JP2552794B2 - 分水栓、その取付方法及び装置 - Google Patents
分水栓、その取付方法及び装置Info
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Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水道管など大径の流
体管に穿孔された分岐口に取付けられる耐震性に優れた
分水栓、その取付方法及び装置に関するものである。
体管に穿孔された分岐口に取付けられる耐震性に優れた
分水栓、その取付方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の分水栓として従来から知られて
いるのは、図10に示すものである。01は分水栓で、下端
部が径大部03に形成された上下開口の中空筒状金具02
と、この筒状金具02の外周に嵌合して装着されたゴム輪
04と、座金05と、筒状金具02の上端部に形成されたおね
じ07に螺合して取付けられた締付ナット06とから構成さ
れている。径大部03は大径の環状フランジ部08となって
おり、このフランジ部08は段部09とテーパ部010を介し
て下端に形成されている。011はゴム輪04の下端に形成
された環状突部であり、また012は流体管013に穿孔され
た分岐口で、ここにはゴム輪04が締付ナット06の螺合で
中空筒状金具02により嵌入押圧されている。
いるのは、図10に示すものである。01は分水栓で、下端
部が径大部03に形成された上下開口の中空筒状金具02
と、この筒状金具02の外周に嵌合して装着されたゴム輪
04と、座金05と、筒状金具02の上端部に形成されたおね
じ07に螺合して取付けられた締付ナット06とから構成さ
れている。径大部03は大径の環状フランジ部08となって
おり、このフランジ部08は段部09とテーパ部010を介し
て下端に形成されている。011はゴム輪04の下端に形成
された環状突部であり、また012は流体管013に穿孔され
た分岐口で、ここにはゴム輪04が締付ナット06の螺合で
中空筒状金具02により嵌入押圧されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
分水栓01と該栓を取付けた装置においては、次のような
各種の問題点があった。 (1)筒状金具02のフランジ部08の外径が分岐口012よ
りも小さいため、分水栓01に抜け出し力が働くと、ゴム
輪04のせん断力以上の抜け止め効果が期待できない。こ
れはゴム輪04にコイルスプリングを環状に埋め込んでい
ても、該スプリングが管内面側に逃げてしまい同様であ
る。 (2)流体管013に分岐口012として円孔を穿孔するか
ら、管内面の孔縁は水平面上にある円ではなく、曲面上
に作られた円であるから、分岐口012の中心部と周縁部
とでは高さに差がある。筒状金具02のテーパ部010、フ
ランジ部08は水平面上の円であるから、分岐口012にゴ
ム輪04を押圧しても圧縮状態に不均一を生じ、流体のシ
ールに不安がある。特に管軸方向の孔縁付近に問題があ
る。 (3)ゴム輪04を締付ナット06とテーパ部010、フラン
ジ部08で座金05を介して挾み込むため、座金05と管外面
が接触し、横方向の力に対して曲がり難い。 (4)地震等で地盤が変動し、分水栓01に大きな横方向
の力が加わり、傾動すると、(2)の圧縮率の不均一状
態がさらに増し、片側の圧縮率が保てない。フランジ
部08、テーパ部010と座金05でゴム輪04をサンドイッチ
状に挾持しているので、栓が動くとゴム輪04を傷つける
恐れがある。 (5)管013を穿孔するときに切粉が出る。この切粉が
管頂部に位置し、その状態で締付ナット06を締め付ける
と切粉は座金05と管013の間に挾まる。この状態でのシ
ール機構は問題ないが、地震や他工事による振動、車両
による振動等でこの挾まれた切粉が移動し、座金05の下
部から脱落した場合、切粉の厚さぶんだけ分水栓01が下
がり、ゴム輪04の圧縮状態が解放され、シール効果が大
幅に低下する。
分水栓01と該栓を取付けた装置においては、次のような
各種の問題点があった。 (1)筒状金具02のフランジ部08の外径が分岐口012よ
りも小さいため、分水栓01に抜け出し力が働くと、ゴム
輪04のせん断力以上の抜け止め効果が期待できない。こ
れはゴム輪04にコイルスプリングを環状に埋め込んでい
ても、該スプリングが管内面側に逃げてしまい同様であ
る。 (2)流体管013に分岐口012として円孔を穿孔するか
ら、管内面の孔縁は水平面上にある円ではなく、曲面上
に作られた円であるから、分岐口012の中心部と周縁部
とでは高さに差がある。筒状金具02のテーパ部010、フ
ランジ部08は水平面上の円であるから、分岐口012にゴ
ム輪04を押圧しても圧縮状態に不均一を生じ、流体のシ
ールに不安がある。特に管軸方向の孔縁付近に問題があ
る。 (3)ゴム輪04を締付ナット06とテーパ部010、フラン
ジ部08で座金05を介して挾み込むため、座金05と管外面
が接触し、横方向の力に対して曲がり難い。 (4)地震等で地盤が変動し、分水栓01に大きな横方向
の力が加わり、傾動すると、(2)の圧縮率の不均一状
態がさらに増し、片側の圧縮率が保てない。フランジ
部08、テーパ部010と座金05でゴム輪04をサンドイッチ
状に挾持しているので、栓が動くとゴム輪04を傷つける
恐れがある。 (5)管013を穿孔するときに切粉が出る。この切粉が
管頂部に位置し、その状態で締付ナット06を締め付ける
と切粉は座金05と管013の間に挾まる。この状態でのシ
ール機構は問題ないが、地震や他工事による振動、車両
による振動等でこの挾まれた切粉が移動し、座金05の下
部から脱落した場合、切粉の厚さぶんだけ分水栓01が下
がり、ゴム輪04の圧縮状態が解放され、シール効果が大
幅に低下する。
【0004】そこでこの発明は、前記のような従来の問
題点を解決し、流体管に形成した分岐口からの離脱防止
力を向上することができ、分岐口の孔縁の高さの差によ
るゴム輪の圧縮率の不均一をなくすことができ、横方向
の力が加わった場合でも、柔らかく屈曲する構造にで
き、屈曲してもゴム輪を傷つけずにシール機能を低下さ
せないようにでき、しかも切粉等が管頂部に残ってもシ
ール機能に影響しないようにすることができる分水栓
と、該分水栓の取付方法及び分水栓の取付装置を提供す
ることを目的とする。
題点を解決し、流体管に形成した分岐口からの離脱防止
力を向上することができ、分岐口の孔縁の高さの差によ
るゴム輪の圧縮率の不均一をなくすことができ、横方向
の力が加わった場合でも、柔らかく屈曲する構造にで
き、屈曲してもゴム輪を傷つけずにシール機能を低下さ
せないようにでき、しかも切粉等が管頂部に残ってもシ
ール機能に影響しないようにすることができる分水栓
と、該分水栓の取付方法及び分水栓の取付装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明の分水栓は、前記のような分水栓に
おいて、筒状金具が内筒と外筒からなっており、外筒は
内筒の外周に摺動自在に嵌合する下部小径筒部と該小径
筒部の上端部から外向きに張り出した環状フランジ部を
介して連設された上部大径筒部からなっており、小径筒
部の下端部外周に下方に向けて小径となるテーパ面又は
アール面が形成され、大径筒部の内面に止水栓等の取付
部が形成されている。内筒は下端部外周に下方に向けて
大径となる第1傾斜面と該傾斜面の下端から上向き傾斜
した第2傾斜面を有する環状凸部が形成されている。こ
の環状凸部の第1傾斜面には第2傾斜面とほぼ同じ向き
に傾斜してゴム輪の環状突部の下端面を支承する円周1
つ割りのテーパリングが嵌合配置されている。このテー
パリングは常態では外径が分岐口より小さいが、ゴム輪
に押されて第1傾斜面に沿って下動されると拡径して外
径が分岐口より大きくなって第2傾斜面で受け止められ
るようになっている。また内筒は上端部の外周面に環状
凹溝が形成され、この環状凹溝と環状段部の上面間にス
