを挿入し先端部分1gを挿入部1cに密着させ固定する。
これにより、内側に手をいれることなく外側からの操作で組み立てられる。
図5のように、挿入部1cは台形の下底を延長した形状とする。これは単純に台形としてもよいが、内側に押し込む際、台形だと折りの部分の幅が小さく、指の幅に合わせると台形全体の幅を大きくしなければならないが、台形の下底を、折りで挿入して内側の面から突出する厚み分で延長することで挿入部1cは小さくすることができる。
固定部は図5Bのように、挿入部1cが挿入可能な大きさの台形とし、傾斜を持つ両側の辺に折りがあり、両側の辺の間で分割された二つの突片1eが設けられる。挿入部1cが挿入され突出する位置にその位置を底辺とし二つの突片1eが分割される部分を頂点とする三角形の孔1iが設けられる。
固定される三角形の孔1iは突片を折って突出させることで開くものとしてもよく、挿入部1cはこの三角形の突片と二つの突片1eの間に挟まれる形で固定される形態とすることもできる。
挿入部が設けられた面2は、図8のように上下でつながった突片を持ち、上側の突片2bの根元部分の左右に設けられた折り2aの間で下側の突片はつながっており、折り2aで上側の突片2bが折られて内側に突出すると、つながっている下側の突片は外側に突出する。突出した内側と外側とで一つの平らな面となり、外側を挿入部2cとし両側に傾斜を設け先端が狭まった形状とする。
挿入孔が設けられた面3は、突片の折り3aにより突片3bが部材の内側に突出し挿入孔3cができる。挿入孔3cは図7Bのように、挿入部2cが挿入された際、上部は左右の端、下部は中央という全体ではなく局部で固定する形状となっている。通常この場合、挿入部2cの厚みに合わせた細長い孔とするが、この形状であればより大きな孔で固定が可能で、突片の突出で作ることができる。
挿入部2cには、挿入孔3cが設けられた面3の内側に合わせて切り目2dが設けられている。通常このように折りで突出させ、折りからシートの厚み分の位置に切り目を設けることはできないが、内側と外側とで一つの平らな面とすることで可能なものとしている。これにより挿入部の折り2eで折ることで、挿入孔が設けられた面3の内側を切り目2dで抑えて挿入部2cを上下左右だけでなく前後にも固定することができる。
この接合方法と同様に、図1、3、5の形態は、角筒を形成する際の接合に限らず、別部材の面の接合とすることもできる。
通常の段ボール箱は、いずれかの側面で接着により四つの面を繋げ、上面、底面の蓋をする側面から伸びたフラップとフラップの間にはスリットが設けらる。しかし、本発明では図9のように、切り目、折り目だけが入れられ、孔やスリットがない一枚の四角形のシートのみで、他の部材は使用しない。一枚のシートは図10、11のように組み立てられ、両側面で接合され、上面4cが長方形で底面が開放部である一つの箱型の部材となる。
本発明では、図12Aのように側面上部を着物の襟のような形状の三層構造とし、この形状であれば最も内側になる側面4dの左右に突片を設けることができ、この突片の折りで左右の幅を狭め張り出しのないものとすることができる。
また接着での接合ではないので、外側の側面4fの端が少し浮いてくるが、図12Bのように上面4cとの角部で浮くことになり、端部は反りもでるので引っかかりやすくなる。図12Aは下の方で斜めになっっているので開きも抑えられる。
このように、さまざまな形態とすることでスペースを有効に使うことができる。
また、このように組み立てずにシートそのままの状態で使用することもでき、その場合はシートの切り目をテープで止めると、通常の一枚のシートとして、パーティションや天板などに使用することができる。
これにより、小さいベッドの周りをシートで囲んでベビーベッドとすることもできる。図17Bのようにこれを天板としたテーブルを、連結せずに部材をテープで固定し、少ない組み立てで作ることができ、連結しただけのものより高さがあるものにできる。このテーブル上面の部材を二つ合わせたものを何段か増やして高さをだして机とすることもできる。この場合、部材の開放部を外側にして物を入れられるようにしてもよい。
このように部材を二つ合わせたものを複数つなげて厚みのある壁のようなパーティションとすることもできる。この場合、内部に新聞紙をくしゃくしゃにしたものなどを入れて、断熱や防音の効果をえられるものとすることもできる。
この部材を使用して、ベッドを作ることはもちろん、椅子やテーブルでは開放部で足を伸ばしたり入れたりすることができる。内側に折り込む部分をテープで止め開放部を作らないこともできるので、厚みのある壁のようなパーティションとすることもできる。
また開放部を持つことでテープで固定し図20のような形態とし、壁につけてはしごとして使用したり、両側に傾斜をつけ、脚立として使用することもできる。
