JP2026018111A - アナログ入力モジュール、及び、制御システム - Google Patents

アナログ入力モジュール、及び、制御システム

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Abstract

【課題】複数種類のアナログ信号の入力値を検出可能なアナログ入力モジュール、及び、制御システムを提供する。
【解決手段】本願は、制御対象から入力されるアナログ信号を検出するための複数のチャンネルを有するアナログ入力モジュールに関する。複数のチャンネルの各々は、入力端子に入力されたアナログ信号を電圧信号として検出するための検出回路を有する。アナログ信号の入力値は、検出回路で検出された電圧信号に基づいて算出される。検出回路の回路構成は、演算装置から受信する設定信号に基づいて切り替え可能である。
【選択図】図2

Description

本開示は、アナログ入力モジュール、及び、制御システムに関する。
例えば発電プラントのような多数の構成機器から構成されるプラント設備を制御対象とする制御システムが知られている。この種の制御システムでは、制御対象から検出される様々なアナログ信号の入力値を用いた演算処理によって生成される制御信号に基づいて、制御対象の制御を行う。例えば特許文献1に開示される制御システムでは、制御対象から入力されるアナログ信号の入力値を検出するためのアナログ入力モジュールを備え、アナログ入力モジュールで検出されたアナログ信号の入力値を用いて制御対象を制御するための演算処理を行うことが記載されている。
特開2016-146033号公報 特開昭63-141103号公報
上記特許文献1に示す制御システムが備えるアナログ入力モジュールは、制御対象から入力されるアナログ信号を検出するための回路構成を有するように設計される。そのため、検出対象となるアナログ信号の種類が変更された場合には対応が困難であり、回路構成の設計変更を含むアナログ入力モジュールの設計開発が必要となってしまう。
本開示の少なくとも一実施形態は上述の事情に鑑みなされたものであり、複数種類のアナログ信号の入力値を検出可能なアナログ入力モジュール、及び、制御システムを提供することを目的とする。
本開示の少なくとも一実施形態に係るアナログ入力モジュールは、上記課題を解決するために、
制御対象から入力されるアナログ信号を検出するための複数のチャンネルを有するアナログ入力モジュールであって、
前記複数のチャンネルの各々は、
前記アナログ信号が入力可能な入力端子と、
前記入力端子に入力された前記アナログ信号を電圧信号として検出するための検出回路と、
前記検出回路で検出された前記電圧信号に基づいて、前記アナログ信号の入力値を算出するための入力値算出部と、
前記アナログ信号の種類に基づいて、前記検出回路の回路構成を切り替えるための回路切替部と、
を備え、
前記回路切替部は、前記複数のチャンネルの前記入力値算出部でそれぞれ算出された前記入力値を用いて演算処理を行う演算装置から受信する設定信号に基づいて前記回路構成を切り替える。
本開示の少なくとも一実施形態に係る制御システムは、上記課題を解決するために、
本開示の少なくとも一実施形態に係るアナログ入力モジュールと、
前記演算処理を行うための演算装置と、
を備える。
本開示の少なくとも一実施形態によれば、複数種類のアナログ信号の入力値を検出可能なアナログ入力モジュール、及び、制御システムを提供できる。
一実施形態に係る制御システムの全体構成を示す概略図である。 図1のアナログ入力モジュールの内部構成図である。 アナログ信号としてアナログ電流が入力される場合における図2の検出回路の回路構成を周辺構成とともに示す図である。 アナログ信号としてアナログ電圧が入力される場合における図2の検出回路の回路構成を周辺構成とともに示す図である。 アナログ信号として熱電対素子からのアナログ電圧が入力される場合における図2の検出回路の回路構成を周辺構成とともに示す図である。 図5の変形例である。 アナログ信号として測温抵抗体からのアナログ電圧が入力される場合における図2の検出回路の回路構成の一例を周辺構成とともに示す図である。 アナログ信号として測温抵抗体からのアナログ電圧が入力される場合における図2の検出回路の回路構成の他の例を周辺構成とともに示す図である。 アナログ信号として測温抵抗体からのアナログ電圧が入力される場合における図2の検出回路の回路構成の他の例を周辺構成とともに示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
まず図1を参照して、本開示の少なくとも一実施形態に係るアナログ入力モジュールを備える制御システム1の全体構成について説明する。図1は一実施形態に係る制御システム1の全体構成を示す概略図である。
制御システム1は、プラント設備等である制御対象3を制御するための分散制御システム(DCS:Distributed Control System)である。制御システム1は、制御対象3に含まれるセンサ等の計器からの入力信号Siを取得し、当該取得した入力信号Siを用いて各種演算処理を実施し、その演算結果に基づいた制御信号である出力信号Soを制御対象3に送信することにより、制御対象3の制御を実施するためのシステムである。
