JP2575171Y2 - スリッター薄刃の刃先の変位装置 - Google Patents
スリッター薄刃の刃先の変位装置Info
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- JP2575171Y2 JP2575171Y2 JP1992056679U JP5667992U JP2575171Y2 JP 2575171 Y2 JP2575171 Y2 JP 2575171Y2 JP 1992056679 U JP1992056679 U JP 1992056679U JP 5667992 U JP5667992 U JP 5667992U JP 2575171 Y2 JP2575171 Y2 JP 2575171Y2
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Landscapes
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シート状の金属箔、フ
ィルム又はプラスチックシートなどを多数条に切断する
スリッターに係り、特に丸刃の刃先と対向する薄刃の刃
先を変位させ、スリッターの組立てを容易にするととも
に、両刃の接触圧を常に一定に保つのに好適なスリッタ
ー薄刃の刃先の変位装置に関する。
ィルム又はプラスチックシートなどを多数条に切断する
スリッターに係り、特に丸刃の刃先と対向する薄刃の刃
先を変位させ、スリッターの組立てを容易にするととも
に、両刃の接触圧を常に一定に保つのに好適なスリッタ
ー薄刃の刃先の変位装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のギャングスリッターの改良型とし
ては、薄刃式ギャングスリッターと皿ばね式ギャングス
リッターとが知られており、薄刃式ギャングスリッター
は、図5に示すように、下軸(第2の回転軸)2に、外
周の側面に刃先3aが形成された例えば超硬合金製の複
数の丸刃3と鋼製のスペーサー4とが交互に連続して嵌
装され、上軸(第1の回転軸)1には、例えば鋼製のリ
ング状薄刃7の刃先7aが丸刃3の刃先3aに対向する
ようにリング状薄刃7とスペーサー4とが交互に嵌装さ
れている。丸刃の刃先3aとリング状薄刃の刃先7aと
を押接(隙間零)させて金属箔などを多数条に切断し、
特に切断されたシートの両端切口が同一となる特徴があ
る。皿ばね式ギャングスリッターは、図6に示すよう
に、スペーサー14と、二つの円筒段部15を有する複
数のホルダー16とが、ホルダー16の円筒段部15に
一対のリング状薄刃17と、それぞれのリング状薄刃1
7を刃先13aの方向へ押圧する皿ばね18とを装着し
て嵌装されている。しかし前記の薄刃式ギャングスリッ
ターや皿ばね式ギャングスリッターのいずれにおいても
丸刃の刃先とリング状薄刃の刃先とは押接されているの
で組立ての際、リング状薄刃と丸刃とをそれぞれの軸に
組み込んでから両軸を相対的に近付けて両方の刃先をラ
ップさせることは不可能であり、上軸と下軸を所定の刃
先ラップ量が確保できる距離まで近付けた後、両方の軸
の片側の軸受部を取り外し、刃物やホルダーを上軸と下
軸とに交互に組み込んで行かなくてはならず、組立て作
業が煩雑なものとなっている。
ては、薄刃式ギャングスリッターと皿ばね式ギャングス
リッターとが知られており、薄刃式ギャングスリッター
は、図5に示すように、下軸(第2の回転軸)2に、外
周の側面に刃先3aが形成された例えば超硬合金製の複
数の丸刃3と鋼製のスペーサー4とが交互に連続して嵌
装され、上軸(第1の回転軸)1には、例えば鋼製のリ
ング状薄刃7の刃先7aが丸刃3の刃先3aに対向する
ようにリング状薄刃7とスペーサー4とが交互に嵌装さ
れている。丸刃の刃先3aとリング状薄刃の刃先7aと
を押接(隙間零)させて金属箔などを多数条に切断し、
特に切断されたシートの両端切口が同一となる特徴があ
る。皿ばね式ギャングスリッターは、図6に示すよう
に、スペーサー14と、二つの円筒段部15を有する複
数のホルダー16とが、ホルダー16の円筒段部15に
一対のリング状薄刃17と、それぞれのリング状薄刃1
7を刃先13aの方向へ押圧する皿ばね18とを装着し
て嵌装されている。しかし前記の薄刃式ギャングスリッ
ターや皿ばね式ギャングスリッターのいずれにおいても
