JP2568018B2 - 積層偏向電磁石及びその製造方法 - Google Patents
積層偏向電磁石及びその製造方法Info
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- JP2568018B2 JP2568018B2 JP4058403A JP5840392A JP2568018B2 JP 2568018 B2 JP2568018 B2 JP 2568018B2 JP 4058403 A JP4058403 A JP 4058403A JP 5840392 A JP5840392 A JP 5840392A JP 2568018 B2 JP2568018 B2 JP 2568018B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加速された荷電粒子を
偏向制御する積層偏向電磁石に係り、特にシンクロトン
に利用するのに好適なセクタ型の積層偏向電磁石及びそ
の製造方法に関するものである。
偏向制御する積層偏向電磁石に係り、特にシンクロトン
に利用するのに好適なセクタ型の積層偏向電磁石及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、加速器、特にシンクロトロンに
おいては、荷電粒子(ビーム)を加速するリングを備え
ており、このリングにはビームを偏向させるために偏向
電磁石を有している。このようなビーム偏向用の電磁石
は薄い鋼板を複数枚積層してなる電磁石鉄心とコイルと
から構成されている。なお、偏向磁石以外にもパターン
運転を行うための積層電磁石を行えるよう、バンプ電磁
石,セプタム電磁石等があるが、これらは偏向電磁石と
同一構成である。そして、偏向電磁石は、積層するため
の薄い鋼板を予め所定の形状に打ち抜き、或いは機械加
工して磁極間ギャップをを形成し、この状態で所定の精
度を得た後、積層用の装置等を用いて鋼板を積層し、必
要な加圧加工等の変形処理を行い、その際、積層長の補
正等を行い、その後積層した鋼板を溶接,接着等して全
体を一体化することにより、偏向電磁石の鉄心を製作し
ていた。セクタ型の偏向電磁石の鉄心の従来技術として
は、特願昭61−156064号公報に示される技術の
ものがある。その従来技術を図7及び図8により具体的
に述べる。即ち、同図に示す偏向電磁石鉄心6は、薄い
鋼板1が打ち抜き加工によって断面C型に形成されて磁
極間ギャップ5を有し、その鋼板1をビーム偏向角方向
(θ)に所定枚数積層し、これに端板2及び側板3を溶
接ビード4により一体的に固定して形成され、図8に示
す如く断面形状が水平軸O−O′に対し上下に対称の形
状をなしている。この場合、セクタ型電磁石鉄心におい
ては、その内側と外側の周長の相違から、薄い鋼板1を
偏向角方向θに積層すると、夫々の鋼板1の両端の厚み
が同一であるから、鉄心内に空気層7としての隙間が生
じ、そのため、空気層7が生じると、その分鉄心6の占
積率が低くなる結果、多極成分磁場、電磁石毎の偏向角
のばらつきの原因となることから、これを防止せんがた
め、前記空気層7に鉄板スペーサ8a,8bを挿入して
いる。さらに、磁極間ギャップ5の幅広な空間には図8
に示すように、コイル9が配置されると共に、幅狭の部
分にビームを通すビームダクト10が設置される。
おいては、荷電粒子(ビーム)を加速するリングを備え
ており、このリングにはビームを偏向させるために偏向
電磁石を有している。このようなビーム偏向用の電磁石
は薄い鋼板を複数枚積層してなる電磁石鉄心とコイルと
から構成されている。なお、偏向磁石以外にもパターン
運転を行うための積層電磁石を行えるよう、バンプ電磁
石,セプタム電磁石等があるが、これらは偏向電磁石と
同一構成である。そして、偏向電磁石は、積層するため
の薄い鋼板を予め所定の形状に打ち抜き、或いは機械加
工して磁極間ギャップをを形成し、この状態で所定の精
度を得た後、積層用の装置等を用いて鋼板を積層し、必
要な加圧加工等の変形処理を行い、その際、積層長の補
正等を行い、その後積層した鋼板を溶接,接着等して全
体を一体化することにより、偏向電磁石の鉄心を製作し
ていた。セクタ型の偏向電磁石の鉄心の従来技術として
は、特願昭61−156064号公報に示される技術の
ものがある。その従来技術を図7及び図8により具体的
に述べる。即ち、同図に示す偏向電磁石鉄心6は、薄い
鋼板1が打ち抜き加工によって断面C型に形成されて磁
極間ギャップ5を有し、その鋼板1をビーム偏向角方向
(θ)に所定枚数積層し、これに端板2及び側板3を溶
接ビード4により一体的に固定して形成され、図8に示