制御システム1は、入出力モジュール2、MPS4、EMS6、OPC8、及び、ACS10を備える。これらの構成要素は、通信ネットワーク12を介して互いに通信することにより、協働して制御対象3を制御可能である。これらの制御システム1の各構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えるコンピュータ等の電子演算装置によって構成される。
入出力モジュール2は、制御対象3とMPS4との間で入力信号Si及び出力信号Soの入出力を行うためのインターフェイス機器である。入出力モジュール2は、アナログ信号又はデジタル信号を含む入力信号Si及び出力信号Soの入出力が可能であり、図1では、入出力モジュール2の幾つかの構成要素として、入力信号Siとして制御対象3からのアナログ信号Saが入力可能なアナログ入力モジュール14と、入出力モジュール2を介して入出力される各種データ(入力信号Si又は出力信号So)をMPS4との間で通信するための入出力アダプタ16とが示されている。
アナログ入力モジュール14の具体的構成については後述するが、入出力モジュール2は、入力信号Siに含まれるアナログ信号Saの種類に応じて、少なくとも1つのアナログ入力モジュール14を備える。図1では、入出力モジュール2が複数のアナログ入力モジュール14を備える場合を例示しているが、入出力モジュール2が備えるアナログ入力モジュール14の数は限定されない。
尚、図1では図示を省略しているが、入出力モジュール2は、前述のアナログ入力モジュール14に加えて、制御対象3からの入力信号Siに含まれるデジタル信号を入力するためのデジタル入力モジュール、出力信号Soに含まれるアナログ信号を制御対象3に出力するためのアナログ出力モジュール、又は、出力信号Soに含まれるデジタル信号を制御対象3に出力するためのデジタル出力モジュールの少なくとも1つを備えてもよい。
MPS4は、制御対象3の自動制御、及び、関連する各種演算処理を実施するための制御装置である。具体的には、MPS4は、入出力モジュール2を介して制御対象3に含まれる計器等から取得した入力信号Siを用いて、所定の制御ロジックに基づく各種演算処理を行うことにより、制御対象3に制御信号として出力される出力信号Soを生成する。
EMS6は、制御システム1におけるシステム構築及び保守管理を行うエンジニアリング機能を有するメンテナンス端末である。EMS6は、MPS4で実施される制御ロジックの構築作業や、当該制御ロジックで用いられる各種パラメータの設定作業を介して、制御システム1によって自動制御が適切に実施されるようにメンテナンスが可能である。
OPS8は、オペレータが制御システム1の監視・操作を行うための端末である。OPS8は、オペレータが制御システムの稼働状態を確認するためのディスプレイ等のモニタリング装置や、制御システム1を操作するための操作端末を含む。
ACS10は制御システム1で取り扱われる各種データの収集、及び、収集したデータに基づいて帳票作成を行うための端末である。
続いて入出力モジュール2が備えるアナログ入力モジュール14の内部構成について説明する。図2は図1のアナログ入力モジュール14の内部構成図である。
アナログ入力モジュール14は、入力コネクタ17と、検出回路18と、MCU(マイクロコントローラユニット)20とを備える。
入力コネクタ17は、制御対象3からのアナログ信号Saが入力可能な入力端子24を備える。本実施形態では特に、入力コネクタ17は複数のチャンネルCH1、CH2、・・・にそれぞれ対応する複数の入力端子24を有する。各入力端子24は、アナログ信号Saの正側及び負側がそれぞれ入力可能な一対の正入力端子24a及び負入力端子24bを含み、それぞれ対応する検出回路18の入力側に接続される。
検出回路18は、入力端子24に入力されたアナログ信号Saを検出するための構成であり、入力端子24に入力されたアナログ信号Saを電圧信号として検出するための回路構成を有する。検出回路18の回路構成は、アナログ信号Saを検出用の電圧信号に変換するための回路素子を含む電気回路として構成され、アナログ信号Saの種類に応じて切り替え可能に構成される。
またアナログ入力モジュール14では、このような検出回路18は、入力コネクタ17が有する入力端子24ごとに設けられる。すなわち、複数の検出回路18では、入力コネクタ17が有する各チャンネルCH1、CH2、・・・に対して、制御対象3から入力される複数のアナログ信号Saをそれぞれ検出可能である。これらの複数の検出回路18は互いに同じ回路構成を有するため、以下の説明では、特定の1つの検出回路18について代表的に述べる。
MCU20は、アナログ入力モジュール14に搭載されるマイクロコントローラユニット(MCU:Micro Controller Unit)であり、機能的構成として、アナログ入力モジュール14において検出回路18で検出された電圧信号に基づいて、アナログ信号Saの入力値を算出するための入力値算出部26と、アナログ信号Saの種類に応じて検出回路18の回路構成を切り替えるための回路切替部28を含む。
