JP2575343Y2 - 列型燃料噴射ポンプ - Google Patents
列型燃料噴射ポンプInfo
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- JP2575343Y2 JP2575343Y2 JP1992074300U JP7430092U JP2575343Y2 JP 2575343 Y2 JP2575343 Y2 JP 2575343Y2 JP 1992074300 U JP1992074300 U JP 1992074300U JP 7430092 U JP7430092 U JP 7430092U JP 2575343 Y2 JP2575343 Y2 JP 2575343Y2
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Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、燃料の噴射終了時期
をタイミングスリーブによって調節するようにした列型
燃料噴射ポンプに関するものである。
をタイミングスリーブによって調節するようにした列型
燃料噴射ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の列型燃料噴射ポンプは、
図5および図6に示すように構成されている(特開昭6
3ー183265号公報参照)。図5において、符号1
はポンプハウジングである。このポンプハウジング1に
は、その上端面から下端面まで貫通する貫通孔11が形
成されている。この貫通孔11は、上端から下端側へ向
かって順次形成された、大径孔部11aと、この大径孔
部11aより若干大径の最大径部11bと、この最大径
部11bに段差面11cを介して連なった小径部11d
とを備えており、最大径部11bの内部が燃料溜まり2
とされている。この燃料溜まり2には、フィードポンプ
(図示せず)により燃料タンク(図示せず)から燃料通路1
2を介して燃料が供給されるようになっている。なお、
貫通孔11は、ディーゼルエンジン(図示せず)の気筒数
と同数形成されている。
図5および図6に示すように構成されている(特開昭6
3ー183265号公報参照)。図5において、符号1
はポンプハウジングである。このポンプハウジング1に
は、その上端面から下端面まで貫通する貫通孔11が形
成されている。この貫通孔11は、上端から下端側へ向
かって順次形成された、大径孔部11aと、この大径孔
部11aより若干大径の最大径部11bと、この最大径
部11bに段差面11cを介して連なった小径部11d
とを備えており、最大径部11bの内部が燃料溜まり2
とされている。この燃料溜まり2には、フィードポンプ
(図示せず)により燃料タンク(図示せず)から燃料通路1
2を介して燃料が供給されるようになっている。なお、
貫通孔11は、ディーゼルエンジン(図示せず)の気筒数
と同数形成されている。
【0003】上記貫通孔11には、バレル3が挿入固定
されている。バレル3は、筒状をなすもので、その上端
側にフランジ部31が形成され、さらにフランジ部31
から下端側へ向かって、大径部32、中間部33および
この中間部33に段差面34を介して連なった小径部3
5が順次形成されている。そして、バレル3は、そのフ
ランジ部31をポンプハウジング1の上端面に突き当て
た状態でボルトBによって固定されている。固定状態に
おいては、大径部32が大径孔部11aに液密に嵌合
し、小径部35が小径孔部11dに液密に嵌合してい
る。一方、図5に示すように、中間部33は燃料溜まり
2(最大径部11b)に若干の隙間S1をもって嵌合し、
また段差面34は、段差面11cに対して若干の隙間S
2をもって離間対向している。
されている。バレル3は、筒状をなすもので、その上端
側にフランジ部31が形成され、さらにフランジ部31
から下端側へ向かって、大径部32、中間部33および
この中間部33に段差面34を介して連なった小径部3
5が順次形成されている。そして、バレル3は、そのフ
ランジ部31をポンプハウジング1の上端面に突き当て
た状態でボルトBによって固定されている。固定状態に
おいては、大径部32が大径孔部11aに液密に嵌合
し、小径部35が小径孔部11dに液密に嵌合してい
る。一方、図5に示すように、中間部33は燃料溜まり
2(最大径部11b)に若干の隙間S1をもって嵌合し、
また段差面34は、段差面11cに対して若干の隙間S
2をもって離間対向している。
【0004】大径孔11aと大径部32との間、および
小径孔部11dと小径部35との間には、Oリング
R1,R2がそれぞれ装着されている。これらのOリング
R1,R2により、燃料溜まり2内の燃料が外部に漏れる
のを防止している。
小径孔部11dと小径部35との間には、Oリング
R1,R2がそれぞれ装着されている。これらのOリング
R1,R2により、燃料溜まり2内の燃料が外部に漏れる
のを防止している。
【0005】なお、この列型燃料噴射ポンプにおいて
は、中間部33を大径部32と同一外径に形成する一
方、最大径部11bを大径孔部11aより若干大径に形
成することにより、中間部33を燃料溜まり2に隙間S
1をもって嵌合させているが、最大径部11bと大径孔
部11aとを同一内径に形成し、中間部33を大径部3
2より小径に形成することにより、中間部33と燃料溜
まり2とを隙間をもって嵌合させることもある。