す如く断面形状が水平軸O−O′に対し上下に対称の形
状をなしている。この場合、セクタ型電磁石鉄心におい
ては、その内側と外側の周長の相違から、薄い鋼板1を
偏向角方向θに積層すると、夫々の鋼板1の両端の厚み
が同一であるから、鉄心内に空気層7としての隙間が生
じ、そのため、空気層7が生じると、その分鉄心6の占
積率が低くなる結果、多極成分磁場、電磁石毎の偏向角
のばらつきの原因となることから、これを防止せんがた
め、前記空気層7に鉄板スペーサ8a,8bを挿入して
いる。さらに、磁極間ギャップ5の幅広な空間には図8
に示すように、コイル9が配置されると共に、幅狭の部
分にビームを通すビームダクト10が設置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これまでの
シンクロトロンでは、多極成分磁場、電磁石毎の偏向角
のばらつき等は、従来技術で十分対応できる範囲にあっ
たが、治療用シンクロトロンにあっては、占積率のより
向上が要請されている。しかしながら、鉄心6の長手方
向に薄い鋼板1をセクタ型に積層することによって形成
するセクタ型偏向電磁石の鉄心にあっては、これを形成
する圧延鋼板にエッジドロップと云う厚み偏差があり、
その偏差によって鉄心端部に生じるギャップを鉄心スペ
ーサ8a,8bの挿入によって小さくしているものの、
鉄心端部に生じるギャップを完全に無くすことはできな
い。特に、偏向電磁石の鉄心6のように、鉄心内部に生
じるギャップを鉄心スペーサ8a,8bで完全に埋める
ことができず、直線型偏向電磁石の鉄心においても不可
能である。即ち、ギャップ形状は、製作条件等に依存し
た複雑な形状となるので、鉄板スペーサ8a,8bをそ
の都度、その形状に加工することは実質的に不可能であ
ることから、ギャップを完全に埋めるこができなく、必
然的に占積率の悪い鉄心となる。特に、上記鉄心6を治
療用シンクロトロン等のような加速器に使用した場合、
偏向電磁石はシンクロトロンを運動する荷電粒子ビーム
の設計軌道を直接決めている重要な機能を担うものであ
るため、電磁石鉄心に上記欠点(占積率低下)が生じた
場合、占積率低下に伴う不整四極成分の発生、電磁石毎
のばらつきによる設計軌道のゆがみ、ビーム安定加速空
間の減少等の問題がある。
シンクロトロンでは、多極成分磁場、電磁石毎の偏向角
のばらつき等は、従来技術で十分対応できる範囲にあっ
たが、治療用シンクロトロンにあっては、占積率のより
向上が要請されている。しかしながら、鉄心6の長手方
向に薄い鋼板1をセクタ型に積層することによって形成
するセクタ型偏向電磁石の鉄心にあっては、これを形成
する圧延鋼板にエッジドロップと云う厚み偏差があり、
その偏差によって鉄心端部に生じるギャップを鉄心スペ
ーサ8a,8bの挿入によって小さくしているものの、
鉄心端部に生じるギャップを完全に無くすことはできな
い。特に、偏向電磁石の鉄心6のように、鉄心内部に生
じるギャップを鉄心スペーサ8a,8bで完全に埋める
ことができず、直線型偏向電磁石の鉄心においても不可
能である。即ち、ギャップ形状は、製作条件等に依存し
た複雑な形状となるので、鉄板スペーサ8a,8bをそ
の都度、その形状に加工することは実質的に不可能であ
ることから、ギャップを完全に埋めるこができなく、必
然的に占積率の悪い鉄心となる。特に、上記鉄心6を治
療用シンクロトロン等のような加速器に使用した場合、
偏向電磁石はシンクロトロンを運動する荷電粒子ビーム
の設計軌道を直接決めている重要な機能を担うものであ
るため、電磁石鉄心に上記欠点(占積率低下)が生じた
場合、占積率低下に伴う不整四極成分の発生、電磁石毎
のばらつきによる設計軌道のゆがみ、ビーム安定加速空
間の減少等の問題がある。
【0004】本発明の目的は、積層鋼板を所定枚数積層
しても、鉄心内のギャップ(空気層)をなくすことがで
き、占積率をより向上させて不整四極成分等を低減させ
ることができる積層偏向電磁石を提供することにあり、
他の目的は確実に製作できる積層偏向電磁石を提供する
ことにある。
しても、鉄心内のギャップ(空気層)をなくすことがで
き、占積率をより向上させて不整四極成分等を低減させ
ることができる積層偏向電磁石を提供することにあり、
他の目的は確実に製作できる積層偏向電磁石を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の積層偏向電磁石
においては、厚みがセクタ型鉄心の外周円弧面側から内
周円弧面に至るに従い次第に狭くなるテーパ形状をなし
て積層鋼板を形成している。また本発明の積層偏向電磁
石の製造方法においては、積層鋼板を、予めその厚みが