トッパリングが配置されている。さらにゴム輪の分岐口
から突出した上端部に外筒の環状フランジ部の下面に当
接する環状フランジ部が形成されている。
め、請求項1の発明の分水栓は、前記のような分水栓に
おいて、筒状金具が内筒と外筒からなっており、外筒は
内筒の外周に摺動自在に嵌合する下部小径筒部と該小径
筒部の上端部から外向きに張り出した環状フランジ部を
介して連設された上部大径筒部からなっており、小径筒
部の下端部外周に下方に向けて小径となるテーパ面又は
アール面が形成され、大径筒部の内面に止水栓等の取付
部が形成されている。内筒は下端部外周に下方に向けて
大径となる第1傾斜面と該傾斜面の下端から上向き傾斜
した第2傾斜面を有する環状凸部が形成されている。こ
の環状凸部の第1傾斜面には第2傾斜面とほぼ同じ向き
に傾斜してゴム輪の環状突部の下端面を支承する円周1
つ割りのテーパリングが嵌合配置されている。このテー
パリングは常態では外径が分岐口より小さいが、ゴム輪
に押されて第1傾斜面に沿って下動されると拡径して外
径が分岐口より大きくなって第2傾斜面で受け止められ
るようになっている。また内筒は上端部の外周面に環状
凹溝が形成され、この環状凹溝と環状段部の上面間にス
トッパリングが配置されている。さらにゴム輪の分岐口
から突出した上端部に外筒の環状フランジ部の下面に当
接する環状フランジ部が形成されている。
【0006】請求項2の発明の分水栓は、前記のような
分水栓において、筒状金具が内筒と外筒からなってお
り、外筒は内筒の外周面に形成したおねじに螺合するめ
ねじが内周面に形成された下部小径筒部と該小径筒部の
上端部から外向きに張り出した環状フランジ部を介して
連設された上部大径筒部からなっており、小径筒部の下
端部外周に下方に向けて小径となるテーパ面又はアール
面が形成され、大径筒部の内面に止水栓等の取付部が形
成されている。内筒は下端部外周に下方に向けて大径と
なる第1傾斜面と該傾斜面の下端から上向き傾斜した第
2傾斜面を有する環状凸部が形成されている。この環状
凸部の第1傾斜面には第2傾斜面とほぼ同じ向きに傾斜
してゴム輪の環状突部の下端面を支承する円周1つ割り
のテーパリングが嵌合配置されている。このテーパリン
グは常態では外径が分岐口より小さいが、ゴム輪に押さ
れて第1傾斜面に沿って下動されると拡径して外径が分
岐口より大きくなって第2傾斜面で受け止められるよう
になっている。またゴム輪の分岐口から突出した上端部
に外筒の環状フランジ部の下面に当接する環状フランジ
部が形成されている。
分水栓において、筒状金具が内筒と外筒からなってお
り、外筒は内筒の外周面に形成したおねじに螺合するめ
ねじが内周面に形成された下部小径筒部と該小径筒部の
上端部から外向きに張り出した環状フランジ部を介して
連設された上部大径筒部からなっており、小径筒部の下
端部外周に下方に向けて小径となるテーパ面又はアール
面が形成され、大径筒部の内面に止水栓等の取付部が形
成されている。内筒は下端部外周に下方に向けて大径と
なる第1傾斜面と該傾斜面の下端から上向き傾斜した第
2傾斜面を有する環状凸部が形成されている。この環状
凸部の第1傾斜面には第2傾斜面とほぼ同じ向きに傾斜
してゴム輪の環状突部の下端面を支承する円周1つ割り
のテーパリングが嵌合配置されている。このテーパリン
グは常態では外径が分岐口より小さいが、ゴム輪に押さ
れて第1傾斜面に沿って下動されると拡径して外径が分
岐口より大きくなって第2傾斜面で受け止められるよう
になっている。またゴム輪の分岐口から突出した上端部
に外筒の環状フランジ部の下面に当接する環状フランジ
部が形成されている。
【0007】また請求項3の発明の分水栓の取付方法
は、引上管の下端部に形成したフック張り出し窓から張
り出し可能な引上フックを下端部に有する引上部材を引
上管内に上下動可能に収納した引上治具を具え、この引
上治具のフック張り出し窓から張り出した状態の引上フ
ック上に円周1つ割りのテーパリング及び上端部に環状
フランジ部が設けられているとともに、下端部に環状突
部が設けられたゴム輪をテーパリングで該環状突部の下
端面を支承可能に外周に装着し、下端部外周に下方に向
けて大径となる第1傾斜面と該傾斜面の下端から上向き
傾斜した第2傾斜面を有する環状凸部が形成された内
筒、及び該内筒の外周に摺動自在に嵌合する下部小径筒
部と該小径筒部の上端部から外向きに張り出した環状フ
ランジ部を介して連設された上部大径筒部からなり該下
部小径筒部の下端部外周に下方に向けて小径に形成され
たテーパ面又はアール面が内筒とゴム輪間に入るように
外筒を、該外筒が内筒の上に位置するように嵌入すると
ともに、該外筒の環状フランジ部の上面にストッパリン
グを配置して支持した後、この引上治具を下端部側から
流体管に穿孔された分岐口に押し込んで圧入し、ゴム輪
の環状フランジ部が管の外周面に接し、かつ外筒の下部
小径筒部がゴム輪の内側に沿って押入されて外筒の環状
フランジ部がゴム輪の環状フランジ部の上面に接した
後、引上治具を引き上げて内筒を外筒の下部小径筒部の
内周面に沿って上動させ、この上動により第1傾斜面を
相対的に下動するテーパリングが拡径しながら第2傾斜
面に受け止められるまでにゴム輪の環状突部を管の内壁
に押圧させるとともに、内筒の上端部の外周面に形成の
環状凹溝にストッパリングを弾性嵌入させることを特徴
とする。
は、引上管の下端部に形成したフック張り出し窓から張
り出し可能な引上フックを下端部に有する引上部材を引
上管内に上下動可能に収納した引上治具を具え、この引
上治具のフック張り出し窓から張り出した状態の引上フ
ック上に円周1つ割りのテーパリング及び上端部に環状
フランジ部が設けられているとともに、下端部に環状突
部が設けられたゴム輪をテーパリングで該環状突部の下
端面を支承可能に外周に装着し、下端部外周に下方に向
けて大径となる第1傾斜面と該傾斜面の下端から上向き
傾斜した第2傾斜面を有する環状凸部が形成された内
筒、及び該内筒の外周に摺動自在に嵌合する下部小径筒
部と該小径筒部の上端部から外向きに張り出した環状フ
ランジ部を介して連設された上部大径筒部からなり該下
部小径筒部の下端部外周に下方に向けて小径に形成され
たテーパ面又はアール面が内筒とゴム輪間に入るように
外筒を、該外筒が内筒の上に位置するように嵌入すると
ともに、該外筒の環状フランジ部の上面にストッパリン
グを配置して支持した後、この引上治具を下端部側から
流体管に穿孔された分岐口に押し込んで圧入し、ゴム輪
の環状フランジ部が管の外周面に接し、かつ外筒の下部
小径筒部がゴム輪の内側に沿って押入されて外筒の環状
フランジ部がゴム輪の環状フランジ部の上面に接した
後、引上治具を引き上げて内筒を外筒の下部小径筒部の
内周面に沿って上動させ、この上動により第1傾斜面を
相対的に下動するテーパリングが拡径しながら第2傾斜
面に受け止められるまでにゴム輪の環状突部を管の内壁
に押圧させるとともに、内筒の上端部の外周面に形成の
環状凹溝にストッパリングを弾性嵌入させることを特徴
とする。
【0008】また請求項4の発明の分水栓の取付方法
は、下端部の外周面が多角形レンチ状の回動用係合部に
形成されたねじ上げ部材を具え、このねじ上げ部材に円
周1つ割りのテーパリング及び上端部に環状フランジ部
が設けられているとともに、下端部に環状突部が設けら
れたゴム輪をテーパリングで該環状突部の下端面を支承
可能に外周に装着し、外周面におねじが形成され、かつ
下端部外周に下方に向けて大径となる第1傾斜面と該傾
斜面の下端から上向き傾斜した第2傾斜面を有する環状
凸部が形成された内筒、及び該内筒のおねじに螺合する
めねじが内周面に形成された下部小径筒部と該小径筒部
の上端部から外向きに張り出した環状フランジ部を介し
て連設された上部大径筒部からなり該下部小径筒部の下
端部外周に下方に向けて小径に形成されたテーパ面又は
アール面が内筒とゴム輪間に入るように外筒を、該外筒
が内筒の上に位置するように、かつ内筒の内周面に形成
した係合部をねじ上げ部材の回動用係合部に係合させて
