JPH07167480A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH07167480A JPH07167480A JP6170762A JP17076294A JPH07167480A JP H07167480 A JPH07167480 A JP H07167480A JP 6170762 A JP6170762 A JP 6170762A JP 17076294 A JP17076294 A JP 17076294A JP H07167480 A JPH07167480 A JP H07167480A
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- compressor
- operating frequency
- frequency
- inverter
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/02—Compressor control
- F25B2600/021—Inverters therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機の冷媒圧縮機にスクロール圧縮機
を用いて、圧縮機用の誘導電動機を駆動する運転周波数
可変の電圧型PWM方式のインバータのキャリア周波数
を10kHz以上にし、電動機から発生する耳障りな騒
音を低減すると共に、低周波数域での誘導電動機の滑り
を所定適正にするように制御して系を安定させて運転
し、最低運転周波数の引下げを可能にして快適性を向上
する。 【構成】 室内機用熱交換器(1)及び室外機用熱交換
器(2)とを冷媒配管(3)で接続し、四方弁(4)で
冷媒の流れの方向を変え、冷房と暖房とを切換え、スク
ロール圧縮機(5)で冷媒の吸入・圧縮・吐出を行なっ
て冷凍サイクルを構成し、供給電源(7)とインバータ
(8)とでスクロール圧縮機内の誘導電動機(6)の回
転数を制御する。
を用いて、圧縮機用の誘導電動機を駆動する運転周波数
可変の電圧型PWM方式のインバータのキャリア周波数
を10kHz以上にし、電動機から発生する耳障りな騒
音を低減すると共に、低周波数域での誘導電動機の滑り
を所定適正にするように制御して系を安定させて運転
し、最低運転周波数の引下げを可能にして快適性を向上
する。 【構成】 室内機用熱交換器(1)及び室外機用熱交換
器(2)とを冷媒配管(3)で接続し、四方弁(4)で
冷媒の流れの方向を変え、冷房と暖房とを切換え、スク
ロール圧縮機(5)で冷媒の吸入・圧縮・吐出を行なっ
て冷凍サイクルを構成し、供給電源(7)とインバータ
(8)とでスクロール圧縮機内の誘導電動機(6)の回
転数を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷媒圧縮用にスクロール
圧縮機を用いた冷房もしくは暖房またはその双方の機能
を有する空気調和機に係り、特にスクロール圧縮機の容
量制御をするのに高キャリア周波数で駆動するインバー
タを用いてスクロール圧縮機を運転するようにした空気
調和機に関するものである。
圧縮機を用いた冷房もしくは暖房またはその双方の機能
を有する空気調和機に係り、特にスクロール圧縮機の容
量制御をするのに高キャリア周波数で駆動するインバー
タを用いてスクロール圧縮機を運転するようにした空気
調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】運転周波数可変のインバータで冷媒圧縮
機の電動機を運転する空気調和機では、空気調和機の要
求能力に応じ、インバータの運転周波数を変化させて該
電動機の回転数を変えることにより圧縮機の容量制御を
行う。インバータは、直流(通常これは商用交流電源か
ら整流および平滑手段を用いて作られる)を運転周波数
に対応する周波数にて開閉される電力スイッチング素子
によって運転周波数の交流(一般には三相)に変換し、
電動機に出力する。同じトルクのもとで運転周波数の増
加に対応して電動機の回転数を増加させるためには、イ
ンバータの出力電圧を運転周波数の増加に応じて高くす
る必要がある。そのためには、前記変換される基になる
直流電圧を運転周波数に応じて可変とする方式もある
が、一般には、該直流電圧は一定とし、出力交流電圧を
運転周波数よりも遥かに高い周波数でチョップして、そ
のオン・デューティ比、ひいては時間的平均出力電圧を
運転周波数が高いほど大きくする様に構成した電圧型P
WM(パルス幅変調)方式のインバータを用いることが
多い。この様なパルス幅変調は、所与の上記の時間的平
均出力電圧と、高い周波数のキャリア電圧との比較に基