セクタ型鉄心の外周円弧面側から内周円弧面側に至るに
従い次第に狭くなるテーパ状に形成するテーパ行程と、
その積層鋼板を互いに厚み方向に所定枚数重ねてセクタ
型の鉄心を形成する成形行程とを有している。
においては、厚みがセクタ型鉄心の外周円弧面側から内
周円弧面に至るに従い次第に狭くなるテーパ形状をなし
て積層鋼板を形成している。また本発明の積層偏向電磁
石の製造方法においては、積層鋼板を、予めその厚みが
セクタ型鉄心の外周円弧面側から内周円弧面側に至るに
従い次第に狭くなるテーパ状に形成するテーパ行程と、
その積層鋼板を互いに厚み方向に所定枚数重ねてセクタ
型の鉄心を形成する成形行程とを有している。
【0006】
【作用】本発明では、積層鋼板を所定枚数互いに重ねて
セクタ型の鉄心を形成すると、積層鋼板の厚みが上述の
如く、鉄心の外周円弧面側から内周円弧面に至るに従い
次第に狭くなるテーパ形状をなしているので、積層鋼板
を密に重ねることができ、しかもその際、鉄心ギャップ
が生じても、その鉄心ギャップを極力小さくものにする
ことができ、従って、それだけ鉄心の占積率をより確実
に向上させることができる。また本発明方法では、上述
の如く、積層鋼板を、予めその厚みがセクタ型鉄心の外
周円弧面側から内周円弧面側に至るに従い次第に狭くな
るテーパ状に形成するテーパ行程と、その積層鋼板を互
いに厚み方向に所定枚数重ねてセクタ型の鉄心を形成す
る成形行程とを有しているので、上記積層偏向電磁石を
確実に製作できる。
セクタ型の鉄心を形成すると、積層鋼板の厚みが上述の
如く、鉄心の外周円弧面側から内周円弧面に至るに従い
次第に狭くなるテーパ形状をなしているので、積層鋼板
を密に重ねることができ、しかもその際、鉄心ギャップ
が生じても、その鉄心ギャップを極力小さくものにする
ことができ、従って、それだけ鉄心の占積率をより確実
に向上させることができる。また本発明方法では、上述
の如く、積層鋼板を、予めその厚みがセクタ型鉄心の外
周円弧面側から内周円弧面側に至るに従い次第に狭くな
るテーパ状に形成するテーパ行程と、その積層鋼板を互
いに厚み方向に所定枚数重ねてセクタ型の鉄心を形成す
る成形行程とを有しているので、上記積層偏向電磁石を
確実に製作できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図6により
説明する。図1及び図2は本発明による積層偏向電磁石
の第一の実施例を示し、同図において図7及び図8と同
一符号のものは夫々同じもの若しくは相当するものを表
している。実施例の偏向電磁石は、例えば図1(c)に
示す如く、断面がH型に打ち抜かれた鉄心6を有してい
る。該鉄心6は、薄い積層鋼板1がH型に打ち抜かれ、
その積層鋼板1がビーム偏向角方向に沿って互いに積み
重ねられ、その積み重ねられた積層鋼板1の外周円弧面
側Aと内周円弧面側Bとに側板3を溶接ビート4によっ
て夫々固着すると共に、ビーム偏向角方向の両端面に端
板2を溶接ビート4によつて固着することにより、セク
タ型を形成している。従って、この偏向電磁石は積層鋼
板1と、これを偏向角方向に所定枚数積層する鉄心6と
を有している。そして、各々の積層鋼板1は両端の厚み
寸法が互いに同一ではなく、異なるようにテーパ状をな
している。即ち、各積層鋼板1は図1(b)に示すよう
に、鉄心の6の外周円弧面側Aを画成する外端の厚みが
約0.5ミリのとき、内周円弧面側Bを画成する内端の
厚みを0.4ミリ程度に小さくさせ、従って外周円弧面
側Aから内周円弧面側Bに至るに従い厚みが小さいなる
ことにより、両端の厚み寸法に差をもたせ、各々を積層
したときに鉄心ギャップ(空気層)が生じるのを極力抑
制するようにしている。この場合、積層鋼板1の両面に
斜面1a,1bを設けることによってテーパ状に形成す
る。
説明する。図1及び図2は本発明による積層偏向電磁石
の第一の実施例を示し、同図において図7及び図8と同
一符号のものは夫々同じもの若しくは相当するものを表
している。実施例の偏向電磁石は、例えば図1(c)に
示す如く、断面がH型に打ち抜かれた鉄心6を有してい
る。該鉄心6は、薄い積層鋼板1がH型に打ち抜かれ、
その積層鋼板1がビーム偏向角方向に沿って互いに積み
重ねられ、その積み重ねられた積層鋼板1の外周円弧面
側Aと内周円弧面側Bとに側板3を溶接ビート4によっ
て夫々固着すると共に、ビーム偏向角方向の両端面に端
板2を溶接ビート4によつて固着することにより、セク
タ型を形成している。従って、この偏向電磁石は積層鋼
板1と、これを偏向角方向に所定枚数積層する鉄心6と
を有している。そして、各々の積層鋼板1は両端の厚み
寸法が互いに同一ではなく、異なるようにテーパ状をな
