JP2575603Y2 - 球体の連続供給装置 - Google Patents

球体の連続供給装置

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JP2575603Y2
JP2575603Y2 JP1993002339U JP233993U JP2575603Y2 JP 2575603 Y2 JP2575603 Y2 JP 2575603Y2 JP 1993002339 U JP1993002339 U JP 1993002339U JP 233993 U JP233993 U JP 233993U JP 2575603 Y2 JP2575603 Y2 JP 2575603Y2
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正治 深谷
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は球体を連続して供給する
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本考案の考案者は、銃器部の前方に標的
部を配置して成る射的遊技装置の開発を行なっていた。
この標的部には、標的となるピンポン玉を順次圧搾空気
で吹き上げて空中に浮揚させる機能をもたせる。また、
銃器部には順次送給される、球体であるいわゆるB,B
弾を圧搾空気で発射するようにした空気銃が設けられて
いる。
【0003】この空気銃にB,B弾を順次送り込むた
め、図7に例示する如き球体であるB,B弾を供給する
装置を用いることが試みられた。これはB,B弾を多数
を入れておく供給箱1の下に給送機構2が配設されてい
る。
【0004】供給箱1からB,B弾3を順次取り出すた
め、供給箱の底部4は、その中央部が一番低くなるよう
斜状に形成される。さらに底部4の一方の横側部が図示
するように段状に切欠され、供給箱1の内側面との間に
B,B弾3が整列して入るような溝5が形成されてい
る。溝5の中央最下位置の底部には、B,B弾3が1個
づつ通る程の縦溝である出口部5aが形成されている。
【0005】出口部5aの下部には連続して給送機構2
が配設されている。給送機構2は、2つのスプロケット
6,7に対しチェーン8を巻装して構成される。一方の
スプロケット6は出口部5aの下に配設され、他方のス
プロケット7は送出通路9の上に配設される。さらに、
出口部5aからチェーン8の外周に沿って送出通路9に
続く、給送通路10が設けられている。
【0006】そして、出口部5aから順次落下してきた
各B,B弾3は、その一部をチェーン8の各ピッチの空
間内に入れた状態に保持されて給送通路10内をスプロ
ケット6側から、これより下がった位置にあるスプロケ
ット7側に送られ、送出通路9からこれに連通する送出
チューブ11を介して、図示しない空気銃に送るように
構成していた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上述のように球体であ
るB,B弾の供給装置を構成した場合には、供給箱1内
に多数のB,B弾3を詰めたとき、供給箱1の底部4の
近くにあるB,B弾3の相互間には大きな荷重が加わ
り、B,B弾3の相互間に働く摩擦も大きくなる。この
ため、B,B弾3が底部4の斜面に沿って下だり、溝5
に入り、さらに出口部5aに入ろうとする動きが妨げら
れ、この出口部5a近傍において複数のB,B弾3が橋
渡すように連なって動かなくなったり、相互にからみ合
うように固まって動かなくなる状態(いわゆるブリッジ
又はジャミング)になることがある。このようなブリッ
ジ又はジャミングの状態になると、もはや供給箱1の出
口部5aからB,B弾3を取り出せなくなり、自動的に
B,B弾3を空気銃に供給することができなくなるとい
う問題を生じた。また、このようなブリッジ又はジャミ
ングが度々あると、その都度供給箱1内の多数のB,B
弾3を底の方まで掻き回してブリッジ又はジャミング状
態を解消してやらねばならず、その煩にたえないという
問題があった。
【0008】本考案は上述の点に鑑み、供給箱の底部近
くにある球体を掻き回すようにしてブリッジ又はジャミ
ングを防止し、常に安定して供給箱から球体を取り出
し、これを連続して自動的に供給できるようにした球体
の連続供給装置を新たに提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の球体の連続供給
装置は、多数の球体を収容する供給箱を設置し、この供
給箱の底部に球体を落し出す出口部を設け、この出口部
に連続して複数のスプロケット間に巻装した搬送体を用
いて球体を順次送り出す給送機構を装着し、この給送機