このように段ボールシートを型抜きをしただけのものなので安価で提供することができる。
1a 外側の接合面
1b 内側の接合面
1c 挿入部
1d 挿入部の折り
1e 固定部の突片
1f 固定部の折り
1g 固定部の先端部分
1h 挿入部の先端部分
1i 固定部の孔
2 挿入部が設けられた面
2a 左右に設けられた折り
2b 上側の突片
2c 挿入部
2d 挿入部の切り目
2e 挿入部の折り
3 挿入孔が設けられた面
3a 突片の折り
3b 突片
3c 挿入孔
4 部材を形成するシート
4a 長辺側の面
4b 長辺側の面
4c 上面
4d 最も内側になる側面
4e 内側の側面
4f 外側の側面
4g 開放部の上面
4h 開放部の側面
そこで、接着を伴なわない接合方法として(特許文献1)、(特許文献2)では、重ね合わせた両方のシートに設けられた台形状の突片が内側に折り込められ、両側の傾斜により固定される方法が提案されている。(特許文献3)では、内側に折り込められる外側の台形状の突片に耳部を設け、これにより突片が抜けにくいように固定される方法が提案されている。(特許文献4)では、シート端部に形成された角筒を台形状の突片で固定する方法が提案されている。(特許文献5)では、シート端部に形成された角筒を巻き込み状態で固定する方法が提案されている。
(特許文献6)のように、スリットを持つ二つの部材がスリットによって嵌め込まれて形成される構造を持つものががほとんどで、数種類の部材や部品で組み立てられる。(特許文献7)では、その構造を持つ箱を複数個利用してベッド、あるいは椅子やテーブルとして使用される。(特許文献8)では、その構造を持つ伸縮可能なものが提案されている。
(特許文献2)では、突片の根元部分に突起を設けて引っかかりを作っているが、両側二箇所に接合部が設けられて二つの面がずれないように固定されるが、接合部が一箇所だけでは二つの面がずれて、孔の広い部分に移動すれば容易に抜けてしまう。
(特許文献3)では、容易に抜けないよう耳部が設けられ、耳部が折れて容易に孔に挿入できるが、同様に耳部が折れて抜くことができ、孔が開けられた突片で耳部を抑えても、耳部が設けられた突片の下部はまったく固定されないので二つの面は離れることができ、完全な固定とはならず、強い力がかかれば抜けてしまう。
(特許文献4)では、台形状の突片が四角形の孔に押し込められ台形の広がった部分で固定されるが、この物品は緩衝材であり、巻き込みでで形成された角筒はベースの面から離されるような力を受けることがないため、この形態でよいが、そのような力を受ければ容易に抜けてしまう。
(特許文献5)では、角筒を巻き込み固定するが、角筒の底面とシートが接合されるわけではなく、上面に突片が出たり、側面にもロック片が出ていたりして無駄なスペースが生まれている。
部材が多種類、多数になる場合、雑然とした場所での作業では部材をを無くして組み立てられなくなったり、梱包状態では無駄な空きスペースができたりもする。組み上がっているものは梱包が大きくなりがちである。
ベッドの場合はほとんど出来上がりのサイズが決まっており、高身長の人は使用しにくく、身長の低い女性や子供が二人で寝れるような自由なサイズにできるものはない。
また、材料が安価なのに、部材が多種類だったり、接着や畳んだりする工程があったりしてそれほど安価なものになっていない。
本発明の接合方法は、段ボールシートの二つの面を重なり合わせた状態で接着を伴なわずに容易に接合する方法である。
図1Aのように、角筒を形成する際に接合される両端の二つの面の、外側の接合面1aには、挿入部1cが設けられ、先端が広がり根元部分が狭ままることで両側辺に傾斜を持つ台形状で、台形の上底が挿入部の折り1dになる形状で、この折りによって突出する。内側の接合面1bには、固定部の突片1eが設けられ、挿入部1cと同様に台形状で、台形の下底が突片の折り1fになる形状で、図1Bのように挿入部1cより高さのある台形になっており、先端部分1gが折られるようになっている。
図3のように、挿入部1cの台形の下底を同じ幅で延長し、延長された挿入部の先端部分1hは内側に折れるようにする。固定部の突片1eはこれに合わせて台形が延長された
形状にする。
そして図4のように、最初に挿入部の先端部分1hを内側に垂直になるぐらいに折り、固定部の突片1eは先端部分1gを内側に折り、突片1e全体は外側に折っておく、外側の接合面1aを内側の接合面1bに重ねる際に、挿入部の先端部分1hを折って開いた孔から突片1eを突出させる。これでで開いた孔に挿入部1cを押し込み内部で直角くらいになるようにする。そして孔を塞ぐように突片1eを挿入し先端部分1gを挿入部1cに密着させ固定する。
これにより、内側に手をいれることなく外側からの操作で組み立てられる。
