JP2564372B2 - 新聞印刷システムの印刷部数管理装置 - Google Patents

新聞印刷システムの印刷部数管理装置

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JP2564372B2
JP2564372B2 JP63225309A JP22530988A JP2564372B2 JP 2564372 B2 JP2564372 B2 JP 2564372B2 JP 63225309 A JP63225309 A JP 63225309A JP 22530988 A JP22530988 A JP 22530988A JP 2564372 B2 JP2564372 B2 JP 2564372B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同一銘柄・版の新聞につき指定された総印
刷部数を複数台の輪転機に割付けて印刷し、さらに新聞
を発送先別に仕分けて配送ルートへ送出する新聞印刷シ
ステムの印刷部数管理装置に関する。
このように同一銘柄・版の新聞を複数台の輪転機に割
付けて並行印刷する場合には、各輪転機の稼働時間ロス
をできるだけ抑え、かつ印刷過程で発生する損紙への対
応,余分な刷り過ぎ防止を図りつつ、指定した総印刷部
数の印刷を計画と実績の大きな食い違いなしに実行でき
るように各輪転機の相互連繋を図って実印刷部数を管理
することが望まれる。
〔従来の技術〕
まず、頭記した新聞印刷システムの概要を第3図によ
り説明する。図において、1は印刷フロア、2は発送フ
ロア、3はトラックゲートフロアである。ここで、印刷
フロア1には複数台の輪転機4(図示例では輪転機が2
台),および新聞折機5が配備されている。一方、発送
フロア2にはカウンタ・スタッカ6,宛名紙搭載機7,包装
機8,結束機9,およびキャリア10が、またトラックゲート
フロア3には環状のコンベアライン11,および該コンベ
アライン11より分岐した配送先別のトラックゲート12が
配備されている。
かかる新聞印刷システムにおける新聞の印刷から配送
までの流れを簡単に説明すると、輪転機4で印刷された
新聞は、まず折機5で一部ずつ整えられた上でキャリア
10にてカンウタ・スタッカ6へ搬送され、ここで出荷単
位の新聞束にまとめられる。続いて宛名搭載機7で新聞
束毎に配送先を指定した宛名紙を搭載し、さらに新聞束
を包装機8,結束機9で梱包してトラックゲートフロア3
に送り出す。ここで、コンベアライン11上に移送された
新聞束は、宛名紙リーダ13で読み取った宛名内容に応じ
て仕分けられ、指定された配送先のトラックゲート12に
送出される。
次に、前記新聞印刷システムの制御系を第4図に示
す。図において24はコンピュータシステムとしてのセン
ターステーションであり、該センターステーション24と
印刷側制御盤14,カンウタ・スタッカ制御盤15,コンベア
制御盤16,トラックゲート制御盤17の間が光ケーブルな
どを採用した信号伝送路18で結ばれている。また19は印
刷側の操作卓、20は輪転機制御盤、21は搬送側のカウン
タ・スタッカ操作卓、22は宛名紙搭載機制御盤、23はト
ラックゲート操作盤を示す。かかる制御系で印刷システ
ムの運転制御,並びに後述する各輪転機への印刷部数割
付け,再割当,残部数補正などの処理をセンターステー
ション24により集中管理するようにしている。
ところで、かかる新聞印刷システムにおける新聞の印
刷部数管理方式として、同一銘柄・版の新聞に対する総
印刷部数を各輪転機の印刷能力に応じて割付けして印刷
を開始し、かつ印刷途中で各輪転機の残部数(割付部数
から良紙の印刷部数を差し引いた残り部数)の偏差があ
る設定値以上にならないように各輪転機への印刷部数を
修正するように再割当を行いつつ、各輪転機に付いてそ
の残部数が停止部数(輪転機に停止指令を与えてから実
際に輪転機が停止するまでの間に印刷する部数であって
輪転機毎に異なる固有の部数である)に到達する都度、
その輪転機に自動停止指令を与えて運転制御する印刷部
数管理方式が従来より実施されている。
なお、各輪転機4で印刷される新聞の実印刷部数はカ
ウンタ・スタッカ6で計数されてその計数データがセン
ターステーション24に取り込まれ、ここで各輪転機の割
付部数から印刷部数を減算して残部数を求めるようにし
ている。また、現場保守員による新聞の良紙,損紙の検