構のスプロケットにおける偏心位置にリンクを軸着し、
リンクに突設したかき回し部材を供給箱側面に設けた案
内スリットを貫通させて出口部の上方位置に臨ませ、前
記スプロケットの回動動作に連動して、リンクのかき回
し部材が案内溝に案内されて、供給箱内の出口部上方で
かき回し動作をするよう構成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上述のように構成することにより、供給箱内に
入れられた球体は出口部上方で常にかき回し部材により
かき回され、ブリッジ又はジャミングを生じないように
ほぐされるので、各球体を順次出口部から給送機構に詰
まることなく送り出すという作用を奏する。
【0011】
【実施例】以下、本考案の球体の連続供給装置の一実施
例を図1ないし図6によって説明する。なお、この図1
ないし図6において、前述した図7に対応する部分には
同一符号を付すこととし、説明の便に供する。
【0012】本実施例装置全体を示す図2の斜視図、及
び図3の概略構成説明線図で、12は銃器部、13は標
的部である。銃器部12は供給箱1部分から順次供給さ
れる球体であるB,B弾3をチューブ11を通じて送給
機14に送り、ここで送気ホース15を通じて送られて
くる圧搾空気とともにB,B弾3を空気銃16に供給す
るように構成してある。
【0013】銃器部12のB,B弾3を供給する装置
は、銃器部12の箱体における標的部13側の側部に装
着する。このB,B弾3を供給する装置は、図1、図
4、図5、及び図6にも示す如く構成する。このB,B
弾3を供給する装置における供給箱1部分は前述した図
7に示すものと同様に構成する。すなわち、供給箱1の
底部4をその中央部が一番低くなるよう斜状に形成す
る。底部4の一方の横側部は段状に切欠し、供給箱1の
内側面との間に溝5を形成する。溝5の中央最下位置に
は溝底部を貫通する縦溝である出口部5aを形成する。
【0014】出口部5aの下部に連続して給送機構2を
配設する。この給送機構2の一方のスプロケット6の側
面部には、スプロケット回転中心に対し偏心した位置
に、リンク17の一端部を軸着する。リンク17の他端
部には、図示するように所定長さの棒状かき回し部材1
8を横に延出するよう設ける。
【0015】また、供給箱1の側面板には、出口部5a
の上部に対応する所定位置に、この側面板を貫通して穿
設した案内スリット19を設ける。そして、図示するよ
うに、案内スリット19にかき回し部材18を貫通して
通し、かき回し部材18の自由端部を供給箱1内におけ
る出口部5aの上部対応位置に臨ませる。これにより、
スプロケット6の回動にリンク17が連動し、かき回し
部材18を案内スリット19に沿って往復動作させ、供
給箱1内の出口部5a上部位置にあるB,B弾3をかき
回すようにする。
【0016】給送機構2は、前述した図7に示すものと
同様に2つのスプロケット6,7間にチェーン8等の搬
送体を巻装して構成する。このチェーン8の通路の一部
に沿って、出口部5aに連続する給送通路10を設け、
さらにこれに連続して送出通路9を設ける。図3にも示
すように送出通路9の出口にはチューブ11を接続し、
これを通じてB,B弾3を送給機14を介して空気銃1
6に供給するよう構成する。
【0017】空気銃16は遊戯者が引き金20を引く操
作に対応して、B,B弾3を圧搾空気の力で発射するよ
う構成する。次に上述のように構成した本例装置を用い
た銃器部部分の作用、及び動作を説明する。
【0018】まず、供給箱1内にはあらかじめ多数の
B,B弾3を入れておく。これらB,B弾3はその自重
により底部4の斜面に沿って中央の最下位置に集められ
るようになるとともに、溝5内に入って整列し、出口部
5aから順次給送機構2のチェーン8上に落される。給
送機構2では図示ないモータを働かせてスプロケット
6,7を回動することによりチェーン8を移動する。こ
の動作に伴なって、チェーン18の各ピッチ間の空間部
分にその一部を落し込んだ各B,B弾3が給送通路10
内を順次所定間隔をもって送られる。
【0019】この際、スプロケット6の回動動作に連動
するリンク17は、そのかき回し部材18を案内スリッ
ト19内で往復動作せしめる。この動作によりかき回し
部材18は、供給箱1における出口部5aの上部位置に
収容されたB,B弾3を常にかき回し、これらB,B弾
3がブリッジ、又はジャミング状態となって、出口部5
a部分で詰まるようなことがないようにほぐす。よって
供給箱1内のB,B弾3を順次出口部5aを通じて給送
機構2に送給できる。
【0020】給送機構2から各々送り出されたB,B弾
3は送給機14に送られる。送給機14により、各B,
B弾3は圧搾空気と共に空気銃16に送られ、引き金2
