JP2573075Y2 - 電子部品の挿入方向反転装置 - Google Patents

電子部品の挿入方向反転装置

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JP2573075Y2 JP1992034365U JP3436592U JP2573075Y2 JP 2573075 Y2 JP2573075 Y2 JP 2573075Y2 JP 1992034365 U JP1992034365 U JP 1992034365U JP 3436592 U JP3436592 U JP 3436592U JP 2573075 Y2 JP2573075 Y2 JP 2573075Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、リード線を有する電子
部品をテーピングして電子部品連としたものを用いてプ
リント基板への電子部品の挿入を行う電子部品自動挿入
機において、電子部品の180度の挿入方向の変換(極
性変換)を行う電子部品の挿入方向反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、リード線を有する電子部品を自
動挿入する場合には、電子部品を一定間隔で台紙上に配
置してテーピングした電子部品連を用いている。そし
て、電子部品自動挿入機においては、電子部品連の台紙
を1個の電子部品を有するように切断し、さらに電子部
品移送用チャックで電子部品のリード線を保持した状態
において台紙を除去してからプリント基板への挿入を実
行している。
【0003】ところで、電解コンデンサ、ダイオード、
トランジスタ等の極性を有する電子部品をプリント基板
に挿入する場合には、電子部品の極性を考慮して電子部
品移送用チャックで移送されてきた電子部品に対して1
80度回転を加えて極性を反転させることがしばしば必
要となる。このため、電子部品自動挿入機には電子部品
の挿入方向反転装置が設けられる。
【0004】従来のこの種の電子部品の挿入方向反転装
置としては、実公平1−26160号及び実開平1−1
56600号で提案されたものが知られており、いずれ
も電子部品連の台紙を1個の電子部品を有するように切
断してなる電子部品連切断片の台紙部分をクランパーで
挟持して180度の回転を加えるようにした構成となっ
ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
の電子部品の挿入方向反転装置では、電子部品連切断片
の台紙部分をクランパーで挟持して回転動作を実行する
ため、以下の問題点があった。 (1) 台紙部分と電子部品の挿入方向反転装置のクラ
ンパーとの間で位置ずれが発生し易く、とくに電子部品
の重量が大きくなると反転動作時に電子部品の位置精度
が確保できない。 (2) 台紙部分と電子部品の挿入方向反転装置のクラ
ンパーとの間で位置ずれが発生し易いので、反転動作を
高速化した場合には電子部品の位置精度が確保できな
い。 (3) 電子部品移送用チャックで挿入方向反転装置に
対して移送される電子部品連切断片は、台紙上側に電子
部品のリード線が止められた姿勢である必要があった
(電子部品のリード線に対し、反転中心精度を確保する
ため)。このため、電子部品自動挿入機の部品供給部の
電子部品の設定において、表掛け部品(台紙上側に電子
部品のリード線が止められた姿勢)のみの対応しかでき
ない。仮に、台紙下側に電子部品のリード線が止められ
た姿勢であると電子部品のリード線に対する反転中心が
ずれるため正確な反転動作は不能となる。
【0006】本考案は、上記の点に鑑み、クランパーで
電子部品のリード線を挟持して反転動作を実行すること
によって、軽量乃至重量の多い電子部品に至るまで高
速、高精度の反転動作を実行可能な電子部品の挿入方向
反転装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の電子部品の挿入方向反転装置は、電子部品
互いに平行なリード線を挟持する一対の開閉自在なク