丸刃の刃先とリング状薄刃の刃先とは押接されているの
で組立ての際、リング状薄刃と丸刃とをそれぞれの軸に
組み込んでから両軸を相対的に近付けて両方の刃先をラ
ップさせることは不可能であり、上軸と下軸を所定の刃
先ラップ量が確保できる距離まで近付けた後、両方の軸
の片側の軸受部を取り外し、刃物やホルダーを上軸と下
軸とに交互に組み込んで行かなくてはならず、組立て作
業が煩雑なものとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の改良型ギャング
スリッターなどは、上軸と下軸とを所定の刃先ラップ量
が確保できる距離まで近付けた後、リング状薄刃、丸
刃、スペーサー、ホルダー等を上軸と下軸とに交互に組
み込んで行くため、組立て作業が煩雑でかつ両刃の接触
圧を適正に確保できない問題点があった。
スリッターなどは、上軸と下軸とを所定の刃先ラップ量
が確保できる距離まで近付けた後、リング状薄刃、丸
刃、スペーサー、ホルダー等を上軸と下軸とに交互に組
み込んで行くため、組立て作業が煩雑でかつ両刃の接触
圧を適正に確保できない問題点があった。
【0004】本考案の目的は、上軸にはホルダーに装着
されたリング状薄刃とスペーサーを、下軸には丸刃とス
ペーサーをそれぞれ組み込んだ後、リング状薄刃の刃先
を変位させて上軸を上下方向に移動させて組立てを行う
ことができ、かつリング状薄刃の弾性あるいは皿ばねを
利用して接触圧を適正に確保することのできるスリッタ
ー薄刃の刃先の変位装置を提供することにある。
されたリング状薄刃とスペーサーを、下軸には丸刃とス
ペーサーをそれぞれ組み込んだ後、リング状薄刃の刃先
を変位させて上軸を上下方向に移動させて組立てを行う
ことができ、かつリング状薄刃の弾性あるいは皿ばねを
利用して接触圧を適正に確保することのできるスリッタ
ー薄刃の刃先の変位装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本考案に係るスリッター薄刃の刃先の変位装置は、
第2の回転軸の軸方向にスペーサーと交互に嵌装され、
外周側面に刃先を有する複数の丸刃と、前記第2の回転
軸とほぼ平行に配列される第1の回転軸にスペーサと交
互に嵌装された複数のホルダーを介しかつ二つの丸刃の
間のそれぞれの刃先と対向して嵌装される複数対のリン
グ状薄刃とを備えたシートスリッターに設けられ、前記
第1の回転軸と前記第2の回転軸とを組立て又は開放す
る際、少なくともそれぞれのスペーサーを軸方向に挿通
しいずれか一方のリング状薄刃を押して前記丸刃の刃先
から離間させるように該リング状薄刃の刃先を軸方向に
変位させる複数の押し具を、前記軸方向の一方向と他方
向のそれぞれに具備した構成とする。
め、本考案に係るスリッター薄刃の刃先の変位装置は、
第2の回転軸の軸方向にスペーサーと交互に嵌装され、
外周側面に刃先を有する複数の丸刃と、前記第2の回転
軸とほぼ平行に配列される第1の回転軸にスペーサと交
互に嵌装された複数のホルダーを介しかつ二つの丸刃の
間のそれぞれの刃先と対向して嵌装される複数対のリン
グ状薄刃とを備えたシートスリッターに設けられ、前記
第1の回転軸と前記第2の回転軸とを組立て又は開放す
る際、少なくともそれぞれのスペーサーを軸方向に挿通
しいずれか一方のリング状薄刃を押して前記丸刃の刃先
から離間させるように該リング状薄刃の刃先を軸方向に
変位させる複数の押し具を、前記軸方向の一方向と他方
向のそれぞれに具備した構成とする。
【0006】そしてそれぞれの押し具は、少なくともそ
れぞれのスペーサー及び他方のリング状薄刃を軸方向に
挿通し、いずれか一方のリング状薄刃を押す複数の第2
の押し具を具備している構成とする。
れぞれのスペーサー及び他方のリング状薄刃を軸方向に
挿通し、いずれか一方のリング状薄刃を押す複数の第2
の押し具を具備している構成とする。
【0007】また軸方向の一方向のそれぞれの押し具と
他方向のそれぞれの押し具とは、それぞれの側面の周方
向に互いに交互に配設されている構成とする。
他方向のそれぞれの押し具とは、それぞれの側面の周方
向に互いに交互に配設されている構成とする。
【0008】さらにシートスリッターにおいては、前記
いずれか一つのスリッター薄刃の変位装置を、装着可能
に形成されている構成とする。