紙はカウンタ・スタッカ6の直後で行われる場合が多
く、ここで損紙が発見された場合には、その都度カウン
タ・スタッカ6の操作卓21で印刷部数が修正入力され、
そのデータがセンターステーション24に伝送されて取り
込まれる。
しかして前記した従来の印刷部数管理方式では、輪転
機に自動停止指令を与えた後に発見される印刷不良など
による損紙に対応させるためには、あらかじめ印刷部数
の安全率を過大に見積もって各輪転機に印刷部数を割付
ける必要があり、多くの場合にはあらかじめ指定された
総印刷部数に対して刷り過ぎによる余分な部数が多く発
生する。しかも印刷途中で実行する各輪転機への再割当
についても、残部数の偏差や設定値以下となるように割
当部数を修正するようにしているので、各輪転機につい
てその印刷速度が異なると印刷計画と実績との食い違い
が大きく現れ、総印刷部数の印刷終了時刻の計画,予測
が困難であると言った問題点も残る。
また、前記方式による印刷部数の刷り過ぎと言った難
点を補うために、複数台の輪転機の内の1台をあらかじ
め当番機として登録しておき、かつこの当番機を非当番
機側で発生する部数見込違いの受け皿としてオペレータ
の手動で停止制御するようにしておくことにより、非当
番機への自動停止指令以降に発生する損紙の部数分を当
番機に加えて補正するようにした印刷部数管理方式も実
施されているが、この手動による停止制御方式では輪転
機のオペレータの負担が大きく、適正な印刷部数管理の
実行がオペレータの練度に負うところが大きなると言っ
た難点がある。
本発明は上記の点にかんがみ成されたものであり、同
一銘柄・版の新聞の総印刷部数を複数台の輪転機に割付
けて印刷するに際し、各輪転機の稼働時間のロス、並び
に印刷過程で発生する損紙に対応させつつ全体としての
印刷部数の刷り過ぎを抑え、印刷計画と実績との食い違
いを最小限に抑えながら、しかも各輪転機を全て自動停
止制御できるようにした新聞印刷システムの印刷部数管
理装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、同一銘柄・版の新
聞につき指定された総印刷部数を複数台の輪転機に割付
けて印刷し、発送先別に仕分けて配送ルートへ送出する
新聞印刷システムの印刷部数管理装置であって、前記複
数台の輪転機を集中管理するセンターステーションを備
え、該センターステーションは、 (イ)印刷開始後から輪転機のいずれか1台の残部数が
停止部数に到達するまでの期間は、特定周期毎にトータ
ル的な印刷進行状況に応じて各輪転機の印刷終了予定時
刻が一致するように印刷部数の再割当部数を繰り返し求
めてそれぞれの輪転機に再割当部数を与え、 (ロ)輪転機のいずれか1台の残部数が停止部数に到達
した時点で、各輪転機のうちあらかじめ登録しておいた
当番機を除く非当番機の残部数を当番機の残部数に移動
して加算するとともに、当番機を除いて非当番機に停止
指令を与え、 (ハ)それ以降は、特定周期毎に非当番機が停止するま
での間の印刷部数計数値を取り込んで当番機の残部数を
繰り返し求め、かつ当番機の残部数が停止部数に到達し
た時点で当番機に停止指令を与えることを特徴とする。
〔作用〕
上記のように、複数台の輪転機を集中管理するセンタ
ーステーションは、まず(イ)項で印刷速度の異なる輪
転機の組合せに対応させつつ、総印刷部数の印刷終了時
刻の計画と実績との食い違いを最小限に抑えるように各
輪転機を効率よく稼働させて印刷工程時間を短縮でき
る。
また、(ロ)項で非当番機の残部数を当番機の残部数
に移して非当番機に自動停止指令を与え、かつ(ハ)項
で非当番機が停止するまでの間の印刷部数を計数して短
い特定周期毎に当番機の残部数補正処理を実行すること
により、非当番機への自動停止指令後に発生する損紙部
数分の対応が可能となる他、総印刷部数に対する過大な
刷り過ぎも防止しつつ、しかも当番機も含めて全ての輪
転機を自動停止制御することができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の印刷部数管理装置によるフローチャ
ートを表す図、第2図は輪転機の運転台数を2台とした
場合における当番機と非当番機の残部数の経緯を第1図
のフローチャートに対応して時系列的に表した図であ
り、各輪転機に印刷部数を初期割付けして印刷を開始し
た後から印刷工程を終了するまでに特定周期毎に第1図
に示したフローチャートの内容が実行される。