順次嵌入させた後、このねじ上げ部材を下端部側から流
体管に穿孔された分岐口に押し込んで圧入し、ゴム輪の
環状フランジ部が管の外周面に接し、かつ外筒の下部小
径筒部がゴム輪の内側に沿って押入されて外筒の環状フ
ランジ部がゴム輪の環状フランジ部の上面に接した後、
ねじ上げ部材を回動して内筒を回動させながら外筒の下
部小径筒部の内周面に沿って上動させ、この上動により
第1傾斜面を相対的に下動するテーパリングが拡径しな
がら第2傾斜面に受け止められるまでにゴム輪の環状突
部を管の内壁に押圧することを特徴とする。
は、下端部の外周面が多角形レンチ状の回動用係合部に
形成されたねじ上げ部材を具え、このねじ上げ部材に円
周1つ割りのテーパリング及び上端部に環状フランジ部
が設けられているとともに、下端部に環状突部が設けら
れたゴム輪をテーパリングで該環状突部の下端面を支承
可能に外周に装着し、外周面におねじが形成され、かつ
下端部外周に下方に向けて大径となる第1傾斜面と該傾
斜面の下端から上向き傾斜した第2傾斜面を有する環状
凸部が形成された内筒、及び該内筒のおねじに螺合する
めねじが内周面に形成された下部小径筒部と該小径筒部
の上端部から外向きに張り出した環状フランジ部を介し
て連設された上部大径筒部からなり該下部小径筒部の下
端部外周に下方に向けて小径に形成されたテーパ面又は
アール面が内筒とゴム輪間に入るように外筒を、該外筒
が内筒の上に位置するように、かつ内筒の内周面に形成
した係合部をねじ上げ部材の回動用係合部に係合させて
順次嵌入させた後、このねじ上げ部材を下端部側から流
体管に穿孔された分岐口に押し込んで圧入し、ゴム輪の
環状フランジ部が管の外周面に接し、かつ外筒の下部小
径筒部がゴム輪の内側に沿って押入されて外筒の環状フ
ランジ部がゴム輪の環状フランジ部の上面に接した後、
ねじ上げ部材を回動して内筒を回動させながら外筒の下
部小径筒部の内周面に沿って上動させ、この上動により
第1傾斜面を相対的に下動するテーパリングが拡径しな
がら第2傾斜面に受け止められるまでにゴム輪の環状突
部を管の内壁に押圧することを特徴とする。
【0009】請求項5の発明の分水栓の取付方法は、請
求項3記載の分水栓の取付方法において流体管にバルブ
を取付け、該バルブで覆われた流体管部に分岐口を明
け、しかる後にバルブを開弁状態として引上治具を下端
部側から分岐口に押し込むことを特徴とする。
求項3記載の分水栓の取付方法において流体管にバルブ
を取付け、該バルブで覆われた流体管部に分岐口を明
け、しかる後にバルブを開弁状態として引上治具を下端
部側から分岐口に押し込むことを特徴とする。
【0010】請求項6の発明の分水栓の取付方法は、請
求項4記載の分水栓の取付方法において流体管にバルブ
を取付け、該バルブで覆われた流体管部に分岐口を明
け、しかる後にバルブを開弁状態としてねじ上げ部材を
下端部側から分岐口に押し込むことを特徴とする。
求項4記載の分水栓の取付方法において流体管にバルブ
を取付け、該バルブで覆われた流体管部に分岐口を明
け、しかる後にバルブを開弁状態としてねじ上げ部材を
下端部側から分岐口に押し込むことを特徴とする。
【0011】さらに請求項7の発明の分水栓の取付装置
は、下端部の外周面が内筒の内周面に形成した係合部と
係合する多角形レンチ状の回動用係合部に形成され、円
周1つ割りのテーパリング及び上端部に環状フランジ部
が設けられているとともに、下端部に環状突部が設けら
れたゴム輪を外周に装着した内筒、及び該内筒の外周面
に形成したおねじに螺合するめねじを内周面に有する下
部小径筒部と該小径筒部の上端部から外向きに張り出し
た環状フランジ部を介して連設された上部大径筒部から
なり該下部小径筒部の下端部外周に下方に向けて小径に
形成されたテーパ面又はアール面が内筒とゴム輪間に入
るように外筒を、該外筒が内筒の上に位置するように嵌
入したねじ上げ部材と、このねじ上げ部材を回動可能、
かつ上下動可能に保持する保持部材と、流体管に穿孔さ
れた分岐口と連通して着脱可能に取付けられ、保持部材
で保持したねじ上げ部材の下端部が分岐口に嵌入可能な
ように該保持部材の下端部を着脱可能に取付けた取付部
を有するバルブと、ねじ上げ部材を下端部側からゴム輪
の環状フランジ部が流体管の外周面に接し、かつ外筒の
下部小径筒部がゴム輪の内側に沿って押入されて外筒の
環状フランジ部がゴム輪の環状フランジ部の上面に接す
るように分岐口に押し込むとともに、押し込み後に内筒
を回動させて引き上げる操作部材とを具えている。
は、下端部の外周面が内筒の内周面に形成した係合部と
係合する多角形レンチ状の回動用係合部に形成され、円
周1つ割りのテーパリング及び上端部に環状フランジ部
が設けられているとともに、下端部に環状突部が設けら
れたゴム輪を外周に装着した内筒、及び該内筒の外周面
に形成したおねじに螺合するめねじを内周面に有する下
部小径筒部と該小径筒部の上端部から外向きに張り出し
た環状フランジ部を介して連設された上部大径筒部から
なり該下部小径筒部の下端部外周に下方に向けて小径に
形成されたテーパ面又はアール面が内筒とゴム輪間に入
るように外筒を、該外筒が内筒の上に位置するように嵌
入したねじ上げ部材と、このねじ上げ部材を回動可能、
かつ上下動可能に保持する保持部材と、流体管に穿孔さ
れた分岐口と連通して着脱可能に取付けられ、保持部材
で保持したねじ上げ部材の下端部が分岐口に嵌入可能な
ように該保持部材の下端部を着脱可能に取付けた取付部
を有するバルブと、ねじ上げ部材を下端部側からゴム輪
の環状フランジ部が流体管の外周面に接し、かつ外筒の
下部小径筒部がゴム輪の内側に沿って押入されて外筒の
環状フランジ部がゴム輪の環状フランジ部の上面に接す
るように分岐口に押し込むとともに、押し込み後に内筒
を回動させて引き上げる操作部材とを具えている。
【0012】請求項8の発明の分水栓の取付装置は、下
端部の外周面が内筒の内周面に形成した係合部と係合す
る多角形レンチ状の回動用係合部に形成され、円周1つ
割りのテーパリング及び上端部に環状フランジ部が設け
られているとともに、下端部に環状突部が設けられたゴ
ム輪を外周に装着した内筒、及び該内筒の外周面に形成
したおねじに螺合するめねじを内周面に有する下部小径
筒部と該小径筒部の上端部から外向きに張り出した環状
フランジ部を介して連設された上部大径筒部からなり該
下部小径筒部の下端部外周に下方に向けて小径に形成さ
れたテーパ面又はアール面が内筒とゴム輪間に入るよう
に外筒を、該外筒が内筒の上に位置するように嵌入した
ねじ上げ部材と、このねじ上げ部材を回動可能、かつ上
下動可能に保持する保持部材と、流体管に穿孔された分
岐口と連通して着脱可能に取付けられ、保持部材で保持
したねじ上げ部材の下端部が分岐口に嵌入可能なように
該保持部材の下端部を着脱可能に取付けた取付部を有す
るバルブと、ねじ上げ部材を下端部側からゴム輪の環状
フランジ部が流体管の外周面に接し、かつ外筒の下部小
径筒部がゴム輪の内側に沿って押入されて外筒の環状フ
ランジ部がゴム輪の環状フランジ部の上面に接するよう
に分岐口に押し込むとともに、押し込み後に内筒を回動
させて引き上げる操作部材とを具えている。
端部の外周面が内筒の内周面に形成した係合部と係合す
る多角形レンチ状の回動用係合部に形成され、円周1つ
割りのテーパリング及び上端部に環状フランジ部が設け
られているとともに、下端部に環状突部が設けられたゴ
ム輪を外周に装着した内筒、及び該内筒の外周面に形成
したおねじに螺合するめねじを内周面に有する下部小径
筒部と該小径筒部の上端部から外向きに張り出した環状
フランジ部を介して連設された上部大径筒部からなり該
下部小径筒部の下端部外周に下方に向けて小径に形成さ
れたテーパ面又はアール面が内筒とゴム輪間に入るよう
に外筒を、該外筒が内筒の上に位置するように嵌入した
ねじ上げ部材と、このねじ上げ部材を回動可能、かつ上
下動可能に保持する保持部材と、流体管に穿孔された分
岐口と連通して着脱可能に取付けられ、保持部材で保持
したねじ上げ部材の下端部が分岐口に嵌入可能なように