図5のように、挿入部1cは台形の下底を延長した形状とする。これは単純に台形としてもよいが、内側に押し込む際、台形だと折りの部分の幅が小さく、指の幅に合わせると台形全体の幅を大きくしなければならないが、台形の下底を、折りで挿入して内側の面から突出する厚み分で延長することで挿入部1cは小さくすることができる。
固定部は図5Bのように、挿入部1cが挿入可能な大きさの台形とし、傾斜を持つ両側の辺に折りがあり、両側の辺の間で分割された二つの突片1eが設けられる。挿入部1cが挿入され突出する位置にその位置を底辺とし二つの突片1eが分割される部分を頂点とする三角形の孔1iが設けられる。
固定される三角形の孔1iは突片を折って突出させることで開くものとしてもよく、挿入部1cはこの三角形の突片と二つの突片1eの間に挟まれる形で固定される形態とすることもできる。
挿入部が設けられた面2は、図8のように上下でつながった突片を持ち、上側の突片2bの根元部分の左右に設けられた折り2aの間で下側の突片はつながっており、折り2aで上側の突片2bが折られて内側に突出すると、つながっている下側の突片は外側に突出する。突出した内側と外側とで一つの平らな面となり、外側を挿入部2cとし両側に傾斜を設け先端が狭まった形状とする。
挿入孔が設けられた面3は、突片の折り3aにより突片3bが部材の内側に突出し挿入孔3cができる。挿入孔3cは図7Bのように、挿入部2cが挿入された際、上部は左右の端、下部は中央という全体ではなく局部で固定する形状となっている。通常この場合、挿入部2cの厚みに合わせた細長い孔とするが、この形状であればより大きな孔で固定が可能で、突片の突出で作ることができる。
挿入部2cには、挿入孔3cが設けられた面3の内側に合わせて切り目2dが設けられている。通常このように折りで突出させ、折りからシートの厚み分の位置に切り目を設けることはできないが、内側と外側とで一つの平らな面とすることで可能なものとしている。これにより挿入部の折り2eで折ることで、挿入孔が設けられた面3の内側を切り目2dで抑えて挿入部2cを上下左右だけでなく前後にも固定することができる。
この接合方法と同様に、図1、3、5の形態は、角筒を形成する際の接合に限らず、別部材の面の接合とすることもできる。
通常の段ボール箱は、いずれかの側面で接着により四つの面を繋げ、上面、底面の蓋をする側面から伸びたフラップとフラップの間にはスリットが設けらる。しかし、本発明では図9のように、切り目、折り目だけが入れられ、孔やスリットがない一枚の四角形のシートのみで、他の部材は使用しない。一枚のシートは図10、11のように組み立てられ、両側面で接合され、上面4cが長方形で底面が開放部である一つの箱型の部材となる。
本発明では、図12Aのように側面上部を着物の襟のような形状の三層構造とし、この形状であれば最も内側になる側面4dの左右に突片を設けることができ、この突片の折りで左右の幅を狭め張り出しのないものとすることができる。
また接着での接合ではないので、外側の側面4fの端が少し浮いてくるが、図12Bのように上面4cとの角部で浮くことになり、端部は反りもでるので引っかかりやすくなる。図12Aは下の方で斜めになっっているので開きも抑えられる。
このように、さまざまな形態とすることでスペースを有効に使うことができる。
また、このように組み立てずにシートそのままの状態で使用することもでき、その場合はシートの切り目をテープで止めると、通常の一枚のシートとして、パーティションや天板などに使用することができる。
これにより、小さいベッドの周りをシートで囲んでベビーベッドとすることもできる。図17Bのようにこれを天板としたテーブルを、連結せずに部材をテープで固定し、少ない組み立てで作ることができ、連結しただけのものより高さがあるものにできる。このテーブル上面の部材を二つ合わせたものを何段か増やして高さをだして机とすることもできる。この場合、部材の開放部を外側にして物を入れられるようにしてもよい。
このように部材を二つ合わせたものを複数つなげて厚みのある壁のようなパーティションとすることもできる。この場合、内部に新聞紙をくしゃくしゃにしたものなどを入れて、断熱や防音の効果をえられるものとすることもできる。
この部材を使用して、ベッドを作ることはもちろん、椅子やテーブルでは開放部で足を伸ばしたり入れたりすることができる。内側に折り込む部分をテープで止め開放部を作らないこともできるので、厚みのある壁のようなパーティションとすることもできる。
また開放部を持つことでテープで固定し図20のような形態とし、壁につけてはしごとして使用したり、両側に傾斜をつけ、脚立として使用することもできる。
このように段ボールシートを型抜きをしただけのものなので安価で提供することができる。
1a 外側の接合面
1b 内側の接合面
1c 挿入部
1d 挿入部の折り
1e 固定部の突片
1f 固定部の折り
1g 固定部の先端部分
1h 挿入部の先端部分
1i 固定部の孔