している。即ち、各積層鋼板1は図1(b)に示すよう
に、鉄心の6の外周円弧面側Aを画成する外端の厚みが
約0.5ミリのとき、内周円弧面側Bを画成する内端の
厚みを0.4ミリ程度に小さくさせ、従って外周円弧面
側Aから内周円弧面側Bに至るに従い厚みが小さいなる
ことにより、両端の厚み寸法に差をもたせ、各々を積層
したときに鉄心ギャップ(空気層)が生じるのを極力抑
制するようにしている。この場合、積層鋼板1の両面に
斜面1a,1bを設けることによってテーパ状に形成す
る。
【0008】このような偏向電磁石の鉄心6を製作する
には、まず積層鋼板1を所望形状に複数打ち抜くが、実
際には、鉄心ギャップ内に荷電粒子ビームを通すための
ビームダクト(図示せず)を設置する関係上、積層鋼板
1を図1(c)に示す水平軸O−O′を境にし、上下二
つのブロックに分割してほぼE形とし、そのE形の形状
に図2(a)に示す如く打ち抜く。この場合、積層鋼板
1は図1(b)に示す如く、両面に斜面1a,1bを設
けることによって予め形成しておく。次いで、打ち抜い
た積層鋼板1の表面を絶縁処理した後、その積層鋼板1
を図2(b)及び(c)に示すように偏向角方向に沿っ
て互いに所定枚数積み重ねる。これを各ブロック毎に行
う。そして、各ブロック毎に積み重ねた積層鋼板1に図
2(d)に示すように側板3を押し当て、これを加圧装
置等を用いて加圧し,固定する。さらに、加圧固定した
状態のままで図2(e)に示す如く、積層鋼板1の上面
と側面とにセクタ型の側板3を押し当て、かつ溶接ビー
ト4によって溶接することにより、各ブロック毎の積層
鋼板1を製作する。これにより、セクタ型のブロック鉄
心6A,6Bを形成する。しかる後、各ブロックの積層
鋼板1間に図示しないビームダクト等の所定物を設置
し、その後、上下各ブロックの積層鋼板1を図1(c)
に示す如く突き合わせ、端板2を溶接ビート4等で溶接
することにより、セクタ型偏向電磁石の鉄心6を形成す
る。
には、まず積層鋼板1を所望形状に複数打ち抜くが、実
際には、鉄心ギャップ内に荷電粒子ビームを通すための
ビームダクト(図示せず)を設置する関係上、積層鋼板
1を図1(c)に示す水平軸O−O′を境にし、上下二
つのブロックに分割してほぼE形とし、そのE形の形状
に図2(a)に示す如く打ち抜く。この場合、積層鋼板
1は図1(b)に示す如く、両面に斜面1a,1bを設
けることによって予め形成しておく。次いで、打ち抜い
た積層鋼板1の表面を絶縁処理した後、その積層鋼板1
を図2(b)及び(c)に示すように偏向角方向に沿っ
て互いに所定枚数積み重ねる。これを各ブロック毎に行
う。そして、各ブロック毎に積み重ねた積層鋼板1に図
2(d)に示すように側板3を押し当て、これを加圧装
置等を用いて加圧し,固定する。さらに、加圧固定した
状態のままで図2(e)に示す如く、積層鋼板1の上面
と側面とにセクタ型の側板3を押し当て、かつ溶接ビー
ト4によって溶接することにより、各ブロック毎の積層
鋼板1を製作する。これにより、セクタ型のブロック鉄
心6A,6Bを形成する。しかる後、各ブロックの積層
鋼板1間に図示しないビームダクト等の所定物を設置
し、その後、上下各ブロックの積層鋼板1を図1(c)
に示す如く突き合わせ、端板2を溶接ビート4等で溶接
することにより、セクタ型偏向電磁石の鉄心6を形成す
る。
【0009】即ち、実施例の積層偏向電磁石は、積層鋼
板1を所定枚数互いに重ねてセクタ型の鉄心6を形成す
ると、積層鋼板1の厚みが鉄心6の外周円弧面側から内
周円弧面に至るに従い次第に狭くなるテーパ形状をなし
ているので、積層鋼板を密に重ねることができ、しかも
その際、鉄心ギャップが生じても、その鉄心ギャップを
極力小さくものにすることができ、従って、それだけ鉄
心6の占積率をより確実に向上させることができ。しか
も、鉄心ギャップを小さくできることによって鉄板スペ
ーサの使用量を大幅に低減できると共に、作業工数も低
減することができる。また、積層偏向電磁石の製造課程
においては、積層鋼板1の厚みをテーパ状に形成するテ
ーパ行程と、そのテーパ状の積層鋼板1を偏向角方向に
互いに積み重ねることによって鉄心6を形成する成形行
程とを有しているので、セクタ型の鉄心6を確実に製作
することができる。なお、本件実施例によれば、一端の
寸法が0.5ミリ、他端の寸法が0.4ミリとしたテー
パ状の積層鋼板1によって鉄心6を形成し、これを用い
て偏向電磁石を形成した場合、従来技術のような同一厚
みの積層鋼板を用いたものに比較すると、従来ではセク
タ鉄心の占積率が95%で、磁場解析により求められた
磁場分布が1×10~3の精度であったのに対し、97.