ランパーを有する反転用チャックと、該反転用チャック
を180度回転させる回転駆動機構とを備え、 前記一対
のクランパーの相互に対向する先端の少なくとも一方に
挟持用溝が形成され、該挟持用溝は反転対象となる最も
リード線配列間隔の狭い電子部品における隣合うリード
線の間隔の1/2の間隔で平行に形成されており、前記
反転用チャックの回転中心軸前記電子部品のリード線
配置平面内で平行移動自在で、前記回転中心軸の平行移
動量が、前記反転対象となる最もリード線配列間隔の狭
い電子部品における隣合うリード線の間隔の1/2に設
定されていることを特徴としている。 前記電子部品の挿
入方向反転装置において、台紙ガイドが前記一対のクラ
ンパーにそれぞれ固定されて相互に対向しており、かつ
電子部品側の台紙の入側と出側の対向間隔がテーパー状
に広がっている構成としてもよい。
【0008】
【作用】本考案の電子部品の挿入方向反転装置において
は、相互に対向する先端の少なくとも一方に挟持用溝が
形成されたクランパーで電子部品のリード線を挟持する
ため、リード線とクランパー間の位置ずれが発生しにく
く、重量の多い電子部品であっても高速かつ高精度で1
80度の反転動作を実行できる。また、電子部品移送用
チャックで当該挿入方向反転装置に対して電子部品連切
断片を移送する場合、台紙上側に電子部品のリード線が
止められた姿勢であっても、逆に台紙下側に電子部品の
リード線が止められた姿勢であっても反転後のリード線
の位置精度には影響が無く、電子部品自動挿入機の部品
供給部の電子部品の設定において、表掛け部品(台紙上
側に電子部品のリード線が止められた姿勢)のみなら
ず、裏掛け部品(台紙下側に電子部品のリード線が止め
られた姿勢)にも対応できる。
【0009】
【実施例】以下、本考案に係る電子部品の挿入方向反転
装置の実施例を図面に従って説明する。
【0010】図1乃至図8は電子部品の挿入方向反転装
置及びその各構成部分であり、図9及び図10は当該挿
入方向反転装置に対して電子部品を移送してくる移送用
チャックを示している。
【0011】まず、図9及び図10で移送用チャックに
ついて説明する。これらの図において、移送用チャック
1は、固定爪2が4個のリード線位置決め溝3を有し、
一対の可動爪4がそれぞれ2箇所のリード線を押さえる
構造を持つ。該移送用チャック1は、電子部品自動挿入
機のインデックステーブルに取り付けられて間欠的に動
き(図1の紙面に垂直な方向に間欠走行し)、電子部品
を一定間隔で台紙上に配置してテーピングした電子部品
連を電子部品1個を有するように切断してなる電子部品
連切断片をそのリード線部分で保持して移送する機能を
有する。ここで、図9は電子部品連切断片が有する電子
部品のリード線11の配列間隔Fが7.5mm、図10は
3本足の電子部品であって両側リード線11の配列間隔
Fが5mmの場合をそれぞれ示している。
【0012】図9及び図10の移送用チャック1で移送
されて来た電子部品連切断片の電子部品を180度反転
するための電子部品の挿入方向反転装置の全体構成は図
1に示される。図1において、20は電子部品自動挿入
の基台側に固定される本機フレームであり、該本機フ
レーム20に支持ベース21が固定され、該支持ベース
に対してスライドガイド22を介し横方向(紙面に垂直
な水平方向)に移動自在に可動ベース23が支持され、
該可動ベース23に逆L型支持アーム24が取り付け固
定されている。該支持アーム24の下部には一対の開閉
自在なクランパーとしてのクランプアーム25A,25
Bを有する反転用チャック26が取り付けられるととも
に、反転用チャック26を180度回転させるための回
転駆動機構27が当該支持アーム24に設けられてい
る。それらのクランプアーム25A,25Bは移送用チ
ャック1で移送されて来た電子部品連切断片15の電子
部品10が有する平行なリード線11をそれぞれ確実に
挟持する機能を持つ。
【0013】図2及び図3に示す如く、反転用チャック
26は、一対のクランプアーム25A,25Bの他に、
軸体30が一体化された回転ブロック31、前記軸体3
0の周囲に摺動自在に嵌合していてブラケット部32を
