JP2528023B2 - 現像剤担持体 - Google Patents
現像剤担持体Info
- Publication number
- JP2528023B2 JP2528023B2 JP2129432A JP12943290A JP2528023B2 JP 2528023 B2 JP2528023 B2 JP 2528023B2 JP 2129432 A JP2129432 A JP 2129432A JP 12943290 A JP12943290 A JP 12943290A JP 2528023 B2 JP2528023 B2 JP 2528023B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing sleeve
- developing
- toner
- image
- developer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真感光体或いは静電記録誘電体等の
像担持体上に形成した潜像を現像して可視化するのに使
用する現像装置の現像担持体に関し、特にその上にトリ
ボ(摩擦帯電電荷)の十分な現像剤の層を形成して、現
像により濃度薄のない良好な画像を得ることを可能とし
た現像剤担持体に関する。
像担持体上に形成した潜像を現像して可視化するのに使
用する現像装置の現像担持体に関し、特にその上にトリ
ボ(摩擦帯電電荷)の十分な現像剤の層を形成して、現
像により濃度薄のない良好な画像を得ることを可能とし
た現像剤担持体に関する。
従来の技術 電子写真等の画像形成装置においては、電子写真感光
体の像担持体上に静電潜像を形成し、その静電潜像を現
像装置により現像してトナー像として可視化することを
行なっている。現像装置は、現像剤担持体、一般には現
像スリーブを、像担持体たる電子写真感光体の感光ドラ
ムに対して一定間隔を設けて配置し、現像スリーブと感
光ドラムとの間に適当な現像バイアス電圧を印加して、
現像を行なっている。
体の像担持体上に静電潜像を形成し、その静電潜像を現
像装置により現像してトナー像として可視化することを
行なっている。現像装置は、現像剤担持体、一般には現
像スリーブを、像担持体たる電子写真感光体の感光ドラ
ムに対して一定間隔を設けて配置し、現像スリーブと感
光ドラムとの間に適当な現像バイアス電圧を印加して、
現像を行なっている。
従来、この種の現像装置の1つとして、現像スリーブ
に現像バイアスとして直流バイアスに交流バイアスを重
畳した電圧を印加して現像するものが、特開昭55−1865
9号等に提案され且つ実用化されている。
に現像バイアスとして直流バイアスに交流バイアスを重
畳した電圧を印加して現像するものが、特開昭55−1865
9号等に提案され且つ実用化されている。
これは、上記の現像スリーブに印加した現像バイアス
の交流分によって、現像スリーブと感光ドラムとが対向
した現像部に交流電界が形成されると、現像スリーブ上
に担持された一成分磁性現像剤である磁性トナーが現像
部において現像スリーブと感光ドラム上の静電潜像との
間を往復運動し、その過程でトナーが個々のトナー粒子
にほぐされて現像効率が高くなり、感光ドラム上の静電
潜像にトナーが緻密に付着することが可能になって、そ
の結果、現像により得られる画像に優れた再現性、鮮明
性が得られるようになるからである。
の交流分によって、現像スリーブと感光ドラムとが対向
した現像部に交流電界が形成されると、現像スリーブ上
に担持された一成分磁性現像剤である磁性トナーが現像
部において現像スリーブと感光ドラム上の静電潜像との
間を往復運動し、その過程でトナーが個々のトナー粒子
にほぐされて現像効率が高くなり、感光ドラム上の静電
潜像にトナーが緻密に付着することが可能になって、そ
の結果、現像により得られる画像に優れた再現性、鮮明
性が得られるようになるからである。
以下に、絶縁性一成分磁性現像剤を用いた従来の現像
装置について、第6図を参照して説明する。
装置について、第6図を参照して説明する。
第6図において、104は絶縁性一成分磁性現像剤、即
ち絶縁性磁性トナーTを収容した現像容器で、現像装置
は、画像形成装置の感光ドラム101に対向して配置した
現像スリーブ102を現像容器104内に備える。現像スリー
ブ102は、アルミニウム、ステンレス等の非磁性金属製
の円筒体とされ、本例では直径32.0mmとされている。感
光ドラム101は直径60.0mmとされている。
ち絶縁性磁性トナーTを収容した現像容器で、現像装置
は、画像形成装置の感光ドラム101に対向して配置した
現像スリーブ102を現像容器104内に備える。現像スリー
ブ102は、アルミニウム、ステンレス等の非磁性金属製
の円筒体とされ、本例では直径32.0mmとされている。感
光ドラム101は直径60.0mmとされている。
感光ドラム101は、図示しない1次帯電器により負の
電位Vdに一様に帯電された後、レーザービーム等の図示
しない露光手段で画像を露光して、負の電位Vlのネガの
静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置によ
り反転現像して、トナーとして可視化される。反転現像
は、感光ドラム101上の光りを照射して電荷を減衰した
静電潜像部分(即ち、明部電位Vlの部分)に、主として
現像スリーブ102との摩擦により静電潜像の極性と同極
性(負)に摩擦帯電したトナーTを付着させて、静電潜
像を現像する現像方式である。
電位Vdに一様に帯電された後、レーザービーム等の図示
しない露光手段で画像を露光して、負の電位Vlのネガの
静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置によ
り反転現像して、トナーとして可視化される。反転現像
は、感光ドラム101上の光りを照射して電荷を減衰した
静電潜像部分(即ち、明部電位Vlの部分)に、主として
現像スリーブ102との摩擦により静電潜像の極性と同極
性(負)に摩擦帯電したトナーTを付着させて、静電潜
像を現像する現像方式である。
上記現像スリーブ102内にはマグネットロール111が内
包、固定され、現像スリーブ102上にはこれと一体の間
隔、本例では約250μmの間隔を保って且つマグネット