は、中間部33を大径部32と同一外径に形成する一
方、最大径部11bを大径孔部11aより若干大径に形
成することにより、中間部33を燃料溜まり2に隙間S
1をもって嵌合させているが、最大径部11bと大径孔
部11aとを同一内径に形成し、中間部33を大径部3
2より小径に形成することにより、中間部33と燃料溜
まり2とを隙間をもって嵌合させることもある。
【0006】上記バレル3の内部には、プランジャ4が
摺動自在に挿入されている。このプランジャ4がバレル
3に挿入されることにより、バレル3の内部の上端部に
燃料加圧室5が形成されている。また、プランジャ4の
下端部は、バレル3から下方に突出しており、ばねSに
よりローラアセンブリRを介してカム軸Cに押圧接触せ
しめられている。したがって、プランジャ4は、カム軸
Cの回転に追随して上下動(往復動)することになる。ま
た、プランジャ4の外周面には、プランジャ4の長手方
向に沿って延びる縦溝41と、この縦溝41の中間部か
ら螺旋状に延びるリード42とがそれぞれ形成されてい
る。縦溝41は、縦孔43(図6参照)を介して燃料加圧
室5に連通せしめられている。なお、プランジャ4は、
コントロールロッドCRによりコントロールスリーブC
Sを介して正逆方向へ回動せしめられるようになってい
る。
摺動自在に挿入されている。このプランジャ4がバレル
3に挿入されることにより、バレル3の内部の上端部に
燃料加圧室5が形成されている。また、プランジャ4の
下端部は、バレル3から下方に突出しており、ばねSに
よりローラアセンブリRを介してカム軸Cに押圧接触せ
しめられている。したがって、プランジャ4は、カム軸
Cの回転に追随して上下動(往復動)することになる。ま
た、プランジャ4の外周面には、プランジャ4の長手方
向に沿って延びる縦溝41と、この縦溝41の中間部か
ら螺旋状に延びるリード42とがそれぞれ形成されてい
る。縦溝41は、縦孔43(図6参照)を介して燃料加圧
室5に連通せしめられている。なお、プランジャ4は、
コントロールロッドCRによりコントロールスリーブC
Sを介して正逆方向へ回動せしめられるようになってい
る。
【0007】上記バレル3の燃料溜まり2に臨む中間部
33には、図6に示すように、そこを横断する横孔36
が形成されている。この横孔36の内部には、タイミン
グスリーブ6が挿入配置されている。このタイミングス
リーブ6は、筒状をなすものであり、その内部をプラン
ジャ4によって摺動自在に貫通されている。また、タイ
ミングスリーブ6には、その外周面から内周面まで貫通
するスピルポート61が形成されている。なお、タイミ
ングスリーブ6は、タイミングロッドTによりピンPを
介して上下方向へ変位せしめられようになっており、そ
の上下方向の変位をガイドピンGによって案内されると
ともに、回り止めされている。
33には、図6に示すように、そこを横断する横孔36
が形成されている。この横孔36の内部には、タイミン
グスリーブ6が挿入配置されている。このタイミングス
リーブ6は、筒状をなすものであり、その内部をプラン
ジャ4によって摺動自在に貫通されている。また、タイ
ミングスリーブ6には、その外周面から内周面まで貫通
するスピルポート61が形成されている。なお、タイミ
ングスリーブ6は、タイミングロッドTによりピンPを
介して上下方向へ変位せしめられようになっており、そ
の上下方向の変位をガイドピンGによって案内されると
ともに、回り止めされている。
【0008】上記構成の列型燃料噴射ポンプにおいて、
プランジャ4が上動(加圧移動)し、その縦溝41がタイ
ミングスリーブ6によって遮蔽されると、プランジャ4
によって燃料加圧室5内の燃料が加圧される。加圧され
た燃料は、バレル3の上端部に螺合固定されたデリバリ
バルブDを介して燃料噴射ノズル(図示せず)に圧送され
る。
プランジャ4が上動(加圧移動)し、その縦溝41がタイ
ミングスリーブ6によって遮蔽されると、プランジャ4
によって燃料加圧室5内の燃料が加圧される。加圧され
た燃料は、バレル3の上端部に螺合固定されたデリバリ
バルブDを介して燃料噴射ノズル(図示せず)に圧送され
る。
【0009】プランジャ4の加圧移動途中に、そのリー
ド42がスピルポート61と対向すると、燃料加圧室5
内の燃料がプランジャ4の縦孔43、縦溝41およびリ
ード42並びにスピルポート61を介して燃料溜まりへ
流出する。これによって、プランジャ4による加圧が実
質的に終了し、ひいては燃料噴射が終了する。
ド42がスピルポート61と対向すると、燃料加圧室5
内の燃料がプランジャ4の縦孔43、縦溝41およびリ
ード42並びにスピルポート61を介して燃料溜まりへ
流出する。これによって、プランジャ4による加圧が実
質的に終了し、ひいては燃料噴射が終了する。
【0010】なお、タイミングスリーブ6を下方へ変位
させると、縦溝41がタイミングスリーブ6によって早
期に遮蔽されることになり、燃料噴射時期が早くなる。
逆に、タイミングスリーブ6を上方へ変位させると、燃
料噴射時期が遅くなる。また、コントロールロッドCR
およびコントロールスリーブCSによってプランジャ4
を正逆方向へ回動させると、リード42のスピルポート
61との対向箇所が変わる結果、燃料噴射量が変化す
る。
させると、縦溝41がタイミングスリーブ6によって早
期に遮蔽されることになり、燃料噴射時期が早くなる。
逆に、タイミングスリーブ6を上方へ変位させると、燃
料噴射時期が遅くなる。また、コントロールロッドCR