ここで、まず印刷開始に先立って決定される各輪転機
(1号機からN号機)への割付部数は、各輪転機の印刷
速度を考慮して印刷時間が等しくなるように次式により
設定される。
但し、Wは総印刷部数、Am(m=1〜N)は各輪転機
の印刷速度を表す。
また、第1図において印刷開始後に行う再割当処理は
次式を満足するように実行される。
但し、Bm(m=1〜N)は再割当処理実行の時点の残
部数を表し、次式により求められる。
Bm=(割当部数)−(カウンタ・スタッカ処理部数) ±(修正部数)−(キャリア係数) ここで、修正部数は検紙により発見された損紙,ない
しその後に損紙中から発見された良紙に見合う修正入力
部数、またキャリア係数は第3図において輪転機4で印
刷された新聞が折機5からカウンタ・スタッカ6まで搬
送されるまでの部数計数の時間遅れを補正するための項
である。
一方、本発明による印刷部数管理装置は、第1図のフ
ローチャートで示すように大別して次記の三つの手順に
分けられる。すなわち、 (イ)印刷開始後から輪転機のいずれか1台の残部数が
停止部数に到達するまでの期間は、特定周期毎にトータ
ル的な印刷進行状況に応じて各輪転機の印刷終了予定時
刻が一致するように印刷部数の再割当処理を繰り返し実
行する。
(ロ)輪転機のいずれか1台の残部数が停止部数に到達
した時点で、各輪転機のうちあらかじめ登録しておいた
当番機を除く非当番機の残部数を当番機の残部数に移動
して加算するとともに、当番機を除いて非当番機に停止
指令を与える。
(ハ)それ以降は、特定周期毎に非当番機が停止するま
での間の印刷部数計数値を取り込んで当番機の残部数補
正処理を繰り返し実行し、かつ当番機の残部数が停止部
数に到達した時点で当番機に停止指令を与える。
なお、これらの処理は第4図に示した制御系でセンタ
ーステーション24からの指令によって実行される。
次に第2図と対応させて第1図の実行内容を説明する
と、印刷開始当初に先記した(1)式で各輪転機に総印
刷部数を割付けして印刷を開始した後、まず前記(イ)
項で述べたように特定周期T毎に再割当処理を実行す
る。この場合に第2図における特定周期Tの中間で損紙
の発生を発見し、その損紙部数分を操作卓より修正入力
(A部)すると、次の再割当タイミングの際に、先記
(2)式にしたがって各輪転機の印刷終了予定時刻が一
致するように各輪転機につき再割当処理が実行(B部)
される。このように特定周期T毎に各輪転機の印刷部数
に対して再割当処理を実行することにより、各種原因で
発生する輪転機相互間での印刷終了予定時刻の遅れ,進
み具合が印刷の途中で修正される。この再割当処理は印
刷開始から各輪転機中の少なくとも1台の残部数が停止
部数に到達するまで特定周期T毎に繰り返し実行され
る。
次に輪転機の内の1台(図示例では非当番機)の残部
数が停止部数に到達(C部)すると、前記(ロ)項で述
べたように非当番機の残部数を全てあらかじめ登録して
おいた当番機側の残部数に移して加算(D部)するとと
もに、同時に非当番機に停止指令を与え、かつフローチ
ャート上でサンプリングフラグをONにして以降の再割当
処理を中止する。
この状態になると、以降は前記(ハ)項で述べたよう
に、当番機の残部数が停止部数に到達するまでの期間で
は、短い特定周期tで与えられるサンプリングタイミン
グ毎に、非当番機への停止指令出力以降の印刷部数計数
値を取り込んで当番機の残部数を減算しながら残部数補
正を繰り返し実行する。またこの場合における当番機の
残部数は次式により補正される。
なお、この残部数補正処理は、当番機が非当番機より
も先に残部数が停止部数に到達した場合にも同様に実行
される。また既に非当番機に対し停止指令を与えた後
に、非当番機側で損紙の発生を発見(E部)した場合に
は、その損紙に見合う部数を操作卓で修正入力しておく
ことにより、この修正部数が次の残部数補正実行の際に
当番機の残部数に加算(F部)される。これにより非当
番機へ停止指令を与えた後に損紙が発生した場合でも、
全体としての実印刷部数に不足を来すことがなくなる。
そして最後に当番機の残部数が停止部数に到達した時点
(G部)で、当番機に対して自動停止指令が与えられ、
その後に当番機が停止部数分を印刷したところで全ての
印刷工程が終了することになる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明においては、同一銘柄・版の新