0の操作により標的に目掛けて発射される。
【0021】標的部2は、図2及び図3に示す如く、ピ
ンポン玉である標的21を吹き上げ管22から吹き出す
空気によって空中に浮揚させるように構成する。この吹
き上げ管22は昇降動作され、その降下位置で上部管口
に標的を載置し、その上昇位置で管口より空気を噴出し
て標的21を空中に浮揚させる動作を連続して実行する
よう構成する。
【0022】上述のように構成した本例の射的遊技装置
の遊戯者は、空気銃16を撃って、B,B弾3を標的2
1に命中させ、これをポケット23内に入れるようにす
る。ポケット23内に打ち込まれた標的21はセンサ2
4の前を通ったときにカウントされゲームの得点として
記録されるので、遊戯者はこの得点を競って遊ぶように
する。なお、本考案は上述の実施例に限定されるもので
はなく、さらに、パチンコ球の供給、バッティング装置
又はテニス、卓球、野球等の球体の供給用に用いられる
ものであり、本考案の趣旨を逸脱しない範囲内におい
て、その他種々の構成を取り得ることは勿論である。
【0023】
【考案の効果】以上詳述したように本考案の球体の連続
供給装置によれば、多数の球体を収容する供給箱を設置
し、この供給箱の底部に設けた球体を落し出す出口部に
連続して複数のスプロケット間に巻装した搬送体を用い
て球体を順次送り出す給送機構を装着し、給送機構のス
プロケットに偏心して軸着したリンクにかき回し部材を
突設し、このかき回し部材を供給箱側面に設けた案内ス
リットを貫通させて出口部の上方位置に臨ませるように
し、前記スプロケットの回動に連動するリンクのかき回
し部材が案内溝に案内されて移動動作するように構成し
たので、案内溝から出口部の上方位置に臨むかき回し部
材の自由端部がその周囲にある球体をかき回し、出口部
近傍で複数の球体がブリッジ又はジャミング状態になら
ないようほぐすことになる。したがって、球体が詰って
出口部から出なくなるようなことを防止し、常に安定し
て供給箱から給送機構に弾を供給できるようにするとい
う効果がある。さらに供給箱における球体のブリッジ又
はジャミングによる詰まりを修復する作業を削減できる
という効果がある。また、本考案はリンク及びかき回し
部材等を用いるものであり、そのリンクを動作させる動
力が、給送機構のスプロケットの回動力を利用するもの
であって構造が簡素なので廉価な製品を提供できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の球体の連続供給装置を備えた射的遊戯
装置の一実施例を説明するための要部概略斜視図であ
る。
【図2】上記実施例装置の全体斜視図である。
【図3】上記実施例の概略構成説明線図である。
【図4】上記実施例における銃器部背面を示す要部斜視
図である。
【図5】上記実施例装置における供給箱及び給送機構に
リンクを取り付ける状態を示す要部正面図である。
【図6】上記実施例装置における供給箱出口部にリンク
のかき回し部材を臨ませた状態を示す要部縦断面図であ
る。
【図7】球体のブリッジ又はジャミングを防止する構成
を具備しない供給箱及び給送機構を例示する概略斜視図
である。
【符号の説明】
1…供給箱 2…給送機構 3…B,B弾 4…底部 5…溝 5a…出口部 6,7…スプロケット 8…チェーン 12…銃器部 13…標的部 17…リンク 18…かき回し部材 19…案内スリット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の球体を連続して供給する装置にお
    いて、多数の球体を収容する供給箱を設置し、当該供給
    箱の底部に前記球体を落し出す出口部を設け、当該出口
    部に連続して複数のスプロケット間に巻装した搬送体を
    用いて球体を順次送り出す給送機構を装着し、前記スプ
    ロケットの偏心位置にリンクを軸着し、当該リンクに突
    設したかき回し部材を前記供給箱側面に設けた案内スリ
    ットを貫通させて前記出口部上方に臨ませ、前記スプロ
    ケットの回動動作に連動して、前記リンクのかき回し部
    材が前記案内溝に案内されてかき回し動作をするよう構
    成したことを特徴とする球体の連続供給装置。
JP1993002339U 1993-02-02 1993-02-02 球体の連続供給装置 Expired - Lifetime JP2575603Y2 (ja)

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JPH0658986U JPH0658986U (ja) 1994-08-16
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