2 挿入部が設けられた面
2a 左右に設けられた折り
2b 上側の突片
2c 挿入部
2d 挿入部の切り目
2e 挿入部の折り
3 挿入孔が設けられた面
3a 突片の折り
3b 突片
3c 挿入孔
4 部材を形成するシート
4a 長辺側の面
4b 長辺側の面
4c 上面
4d 最も内側になる側面
4e 内側の側面
4f 外側の側面
4g 開放部の上面
4h 開放部の側面
Claims (8)
- 段ボールシートの、重なり合う二つの面の接着を伴なわない接合方法であって、外側の面には、折られて突出する、先端が広がり折り部分が狭まることで両側の辺に傾斜を持つ挿入部が設けられ、内側の面には、突片が折られて突出して開いた孔を持ち、該孔に該挿入部が折られて挿入され略直角に突出し、該挿入部が、抜けない幅の該孔の位置に該突片により固定される手段を有する固定部が設けられた二つの面の接合方法。
- 請求項1の二つの面の接合方法において、前記固定部が、前記挿入部の挿入に合わせた形状で、該固定部の突片に、該挿入部の固定位置に合わせて折られ、該挿入部に密着する先端部分が設けられ、該突片が、前記外側の面の該挿入部の突出で開いた孔を閉じながら、折られた該先端部分で該挿入部を固定する二つの面の接合方法。
- 請求項1の二つの面の接合方法において、前記固定部の突片が、該固定部に挿入される前記挿入部の傾斜を持つ両側の辺の側に折りを持ち、該両側の辺の間で分かれた二つの突片で、前記挿入部が挿入され突出する位置には、あらかじめ孔が設けられるか、あるいは、孔を開けるためのもう一つの突片が設けられ、該挿入部が両側の二つの突片の根元部分で固定される二つの面の接合方法。
- 段ボールシートの、重なり合う二つの面の接着を伴なわない接合方法であって、片方の面には、上側、下側に分かれる突片が設けられ、上下の間の左右に設けられた折りの間でつながり、片側が内側に折られることで外側に突出する反対側を、先を狭めて挿入部とし、もう片方の面には、該挿入部を上下・左右で固定可能な挿入孔が、突片の折りで作られ、挿入された該挿入部が、突出した側の面の位置に設けられた切り目で面を抑えて固定するように折られる二つの面の接合方法。
- 請求項1または2の接合方法を用いて形成される箱型の部材であって、切り目と折り目とが入れられ、孔やスリットがない一枚の四角形のシートが折りにより組み立てられ、上面が長方形で底面が開放部である箱型の部材。
- 請求項5の箱型の部材において、該部材の上面の短辺側の両面上部が、着物の襟状の三層構造で、最も内側になる面の左右を折りにより幅を狭めた構造である箱型の部材。
- 請求項5の箱型の部材を用いた段ボール家具であって、該部材が複数個、連結あるいは組み合わされて形成される段ボール家具。
- 請求項7の段ボール家具において、前記部材の上面の長辺側の両面が、コの字状の解放部分を下向きにした形状で、二つの角筒状の脚部を持つ箱型の部材である段ボール家具。
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|---|---|---|---|
| JP2024107810A JP7575027B1 (ja) | 2024-07-03 | 2024-07-03 | 段ボールシートの接合方法及びこれを用いた部材により形成される家具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2024107810A JP7575027B1 (ja) | 2024-07-03 | 2024-07-03 | 段ボールシートの接合方法及びこれを用いた部材により形成される家具 |
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| JP7575027B1 JP7575027B1 (ja) | 2024-10-29 |
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Family Applications (1)
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| JP2024107810A Active JP7575027B1 (ja) | 2024-07-03 | 2024-07-03 | 段ボールシートの接合方法及びこれを用いた部材により形成される家具 |
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-
2024
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| JP7575027B1 (ja) | 2024-10-29 |
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