尚、図2では図示を省略しているが、入力値算出部26は、検出回路18で検出された電圧信号をデジタル信号に変換するためのA/Dコンバータや、検出回路18で検出された電圧信号が微小な場合に当該電圧信号を増幅するための増幅回路を含む。また入力モジュール14は、入力コネクタ17やMCU20に接続された絶縁電源30に電力を供給するためのDC/DC電源32、MPS4との間で各種データの送受信を含む通信を行うためのSPI通信絶縁部34、及び、MCU20の上位制御ユニットであるFPGA36を備える。
回路切替部28は、アナログ信号Saの種類に基づいて、検出回路18の回路構成を切り替えるための構成である。回路切替部28は、アナログ入力モジュール14にとって上位制御装置であるMPS4から受信する設定信号Ssに基づいて検出回路18における回路構成の切り替えを行う。具体的には、MPS4からの設定信号Ssは、まずFPGA36によって取得されることにより、FPGA36において設定信号Ssに応じて検出回路18の切替を行うための制御信号が生成される。この制御信号は、FPGA36からSPI通信絶縁部34を介してMCU20が備える回路切替部28に送信されることにより、検出回路18の回路構成の切替が実現される。このようにアナログ入力モジュール14では、入力コネクタ17が有する入力端子24に入力されるアナログ信号Saの種類に基づいて検出回路18の回路構成が切り替えられることにより、共通のモジュール構成のもと、異なる種類のアナログ信号Saの入力値の検出が可能である。
続いて、アナログ信号Saの種類ごとに、アナログ入力モジュール14が有する検出回路18の回路構成の切替制御について具体的に説明する。まず図3を参照して、アナログ信号Saとしてアナログ電流Iaが入力される場合における検出回路18の回路構成について説明する。図3はアナログ信号Saとしてアナログ電流Iaが入力される場合における図2の検出回路18の回路構成を周辺構成とともに示す図である。
図3に示す回路構成では、制御対象3に含まれる計測用機器によって計測されたアナログ電流Iaが、アナログ信号Saとして、入力端子24(正入力端子24a及び負入力端子24b)を介して検出回路18に入力される。図3では、図示をわかりやすくするために図2に示す入力コネクタ17は省略されている。
この場合、回路切替部28(図2を参照)は、MPS4からの設定信号Ssに基づいて、検出回路18の回路構成を、アナログ電流Iaの入力値を取得するための回路構成に切り替える。具体的には、回路切替部28は、スイッチSW1及びSW4をオン状態に切り替えるとともに、スイッチSW2、SW3及びSW5をオフ状態に切り替えることにより、入力端子24から入力されたアナログ電流Iaが電流検知抵抗である第1抵抗R1を流れ、且つ、第1抵抗R1の両端の電位差V1が電圧信号として、MCU20の電圧検出用端子V+、V-に入力されるように、検出回路18の回路構成を切り替える。MCU20では、電圧検出用端子V+、V-に入力された電圧信号に基づいて第1抵抗R1の両端の電位差V1を特定し、入力値算出部26は、アナログ電流Iaの入力値を次式により算出する。
Ia=V1/R1 (1)
ここで検出回路18に入力されるアナログ電流Iaが微小である場合、第1抵抗R1の両端間の電位差V1も微小となりMCU20による検出精度が低下するおそれがある。そのため図3の回路構成では、MCU20が有するバイアス電圧出力端子IBから第1抵抗R1に対してバイアス電流Ibを出力するようになっている。このように検出回路18に入力されるアナログ電流Iaが微小である場合には、第1抵抗R1にバイアス電流Ibを供給することで第1抵抗R1の両端間の電位差V1をかさ上げして、MCU20による電位差V1の検出精度を向上させてもよい。
このようにアナログ入力モジュール14に入力されるアナログ信号Saがアナログ電流Iaである場合、図3に示すように検出回路18の回路構成を切り替えることにより、アナログ入力モジュール14においてアナログ電流Iaの入力値を好適に検出することができる。
続いて図4を参照して、アナログ信号Saとしてアナログ電圧Vaが入力される場合における図2の検出回路18の回路構成について説明する。図4はアナログ信号Saとしてアナログ電圧Vaが入力される場合における図2の検出回路18の回路構成を周辺構成とともに示す図である。
図4に示す実施形態では、制御対象3に含まれる計測用機器によって計測されたアナログ電圧Vaが、アナログ信号Saとして、入力端子24(正入力端子24a及び負入力端子24b)を介して検出回路18に入力される。図4では、図示をわかりやすくするために図1に示す入力コネクタ17は省略されている。
この場合、回路切替部28(図2を参照)は、MPS4からの設定信号Ssに基づいて、検出回路18の回路構成を、アナログ電圧Vaの入力値を取得するための回路構成になるように切り替える。具体的には、回路切替部28は、スイッチSW2及びSW4をオン状態に切り替えるとともに、スイッチSW1、SW3及びSW5をオフ状態に切り替えることにより、検出回路18に入力されたアナログ電圧Vaが、第2抵抗R2及び第3抵抗R3を含む分圧回路38に印加されるように、検出回路18の回路構成が切り替えられる。そしてMCU20の電圧検出用端子V+、V-には、分圧回路38のうち第2抵抗R2の両端間における電位差V2が入力されるようになっている。MCU20では、電圧検出用端子V+、V-に入力された電圧信号に基づいて第2抵抗R2の両端間の電位差V2を特定し、入力値算出部26は、アナログ電圧Vaの入力値を次式により算出する。
Va=V2×(R3+R2)/R2 (2)
