JP2647564B2 - 補強盛土の施工法および盛土用ネット篭 - Google Patents

補強盛土の施工法および盛土用ネット篭

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JP2647564B2
JP2647564B2 JP3718891A JP3718891A JP2647564B2 JP 2647564 B2 JP2647564 B2 JP 2647564B2 JP 3718891 A JP3718891 A JP 3718891A JP 3718891 A JP3718891 A JP 3718891A JP 2647564 B2 JP2647564 B2 JP 2647564B2
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reinforcing
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雄吉 中村
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Okanishi KK
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はネット状補強材を展張
補強してなる補強盛土の施工法および盛土の法面の形成
に用いる盛土用ネット篭に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、ジオテキスタイ
ル、あるいはジオグリッドなどと云われる繊維あるいは
プラスチックを用いたネット状補強材を展張補強してな
る補強盛土が広く実用化されている。
【0003】一般にこの補強盛土を施工するには、盛土
土砂のまき出し、展圧、ネット状補強材の展張を行なう
と同時に、合成繊維あるいは合成樹脂製のネット状物の
土のう袋へ土砂を充填し、これを積上げ、法面を形成し
ていた。
【0004】図6はネット状補強材および土のう袋を用
いた従来の補強盛土の1例を示すものである。この盛土
を施工するには地山面にネット状補強材1を展張し、法
面となすべき面に土砂を充填した土のう袋2を0.5〜1.
0m程度の単位高さ(h) 積上げ法面を形成し、積上げた
土のう袋2の背後に単位高さまで土砂3をまき出し展圧
し、さきに展張したネット状補強材1の先端部を折返し
て積上げた土のう袋2を巻き込み、展圧した土砂3の上
に展張する。この単位高さ(h) の盛土を繰返して所期の
法面高さをもった盛土を施工していた。
【0005】土のう袋を使用すると急勾配の法面でも容
易に精度よく施工できる利点がある。しかし、土のう袋
への土砂の充填および積上げには多大の労力を必要とす
る。
【0006】例えば50×30×10cmの袋に土砂を充
填し、積上げる作業は約(40個/1人、1日)程度で
あり、土砂のまき出し展圧やネット状補強材の展張に比
べ著しく手間がかかり、工期の短縮、コスト低減の上で
障害となっていた。
【0007】この発明は上記問題点に着目しなされたも
のである。その目的は急勾配の法面を有する盛土であっ
ても作業性高く、法面を形成して盛土できる盛土の施工
法および盛土に際し作業性高く法面を形成できる盛土用
ネット篭を提案するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) の発明になる補強盛
土の施工法は、ネット状補強材を展張補強してなる補強
盛土の施工において、1側面および上面が開口したネッ
ト篭を盛土の法面となすべき位置に、開口反対側面を法
面に沿わせ配置し、開口した1側面および上面から盛土
土砂を投入し、この土砂を投入したネット篭を多段に積
上げ法面を形成することを特徴とする。(2) の発明にな
る盛土用ネット篭は盛土の施工に際し、法面となすべき
面に沿い配置し、土砂を投入して積上げ法面を形成する
ネット篭であり、1側面および上面が開口していること
を特徴とする。
【0009】
【実施例】図1はこの施工法で用いるネット篭4であ
り、正面板4−a、2つの側面板4−b、底板4−cと
からなり、上面および背面は開口した略直方体形をな
し、正面板4−aはやや内側に傾斜し側面板4−bより
僅か高く立上っている。このネット篭4は合成樹脂製網
目構造物であり、底板4−cを下して置き自立性を有す
る。
【0010】この補強盛土を施工するには図2のごと
く、盛土すべき地山面にネット状補強材1を基端部をア
ンカー5を打込み固定し展張する。その上に法面となす
べき位置に複数の前記ネット篭4を、正面板4−aを法
面に沿わせ、開口背面を盛土内側となし、一列に連続し
て配置し、アンカー5をネット状補強材1を貫通して地
