JP2575279Y2 - 誘導発熱ローラ装置 - Google Patents
誘導発熱ローラ装置Info
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- JP2575279Y2 JP2575279Y2 JP1992067033U JP6703392U JP2575279Y2 JP 2575279 Y2 JP2575279 Y2 JP 2575279Y2 JP 1992067033 U JP1992067033 U JP 1992067033U JP 6703392 U JP6703392 U JP 6703392U JP 2575279 Y2 JP2575279 Y2 JP 2575279Y2
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- Japan
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- roller body
- induction heating
- jacket chamber
- cylinder
- outer cylinder
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims description 11
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、誘導発熱ローラ装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】誘導発熱ローラ装置において、回転する
中空のローラ本体の内部に誘導発熱機構を設置し、ロー
ラ本体の周壁を誘導電流によってジュール発熱させるよ
うにしたものは、既によく知られている。このような誘
導発熱ローラ装置において、ローラ本体の周壁の内部に
気液二相の熱媒体を減圧封入したジャケット室を設け、
均温効果を高めることが行なわれており、そのジャケッ
ト室の構成について、既に種々の構成が提案されてい
る。
中空のローラ本体の内部に誘導発熱機構を設置し、ロー
ラ本体の周壁を誘導電流によってジュール発熱させるよ
うにしたものは、既によく知られている。このような誘
導発熱ローラ装置において、ローラ本体の周壁の内部に
気液二相の熱媒体を減圧封入したジャケット室を設け、
均温効果を高めることが行なわれており、そのジャケッ
ト室の構成について、既に種々の構成が提案されてい
る。
【0003】たとえば特公昭52−41896号公報に
示されているように、ローラ本体の周壁の内部に、ロー
ラ本体の軸心方向に沿って複数の孔を、円周方向にわた
って形成し、この孔をジャケット室としたものがある。
しかしこのような構成では、複数の孔を機械加工で形成
する必要があり、特に長尺のローラ本体の場合の機械加
工は極めて面倒である。
示されているように、ローラ本体の周壁の内部に、ロー
ラ本体の軸心方向に沿って複数の孔を、円周方向にわた
って形成し、この孔をジャケット室としたものがある。
しかしこのような構成では、複数の孔を機械加工で形成
する必要があり、特に長尺のローラ本体の場合の機械加
工は極めて面倒である。
【0004】また前記公報にも示されているように、ロ
ーラ本体を内筒と外筒との二重筒とし、両筒の間の空隙
をジャケット室としたものもある。これによればジャケ
ット室のために孔加工を施す必要がないが、しかしロー
ラ本体の全円周方向に空隙が存在することになるので、
ローラ本体の剛性が低くなる。
ーラ本体を内筒と外筒との二重筒とし、両筒の間の空隙
をジャケット室としたものもある。これによればジャケ
ット室のために孔加工を施す必要がないが、しかしロー
ラ本体の全円周方向に空隙が存在することになるので、
ローラ本体の剛性が低くなる。
【0005】そのためローラ本体に高荷重が負荷された
ときは、その荷重に耐え切れずに周壁断面が凹状に変形
してしまうような曲げ応力が作用するし、またジャケッ
ト室の内部が高圧となると、逆に周壁断面が凸状に変形
してしまうような曲げ応力が作用することがある。
ときは、その荷重に耐え切れずに周壁断面が凹状に変形
してしまうような曲げ応力が作用するし、またジャケッ
ト室の内部が高圧となると、逆に周壁断面が凸状に変形
してしまうような曲げ応力が作用することがある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、ローラ本体
を、内筒と外筒とによる二重筒構造とした場合でも、ロ
ーラ本体の剛性が十分に維持できるようにすることを目
的とする。