該保持部材の下端部を着脱可能に取付けた取付部を有す
るバルブと、ねじ上げ部材を下端部側からゴム輪の環状
フランジ部が流体管の外周面に接し、かつ外筒の下部小
径筒部がゴム輪の内側に沿って押入されて外筒の環状フ
ランジ部がゴム輪の環状フランジ部の上面に接するよう
に分岐口に押し込むとともに、押し込み後に内筒を回動
させて引き上げる操作部材とを具えている。
【0013】
【作用】前記のように流体管の分岐口に装着される分水
栓は、円周1つ割りのテーパリングが内筒の環状凸部の
第1傾斜面により拡径され、その外径が分岐口の口径よ
り大きくなるため、分岐口からの抜け出し力に対して強
いものとなる。
栓は、円周1つ割りのテーパリングが内筒の環状凸部の
第1傾斜面により拡径され、その外径が分岐口の口径よ
り大きくなるため、分岐口からの抜け出し力に対して強
いものとなる。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す分水栓が流
体管の分岐口に装着された状態の縦断正面図である。1
は分水栓で、上下端開口の中空筒状金具2と、ゴム輪3
と、円周1つ割りのテーパリング4と、ストッパリング
5等から構成されている。6は流体管としてのダクタイ
ル管で、本管7とその内面にライニングされたセメント
モルタルライニング層8からなっている。9はダクタイ
ル管6に穿孔された分岐口である。
体管の分岐口に装着された状態の縦断正面図である。1
は分水栓で、上下端開口の中空筒状金具2と、ゴム輪3
と、円周1つ割りのテーパリング4と、ストッパリング
5等から構成されている。6は流体管としてのダクタイ
ル管で、本管7とその内面にライニングされたセメント
モルタルライニング層8からなっている。9はダクタイ
ル管6に穿孔された分岐口である。
【0015】筒状金具2は内筒11と外筒12からなってい
る。外筒12は内筒11の外周に摺動自在に嵌合する下部小
径筒部12aと該小径筒部の上端部から外向きに張り出し
た環状フランジ部13を介して連設された上部大径筒部12
bからなっている。下部小径筒部12aの下端部外周には
下方に向けて小径となるテーパ面又はアール面15が形成
され、上部大径筒部12bの内面には止水栓16等の止水部
を取付ける取付ねじ17が形成されている。上部大径筒部
12bの外面は六角面体などの多面体18となっている。19
はパッキンである。内筒11は下端部外周に環状凸部20が
形成され、該凸部の外面には下方に向けて大径となる第
1傾斜面21と該傾斜面の下端から鈍角を形成して上向き
傾斜した第2傾斜面22が形成されている。
る。外筒12は内筒11の外周に摺動自在に嵌合する下部小
径筒部12aと該小径筒部の上端部から外向きに張り出し
た環状フランジ部13を介して連設された上部大径筒部12
bからなっている。下部小径筒部12aの下端部外周には
下方に向けて小径となるテーパ面又はアール面15が形成
され、上部大径筒部12bの内面には止水栓16等の止水部
を取付ける取付ねじ17が形成されている。上部大径筒部
12bの外面は六角面体などの多面体18となっている。19
はパッキンである。内筒11は下端部外周に環状凸部20が
形成され、該凸部の外面には下方に向けて大径となる第
1傾斜面21と該傾斜面の下端から鈍角を形成して上向き
傾斜した第2傾斜面22が形成されている。
【0016】テーパリング4は第2傾斜面22とほぼ同じ
向きに傾斜して内筒11の下端部外周に嵌入配置され、ゴ
ム輪3の下端部に図2のように常態で内向きに設けられ
た環状突部23の下端面を支承するようになっている。テ
ーパリング4は図2のように常態ではその外径が分岐口
9より小さいが、ゴム輪3に押されて第1傾斜面21に沿
って下動されると円周1つ割りの部分を介して拡径し、
外径が分岐口9より大きくなって第2傾斜面22で受け止
められるようになっている。25は内筒11の上端部外周に
上方に向けて小径となるように形成されたテーパ面又は
アール面、26はテーパ面又はアール面25より下方の内筒
11の外周面に形成された環状凹溝で、この環状凹溝26と
環状フランジ部13の上面との間には内筒抜け止め用スト
ッパリング5が収納されている。
向きに傾斜して内筒11の下端部外周に嵌入配置され、ゴ
ム輪3の下端部に図2のように常態で内向きに設けられ
た環状突部23の下端面を支承するようになっている。テ
ーパリング4は図2のように常態ではその外径が分岐口
9より小さいが、ゴム輪3に押されて第1傾斜面21に沿
って下動されると円周1つ割りの部分を介して拡径し、
外径が分岐口9より大きくなって第2傾斜面22で受け止
められるようになっている。25は内筒11の上端部外周に
上方に向けて小径となるように形成されたテーパ面又は
アール面、26はテーパ面又はアール面25より下方の内筒
11の外周面に形成された環状凹溝で、この環状凹溝26と
環状フランジ部13の上面との間には内筒抜け止め用スト
ッパリング5が収納されている。
【0017】ゴム輪3の分岐口9から突出した上端部に
は外向き環状フランジ部27が形成されている。前記のよ
うな分水栓1が流体管6の分岐口9に装着される前の状
態が図2に示されている。これによれば各部の寸法は次
のように設定されている。すなわち、(1)分岐口9の
口径Dは筒状金具2の内筒11の環状凸部20の外径a(こ
れはゴム輪3の外径Cとほぼ等しい)より大きく、
(2)外筒12の下部小径筒部12aの外径fはゴム輪3の
外径Cより小さいが、ゴム輪3の内径dより大きく、
(3)外筒12の下部小径筒部12aの内径eは内筒11の外
径bより大きく、(4)外筒12の上部大径筒部12b(取
付ねじ17)の内径hはストッパリング5の外径gより大
きく、(5)内筒11の外径bはゴム輪3の環状突部23の
内径d1とほぼ等しい。
は外向き環状フランジ部27が形成されている。前記のよ
うな分水栓1が流体管6の分岐口9に装着される前の状
態が図2に示されている。これによれば各部の寸法は次
のように設定されている。すなわち、(1)分岐口9の
口径Dは筒状金具2の内筒11の環状凸部20の外径a(こ
れはゴム輪3の外径Cとほぼ等しい)より大きく、
(2)外筒12の下部小径筒部12aの外径fはゴム輪3の
外径Cより小さいが、ゴム輪3の内径dより大きく、
(3)外筒12の下部小径筒部12aの内径eは内筒11の外
径bより大きく、(4)外筒12の上部大径筒部12b(取
付ねじ17)の内径hはストッパリング5の外径gより大
きく、(5)内筒11の外径bはゴム輪3の環状突部23の
内径d1とほぼ等しい。
【0018】図3は分水栓1の引上治具と取付の前作業
に必要とする部材を示す。引上治具31は下端が閉止され
た中空円筒状の引上管32と該管内に上下動可能に収納さ
れた引上ボルト33とを有し、引上ボルト33の下端部と引
上管32の下端閉止部との間にはピンで枢支された複数の
リンクからなる引上フック35の一方のリンクが図示のよ
うに引上ボルト33の下動により下端閉止部の上方の引上
管32に形成したフック張り出し窓36(図7参照)から水
平方向へ屈曲して張出すように設けられている。37は引
上管32の上部に嵌入される挿入棒で、該棒の上端面から
上方に突出した引上管32の外面に形成されたおねじ38に
は引上ボルト33を含む引上管32を上下動するためのナッ
ト39が螺合されている。また引上管32の上端面から上方
に突出した引上ボルト33には引上管32に対して引上ボル
ト33を上下動するためのナット40が螺合されている。
に必要とする部材を示す。引上治具31は下端が閉止され
た中空円筒状の引上管32と該管内に上下動可能に収納さ
れた引上ボルト33とを有し、引上ボルト33の下端部と引
上管32の下端閉止部との間にはピンで枢支された複数の
リンクからなる引上フック35の一方のリンクが図示のよ
うに引上ボルト33の下動により下端閉止部の上方の引上
管32に形成したフック張り出し窓36(図7参照)から水
平方向へ屈曲して張出すように設けられている。37は引
上管32の上部に嵌入される挿入棒で、該棒の上端面から