聞につき指定された総印刷部数を複数台の輪転機に割付
けて印刷し、発送先別に仕分けて配送ルートへ送出する
新聞印刷システムの印刷部数管理装置であって、前記複
数台の輪転機を集中管理するセンターステーションを備
え、該センターステーションは、(イ)印刷開始後から
輪転機のいずれか1台の残部数が停止部数に到達するま
での期間は、特定周期毎にトータル的な印刷進行状況に
応じて各輪転機の印刷終了予定時刻が一致するように印
刷部数の再割当部数を繰り返し求めてそれぞれの輪転機
に再割当部数を与え、(ロ)輪転機のいずれか1台の残
部数が停止部数に到達した時点で、各輪転機のうちあら
かじめ登録しておいた当番機を除く非当番機の残部数を
当番機の残部数に移動して加算するとともに、当番機を
除いて非当番機に停止指令を与え、(ハ)それ以降は、
特定周期毎に非当番機が停止するまでの間の印刷部数計
数値を取り込んで当番機の残部数を繰り返し求め、かつ
当番機の残部数が停止部数に到達した時点で当番機に停
止指令を与えるようにしたことにより、 (1)前記(イ)項による特定周期毎に再割当部数を求
めて各輪転機に再割当部数を与えることにより、印刷速
度の異なる輪転機の組合せに対応させつつ、各輪転機を
効率よく稼働させて印刷工程の短縮化が図れる。
(2)前記(ロ)項により非当番機の残部数を当番機へ
移動することで、非当番機への停止指令出力後に発生す
る損紙への対応が可能となる他、前記(ハ)項のように
非当番機の停止までの印刷部数計数値を取り込んで特定
周期毎に当番機の残部数を補正実行することで、全体と
しての印刷部数の刷り過ぎを防止できる。
(3)当番機の残部数が停止部数に到達した時点で当番
機に停止指令を与えることで、オペレータの練度に頼る
ことなく当番機も含めて全ての輪転機を自動停止制御で
きる。
など、同一銘柄・版の新聞を複数台の輪転機に割付して
印刷するに際し、印刷工程の短縮化、並びに印刷部数の
刷り過ぎ防止を図りつつ、各輪転機の相互を連繋して自
動停止制御を可能にした効果的な印刷部数管理装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例による印刷部数管理装置のタイ
ムチャートを表す図、第2図は2台の輪転機を運転して
印刷する場合における非当番機と当番機の残部数の経緯
を第1図のタイムチャートに対応して時系列的に表した
図、第3図は新聞印刷システムの概要図、第4図は第3
図の制御系統図である。図において、 1:印刷フロア、2:発送フロア、3:トラックゲートフロ
ア、4:輪転機、6:カウンタ・スタッカ、12:トラックゲ
ート、24:センターステーション、T:再割当処理の特定
周期、t:残部数補正処理の特定周期。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一銘柄・版の新聞につき指定された総印
    刷部数を複数台の輪転機に割付けて印刷し、発送先別に
    仕分けて配送ルートへ送出する新聞印刷システムの印刷
    部数管理装置であって、前記複数台の輪転機を集中管理
    するセンターステーションを備え、該センターステーシ
    ョンは、 (イ)印刷開始後から輪転機のいずれか1台の残部数が
    停止部数に到達するまでの期間は、特定周期毎にトータ
    ル的な印刷進行状況に応じて各輪転機の印刷終了予定時
    刻が一致するように印刷部数の再割当部数を繰り返し求
    めてそれぞれの輪転機に再割当部数を与え、 (ロ)輪転機のいずれか1台の残部数が停止部数に到達
    した時点で、各輪転機のうちあらかじめ登録しておいた
    当番機を除く非当番機の残部数を当番機の残部数に移動
    して加算するとともに、当番機を除いて非当番機に停止
    指令を与え、 (ハ)それ以降は、特定周期毎に非当番機が停止するま
    での間の印刷部数計数値を取り込んで当番機の残部数を
    繰り返し求め、かつ当番機の残部数が停止部数に到達し
    た時点で当番機に停止指令を与えることを特徴とする新
    聞印刷システムの印刷部数管理装置。
JP63225309A 1988-09-08 1988-09-08 新聞印刷システムの印刷部数管理装置 Expired - Lifetime JP2564372B2 (ja)

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