このようにアナログ入力モジュール14に入力されるアナログ信号Saがアナログ電圧Vaである場合、図4に示すように検出回路18の回路構成を切り替えることにより、アナログ入力モジュール14においてアナログ電圧Vaの入力値を好適に検出することができる。特に、アナログ電圧Vaを分圧回路38を用いて分圧することでMCU20によって検出する電圧信号を生成することで、アナログ電圧VaがMCU20の検出可能なレンジを超える場合においても、アナログ電圧Vaの検出を好適に行うことができる。
続いて図5を参照して、アナログ信号Saとして制御対象3に含まれる熱電対素子3aからのアナログ電圧Vaが入力される場合における図2の検出回路18の回路構成について説明する。図5はアナログ信号Saとして熱電対素子3aからのアナログ電圧Vaが入力される場合における図2の検出回路18の回路構成を周辺構成とともに示す図である。
図5に示す実施形態では、制御対象3に含まれる熱電対素子3aからのアナログ電圧Vaが、アナログ信号Saとして、入力端子24(正入力端子24a及び負入力端子24b)を介して検出回路18に入力される。図5では、図示をわかりやすくするために図1に示す入力コネクタ17は省略されている。
この場合、回路切替部28は、MPS4からの設定信号Ssに基づいて、検出回路18の回路構成を、熱電対素子3aからのアナログ電圧Vaの入力値を取得するための回路構成になるように切り替える。具体的には、回路切替部28は、スイッチSW3をオン状態、スイッチSW1、SW2、SW4及びSW5をオフ状態に切り替えることにより、入力端子24から入力されたアナログ電圧Vaが電圧信号として、MCU20の電圧検出用端子V+、V-に入力されるように、検出回路18の回路構成を切り替える。MCU20では、電圧検出用端子V+、V-に入力された電圧信号に基づいてアナログ電圧Vaの入力値が検出される。
入力値算出部26は、このように検出されるアナログ電圧Vaに基づいて、温度計測値を算出してもよい。この場合、アナログ電圧Vaと温度計測値との関係を示すテーブルを予めメモリ等の記憶手段に記憶しており、MCU20で検出されたアナログ電圧Vaを当該テーブルに照らし合わせることにより、温度検出値を算出することができる。
ここで熱電対素子3aからのアナログ電圧Vaは一般的に微小であるため、検出回路18は、図4を参照して前述した実施形態のように分圧回路38で分圧されることなく、直接的にMCU20の電圧検出用端子V+、V-に入力される。またMCU20では、電圧検出用端子V+、V-に入力されたアナログ電圧Vaが許容範囲を下回る程度に微小である場合には、MCU20に内蔵された不図示の増幅回路によって、アナログ電圧Vaを増幅してもよい。この場合、入力値算出部26は、増幅後のアナログ電圧Vaと温度検出値との関係を示すテーブルを予めメモリ等の記憶手段に記憶しており、アナログ電圧Vaを増幅した結果を当該テーブルに照らし合わせることにより、温度検出値を算出してもよい。
また本回路構成では、入力端子24と熱電対素子3aとの間を接続する配線40に断線が生じた場合に、入力値算出部26で算出される温度計測値が高温側に固定されるように(すなわち断線時にバーンアップ動作になるように)、暗電流出力端子ID1から正入力端子24aに対して暗電流Id1が供給される。具体的には、暗電流Id1が流れる経路上には第6抵抗R6が配置されており、配線40に断線が生じた場合には、正入力端子24aには、所定の電圧(MCU20の電源電圧が第6抵抗R6によってプルアップされた電圧)が印加される。これにより、配線40に断線が生じた場合には入力値算出部26で算出される温度計測値が高温側に固定されることで、制御状態が不安定になることを好適に防止できる。
図6は図5の変形例である。図6に示す変形例では、図5と同様に、検出回路18の回路構成によって、熱電対素子3aからのアナログ電圧Vaを好適に検出可能であるが、入力端子24と熱電対素子3aとの間を接続する配線40に断線が生じた場合に、入力値算出部26で算出される温度計測値が低温側に固定されるように(すなわち断線時にバーンダウン動作になるように)、暗電流出力端子ID2から負入力端子24bに対して暗電流Id2が供給される。具体的には、暗電流Id2が流れる経路上には第7抵抗R7が配置されており、配線40に断線が生じた場合には、負入力端子24bには、所定の電圧(MCU20の電源電圧が第7抵抗R7によってプルアップされた電圧)が印加される。これにより、配線40に断線が生じた場合には入力値算出部26で算出される温度計測値が低温側に固定されることで、制御状態が不安定になることを好適に防止できる。
続いて図7を参照して、アナログ信号Saとして、制御対象3に含まれる測温抵抗体3bからのアナログ電圧Vaが入力される場合における図2の検出回路18の回路構成について説明する。図7はアナログ信号Saとして測温抵抗体3bからのアナログ電圧Vaが入力される場合における図2の検出回路18の回路構成の一例を周辺構成とともに示す図である。
図7に示す実施形態では、制御対象3に含まれる測温抵抗体3bからのアナログ電圧Vaが、アナログ信号Saとして、入力端子24(正入力端子24a及び負入力端子24b)を介して検出回路18に入力される。図7では、図示をわかりやすくするために図1に示す入力コネクタ17は省略されている。尚、この測温抵抗体3bは、例えば、図5及び図6に示される熱電対素子3aの温度検出値に対する冷接点補償用の周囲温度計測用として使用されてもよい。
