JP2582904B2 - 空調機制御装置 - Google Patents

空調機制御装置

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JP2582904B2 JP1233139A JP23313989A JP2582904B2 JP 2582904 B2 JP2582904 B2 JP 2582904B2 JP 1233139 A JP1233139 A JP 1233139A JP 23313989 A JP23313989 A JP 23313989A JP 2582904 B2 JP2582904 B2 JP 2582904B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、インバータを介してコンプレッサモータを
駆動する空調機制御装置に関するものである。
(従来の技術) 近時の空調機は、省エネルギー化の要請から、インバ
ータの出力によりコンプレッサモータを駆動する方式の
ものが多く採用されている。
そして、コンプレッサモータの出力の制御は、インバ
ータの出力電圧及び出力周波数を可変制御することによ
り行なわれていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、インバータの出力周波数は、当初、30Hz程
度以上の周波数領域で制御されるのが通常であったが、
最近のインバータ及び圧縮機に対する技術改良の結果、
30Hz以下の低周波数領域でも実用化に耐え得るものが開
発されるに至っている。
しかし、従来の空調機制御用のインバータにあって
は、このような低周波数領域においても、出力周波数の
変化速度を一定とし、この出力周波数の変化に対応して
出力電圧を変化させるようにしていた。
そのため、従来のものにあっては、低周波数領域にお
ける、周波数の低下変位量が大きな場合にはその出力電
圧も大きく低下することになり、このインバータにより
駆動されるコンプレッサモータがブレークダウンするお
それがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、低周
波数領域でインバータの周波数を変化させる場合に、コ
ンプレッサモータのブレークダウンを生じるおそれがな
い空調機制御装置を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための手段として、第1の発明
は、可変電圧可変周波数制御されるインバータの出力に
より、コンプレッサモータを駆動制御する空調機制御装
置において、前記可変周波数制御に基くインバータの出
力周波数を検出する出力周波数検出手段と、前記出力周
波数検出手段による検出値と予め定めてある低域基準値
とを比較し、前記検出値が前記低域基準値以下と判別す
ると、前記インバータの出力周波数の変化速度を、前記
検出値が前記低域基準値以上における変化速度よりも減
少させるための信号を出力する変化速度減少信号出力手
段と、前記変化速度減少信号出力手段からの信号に基い
て、前記インバータの出力を制御するインバータ制御手
段と、を備えたことを特徴とする。
第2の発明は、インバータの出力周波数を決定する周
波数決定手段と、この周波数決定手段により決定される
周波数に応じて可変電圧可変周波数制御されるインバー
タの出力により、コンプレッサモータを駆動制御する空
調機制御装置において、前記可変周波数制御に基くイン
バータの出力周波数を検出する出力周波数検出手段と、
前記周波数決定手段で決定された周波数の値と、前記出
力周波数検出手段による検出値とを比較して、以後の周
波数制御が上昇制御になるのか下降制御になるのかを判
別し、判別信号を出力する上昇下降判別手段と、前記出
力周波数検出手段による検出値と予め定めてある低域基
準値とを比較し、前記検出値が前記低域基準値以下であ
り、かつ、前記上昇下降判別手段からの判別信号により
下降制御と判別すると、前記インバータの出力周波数の
変化速度を、前記検出値が前記低域基準値以上における
変化速度よりも減少させるための信号を出力する変化速
度減少信号出力手段と、前記変化速度減少信号出力手段
からの信号に基いて、前記インバータの出力を制御する
インバータ制御手段と、を備えたことを特徴とする。
(作 用) 第1の発明の構成において、出力周波数検出手段はイ
ンバータの出力周波数を検出し、その検出信号を変化速
度減少信号出力手段に出力する。変化速度減少信号出力
手段は、この検出値が低域基準値以下であると判別する
と、インバータの変化速度を減少させるための信号をイ
ンバータ制御手段に出力する。この信号により、インバ
ータ制御手段は、インバータの出力周波数が低周波数領
域で変化する場合に、その変化速度が低域基準値以上に
おける変化速度よりも遅くなるようにインバータを制御
する。したがって、インバータの出力電圧も低周波数領
域で急激に大きく変化することがなく、コンプレッサモ
ータのブレークダウンが生じることがなくなる。
第2の発明の構成において、上昇下降判別手段は、出
力周波数検出手段からの周波数値と周波数決定手段から
の周波数値とを比較し、以後の周波数制御が上昇制御に
なるのか下降制御になるのかを判別する。変化速度減少
信号出力手段は、出力周波数検出手段からの周波数値と
上昇下降判別手段からの判別信号とを入力し、この周波
数値が低域基準値以下であって且つ下降制御の場合のみ
変化速度減少信号をインバータ制御手段に出力する。こ
れにより、インバータ制御手段は、低域基準値以上にお
ける変化速度よりも遅い変化速度でインバータの周波数
制御を行う。したがって、最もブレークダウンを生じや
すい、低域基準値以下での下降制御においても、コンプ
レッサモータのブレークダウンを有効に防止することが
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図及び第2図に基き説明
する。
第1図において、交流電源1からの交流電力は、整流