いずれか一つのスリッター薄刃の変位装置を、装着可能
に形成されている構成とする。
【0009】
【作用】本考案によれば、リング状薄刃と丸刃とが、精
度よく接触するように各部品の単品精度を決めて加工
し、ホルダーに装着されたリング状薄刃と丸刃とを上軸
及び下軸に組み込み、リング状薄刃の刃先と丸刃の刃先
とをラップさせる前に押し具を押し込んで、リング状薄
刃の内径近くを軸方向のX方向及びY方向から押すこと
により、リング状薄刃の内径近くがその弾性により逃し
溝内に変位し、それに伴い、リング状薄刃の刃先が丸刃
の刃先より離間する方向に変位して丸刃の刃先とリング
状薄刃の刃先との間に隙間が作られる。その後、上軸を
下げてリング状薄刃の刃先と丸刃の刃先とをラップさせ
てから押し具を引き戻して薄刃の刃先の変位を解除して
スリッターをセットすれば、両刃間のラップと接触圧と
が最適に確保される。
度よく接触するように各部品の単品精度を決めて加工
し、ホルダーに装着されたリング状薄刃と丸刃とを上軸
及び下軸に組み込み、リング状薄刃の刃先と丸刃の刃先
とをラップさせる前に押し具を押し込んで、リング状薄
刃の内径近くを軸方向のX方向及びY方向から押すこと
により、リング状薄刃の内径近くがその弾性により逃し
溝内に変位し、それに伴い、リング状薄刃の刃先が丸刃
の刃先より離間する方向に変位して丸刃の刃先とリング
状薄刃の刃先との間に隙間が作られる。その後、上軸を
下げてリング状薄刃の刃先と丸刃の刃先とをラップさせ
てから押し具を引き戻して薄刃の刃先の変位を解除して
スリッターをセットすれば、両刃間のラップと接触圧と
が最適に確保される。
【0010】
【実施例】本考案の一実施例を図1及び図2を参照しな
がら説明する。図1に示すように、第2の回転軸(下
軸)2の軸方向に嵌装され外周側面に刃先3aを有する
複数の丸刃3と、第2の回転軸2とほぼ平行に配列され
る第1の回転軸(上軸)1に複数のホルダー6を介しか
つ二つの丸刃3の間のそれぞれの刃先3aと対向して嵌
装される複数対のリング状薄刃7とを備えたシートスリ
ッターに設けられ、一方向(X方向)よりそれぞれスペ
ーサー4a、リング状薄刃7a及びホルダー6aを軸方
向に挿通し一対のリング状薄刃7のいずれか一方、例え
ばY側のリング状薄刃7bを押す複数の押し具(押しピ
ン)9aと、他方向(Y方向)よりそれぞれスペーサー
4c、リング状薄刃7d及びホルダー6bを軸方向に挿
通し一対のリング状薄刃7の他方のリング状薄刃7cを
押す複数の押し具9bとよりなり、リング状薄刃7の外
周(刃先)を丸刃3の刃先3aよりZ矢印方向に倒れて
離間する方向へ変位させる構成とする。さらにスペーサ
ー4b、リング状薄刃7c及びホルダー6bを挿通し、
リング状薄刃7dを押す第2の押し具9cと、スペーサ
ー4b、リング状薄刃7b及びホルダー6aを挿通し、
リング状薄刃7aを押す第2の押し具9dとを段数に応
じて具備している。そしてリング状薄刃7と対向するそ
れぞれのスペーサー4のホルダー6の側面にリング状薄
刃7の刃先を変位させる逃し溝10が形成されている。
また図2に示すように、それぞれのX方向の押し具9
a、9c…とY方向の押し具9b、9d…とは、リング
状薄刃7の内径に近い側面の円周方向に交互に配設され
ているものとする。
がら説明する。図1に示すように、第2の回転軸(下
軸)2の軸方向に嵌装され外周側面に刃先3aを有する
複数の丸刃3と、第2の回転軸2とほぼ平行に配列され
る第1の回転軸(上軸)1に複数のホルダー6を介しか
つ二つの丸刃3の間のそれぞれの刃先3aと対向して嵌
装される複数対のリング状薄刃7とを備えたシートスリ
ッターに設けられ、一方向(X方向)よりそれぞれスペ
ーサー4a、リング状薄刃7a及びホルダー6aを軸方
向に挿通し一対のリング状薄刃7のいずれか一方、例え
ばY側のリング状薄刃7bを押す複数の押し具(押しピ
ン)9aと、他方向(Y方向)よりそれぞれスペーサー
4c、リング状薄刃7d及びホルダー6bを軸方向に挿
通し一対のリング状薄刃7の他方のリング状薄刃7cを
押す複数の押し具9bとよりなり、リング状薄刃7の外
周(刃先)を丸刃3の刃先3aよりZ矢印方向に倒れて
離間する方向へ変位させる構成とする。さらにスペーサ
ー4b、リング状薄刃7c及びホルダー6bを挿通し、
リング状薄刃7dを押す第2の押し具9cと、スペーサ