この場合、回路切替部28(図2を参照)は、MPS4からの設定信号Ssに基づいて、検出回路18の回路構成を、測温抵抗体3bに対して所定のセンス電流Is1を印加するとともに、測温抵抗体3bの両端間の電位差V4を電圧信号として検出するための回路構成になるように切り替える。具体的には、回路切替部28は、スイッチSW3及びSW4をオン状態に切り替えるとともに、スイッチSW1、SW2及びSW5をオフ状態に切り替えることにより、測温抵抗体3bに対して、センス電流出力端子IS1からセンス電流Is1を印加するとともに、その際に、測温抵抗体3bの両端の電位差V4がMCU20の電圧検出用端子V+、V-に入力されるように、検出回路18の回路構成が切り替えられる。MCU20の入力値算出部26では、電圧検出用端子V-と接地電位との間の電位差(センス電流計測用電圧Vs)及び第4抵抗R4に基づいてセンス電流Is1の実測値を次式により算出する。
Is1=Vs/R4 (3-1)
そして入力値算出部26は、電圧検出用端子V+、V-に入力された電位差V4、及び、上記(3-1)式を用いて、測温抵抗体3bの抵抗値RTDを次式により算出する。
RTD=V4/Is1 (3-2)
また入力値算出部26は、測温抵抗体3bの抵抗値RTDと温度測定値との関係を示すテーブルを予めメモリ等の記憶手段に記憶しており、上式で算出された抵抗値RTDの実測値を当該テーブルに照らし合わせることにより、測温抵抗体3bの温度測定値を算出する。このように算出された測温抵抗体3bの温度測定値は、前述のように熱電対素子3aの冷接点補償用の周囲温度値として利用可能である。本実施形態のように検出回路18の回路構成を切り替えることで、アナログ入力モジュール14は、いわゆる2線方式を用いた測温抵抗体3bの温度計測値を好適に得ることができる。
続いて図8はアナログ信号Saとして測温抵抗体3bからのアナログ電圧Vaが入力される場合における図2の検出回路18の回路構成の他の例を周辺構成とともに示す図である。図8に示す構成例では、測温抵抗体3bに対して、入力コネクタ17が有する2つのチャンネル(第1チャンネルCH1及び第2チャンネルCH2)が4線方式で接続されており、測温抵抗体3bとの間の各配線に、所定の配線抵抗rが存在している。この場合、第1チャンネルCH1のMCU20と、第2チャンネルCH2のMCU20とは互いに協働することにより、測温抵抗体3bの温度計測値を検出することができる。
この回路構成では、第1チャンネルCH1に対応する検出回路18Aの回路構成は、測温抵抗体3bに対して、センス電流出力端子IS2からセンス電流Is2を印加するとともに、当該センス電流Is2の実測値を計測するように切り替えられる。具体的には、検出回路18Aでは、スイッチSW4がオン状態に切り替えられるとともに、スイッチSW1、SW2、SW3及びSW5がオフ状態に切り替えられることにより、センス電流出力端子IS2から測温抵抗体3bに対してセンス電流Is2が供給される。入力値算出部26は、電圧検出用端子V-に入力された電圧値(センス電流計測用電圧Vs)及び第4抵抗R4を用いて、センス電流Is2の実測値を次式により算出する。
Is2=Vs/R4 (4-1)
一方の第2チャンネルCH2に対応する検出回路18Bの回路構成は、測温抵抗体3bの両端間の電位差V5を電圧信号として検出するように切り替えられる。具体的には、回路切替部28は、測温抵抗体3bの両端の電位差V5がMCU20の電圧検出用端子V+、V-に入力されるように、スイッチSW3及びSW4をオン状態に切り替えるとともに、スイッチSW1、SW2及びSW5をオフ状態に切り替える。
前述のように第1チャンネルCH1で検出されたセンス電流Is2、及び、第2チャンネルCH2で検出された電位差V5は、FPGA36(図2を参照)を介して、第1チャンネルCH1及び第2チャンネルCH2のMCU20によって互いに共有され、少なくとも一方のMCU20内の入力値算出部26において、測温抵抗体3bの抵抗値RTDが次式により求められる。
RTD=V5/Is2 (4-2)
また少なくとも一方のMCU20内の入力値算出部26は、測温抵抗体3bの抵抗値RTDと温度測定値との関係を示すテーブルを予めメモリ等の記憶手段に記憶しており、上式で算出された抵抗値RTDの実測値を当該テーブルに照らし合わせることにより、測温抵抗体3bの温度測定値を算出することができる。このように算出された測温抵抗体3bの温度検出値は、前述のように熱電対素子3aの冷接点補償用の周囲温度値として利用可能である。
尚、第2チャンネルCH2では、MCU20のバイアス電流出力端子IBから第4抵抗R4に対してバイアス電流Ibを供給してもよい。これにより、第2チャンネルCH2において検出回路18に入力されるアナログ電圧Vaが微小である場合においても、第4抵抗R4にバイアス電流Ibを供給することで、電圧検出用端子V+、V-に入力される電位差V5をかさ上げして、MCU20による検出精度を向上させてもよい。
図8に示す実施形態では、このように第2チャンネルCH2側にセンス電流Is2が流れない回路構成となるため、各配線が有する配線抵抗rによる電圧降下の影響を受けない。そのため、測温抵抗体3bとの間に接続される配線が長い場合においても、精度のよい測温抵抗体3bの抵抗値RTDの検出が可能である。