山に打込み固定する。地山面にまき出した土砂3を展圧
するとともに、ネット篭1内に、開口した背面および上
面からじょれん等を用い投入する。1段をなし配列した
ネット篭4への土砂の投入が終ったら更にその上に図3
のごとくネット篭4を法面に沿い配置して背面の土砂3
の展圧とネット篭4への投入を行なう。これを繰返して
3段積上げて単位高さ(h) となし、さきに地山面に展張
してあるネット状補強材1の先端部を折返しネット篭4
を巻込み、展圧した土砂3上に展張する。この単位高さ
の盛土を繰返し所期の法面高さをもった盛土の施工が完
了する。
【0011】図4は施工法の別の実施例を示す。この実
施例はネット篭4として、硬質合成樹脂製で高剛性、高
強度、耐久性のものを用い、展張したネット状補強材1
をネット篭4の表面に巻込み被せることなく法面を構成
してなった盛土の施工例である。
【0012】この発明になるネット篭は、合成樹脂孔あ
きシートまたは孔あき板、合成樹脂ネット、金網ネッ
ト、あるいは合成樹脂孔あき枠体とネットとを組合せた
複合体等で構成される。少なくとも自立性があり、配置
した状態で開口した上面および背面から土砂を投入でき
るものでなくてはならない。ネット網目寸法は盛土する
土砂がこぼれ落ちない程度であり、底板は正面板より若
干粗目であってもよい。
【0013】孔あき枠体とネットとを組合せネット篭と
するとネットをかえるのみで多様の土砂に対応すること
ができ便利である。また正面板の裏面に種子付きシート
などを取付けておくと、施工後の法面の緑化を促進する
上で効果がある。
【0014】このネット篭は様々な方法でつくることが
できるが、例えば図5のごとく、図1のネット篭4を展
開した形状の展開ネットシート6を施工現場において、
ホッチギス等の止具、あるいは金属線材等を用いてネッ
ト篭に組立て使用することもできる。このネット篭はネ
ット状補強材と組合せて盛土を施工するほか、比較的低
く、緩勾配の法面をもった盛土の施工に際してはネット
状補強材を用いることなく用いることができる。
【0015】
【作用】この補強盛土の施工法およびネット篭は、盛土
する際に法面に沿いネット篭を配置し、まき出した盛土
の土砂をじょれん等を用いて開口した背面および上面か
らネット篭内に投入して法面が形成できる。従って従来
の土のう袋に土砂を充填して積上げ法面を形成するのに
比べ作業能率を著しく高めることができる。
【0016】
【発明の効果】(1) の発明になる補強盛土の施工法は法
面形成の作業性が優れ、ネット状補強材の展張、土砂の
まき出し展張の作業性とよく釣合がとれ、補強盛土施工
のコスト、工期の低減を図ることが可能となる。
【0017】また、(2) の発明になるネット篭は、盛土
の際の法面形成が容易となり、盛土の施工能率の向上を
達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のネット篭の斜視図である。
【図2】実施例の盛土の施工法の一部断面で示す説明図
である。
【図3】盛土の施工法で得られた盛土の断面図である。
【図4】別の実施例で得られた盛土の断面図である。
【図5】ネット篭を組立てできる展開ネットシートの平
面図である。
【図6】従来の補強盛土の断面図である。
【符号の説明】
1…ネット状補強材、2…土のう袋、3…土砂、4…ネ
ット篭、4−a…正面板、4−b…側板、4−c…底
板、5…アンカー、6…展開ネットシート。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネット状補強材を展張補強してなる補強
    盛土の施工において、1側面および上面が開口したネッ
    ト篭を盛土の法面となすべき位置に、開口反対側面を法
    面に沿わせ配置し、開口した1側面および上面から盛土
    土砂を投入し、この土砂を投入したネット篭を多段に積
    上げ法面を形成することを特徴とする補強盛土の施工
    法。
  2. 【請求項2】 盛土の施工に際し、法面となすべき面に
    沿い配置し、土砂を投入して積上げ法面を形成するネッ
    ト篭であり、1側面および上面が開口していることを特
    徴とする盛土用ネット篭。
JP3718891A 1991-03-04 1991-03-04 補強盛土の施工法および盛土用ネット篭 Expired - Lifetime JP2647564B2 (ja)

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JPH04277221A JPH04277221A (ja) 1992-10-02
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