ロール111の1つの磁極と対向して配置した鉄等の磁性
ブレード105が設けられ、マグネットロール111の上記磁
極と磁性ブレード105とで形成した集中磁界により、現
像スリーブ102上に磁性トナーTの所定の層を103を形成
する。このトナー層103は、現像スリーブ102と感光ドラ
ム101との間の最小間隙よりも薄い。
包、固定され、現像スリーブ102上にはこれと一体の間
隔、本例では約250μmの間隔を保って且つマグネット
ロール111の1つの磁極と対向して配置した鉄等の磁性
ブレード105が設けられ、マグネットロール111の上記磁
極と磁性ブレード105とで形成した集中磁界により、現
像スリーブ102上に磁性トナーTの所定の層を103を形成
する。このトナー層103は、現像スリーブ102と感光ドラ
ム101との間の最小間隙よりも薄い。
上記トナー層103は、現像スリーブ102の回転に伴い感
光ドラム101と近接した現像部へと搬送され、バイアス
電源108で現像スリーブ102に現像バイアスを印加して、
現像スリーブ102と感光ドラム101との間の現像部に電界
を形成することにより、トナー層103による感光ドラム1
01上の静電潜像の現像が行なわれる。
光ドラム101と近接した現像部へと搬送され、バイアス
電源108で現像スリーブ102に現像バイアスを印加して、
現像スリーブ102と感光ドラム101との間の現像部に電界
を形成することにより、トナー層103による感光ドラム1
01上の静電潜像の現像が行なわれる。
現像スリーブ102には、例えば第7図に示すような電
圧Vdcの直流にピーク・トウ・ピーク電圧Vp−p、周波
数fの矩形波の交流を重畳した交互電圧が現像バイアス
として印加される。現像バイアスの交流分としては、周
波数fが1000〜2000Hz、ピーク・トウ・ピーク電圧Vp−
pが1100〜1800V程度に設定されるのが普通である。
圧Vdcの直流にピーク・トウ・ピーク電圧Vp−p、周波
数fの矩形波の交流を重畳した交互電圧が現像バイアス
として印加される。現像バイアスの交流分としては、周
波数fが1000〜2000Hz、ピーク・トウ・ピーク電圧Vp−
pが1100〜1800V程度に設定されるのが普通である。
上記のような交互電圧の現像バイアスよれば、感光ド
ラム101と現像スリーブ102とが対向した現像部に交互電
界が発生し、即ち、第7図に示す時間t1で現像スリーブ
102から感光ドラム101方向にトナーTを転移させる方向
の電界が形成され、時間t2で感光ドラム101に転移した
トナーTを逆に現像スリーブ102に転移させる方向に電
界が形成される。
ラム101と現像スリーブ102とが対向した現像部に交互電
界が発生し、即ち、第7図に示す時間t1で現像スリーブ
102から感光ドラム101方向にトナーTを転移させる方向
の電界が形成され、時間t2で感光ドラム101に転移した
トナーTを逆に現像スリーブ102に転移させる方向に電
界が形成される。
従って、交互電界下でトナーTが現像スリーブ102と
感光ドラム101との間で正、逆の転移を繰り返して現像
が進行し、現像スリーブ102と感光ドラム101との間がそ
の曲率により離れるにつれて現像が収束するので、現像
により画像濃度が高く他カブリの少ない画像を得ること
ができる。
感光ドラム101との間で正、逆の転移を繰り返して現像
が進行し、現像スリーブ102と感光ドラム101との間がそ
の曲率により離れるにつれて現像が収束するので、現像
により画像濃度が高く他カブリの少ない画像を得ること
ができる。
第6図の現像装置で、感光ドラム101の静電潜像の非
画像部電位(一次帯電器で一様に帯電した暗部電位Vdで
ある)を−700、画像部電位Vlを−100Vとし、現像スリ
ーブ102と感光ドラム101との間隔を300μmに保ち、現
像バイアスの直流分Vdcを−500V、交流分の電圧を1800V
p−p、周波数fを1800Hzとして、現像スリーブ102に現
像バイアスを印加して現像を行ない、これにより画像形
成してプリントしたところ、ベタ黒画像濃度が1.30Dで
ライン再現性が良い画像を得ることができた。
画像部電位(一次帯電器で一様に帯電した暗部電位Vdで
ある)を−700、画像部電位Vlを−100Vとし、現像スリ
ーブ102と感光ドラム101との間隔を300μmに保ち、現
像バイアスの直流分Vdcを−500V、交流分の電圧を1800V
p−p、周波数fを1800Hzとして、現像スリーブ102に現
像バイアスを印加して現像を行ない、これにより画像形
成してプリントしたところ、ベタ黒画像濃度が1.30Dで
ライン再現性が良い画像を得ることができた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の現像装置では、同じ画像パ
ターンを繰り返しプリントした場合、画像上に縦筋状に
濃度の低い部分が発生する問題があった。第8図に、上
記のような濃度の薄い部分122が画像120に発生している
ところを模式図で示す。これは、フェーディングと称す
る現像で、文字画像の場合には文字が細くなり、ハーフ
トーンやベタ黒画像の場合には濃度が低くなる。
ターンを繰り返しプリントした場合、画像上に縦筋状に
濃度の低い部分が発生する問題があった。第8図に、上
記のような濃度の薄い部分122が画像120に発生している
ところを模式図で示す。これは、フェーディングと称す
る現像で、文字画像の場合には文字が細くなり、ハーフ
トーンやベタ黒画像の場合には濃度が低くなる。
上記現像を明らかにするために、本発明者等は、第6
図の現像装置を用いて次のようなプリント実験を行なっ
た。
図の現像装置を用いて次のようなプリント実験を行なっ
た。
トナーTとしては、スチレン−アクリル共重合体を主
成分とする結着樹脂にマグネタイトを60重量%、負荷電
制御剤としてモノアゾ染料の金属錯塩を1重量%含有し
た体積抵抗が約1013Ωcmの負帯電性絶縁性磁性トナーを
基本とし、これに流動性を高めるために疎水化処理した
シリカ微粒子をトナー重量に対し0.4重量%外添したも
のを用いた。
成分とする結着樹脂にマグネタイトを60重量%、負荷電
制御剤としてモノアゾ染料の金属錯塩を1重量%含有し
た体積抵抗が約1013Ωcmの負帯電性絶縁性磁性トナーを
基本とし、これに流動性を高めるために疎水化処理した
