JP2639083B2 - 洗濯機の防振装置 - Google Patents
洗濯機の防振装置Info
- Publication number
- JP2639083B2 JP2639083B2 JP1080352A JP8035289A JP2639083B2 JP 2639083 B2 JP2639083 B2 JP 2639083B2 JP 1080352 A JP1080352 A JP 1080352A JP 8035289 A JP8035289 A JP 8035289A JP 2639083 B2 JP2639083 B2 JP 2639083B2
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- JP
- Japan
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- slider
- cap
- support rod
- oil
- suspension
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用する洗濯機の防振装置
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 従来の構成について、第3図および第4図によって説
明する。1は本体でその内部に洗濯受槽2を支持杆3に
よりサスペンション4を介して垂下した防振支持してい
た。5は洗濯受槽2の側壁の下部に固着、あるいは一体
的に構成された支持体で、洗濯受槽2はこの支持体5に
てサスペンション4の上部に弾性支持される。6は水槽
で、その内部で衣類の洗濯作用を行い、かつ高速回転さ
せて脱水作用を行なっていた。この時水槽6の内部に衣
類が均一に分布されることはまれで、不均一分布をなし
たまま脱水作用が行なわれ、この衣類の不均一は、回転
物のアンバランスとなって、振動を発生させる原因とな
っていた。
明する。1は本体でその内部に洗濯受槽2を支持杆3に
よりサスペンション4を介して垂下した防振支持してい
た。5は洗濯受槽2の側壁の下部に固着、あるいは一体
的に構成された支持体で、洗濯受槽2はこの支持体5に
てサスペンション4の上部に弾性支持される。6は水槽
で、その内部で衣類の洗濯作用を行い、かつ高速回転さ
せて脱水作用を行なっていた。この時水槽6の内部に衣
類が均一に分布されることはまれで、不均一分布をなし
たまま脱水作用が行なわれ、この衣類の不均一は、回転
物のアンバランスとなって、振動を発生させる原因とな
っていた。
いま支持杆3およびサスペンション4等の防振系によ
り支持された構成を振動系と称し、この振動系および防
振系にて必然的に構成されるものに固有振動数というも
のがある。もし、脱水時において、振動系に生ずる振動
数と、前記固有振動数とが合致した場合、振動系の振幅
は極めて大きくなり、例えば上下にはね上ったり、外槽
1に衝突したりあるいは回転軸が危険速度時の破損を招
くという通常共振点と称する状態となる。これを防振す
るためには減衰機構によって振幅を抑えねばならない。
り支持された構成を振動系と称し、この振動系および防
振系にて必然的に構成されるものに固有振動数というも
のがある。もし、脱水時において、振動系に生ずる振動
数と、前記固有振動数とが合致した場合、振動系の振幅
は極めて大きくなり、例えば上下にはね上ったり、外槽
1に衝突したりあるいは回転軸が危険速度時の破損を招
くという通常共振点と称する状態となる。これを防振す
るためには減衰機構によって振幅を抑えねばならない。
従来の減衰方法として用いられるものに第4図に示す
ように支持杆3の下端に配し、外周にシール部を有する
ゴム製のキャップ7と、支持杆3を中央部で貫通し、前
記ゴム製のキャップ7に内周で接触するような円筒部を
有するスライダー8により形成され、水槽6の振動によ
りスライダー8の内部の空気が外部へ流出入する際の抵
抗、及びキャップ7とスライダー8の接触摩擦力によっ
て減衰効果を奏するものである。
ように支持杆3の下端に配し、外周にシール部を有する
ゴム製のキャップ7と、支持杆3を中央部で貫通し、前
記ゴム製のキャップ7に内周で接触するような円筒部を
有するスライダー8により形成され、水槽6の振動によ
りスライダー8の内部の空気が外部へ流出入する際の抵
抗、及びキャップ7とスライダー8の接触摩擦力によっ
て減衰効果を奏するものである。
発明が解決しようとする課題 ところが上記のように構成された減衰装置は主にキャ
ップ7とスライダー8の摩擦により減衰力を得るもので
あり、双方の部品精度が極めて良くないと安定した減衰
力が得られなかった。特に摩擦力の場合、静摩擦力と動
摩擦力の大きさにかなりの差があり、一般的に静摩擦力
が極めて大きい。従って第5図に示すようにスライダー
8に対するキャップ7の振動の上死点A,下死点Bにおい
ては相対速度が0となり、その時に急激な静摩擦力が作
用して騒音の原因となっていた。また、組立途中におい
てキャップ7とスライダー8の間に微量の油分等が付着
してもその減衰力が大幅に低下し、振動系が上下にはね
上がったりする問題点があった。さらには摩擦接触時に
特有のキシミ音も発生しやすく、騒音値を増大させてい
た。
ップ7とスライダー8の摩擦により減衰力を得るもので
あり、双方の部品精度が極めて良くないと安定した減衰