ー4b、リング状薄刃7b及びホルダー6aを挿通し、
リング状薄刃7aを押す第2の押し具9dとを段数に応
じて具備している。そしてリング状薄刃7と対向するそ
れぞれのスペーサー4のホルダー6の側面にリング状薄
刃7の刃先を変位させる逃し溝10が形成されている。
また図2に示すように、それぞれのX方向の押し具9
a、9c…とY方向の押し具9b、9d…とは、リング
状薄刃7の内径に近い側面の円周方向に交互に配設され
ているものとする。
【0011】本実施例の動作を説明する。リング状薄刃
7と丸刃3とが、精度よく接触するように各部品の単品
精度を決めて加工し、ホルダー6に装着されたリング状
薄刃7と丸刃3とを上軸1及び下軸2に組み込み、リン
グ状薄刃7と丸刃3とをかみ合わせる前に押し具9a、
9c…と押し具9b、9d…とを押し込んで、リング状
薄刃7の内径近くをX方向及びY方向から押すことによ
り、リング状薄刃7の内径近くがその弾性により逃し溝
10内に変位するため、リング状薄刃7の外周側がZ矢
印方向に倒れて変位される。そこでリング状薄刃7の刃
先と丸刃3の刃先との間に数10μm〜数100μmの
隙間を作り、上軸1を下げてリング状薄刃7の刃先と丸
刃3の刃先とを上下にラップさせてから押し具を引き戻
して薄刃の刃先の変位を解除することにより、両刃先間
のラップと接触圧とを最適に確保することができる。押
し具9a及び押し具9b、また第2の押し具9c…及び
9d…とは同一形状であってよく、各押し具の後端に円
環状の用具を当接し、この円環状の用具の軸方向の移動
量をナットや油圧機器等を利用することにより、リング
状薄刃の刃先の変位量が制御される。また使用後のスリ
ッターの保守の際も、押し具によりリング状薄刃の刃先
を変位させて上下動のみにより上軸と下軸との開放、組
立てができるため、作業能率を向上することができる。
7と丸刃3とが、精度よく接触するように各部品の単品
精度を決めて加工し、ホルダー6に装着されたリング状
薄刃7と丸刃3とを上軸1及び下軸2に組み込み、リン
グ状薄刃7と丸刃3とをかみ合わせる前に押し具9a、
9c…と押し具9b、9d…とを押し込んで、リング状
薄刃7の内径近くをX方向及びY方向から押すことによ
り、リング状薄刃7の内径近くがその弾性により逃し溝
10内に変位するため、リング状薄刃7の外周側がZ矢
印方向に倒れて変位される。そこでリング状薄刃7の刃
先と丸刃3の刃先との間に数10μm〜数100μmの
隙間を作り、上軸1を下げてリング状薄刃7の刃先と丸
刃3の刃先とを上下にラップさせてから押し具を引き戻
して薄刃の刃先の変位を解除することにより、両刃先間
のラップと接触圧とを最適に確保することができる。押
し具9a及び押し具9b、また第2の押し具9c…及び
9d…とは同一形状であってよく、各押し具の後端に円
環状の用具を当接し、この円環状の用具の軸方向の移動
量をナットや油圧機器等を利用することにより、リング
状薄刃の刃先の変位量が制御される。また使用後のスリ
ッターの保守の際も、押し具によりリング状薄刃の刃先
を変位させて上下動のみにより上軸と下軸との開放、組
立てができるため、作業能率を向上することができる。
【0012】本考案の他の実施例を図3を参照しながら
説明する。図3に示すように、第2の回転軸(下軸)2
の軸方向に嵌装され外周側面に刃先13aを有する複数
の丸刃13と、第2の回転軸2とほぼ平行に配列される
第1の回転軸(上軸)1にスペーサー14と、二つの円
筒段部15よりなる複数のホルダー16とが、それぞれ
のホルダー16の円筒段部15には二つの丸刃13の間
のそれぞれの刃先13aと対向して嵌装される一対のリ
ング状薄刃17と、それぞれのリング状薄刃17を刃先
13a方向に押圧する皿ばね18とを備えたシートスリ
ッターに設けられ、一方向(X方向)よりスペーサー1
4aを軸方向に挿通し一対のリング状薄刃17のいずれ
か一方、例えばX方向のリング状薄刃17aを押す図示
しない複数の押し具と、他方向(Y方向)よりスペーサ
ー14cを軸方向に挿通し一対のリング状薄刃17の他
方のリング状薄刃17dを押す複数の押し具19bとよ
りなる構成とする。そして2枚の皿ばね18とリング状
薄刃17b及びスペーサー14bを挿通し、リング状薄
刃17cを押す図示しない第2の押し具と、2枚の皿ば
ね18とリング状薄刃17c及びスペーサー14bを挿