およびコントロールスリーブCSによってプランジャ4
を正逆方向へ回動させると、リード42のスピルポート
61との対向箇所が変わる結果、燃料噴射量が変化す
る。
【0011】プランジャ4の下動時には、燃料溜まり2
内の燃料が縦溝41および縦孔43を介して燃料加圧室
5内に吸引導入される。
内の燃料が縦溝41および縦孔43を介して燃料加圧室
5内に吸引導入される。
【0012】ところで、上記構成の列型燃料ポンプにお
いては、中間部33と燃料溜まり2(最大径部11c)と
の間に隙間S1を形成するとともに、2つの段差面11
c,34間に隙間S2を形成している。これは、次の理
由によるものである。
いては、中間部33と燃料溜まり2(最大径部11c)と
の間に隙間S1を形成するとともに、2つの段差面11
c,34間に隙間S2を形成している。これは、次の理
由によるものである。
【0013】貫通孔11およびバレル3はいずれも高精
度に仕上げられている。しかし、僅かの加工誤差は不可
避である。したがって、中間部33と燃料溜まり2とを
密に嵌合させると、その分だけ貫通孔11とバレル3と
の嵌合長さが長くなる。嵌合長さが長いと、両者の加工
誤差によってバレル3が僅かに曲げられることがある。
バレル3が曲がっていると、プランジャ4がバレル3の
内部で焼き付き、往復動不能に陥る危険性がある。そこ
で、中間部33と燃料溜まり32との間に隙間S1を形
成し、貫通孔11とバレル3との嵌合長さを短くしてい
る。
度に仕上げられている。しかし、僅かの加工誤差は不可
避である。したがって、中間部33と燃料溜まり2とを
密に嵌合させると、その分だけ貫通孔11とバレル3と
の嵌合長さが長くなる。嵌合長さが長いと、両者の加工
誤差によってバレル3が僅かに曲げられることがある。
バレル3が曲がっていると、プランジャ4がバレル3の
内部で焼き付き、往復動不能に陥る危険性がある。そこ
で、中間部33と燃料溜まり32との間に隙間S1を形
成し、貫通孔11とバレル3との嵌合長さを短くしてい
る。
【0014】また、段差面11c,34間に隙間を形成
することなく、それらを互いに突き当てるようにする
と、バレル3の製作誤差等によりフランジ部31がポン
プハウジング1の上端面から離間してしまうことがあ
る。フランジ部31がポンプハウジング1の上端面から
離間した状態でボルトBを締め付けると、ボルトBの締
付力によってバレル3のフランジ部31から段差面34
までの間の部分が変形して曲がることがある。バレル3
が曲がると、上記と同様にプランジャ4の焼き付き現象
が発生する。そこで、段差面11c,34間に隙間S2
を形成しているのである。
することなく、それらを互いに突き当てるようにする
と、バレル3の製作誤差等によりフランジ部31がポン
プハウジング1の上端面から離間してしまうことがあ
る。フランジ部31がポンプハウジング1の上端面から
離間した状態でボルトBを締め付けると、ボルトBの締
付力によってバレル3のフランジ部31から段差面34
までの間の部分が変形して曲がることがある。バレル3
が曲がると、上記と同様にプランジャ4の焼き付き現象
が発生する。そこで、段差面11c,34間に隙間S2
を形成しているのである。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、隙間S
1,S2を形成すると、ポンプハウジング1の段差面11
cに腐食が発生することがあった。この腐食の原因を究
明したところ、その原因はスピルポート61から高圧燃
料が噴出する際に発生する衝撃波にあることが判明し
た。
1,S2を形成すると、ポンプハウジング1の段差面11
cに腐食が発生することがあった。この腐食の原因を究
明したところ、その原因はスピルポート61から高圧燃
料が噴出する際に発生する衝撃波にあることが判明し
た。
【0016】すなわち、プランジャ4の加圧移動時にリ
ード42とスピルポート61とが対向すると、燃料加圧
室5内の高圧燃料がスピルポート61から燃料溜まり2
内に高速噴出する。燃料が高速噴出すると、キャビテー
ションが発生し、このキャビテーションの発生・消滅に
伴って燃料溜まり2内に衝撃波が発生する。この衝撃波
は、図7に示すように、隙間S1を通って隙間S2に達す
る。隙間S2に達した衝撃波は、2つの段差面11c,
34間で反射を繰り返す。この衝撃波の繰り返し反射に
より、硬度が低いポンプハウジング1の段差面11cに
腐食が発生することがあったのである。特に、段差面1
1cの内周側部分の腐食が大きく、段差面11cと小径
部11dとのなす交差部が徐々に腐食する。そして、そ
の腐食範囲がOリングR2の装着箇所にまで達すると、
衝撃波によってOリングR2が腐食し、この結果燃料溜
まり2内の燃料が外部に漏れるという問題を引き起こす
ことがあった。
ード42とスピルポート61とが対向すると、燃料加圧
室5内の高圧燃料がスピルポート61から燃料溜まり2
内に高速噴出する。燃料が高速噴出すると、キャビテー
ションが発生し、このキャビテーションの発生・消滅に
伴って燃料溜まり2内に衝撃波が発生する。この衝撃波
は、図7に示すように、隙間S1を通って隙間S2に達す
る。隙間S2に達した衝撃波は、2つの段差面11c,
34間で反射を繰り返す。この衝撃波の繰り返し反射に
より、硬度が低いポンプハウジング1の段差面11cに
腐食が発生することがあったのである。特に、段差面1
1cの内周側部分の腐食が大きく、段差面11cと小径