を、内筒と外筒とによる二重筒構造とした場合でも、ロ
ーラ本体の剛性が十分に維持できるようにすることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、内筒および外
筒とからなり、両筒間をジャケット室としたローラ本体
を備えた構成において、ジャケット室の内部に、金属薄
板からなる波状帯を、その波の方向が前記ジャケット室
の円周方向に合致するように、かつローラ本体の軸心方
向に沿って複数挿入し、この波状帯の波形の山部を外筒
の内周面に、谷部を内筒の外周面に一体的に固着してな
るとともに、前記複数の波状帯の突き合せ部をローラ本
体の円周方向に沿って分散して、波状帯を介して内筒と
外筒とを一体化してなることを特徴とする。
筒とからなり、両筒間をジャケット室としたローラ本体
を備えた構成において、ジャケット室の内部に、金属薄
板からなる波状帯を、その波の方向が前記ジャケット室
の円周方向に合致するように、かつローラ本体の軸心方
向に沿って複数挿入し、この波状帯の波形の山部を外筒
の内周面に、谷部を内筒の外周面に一体的に固着してな
るとともに、前記複数の波状帯の突き合せ部をローラ本
体の円周方向に沿って分散して、波状帯を介して内筒と
外筒とを一体化してなることを特徴とする。
【0008】
【作用】内筒と外筒との間には、円周方向に沿って連続
的な三角トラスが多数形成されることになり、またロー
ラ本体の軸心方向の三角トラスの不連続が避けられるの
で、両筒間は高剛性状態で一体化される。そのためロー
ラ本体に曲げ応力が作用しても、両筒は互いに一体とな
って剛性に寄与するようになる。
的な三角トラスが多数形成されることになり、またロー
ラ本体の軸心方向の三角トラスの不連続が避けられるの
で、両筒間は高剛性状態で一体化される。そのためロー
ラ本体に曲げ応力が作用しても、両筒は互いに一体とな
って剛性に寄与するようになる。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を図によつて説明する。1は
ローラ本体、2はその両側を閉塞するフランジ、3はフ
ランジ2と一体の駆動軸で、軸受を介して機台に回転自
在に支持されている。5はローラ本体1の内部に配置さ
れる誘導発熱機構で、鉄心6とこれに巻装されている誘
導コイル7とによつて構成されている。誘導発熱機構5
は支持ロツド8により支持されており、この支持ロッド
8は軸受9を介して駆動軸3の内部に支持されている。
誘導コイル7に連なるリード線10は、支持ロッド8の
内部を通って外部に導出され、所要の交流電源に接続さ
れている。
ローラ本体、2はその両側を閉塞するフランジ、3はフ
ランジ2と一体の駆動軸で、軸受を介して機台に回転自
在に支持されている。5はローラ本体1の内部に配置さ
れる誘導発熱機構で、鉄心6とこれに巻装されている誘
導コイル7とによつて構成されている。誘導発熱機構5
は支持ロツド8により支持されており、この支持ロッド
8は軸受9を介して駆動軸3の内部に支持されている。
誘導コイル7に連なるリード線10は、支持ロッド8の
内部を通って外部に導出され、所要の交流電源に接続さ
れている。
【0010】またローラ本体1を内筒11と外筒12と
による二重筒構成とし、両筒11,12間の空隙を気液
二相の熱媒体を減圧封入したジャケット室13とする。
以上の構成は従来のこの種誘導発熱ローラ装置と特に相
違するものではない。本考案にしたがい、図3に示すよ
うな波状帯14を用意し、これをジャケット室13内に
設置する。
による二重筒構成とし、両筒11,12間の空隙を気液
二相の熱媒体を減圧封入したジャケット室13とする。
以上の構成は従来のこの種誘導発熱ローラ装置と特に相
違するものではない。本考案にしたがい、図3に示すよ
うな波状帯14を用意し、これをジャケット室13内に
設置する。
【0011】これを詳細に説明すると、波状帯14は、
たとえば鉄、銅のような熱伝導性の金属薄板を波形に加
工成形されたものであり、その波形高さはジャケット室
13を構成している空隙の空隙長よりも若干長く形成さ
れてある。この波状帯14をジャケット室13の内部
に、図2に示すようにその円周方向に沿って延長するよ
うに圧入する。
たとえば鉄、銅のような熱伝導性の金属薄板を波形に加
工成形されたものであり、その波形高さはジャケット室
13を構成している空隙の空隙長よりも若干長く形成さ
れてある。この波状帯14をジャケット室13の内部
に、図2に示すようにその円周方向に沿って延長するよ
うに圧入する。
【0012】この圧入によって波状帯14の波形高さは
若干圧縮されることにより、波状帯14の山部15は外