上方に突出した引上管32の外面に形成されたおねじ38に
は引上ボルト33を含む引上管32を上下動するためのナッ
ト39が螺合されている。また引上管32の上端面から上方
に突出した引上ボルト33には引上管32に対して引上ボル
ト33を上下動するためのナット40が螺合されている。
【0019】45は下端開口部に外向きのフランジ46を有
し、引上治具31を覆うように配置された筒状カバー体
で、挿入棒37よりやや大きく形成された丸穴47を頂壁に
有し、該丸穴には複数個の環状凹溝48が形成され、該凹
溝には丸穴47と挿入棒37との隙間をシールする0リング
50が配設されている。カバー体45の上部外周面にはおね
じ51が形成され、該おねじには内周面に形成のめねじ54
が形成されたねじキャップ53が螺合されるようになって
いる。55はねじキャップ53の頂壁に形成された丸穴で、
挿入棒37の上端小径部56が嵌入可能な大きさとなってい
る。尚、止水栓16は外筒12と挿入棒37との間の引上管32
に嵌入配置されている。
し、引上治具31を覆うように配置された筒状カバー体
で、挿入棒37よりやや大きく形成された丸穴47を頂壁に
有し、該丸穴には複数個の環状凹溝48が形成され、該凹
溝には丸穴47と挿入棒37との隙間をシールする0リング
50が配設されている。カバー体45の上部外周面にはおね
じ51が形成され、該おねじには内周面に形成のめねじ54
が形成されたねじキャップ53が螺合されるようになって
いる。55はねじキャップ53の頂壁に形成された丸穴で、
挿入棒37の上端小径部56が嵌入可能な大きさとなってい
る。尚、止水栓16は外筒12と挿入棒37との間の引上管32
に嵌入配置されている。
【0020】図4ないし図6は取付の前作業後に必要と
する部材を示す。同図において60は上下端にフランジ6
1,62を有するサドルで、該サドルの下端フランジ61に
は下端方向に開口した環状凹溝63が形成され、0リング
64が配設されている。サドル60の側壁に形成された窓66
にはプラグ67が装着されている。またサドル60の上端フ
ランジ61にはバルブ68の下端フランジ69が取付けられ、
かつバルブ68の上端フランジ71には前記のように組み立
てられたカバー体45の下端フランジ46が取付けられてい
る。
する部材を示す。同図において60は上下端にフランジ6
1,62を有するサドルで、該サドルの下端フランジ61に
は下端方向に開口した環状凹溝63が形成され、0リング
64が配設されている。サドル60の側壁に形成された窓66
にはプラグ67が装着されている。またサドル60の上端フ
ランジ61にはバルブ68の下端フランジ69が取付けられ、
かつバルブ68の上端フランジ71には前記のように組み立
てられたカバー体45の下端フランジ46が取付けられてい
る。
【0021】分水栓1をダクタイル管6の分岐口9に対
し、不断水下で取付ける方法を以下に説明する。
し、不断水下で取付ける方法を以下に説明する。
【0022】まず、前記したサドル60とバルブ68を用
い、これらをダクタイル管6に図示しないボルトナット
で締め付けて固定する。しかる後、バルブ68の上部に図
示しない公知の穿孔機を取付けて管6に穿孔し、分岐口
9を明ける。そしてバルブ68を閉じ、前記穿孔機をバル
ブ68の上部から取り外す。
い、これらをダクタイル管6に図示しないボルトナット
で締め付けて固定する。しかる後、バルブ68の上部に図
示しない公知の穿孔機を取付けて管6に穿孔し、分岐口
9を明ける。そしてバルブ68を閉じ、前記穿孔機をバル
ブ68の上部から取り外す。
【0023】次に、挿入棒37の下端部をカバー体45の下
部まで降ろし、そこで止水栓16及び環状フランジ部13の
上面にストッパリング5を預けた外筒12を引上管32に下
方から順次嵌入して取付ける。さらに引上フック35を窓
36から管内に納めた状態の引上管32にゴム輪3、テーパ
リング4を装着した内筒11を嵌入した後、ナット40を少
し緩めた状態で引上ボルト33を引上管32内で押し下げ、
引上フック35を窓36から外方へ張り出させ、挿入棒37を
引き上げ、全体をカバー体45内に収納する(図3
(B))。
部まで降ろし、そこで止水栓16及び環状フランジ部13の
上面にストッパリング5を預けた外筒12を引上管32に下
方から順次嵌入して取付ける。さらに引上フック35を窓
36から管内に納めた状態の引上管32にゴム輪3、テーパ
リング4を装着した内筒11を嵌入した後、ナット40を少
し緩めた状態で引上ボルト33を引上管32内で押し下げ、
引上フック35を窓36から外方へ張り出させ、挿入棒37を
引き上げ、全体をカバー体45内に収納する(図3
(B))。
【0024】次に、このカバー体45を前記分岐口9を明
ける際にサドル60とともに固定したバルブ68の上に図4
のように取付ける。取付後、バルブ68を開き、ゴム輪3
の環状フランジ部27が分岐口9のある管6の外周面に接
するまで挿入棒37を押し込むとともに、ねじキャップ53
をカバー体45のおねじ51にねじ込む。そしてこのねじキ
ャップ53を回動して挿入棒37をさらに挿し込むと、外筒
12の下部小径筒部12aは分岐口9に装着されたゴム輪3
の内側に押入(圧入)され、該ゴム輪は外筒12の下部小
径筒部12aと分岐口9の間に圧密され、流体を止水する
(図5)。ゴム輪3の環状突部23は外筒12の下部小径筒
部12aが圧入されると、外側にそり返る。
ける際にサドル60とともに固定したバルブ68の上に図4
のように取付ける。取付後、バルブ68を開き、ゴム輪3
の環状フランジ部27が分岐口9のある管6の外周面に接
するまで挿入棒37を押し込むとともに、ねじキャップ53
をカバー体45のおねじ51にねじ込む。そしてこのねじキ
ャップ53を回動して挿入棒37をさらに挿し込むと、外筒
12の下部小径筒部12aは分岐口9に装着されたゴム輪3
の内側に押入(圧入)され、該ゴム輪は外筒12の下部小
径筒部12aと分岐口9の間に圧密され、流体を止水する
(図5)。ゴム輪3の環状突部23は外筒12の下部小径筒
部12aが圧入されると、外側にそり返る。
【0025】次に、引上管32にねじ込まれたナット39を
回動し、引上ボルト33ごと引上管32をねじ上げると、引
上フック35で内筒11は引き上げられ、止水栓16で押さえ
られているストッパリング5は内筒11の上端部により一
旦拡げられて内筒11にはりつき、内筒11が所定位置まで
引き上げられると、環状凹溝26に復元収納されて内筒11
の抜け落ちを防止する。内筒11の引上時にテーパリング
4はゴム輪3の環状突部23が当ると同時に内筒11の第1
傾斜面21により下動しながら拡径され、第2傾斜面22で
受け止められるまでにゴム輪3の環状突部23を分岐口9
の管内面口縁に押圧する(図6)。この拡径されたテー
パリング4の外径は分岐口9の口径より少し大きくな
り、異常に大きな管内圧等により分水栓1が外方向に押
し出されたとしても、該リングが管内面に当ることによ
り分水栓1の離脱を防止する。
回動し、引上ボルト33ごと引上管32をねじ上げると、引
上フック35で内筒11は引き上げられ、止水栓16で押さえ
られているストッパリング5は内筒11の上端部により一
旦拡げられて内筒11にはりつき、内筒11が所定位置まで
引き上げられると、環状凹溝26に復元収納されて内筒11
の抜け落ちを防止する。内筒11の引上時にテーパリング
4はゴム輪3の環状突部23が当ると同時に内筒11の第1
傾斜面21により下動しながら拡径され、第2傾斜面22で
受け止められるまでにゴム輪3の環状突部23を分岐口9
の管内面口縁に押圧する(図6)。この拡径されたテー
パリング4の外径は分岐口9の口径より少し大きくな
り、異常に大きな管内圧等により分水栓1が外方向に押
し出されたとしても、該リングが管内面に当ることによ
り分水栓1の離脱を防止する。
【0026】次に、ナット39を一旦緩め、引上管32を押
し下げた状態で引上ボルト33のナット40を回動し、引上
ボルト33を上げると窓36から張り出した引上フック35は