部11dとのなす交差部が徐々に腐食する。そして、そ
の腐食範囲がOリングR2の装着箇所にまで達すると、
衝撃波によってOリングR2が腐食し、この結果燃料溜
まり2内の燃料が外部に漏れるという問題を引き起こす
ことがあった。
【0017】この考案は、上記問題を解決するためにな
されたもので、スピルポートから高圧燃料が噴出する際
の衝撃波によってポンプハウジングの段差面に腐食が発
生するのを防止することができる列型燃料噴射ポンプを
提供することを目的とする。
されたもので、スピルポートから高圧燃料が噴出する際
の衝撃波によってポンプハウジングの段差面に腐食が発
生するのを防止することができる列型燃料噴射ポンプを
提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の目的
を達成するために、ポンプハウジングの段差面に、当該
段差面とバレルの段差面との間の間隔より薄く、かつポ
ンプハウジングの段差面を被覆する弾性材からなる保護
部材を載置し、この保護部材のバレルの段差面と対向す
る端面に、ポンプハウジングの段差面を被覆する端面か
らの高さが2つの段差面間の間隔より高い突出部を形成
したことを特徴とするものである。
を達成するために、ポンプハウジングの段差面に、当該
段差面とバレルの段差面との間の間隔より薄く、かつポ
ンプハウジングの段差面を被覆する弾性材からなる保護
部材を載置し、この保護部材のバレルの段差面と対向す
る端面に、ポンプハウジングの段差面を被覆する端面か
らの高さが2つの段差面間の間隔より高い突出部を形成
したことを特徴とするものである。
【0019】
【作用】保護部材は、その一端面がポンプハウジングの
段差面を被覆する。この場合、突出部の高さが2つの段
差面間の間隔より高いから、突出部はバレルの段差面に
弾性変形した状態で接触することなり、保護部材の一端
面をポンプハウジングの段差面に強固に押し付ける。し
たがって、ポンプハウジングの段差面が衝撃波から保護
される。また、保護部材は衝撃波を吸収し、2つの段差
面間において衝撃波が繰り返して反射するのを防止す
る。
段差面を被覆する。この場合、突出部の高さが2つの段
差面間の間隔より高いから、突出部はバレルの段差面に
弾性変形した状態で接触することなり、保護部材の一端
面をポンプハウジングの段差面に強固に押し付ける。し
たがって、ポンプハウジングの段差面が衝撃波から保護
される。また、保護部材は衝撃波を吸収し、2つの段差
面間において衝撃波が繰り返して反射するのを防止す
る。
【0020】
【実施例】以下、この考案の実施例について図1および
図2を参照して説明する。図1および図2はこの考案の
一実施例の要部を示すものである。この実施例の燃料噴
射ポンプは、ポンプハウジング1の段差面11cとバレ
ル3の段差面34との間に、図2に示す保護部材7を配
置した点が前述した従来例と相違しており、その他の構
成は上記従来例と同様になっている。そこで、ここでは
相違点についてのみ説明することとし、前述した従来例
と同様な構成部分については同一符号を付してその説明
を省略する。
図2を参照して説明する。図1および図2はこの考案の
一実施例の要部を示すものである。この実施例の燃料噴
射ポンプは、ポンプハウジング1の段差面11cとバレ
ル3の段差面34との間に、図2に示す保護部材7を配
置した点が前述した従来例と相違しており、その他の構
成は上記従来例と同様になっている。そこで、ここでは
相違点についてのみ説明することとし、前述した従来例
と同様な構成部分については同一符号を付してその説明
を省略する。
【0021】保護部材7は、ゴム等の弾性を有する材質
からなるものであり、図2に示すように、リング状に形
成されている。保護部材7の内径DIは、バレル3の小
径部35の外径とほぼ同径に形成されている。一方、保
護部材7の外径DOは、ポンプハウジング1の最大径部
11bの内径とほぼ同径に形成されている。保護部材7
の厚さTは、ポンプハウジングの段差面11cとバレル
3の段差面34との間の間隔より薄くなっている。
からなるものであり、図2に示すように、リング状に形
成されている。保護部材7の内径DIは、バレル3の小
径部35の外径とほぼ同径に形成されている。一方、保
護部材7の外径DOは、ポンプハウジング1の最大径部
11bの内径とほぼ同径に形成されている。保護部材7
の厚さTは、ポンプハウジングの段差面11cとバレル
3の段差面34との間の間隔より薄くなっている。
【0022】保護部材7の上面には、断面略三角形状を
なす突出部71が周方向に沿って環状に形成されてい
る。保護部材7の下端面から突出部71の頂部までの高
さHは、ポンプハウジング1の段差面11cとバレル3
の段差面34との間の間隔より高くなっている。
なす突出部71が周方向に沿って環状に形成されてい
る。保護部材7の下端面から突出部71の頂部までの高
さHは、ポンプハウジング1の段差面11cとバレル3
の段差面34との間の間隔より高くなっている。
【0023】上記構成の保護部材7は、その下面をポン
プハウジング1の段差面11cに接触させる一方、突出
部71をバレル3の段差面34に接触させた状態で、2
つの段差面11c,34間に配置されている。このと
き、突出部71の高さHが2つの段差面11c,34間
の間隔より高いから、突出部71は弾性変形した状態で
バレル3の段差面34に押し当たる。そして、その弾性
変形に伴って生じる力により、保護部材7の下端面がポ