筒12の内周面に、また谷部16は内筒11の外周面に
弾力的に接触するようになる。波状帯14の幅はローラ
本体1の軸心方向に長さに比較して十分に短く設定され
てある。そして波状帯14の複数を図1に示すようにロ
ーラ本体1の軸心方向に沿って適当な間隔を置いて並ぶ
ように設置する。
若干圧縮されることにより、波状帯14の山部15は外
筒12の内周面に、また谷部16は内筒11の外周面に
弾力的に接触するようになる。波状帯14の幅はローラ
本体1の軸心方向に長さに比較して十分に短く設定され
てある。そして波状帯14の複数を図1に示すようにロ
ーラ本体1の軸心方向に沿って適当な間隔を置いて並ぶ
ように設置する。
【0013】この場合、波状帯14の両端部間の突き合
わせ部15の距離はできるだけ短く設計されるべきであ
るが、この突き合わせ部15の存在によって三角トラス
構造が不連続となることが避けられず、円周上の1個所
に剛性の低い個所が存在するようになる。
わせ部15の距離はできるだけ短く設計されるべきであ
るが、この突き合わせ部15の存在によって三角トラス
構造が不連続となることが避けられず、円周上の1個所
に剛性の低い個所が存在するようになる。
【0014】これをできるだけ解消するために、ローラ
本体1の軸心方向に沿って配置された各波状帯14にお
ける突き合わせ部15が、同軸心方向に沿って一直線上
に並ぶことのないように、すなわちローラ本体1の円周
方向に沿って分散するようにしておく。
本体1の軸心方向に沿って配置された各波状帯14にお
ける突き合わせ部15が、同軸心方向に沿って一直線上
に並ぶことのないように、すなわちローラ本体1の円周
方向に沿って分散するようにしておく。
【0015】前記のようにジャケット室13の内部に配
置された各波状帯14は、その各山部15、谷部16
の、外筒12、内筒11の接触個所を固着する。この固
着の手段は、たとえば外筒12の内周面、内筒11の外
周面および波状帯14の全面に銅メッキを施し、これを
真空雰囲気中で真空蝋付けを施して固着するとよい。あ
るいは金属溶融槽の中にディッピングし、接触個所に毛
細管現象により溶融金属を含浸させ、冷却することによ
り固着してもよい。いずれにしてもその固着手段は任意
である。
置された各波状帯14は、その各山部15、谷部16
の、外筒12、内筒11の接触個所を固着する。この固
着の手段は、たとえば外筒12の内周面、内筒11の外
周面および波状帯14の全面に銅メッキを施し、これを
真空雰囲気中で真空蝋付けを施して固着するとよい。あ
るいは金属溶融槽の中にディッピングし、接触個所に毛
細管現象により溶融金属を含浸させ、冷却することによ
り固着してもよい。いずれにしてもその固着手段は任意
である。
【0016】ジャケット室13内に波状帯14を固着し
たあと、そのジャケット室13内に気液二相の熱媒体を
減圧封入し、その両端部をキャップ16で密封する。そ
してフランジ2にボルト17などで固定する。
たあと、そのジャケット室13内に気液二相の熱媒体を
減圧封入し、その両端部をキャップ16で密封する。そ
してフランジ2にボルト17などで固定する。
【0017】以上のようにしてローラ本体1を構成した
場合は、ジヤッケット室13の内部にはその円周方向に
沿って、波状帯14により連続的な三角トラスが多数形
成されることになり、これにより内筒11と外筒12と
は高剛性状態で一体化されることになる。
場合は、ジヤッケット室13の内部にはその円周方向に
沿って、波状帯14により連続的な三角トラスが多数形
成されることになり、これにより内筒11と外筒12と
は高剛性状態で一体化されることになる。
【0018】したがってローラ本体1を内筒11と外筒
12とによって、二重筒構造としても、これに高荷重が
作用し、あるいはジャケット室13の内圧が高くなった
ことによって曲げ応力が作用するようなことがあって
も、これによりローラ本体1が変形するようなことは、
これをもって十分に回避できるようになる。
12とによって、二重筒構造としても、これに高荷重が
作用し、あるいはジャケット室13の内圧が高くなった
ことによって曲げ応力が作用するようなことがあって
も、これによりローラ本体1が変形するようなことは、
これをもって十分に回避できるようになる。
【0019】また波状帯14を熱伝導性の金属によって
構成されてあるため、両筒11,12の熱は、波状帯1
4を介して互いに速やかに伝導されるようになる。更に
ローラ本体1が高速回転し、大きな遠心力の作用により
熱媒体の液相部が外筒12の内周面に張りつき、液膜を
形成した場合にも、波状帯14と液相部との接触面で蒸