シリカ微粒子をトナー重量に対し0.4重量%外添したも
のを用いた。
印字比率約4%の文字パターンを20枚程度プリントし
たところ、縦筋状に濃度の低い部分が見られ、その後ベ
タ黒画像をプリントすると、先の第8図に示したよう
な、縦筋状に濃度が低く抜ける部分を有する画像が得ら
れた。
たところ、縦筋状に濃度の低い部分が見られ、その後ベ
タ黒画像をプリントすると、先の第8図に示したよう
な、縦筋状に濃度が低く抜ける部分を有する画像が得ら
れた。
この現像が発生したときに現像スリーブ102を観察し
たところ、現像スリーブ102上にトナー層が一様に形成
されており、現像スリーブ102上でのトナー切れ等によ
る白抜けとは異なった現象であった。現像スリーブ102
上のトナーの帯電量(以下トリボと称す)を測定してみ
ると、正常な場合と比べて低い値であることが判明し
た。
たところ、現像スリーブ102上にトナー層が一様に形成
されており、現像スリーブ102上でのトナー切れ等によ
る白抜けとは異なった現象であった。現像スリーブ102
上のトナーの帯電量(以下トリボと称す)を測定してみ
ると、正常な場合と比べて低い値であることが判明し
た。
以上のプリント実験から次のことが判る。即ち、帯電
が不十分なトナーも現像スリーブ102の表面から受ける
摩擦力によって、磁性ブレード105とマグネット111によ
り形成される集中磁界をくぐり抜けるので、現像スリー
ブ102上のトナー層103は、正常に帯電されたトナーのみ
から形成されているのではなく、帯電が不十分なトリボ
の低いトナーを混在して形成されている。このため感光
ドラム101と現像スリーブ102とが対向した現像部へと搬
送されたトナー層103は、現像部で感光ドラム101と現像
スリーブ102との間に交互電界を形成しても、トリボの
低いトナーが感光ドラム101上の静電潜像の現像に寄与
せず、その結果、上記の画像上に縦筋状に濃度が低く抜
ける部分が生ずる現象を発生するのである。
が不十分なトナーも現像スリーブ102の表面から受ける
摩擦力によって、磁性ブレード105とマグネット111によ
り形成される集中磁界をくぐり抜けるので、現像スリー
ブ102上のトナー層103は、正常に帯電されたトナーのみ
から形成されているのではなく、帯電が不十分なトリボ
の低いトナーを混在して形成されている。このため感光
ドラム101と現像スリーブ102とが対向した現像部へと搬
送されたトナー層103は、現像部で感光ドラム101と現像
スリーブ102との間に交互電界を形成しても、トリボの
低いトナーが感光ドラム101上の静電潜像の現像に寄与
せず、その結果、上記の画像上に縦筋状に濃度が低く抜
ける部分が生ずる現象を発生するのである。
従って、このような現象を防止するには、帯電が正常
なトリボの高いトナーのみでトナー層103を形成するよ
うにさせればよい。即ち、トナーが磁性ブレード105と
マグネット111とにより形成される集中磁界をくぐり抜
けるとき、現像スリーブ102表面の摩擦力を小さくして
トナーに対する滑り性を大きくしてやることにより、現
像スリーブ102表面から受ける摩擦力よりも、トナーと
現像スリーブ102との間に働く静電的鏡映力による搬送
力を強くすることによってトナーが集中磁界をくぐり抜
けるようにしてやれば、鏡映力の大きい帯電が正常な高
いトリボを持ったトナーだけでトナー層103を形成させ
ることができる。
なトリボの高いトナーのみでトナー層103を形成するよ
うにさせればよい。即ち、トナーが磁性ブレード105と
マグネット111とにより形成される集中磁界をくぐり抜
けるとき、現像スリーブ102表面の摩擦力を小さくして
トナーに対する滑り性を大きくしてやることにより、現
像スリーブ102表面から受ける摩擦力よりも、トナーと
現像スリーブ102との間に働く静電的鏡映力による搬送
力を強くすることによってトナーが集中磁界をくぐり抜
けるようにしてやれば、鏡映力の大きい帯電が正常な高
いトリボを持ったトナーだけでトナー層103を形成させ
ることができる。
そこで、どのようにして現像スリーブ102表面の摩擦
力を小さくしてトナーに対する滑り性を大きくするかが
問題になる。従来のように、現像スリーブの表面粗さの
規定に使用されているJIS規格(B0601)の中心線平均粗
さRaの値を小さくするだけでは、確実な効果が期待でき
ず、むしろ中心線平均粗さRaを小さくすることにより、
現像スリーブ102上のトナー層103にトナー量不足等の別
の弊害が生じるようになる。
力を小さくしてトナーに対する滑り性を大きくするかが
問題になる。従来のように、現像スリーブの表面粗さの
規定に使用されているJIS規格(B0601)の中心線平均粗
さRaの値を小さくするだけでは、確実な効果が期待でき
ず、むしろ中心線平均粗さRaを小さくすることにより、
現像スリーブ102上のトナー層103にトナー量不足等の別
の弊害が生じるようになる。
従って本発明の目的は、その上にトリボの十分な現像
剤層を現像剤量不足を生じることなく形成して、感光ド
ラム等の像担持体上の静電潜像の現像を良好に行なわせ
ることにより、フェーディングによる濃度薄のない画像
を得ることを可能とした現像剤担持体を提供することで
ある。
剤層を現像剤量不足を生じることなく形成して、感光ド
ラム等の像担持体上の静電潜像の現像を良好に行なわせ
ることにより、フェーディングによる濃度薄のない画像
を得ることを可能とした現像剤担持体を提供することで
ある。
課題を解決するための手段 上記目的は本発明に係る現像剤担持体にて達成され
る。要約すれば本発明は、像担持体と対向し、像担持体
上の静電潜像を現像するための現像剤を担持して搬送す
る現像剤担持体において、表面を導電性微粒子及び/又
は固体潤滑剤を含有した樹脂層で形成すると共に、樹脂
層表面の相対負荷曲線の相対負荷長さtp5%のときのカ
ッティング長さCVを5μm以下、中心線平均粗さRaを0.
4μm以上としたことを特徴とする現像剤担持体であ
る。
る。要約すれば本発明は、像担持体と対向し、像担持体
上の静電潜像を現像するための現像剤を担持して搬送す
る現像剤担持体において、表面を導電性微粒子及び/又
は固体潤滑剤を含有した樹脂層で形成すると共に、樹脂
層表面の相対負荷曲線の相対負荷長さtp5%のときのカ
ッティング長さCVを5μm以下、中心線平均粗さRaを0.