一体に有するシフトカラー33、シフトカラー33の周
囲にコロ軸受34とともに嵌められたシフトリング3
5、前記クランプアーム25A,25Bとブラケット部
32とを連結するリンクプレート36A,36Bを具備
している。前記一対のクランプアーム25A,25B
は、ピン37で回転ブロック31に枢着され、前記軸体
30の端部は支持アーム24側に軸受38Aで回転自在
に支持され、回転ブロック31は軸受38Bで回転自在
に支持アーム24に取り付けられている。前記シフトリ
ング35はコロ軸受34を介し止め輪40にてシフトカ
ラー33に取り付けられる結果、横方向へはシフトカラ
ー33と一体的に動くが、シフトカラー33の周囲を回
転できるようになっている。
【0014】図3に示すように、前記シフトリング35
の両側には係合ピン41が固定され、該係合ピン41
は、下部が略U字状となっている開閉用レバー42の係
合溝43及び係合穴44に嵌合するようになっている。
開閉用レバー42の中間部分は支点ピン45にて支持ア
ーム24に固定の取付金具46に枢支されている。開閉
用レバー42の上部は開閉用エアーシリンダ47のピス
トンロッド48に固定のブラケット49にピン50で連
結されている。開閉用エアーシリンダ47の本体部は図
1の如く支持アーム24にシリンダ取付ブラケット55
を介し枢着されている。
【0015】前記開閉用エアーシリンダ47のピストン
ロッド48が伸動状態では、開閉用レバー42が図2の
実線状態となり、前記係合ピン41は位置Pでシフトリ
ング35及びシフトカラー33は実線位置となり、一対
のクランプアーム25A,25Bの先端は閉じる。逆
に、開閉用エアーシリンダ47のピストンロッド48が
縮動状態では、開閉用レバー42が図2の仮想線Qの状
態となり、前記係合ピン41は位置Rでシフトリング3
5及びシフトカラー33は図2において右方向に移動す
る。この結果、リンクプレート36A,36Bを介しク
ランプアーム25A,25Bの中間位置が右方向に引っ
張られて一対のクランプアーム25A,25Bの先端は
図2仮想線の如く開く。
【0016】なお、各クランプアーム25A,25Bに
は図5及び図6に示す形状の台紙ガイド60が相互に対
向する如く螺子止めされている。これらの台紙ガイド6
0は図1及び図2に示す電子部品連切断片15の台紙1
2がクランプアーム25A,25Bに引っ掛からないで
円滑に通過できるように、台紙12の入側と出側の対向
間隔がテーパー状に広がっている。
【0017】図7及び図8に示すように、前記一対のク
ランプアーム25A,25Bの相互に対向する先端面
1A,51Bには、挟持用溝として鈍角(例えば120
度)のV溝52が1.25mm(反転対象となる最もリ
ード線配列間隔の狭い電子部品における隣合うリード線
の間隔の1/2)間隔で平行に形成されている。各V溝
52は移送用チャック1で移送されて来た電子部品10
のリード線11に平行である。これらのV溝52はリー
ド線11を確実に挟持するのに役立つ。
【0018】一方、回転駆動機構27は、図4のステッ
ピングモーター70、該ステッピングモーター70の回
転軸に固着された傘歯車71にかみ合う傘歯車72を一
体化した回転駆動軸73、該回転駆動軸73の端部に固
着された平歯車74、該平歯車74にかみ合う平歯車7
5、及び前記反転用チャック26の回転ブロック31に
固着されていて前記平歯車75にかみ合う歯車76を具
備している。前記ステッピングモーター70は逆L字型
支持アーム24に固着され、前記回転駆動軸73は逆L
字型支持アーム24の上辺部に沿って軸支されている。
また平歯車75は逆L字型支持アーム24の垂直部に枢
着されている。前記平歯車74には180度間隔で透孔
80が形成されており、該透孔80を検出可能な如くフ
ォトセンサー81が支持アーム24側に固定されてい
る。前記ステッピングモーター70はフォトセンサー8
1で透孔80が検出される毎に停止する。従って、平歯
車74は、透孔80がフォトセンサー81で検出された
位置からステッピングモーター70の回転により180