続いて図9はアナログ信号Saとして測温抵抗体3bからのアナログ電圧Vaが入力される場合における図2の検出回路18の回路構成の他の例を周辺構成とともに示す図である。図9に示す構成例では、測温抵抗体3bに対して、入力コネクタ17が有する2つのチャンネル(第1チャンネルCH1及び第2チャンネルCH2)が3線方式で接続される。
この構成例では、第1チャンネルCH1に対応する検出回路18Aの回路構成は、測温抵抗体3bに対して、センス電流出力端子IS2からセンス電流Is3を印加するとともに、当該センス電流Is3によって測温抵抗体3bの両端間に生じる電位差V6(測温抵抗体3bと正入力端子24aとの間の配線抵抗r、及び、測温抵抗体3bと負入力端子24bとの間の配線抵抗rによる電圧降下を含む)を計測するように切り替えられる。具体的には、スイッチSW3及びSW4がオン状態に切り替えられるとともに、スイッチSW1、SW2及びSW5がオフ状態に切り替えられることにより、センス電流出力端子IS3から測温抵抗体3bに対してセンス電流Is3が供給される。このとき第1チャンネルCH1の電圧検出用端子V+及びV-間の電位差V6は、測温抵抗体3bの抵抗値RTD、配線抵抗r、センス電流Is3を用いて次式で表される。
V6=(RTD+r+r)×Is3 (5-1)
一方の第2チャンネルCH2に対応する検出回路18Bの回路構成は、測温抵抗体3bの両端間に生じる電位差V7(測温抵抗体3bと正入力端子24aとの間の配線抵抗rによる電圧降下を含む)を計測するように切り替えられる。具体的には、スイッチSW3及びSW4がオン状態に切り替えられるとともに、スイッチSW3及びSW4がオン状態に切り替えられるとともに、スイッチSW1、SW2及びSW5がオフ状態に切り替えられる。このとき第2チャンネルCH2の電圧検出用端子V+及びV-間の電位差V7は、測温抵抗体3bの抵抗値RTD、配線抵抗r、センス電流Is3を用いて次式で表される。
V7=(RTD+r)×Is3 (5-2)
そして入力値算出部26は、上記(5-1)式及び(5-2)式を用いて次式のように配線抵抗rの項をキャンセルする。
2V7―V6=RTD×Is3 (5-3)
この式を変形することにより、測温抵抗体3bの抵抗値RTDは次式により算出される。
RTD=(2V2―V1)/Is3 (5-4)
このように図9に示す実施形態では、各チャンネルの配線ケーブルによって生じる配線抵抗による電圧降下の影響を排除することにより、3線方式によって精度のよい測温抵抗体の抵抗値RTDの検出が可能である。
その他、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態を適宜組み合わせてもよい。
上記各実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
(1)一態様に係るアナログ入力モジュールは、
制御対象から入力されるアナログ信号を検出するための複数のチャンネルを有するアナログ入力モジュールであって、
前記複数のチャンネルの各々は、
前記アナログ信号が入力可能な入力端子と、
前記入力端子に入力された前記アナログ信号を電圧信号として検出するための検出回路と、
前記検出回路で検出された前記電圧信号に基づいて、前記アナログ信号の入力値を算出するための入力値算出部と、
前記アナログ信号の種類に基づいて、前記検出回路の回路構成を切り替えるための回路切替部と、
を備え、
前記回路切替部は、前記複数のチャンネルの前記入力値算出部でそれぞれ算出された前記入力値を用いて演算処理を行う演算装置から受信する設定信号に基づいて前記回路構成を切り替える。
上記(1)の態様によれば、アナログ入出力モジュールが有する複数のチャンネルの各々では、入力端子に入力されるアナログ信号の種類に基づいて検出回路の回路構成が切り替えられることにより、入力端子に入力されるアナログ信号が電圧信号として検出される。検出回路で検出された電圧信号はアナログ信号の入力値に換算される。このように検出回路の回路構成を切り替えることで、共通のモジュール構成のもと、異なる種類のアナログ信号の入力値を検出可能なアナログ入力モジュールを実現できる。
また、各チャンネルにおける検出回路の回路構成の切替は、各チャンネルの入出力算出部でそれぞれ算出された入力値を用いて演算処理を行う演算装置から受信する設定信号に基づいて行われる。すなわち、アナログ入力モジュールの各チャンネルで検出されたアナログ信号の入力値を用いて演算処理を行う上位の演算装置によって指定されるアナログ信号の種類に対応するように、検出回路の回路構成が切り替えられる。これにより、演算装置で実施される演算処理に必要なアナログ信号の入力値の検出に適した回路構成の切替が可能となる。
(2)他の態様では、上記(1)の態様において、
前記複数のチャンネルは、前記アナログ信号を互いに独立して検出可能な複数の前記検出回路をそれぞれ含む。
上記(2)の態様によれば、アナログ入力モジュールが有する各チャンネルの検出回路では、それぞれに入力されるアナログ信号に対応して回路構成が切り替えられることで、互いに独立してアナログ信号の入力値を検出可能である。
(3)他の態様では、上記(1)又は(2)の態様において、