4μm以上としたことを特徴とする現像剤担持体であ
る。
実施例 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
実施例1 第1図は、本発明の一実施例に係る現像剤担持体を有
する現像装置を備えた画像形成装置を示す概略構成図で
ある。
する現像装置を備えた画像形成装置を示す概略構成図で
ある。
第1図に示すように、本画像形成装置は、像担持体と
して電子写真感光体の感光ドラム1を有する。像担持体
は誘電体とすることもできる。感光ドラム1の周囲には
静電潜像形成部20、感光ドラム1上の潜像を現像してト
ナー層として可視化する本実施例の現像装置10、可視化
されたトナー像を図示しない転写材上に転写する転写部
30、感光ドラム1上の残留トナーをクリーニングするク
リーニング部40が配置される。潜像形成部20、転写30、
クリーニング部40は当業者に周知であるので、これ以上
の説明は省略する。
して電子写真感光体の感光ドラム1を有する。像担持体
は誘電体とすることもできる。感光ドラム1の周囲には
静電潜像形成部20、感光ドラム1上の潜像を現像してト
ナー層として可視化する本実施例の現像装置10、可視化
されたトナー像を図示しない転写材上に転写する転写部
30、感光ドラム1上の残留トナーをクリーニングするク
リーニング部40が配置される。潜像形成部20、転写30、
クリーニング部40は当業者に周知であるので、これ以上
の説明は省略する。
現像装置10は、一成分現像剤として磁性トナー11を収
容した現像容器12と、現像容器12内のトナー11を担持し
て容器12から感光ドラム1と対向した現像部13へと搬送
する現像剤担持体14とを有する。本実施例では、現像剤
担持体14はスリーブ状の現像スリーブとされているが、
エンドレスベルト状とすることもできる。上記現像剤担
持体、即ち現像スリーブ14内にはマグネットロール15が
不動に配設されている。
容した現像容器12と、現像容器12内のトナー11を担持し
て容器12から感光ドラム1と対向した現像部13へと搬送
する現像剤担持体14とを有する。本実施例では、現像剤
担持体14はスリーブ状の現像スリーブとされているが、
エンドレスベルト状とすることもできる。上記現像剤担
持体、即ち現像スリーブ14内にはマグネットロール15が
不動に配設されている。
又、現像装置10の上方には磁性ブレード16が配置さ
れ、マグネットロール15と磁性ブレード16の対向磁極N1
とで形成した集中磁界により、現像スリーブ14上に担持
した磁性トナー11の厚みを制御して、トナー11の所定の
層を形成する。
れ、マグネットロール15と磁性ブレード16の対向磁極N1
とで形成した集中磁界により、現像スリーブ14上に担持
した磁性トナー11の厚みを制御して、トナー11の所定の
層を形成する。
現像スリーブ14上のトナー11の層は、現像スリーブ14
の回転に伴って現像容器12内から現像部13へと搬送さ
れ、現像部13でマグネットロール15の現像磁極S1によっ
てトナー11が穂立ちし、その状態でバイアス電源18によ
り現像スリーブ14に対して現像バイアスを印加して、現
像部13に形成した電界、好ましくは直流に交流を重畳し
た交互電界により、現像スリーブ14上からトナー11が感
光ドラム1上に飛翔し、トナー11が感光ドラム1上の静
電潜像に付着して現像し、静電潜像をトナー像として可
視化する。
の回転に伴って現像容器12内から現像部13へと搬送さ
れ、現像部13でマグネットロール15の現像磁極S1によっ
てトナー11が穂立ちし、その状態でバイアス電源18によ
り現像スリーブ14に対して現像バイアスを印加して、現
像部13に形成した電界、好ましくは直流に交流を重畳し
た交互電界により、現像スリーブ14上からトナー11が感
光ドラム1上に飛翔し、トナー11が感光ドラム1上の静
電潜像に付着して現像し、静電潜像をトナー像として可
視化する。
以上は、第6図及び第7図を参照して説明した従来の
現像装置のときと同じである。
現像装置のときと同じである。
本発明によれば、上記現像装置10の現像スリーブ14
は、その表面を導電性微粒子及び/又は固体潤滑剤を含
有した樹脂層17で形成すると共に、その表面の相対負荷
曲線(アボットの負荷曲線)の相対負荷長さtpが5%の
ときのカッティング深さCvを5μm以下としている。
は、その表面を導電性微粒子及び/又は固体潤滑剤を含
有した樹脂層17で形成すると共に、その表面の相対負荷
曲線(アボットの負荷曲線)の相対負荷長さtpが5%の
ときのカッティング深さCvを5μm以下としている。
本実施例では、現像スリーブの素管として、アルミニ
ウムの引抜き加工管(表面粗度2S)を用い、その素管の
表面に下記処方の組成に調整された樹脂液をスプレー法
によって厚み1.0〜30μmに塗布し、樹脂液にバインダ
ーとしてフェノール樹脂を用いたことから乾燥炉を使用
して150℃にて30分間の加熱硬化を行ない、導電性微粒
子としてカーボンを含有した樹脂層を素管表面に形成し
てなる現像スリーブを得た。
ウムの引抜き加工管(表面粗度2S)を用い、その素管の
表面に下記処方の組成に調整された樹脂液をスプレー法
によって厚み1.0〜30μmに塗布し、樹脂液にバインダ
ーとしてフェノール樹脂を用いたことから乾燥炉を使用
して150℃にて30分間の加熱硬化を行ない、導電性微粒
子としてカーボンを含有した樹脂層を素管表面に形成し
てなる現像スリーブを得た。
(処方) 樹脂・・・・フェノール樹脂(固形分) 30重量部 カーボン・・コロンビアンカーボン社製CONDUCTEX975UB
25重量部 希釈剤・・・メチルアルコール+メチルセロソルブ 200
重量部 以上のような工程を経て樹脂層を形成しただけでは、
現像スリーブ表面は相対負荷曲線の相対負荷長さtpが5
%のときのカッティング深さCvを5μm以下とすること
が困難であり、このため現像スリーブ表面に磨き加工を
加えるが、この表面磨きを施すことが効果的である。本
実施例でも、樹脂層を形成しただけの現像スリーブにフ
ェルトによる表面磨きを施すことによって、現像スリー
ブ14を得たものである。
25重量部 希釈剤・・・メチルアルコール+メチルセロソルブ 200
重量部 以上のような工程を経て樹脂層を形成しただけでは、
現像スリーブ表面は相対負荷曲線の相対負荷長さtpが5
%のときのカッティング深さCvを5μm以下とすること
が困難であり、このため現像スリーブ表面に磨き加工を
加えるが、この表面磨きを施すことが効果的である。本
実施例でも、樹脂層を形成しただけの現像スリーブにフ
ェルトによる表面磨きを施すことによって、現像スリー
ブ14を得たものである。
現像スリーブ表面の磨き加工について簡単に説明する
と、上記した樹脂層を形成しただけの現像スリーブを約
800rpmで回転しながら、現像スリーブ表面にフェルトを
1〜3kg程度の圧力で接触させ、この状態でフェルトを
現像スリーブの一方端から他方端まで長手方向に1〜5c
m/秒の速さで動かせば、現像スリーブの表面の磨き加工
が終了し、これにより表面に樹脂層17を有し、その表面
の相対負荷曲線の相対負荷長さtpが5%のときのカッテ