5%にまで占積率を向上させることができ、それにより
磁場分布を±2×10~4まで向上できることが確認され
た。
板1を所定枚数互いに重ねてセクタ型の鉄心6を形成す
ると、積層鋼板1の厚みが鉄心6の外周円弧面側から内
周円弧面に至るに従い次第に狭くなるテーパ形状をなし
ているので、積層鋼板を密に重ねることができ、しかも
その際、鉄心ギャップが生じても、その鉄心ギャップを
極力小さくものにすることができ、従って、それだけ鉄
心6の占積率をより確実に向上させることができ。しか
も、鉄心ギャップを小さくできることによって鉄板スペ
ーサの使用量を大幅に低減できると共に、作業工数も低
減することができる。また、積層偏向電磁石の製造課程
においては、積層鋼板1の厚みをテーパ状に形成するテ
ーパ行程と、そのテーパ状の積層鋼板1を偏向角方向に
互いに積み重ねることによって鉄心6を形成する成形行
程とを有しているので、セクタ型の鉄心6を確実に製作
することができる。なお、本件実施例によれば、一端の
寸法が0.5ミリ、他端の寸法が0.4ミリとしたテー
パ状の積層鋼板1によって鉄心6を形成し、これを用い
て偏向電磁石を形成した場合、従来技術のような同一厚
みの積層鋼板を用いたものに比較すると、従来ではセク
タ鉄心の占積率が95%で、磁場解析により求められた
磁場分布が1×10~3の精度であったのに対し、97.
5%にまで占積率を向上させることができ、それにより
磁場分布を±2×10~4まで向上できることが確認され
た。
【0010】図3及び図4は本発明による偏向電磁石の
第二の実施例を示している。この実施例は、鉄心6を形
成する積層鋼板1の幅寸法が大きく、該積層鋼板1を一
度でテーパ状に加工することが困難な場合の例である。
即ち、この場合、積層鋼板1を図3に示すように水平軸
O−O′を中心に上下のブロックに分割する他、積層鋼
板1を垂直軸P−P′を中心とし幅方向である左右のブ
ロックに分割し、計上下左右の四分割する形状とする。
その際図4(a)に示すように、各ブロックにおいて幅
方向に分割すべき一方の積層鋼板10A,11Aの外側
円弧面の端部の厚みを0.5ミリとし、内周の端部の厚
みを0.45ミリとしてテーパ状に形成し、同図(b)
に示すように、他方の積層鋼板10B,11Bの外側端
部の厚みを0.45ミリとし、内周円弧面の端部の厚み
を0.4ミリとしてテーパ状に形成する。そして、分割
された積層鋼板10A,10B,11A,11Bを夫々
偏向角方向に沿って所定枚数積み重ねることによって各
ブロックを形成し、その後、これらの各ブロックを図3
に示す如く突き合わせることによってセクタ型の鉄心6
を形成する。この実施例によれば、積層鋼板1の幅寸法
が大きい場合、積層鋼板1を幅方向に分割すると共に、
その分割した積層鋼板1を夫々テーパ状に形成し、これ
を積み重ねることによってセクタ型の鉄心6を形成する
ので、積層鋼板1の幅寸法が大きい場合であっても、セ
クタ型の鉄心6を確実に形成することができ、前記第一
の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
第二の実施例を示している。この実施例は、鉄心6を形
成する積層鋼板1の幅寸法が大きく、該積層鋼板1を一
度でテーパ状に加工することが困難な場合の例である。
即ち、この場合、積層鋼板1を図3に示すように水平軸
O−O′を中心に上下のブロックに分割する他、積層鋼
板1を垂直軸P−P′を中心とし幅方向である左右のブ
ロックに分割し、計上下左右の四分割する形状とする。
その際図4(a)に示すように、各ブロックにおいて幅
方向に分割すべき一方の積層鋼板10A,11Aの外側
円弧面の端部の厚みを0.5ミリとし、内周の端部の厚
みを0.45ミリとしてテーパ状に形成し、同図(b)
に示すように、他方の積層鋼板10B,11Bの外側端
部の厚みを0.45ミリとし、内周円弧面の端部の厚み
を0.4ミリとしてテーパ状に形成する。そして、分割
された積層鋼板10A,10B,11A,11Bを夫々
偏向角方向に沿って所定枚数積み重ねることによって各
ブロックを形成し、その後、これらの各ブロックを図3
に示す如く突き合わせることによってセクタ型の鉄心6
を形成する。この実施例によれば、積層鋼板1の幅寸法
が大きい場合、積層鋼板1を幅方向に分割すると共に、
その分割した積層鋼板1を夫々テーパ状に形成し、これ
を積み重ねることによってセクタ型の鉄心6を形成する
ので、積層鋼板1の幅寸法が大きい場合であっても、セ
クタ型の鉄心6を確実に形成することができ、前記第一
の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0011】図5及び図6は本発明によるさらに他の実
施例を夫々示している。図5の実施例は、電磁石の偏向
半径の大きい(偏向角が小さい)場合に適用したもので