引上管32内に収納される(図7)。しかる後、ナット39
を回動して引上管32を止水栓16の上部まで持ち上げる。
尚、ねじキャップ53は前記引上作業が終わればいつ取り
外してもよい。次に、サドル60の側壁に設けたプラグ67
を取外し、穿孔中の濁った水を排出した後、ハンドル等
の工具で止水栓16の弁を閉じる。この操作はサドル60、
バルブ68、カバー体45を取り外した後でもよい。またプ
ラグ67の代用としてコックを取付けてもよい。
し下げた状態で引上ボルト33のナット40を回動し、引上
ボルト33を上げると窓36から張り出した引上フック35は
引上管32内に収納される(図7)。しかる後、ナット39
を回動して引上管32を止水栓16の上部まで持ち上げる。
尚、ねじキャップ53は前記引上作業が終わればいつ取り
外してもよい。次に、サドル60の側壁に設けたプラグ67
を取外し、穿孔中の濁った水を排出した後、ハンドル等
の工具で止水栓16の弁を閉じる。この操作はサドル60、
バルブ68、カバー体45を取り外した後でもよい。またプ
ラグ67の代用としてコックを取付けてもよい。
【0027】次に、挿入棒37を止水栓16から取外し、サ
ドル60、バルブ68、カバー体45全体を取外し、止水栓16
に給水管等を取付ける。これにより耐震分水栓の取付け
は完了する。
ドル60、バルブ68、カバー体45全体を取外し、止水栓16
に給水管等を取付ける。これにより耐震分水栓の取付け
は完了する。
【0028】図8は引上治具の変形例を示す。この引上
治具81は1対の引上フック82の基端が取付軸83にリング
ばね84により付勢されて枢支され、引上ボルト85の下動
により同図(A)のように引上フック82がリングばね84
の付勢に抗して引上管86に形成したフック張り出し窓87
から外方へ張り出し、引上ボルト85の上動により同図
(B)のように引上フック82がリングばね84によりフッ
ク張り出し窓87から引上管86内に納まるようになってい
る。88は引上フック82が納まったときの当り面である。
その他の構成は前記した引上治具31と同様であり、この
引上治具81の場合も引上治具31と同様に引上ボルト85の
ナット40を回動して引上ボルト85を上げると、窓87から
張り出した引上フック82が引上管86内に収納される。
治具81は1対の引上フック82の基端が取付軸83にリング
ばね84により付勢されて枢支され、引上ボルト85の下動
により同図(A)のように引上フック82がリングばね84
の付勢に抗して引上管86に形成したフック張り出し窓87
から外方へ張り出し、引上ボルト85の上動により同図
(B)のように引上フック82がリングばね84によりフッ
ク張り出し窓87から引上管86内に納まるようになってい
る。88は引上フック82が納まったときの当り面である。
その他の構成は前記した引上治具31と同様であり、この
引上治具81の場合も引上治具31と同様に引上ボルト85の
ナット40を回動して引上ボルト85を上げると、窓87から
張り出した引上フック82が引上管86内に収納される。
【0029】図9は分水栓の別の実施例を示し、この実
施例の分水栓90は外筒92の下部小径筒部92aの内周面に
めねじ93が形成され、このめねじ93に螺合するおねじ94
が内筒91の外周面に形成されている。また内筒91の内周
面は六角面体などの多面体95となっており、この多面体
と係合する多角形レンチ状の下端係合凸部96を有するね
じ上げボルト97が外筒92の上の止水栓16を嵌挿して配置
されている。したがって、この分水栓90の場合は内筒91
と外筒92がねじ93,94で螺合状態のまま分岐口9に押し
込まれるとともに、外筒92の下部小径筒部92aが分岐口
9に装着されたゴム輪3の内側に押入された後、ねじ上
げボルト97を回動することにより係合する下端係合部96
と多面体95を介して内筒91を所定の位置までねじ上げ
て、前記実施例と同様に円周1つ割りのテーパリング4
が内筒11の第2傾斜面22で受け止められるまでの間にゴ
ム輪3の環状突部23を分岐口9の管内面口縁に押圧する
ことが可能である。98はパッキンである。その他の構成
は前記した分水栓1と同様となっているので、同様の部
分には同一符号を付して説明を省略する。
施例の分水栓90は外筒92の下部小径筒部92aの内周面に
めねじ93が形成され、このめねじ93に螺合するおねじ94
が内筒91の外周面に形成されている。また内筒91の内周
面は六角面体などの多面体95となっており、この多面体
と係合する多角形レンチ状の下端係合凸部96を有するね
じ上げボルト97が外筒92の上の止水栓16を嵌挿して配置
されている。したがって、この分水栓90の場合は内筒91
と外筒92がねじ93,94で螺合状態のまま分岐口9に押し
込まれるとともに、外筒92の下部小径筒部92aが分岐口
9に装着されたゴム輪3の内側に押入された後、ねじ上
げボルト97を回動することにより係合する下端係合部96
と多面体95を介して内筒91を所定の位置までねじ上げ
て、前記実施例と同様に円周1つ割りのテーパリング4
が内筒11の第2傾斜面22で受け止められるまでの間にゴ
ム輪3の環状突部23を分岐口9の管内面口縁に押圧する
ことが可能である。98はパッキンである。その他の構成
は前記した分水栓1と同様となっているので、同様の部
分には同一符号を付して説明を省略する。
【0030】前記各実施例は不断水下での分水栓1の取
付方法として説明したが、ダクタイル管6を断水しての
取り付けでも有効であることは言うまでもない。また各
実施例で示した引上治具31,81の具体的構成等はその実
施に際し、この発明の要旨を変更しない範囲で適宜に設
計を変更できるものである。
付方法として説明したが、ダクタイル管6を断水しての
取り付けでも有効であることは言うまでもない。また各
実施例で示した引上治具31,81の具体的構成等はその実
施に際し、この発明の要旨を変更しない範囲で適宜に設
計を変更できるものである。
【0031】
【発明の効果】請求項1,2の発明は前記のような構成
からなるので、次のような優れた効果がある。 (1)筒状金具の下部小径筒部をゴム輪に圧入嵌合して
該ゴム輪を分岐口の壁面に押圧密し、更に該金具の外筒
の環状フランジ部と内筒の第2傾斜面で支持された円周
1つ割りのテーパリングとの間でゴム輪をサンドイッチ
状に挾持して取付けられているので、地震等により地盤
が変動して分水栓に横方向の力が加わり屈曲してもゴム
輪の上端部の環状フランジ部とゴム輪の下端部の反転し
た環状突部の弾力で横方向力を無理なく吸収し、ゴム輪
を傷つけることなく、容易に屈曲することができるとと
もに、流体の止水機能を低下させることがなく、また分
水栓の折損の恐れも少ない。 (2)分岐口の口径より外径が大きくなるテーパリング
により内筒の抜け出しが防止されるから、分水栓の離脱
を防止することができる。 (3)テーパリングがゴム輪の環状突部を管内面に押圧
するため、穿孔時に管、例えばダクタイル管内側のモル
タルライニングが欠けたり、割れたりした場合でも十分
な止水性が保持できる。 (4)テーパリングの拡径は比較的小さな力で行えるた
め、その取り扱いが簡単である。 (5)穿孔時の切粉等が分岐口上の管頂に残っていて
も、ゴム輪の環状フランジ部で押さえ込まれるだけで外
筒、内筒とも真っ直に取付けられ、ゴム輪の圧密に影響
しない。また前記切粉をはさみ込んだまま分水栓を取付
け、その後に地震等により切粉が脱落しても筒状金具の
圧入で分岐口の壁面に圧密されたゴム輪によるシール機
構には関係がなく、流体のシール効果を低下させること
はない。
からなるので、次のような優れた効果がある。 (1)筒状金具の下部小径筒部をゴム輪に圧入嵌合して
該ゴム輪を分岐口の壁面に押圧密し、更に該金具の外筒
の環状フランジ部と内筒の第2傾斜面で支持された円周
1つ割りのテーパリングとの間でゴム輪をサンドイッチ
状に挾持して取付けられているので、地震等により地盤
が変動して分水栓に横方向の力が加わり屈曲してもゴム
輪の上端部の環状フランジ部とゴム輪の下端部の反転し