ィング深さCvが5μm以下の現像スリーブ14が得られ
る。
と、上記した樹脂層を形成しただけの現像スリーブを約
800rpmで回転しながら、現像スリーブ表面にフェルトを
1〜3kg程度の圧力で接触させ、この状態でフェルトを
現像スリーブの一方端から他方端まで長手方向に1〜5c
m/秒の速さで動かせば、現像スリーブの表面の磨き加工
が終了し、これにより表面に樹脂層17を有し、その表面
の相対負荷曲線の相対負荷長さtpが5%のときのカッテ
ィング深さCvが5μm以下の現像スリーブ14が得られ
る。
以上のような現像スリーブの表面磨きは、フェルトに
限るものではなく、布、ウエス等によっても可能であ
り、又現像スリーブは回転させず直接手作業で磨くこと
も可能である。
限るものではなく、布、ウエス等によっても可能であ
り、又現像スリーブは回転させず直接手作業で磨くこと
も可能である。
次に、本発明の特徴である現像スリーブ14表面の相対
負荷曲線について説明する。
負荷曲線について説明する。
第2図に、現像スリーブ表面の基準長さLあたりのプ
ロフィール(断面曲線)とそれに対応する相対負荷曲線
(アボットの負荷曲線)とを示す。
ロフィール(断面曲線)とそれに対応する相対負荷曲線
(アボットの負荷曲線)とを示す。
現像スリーブ表面の基準長さLあたりのプロフィール
において、基準長さLの区間の平均線に対して平行な或
るレベルCvの直線で基準長さLの区間を切断したとき、
その切り口の線分の長さl1、l2・・・lnの和l1+l2+・
・・+lnと基準長さLとの比(%)をそのレベル(カッ
ティング深さ)Cvにおける相対負荷長さtpといい、上記
の相対負荷曲線は、このカッティング深さCvと相対負荷
長さtpの関係をプロットしてグラフ化したものである。
において、基準長さLの区間の平均線に対して平行な或
るレベルCvの直線で基準長さLの区間を切断したとき、
その切り口の線分の長さl1、l2・・・lnの和l1+l2+・
・・+lnと基準長さLとの比(%)をそのレベル(カッ
ティング深さ)Cvにおける相対負荷長さtpといい、上記
の相対負荷曲線は、このカッティング深さCvと相対負荷
長さtpの関係をプロットしてグラフ化したものである。
本発明においては、表面の相対負荷曲線の相対負荷長
さtpが5%のときのカッティング深さCv(即ち、第2図
に示す例では、tp=(l1+l2)/L×100=5%のときの
カッティング深さCv5である)に着目して、表面に樹脂
層を設けた現像スリーブに対してこのカッティング深さ
Cvを5μm以下とすることにより、画像にフェーディン
グが発生するのを防止するものである。
さtpが5%のときのカッティング深さCv(即ち、第2図
に示す例では、tp=(l1+l2)/L×100=5%のときの
カッティング深さCv5である)に着目して、表面に樹脂
層を設けた現像スリーブに対してこのカッティング深さ
Cvを5μm以下とすることにより、画像にフェーディン
グが発生するのを防止するものである。
本発明者等が調べたところによると、現像スリーブ表
面の相対負荷曲線の相対負荷長さtp=5%のときのCv値
はフェーディングの発生率と関係し、現像スリーブ表面
の中心線平均粗さRa(JIS B0601)はフェーディングの
発生率と一概に関係づけられないが、その理由は次の通
りである。
面の相対負荷曲線の相対負荷長さtp=5%のときのCv値
はフェーディングの発生率と関係し、現像スリーブ表面
の中心線平均粗さRa(JIS B0601)はフェーディングの
発生率と一概に関係づけられないが、その理由は次の通
りである。
第1表は、第5図(A)、(B)に示したプローフィ
ルを有する2種類の現像スリーブA、Bについて、表面
の相対負荷曲線の相対負荷長さtp=5%のときのカッテ
ィング深さCv(必要に応じてCv5と略す)、JIS B0601に
規定の表面の中心線平均粗さRa及び表面の滑り性と、そ
の現像スリーブを用いた現像により得られた画像のフェ
ーディングとの関係を調べた結果の一例である。
ルを有する2種類の現像スリーブA、Bについて、表面
の相対負荷曲線の相対負荷長さtp=5%のときのカッテ
ィング深さCv(必要に応じてCv5と略す)、JIS B0601に
規定の表面の中心線平均粗さRa及び表面の滑り性と、そ
の現像スリーブを用いた現像により得られた画像のフェ
ーディングとの関係を調べた結果の一例である。
現像スリーブAは、Cv5=10μm、Ra=2.5μmのもの
で、現像スリーブBは、現像スリーブAに表面磨きを施
して、Cv5=1.0μm、Ra=2.0μmとしたものである。
現像スリーブAに対し現像スリーブBは、Cvの値が10→
1.0μmと大きく変化したが、Raは2.5→2.0μmとそれ
ほど変化していない。この現像スリーブA、Bの表面の
違いは、プロフィルを見ると明らかである。現像スリー
ブAは第5図(A)に示すように、プロフィールの凹凸
が尖っていて粗さが大きいためCv5、Ra共に大きな値を
取るが、現像スリーブBは第5図(B)に示すように、
プロフィールの凸部が表面磨きにより丸められているた
めCv5は小さな値を取る。但し、現像スリーブBのプロ
フィールの凹部はそのままであるために、Raは比較的大
きな値を保ったままとなる。
で、現像スリーブBは、現像スリーブAに表面磨きを施
して、Cv5=1.0μm、Ra=2.0μmとしたものである。
現像スリーブAに対し現像スリーブBは、Cvの値が10→
1.0μmと大きく変化したが、Raは2.5→2.0μmとそれ
ほど変化していない。この現像スリーブA、Bの表面の
違いは、プロフィルを見ると明らかである。現像スリー
ブAは第5図(A)に示すように、プロフィールの凹凸
が尖っていて粗さが大きいためCv5、Ra共に大きな値を
取るが、現像スリーブBは第5図(B)に示すように、
プロフィールの凸部が表面磨きにより丸められているた
めCv5は小さな値を取る。但し、現像スリーブBのプロ
フィールの凹部はそのままであるために、Raは比較的大
きな値を保ったままとなる。
以上のように、現像スリーブ表面の相対負荷曲線の相
対負荷長さtp=5%のときのCv値はフェーディングの発
生率と関係するが、現像スリーブ表面の中心線平均粗さ
Ra(JIS B0601)はフェーディングの発生率と一概に関
係づけられない。
対負荷長さtp=5%のときのCv値はフェーディングの発
生率と関係するが、現像スリーブ表面の中心線平均粗さ
Ra(JIS B0601)はフェーディングの発生率と一概に関
係づけられない。
上記の現像スリーブA、Bを用いた現像による画像の
フェーディングについて述べると、現像スリーブBで
は、表面の凸部が丸められているために表面の滑り性が
良く、従って現像スリーブ表面から受ける摩擦力による
搬送力よりも、摩擦帯電した磁性トナーと現像スリーブ
との間に働く静電的鏡映力による搬送力を強くすること
によってトナーを磁性ブレードの箇所の集中磁界をくぐ
り抜けるようにすることができ、鏡映力の大きい帯電が
正常な高いトリボを持ったトナーで感光ドラム上にトナ
ー層を形成させることができるので、フェーディングが