度回転し次の透孔80が検出された位置で停止する。前
記平歯車74と平歯車75と歯車76の3者は同径であ
り、平歯車74が180度回転すると反転用チャック2
6に一体化された歯車76も180度回転することにな
る。
【0019】図4に示す如く、支持アーム24が固定さ
れた可動ベース23の移動量を規制するために、凹溝9
0が形成された位置規制ブロック91が当該可動ベース
23に固着一体化されており、支持ベース21側に固定
のストッパ92が前記凹溝90のいずれかの側面に当接
することで可動ベース23の移動量は1.25mm(反
転対象となる最もリード線配列間隔の狭い電子部品にお
ける隣合うリード線の間隔の1/2)に設定される。こ
れは、図11のように、リード線配列間隔Fが5mmの
場合とFが7.5又は2.5mmの場合とでは移送用チ
ャック1側からみたときの回転中心が異なるからであ
り、支持ベース側に固定された回転中心シフト用エアー
シリンダ100のピストンロッド先端部を前記位置規制
ブロック91に連結し、該エアーシリンダ100を作動
させることで、反転用チャック26が取り付けられた支
持アーム24全体を1.25mmだけリード線配置平面
内(水平面内)でかつ図1の紙面に垂直な方向に移動さ
せることができる。この結果、前記反転用チャック26
の回転中心軸を電子部品10のリード線配置平面内で
1.25mm平行移動させることができる。ここでは、
エアーシリンダ100のピストンロッドが縮動状態で反
転用チャック26の回転中心は図11のS(リード線配
列間隔F=5mmのときの回転中心に一致)となり、ピ
ストンロッドが伸動状態で反転用チャック26の回転中
心は図11のT(リード線配列間隔F=7.5又は2.
5mmのときの回転中心に一致)となるようにしてい
る。
【0020】図1に示すように、前記本機フレーム20
には、チャック開きレバー101及びチャック閉じレバ
ー102が枢支され、チャック開きレバー101を駆動
するために駆動用エアーシリンダ103が本機フレーム
側に装着されている。同様にチャック閉じレバー102
ももう1つの駆動用エアーシリンダで駆動されるように
なっている。そして、移送用チャック1の作動ローラー
16をチャック開きレバー101で押し下げることによ
り、図9及び図10に示した移送用チャック1はその可
動爪4を開いて電子部品10のリード線11を解放し、
作動ローラー16をチャック閉じレバー102で押し上
げることにより可動爪4を閉じて電子部品10のリード
線11を挟持する。
【0021】以上の実施例の構成において、反転すべき
電子部品連切断片15を待機する状態では、回転中心シ
フト用エアーシリンダ100のピストンロッドは縮動状
態で反転用チャック26の回転中心は移送用チャック側
よりみた図11のS(F=5mmのときの回転中心に一
致)であり、しかも開閉用エアーシリンダ47のピスト
ンロッド48も縮動状態で一対のクランプアーム25
A,25Bの先端は開いている。
【0022】移送用チャック1で移送されて来た電子部
品連切断片15が有する電子部品10の両側のリード線
配列間隔Fが図10の如く5.0mmの場合、回転中心
シフト用エアーシリンダ100のピストンロッドは縮動
状態のままであって反転用チャック26の回転中心はS
(F=5.0mmのときの回転中心に一致)となってい
る。そして、開閉用エアーシリンダ47のピストンロッ
ド48が伸動して一対のクランプアーム25A,25B
の先端を閉じる。この結果、図7のように、反転用チャ
ック26の回転中心Sに対して対称な位置a及び位置b
でF=5.0mmのリード線11が挟持される。このと
き、各リード線11は各クランプアーム25A,25B
の挟持面に形成された鈍角のV溝52に嵌まり込んだ状
態で位置ずれが生じないように確実に挟持される。
【0023】その後、チャック開きレバー101で移送
用チャック1の作動ローラー16を押し下げ、移送用チ
ャック1から電子部品10を解放する。そして、移送用
チャック1は電子部品反転動作の妨げとならない位置に
下降する。それから、回転駆動機構27のステッピング
モーター70が作動して図7及び図11の回転中心Sで