前記回路切替部は、前記アナログ信号がアナログ電流である場合、前記アナログ電流が前記電圧信号として検出されるように前記回路構成を切り替える。
上記(3)の態様によれば、入力端子に入力されるアナログ電流が電圧信号として検出されるように検出回路の回路構成を切り替えることにより、入力端子に入力されるアナログ電流の入力値を好適に検出することができる。
(4)他の態様では、上記(1)から(3)のいずれか一態様において、
前記回路切替部は、前記アナログ信号がアナログ電圧である場合、前記電圧信号が前記回路構成の許容電圧以下になるように前記アナログ電圧を分圧するための分圧回路を含むように前記回路構成を切り替える。
上記(4)の態様によれば、入力端子に入力されるアナログ電圧が分圧回路によって許容電圧以下に分圧された電圧信号として検出されるように検出回路の回路構成を切り替えることにより、入力端子に入力されるアナログ電圧の入力値を好適に検出することができる。
(5)他の態様では、上記(1)から(4)のいずれか一態様において、
前記回路切替部は、前記アナログ信号が熱電対素子からのアナログ電圧である場合、前記アナログ電圧を前記電圧信号に増幅するための増幅回路が含まれるように前記回路構成を切り替える。
上記(5)の態様によれば、入力端子に入力される熱電対素子からのアナログ電圧が微小な場合であっても、アナログ電圧を増幅回路によって増幅された電圧信号として検出することで、入力端子に入力されるアナログ電圧に基づいて熱電対素子によって測定される温度の入力値を好適に検出できる。
(6)他の態様では、上記(5)の態様において、
前記回路切替部は、前記熱電対素子との間の配線に断線が生じた場合に、前記電圧信号が所定電圧に固定的に設定されるように前記回路構成を切り替える。
上記(6)の態様によれば、検出回路の回路構成は、熱電対素子との間の配線に断線が生じた場合に、電圧信号が所定電圧に固定的に設定されるように切り替えられる。これにより、津尾外配線に断線が生じることにより熱電対素子によって測定される温度の検出が不能な状態に陥った場合においても、制御状態が不安定化することを好適に防止できる。
(7)他の態様では、上記(1)から(6)のいずれか一態様において、
前記回路切替部は、前記入力端子を介して測温抵抗体にセンス電流が印加された際に前記センス電流が流れる抵抗の両端間の電位差、及び、前記測温抵抗体の両端間の電位差が前記アナログ信号として入力されるように、前記回路構成を切り替える。
上記(7)の態様によれば、入力端子に接続される測温抵抗体の抵抗値を2線方式で検出することができる。具体的には、検出回路の回路構成を切り替えることにより、入力端子を介して測温抵抗体にセンス電流を印加した際に、センス電流が流れる抵抗の両端間の電位差、及び、測温抵抗体の両端間に生じる電位差を検出する。これにより、抵抗の両端間の電位差から算出可能なセンス電流と測温抵抗体の両端間の電位差とに基づいて測温抵抗体の抵抗値を好適に検出できる。
(8)他の態様では、上記(1)から(7)のいずれか一態様において、
前記複数のチャンネルは、互いに独立的に前記アナログ信号を検出可能な第1チャンネル及び第2チャンネルにそれぞれ対応する前記検出回路を含み、
前記回路切替部は、
前記第1チャンネルに対応する前記検出回路において、前記入力端子に接続された測温抵抗体にセンス電流が印加された際に前記センス電流が流れる抵抗の両端間の電位差を検出するように前記回路構成を切り替えるとともに、
前記第2チャンネルに対応する前記検出回路において、前記測温抵抗体の両端間の電位差を検出するように前記回路構成を切り替え、
前記入力値算出部は、前記抵抗の両端間の電位差に基づいて算出される前記センス電流、及び、前記測温抵抗体の両端間の電位差に基づいて、前記測温抵抗体の抵抗値を算出する。
上記(8)の態様によれば、第1チャンネルに対応する検出回路において、測温抵抗体にセンス電流を印加するとともに、第2チャンネルに対応する検出回路において、センス電流が流れる抵抗の両端間の電位差、及び、測温抵抗体の両端間の電位差を検出する。これにより、抵抗の両端間の電位差から算出されるセンス電流と、測温抵抗体の両端間の電位差とに基づいて、4線方式において測温抵抗体の抵抗値を好適に算出できる。
(9)他の態様では、上記(1)から(8)のいずれか一態様において、
前記複数のチャンネルは、互いに独立的に前記アナログ信号を検出可能な第1チャンネル及び第2チャンネルにそれぞれ対応する前記検出回路を含み、
前記回路切替部は、
前記第1チャンネルに対応する前記検出回路において、前記入力端子に接続された測温抵抗体にセンス電流が印加された際に前記センス電流が流れる抵抗の両端間の電位差、及び、前記測温抵抗体の両端間の第1電位差を検出するように前記回路構成を切り替えるとともに、
前記第2チャンネルに対応する前記検出回路において、前記測温抵抗体の両端間の第2電位差を検出するように前記回路構成を切り替え、
前記入力値算出部は、前記抵抗の両端間の電位差に基づいて算出される前記センス電流、前記第1電位差、及び、前記第2電位差に基づいて、前記測温抵抗体の抵抗値を算出する。
上記(9)の態様によれば、第1チャンネルに対応する検出回路において、測温抵抗体にセンス電流を印加するとともに第1電位差を検出し、第2チャンネルに対応する検出回路において、測温抵抗体の両端間の第2電位差を検出する。これにより、センス電流、第1電位差及び第2電位差に基づいて、3線方式において測温抵抗体の抵抗値を好適に算出できる。