発生しなかった。これに対し、現像スリーブAでは、表
面の凹凸が尖っているため、トナーに対する表面の滑り
性が悪く、その結果、上記とは逆にフェーディングが発
生した。
フェーディングについて述べると、現像スリーブBで
は、表面の凸部が丸められているために表面の滑り性が
良く、従って現像スリーブ表面から受ける摩擦力による
搬送力よりも、摩擦帯電した磁性トナーと現像スリーブ
との間に働く静電的鏡映力による搬送力を強くすること
によってトナーを磁性ブレードの箇所の集中磁界をくぐ
り抜けるようにすることができ、鏡映力の大きい帯電が
正常な高いトリボを持ったトナーで感光ドラム上にトナ
ー層を形成させることができるので、フェーディングが
発生しなかった。これに対し、現像スリーブAでは、表
面の凹凸が尖っているため、トナーに対する表面の滑り
性が悪く、その結果、上記とは逆にフェーディングが発
生した。
このように、現像スリーブ表面のCv5値を規定するこ
とにより、現像剤に対する現像スリーブ表面の滑り性を
良くし、現像により得られた画像のフェーディングの発
生を防止できることが判った。
とにより、現像剤に対する現像スリーブ表面の滑り性を
良くし、現像により得られた画像のフェーディングの発
生を防止できることが判った。
第3図は、現像スリーブ表面の相対負荷曲線のカッテ
ィング深さCv5を変化させたときのフェーディングの発
生率をプロットしたグラフで、本発明の効果を示す。フ
ェーディングの発生率は、第1図に示す現像装置10を用
いて印字率4%の同じ文字パターンを25枚プリントした
後、ベタ黒画像を1枚プリントた場合に、そのベタ黒画
像に発生した先の第8図に示すような縦筋状の濃度ム
ラ、文字パターンのラインの太さムラの発生率である。
ィング深さCv5を変化させたときのフェーディングの発
生率をプロットしたグラフで、本発明の効果を示す。フ
ェーディングの発生率は、第1図に示す現像装置10を用
いて印字率4%の同じ文字パターンを25枚プリントした
後、ベタ黒画像を1枚プリントた場合に、そのベタ黒画
像に発生した先の第8図に示すような縦筋状の濃度ム
ラ、文字パターンのラインの太さムラの発生率である。
第3図によれば、相対負荷長さtp=5%のときのカッ
ティング深さCv、即ちCv5がCv5≦5μmの範囲ではフェ
ーディングの発生率は0%であるが、5μm<Cv5では
フェーディングの発生があり、Cv5=10%付近では、フ
ェーディングの発生率は90%にもなることが判る。これ
によりCv5≦5μmの現像スリーブを使用すれば、画像
のフェーディングの発生を防止することができる。
ティング深さCv、即ちCv5がCv5≦5μmの範囲ではフェ
ーディングの発生率は0%であるが、5μm<Cv5では
フェーディングの発生があり、Cv5=10%付近では、フ
ェーディングの発生率は90%にもなることが判る。これ
によりCv5≦5μmの現像スリーブを使用すれば、画像
のフェーディングの発生を防止することができる。
又、第4図は、現像スリーブの中心線平均粗さRaとフ
ェーディングの発生率の関係を示したグラフである。中
心線平均粗さRaが小さい方がフェーディングの発生率は
小さくなっているが、そのフェーディングの発生率には
大きなバラツキがあり、Raはフェーディングの発生を抑
えるための確実な指標とはならないことが判る。
ェーディングの発生率の関係を示したグラフである。中
心線平均粗さRaが小さい方がフェーディングの発生率は
小さくなっているが、そのフェーディングの発生率には
大きなバラツキがあり、Raはフェーディングの発生を抑
えるための確実な指標とはならないことが判る。
以上説明したように、本発明では、現像装置10の現像
スリーブ14の表面に導電性微粒子及び/又は固体潤滑剤
を含有した樹脂層17を形成すると共に、その表面の相対
負荷曲線の相対負荷長さtpが5%のときのカッティング
深さCvを5μm以下としているので、画像のフェーディ
ングの発生を防止することができる。
スリーブ14の表面に導電性微粒子及び/又は固体潤滑剤
を含有した樹脂層17を形成すると共に、その表面の相対
負荷曲線の相対負荷長さtpが5%のときのカッティング
深さCvを5μm以下としているので、画像のフェーディ
ングの発生を防止することができる。
尚、前述したように、現像スリーブ表面の中心線平均
粗さRaはフェーディングの発生を抑えるための確実な指
標とはならないが、Raが0.4μmよりも小では現像スリ
ーブ上のトナー量不足による画像の濃度薄、及びブロッ
チの発生という弊害が生ずるようになるので、Raは0.4
μm以上、望ましくは0.5μm以上であることが好まし
い。
粗さRaはフェーディングの発生を抑えるための確実な指
標とはならないが、Raが0.4μmよりも小では現像スリ
ーブ上のトナー量不足による画像の濃度薄、及びブロッ
チの発生という弊害が生ずるようになるので、Raは0.4
μm以上、望ましくは0.5μm以上であることが好まし
い。
実施例2 本実施例では、現像スリーブ14表面のCv5(表面の相
対負荷曲線の相対負荷長さtpが5%のときのカッティン
グ深さCv)を5μm以下とするために、その素管表面に
樹脂層を形成しただけの現像スリーブにサンドブラスト
加工を施したことが特徴である。本実施例のその他の点
は、先の実施例1のときと同様である。
対負荷曲線の相対負荷長さtpが5%のときのカッティン
グ深さCv)を5μm以下とするために、その素管表面に
樹脂層を形成しただけの現像スリーブにサンドブラスト
加工を施したことが特徴である。本実施例のその他の点
は、先の実施例1のときと同様である。
サンドブラストの対象とした現像スリーブは、樹脂層
を形成した直径16mm、長さ240mmのものを用いた。サン
ドブラスト加工機は、(株)不二製作所製のブラスト加
工機を用い、そのノズルは3型とした。砥粒はアランダ
ム#400を使用し、サンドブラストの圧力は3.5kg/cm2、
時間は30秒とし、これによって現像スリーブ表面に5μ
m以下のCv5を得た。サンドブラストによる摩耗によっ
て生じた樹脂微粉は、現像スリーブをアルコール中で洗
浄することによって除去した。
を形成した直径16mm、長さ240mmのものを用いた。サン
ドブラスト加工機は、(株)不二製作所製のブラスト加
工機を用い、そのノズルは3型とした。砥粒はアランダ
ム#400を使用し、サンドブラストの圧力は3.5kg/cm2、
時間は30秒とし、これによって現像スリーブ表面に5μ
m以下のCv5を得た。サンドブラストによる摩耗によっ
て生じた樹脂微粉は、現像スリーブをアルコール中で洗
浄することによって除去した。
以上のようなサンドブラストを表面に施して得られた
現像スリーブ14を、第1図の現像装置に使用して実験し
たところ、実施例1のときと同様に第3図に示すのと同
様な結果が得られ、サンドブラスト加工で現像スリーブ
表面の樹脂層の微細凹凸部先端を丸めた形状に変化させ
て、現像スリーブ表面のCv5を5μm以下とすることに
より、画像のフェーディングの発生を防止できることが
判った。
現像スリーブ14を、第1図の現像装置に使用して実験し
たところ、実施例1のときと同様に第3図に示すのと同