た環状突部の弾力で横方向力を無理なく吸収し、ゴム輪
を傷つけることなく、容易に屈曲することができるとと
もに、流体の止水機能を低下させることがなく、また分
水栓の折損の恐れも少ない。 (2)分岐口の口径より外径が大きくなるテーパリング
により内筒の抜け出しが防止されるから、分水栓の離脱
を防止することができる。 (3)テーパリングがゴム輪の環状突部を管内面に押圧
するため、穿孔時に管、例えばダクタイル管内側のモル
タルライニングが欠けたり、割れたりした場合でも十分
な止水性が保持できる。 (4)テーパリングの拡径は比較的小さな力で行えるた
め、その取り扱いが簡単である。 (5)穿孔時の切粉等が分岐口上の管頂に残っていて
も、ゴム輪の環状フランジ部で押さえ込まれるだけで外
筒、内筒とも真っ直に取付けられ、ゴム輪の圧密に影響
しない。また前記切粉をはさみ込んだまま分水栓を取付
け、その後に地震等により切粉が脱落しても筒状金具の
圧入で分岐口の壁面に圧密されたゴム輪によるシール機
構には関係がなく、流体のシール効果を低下させること
はない。
【0032】請求項3ないし8の発明は前記のような分
水栓を引上治具等の取付機構を介して流体管の分岐口に
きわめて容易に取付けることができ、特に請求項5ない
し8の発明は不断水下で取付ることができ、極めて実用
的である。
水栓を引上治具等の取付機構を介して流体管の分岐口に
きわめて容易に取付けることができ、特に請求項5ない
し8の発明は不断水下で取付ることができ、極めて実用
的である。
【図1】この発明の一実施例を示す分水栓が流体管の分
岐口に装着された状態の縦断正面図である。
岐口に装着された状態の縦断正面図である。
【図2】分水栓と分岐口の各部の寸法関係を示す取付前
の縦断正面図である。
の縦断正面図である。
【図3】分水栓の引上治具と取付の前作業に必要とする
部材を示すもので、(A)はねじキャップの縦断正面
図、(B)はそれ以外の部材の一部省略の縦断正面図で
ある。
部材を示すもので、(A)はねじキャップの縦断正面
図、(B)はそれ以外の部材の一部省略の縦断正面図で
ある。
【図4】分水栓の引上治具と取付の前作業後に必要とす
る部材を示す一部省略の縦断正面図である。
る部材を示す一部省略の縦断正面図である。
【図5】図4と同様の作用説明図である。
【図6】図4と同様の作用説明図である。
【図7】引上部材の下端部を拡大して示す作用説明図で
ある。
ある。
【図8】引上治具の変形例を示し、(A)は引上フック
が張り出した状態、(B)は引上フックが引上管内に納
まった状態をそれぞれ表わす一部省略の縦断正面図であ
る。
が張り出した状態、(B)は引上フックが引上管内に納
まった状態をそれぞれ表わす一部省略の縦断正面図であ
る。
【図9】分水栓の別の実施例を示し、(A)はその取付
前の状態、(B)は取付後の状態をそれぞれ表わす縦断
正面図である。
前の状態、(B)は取付後の状態をそれぞれ表わす縦断
正面図である。
【図10】従来例の分水栓が流体管の分岐口に装着され
た状態の縦断正面図である。
た状態の縦断正面図である。
1,90 分水栓 2 筒状金具 3 ゴム輪 4 テーパリング 5 ストッパリング 6 ダクタイル管 9 分岐口 11,91 内筒 12,92 外筒 12a 下部小径筒部 12b 上部大径筒部 13 環状フランジ部 15,25 テーパ面又はアール面 16 止水栓 17 取付ねじ 20 環状凸部 21 第1傾斜面 22 第2傾斜面 23 環状突部 26 環状凹溝 31,81 引上治具 32,86 引上管 33,85 引上ボルト 35,82 引上フック 36,87 フック張り出し窓 39,40 ナット 45 筒状カバー体 60 サドル 68 バルブ 93 めねじ 94 おねじ 97 ねじ上げボルト
Claims (8)
- 【請求項1】 上下端開口の中空筒状金具と、この筒状
金具の下端部の外周に嵌合して装着され、かつ下端部に
環状突部が設けられたゴム輪とを具え、このゴム輪を装
着した筒状金具を流体管に穿孔された分岐口に圧入嵌合
して装着した分水栓において、前記筒状金具が内筒と外
筒からなっており、外筒は内筒の外周に摺動自在に嵌合
する下部小径筒部と該小径筒部の上端部から外向きに張
り出した環状フランジ部を介して連設された上部大径筒
部からなっており、小径筒部の下端部外周に下方に向け
て小径となるテーパ面又はアール面が形成され、大径筒
部の内面に止水栓等の取付部が形成されており、内筒は
下端部外周に下方に向けて大径となる第1傾斜面と該傾
斜面の下端から上向き傾斜した第2傾斜面を有する環状
凸部が形成され、この環状凸部の第1傾斜面には第2傾
斜面とほぼ同じ向きに傾斜して前記ゴム輪の環状突部の
下端面を支承する円周1つ割りのテーパリングが嵌合配
置され、このテーパリングは常態では外径が分岐口より
小さいが、前記ゴム輪に押されて第1傾斜面に沿って下
動されると拡径して外径が分岐口より大きくなって第2
傾斜面で受け止められるようになっており、また内筒は
上端部の外周面に環状凹溝が形成され、この環状凹溝と
前記環状段部の上面との間にストッパリングが配置さ
れ、さらにゴム輪の分岐口から突出した上端部に前記外
筒の環状フランジ部の下面に当接する環状フランジ部が
形成されていることを特徴とする分水栓。 - 【請求項2】 上下端開口の中空筒状金具と、この筒状
金具の下端部の外周に嵌合して装着され、かつ下端部に
環状突部が設けられたゴム輪とを具え、このゴム輪を装
着した筒状金具を流体管に穿孔された分岐口に圧入嵌合
して装着した分水栓において、前記筒状金具が内筒と外
筒からなっており、外筒は内筒の外周面に形成したおね
じに螺合するめねじが内周面に形成された下部小径筒部
と該小径筒部の上端部から外向きに張り出した環状フラ
ンジ部を介して連設された上部大径筒部からなってお
り、小径筒部の下端部外周に下方に向けて小径となるテ
ーパ面又はアール面が形成され、大径筒部の内面に止水
栓等の取付部が形成されており、内筒は下端部外周に下
方に向けて大径となる第1傾斜面と該傾斜面の下端から
上向き傾斜した第2傾斜面を有する環状凸部が形成さ
れ、この環状凸部の第1傾斜面には第2傾斜面とほぼ同
じ向きに傾斜して前記ゴム輪の環状突部の下端面を支承
する円周1つ割りのテーパリングが嵌合配置され、この
テーパリングは常態では外径が分岐口より小さいが、前
記ゴム輪に押されて第1傾斜面に沿って下動されると拡
径して外径が分岐口より大きくなって第2傾斜面で受け
止められるようになっており、またゴム輪の分岐口から
突出した上端部に前記外筒の環状フランジ部の下面に当
接する環状フランジ部が形成されていることを特徴とす
る分水栓。 - 【請求項3】 引上管の下端部に形成したフック張り出
し窓から張り出し可能な引上フックを下端部に有する引
上部材を引上管内に上下動可能に収納した引上治具を具
え、この引上治具のフック張り出し窓から張り出した状
態の引上フック上に円周1つ割りのテーパリング及び上
端部に環状フランジ部が設けられているとともに、下端
部に環状突部が設けられたゴム輪を前記テーパリングで
該環状突部の下端面を支承可能に外周に装着し、下端部
外周に下方に向けて大径となる第1傾斜面と該傾斜面の
下端から上向き傾斜した第2傾斜面を有する環状凸部が
形成された内筒、及び該内筒の外周に摺動自在に嵌合す
る下部小径筒部と該小径筒部の上端部から外向きに張り
出した環状フランジ部を介して連設された上部大径筒部
からなり該下部小径筒部の下端部外周に下方に向けて小
径に形成されたテーパ面又はアール面が内筒とゴム輪間
に入るように外筒を、該外筒が内筒の上に位置するよう
に嵌入するとともに、該外筒の環状フランジ部の上面に
ストッパリングを配置して支持した後、この引上治具を
下端部側から流体管に穿孔された分岐口に押し込んで圧
入し、前記ゴム輪の環状フランジ部が管の外周面に接
し、かつ外筒の下部小径筒部がゴム輪の内側に沿って押
入されて外筒の環状フランジ部がゴム輪の環状フランジ
部の上面に接した後、前記引上治具を引き上げて内筒を
外筒の下部小径筒部の内周面に沿って上動させ、この上