ンプハウジング1の段差面11cに強固に押し付けられ
ている。
プハウジング1の段差面11cに接触させる一方、突出
部71をバレル3の段差面34に接触させた状態で、2
つの段差面11c,34間に配置されている。このと
き、突出部71の高さHが2つの段差面11c,34間
の間隔より高いから、突出部71は弾性変形した状態で
バレル3の段差面34に押し当たる。そして、その弾性
変形に伴って生じる力により、保護部材7の下端面がポ
ンプハウジング1の段差面11cに強固に押し付けられ
ている。
【0024】また、保護部材7の突出部71が弾性変形
するのに伴って、保護部材7は、その内径が縮径し、か
つ外径が拡径するように変形する。このとき、保護部材
7の内径DIがバレル3の小径部35の外径とほぼ同径
であるから、保護部材7の内径DIが縮径することによ
り、その内周面が小径部35の外周面に押圧接触せしめ
られている。同様に、保護部材7の外周面が、ポンプハ
ウジング1の最大径部11bの内周面に押圧接触せしめ
られている。
するのに伴って、保護部材7は、その内径が縮径し、か
つ外径が拡径するように変形する。このとき、保護部材
7の内径DIがバレル3の小径部35の外径とほぼ同径
であるから、保護部材7の内径DIが縮径することによ
り、その内周面が小径部35の外周面に押圧接触せしめ
られている。同様に、保護部材7の外周面が、ポンプハ
ウジング1の最大径部11bの内周面に押圧接触せしめ
られている。
【0025】このように、保護部材7がポンプハウジン
グ1の段差面11cを被覆し、しかも保護部材7が段差
面11cに強固に接触しているから、段差面11cは衝
撃波によって腐食されることがない。また、保護部材7
は衝撃波を吸収し、衝撃波が段差面11c,3間におい
て繰り返し反射するのを防止するから、段差面11cの
腐食をより一層確実に防止することができる。しかも、
突出部71が段差面34に接触することにより、衝撃波
が突出部71より内周側へ向かうのを阻止する。したが
って、段差面11cのうちの腐食が特に問題となる内周
側部分を腐食から確実に保護することができる。
グ1の段差面11cを被覆し、しかも保護部材7が段差
面11cに強固に接触しているから、段差面11cは衝
撃波によって腐食されることがない。また、保護部材7
は衝撃波を吸収し、衝撃波が段差面11c,3間におい
て繰り返し反射するのを防止するから、段差面11cの
腐食をより一層確実に防止することができる。しかも、
突出部71が段差面34に接触することにより、衝撃波
が突出部71より内周側へ向かうのを阻止する。したが
って、段差面11cのうちの腐食が特に問題となる内周
側部分を腐食から確実に保護することができる。
【0026】特に、この実施例においては、保護部材7
の内周面および外周面が、バレル3の外周面、ポンプハ
ウジング1の内周面にそれぞれ押し当たっているから、
衝撃波が段差面11cに達するのを確実に防止すること
ができ、これによって段差面11cの腐食をより一層確
実に防止することができる。
の内周面および外周面が、バレル3の外周面、ポンプハ
ウジング1の内周面にそれぞれ押し当たっているから、
衝撃波が段差面11cに達するのを確実に防止すること
ができ、これによって段差面11cの腐食をより一層確
実に防止することができる。
【0027】また、この考案の燃料噴射ポンプでは、保
護部材7を容易に装着することができるとともに、段差
面11cの腐食を長期にわたって防止することができ
る。すなわち、段差面11cの腐食を防止するには、保
護部材7を段差面11cに隙間なく密に接触させる必要
がある。そのためには、保護部材7を段差面11cに接
着することが考えられる。ところが、段差面11cが貫
通孔11の深部にあるため、保護部材7を接着すること
が難しい。この点、この考案の燃料噴射ポンプにおいて
は、保護部材7を段差面11cに単に載置し、バレル3
をボルトBによって締め付けるだけで、保護部材7を段
差面11cに隙間なく密に接触させることができる。
護部材7を容易に装着することができるとともに、段差
面11cの腐食を長期にわたって防止することができ
る。すなわち、段差面11cの腐食を防止するには、保
護部材7を段差面11cに隙間なく密に接触させる必要
がある。そのためには、保護部材7を段差面11cに接
着することが考えられる。ところが、段差面11cが貫
通孔11の深部にあるため、保護部材7を接着すること
が難しい。この点、この考案の燃料噴射ポンプにおいて
は、保護部材7を段差面11cに単に載置し、バレル3
をボルトBによって締め付けるだけで、保護部材7を段
差面11cに隙間なく密に接触させることができる。
【0028】さらに、保護部材7を段差面11cに押圧
接触させるには、突出部71を形成することなく、保護
部材7の厚さTを段差面11c,34間の間隔より厚く
することが考えられる。しかし、保護部材7の厚さTを
厚くした場合には、保護部材7の厚さTが過度に厚くな
ると、保護部材7全体が大きく変形するため、保護部材
7が早期に劣化し、段差面11cの保護機能が早期に損
なわれる。一方、保護部材7の厚さTが薄いと、保護部
材7を段差面11cに接触させる力が弱くなり、段差面
11cの保護が困難になる。したがって、保護部材7の
厚さTを精度よく管理する必要があり、その製造費が高
騰する。
接触させるには、突出部71を形成することなく、保護
部材7の厚さTを段差面11c,34間の間隔より厚く