発が起こり、また波状帯14の表面に蒸気の凝縮が起こ
ることにより、潜熱の授受が成立するので、ジャケット
室に求められる均温効果はなんら損なわれることがな
い。
構成されてあるため、両筒11,12の熱は、波状帯1
4を介して互いに速やかに伝導されるようになる。更に
ローラ本体1が高速回転し、大きな遠心力の作用により
熱媒体の液相部が外筒12の内周面に張りつき、液膜を
形成した場合にも、波状帯14と液相部との接触面で蒸
発が起こり、また波状帯14の表面に蒸気の凝縮が起こ
ることにより、潜熱の授受が成立するので、ジャケット
室に求められる均温効果はなんら損なわれることがな
い。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、ロ
ーラ本体を内筒および外筒による二重筒構造とした場合
でも、ジャケット室に求められる均温効果をなんら損な
うことなく、ローラ本体の剛性を十分に維持することが
でき、曲げ応力による変形を確実に防止することができ
る効果を奏する。
ーラ本体を内筒および外筒による二重筒構造とした場合
でも、ジャケット室に求められる均温効果をなんら損な
うことなく、ローラ本体の剛性を十分に維持することが
でき、曲げ応力による変形を確実に防止することができ
る効果を奏する。
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】ローラ本体の横断面図である。
【図3】波形帯の斜視図である。
1 ローラ本体 5 誘導発熱機構 11 内筒 12 外筒 13 ジャケット室 14 波状帯 15 山部 16 谷部
Claims (1)
- 【請求項1】 内筒および外筒とからなり、両筒間をジ
ャケット室としたローラ本体を備えた誘導発熱ローラ装
置において、前記ジャケット室の内部に、熱伝導性の金
属薄板からなる波状帯を、その波の方向が前記ジャケッ
ト室の円周方向に合致するように、かつ前記ローラ本体
の軸心方向に沿って複数挿入し、前記波状帯の波形の山
部を前記外筒の内周面に、谷部を前記内筒の外周面に一
体的に固着してなるとともに、前記複数の波状帯の突き
合せ部を前記ローラ本体の円周方向に沿って分散してな
る誘導発熱ローラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992067033U JP2575279Y2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 誘導発熱ローラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992067033U JP2575279Y2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 誘導発熱ローラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617188U JPH0617188U (ja) | 1994-03-04 |
| JP2575279Y2 true JP2575279Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=13333162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992067033U Expired - Lifetime JP2575279Y2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 誘導発熱ローラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575279Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5323770Y2 (ja) * | 1975-07-31 | 1978-06-19 | ||
| JPS6337755Y2 (ja) * | 1984-10-04 | 1988-10-05 |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP1992067033U patent/JP2575279Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0617188U (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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