様な結果が得られ、サンドブラスト加工で現像スリーブ
表面の樹脂層の微細凹凸部先端を丸めた形状に変化させ
て、現像スリーブ表面のCv5を5μm以下とすることに
より、画像のフェーディングの発生を防止できることが
判った。
実施例3 本実施例では、現像スリーブ14表面の樹脂層17を形成
する樹脂液として、カーボンの代わりに下記処方の通り
固体潤滑剤微粒子の人工グラファイトを含有させたもの
を使用した。
する樹脂液として、カーボンの代わりに下記処方の通り
固体潤滑剤微粒子の人工グラファイトを含有させたもの
を使用した。
(処方) 樹脂・・・・・フェノール樹脂(固形分) 15重量部 導電潤滑剤・・人工グラファイト(1μm) 15重量部 希釈剤・・・・メチルアルコール+メチルセロソルブ22
5重量部 現像スリーブ14表面のCv5を5μm以下とするために
は、その素管表面に樹脂層を形成しただけの現像スリー
ブ表面に、実施例1のときと同様に磨き加工を施した。
5重量部 現像スリーブ14表面のCv5を5μm以下とするために
は、その素管表面に樹脂層を形成しただけの現像スリー
ブ表面に、実施例1のときと同様に磨き加工を施した。
その結果、本実施例においても、実施例1のときと同
様に第3図に示すのと同様な結果が得られた。又、グラ
ファイトの粒径を変化させて試したが、グラファイトは
粒径0.3〜7μmまで人工、天然を問わず有効であっ
た。
様に第3図に示すのと同様な結果が得られた。又、グラ
ファイトの粒径を変化させて試したが、グラファイトは
粒径0.3〜7μmまで人工、天然を問わず有効であっ
た。
本実施例では、現像スリーブ14表面に磨き加工を施し
たが、実施例2のときと同様サンドブラスト加工を施し
ても、Cv5が5μm以下であれば同様な結果が得られる
のは言うまでもない。
たが、実施例2のときと同様サンドブラスト加工を施し
ても、Cv5が5μm以下であれば同様な結果が得られる
のは言うまでもない。
尚、以上の例で現像スリーブ表面の樹脂層に導電性微
粒子又は固体潤滑剤微粒子を分散させたのは、これによ
って通常粒径のトナーよりもかなり小径の微粉トナーの
薄層が現像スリーブ表面に強固に付着するのを防止する
ためである。微粉トナーは体積あたりの帯電量が相対的
に大なので、現像スリーブ表面に静電気的鏡映力によっ
て強固に付着し易く、このような微粉トナーの薄層は、
感光ドラム上に転移しにくい上にトナーの摩擦帯電を妨
害するので、画像濃度を低下させる。
粒子又は固体潤滑剤微粒子を分散させたのは、これによ
って通常粒径のトナーよりもかなり小径の微粉トナーの
薄層が現像スリーブ表面に強固に付着するのを防止する
ためである。微粉トナーは体積あたりの帯電量が相対的
に大なので、現像スリーブ表面に静電気的鏡映力によっ
て強固に付着し易く、このような微粉トナーの薄層は、
感光ドラム上に転移しにくい上にトナーの摩擦帯電を妨
害するので、画像濃度を低下させる。
上記導電微粒子はこのような微粉トナーの電荷のリー
クサイトとして働いて、その帯電量を低下させ、又、固
体潤滑剤微粒子は微粉トナーを滑動させて、現像スリー
ブ表面へのへばりつきを困難にさせ、このようなことに
よって微粉トナーの薄層の形成を阻害しているものと考
えられる。勿論、前述した導電性微粒子及び固体潤滑剤
微粒子の両方を現像スリーブ表面の樹脂層中に分散させ
てもよい。現像スリーブに印加するバイアス電圧として
は直流バイアス電圧も利用でき、又、現像は反転現像の
みならず、暗部電位領域にトナーを付着させる正規現像
にも適用できる。
クサイトとして働いて、その帯電量を低下させ、又、固
体潤滑剤微粒子は微粉トナーを滑動させて、現像スリー
ブ表面へのへばりつきを困難にさせ、このようなことに
よって微粉トナーの薄層の形成を阻害しているものと考
えられる。勿論、前述した導電性微粒子及び固体潤滑剤
微粒子の両方を現像スリーブ表面の樹脂層中に分散させ
てもよい。現像スリーブに印加するバイアス電圧として
は直流バイアス電圧も利用でき、又、現像は反転現像の
みならず、暗部電位領域にトナーを付着させる正規現像
にも適用できる。
発明の効果 以上説明したように、本発明では、現像剤担持体の表
面を、導電性微粒子及び/又は固体潤滑剤を含有した樹
脂層で形成すると共に、その表面の相対負荷曲線の相対
負荷長さtp5%のときのカッティング長さCvを5μm以
下としたので、現像剤の搬送低下に伴う現像部での現像
剤量不足や、現像剤の過剰帯電によるゴースト現象を生
じることなく、帯電電荷が大きい正常な現像剤だけを現
像部に搬送して、フェーディング現象のない画像を得る
ことができる。
面を、導電性微粒子及び/又は固体潤滑剤を含有した樹
脂層で形成すると共に、その表面の相対負荷曲線の相対
負荷長さtp5%のときのカッティング長さCvを5μm以
下としたので、現像剤の搬送低下に伴う現像部での現像
剤量不足や、現像剤の過剰帯電によるゴースト現象を生
じることなく、帯電電荷が大きい正常な現像剤だけを現
像部に搬送して、フェーディング現象のない画像を得る
ことができる。
第1図は、本発明の一実施例に係る現像剤担持体を有す
る現像装置を備えた画像形成装置を示す概略構成図であ
る。 第2図は、現像スリーブ表面の基準長さあたりのプロフ
ィールとそれに対応する相対負荷曲線を示す説明図であ
る。 第3図は、現像スリーブ表面の相対負荷曲線の相対負荷
長さtpを変化させたときのフェーディングの発生率をプ
ロットしたグラフである。 第4図は、現像スリーブの中心線平均粗さRaとフェーデ
ィングの発生率の関係を示したグラフである。 第5図(A)、(B)は、それぞれ現像スリーブA、B
のプローフィルを模式的に示す断面図である。 第6図は、絶縁性一成分磁性現像剤を用いた従来の現像
装置を示す概略構成図である。 第7図は、第6図の現像装置の現像スリーブに印加され
る現像バイアスを示す説明図である。 第8図は、第6図の現像装置を用いた現像で得られるフ
ェーディングが発生した画像を示す模式図である。 1:感光ドラム 10:現像装置 11:一成分磁性現像剤 13:現像部 14:現像スリーブ 15:マグネットロール 16:磁性ブレード 17:樹脂層
る現像装置を備えた画像形成装置を示す概略構成図であ
る。 第2図は、現像スリーブ表面の基準長さあたりのプロフ
ィールとそれに対応する相対負荷曲線を示す説明図であ
る。 第3図は、現像スリーブ表面の相対負荷曲線の相対負荷
長さtpを変化させたときのフェーディングの発生率をプ
ロットしたグラフである。 第4図は、現像スリーブの中心線平均粗さRaとフェーデ
ィングの発生率の関係を示したグラフである。 第5図(A)、(B)は、それぞれ現像スリーブA、B
のプローフィルを模式的に示す断面図である。 第6図は、絶縁性一成分磁性現像剤を用いた従来の現像
装置を示す概略構成図である。 第7図は、第6図の現像装置の現像スリーブに印加され
る現像バイアスを示す説明図である。 第8図は、第6図の現像装置を用いた現像で得られるフ