することが考えられる。しかし、保護部材7の厚さTを
厚くした場合には、保護部材7の厚さTが過度に厚くな
ると、保護部材7全体が大きく変形するため、保護部材
7が早期に劣化し、段差面11cの保護機能が早期に損
なわれる。一方、保護部材7の厚さTが薄いと、保護部
材7を段差面11cに接触させる力が弱くなり、段差面
11cの保護が困難になる。したがって、保護部材7の
厚さTを精度よく管理する必要があり、その製造費が高
騰する。
【0029】この点、この考案の燃料噴射ポンプにおい
ては、突出部71の高さを実際に必要な高さより高めに
形成しておけばよい。そのようにすれば、保護部材7を
段差面11cに確実に押圧接触させることができる。し
かも、仮に突出部71の高さが過度に高くなったとして
も、それによって大きく変形するのは、突出部71およ
びその近傍だけであり、段差面11cの保護機能が早期
に損なわれることもない。したがって、突出部71の高
さの精度については、厳密に管理する必要がない。よっ
て、保護部材7を容易に製造することができ、その製造
費を低減することができる。
ては、突出部71の高さを実際に必要な高さより高めに
形成しておけばよい。そのようにすれば、保護部材7を
段差面11cに確実に押圧接触させることができる。し
かも、仮に突出部71の高さが過度に高くなったとして
も、それによって大きく変形するのは、突出部71およ
びその近傍だけであり、段差面11cの保護機能が早期
に損なわれることもない。したがって、突出部71の高
さの精度については、厳密に管理する必要がない。よっ
て、保護部材7を容易に製造することができ、その製造
費を低減することができる。
【0030】次に、この考案の他の実施例について説明
する。なお、以下に述べる実施例においても、この考案
の上記効果が得られるのは勿論である、
する。なお、以下に述べる実施例においても、この考案
の上記効果が得られるのは勿論である、
【0031】図3はこの考案の燃料噴射ポンプにおいて
用いられる保護部材の他の例を示すものであり、この保
護部材7′においては、その外径D0がポンプハウジン
グ1の最大径部11bの内径より小径に形成されてい
る。この結果、突出部71がバレル3によって押し潰さ
れたとしても、保護部材7′の外周面は最大径部11b
の内周面に接触しないようになっている。したがって、
この保護部材7′によれば、上記の保護部材7に比し
て、最大径部11bに容易に挿入することができる。ま
た、突出部71が押し潰されたときに外周面が最大径部
11bの内周面に接触するよう、その外径D0を寸法管
理する必要がないので、容易に製造することができる。
用いられる保護部材の他の例を示すものであり、この保
護部材7′においては、その外径D0がポンプハウジン
グ1の最大径部11bの内径より小径に形成されてい
る。この結果、突出部71がバレル3によって押し潰さ
れたとしても、保護部材7′の外周面は最大径部11b
の内周面に接触しないようになっている。したがって、
この保護部材7′によれば、上記の保護部材7に比し
て、最大径部11bに容易に挿入することができる。ま
た、突出部71が押し潰されたときに外周面が最大径部
11bの内周面に接触するよう、その外径D0を寸法管
理する必要がないので、容易に製造することができる。
【0032】しかしその一方、保護部材7′の外周面が
最大径部11bの内周面に接触しないので、最大径部1
1bの内周面、特に最大径部11bの内周面と段差面1
1cとの交差部が衝撃波によって腐食されるのを防止す
ることができなくなる。
最大径部11bの内周面に接触しないので、最大径部1
1bの内周面、特に最大径部11bの内周面と段差面1
1cとの交差部が衝撃波によって腐食されるのを防止す
ることができなくなる。
【0033】そこで、この保護部材7′においては、そ
の外周面と上面との交差部に、当該交差部から斜め上方
に向かって突出する厚さの薄いリップ部72を環状に形
成している。このリップ部72の外径Dは、ポンプハウ
ジング1の最大径部11bの内径より大径になってい
る。したがって、リップ部72が最大径部11bの内周
面に接触することにより、最大径部11bの内周面と段
差面11cとの交差部が衝撃波によって腐食されるのを
防止することができる。なお、保護部材7′を最大径部
11bに挿入する際には、リップ部72が最大径部72
の内周面に接触するが、リップ部72は厚さが薄く、柔
軟性を有するので、最大径部11bに挿入する場合の妨
げになることはない。
の外周面と上面との交差部に、当該交差部から斜め上方
に向かって突出する厚さの薄いリップ部72を環状に形
成している。このリップ部72の外径Dは、ポンプハウ
ジング1の最大径部11bの内径より大径になってい
る。したがって、リップ部72が最大径部11bの内周
面に接触することにより、最大径部11bの内周面と段
差面11cとの交差部が衝撃波によって腐食されるのを
防止することができる。なお、保護部材7′を最大径部
11bに挿入する際には、リップ部72が最大径部72
の内周面に接触するが、リップ部72は厚さが薄く、柔
軟性を有するので、最大径部11bに挿入する場合の妨
げになることはない。
【0034】また、図4に示す保護部材7″は、ゴム、
フッ素樹脂、テフロン等の柔軟性を有する樹脂からなる
厚さtの薄い(約0.5mm程度)の円板からなるもの
であり、その径方向における中間部を屈曲させて上方へ