(10)一態様に係る制御システムは、
上記(1)から(9)のいずれか一態様に係るアナログ入力モジュールと、
前記演算装置と、
を備える。
上記(10)の態様によれば、アナログ入力モジュールによって検出されたアナログ信号の入力値を用いて演算処理を行うことで、制御対象を好適に制御可能な制御システムを実現できる。
1 制御システム
2 入出力モジュール
3 制御対象
3a 熱電対素子
12 通信ネットワーク
14 アナログ入力モジュール
16 入出力アダプタ
17 入力コネクタ
18 検出回路
20 MCU
24 入力端子
24a 正入力端子
24b 負入力端子
26 入力値算出部
28 回路切替部
30 絶縁電源
32 DC/DC電源
34 SPI通信絶縁部
38 分圧回路

Claims (10)

  1. 制御対象から入力されるアナログ信号を検出するための複数のチャンネルを有するアナログ入力モジュールであって、
    前記複数のチャンネルの各々は、
    前記アナログ信号が入力可能な入力端子と、
    前記入力端子に入力された前記アナログ信号を電圧信号として検出するための検出回路と、
    前記検出回路で検出された前記電圧信号に基づいて、前記アナログ信号の入力値を算出するための入力値算出部と、
    前記アナログ信号の種類に基づいて、前記検出回路の回路構成を切り替えるための回路切替部と、
    を備え、
    前記回路切替部は、前記複数のチャンネルの前記入力値算出部でそれぞれ算出された前記入力値を用いて演算処理を行う演算装置から受信する設定信号に基づいて前記回路構成を切り替える、アナログ入力モジュール。
  2. 前記複数のチャンネルは、前記アナログ信号を互いに独立して検出可能な複数の前記検出回路をそれぞれ含む、請求項1に記載のアナログ入力モジュール。
  3. 前記回路切替部は、前記アナログ信号がアナログ電流である場合、前記アナログ電流が前記電圧信号として検出されるように前記回路構成を切り替える、請求項1又は2に記載のアナログ入力モジュール。
  4. 前記回路切替部は、前記アナログ信号がアナログ電圧である場合、前記電圧信号が前記回路構成の許容電圧以下になるように前記アナログ電圧を分圧するための分圧回路を含むように前記回路構成を切り替える、請求項1又は2に記載のアナログ入力モジュール。
  5. 前記回路切替部は、前記アナログ信号が熱電対素子からのアナログ電圧である場合、前記アナログ電圧を前記電圧信号に増幅するための増幅回路が含まれるように前記回路構成を切り替える、請求項1又は2に記載のアナログ入力モジュール。
  6. 前記回路切替部は、前記熱電対素子との間の配線に断線が生じた場合に、前記電圧信号が所定電圧に固定的に設定されるように前記回路構成を切り替える、請求項5に記載のアナログ入力モジュール。
  7. 前記回路切替部は、前記入力端子を介して測温抵抗体にセンス電流が印加された際に前記センス電流が流れる抵抗の両端間の電位差、及び、前記測温抵抗体の両端間の電位差が前記アナログ信号として入力されるように、前記回路構成を切り替える、請求項1又は2に記載のアナログ入力モジュール。
  8. 前記複数のチャンネルは、互いに独立的に前記アナログ信号を検出可能な第1チャンネル及び第2チャンネルにそれぞれ対応する前記検出回路を含み、
    前記回路切替部は、
    前記第1チャンネルに対応する前記検出回路において、前記入力端子に接続された測温抵抗体にセンス電流が印加された際に前記センス電流が流れる抵抗の両端間の電位差を検出するように前記回路構成を切り替えるとともに、
    前記第2チャンネルに対応する前記検出回路において、前記測温抵抗体の両端間の電位差を検出するように前記回路構成を切り替え、
    前記入力値算出部は、前記抵抗の両端間の電位差に基づいて算出される前記センス電流、及び、前記測温抵抗体の両端間の電位差に基づいて、前記測温抵抗体の抵抗値を算出する、請求項1又は2に記載のアナログ入力モジュール。
  9. 前記複数のチャンネルは、互いに独立的に前記アナログ信号を検出可能な第1チャンネル及び第2チャンネルにそれぞれ対応する前記検出回路を含み、
    前記回路切替部は、
    前記第1チャンネルに対応する前記検出回路において、前記入力端子に接続された測温抵抗体にセンス電流が印加された際に前記センス電流が流れる抵抗の両端間の電位差、及び、前記測温抵抗体の両端間の第1電位差を検出するように前記回路構成を切り替えるとともに、
    前記第2チャンネルに対応する前記検出回路において、前記測温抵抗体の両端間の第2電位差を検出するように前記回路構成を切り替え、
    前記入力値算出部は、前記抵抗の両端間の電位差に基づいて算出される前記センス電流、前記第1電位差、及び、前記第2電位差に基づいて、前記測温抵抗体の抵抗値を算出する、請求項1又は2に記載のアナログ入力モジュール。
  10. 請求項1又は2に記載のアナログ入力モジュールと、
    前記演算装置と、
    を備える、制御システム。
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