JP2552017Y2 - 2段穴加工用ドリル - Google Patents

2段穴加工用ドリル

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JP2552017Y2
JP2552017Y2 JP5284292U JP5284292U JP2552017Y2 JP 2552017 Y2 JP2552017 Y2 JP 2552017Y2 JP 5284292 U JP5284292 U JP 5284292U JP 5284292 U JP5284292 U JP 5284292U JP 2552017 Y2 JP2552017 Y2 JP 2552017Y2
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diameter
cone
cutting edge
frame plate
drill
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JP5284292U
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JPH068605U (ja
Inventor
光男 豊本
Original Assignee
株式会社トヨバックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、同軸異径の2段穴を
明けるドリルに関し、特に可撓性シートを貼付した枠板
に2段穴を明けるのに好適なドリルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンクリートのもつ無機質感を和
らげるためにコンクリート擁壁の表面に凹凸模様を設け
ることが広く行われている。このような凹凸模様は、図
5に示すように、合板製の枠板20に発泡スチロール製
ないしウレタン製の化粧シート21を貼付してなる化粧
枠板22に2段穴30を設け、化粧枠板22と対向して
設けた枠板31に透孔32を設け、両者を枠板固定具3
3で連結し、形成された空所34に生コンクリートを打
ち込むことによって形成される。枠板固定具33として
は、軸芯に螺杆35を有する裁頭円錐形のコーン36と
螺杆の雌ネジ部37に螺合するセパレータボルト38と
からなるものが使用されている。
【0003】枠板固定具のコーン36を装着するために
化粧枠板22に穿設する2段穴30は、螺杆35を挿通
する小径穴23とこれと同軸でコーン36を装着する大
径穴24とからなり、小径穴23を枠板20に大径穴2
4を模様シート21に設ける。小径穴23に挿通した螺
杆の先端にナット39を螺合してコーン36を化粧枠板
22に固定し、枠板31の透孔32にセパレータボルト
の一端を挿通し、他端をこのコーン36の雌ネジ部37
にセパレータボルト38を螺着し、枠板31から突出し
たセパレータボルトのネジ部39にナット40を螺着し
て化粧枠板22と枠板31とを固定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このような2段穴を明
ける手段として、従来は図6に示すような木工用の2段
穴加工用のドリルを使用していた。このドリルは、柱等
にボルト挿通用の2段穴を明けるために考案されたもの
であり、先端のセンタ錐4との連接部に第1切れ刃5及
び第1切込刃6を有する小径錐2とこの小径錐2との連
接部に第2切れ刃12及び第2切込刃13を有する大径
錐3とを有し、小径錐2に延設したシャンク8を大径錐
3の中心孔17に挿通してネジ18で固定して使用する
ものである。このような従来ドリルを用いて化粧枠板2
2に2段穴を明けるには、図7に示すように、ドリルを
回転させながら模様シート21に押し当てて削り取って
いくのであるが、往々にして枠板20に大径穴を明けて
しまい、枠板の強度を低下させたり、枠板の再利用を妨
げたりするという問題があった。
【0005】本考案は、上記問題を解決することを課題
としており、枠板に大径穴をあけるおそれのない2段穴
加工用のドリルを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の2段穴加工用ド
リルは、先端のセンタ錐4との連接部に第1切れ刃5及
び第1切込刃6を有する小径錐2とこの小径錐2との連
接部に第2切れ刃12及び第2切込刃13を有する大径
錐3とを有している。大径錐の小径錐側端面10に軸直
角方向の当たり面11を形成すると共にこの当たり面1
1から若干後退した位置に第2切れ刃12を形成したも
のである。小径錐2と大径錐3とは一体に形成してもよ
いが、両者を分割して直径の異なる小径穴23を明ける
ことができるようにするのがよい。
【0007】
【作用】化粧枠板22の模様シート21は、発泡スチロ
ールやウレタンゴム等の可撓性材料で作製されている。
2段穴を明けようとする位置の可撓性シート21に回転
状態のドリルの大径錐3を押しつけると、図3に示すよ
うに、第2切込刃13で大径錐3の外径と同径のリング
状の溝14が形成される。更にドリル1を押しつける
と、大径錐の当たり面11の前方に模様シート21の盛
り上がり部26が生じ、この盛り上がり部26が当たり
面から若干後退した位置にある切れ刃12によって削除
される。模様シート21が削り終わると当たり面が枠板
20に当接する。この状態で大径錐3を更に押しつけて