突出させることにより、突出部71が形成されている。
また、外周部を斜め上方を突出させることによってリッ
プ部72が形成されている。なお、各寸法DI、DO、D
は、図3に示す保護部材7′のものと同様になってい
る。
フッ素樹脂、テフロン等の柔軟性を有する樹脂からなる
厚さtの薄い(約0.5mm程度)の円板からなるもの
であり、その径方向における中間部を屈曲させて上方へ
突出させることにより、突出部71が形成されている。
また、外周部を斜め上方を突出させることによってリッ
プ部72が形成されている。なお、各寸法DI、DO、D
は、図3に示す保護部材7′のものと同様になってい
る。
【0035】上記の保護部材7″を用いた場合には、従
来の燃料噴射ポンプを何等改造することなくこの考案を
適用することができる。すなわち、前述した保護部材
7,7′においては、それをポンプハウジング1とバレ
ル3との間に装着した場合に段差面11cに強固に接触
させるために、突出部71のみならずその下方の本体部
分も弾性変形させている。したがって、本体部分の厚さ
T(図2(B)参照)が比較的厚くなっている。このた
め、従来の燃料噴射ポンプをそのまま用いた場合には、
段差面11cと段差面34との間に保護部材7,7′を
装着することができず、段差面11c,34間の間隔が
広くなるように改造する必要がある。
来の燃料噴射ポンプを何等改造することなくこの考案を
適用することができる。すなわち、前述した保護部材
7,7′においては、それをポンプハウジング1とバレ
ル3との間に装着した場合に段差面11cに強固に接触
させるために、突出部71のみならずその下方の本体部
分も弾性変形させている。したがって、本体部分の厚さ
T(図2(B)参照)が比較的厚くなっている。このた
め、従来の燃料噴射ポンプをそのまま用いた場合には、
段差面11cと段差面34との間に保護部材7,7′を
装着することができず、段差面11c,34間の間隔が
広くなるように改造する必要がある。
【0036】この点、保護部材7″においては、突出部
71がその肉厚の減少によって弾性変形するのではな
く、上方から下方へ押し潰されるように形状変化するこ
とによって弾性変形する。したがって、保護部材7の下
面から突出部71の頂部までの高さHを低くすることが
できる。よって、段差面11c,34間の間隔を広くす
る必要がなく、従来の燃料噴射ポンプを改造することな
くそのまま適用することができる。
71がその肉厚の減少によって弾性変形するのではな
く、上方から下方へ押し潰されるように形状変化するこ
とによって弾性変形する。したがって、保護部材7の下
面から突出部71の頂部までの高さHを低くすることが
できる。よって、段差面11c,34間の間隔を広くす
る必要がなく、従来の燃料噴射ポンプを改造することな
くそのまま適用することができる。
【0037】なお、この考案は、上記の実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適
宜変更可能である。例えば、上記の実施例においては、
突出部71を1つだけ形成しているが、2つ以上の突出
部を同心円状に形成してもよい。また、環状に形成する
ことなく、多数の突出部を分散させて形成してもよい。
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適
宜変更可能である。例えば、上記の実施例においては、
突出部71を1つだけ形成しているが、2つ以上の突出
部を同心円状に形成してもよい。また、環状に形成する
ことなく、多数の突出部を分散させて形成してもよい。
【0038】
【考案の効果】以上説明したように、この考案の列型燃
料噴射ポンプによれば、ポンプハウジングの段差面に、
当該段差面とバレルの段差面との間の間隔より薄く、か
つポンプハウジングの段差面を被覆する弾性材からなる
保護部材を載置し、この保護部材のバレルの段差面と対
向する端面に、ポンプハウジングの段差面を被覆する端
面からの高さが2つの段差面間の間隔より高い突出部を
形成したものであるから、衝撃波がポンプハウジングの
段差面に達するのを防止することができ、したがって、
段差面に衝撃波による腐食が発生するのを防止すること
ができる。また、保護部材をポンプハウジングの段差面
に容易に、かつ確実に押圧接触させることができ、しか
も段差面を長期にわたって保護することができる。さら
に、保護部材を容易にかつ安価に製造することができる
とともに、ポンプハウジングの段差面に対する保護部材
の保護機能を長期にわたって維持することができるとい
う効果が得られる。
料噴射ポンプによれば、ポンプハウジングの段差面に、
当該段差面とバレルの段差面との間の間隔より薄く、か
つポンプハウジングの段差面を被覆する弾性材からなる
保護部材を載置し、この保護部材のバレルの段差面と対
向する端面に、ポンプハウジングの段差面を被覆する端
面からの高さが2つの段差面間の間隔より高い突出部を
形成したものであるから、衝撃波がポンプハウジングの
段差面に達するのを防止することができ、したがって、
段差面に衝撃波による腐食が発生するのを防止すること
ができる。また、保護部材をポンプハウジングの段差面
に容易に、かつ確実に押圧接触させることができ、しか
も段差面を長期にわたって保護することができる。さら
に、保護部材を容易にかつ安価に製造することができる
とともに、ポンプハウジングの段差面に対する保護部材
の保護機能を長期にわたって維持することができるとい