回路2で直流電力に変換された後、インバータ3に入力
される。インバータ3はこの直流電力を再び交流電力に
変換してコンプレッサモータ4を駆動する。これによ
り、コンプレッサ5が駆動され、冷媒回路内の冷媒が循
環される。
そして、温度差検出手段6は、室温センサからの温度
検出値と、温度設定器から与えられる設定値との温度差
を検出しその検出信号を周波数決定手段7に出力する。
周波数決定手段7はこの検出信号に基いて、制御すべ
きインバータ3の出力周波数を決定し、その信号をイン
バータ制御手段8に出力する。インバータ制御手段8
は、インバータ3の出力周波数が、この周波数決定手段
7で決定された値になるようにインバータ3の制御を行
う。
このとき、周波数決定手段7から出力される信号は上
昇下降判別手段9にも出力されるようになっている。こ
こで、インバータ3の出力周波数は出力周波数検出手段
10により検出されるようになっているが、上昇下降判別
手段9にはこの検出信号も入力されるようになってい
る。
そして、上昇下降判別手段9は、周波数決定手段7で
決定された周波数の値と、出力周波数検出手段10で検出
された周波数の値とを比較して、以後の周波数制御が上
昇制御になるのか下降制御になるのかを判別し、その判
別信号を変化速度減少信号出力手段11に出力する。ま
た、出力周波数検出手段10からの検出信号は、この変化
速度減少信号出力手段11にも入力されるようになってい
る。
変化速度減少信号出力手段11は、出力周波数検出手段
10からの検出信号がfHz(例えば25Hz)以下であって、
且つ上昇下降判別手段9が下降制御と判別した場合に、
変化速度減少信号をインバータ制御手段8に出力する。
インバータ制御手段8は、この変化速度減少信号が入
力されると、インバータ3に対して周波数制御を行う際
の、周波数変化速度をそれまでよりも遅くする。したが
って、周波数変化に対応して変化する電圧の変化速度
も、それまでの速度より遅くなるので、コンプレッサモ
ータ4のブレークダウンが生ずるおそれがなくなる。
第2図は、このようにして制御されるインバータ3の
出力周波数の変化を示す特性図である。この図に示すよ
うに、出力周波数が次第に低下し、低域基準値となる周
波数fLHz(25Hz)以下になると、周波数の変化速度が減
少する。そして、出力周波数がある程度低くなった位置
では速度ホールド区間即ち速度一定区間が設けられてお
り、ブレークダウンに対する充分な配慮がなされてい
る。その後、さらに出力周波数を低下させようとする要
求が生じた場合には、同様に減少した変化速度で出力周
波数が低下されていく。
なお、上記実施例では、出力周波数が下降していく場
合のみ周波数の変化速度を減少させるようにしている
が、低周波数領域内では、上昇する場合下降する場合を
問わず常に周波数変化速度を減少させるようにしてもよ
い。すなわち、第1図における上昇下降判別手段9を省
略した構成とすることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、低周波数領域
内でインバータの周波数を変化させる場合に、その変化
速度を減少させる構成としてあるので、低周波数領域内
でコンプレッサモータがブレークダウンすることを有効
に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック構成図、第2図
は第1図の動作を説明するための特性図である。 3……インバータ、4……コンプレッサモータ、5……
コンプレッサ、8……インバータ制御手段、10……出力
周波数検出手段、11……変化速度減少信号出力手段。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変電圧可変周波数制御されるインバータ
    の出力により、コンプレッサモータを駆動制御する空調
    機制御装置において、 前記可変周波数制御に基くインバータの出力周波数を検
    出する出力周波数検出手段と、 前記出力周波数検出手段による検出値と予め定めてある
    低域基準値とを比較し、前記検出値が前記低域基準値以
    下と判別すると、前記インバータの出力周波数の変化速
    度を、前記検出値が前記低域基準値以上における変化速
    度よりも減少させるための信号を出力する変化速度減少
    信号出力手段と、 前記変化速度減少信号出力手段からの信号に基いて、前
    記インバータの出力を制御するインバータ制御手段と、 を備えたことを特徴とする空調機制御装置。
  2. 【請求項2】インバータの出力周波数を決定する周波数
    決定手段と、この周波数決定手段により決定される周波
    数に応じて可変電圧可変周波数制御されるインバータの
    出力により、コンプレッサモータを駆動制御する空調機
    制御装置において、 前記可変周波数制御に基くインバータの出力周波数を検
    出する出力周波数検出手段と、 前記周波数決定手段で決定された周波数の値と、前記出
    力周波数検出手段による検出値とを比較して、以後の周
    波数制御が上昇制御になるのか下降制御になるのかを判
    別し、判別信号を出力する上昇下降判別手段と、 前記出力周波数検出手段による検出値と予め定めてある
    低域基準値とを比較し、前記検出値が前記低域基準値以
    下であり、かつ、前記上昇下降判別手段からの判別信号
    により下降制御と判別すると、前記インバータの出力周
    波数の変化速度を、前記検出値が前記低域基準値以上に
    おける変化速度よりも減少させるための信号を出力する
    変化速度減少信号出力手段と、 前記変化速度減少信号出力手段からの信号に基いて、前
    記インバータの出力を制御するインバータ制御手段と、 を備えたことを特徴とする空調機制御装置。
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