ある。即ち、この場合は、両端の厚みがテーパ状に形成
された積層鋼板1と、テーパ状に形成されていない通常
の積層鋼板21とを組み合わせることによって偏向角の
小さい鉄心を形成するようにしたものである。従って、
同実施例によれば、偏向角の小さいものでも容易に製作
することができ、しかも偏向角の大きさに応じテーパ状
積層鋼板1の使用量を調節すれば、種々の偏向角に応じ
たセクタ型の鉄心を製作できる。
施例を夫々示している。図5の実施例は、電磁石の偏向
半径の大きい(偏向角が小さい)場合に適用したもので
ある。即ち、この場合は、両端の厚みがテーパ状に形成
された積層鋼板1と、テーパ状に形成されていない通常
の積層鋼板21とを組み合わせることによって偏向角の
小さい鉄心を形成するようにしたものである。従って、
同実施例によれば、偏向角の小さいものでも容易に製作
することができ、しかも偏向角の大きさに応じテーパ状
積層鋼板1の使用量を調節すれば、種々の偏向角に応じ
たセクタ型の鉄心を製作できる。
【0012】図6の実施例は、テーパ加工された積層鋼
板1を用いて鉄心を形成した場合、その積層鋼板1の圧
延行程で厚み偏差(エッジドロップ)が生じることか
ら、鉄板スペーサを用いて調整しても、不本意ながら空
気層が発生してしまうおそれがある。そこで、鉄粉を混
入した充填材を71を用い、該充填材71を空気層の部
分に充填することによって鉄心の高占積率を図るように
する。特に、鉄心断面の水平方向磁場分布において不整
四極磁場が生じるのは、鉄心断面の水平方向位置におけ
る長手方向の鉄心占積率の不揃いが原因と考えられ、そ
の点、充填材71に混入した鉄粉の混合割合を変える
と、鉄心占積率の不揃いを抑えることができ、極めて有
効である。また、充填材71として接着剤を用いると、
該接着剤によって鉄心全体の剛性を上げることができる
ので、強度的にも有利である。
板1を用いて鉄心を形成した場合、その積層鋼板1の圧
延行程で厚み偏差(エッジドロップ)が生じることか
ら、鉄板スペーサを用いて調整しても、不本意ながら空
気層が発生してしまうおそれがある。そこで、鉄粉を混
入した充填材を71を用い、該充填材71を空気層の部
分に充填することによって鉄心の高占積率を図るように
する。特に、鉄心断面の水平方向磁場分布において不整
四極磁場が生じるのは、鉄心断面の水平方向位置におけ
る長手方向の鉄心占積率の不揃いが原因と考えられ、そ
の点、充填材71に混入した鉄粉の混合割合を変える
と、鉄心占積率の不揃いを抑えることができ、極めて有
効である。また、充填材71として接着剤を用いると、
該接着剤によって鉄心全体の剛性を上げることができる
ので、強度的にも有利である。
【0013】なお何れの図示実施例でも、積層鋼板1の
両面を削ることによってテーパ状に形成した例を示した
が、例えば、一方の面だけを斜面に削ることによってテ
ーパ状に形成し、その積層鋼板1を互いに重ねてセクタ
型の鉄心を形成することもできる。一般に、積層鋼板1
の表面が絶縁処理され、その絶縁処理された積層鋼板を
重ねることとなるが、上述の如く、積層鋼板1の一方の
面だけをテーパ状に形成した場合、そのテーパ面を、隣
の積層鋼板のテーパ状に形成されていない絶縁面に重ね
ると、積層鋼板間の絶縁を確保することができる。従っ
て、一方のテーパ面をいちいち絶縁処理することが不要
になるので、この積層鋼板で鉄心を形成すれば、絶縁処
理する手間を省くことができ、また鉄心の製作をそれだ
け容易に行うこともできる。
両面を削ることによってテーパ状に形成した例を示した
が、例えば、一方の面だけを斜面に削ることによってテ
ーパ状に形成し、その積層鋼板1を互いに重ねてセクタ
型の鉄心を形成することもできる。一般に、積層鋼板1
の表面が絶縁処理され、その絶縁処理された積層鋼板を
重ねることとなるが、上述の如く、積層鋼板1の一方の
面だけをテーパ状に形成した場合、そのテーパ面を、隣
の積層鋼板のテーパ状に形成されていない絶縁面に重ね
ると、積層鋼板間の絶縁を確保することができる。従っ
て、一方のテーパ面をいちいち絶縁処理することが不要
になるので、この積層鋼板で鉄心を形成すれば、絶縁処
理する手間を省くことができ、また鉄心の製作をそれだ
け容易に行うこともできる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1及
び2によれば、積層鋼板をテーパ状に形成し、そのテー
パ状の積層鋼板を用いることによって鉄心を形成するよ
うに構成したので、積層鋼板を偏向角に沿って密に重ね
ることができ、またその鉄心ギャップを極力小さくもの
にすることができ、それだけ鉄心の占積率をより確実に
向上させることができる結果、不整四極成分の発生,電
磁石毎のばらつきによる設計軌道のゆがみ,ビーム安定
加速空間の減少等の諸問題を抑止し得る効果があり、特