づき該キャリア周波数にて電力スイッチング素子を所要
のオン・デューティ比で断続することにより行われる。
機の電動機を運転する空気調和機では、空気調和機の要
求能力に応じ、インバータの運転周波数を変化させて該
電動機の回転数を変えることにより圧縮機の容量制御を
行う。インバータは、直流(通常これは商用交流電源か
ら整流および平滑手段を用いて作られる)を運転周波数
に対応する周波数にて開閉される電力スイッチング素子
によって運転周波数の交流(一般には三相)に変換し、
電動機に出力する。同じトルクのもとで運転周波数の増
加に対応して電動機の回転数を増加させるためには、イ
ンバータの出力電圧を運転周波数の増加に応じて高くす
る必要がある。そのためには、前記変換される基になる
直流電圧を運転周波数に応じて可変とする方式もある
が、一般には、該直流電圧は一定とし、出力交流電圧を
運転周波数よりも遥かに高い周波数でチョップして、そ
のオン・デューティ比、ひいては時間的平均出力電圧を
運転周波数が高いほど大きくする様に構成した電圧型P
WM(パルス幅変調)方式のインバータを用いることが
多い。この様なパルス幅変調は、所与の上記の時間的平
均出力電圧と、高い周波数のキャリア電圧との比較に基
づき該キャリア周波数にて電力スイッチング素子を所要
のオン・デューティ比で断続することにより行われる。
【0003】従来、この様な電圧型PWM方式のインバ
ータを用いた空気調和機においては、圧縮機を駆動する
インバータの運転周波数は30Hzから90Hzまで、
或いは30Hzから115Hzまでとし、また、インバ
ータのキャリア周波数は1kHz〜2kHzであった。
ータを用いた空気調和機においては、圧縮機を駆動する
インバータの運転周波数は30Hzから90Hzまで、
或いは30Hzから115Hzまでとし、また、インバ
ータのキャリア周波数は1kHz〜2kHzであった。
【0004】なお、この種の装置として関連するもの
に、例えば、特開昭62−178832号が挙げられ
る。
に、例えば、特開昭62−178832号が挙げられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、電動
機を駆動するインバータのキャリア周波数が1〜2kH
zと低いために電動機から該キャリア周波数に因る可聴
域の電磁音が発生し、特に空気調和機として低周波数運
転を行なう場合にもこの電磁音はそのまま騒音となっ
て、快適性を損なうという問題があった。
機を駆動するインバータのキャリア周波数が1〜2kH
zと低いために電動機から該キャリア周波数に因る可聴
域の電磁音が発生し、特に空気調和機として低周波数運
転を行なう場合にもこの電磁音はそのまま騒音となっ
て、快適性を損なうという問題があった。
【0006】又、低周波数運転を行なう場合、圧縮機の
回転数の低下により圧縮機内での給油圧が不充分とな
り、圧縮機の軸受部分に対する供給油が不充分となって
軸の摩耗につながる恐れがあるので、これを防ぐには最
低運転周波数を前述以下に下げることができないという
問題があった。
回転数の低下により圧縮機内での給油圧が不充分とな
り、圧縮機の軸受部分に対する供給油が不充分となって
軸の摩耗につながる恐れがあるので、これを防ぐには最
低運転周波数を前述以下に下げることができないという
問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の問題を改良するた
めに成されたものであって、その目的は耳障りな騒音を
減らし、低運転周波数でも圧縮機の回転数が過度に低下
することを防止し、最低運転周波数の引下げを可能にす
ることにある。
めに成されたものであって、その目的は耳障りな騒音を
減らし、低運転周波数でも圧縮機の回転数が過度に低下
することを防止し、最低運転周波数の引下げを可能にす
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
の空気調和機は特許請求の範囲の各請求項に記載の特徴
を有する。
の空気調和機は特許請求の範囲の各請求項に記載の特徴
を有する。
【0009】
【作用】空気調和機の冷媒圧縮用の圧縮機にはスクロー
ル圧縮機を用い、該圧縮機用の誘導電動機を駆動する運
転周波数可変の電圧型PWM方式のインバータのキャリ
ア周波数を10kHz以上とし、また、該誘導電動機の
すべりを所定適正にするよう制御して系を安定させて運
転する。
ル圧縮機を用い、該圧縮機用の誘導電動機を駆動する運
転周波数可変の電圧型PWM方式のインバータのキャリ
ア周波数を10kHz以上とし、また、該誘導電動機の
すべりを所定適正にするよう制御して系を安定させて運
転する。
【0010】それによって、電動機から発生する耳障り
な電磁音が低減でき、又、低周波数域においても電動機