反転用チャック26が180度回転し、電子部品10の
180度回転、すなわち極性反転を実行する。電子部品
10の180度回転が終了後、移送用チャック1が上昇
位置に復帰し、その固定爪2のリード線位置決め溝3に
各リード線11が嵌まるようにし、チャック閉じレバー
102で作動ローラー16を押し上げることにより可動
爪4を閉じて電子部品10のリード線11を再び挟持す
る。その後、開閉用エアーシリンダ47のピストンロッ
ド48を縮動状態としてクランプアーム25A,25B
の先端を開き、移送用チャック1で電子部品10を次の
工程に移送可能な状態とする。
【0024】また、移送用チャック1で移送されて来た
電子部品連切断片15が有する電子部品10の両側のリ
ード線配列間隔Fが7.5mmの場合、回転中心シフト
エアーシリンダ100のピストンロッドを伸動させ、
支持アーム24全体を平行移動させることによって反転
用チャック26の回転中心を図11のT(F=7.5m
mのときの回転中心に一致)に変える。そして、回転中
心Tにて反転用チャック26の180度回転を実行す
る。その他の動作はF=5.0mmの場合と同様であ
る。
【0025】なお、電子部品10の両側のリード線配列
間隔Fが2.5mmの場合も回転中心シフト用エアーシ
リンダ100のピストンロッドを伸動させ、支持アーム
24全体を平行移動させることによって反転用チャック
26の回転中心を図11のT(F=7.5mmのときの
回転中心に一致)に変えて反転動作を実行する。
【0026】上記実施例の場合、下記の効果を得ること
ができた。 (1) 電子部品10の両側のリード線配列間隔Fが
2.5mm,5.0mm,7.5mmの場合の全てに対応して反
転動作を実行可能である。 (2) 一対のクランプアーム25A,25Bで電子部
品10のリード線11を挟持するので、移送用チャック
1で保持された電子部品連切断片15の姿勢が、台紙1
2上側に電子部品10のリード線11が止められた姿勢
であっても、逆に台紙12下側に電子部品10のリード
線11が止められた姿勢であっても反転後のリード線の
位置精度には影響が無く、電子部品自動挿入機の部品供
給部の電子部品の設定において、表掛け部品(台紙上側
に電子部品のリード線が止められた姿勢)のみならず、
裏掛け部品(台紙下側に電子部品のリード線が止められ
た姿勢)にも対応できる。 (3) 一対のクランプアーム25A,25Bでリード
線11を確実に挟持でき、従来の台紙部分を挟持する場
合よりも重い重量(例えば最大15g程度まで)の電子
部品の反転が可能である。 (4) 一対のクランプアーム25A,25Bでリード
線11を確実に挟持できるため、15gの電子部品を2
50mSで反転することができ、これより軽量の7gの電
子部品の場合には320mSで反転することができる。
【0027】なお、電子部品連がつづら折り状態でケー
スに収納されている場合、あるいは電子部品に抜けがあ
る場合、移送用チャック1で移送されて来た電子部品連
切断片15はその台紙12の部分が折れ曲がっていた
り、台紙が長いために垂れ下がったりする可能性がある
が、各クランプアーム25A,25Bに取り付けられた
台紙ガイド60のテーパー状広がりにより円滑にガイド
される結果、台紙12がクランプアーム25A,25B
に引っ掛かる等の不都合は回避される。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の電子部品
の挿入方向反転装置によれば、相互に対向する先端の少
なくとも一方に挟持用溝が形成された一対のクランパー
で電子部品のリード線を挟持して反転動作を実行するこ
とによって、軽量乃至重量の多い電子部品に至るまで高
速、高精度の反転動作を実行可能である。また、前記挟
持用溝は反転対象となる最もリード線配列間隔の狭い電
子部品における隣合うリード線の間隔の1/2の間隔で
平行に形成されており、なおかつ前記一対のクランパー
を有する反転用チャックの回転中心軸は前記電子部品の
リード線配置平面内で平行移動自在で、前記回転中心軸
の平行移動量が、前記反転対象となる最もリード線配列