通し、リング状薄刃17bを押す第2の押し具19dと
を段数に応じて具備している。
説明する。図3に示すように、第2の回転軸(下軸)2
の軸方向に嵌装され外周側面に刃先13aを有する複数
の丸刃13と、第2の回転軸2とほぼ平行に配列される
第1の回転軸(上軸)1にスペーサー14と、二つの円
筒段部15よりなる複数のホルダー16とが、それぞれ
のホルダー16の円筒段部15には二つの丸刃13の間
のそれぞれの刃先13aと対向して嵌装される一対のリ
ング状薄刃17と、それぞれのリング状薄刃17を刃先
13a方向に押圧する皿ばね18とを備えたシートスリ
ッターに設けられ、一方向(X方向)よりスペーサー1
4aを軸方向に挿通し一対のリング状薄刃17のいずれ
か一方、例えばX方向のリング状薄刃17aを押す図示
しない複数の押し具と、他方向(Y方向)よりスペーサ
ー14cを軸方向に挿通し一対のリング状薄刃17の他
方のリング状薄刃17dを押す複数の押し具19bとよ
りなる構成とする。そして2枚の皿ばね18とリング状
薄刃17b及びスペーサー14bを挿通し、リング状薄
刃17cを押す図示しない第2の押し具と、2枚の皿ば
ね18とリング状薄刃17c及びスペーサー14bを挿
通し、リング状薄刃17bを押す第2の押し具19dと
を段数に応じて具備している。
【0013】本実施例の動作を説明する。リング状薄刃
17と丸刃13とが、精度よく接触するように各部品の
単品精度を決めて加工し、丸刃13とスペーサー14と
を下軸2に、上軸1にはホルダー16の各円筒段部15
にリング状薄刃17を皿ばね18と一緒に組み込み、リ
ング状薄刃17と丸刃13とをかみ合わせる前に図示し
ない押し具と押し具19b、19d…とを押し込んで、
リング状薄刃7の内径近くをX方向及びY方向から押す
ことにより、リング状薄刃17の刃先を丸刃13の刃先
より離間する方向にほぼ平行に移動することにより、リ
ング状薄刃17の外周側をZ矢印方向に変位させ、丸刃
13との間に数10μm〜数100μmの隙間を作り、
上軸1を下げてリング状薄刃17の刃先と丸刃13の刃
先とをラップさせてから押し具を引き戻して薄刃の刃先
の変位を解除してスリッターをセットすれば、両刃間の
ラップと接触圧とを最適に確保することができる。
17と丸刃13とが、精度よく接触するように各部品の
単品精度を決めて加工し、丸刃13とスペーサー14と
を下軸2に、上軸1にはホルダー16の各円筒段部15
にリング状薄刃17を皿ばね18と一緒に組み込み、リ
ング状薄刃17と丸刃13とをかみ合わせる前に図示し
ない押し具と押し具19b、19d…とを押し込んで、
リング状薄刃7の内径近くをX方向及びY方向から押す
ことにより、リング状薄刃17の刃先を丸刃13の刃先
より離間する方向にほぼ平行に移動することにより、リ
ング状薄刃17の外周側をZ矢印方向に変位させ、丸刃
13との間に数10μm〜数100μmの隙間を作り、
上軸1を下げてリング状薄刃17の刃先と丸刃13の刃
先とをラップさせてから押し具を引き戻して薄刃の刃先
の変位を解除してスリッターをセットすれば、両刃間の
ラップと接触圧とを最適に確保することができる。
【0014】本考案によれば、本実施例を図4に示すよ
うな丸刃の一方の側面にのみ刃先を有するいわゆる磁気
テープ切断用ユニットに利用することにより、一方の軸
をクイック上下方式、、すなわち、一度リング状薄刃の
側圧を調整してしまえば、途中で軸を軸方向に移動しな
くても両刃を接触させることなく軸を上下する組立て方
式が可能となる。
うな丸刃の一方の側面にのみ刃先を有するいわゆる磁気
テープ切断用ユニットに利用することにより、一方の軸
をクイック上下方式、、すなわち、一度リング状薄刃の
側圧を調整してしまえば、途中で軸を軸方向に移動しな
くても両刃を接触させることなく軸を上下する組立て方
式が可能となる。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、複数の押し具を軸方向
に押すことにより、リング状薄刃の刃先が一方の丸刃の
刃先から離間する方向に変位するため、上軸の上下動の
みで下軸との組立てが可能になるとともに、両刃の接触
圧を常に一定に保つことができる効果がある。
に押すことにより、リング状薄刃の刃先が一方の丸刃の
刃先から離間する方向に変位するため、上軸の上下動の