力が得られなかった。特に摩擦力の場合、静摩擦力と動
摩擦力の大きさにかなりの差があり、一般的に静摩擦力
が極めて大きい。従って第5図に示すようにスライダー
8に対するキャップ7の振動の上死点A,下死点Bにおい
ては相対速度が0となり、その時に急激な静摩擦力が作
用して騒音の原因となっていた。また、組立途中におい
てキャップ7とスライダー8の間に微量の油分等が付着
してもその減衰力が大幅に低下し、振動系が上下にはね
上がったりする問題点があった。さらには摩擦接触時に
特有のキシミ音も発生しやすく、騒音値を増大させてい
た。
本発明は上記課題に鑑み、流体の粘性により、摩擦接
触特有の騒音問題を解決することを目的とする。
触特有の騒音問題を解決することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、洗濯受槽を本体
の上部からサスペンションを介して懸垂防振支持するた
めの支持杆と、この支持杆下端部に設けられたキャップ
と、前記キャップを含む支持杆下端部を内蔵する略円筒
体のスライダーとを備え、前記スライダーは、前記キャ
ップ外周との間に隙間を介して摺動自在で、かつ上端を
上記支持杆に緊合された弾性を有する蛇腹状のスライダ
ーシールを上部に、スライダー蓋を下部にそれぞれ有
し、内部にオイル等の流体を密封したものである。
の上部からサスペンションを介して懸垂防振支持するた
めの支持杆と、この支持杆下端部に設けられたキャップ
と、前記キャップを含む支持杆下端部を内蔵する略円筒
体のスライダーとを備え、前記スライダーは、前記キャ
ップ外周との間に隙間を介して摺動自在で、かつ上端を
上記支持杆に緊合された弾性を有する蛇腹状のスライダ
ーシールを上部に、スライダー蓋を下部にそれぞれ有
し、内部にオイル等の流体を密封したものである。
作 用 上記構成により、オイルの粘性抵抗により減衰力を得
るものであり、摩擦力のように静摩擦力と動摩擦力の大
きさに大きな差が生じることはなく、部品精度も厳しい
ものは必要としない。また、オイルを介しているため、
摩擦接触時に生じるきしみ音等を発生せず、安定した性
能を得ることができる。さらに、スライダー内部のオイ
ルは完全に密封されるとともに、蛇腹状のスライダーシ
ールによりスライダーの摺動の妨げにならないものであ
る。
るものであり、摩擦力のように静摩擦力と動摩擦力の大
きさに大きな差が生じることはなく、部品精度も厳しい
ものは必要としない。また、オイルを介しているため、
摩擦接触時に生じるきしみ音等を発生せず、安定した性
能を得ることができる。さらに、スライダー内部のオイ
ルは完全に密封されるとともに、蛇腹状のスライダーシ
ールによりスライダーの摺動の妨げにならないものであ
る。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面第1図にもとづいて
説明する。図において、3は振動系を吊り下げ支持して
いる支持杆であり、この支持杆3の下端にはキャップ7
と、支持杆3を中央部で貫通し、前記キャップ7外周と
隙間xを持つ円筒部を有するスライダー8を設けてい
る。4はサスペンションであり、キャップ7上面とスラ
イダー8間に配している。スライダー8内方にはオイル
9を封入し、スライダー8下部内周面と嵌合するスライ
ダー蓋10を液密的に超音波溶着してスライダー8下部に
固定している。このスライダー蓋10は、オイルが下部に
漏れないように液密的に固定していればよく、超音波溶
着以外の固定方法、例えば、接着,螺着,熱溶着等でも
良い。
説明する。図において、3は振動系を吊り下げ支持して
いる支持杆であり、この支持杆3の下端にはキャップ7
と、支持杆3を中央部で貫通し、前記キャップ7外周と
隙間xを持つ円筒部を有するスライダー8を設けてい
る。4はサスペンションであり、キャップ7上面とスラ
イダー8間に配している。スライダー8内方にはオイル
9を封入し、スライダー8下部内周面と嵌合するスライ
ダー蓋10を液密的に超音波溶着してスライダー8下部に
固定している。このスライダー蓋10は、オイルが下部に
漏れないように液密的に固定していればよく、超音波溶
着以外の固定方法、例えば、接着,螺着,熱溶着等でも
良い。
スライダー8上端部には、蛇腹部を有するゴム等の弾
性体であるスライダーシール11を液密的に嵌合させてい
る。また、この上端部は支持杆3に緊合させて、オイル
9の上端部からの漏れを防止している。
性体であるスライダーシール11を液密的に嵌合させてい
る。また、この上端部は支持杆3に緊合させて、オイル
9の上端部からの漏れを防止している。
次に、この実施例の構成における作用を説明する。封
入されたオイル9はキャップ7の上下振動の時に前記隙
間x間を流出入し、その時の粘性により減衰力を得る。
入されたオイル9はキャップ7の上下振動の時に前記隙
間x間を流出入し、その時の粘性により減衰力を得る。
一般的にオイルの粘性による減衰力はキャップ7の速
度に比例するため、その減衰力の時間変化は第2図のよ
うに滑らかなサインカーブとなり、急激な減衰力の増大
等はない。また、内部のオイルは下部はスライダー蓋9
により、上部はスライダーシール11により液密的に封入
されているため、外部への漏れはない。さらに、前記ス
ライダーシール11は蛇腹部によりスライダーの上下振動
に追従していくため、シール部の摩耗等も発生しない。
度に比例するため、その減衰力の時間変化は第2図のよ