間隔の狭い電子部品における隣合うリード線の間隔の1
/2に設定されているから、多様なリード線配列間隔の
電子部品に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子部品の挿入方向反転装置の実
施例の全体構成を示す正面図である。
【図2】実施例における反転用チャック及び回転駆動機
構の要部を示す部分断面図である。
【図3】同部分側面図である。
【図4】実施例において本機フレームに対して支持アー
ムを平行移動するための機構部分を示す部分平面図であ
る。
【図5】実施例において一対のクランプアームに取り付
けられる台紙ガイドの正面図である。
【図6】同平面図である。
【図7】一対のクランプアームの先端部分を示す拡大図
である。
【図8】クランプアーム挟持面のV溝を示す拡大図であ
る。
【図9】実施例における移送用チャックであって配列間
隔が7.5mmのリード線を保持した状態を示す正面図で
ある。
【図10】移送用チャックが配列間隔5.0mmのリード
線を保持した状態を示す正面図である。
【図11】実施例におけるリード線配列間隔と反転用チ
ャックの回転中心との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 移送用チャック 10 電子部品 11 リード線 12 台紙 15 電子部品連切断片 20 本機フレーム 22 スライドガイド 23 可動ベース 24 支持アーム 25A,25B クランプアーム 26 反転用チャック 27 回転駆動機構 31 回転ブロック 33 シフトカラー 35 シフトリング 36A,36B リンクプレート 41 係合ピン 42 開閉用レバー 47 開閉用エアーシリンダ 60 台紙ガイド 70 ステッピングモーター 71,72,74,75,76 歯車 73 回転駆動軸 80 透孔 81 フォトセンサー 90 凹溝 91 位置規制ブロック 100 回転中心シフト用エアーシリンダ 101 チャック開きレバー 102 チャック閉じレバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−96799(JP,A) 実開 昭59−56799(JP,U) 実開 昭60−22900(JP,U) 実開 昭59−131200(JP,U) 実願 昭63−52775号(実開 平1− 156600号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 13/00 - 13/08

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の互いに平行なリード線を挟持
    する一対の開閉自在なクランパーを有する反転用チャッ
    クと、該反転用チャックを180度回転させる回転駆動
    機構とを備え、前記一対のクランパーの相互に対向する先端の少なくと
    も一方に挟持用溝が形成され、該挟持用溝は反転対象と
    なる最もリード線配列間隔の狭い電子部品における隣合
    うリード線の間隔の1/2の間隔で平行に形成されてお
    り、 前記反転用チャックの回転中心軸前記電子部品のリー
    ド線配置平面内で平行移動自在で、前記回転中心軸の平
    行移動量が、前記反転対象となる最もリード線配列間隔
    の狭い電子部品における隣合うリード線の間隔の1/2
    に設定されていることを特徴とする電子部品の挿入方向
    反転装置。
  2. 【請求項2】 台紙ガイドが前記一対のクランパーにそ
    れぞれ固定されて相互に対向しており、かつ電子部品側
    の台紙の入側と出側の対向間隔がテーパー状に広がって
    いる請求項1記載の電子部品の挿入方向反転装置。
JP1992034365U 1992-04-27 1992-04-27 電子部品の挿入方向反転装置 Expired - Fee Related JP2573075Y2 (ja)

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