う効果が得られる。
【図1】この考案の一実施例の要部を示す断面図であ
り、図7と同様な拡大図である。
り、図7と同様な拡大図である。
【図2】保護部材を示すものであり、図2(A)はその
平面図、図2(B)は図2(A)のX−X矢視断面図で
ある。
平面図、図2(B)は図2(A)のX−X矢視断面図で
ある。
【図3】この発明に係る保護部材の他の例を示す断面図
である。
である。
【図4】この発明に係る保護部材のさらに他の例を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】列型燃料噴射ポンプの一例を示す縦断面図であ
る。
る。
【図6】図5のX−X矢視拡大断面図である。
【図7】図5のY円部の拡大図である。
1 ポンプハウジング 11a 大径孔部 11c 段差面 11d 小径孔部 2 燃料溜まり 3 バレル 32 大径部 33 中間部 34 段差面 35 小径部 36 横孔 4 プランジャ 42 リード 5 燃料加圧室 6 タイミングスリーブ 61 スピルポート 7 保護部材 7′ 保護部材 7″ 保護部材 71 突出部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 59/26 330 F02M 59/44
Claims (1)
- 【請求項1】 一端面から他端側へ向かって、大径孔、
燃料溜まりおよび燃料溜まりに段差面を介して連なる小
径孔が順次形成されたポンプハウジングと、一端側から
他端側へ向かって順次形成された、大径部、中間部およ
びこの中間部に段差面を介して連なる小径部を有し、大
径部と小径部とが前記大径孔と小径孔とにそれぞれ密に
嵌合するとともに、中間部が前記燃料溜まりに隙間をも
って嵌合し、かつ段差面がポンプハウジングの段差面に
隙間をもって対向した状態で前記ポンプハウジングに固
定された筒状をなすバレルと、このバレルに小径部側端
部から大径部側へ向かって摺動自在に挿入され、往復動
することによってバレルの内部の大径部側端部に形成さ
れた燃料加圧室内の燃料を加圧するプランジャと、前記
バレルの中間部にそれを横断するようにして形成された
横孔内に配置され、前記プランジャによって摺動自在に
貫通せしめられるタイミングスリーブとを備え、前記プ
ランジャの外周面に形成されたリードがプランジャの加
圧移動時に前記タイミングスリーブに形成されたスピル
ポートと対向すると、燃料加圧室内の加圧された燃料が
スピルポートを介して燃料溜まりに噴出するように構成
された列型燃料噴射ポンプにおいて、前記ポンプハウジ
ングの段差面に、当該段差面と前記バレルの段差面との
間の間隔より薄く、かつポンプハウジングの段差面を被
覆する弾性材からなる保護部材を載置し、この保護部材
の前記バレルの段差面と対向する端面に、前記ポンプハ
ウジングの段差面を被覆する端面からの高さが2つの段
差面間の間隔より高い突出部を形成したことを特徴とす
る列型燃料噴射ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992074300U JP2575343Y2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-10-01 | 列型燃料噴射ポンプ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-23074 | 1992-03-18 | ||
| JP2307492 | 1992-03-18 | ||
| JP1992074300U JP2575343Y2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-10-01 | 列型燃料噴射ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592466U JPH0592466U (ja) | 1993-12-17 |
| JP2575343Y2 true JP2575343Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=26360375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992074300U Expired - Lifetime JP2575343Y2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-10-01 | 列型燃料噴射ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575343Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2522828Y2 (ja) * | 1990-06-29 | 1997-01-16 | いすゞ自動車株式会社 | 送油率制御型噴射ポンプ |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP1992074300U patent/JP2575343Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0592466U (ja) | 1993-12-17 |
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