みで下軸との組立てが可能になるとともに、両刃の接触
圧を常に一定に保つことができる効果がある。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図4】本考案を適用した磁気テープ切断用ユニットを
示す図である。
示す図である。
【図5】従来の技術を示す図である。
【図6】従来の技術を示す図である。
1 第1の回転軸(上軸) 2 第2の回転軸(下軸) 3 丸刃 4 スペーサー 6 ホルダー 7 リング状薄刃 9 押し具 13 丸刃 14 スペーサー 16 ホルダー 17 リング状薄刃 18 皿ばね 19 押し具
Claims (4)
- 【請求項1】 第2の回転軸の軸方向にスペーサーと交
互に嵌装され、外周側面に刃先を有する複数の丸刃と、
前記第2の回転軸とほぼ平行に配列される第1の回転軸
にスペーサと交互に嵌装された複数のホルダーを介しか
つ二つの丸刃の間のそれぞれの刃先と対向して嵌装され
る複数対のリング状薄刃とを備えたシートスリッターに
設けられ、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とを組
立て又は開放する際、少なくともそれぞれのスペーサー
を軸方向に挿通しいずれか一方のリング状薄刃を押して
前記丸刃の刃先から離間させるように該リング状薄刃の
刃先を軸方向に変位させる複数の押し具を、前記軸方向
の一方向と他方向のそれぞれに具備したことを特徴とす
るスリッター薄刃の刃先の変位装置。 - 【請求項2】 それぞれの押し具は、少なくともそれぞ
れのスペーサー及び他方のリング状薄刃を軸方向に挿通
し、いずれか一方のリング状薄刃を押す複数の第2の押
し具を具備していることを特徴とする請求項1記載のス
リッター薄刃の刃先の変位装置。 - 【請求項3】 軸方向の一方向のそれぞれの押し具と他
方向のそれぞれの押し具とは、それぞれの側面の周方向
に互いに交互に配設されていることを特徴とする請求項
1記載のスリッター薄刃の刃先の変位装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載
のスリッター薄刃の刃先の変位装置を、装着可能に形成
されていることを特徴とするシートスリッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992056679U JP2575171Y2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | スリッター薄刃の刃先の変位装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992056679U JP2575171Y2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | スリッター薄刃の刃先の変位装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617893U JPH0617893U (ja) | 1994-03-08 |
| JP2575171Y2 true JP2575171Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=13034120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992056679U Expired - Fee Related JP2575171Y2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | スリッター薄刃の刃先の変位装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575171Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP1992056679U patent/JP2575171Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0617893U (ja) | 1994-03-08 |
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