に、請求項1では鉄板スペーサの使用量を大幅に低減で
きると共に、それだけ作業工数も低減でき、また請求2
では偏向角の小さい鉄心でも容易に形成できる。また、
請求項3によれば、磁性粉を混入した充填材を用いるの
で、占積率をいっそう高めることができ、請求項4によ
れば、積層鋼板間の絶縁を確保できるので、鉄心製作が
より容易となる。従って、高精度磁場分布のセクタ型積
層偏向電磁石を容易に製作できるので、直線型偏向電磁
石を利用することによる端部磁場収束効果(edge
focus)を考慮する必要の無いシンプルなシンクロ
トロン電磁石の設計が可能になると云う副次的効果もあ
る。請求項5及び7によれば、請求項1及び2の積層偏
向電磁石を確実に製作でき、請求項6によれば、積層鉄
心の幅が大きいものであっても、容易かつ確実に製作で
きる効果がある。また、請求項8によれば請求項5〜7
の効果に加え、請求項3を実現でき、請求項9によれ
ば、それだけ鉄心全体の剛性が上がるので、それだけ強
度を高めることができる効果がある。
び2によれば、積層鋼板をテーパ状に形成し、そのテー
パ状の積層鋼板を用いることによって鉄心を形成するよ
うに構成したので、積層鋼板を偏向角に沿って密に重ね
ることができ、またその鉄心ギャップを極力小さくもの
にすることができ、それだけ鉄心の占積率をより確実に
向上させることができる結果、不整四極成分の発生,電
磁石毎のばらつきによる設計軌道のゆがみ,ビーム安定
加速空間の減少等の諸問題を抑止し得る効果があり、特
に、請求項1では鉄板スペーサの使用量を大幅に低減で
きると共に、それだけ作業工数も低減でき、また請求2
では偏向角の小さい鉄心でも容易に形成できる。また、
請求項3によれば、磁性粉を混入した充填材を用いるの
で、占積率をいっそう高めることができ、請求項4によ
れば、積層鋼板間の絶縁を確保できるので、鉄心製作が
より容易となる。従って、高精度磁場分布のセクタ型積
層偏向電磁石を容易に製作できるので、直線型偏向電磁
石を利用することによる端部磁場収束効果(edge
focus)を考慮する必要の無いシンプルなシンクロ
トロン電磁石の設計が可能になると云う副次的効果もあ
る。請求項5及び7によれば、請求項1及び2の積層偏
向電磁石を確実に製作でき、請求項6によれば、積層鉄
心の幅が大きいものであっても、容易かつ確実に製作で
きる効果がある。また、請求項8によれば請求項5〜7
の効果に加え、請求項3を実現でき、請求項9によれ
ば、それだけ鉄心全体の剛性が上がるので、それだけ強
度を高めることができる効果がある。
【図1】本発明による積層偏向電磁石の第一の実施例を
示し、鉄心全体の平面図(a),積層鋼板の説明用平面
図(b),同図(a)のI−I断面図(c)。
示し、鉄心全体の平面図(a),積層鋼板の説明用平面
図(b),同図(a)のI−I断面図(c)。
【図2】鉄心を形成する行程を順に示す説明図。
【図3】本発明による積層偏向電磁石の第二の実施例を
示し、図1(c)に対応する説明用断面図。
示し、図1(c)に対応する説明用断面図。
【図4】図1(b)に対応した積層鉄心の厚みを示し、
図3における左半分を示す説明図(a),同じく右半分
を示す説明図(b)。
図3における左半分を示す説明図(a),同じく右半分
を示す説明図(b)。
【図5】積層偏向電磁石の他の実施例を示す要部の説明
図。
図。
【図6】積層偏向電磁石のさらに他の実施例を示す要部
の説明図。
の説明図。
【図7】従来の積層偏向電磁石の一構成例を示す平面
図。
図。
【図8】図7のII−II線断面図
1…積層鋼板、1a,1b…テーパをなす斜面、6…鉄
心、7…鉄心ギャップ(空気層)、10A,10B,A
…鉄心の外周円弧面側、B…鉄心の内周円弧面側。
心、7…鉄心ギャップ(空気層)、10A,10B,A
…鉄心の外周円弧面側、B…鉄心の内周円弧面側。
Claims (9)
- 【請求項1】 所望形状に形成された積層鋼板と、該積
層鋼板を偏向角方向に所定枚数互いに重ねて形成するセ
クタ型の鉄心とを有する積層偏向電磁石において、前記
積層鋼板は、各々の厚みがセクタ型鉄心の外周円弧面側
から内周円弧面に至るに従い次第に狭くなるテーパ形状
をなしていることを特徴とする積層偏向電磁石。 - 【請求項2】 所望形状に形成された積層鋼板と、該積
層鋼板を偏向角方向に所定枚数互いに重ねて形成するセ
クタ型の鉄心とを有する積層偏向電磁石において、前記
積層鋼板を、厚みがセクタ型の外周円弧面側から内周円
弧面側に至るに従い次第に狭くなるテーパ状に形成され
た積層鋼板と、両端の厚み寸法が同一の積層鋼板とで構
成し、これらテーパ状の積層鋼板と厚みが同一の積層鋼
板とを適宜に重ね合わせて積層鉄心を形成することを特
徴とする積層偏向電磁石。 - 【請求項3】 積層鋼板間の空気層に配置され、かつ磁
性体を混入した充填材を有することを特徴とする請求項