も、枠板20は木製だから切れ刃12の前方に盛り上が
り部が生じることがなく、切れ刃12で削り取られるこ
とがないので、大径錐3の進行は停止し枠板20に大径
穴を明けるおそれがない。
【0008】
【実施例】図1及び図2は本考案の一実施例を示した図
である。本考案の2段穴加工用ドリル1は、小径錐2と
大径錐3とを有しており、両者は分割可能である。小径
錐2は、その先端にドリル1の穴明け位置を定めるセン
タ錐4を有しており、このセンタ錐4との連接部ににげ
角を備えた第1切れ刃5及び第1切込刃6が設けられて
いる。この第1切れ刃5には、削り取った切粉を後方へ
排出する第1ねじり溝7が連接されている。小径錐2の
基端側には段部を経てシャンク8が連接されており、シ
ャンク8には端面から軸方向に延びる割り溝9が設けら
れている。
【0009】ドリル1の大径錐3は、その小径錐側端面
10に軸直角方向の当たり面11を有しており、この当
たり面11から若干後退した位置に第2切れ刃12が設
けられている。第2切れ刃12の周り方向には大径錐3
の外周面と同一方向に延びる第2切込刃13が設けられ
ており、この第2切込刃13は、第2切れ刃12に先立
って大径錐3の外径と同径のリング状の溝14を形成し
て、第2切れ刃12で削りとる部分を予め区画するもの
である。第2切れ刃12には削り取った切粉を後ろへ排
出する第2ねじり溝15が連接されている。
【0010】本考案のドリル1は、小径錐2のシャンク
8を大径錐3の中心孔17に挿通して止めネジ18で固
定し、シャンク8を図示しない電動ドリル本体に取りつ
ける。化粧枠板22の2段穴を明けようとする位置に小
径錐のセンタ錐4を当ててドリル1を回転する。ドリル
1の小径錐2が模様シート21を削り取りながら進出し
て化粧枠板22の枠板20に当接する。センタ錐4が枠
板20に食い込んで小径錐2を案内し、第1切込刃6及
び第1切れ刃5で枠板20が円形に削りとられて小径穴
23が形成される。
【0011】小径穴23の穴明け動作中に大径錐3が発
泡スチロール製の模様シート21に当接し、第2切込刃
13が模様シート21にリング状の溝14を設けて第2
切れ刃で削り取る部分を区画する。この区画された部分
16に大径錐の当たり面11を押圧すると模様シート2
1が変形して第2切れ刃12の前方に盛り上がり部26
が形成され、この盛り上がり部を、第2切れ刃12で削
り取って模様シート21に大径穴24を形成する。
【0012】第2切れ刃12による模様シート21の削
り取り作業が終了すると大径錐の当たり面11が枠板2
0に当接する。この状態でドリル1を枠板20に押しつ
けても、枠板が木製であるから、溝14で区画された部
分27(図4参照)が第2切れ刃12の前面に盛り上が
ることがなく、大径錐3が回転しても第2切れ刃12で
削り取ることができないので、ドリル1の進行動作は停
止する。このように、本考案の2段穴加工用ドリル1で
化粧枠板22に枠板固定具33の2段穴30を設けてや
れば、熟練を有しない者であっても簡単な操作で2段穴
を明けることができ、枠板20に大径穴を明けるおそれ
がない。
【0013】
【考案の効果】以上のように、本考案のドリルによれ
ば、枠板に大径穴を明けるおそれがなく、だれでも簡単
に化粧枠板に枠板固定具を取りつけるための2段穴を明
けることができる。従って、大径穴を明けることによる
枠板の強度の低下が防止され、枠板の再利用を促進する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の2段穴加工用ドリルの正面図
【図2】本考案の2段穴加工用ドリルの分解図
【図3】穴明け動作の説明図
【図4】穴明け動作終了時の断面図
【図5】化粧枠板の固定構造を示す断面図
【図6】従来の2段穴加工用ドリルの分解図
【図7】穴明け動作を示す説明図
【符号の説明】
2 小径錐 3 大径錐 4 センタ錐 5 第1切れ刃 6 第1切込刃 10 小径錐側端面 11 当たり面 12 第2切れ刃 13 第2切込刃

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端のセンタ錐(4) との連接部に第1切
    れ刃(5) 及び第1切込刃(6) を有する小径錐(2) とこの
    小径錐(2) との連接部に第2切れ刃(12)及び第2切込刃
    (13)を有する大径錐(3) とを有する2段穴加工用ドリル
    において、大径錐の小径錐側端面(10)に軸直角方向の当
    たり面(11)を形成すると共にこの当たり面(11)から若干
    後退した位置に第2切れ刃(12)を設けたことを特徴とす
    る、2段穴加工用ドリル。
JP5284292U 1992-07-02 1992-07-02 2段穴加工用ドリル Expired - Lifetime JP2552017Y2 (ja)

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JPH068605U JPH068605U (ja) 1994-02-04
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JP4689360B2 (ja) * 2005-06-13 2011-05-25 サンコーテクノ株式会社 ドリルホルダ
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