動により第1傾斜面を相対的に下動する前記テーパリン
グが拡径しながら第2傾斜面に受け止められるまでにゴ
ム輪の環状突部を管の内壁に押圧させるとともに、内筒
の上端部の外周面に形成の環状凹溝に前記ストッパリン
グを弾性嵌入させることを特徴とする分水栓の取付方
法。 - 【請求項4】 下端部の外周面が多角形レンチ状の回動
用係合部に形成されたねじ上げ部材を具え、このねじ上
げ部材に円周1つ割りのテーパリング及び上端部に環状
フランジ部が設けられているとともに、下端部に環状突
部が設けられたゴム輪を前記テーパリングで該環状突部
の下端面を支承可能に外周に装着し、外周面におねじが
形成され、かつ下端部外周に下方に向けて大径となる第
1傾斜面と該傾斜面の下端から上向き傾斜した第2傾斜
面を有する環状凸部が形成された内筒、及び該内筒のお
ねじに螺合するめねじが内周面に形成された下部小径筒
部と該小径筒部の上端部から外向きに張り出した環状フ
ランジ部を介して連設された上部大径筒部からなり該下
部小径筒部の下端部外周に下方に向けて小径に形成され
たテーパ面又はアール面が内筒とゴム輪間に入るように
外筒を、該外筒が内筒の上に位置するように、かつ前記
内筒の内周面に形成した係合部を前記ねじ上げ部材の回
動用係合部に係合させて嵌入させた後、このねじ上げ部
材を下端部側から流体管に穿孔された分岐口に押し込ん
で圧入し、前記ゴム輪の環状フランジ部が管の外周面に
接し、かつ外筒の下部小径筒部がゴム輪の内側に沿って
押入されて外筒の環状フランジ部がゴム輪の環状フラン
ジ部の上面に接した後、前記ねじ上げ部材を回動して内
筒を回動させながら外筒の下部小径筒部の内周面に沿っ
て上動させ、この上動により第1傾斜面を相対的に下動
する前記テーパリングが拡径しながら第2傾斜面に受け
止められるまでにゴム輪の環状突部を管の内壁に押圧す
ることを特徴とする分水栓の取付方法。 - 【請求項5】 流体管にバルブを取付け、該バルブで覆
われた流体管部に分岐口を明け、しかる後に前記バルブ
を開弁状態として引上治具を下端部側から分岐口に押し
込む請求項3記載の分水栓の取付方法。 - 【請求項6】 流体管にバルブを取付け、該バルブで覆
われた流体管部に分岐口を明け、しかる後に前記バルブ
を開弁状態としてねじ上げ部材を下端部側から分岐口に
押し込む請求項4記載の分水栓の取付方法。 - 【請求項7】 下端部にフック張出し窓が形成された引
上管、及び該引上管内に上下動可能に収納され、下端部
に前記フック張出し窓から張り出し可能な引上フックを
有する引上部材をもち、フック張り出し窓から張り出し
た状態の引上フック上に円周1つ割りのテーパリング及
び上端部に環状フランジ部が設けられているとともに、
下端部に環状突部が設けられたゴム輪を外周に装着した
内筒、及び該内筒の外周に摺動自在に嵌合する下部小径
筒部と該小径筒部の上端部から外向きに張り出した環状
フランジ部を介して連設された上部大径筒部からなり該
下部小径筒部の下端部外周に下方に向けて小径に形成さ
れたテーパ面又はアール面が内筒とゴム輪間に入るよう
に外筒を、該外筒が内筒の上に位置するように嵌入する
とともに、該外筒の環状フランジ部の上面にストッパリ
ングを配置して支持する引上治具と、この引上治具を上
下動可能に保持する保持部材と、流体管に穿孔された分
岐口と連通して着脱可能に取付けられ、前記保持部材で
保持した引上治具の下端部が分岐口に嵌入可能なように
該保持部材の下端部を着脱可能に取付けた取付部を有す
るバルブと、前記引上治具を下端部側からゴム輪の環状
フランジ部が流体管の外周面に接し、かつ外筒の下部小
径筒部がゴム輪の内側に沿って押入されて外筒の環状フ
ランジ部がゴム輪の環状フランジ部の上面に接するよう
に分岐口に押し込む第1操作部材と、押し込み後に前記
引上治具を引き上げる第2操作部材と、引き上げ後に引
上フックがフック張り出し窓から引上管内に納まるよう
に前記引上部材を引上管に対して上動させる第3操作部
材とを具えたことを特徴とする分水栓の取付装置。 - 【請求項8】 下端部の外周面が内筒の内周面に形成し
た係合部と係合する多角形レンチ状の回動用係合部に形
成され、円周1つ割りのテーパリング及び上端部に環状
フランジ部が設けられているとともに、下端部に環状突
部が設けられたゴム輪を外周に装着した内筒、及び該内
筒の外周面に形成したおねじに螺合するめねじを内周面
に有する下部小径筒部と該小径筒部の上端部から外向き
に張り出した環状フランジ部を介して連設された上部大
径筒部からなり該下部小径筒部の下端部外周に下方に向
けて小径に形成されたテーパ面又はアール面が内筒とゴ
ム輪間に入るように外筒を、該外筒が内筒の上に位置す
るように嵌入したねじ上げ部材と、このねじ上げ部材を
回動可能、かつ上下動可能に保持する保持部材と、流体
管に穿孔された分岐口と連通して着脱可能に取付けら
れ、前記保持部材で保持したねじ上げ部材の下端部が分
岐口に嵌入可能なように該保持部材の下端部を着脱可能
に取付けた取付部を有するバルブと、前記ねじ上げ部材
を下端部側からゴム輪のフランジ部が流体管の外周面に
接し、かつ外筒の下部小径筒部がゴム輪の内側に沿って
押入されて外筒の環状フランジ部がゴム輪の環状フラン
ジ部の上面に接するように分岐口に押し込むとともに、
押し込み後に内筒を回動させて引き上げる操作部材とを
具えたことを特徴とする分水栓の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4179510A JP2552794B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 分水栓、その取付方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4179510A JP2552794B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 分水栓、その取付方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626080A JPH0626080A (ja) | 1994-02-01 |
| JP2552794B2 true JP2552794B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=16067065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4179510A Expired - Fee Related JP2552794B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 分水栓、その取付方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552794B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6482381B2 (ja) * | 2015-05-26 | 2019-03-13 | 株式会社水道技術開発機構 | 流体管の分岐部構造及び流体管の被覆筒状体装着方法 |
| JP6863624B2 (ja) * | 2017-03-10 | 2021-04-21 | ヨネ株式会社 | 分岐構造、分岐構造の取付け方法及び分岐構造の取付け具 |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP4179510A patent/JP2552794B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0626080A (ja) | 1994-02-01 |
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|---|---|---|---|
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