1または2に記載の積層偏向電磁石。 - 【請求項4】 前記テーパ形状の積層鋼板は、一方の面
に斜面を設けて形成することを特徴とする請求項1また
は2に記載の積層偏向電磁石。 - 【請求項5】 積層鋼板を偏向角方向に所定枚数互いに
重ね、セクタ型の鉄心を形成する積層偏向電磁石の製造
方法において、前記積層鋼板を、予めその厚みがセクタ
型鉄心の外周円弧面側から内周円弧面側に至るに従い次
第に狭くなるテーパ状に形成するテーパ行程と、その積
層鋼板を互いに厚み方向に所定枚数重ねてセクタ型の鉄
心を形成する成形行程とを有することを特徴とする積層
偏向電磁石の製造方法。 - 【請求項6】 積層鋼板を偏向角方向に所定枚数互いに
重ね、セクタ型の鉄心を形成する電磁石の製造方法にお
いて、前記積層鋼板を、予め幅方向に沿って複数のブロ
ックに分割すると共に、ブロック毎に分割した積層鉄心
を、各々の厚みがセクタ型鉄心の外周円弧面側から内周
円弧面側に至るに従い次第に狭くなるテーパ状に形成す
るテーパ行程と、各々の積層鋼板をブロック毎に互いに
厚み方向に重ねる行程と、各ブロック毎に積層されたブ
ロック積層鋼板を、積層鋼板の幅方向に突き合わせてセ
クタ型の鉄心を形成する成形行程とを有することを特徴
とする積層偏向電磁石の製造方法。 - 【請求項7】 積層鋼板を偏向角方向に所定枚数互いに
重ね、セクタ型の鉄心を形成する電磁石の製造方法にお
いて、積層鋼板を、予めその厚みがセクタ型鉄心の外周
円弧面側から内周円弧面側に至るに従い次第に狭くなる
テーパ状に形成するテーパ行程と、該テーパ行程によっ
て形成されたテーパ状の積層鋼板と両端の厚みが同一で
ある積層鋼板とを適宜枚数重ね合わせ、鉄心を形成する
成形行程とを有することを特徴とする積層偏向電磁石の
製造方法。 - 【請求項8】 重ねた積層鋼板間に空気層が生じたと
き、該空気層に、磁性体を混入した充填材を充填する行
程を有することを特徴とする請求項5〜7の一項に記載
の積層偏向電磁石の製造方法。 - 【請求項9】 前記充填材として磁性体を混入した接着
剤を用いることを特徴とする請求項8に記載の積層偏向
電磁石の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4058403A JP2568018B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 積層偏向電磁石及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4058403A JP2568018B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 積層偏向電磁石及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05258950A JPH05258950A (ja) | 1993-10-08 |
| JP2568018B2 true JP2568018B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=13083399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4058403A Expired - Lifetime JP2568018B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 積層偏向電磁石及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2568018B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111971762A (zh) * | 2018-03-02 | 2020-11-20 | Tdk株式会社 | 磁芯及其制造方法以及线圈部件 |
| CN109920627B (zh) * | 2019-04-24 | 2024-06-18 | 四川智翔电器有限公司 | 一种三相电抗器的三相立体叠片式铁芯 |
| CN117377186A (zh) * | 2023-11-15 | 2024-01-09 | 兰州科近泰基新技术有限责任公司 | 一种大曲率冲片二极磁铁铁芯制造工艺 |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP4058403A patent/JP2568018B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05258950A (ja) | 1993-10-08 |
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