うに滑らかなサインカーブとなり、急激な減衰力の増大
等はない。また、内部のオイルは下部はスライダー蓋9
により、上部はスライダーシール11により液密的に封入
されているため、外部への漏れはない。さらに、前記ス
ライダーシール11は蛇腹部によりスライダーの上下振動
に追従していくため、シール部の摩耗等も発生しない。
発明の効果 以上のように本発明は、減衰力をオイルの粘性により
発生させているため、摩擦力特有の静摩擦力と動摩擦力
の大きな差、及び摩擦接触のキシミ音等は発生せず、騒
音の小さな減衰装置を実現できる。また、摩擦接触部の
部品精度や表面状態を厳しく設定する必要はなく、オイ
ルの漏れ等も発生しにくい構造となっているため、安定
した減衰力を得られるものである。
発生させているため、摩擦力特有の静摩擦力と動摩擦力
の大きな差、及び摩擦接触のキシミ音等は発生せず、騒
音の小さな減衰装置を実現できる。また、摩擦接触部の
部品精度や表面状態を厳しく設定する必要はなく、オイ
ルの漏れ等も発生しにくい構造となっているため、安定
した減衰力を得られるものである。
第1図は本発明の実施例を示す減衰装置の縦断面図、第
2図は同減衰力の時間的変化を示すグラフ、第3図は従
来の洗濯機の振動系を示す縦断面図、第4図は同減衰装
置の縦断面図、第5図は同減衰力の時間的変化を示すグ
ラフである。 1……本体、2……洗濯受槽、3……支持杆、4……サ
スペンション、7……キャップ、8……スライダー、9
……オイル、10……スライダー蓋、11……スライダーシ
ール。
2図は同減衰力の時間的変化を示すグラフ、第3図は従
来の洗濯機の振動系を示す縦断面図、第4図は同減衰装
置の縦断面図、第5図は同減衰力の時間的変化を示すグ
ラフである。 1……本体、2……洗濯受槽、3……支持杆、4……サ
スペンション、7……キャップ、8……スライダー、9
……オイル、10……スライダー蓋、11……スライダーシ
ール。
Claims (1)
- 【請求項1】洗濯受槽を本体の上部からサスペンション
を介して懸垂防振支持するための支持杆と、この支持杆
下端部に設けられたキャップと、前記キャップを含む支
持杆下端部を内蔵する略円筒体のスライダーとを備え、
前記スライダーは、前記キャップ外周との間に隙間を介
して摺動自在で、かつ上端を上記支持杆に緊合された弾
性を有する蛇腹状のスライダーシールを上部に、スライ
ダー蓋を下部にそれぞれ有し、内部にオイル等の流体を
密封した防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1080352A JP2639083B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 洗濯機の防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1080352A JP2639083B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 洗濯機の防振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02257994A JPH02257994A (ja) | 1990-10-18 |
| JP2639083B2 true JP2639083B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=13715860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1080352A Expired - Lifetime JP2639083B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 洗濯機の防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2639083B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101126892B1 (ko) * | 2004-05-20 | 2012-03-19 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기의 현가장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51154980U (ja) * | 1975-06-04 | 1976-12-10 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1080352A patent/JP2639083B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101126892B1 (ko) * | 2004-05-20 | 2012-03-19 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기의 현가장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02257994A (ja) | 1990-10-18 |
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