の実回転数は安定するので、騒音低下、運転範囲の拡大
を行なうことができる。
な電磁音が低減でき、又、低周波数域においても電動機
の実回転数は安定するので、騒音低下、運転範囲の拡大
を行なうことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0012】図1において、1は室内機用熱交換器、2
は室外機用熱交換器、3は室内機用熱交換器1と室外機
用熱交換器2とを接続して冷凍サイクルを構成するため
の冷媒配管、4は冷凍サイクル用配管3に設けられ冷房
と暖房で冷凍サイクル内の冷媒の流れ方向を変える四方
弁、5は内部に誘導電動機6を有し誘導電動機6の回転
によって冷媒の吸入・圧縮・吐出を行なう機構を有する
スクロール圧縮機、7は供給電源、8は供給電源7を利
用してスクロール圧縮機5内の誘導電動機6を回転数制
御するインバータである。
は室外機用熱交換器、3は室内機用熱交換器1と室外機
用熱交換器2とを接続して冷凍サイクルを構成するため
の冷媒配管、4は冷凍サイクル用配管3に設けられ冷房
と暖房で冷凍サイクル内の冷媒の流れ方向を変える四方
弁、5は内部に誘導電動機6を有し誘導電動機6の回転
によって冷媒の吸入・圧縮・吐出を行なう機構を有する
スクロール圧縮機、7は供給電源、8は供給電源7を利
用してスクロール圧縮機5内の誘導電動機6を回転数制
御するインバータである。
【0013】スクロール圧縮機5は、例えば図6の断面
図に示す如き構造を有するもので、誘導電動機6が回転
するとスクロール圧縮機5では固定スクロール14の外
側の吸入口16から低圧ガスが吹込まれ、渦巻状ラップ
を有する固定スクロール14と旋回スクロール15とで
形成される圧縮空間に封じ込められたガスは、誘導電動
機6に連結したクランク軸を介して駆動される旋回スク
ロール15の旋回運動によってスクロールの渦巻状ラッ
プの中心に向って圧縮されてゆく。圧縮空間は中心部で
最小となり、ガスは最高に圧縮されて固定スクロール1
4の中心部の吐出口14′から上部吐出室に吐出され、
次いで電動機室を経て吐出管17から機外に吐出され
る。このようにして冷媒ガスは吸入→圧縮→吐出が連続
的に繰返され、吐出された冷媒は冷凍サイクルへ流れて
冷房あるいは暖房を行なう。
図に示す如き構造を有するもので、誘導電動機6が回転
するとスクロール圧縮機5では固定スクロール14の外
側の吸入口16から低圧ガスが吹込まれ、渦巻状ラップ
を有する固定スクロール14と旋回スクロール15とで
形成される圧縮空間に封じ込められたガスは、誘導電動
機6に連結したクランク軸を介して駆動される旋回スク
ロール15の旋回運動によってスクロールの渦巻状ラッ
プの中心に向って圧縮されてゆく。圧縮空間は中心部で
最小となり、ガスは最高に圧縮されて固定スクロール1
4の中心部の吐出口14′から上部吐出室に吐出され、
次いで電動機室を経て吐出管17から機外に吐出され
る。このようにして冷媒ガスは吸入→圧縮→吐出が連続
的に繰返され、吐出された冷媒は冷凍サイクルへ流れて
冷房あるいは暖房を行なう。
【0014】インバータ8は、図2に示すように、供給
電源7からの交流を直流に変換する整流素子9、平滑コ
ンデンサ10、直流より新たに交流に変換するためのス
イッチング素子11、誘導電動機6へ流れる電流を検出
するための電流センサ12、電流センサ12の検出した
電流値を取り込み、スイッチング素子11を駆動するた
めの制御装置13により構成されている。
電源7からの交流を直流に変換する整流素子9、平滑コ
ンデンサ10、直流より新たに交流に変換するためのス
イッチング素子11、誘導電動機6へ流れる電流を検出
するための電流センサ12、電流センサ12の検出した
電流値を取り込み、スイッチング素子11を駆動するた
めの制御装置13により構成されている。
【0015】かかる構成により、供給電源7から供給さ
れる交流は整流素子9により直流に変換され、さらに平
滑コンデンサ10により電流が平滑され、スイッチング
素子11へ供給される。
れる交流は整流素子9により直流に変換され、さらに平
滑コンデンサ10により電流が平滑され、スイッチング
素子11へ供給される。
【0016】一方、ここでは開示していないが、空気調
和機の室内側の運転状態が検出され、その運転状態が室
外側へ送信される。室外側では室内側から送信された運
転状態と室外側の運転状態を検出して圧縮機の運転指令
を制御装置13へ送信する。この運転指令を受けて制御
装置13はスイッチング素子11をスイッチングさせる
ことにより、運転指令に従った任意所要の運転周波数の
交流を発生し、これを誘導電動機6に供給することによ
り、誘導電動機6を回転させる。スイッチング素子11
には、本実施例では、IGBT(ゲート絶縁型バイポー
ラトランジスタ、Insulated gate bi
polar transistor)が用いられてい
る。インバータ制御装置13は、運転周波数が高いほど
誘導電動機6への出力の時間的平均電圧を高くする様な
PWM(パルス幅変調)を行なうので、誘導電動機6は
運転周波数が高いほど速い回転数で回転し、以てスクロ
ール圧縮機5の容量制御が可能となる。本実施例では、
このPWMのチョッピング周波数すなわちキャリア周波
数は10kHz以上とし、これにより、可聴周波数の電
磁音が誘導電動機6から発生しないようにする。
和機の室内側の運転状態が検出され、その運転状態が室
外側へ送信される。室外側では室内側から送信された運
転状態と室外側の運転状態を検出して圧縮機の運転指令
を制御装置13へ送信する。この運転指令を受けて制御
装置13はスイッチング素子11をスイッチングさせる
ことにより、運転指令に従った任意所要の運転周波数の
交流を発生し、これを誘導電動機6に供給することによ
り、誘導電動機6を回転させる。スイッチング素子11
には、本実施例では、IGBT(ゲート絶縁型バイポー
ラトランジスタ、Insulated gate bi
polar transistor)が用いられてい
る。インバータ制御装置13は、運転周波数が高いほど
誘導電動機6への出力の時間的平均電圧を高くする様な
PWM(パルス幅変調)を行なうので、誘導電動機6は
運転周波数が高いほど速い回転数で回転し、以てスクロ
ール圧縮機5の容量制御が可能となる。本実施例では、
このPWMのチョッピング周波数すなわちキャリア周波
数は10kHz以上とし、これにより、可聴周波数の電
磁音が誘導電動機6から発生しないようにする。
【0017】冷房運転の場合には、運転開始後、室内温
度が下って来て設定温度に近づくほど、また暖房運転の
場合には室内温度が上って来て設定温度に近づくほど、
すなわち冷房負荷または暖房負荷が小さくなるほど、イ
ンバータの運転周波数を下げて誘導電動機6の回転数を
下げ、所定の最小冷房負荷または最小暖房負荷では最低
運転周波数のもとで誘導電動機6は最低運転速度で回転
する。
度が下って来て設定温度に近づくほど、また暖房運転の
場合には室内温度が上って来て設定温度に近づくほど、
すなわち冷房負荷または暖房負荷が小さくなるほど、イ
ンバータの運転周波数を下げて誘導電動機6の回転数を
下げ、所定の最小冷房負荷または最小暖房負荷では最低
運転周波数のもとで誘導電動機6は最低運転速度で回転
する。
【0018】最低運転周波数より低い周波数が要求され
る様な場合には、圧縮機の運転は停止され、その後再び
運転される様になっている。従ってその様な場合は圧縮
機の停止・運転が反復して室温はハンチングを起すこと
になる。それ故、図3に示すように、最低運転周波数を
低く設定する方が室温の変化が少なく快適性が向上する
ことになる。
る様な場合には、圧縮機の運転は停止され、その後再び
運転される様になっている。従ってその様な場合は圧縮
機の停止・運転が反復して室温はハンチングを起すこと
になる。それ故、図3に示すように、最低運転周波数を
低く設定する方が室温の変化が少なく快適性が向上する
ことになる。
【0019】しかし、最低運転周波数を下げれば圧縮機
が低回転数になるので、圧縮機の回転を利用したポンプ
作用による給油圧で軸受部に給油する構造の一般的なス
クロール圧縮機では、油の給油圧が不充分となって圧縮
機の軸受部分に対する供給油が不充分となり、軸受部の
摩耗につながる恐れがあるため、単純には最低運転周波
数を下げることができない。
が低回転数になるので、圧縮機の回転を利用したポンプ
作用による給油圧で軸受部に給油する構造の一般的なス
クロール圧縮機では、油の給油圧が不充分となって圧縮
機の軸受部分に対する供給油が不充分となり、軸受部の
摩耗につながる恐れがあるため、単純には最低運転周波
数を下げることができない。
【0020】そこで本実施例では、下記の如き手段を講
じる。
じる。
【0021】電流センサ12によりスクロール圧縮機5
駆動用の誘導電動機6へ流れる電流を検出し、この検出
された電流から圧縮機駆動用の誘導電動機6の電流の励
磁成分を分離してトルク成分のみを検出して、このトル
ク成分から誘導電動機6のすべりを計測する。図4に示
すようにスクロール圧縮機5への負荷、したがってトル
ク、が増大すると誘導電動機6のすべりが大きくなり、
実回転数が低下し(実回転数を破線で示す)、このた
め、低周波数域においては実回転数の低下により給油圧
が不充分になる。これを防ぐために本実施例では前述の
如く誘導電動機6のすべりを計測して、すべりを補正す
ることにより、実回転数を当該運転周波数における所定
の実回転数より低下させることがない様にし、以て供給
油を確保することができるようにする。
駆動用の誘導電動機6へ流れる電流を検出し、この検出
された電流から圧縮機駆動用の誘導電動機6の電流の励
磁成分を分離してトルク成分のみを検出して、このトル
ク成分から誘導電動機6のすべりを計測する。図4に示
すようにスクロール圧縮機5への負荷、したがってトル
ク、が増大すると誘導電動機6のすべりが大きくなり、
実回転数が低下し(実回転数を破線で示す)、このた
め、低周波数域においては実回転数の低下により給油圧
が不充分になる。これを防ぐために本実施例では前述の
如く誘導電動機6のすべりを計測して、すべりを補正す
ることにより、実回転数を当該運転周波数における所定
の実回転数より低下させることがない様にし、以て供給
油を確保することができるようにする。
【0022】このすべりの補正は例えば図5に示す様に
行なう。同図において、或る運転周波数fにおいて誘導
電動機6の動作状態が破線S上のb点にあるとする。該
破線Sの横軸との交点dは当該周波数fでの同期速度
(すなわち、すべりゼロ)を表わしている。このすべり
を電流センサ12の検出出力から前記の如く計測し、こ
れに基づき制御装置13は、同じトルク下でのすべりを
b点から同破線S上の所定の適正すべりに相当する点a
に補正する様に、周波数fに周波数補正分Δfを加えた
周波数にインバータを制御する。これにより誘導電動機
6は、この補正後の周波数での動作曲線(破線S′)上
の同一トルクでの点c(これはa点に対応)で運転され
る結果となる。この様にして誘導電動機6のすべりを適
正すべりに補正する制御がなされる。
行なう。同図において、或る運転周波数fにおいて誘導
電動機6の動作状態が破線S上のb点にあるとする。該
破線Sの横軸との交点dは当該周波数fでの同期速度
(すなわち、すべりゼロ)を表わしている。このすべり
を電流センサ12の検出出力から前記の如く計測し、こ
れに基づき制御装置13は、同じトルク下でのすべりを
b点から同破線S上の所定の適正すべりに相当する点a
に補正する様に、周波数fに周波数補正分Δfを加えた
周波数にインバータを制御する。これにより誘導電動機
6は、この補正後の周波数での動作曲線(破線S′)上
の同一トルクでの点c(これはa点に対応)で運転され
る結果となる。この様にして誘導電動機6のすべりを適
正すべりに補正する制御がなされる。
【0023】上記のすべりの補正制御は、各運転周波数
について行なうことも可能であるが、実際上は、低運転
周波数域(例えば60Hz以下)で、または最低運転周
波数の近傍でのみ行なうようにしてもよい。
について行なうことも可能であるが、実際上は、低運転
周波数域(例えば60Hz以下)で、または最低運転周
波数の近傍でのみ行なうようにしてもよい。
【0024】従来、図4において最低周波数f1 まで運
転可能な場合に、運転範囲の負荷状態からA点が限界だ
とすると、本実施例では上記の如きすべりの補正制御を
することにより、最低運転周波数をf0 まで低下させる
ことが可能である。
転可能な場合に、運転範囲の負荷状態からA点が限界だ
とすると、本実施例では上記の如きすべりの補正制御を
することにより、最低運転周波数をf0 まで低下させる
ことが可能である。
【0025】又、本発明では圧縮機としてはスクロール
圧縮機を使用するので、図7に示す如く他の形式の圧縮
機(破線で示す)に比べて1回転中の仕事量の変化、す
なわち圧縮トルクの変動が少なく、振動、音の発生も少
ない。このため、低周波数域に向く特性がある。
圧縮機を使用するので、図7に示す如く他の形式の圧縮
機(破線で示す)に比べて1回転中の仕事量の変化、す
なわち圧縮トルクの変動が少なく、振動、音の発生も少
ない。このため、低周波数域に向く特性がある。
【0026】また、図8、図9に示す如く、PWMのた
めに行なうスイッチング素子のスイッチング周波数(キ
ャリア周波数)が従来技術の如く1〜2kHzと低い場
合には、誘導電動機6の給電がスイッチングされるため
に生ずる可聴域の電磁音が発生し、特に低周波数運転を
行なう場合にはこの電磁音が騒音として無視できなくな
る。しかし、本発明ではキャリア周波数を10kHz以
上に上げることにより、人の可聴域を超えるレベルに近
づくと電磁音の影響がなくなり、低騒音化の効果があ
る。
めに行なうスイッチング素子のスイッチング周波数(キ
ャリア周波数)が従来技術の如く1〜2kHzと低い場
合には、誘導電動機6の給電がスイッチングされるため
に生ずる可聴域の電磁音が発生し、特に低周波数運転を
行なう場合にはこの電磁音が騒音として無視できなくな
る。しかし、本発明ではキャリア周波数を10kHz以
上に上げることにより、人の可聴域を超えるレベルに近
づくと電磁音の影響がなくなり、低騒音化の効果があ
る。
【0027】またIGBTインバータのキャリア周波数
を10kHz以上の高キャリア周波数とすることによ
り、インバータの出力交流を正弦波形により近づけるこ
とができ、この結果、スクロール圧縮機の駆動用電動機
の効率を向上でき、モータ巻線の温度(発熱量)を低下
できる。この結果、モータをケーシング内部の密閉チャ
ンバー内に位置させ、この密閉チャンバー内を圧縮機吐
出ガスにより高圧状態にする高圧チャンバー方式のスク
ロール圧縮機に本発明を適用することにより、圧縮機の
圧縮効率も向上できる効果がある。
を10kHz以上の高キャリア周波数とすることによ
り、インバータの出力交流を正弦波形により近づけるこ
とができ、この結果、スクロール圧縮機の駆動用電動機
の効率を向上でき、モータ巻線の温度(発熱量)を低下
できる。この結果、モータをケーシング内部の密閉チャ
ンバー内に位置させ、この密閉チャンバー内を圧縮機吐
出ガスにより高圧状態にする高圧チャンバー方式のスク
ロール圧縮機に本発明を適用することにより、圧縮機の
圧縮効率も向上できる効果がある。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、電圧型PWM方式のイ
ンバータのキャリア周波数を上げることにより騒音の低
下が可能であり、また、スクロール圧縮機を用いること
で低周波数域にも適用でき、このように、高キャリア周
波数の電圧型PWM方式のインバータでスクロール圧縮
機の電動機を駆動する方式の空気調和機としたことによ
り、低騒音の空気調和機を実現し得る。すなわち、スク
ロール圧縮機の使用により圧縮機の低騒音化が達成さ
れ、またインバータに起因する耳障りな電磁音の発生も
キャリア周波数を上げることで解消され、空気調和機全
体としての低騒音化を達成し得る。又、圧縮機駆動用の
誘導電動機のすべりを制御することで、運転周波数の下
限をさらに下げることが可能であるので、快適性の向上
に効果がある。
ンバータのキャリア周波数を上げることにより騒音の低
下が可能であり、また、スクロール圧縮機を用いること
で低周波数域にも適用でき、このように、高キャリア周
波数の電圧型PWM方式のインバータでスクロール圧縮
機の電動機を駆動する方式の空気調和機としたことによ
り、低騒音の空気調和機を実現し得る。すなわち、スク
ロール圧縮機の使用により圧縮機の低騒音化が達成さ
れ、またインバータに起因する耳障りな電磁音の発生も
キャリア周波数を上げることで解消され、空気調和機全
体としての低騒音化を達成し得る。又、圧縮機駆動用の
誘導電動機のすべりを制御することで、運転周波数の下
限をさらに下げることが可能であるので、快適性の向上
に効果がある。
【図1】本発明の一実施例の空気調和機の全体概要図。
【図2】図1におけるインバータ部の全体図。
【図3】最低周波数の違いによる空気調和機の室温変化
の違いを示す図。
の違いを示す図。
【図4】本発明の一実施例の空気調和機のトルク変化を
示す図。
示す図。
【図5】本発明の一実施例における誘導電動機のすべり
補正の説明図。
補正の説明図。
【図6】スクロール圧縮機の断面構造図。
【図7】各種型式の圧縮機のトルク特性図。
【図8】本発明の一実施例と従来技術とのキャリア周波
数の特性図。
数の特性図。
【図9】本発明の一実施例と従来技術との騒音比較図。
1…室内機用熱交換器 2…室外機用熱
交換器 4…四方弁 5…スクロール
圧縮機 6…誘導電動機 7…供給電源 8…インバータ 9…整流素子 10…平滑コンデンサ 11…スイッチ
ング素子 12…電流センサ 13…制御装置
交換器 4…四方弁 5…スクロール
圧縮機 6…誘導電動機 7…供給電源 8…インバータ 9…整流素子 10…平滑コンデンサ 11…スイッチ
ング素子 12…電流センサ 13…制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 7/63 302 K F
Claims (3)
- 【請求項1】 冷媒圧縮用にスクロール圧縮機を備えた
冷凍サイクルを有する空気調和機において、該スクロー
ル圧縮機の駆動用電動機が誘導電動機であり、10kH
z以上の高キャリア周波数でパルス幅変調された可変運
転周波数の交流電圧を該誘導電動機に与える電圧型PW
M方式のインバータを備えたことを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項2】 前記インバータは、前記誘導電動機のす
べりを検出し、検出された該すべりが所定の適正値にな
る様にすべりを補正する制御手段を有することを特徴と
する請求項1記載の空気調和機。 - 【請求項3】 前記制御手段は、インバータの運転周波
数が最低運転周波数もしくはそれに近い運転周波数のと
きに前記すべりの補正を行うことを特徴とする請求項1
記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6170762A JPH07167480A (ja) | 1989-09-27 | 1994-07-22 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-249145 | 1989-09-27 | ||
| JP24914589 | 1989-09-27 | ||
| JP6170762A JPH07167480A (ja) | 1989-09-27 | 1994-07-22 | 空気調和機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2134314A Division JP2755469B2 (ja) | 1989-09-27 | 1990-05-24 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07167480A true JPH07167480A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=26493663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6170762A Pending JPH07167480A (ja) | 1989-09-27 | 1994-07-22 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07167480A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009089534A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Daihen Corp | Pwm信号生成回路、このpwm信号生成回路を備えた系統連系インバータシステム、及びこのpwm信号生成回路を実現するためのプログラム |
| JP2014068428A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
| JP2016208557A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置の制御装置 |
| US9825575B2 (en) | 2014-07-04 | 2017-11-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Power converting apparatus, dehumidifier, air conditioner, and refrigeration apparatus |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP6170762A patent/JPH07167480A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009089534A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Daihen Corp | Pwm信号生成回路、このpwm信号生成回路を備えた系統連系インバータシステム、及びこのpwm信号生成回路を実現するためのプログラム |
| JP2014068428A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
| US9825575B2 (en) | 2014-07-04 | 2017-11-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Power converting apparatus, dehumidifier, air conditioner, and refrigeration apparatus |
| JP2016208557A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置の制御装置 |
| US10135352B2 (en) | 2015-04-15 | 2018-11-20 | Fuji Electric Co., Ltd. | Controller for power converter with frequency modulated carrier |
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