ェーディングが発生した画像を示す模式図である。 1:感光ドラム 10:現像装置 11:一成分磁性現像剤 13:現像部 14:現像スリーブ 15:マグネットロール 16:磁性ブレード 17:樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石山 竜典 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−277265(JP,A) 特開 平2−50182(JP,A) 特開 平1−217484(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】像担持体と対向し、像担持体上の静電潜像
を現像するための現像剤を担持して搬送する現像剤担持
体において、 表面を導電性微粒子及び/又は固体潤滑剤を含有した樹
脂層で形成すると共に、樹脂層表面の相対負荷曲線の相
対負荷長さtp5%のときのカッティング長さCVを5μm
以下、中心線平均粗さRaを0.4μm以上としたことを特
徴とする現像剤担持体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2129432A JP2528023B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 現像剤担持体 |
| US07/664,227 US5185496A (en) | 1990-03-02 | 1991-03-04 | Electrostatic latent image device having a coating layer provided on a developer carrying member |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2129432A JP2528023B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 現像剤担持体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0424669A JPH0424669A (ja) | 1992-01-28 |
| JP2528023B2 true JP2528023B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=15009344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2129432A Expired - Lifetime JP2528023B2 (ja) | 1990-03-02 | 1990-05-18 | 現像剤担持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528023B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4914711B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2012-04-11 | 東海ゴム工業株式会社 | 現像ロール |
| JP5464712B2 (ja) * | 2011-01-05 | 2014-04-09 | 信越ポリマー株式会社 | 導電性ローラ、現像装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5859474A (ja) * | 1981-10-06 | 1983-04-08 | Ricoh Co Ltd | 磁気ブラシ現像装置 |
| JPH01217484A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-08-31 | Canon Inc | 現像装置 |
| JPH01277265A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-07 | Canon Inc | 現像装置 |
| JPH0250182A (ja) * | 1988-05-30 | 1990-02-20 | Canon Inc | 現像装置 |
-
1990
- 1990-05-18 JP JP2129432A patent/JP2528023B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0424669A (ja) | 1992-01-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7346301B2 (en) | Image forming apparatus with a developer regulating member | |
| JP2984386B2 (ja) | 現像剤担持体及び現像装置 | |
| JPH0384570A (ja) | 現像装置 | |
| JP2933699B2 (ja) | 現像装置 | |
| JP2002055516A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2000098733A (ja) | 現像装置並びにこの現像装置を備えるプロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
| JPH11119551A (ja) | 現像装置及びプロセスカートリッジ | |
| JPH0424669A (ja) | 現像剤担持体 | |
| JP2000206776A (ja) | 現像装置 | |
| JP3167060B2 (ja) | 現像装置 | |
| JP3110930B2 (ja) | 現像剤担持体及び現像装置 | |
| JPS5857165A (ja) | 現像装置 | |
| JPH04366870A (ja) | 現像装置 | |
| JP3050727B2 (ja) | 画像形成装置及び現像装置 | |
| JP3217670B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
| JP3297549B2 (ja) | 現像スリーブ及び現像装置 | |
| JPH08286498A (ja) | 現像剤担持体 | |
| JPH08190275A (ja) | 現像装置 | |
| JP2002278286A (ja) | 現像方法、現像装置及び画像形成装置 | |
| JPH08240991A (ja) | 電子写真方法および装置 | |
| JPS6296977A (ja) | 現像剤薄層形成装置 | |
| JPH04278975A (ja) | 現像装置 | |
| JPH0766216B2 (ja) | 現像装置 | |
| JPH0619638B2 (ja) | 現像剤薄層形成装置 | |
| JP2000206794A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614 Year of fee payment: 14 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |