JP2599802Y2 - フィルム画像読取り装置 - Google Patents

フィルム画像読取り装置

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JP2599802Y2
JP2599802Y2 JP1993022294U JP2229493U JP2599802Y2 JP 2599802 Y2 JP2599802 Y2 JP 2599802Y2 JP 1993022294 U JP1993022294 U JP 1993022294U JP 2229493 U JP2229493 U JP 2229493U JP 2599802 Y2 JP2599802 Y2 JP 2599802Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はフィルム画像読取り装置
に係わり、詳しくは現像済みの35mm写真フィルムの画像
情報とともにDX情報をCCDを用いて読取るフィルム
画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3(a)は現像済みの35mm写真フィル
ムFの一部を拡大して示したものである。フィルム両側
に穿孔したパーホレーションF2の間は撮像された画像
部分となっていて、例えば24mm×36mmの画像枠F1の中
に画像が記録されている。また要部拡大を示す図3
(b)に示すようにパーホレーションF2の外側には駒
ナンバ等とともにDXコードF3が記録されている。D
XコードF3はフィルム特性等を表示するものでDXコ
ード部F3AとDXコードクロック部F3Bとから成っ
ている。DX情報はDXコード部F3Aの情報とDXコ
ードクロック部F3Bの情報とを併せ読取ることで得る
ことができる。上記の画像枠内の画像情報を読取るには
一般にCCD(電荷結合素子)と呼ばれるCCD形撮像
素子が用いられ、背後から照明された画像枠内の写真フ
ィルムを撮像レンズによってCCD上に結像させること
によって画像読取りがなされる。CCDは入射光で励起
された少数キャリヤを半導体中に作られたポテンシャル
井戸に蓄え、外部から転送電圧を加えてポテンシャル井
戸を逐次動かし、この基本操作を繰り返すことにより信
号電荷を転送し、最終的には出力部より時系列の出力信
号として読み出すようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】CCDを用いてのフィ
ルム画像読取りでは画像情報とともにCCD端部を利用
してDX情報の読取りも行われる。DX情報を読取るに
はDXコード部F3Aの情報とDXコードクロック部F
3Bの情報とを併せ読取る必要がある。図3(b)に示
されたようにDXコードクロック部F3Bは一部がパー
ホレーションF2部分にかかってオーバーラップしてい
た。CCDによってDX情報を読取る際、パーホレーシ
ョンF2部分を通過した光を受光するとCCDの受光部
分でポテンシャル井戸をオーバーフローしてその近くの
素子での情報を乱してしまう。そのため従来はパーホレ
ーションF2部分は不透明部材で覆って、パーホレーシ
ョンF1部分を通過した光がCCDには入光しないよう
な対策がとられていた。しかしパーホレーションF2部
分を覆ってしまうとDXコードクロック部F3Bの読取
り用の窓の幅が極めて狭くなり、読取りが不可能となる
ことも生じてくる。本考案は、35mmフィルムの画像情報
とともにDX情報をも誤りなく読取ることを可能とした
CCDを受光素子としたフィルム画像読取り装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、35mm写
真フィルムの画像情報とDX情報とをCCDを用いて読
み取るフィルム画像読取り装置において、前記CCDで
受光する入力レベルがオーバーフローしないレベルの透
過率を持ったフィルタを、少なくともパーフォレーショ
ン部をカバーするように設けたことを特徴とするフィル
ム画像読取り装置により達成される。なお前記フイは前
記CCDの前面に設け、あるいは、前記フィルムを支持
するフィルムホルダ部分に設けることが好ましい実施態
様である。
【0005】
【実施例】図1(a)は本考案のフィルム画像読取り装
置の概略の構造を示したもので、図1(b)はフィルム
ホルダの画枠部分の正面図である。また図2に示したの
は要部説明図である。図1(a)において、ハロゲンラ
ンプ等を用いた照明ランプ1を光源とする光束はコンデ
ンサレンズ2によって、フィルムホルダ3によって保持
された写真フィルムFの読込み画枠F4内を一様に照射
する。読込み画枠F4は図1(b)に示すように、横幅
は画像枠F1の横幅(36mm)に近似した横寸法とフィル
ム幅(35mm)に近似した縦寸法とをもつ範囲である、そ
して本考案の第1の実施例では画像枠F1の縦寸法(24
mm)に近似した寸法位置から外側にすくなくもパーホレ
ーションF2を含む範囲を後に説明するCCD5で受光
する入力レベルがパーホレーションF2を通過した光で
あってもCCD5がオーバーフローしないレベルの透過
率をもったオーバーフロー防止用のフィルタ6をフィル
ムホルダ3に設けたもので、図1(b)で斜線をもって
示したのがフィルタ6を取付けた実施例を示したもので
ある。なおCCD5で受光する入力レベルがオーバーフ
ローしないレベルとは、例えば画像読取りがなされる写
真フィルムFのベース濃度がこれに該当する。前記の読
込み画枠F4内のフィルム情報は撮像レンズ4によって
CCD5上に結像し、CCD5によって読取られる、本
考案のフィルム画像読取り装置に用いられるCCD5は
読込み画枠F4に対応したエリアタイプのセンサをもつ
面積型CCDであっても、読込み画枠F4の縦方向にラ
イン状のセンサ(画素)をもつラインセンサCCDであ
ってもよい。ラインセンサCCDの場合は写真フィルム
Fの長手方向への移動により、ラインセンサCCDによ
る光電的な主走査と写真フィルムFの副走査によって読
込み画枠F4全域についてのフィルム情報の読取りが行
われる。図2は写真フィルムFとラインセンサCCD5
(L)との読込みの関係を図示したものである。ライン
センサCCD5(L)には2500画素、3500画素、5000画
素等各種の画素数のものが提供されているが、図2には
2500画素のラインセンサCCD5(L)について図示し
ている。画像枠の縦方向24mm(実質は23mm)の画像情報
は2048画素によって読取られ、残りの端部にあたる452
画素はDX情報の読取りに用いられる。この452画素中
にはパーホレーションF2の穴部分を通過した光をも受
光することになるが、本考案によるフィルタ6が設けら
れているので、パーホレーションF2の穴部分を通過し
た光でもCCD5(L)はオーバーフローすることがな
く、またDXコード部F3AやDXコードクロック部F
3B部分は透過光量はすくなく暗くはなるが、勿論読取
り可能であって、正しいDXコード情報の読取りがなさ
れる。以上説明した本考案の第1の実施例はオーバーフ
ロー防止用のフィルタ6をフィルムホルダ3に設けたも
のであるが、本考案の第2の実施例はオーバーフロー防
止用のフィルタをフィルムホルダ3に設けないで、CC
D5の前面で画像枠F1の結像位置に該当する部分の外
側ですくなくもパーホレーションF2の結像位置を含む
部分に対して、オーバーフロー防止用のフィルタ6Aを
設けてもよい(図2で一点鎖線をもって示す)、フィル
タ6AはパーホレーションF2を通過した光であっても
フィルタ6Aを設けることによってCCD5がオーバー
フローしないレベルの透過率をもったフィルタである。
【0006】
【考案の効果】本考案によるフィルム画像読取り装置に
よるときは、画像情報とともにDX情報も誤りなく読取
ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案のフィルム画像読取り装置の概
略の構造を示すもので、(b)はフィルムホルダの画枠
部分の正面図である。
【図2】写真フィルムとCCDとの読込みの関係を示す
説明図である。
【図3】(a)は現像済みの35mm写真フィルムを拡大し
て示し、(b)は更に要部の拡大図である。
【符号の説明】
1 照明ランプ 2 コンデンサレンズ 3 フィルムホルダ 4 撮影レンズ 5 CCD 6 フィルタ F 写真フィルム F1 画像枠 F2 パーホレーション F3 DXコード F3A DXコード部 F3B DXコードクロック部 F4 読込み画枠

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 35mm写真フィルムの画像情報とDX
    情報とをCCDを用いて読取るフィルム画像読取り装置
    において、前記CCDで受光する入力レベルがオーバー
    フローしないレベルの透過率を持ったフィルタを、少な
    くともパーフォレーション部をカバーするように設けた
    ことを特徴とするフィルム画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタは前記CCDの前面に設け
    たことを特徴とする請求項1のフィルム画像読取り装
    置。
  3. 【請求項3】 前記35mm写真フィルムを支持するフ
    ィルムホルダを有し、前記フィルタは前記フィルムホル
    ダ部分に設けたことを特徴とする請求項1のフィルム画
    像読取り装置。
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