JP2656005B2 - 分水栓密着コアの装着方法とその部材 - Google Patents

分水栓密着コアの装着方法とその部材

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真二 荻野
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    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00—Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/04—Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor
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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道配管の本管から支
管に分岐して配水される際に、支管基部に配設されて支
管への給水を開閉制御する分水栓の設置に際し、分水栓
への通水口となる本管穿孔部から分水栓通水口にかけて
挿通し孔壁に密着して漏水を防止すると共に、穿孔壁の
錆発生を防止する分水栓密着コアの装着方法とその部材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コア部材は上端部にフランジを有
し、下端縁が内側に突出する突縁形状となっており、コ
ア挿入杆の先端にこれを装着して上端フランジが本管穿
孔部外側外縁に係るまで押し込み、挿入杆を更に押圧し
てコア部材の下端突縁部に挿通することにより、これを
拡開外反させて穿孔部外縁に係着させてきた。
【0003】これに対し、コア部材の上部に肉厚に構成
した縮径部、下部に下端縁が内側に突出する突縁形状を
設け、外径部にOリングを装着し、下端突縁部をゴム状
部材によって被包して挿入杆拡径部の挿通により縮径部
と下端突縁部を拡開外反させて本管穿孔部から分水栓通
水口にかけて密着係止する方法が、本件出願人により提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の上端フランジと
下端突縁部の拡開外反により本管穿孔部にコア部材を装
着する方法は、本管穿孔部だけにコア部材の拡径のない
まま上端フランジと下端の突縁部外反によって装着され
ているので、分水栓に対するコア部材の係着がなく、穿
孔壁とコア部材外周とが密着しない不安定な装着構造と
なり、装着部の隙間から錆が発生し、錆漏れによる汚染
等が生ずる問題がある。
【0005】分水栓に対するコア部材の係着と水密性に
ついては、コア部材を長く構成して肉厚縮径部を拡径
し、穿孔壁とコア部材外周とが密着するようにした出願
人の前記新たな提案により回避されたが、この方法はコ
ア部材上端フランジの外径部にOリングを装着して水密
性を保つ構成となっている。
【0006】コア部材上端フランジの外径部にOリング
を装着するには一定のスペースが必要であり、分水栓通
水口と本管穿孔部の間隔が短い場合にはコア部材の装着
が不可能であるという不都合を生じている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した事情に
鑑みこれに対応しようとするものであり、コア部材の頂
部を押圧により外側に拡幅して曲折する曲折構造として
分水栓に対するコア部材の係着をコア部材頂部の曲折に
よる密着構造とすることにより、Oリング装着スペース
を不要にしてコア部材を短縮化するように構成した。
【0008】また、コア部材を装着する挿入杆にコア部
材内径よりやや大径で下部がテーパー面となる拡径部を
設け、コア部材を分水栓通水口と本管穿孔部に挿入後、
拡径部の圧入によってコア部材全体が拡径し、分水栓通
水口と本管穿孔壁にコア部材外周面全体が圧接するよう
に構成した。
【0009】更に、コア部材外周面の所要圧接面には、
ゴム等の弾性素材による被膜層を固着し圧接による水密
効果を更に高めるようにしたものである。
【0010】
【作用】図2ないし4に示すように、挿入杆4により分
水栓通水口11と本管穿孔部21に挿入された筒状のコア部
材3は、最初の押圧により挿入杆4のコア部材着装部41
がコア部材3下端の突縁部31による狭窄部32に圧入して
挿通し突縁部31を外反させると共に、拡径部42がコア部
材3の上部に圧入し上部からコア部材を拡径して分水栓
通水口11と本管穿孔部21の孔壁にコア部材の外周面を圧
接していく。
【0011】挿入杆4が、そのフランジ部43まで挿通さ
れ、コア部材3の頂部33に達するとコア部材のフランジ
34は本管穿孔部の周面に接触支持されるので、これを力
点として更に挿入杆のフランジ部43による強力な押圧が
加えられ、頂部33は図4に示すように、外側に曲潰拡幅
して曲折し拡幅端36が分水栓通水口11の孔壁に圧着す
る。
【0012】一方、挿入杆の拡径部42は、外反した突縁
部31まで挿通しコア部材3の内径を全体にわたって拡径
部42の径まで拡径するので、これとほぼ同径、場合によ
って若干小径にした止着ヘッド44の通過を可能にし、コ
ア部材の装着完了と同時に挿入杆4の抜去が可能とな
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して分水栓の設置から密着
コアの装着を行う本発明の実施例を説明する。1は分水
栓本体で、下部に分水栓を設置する水道配管の本管2に
締着するサドル12、その上部に通水口11が開口する。
【0014】通水口11の上部は弁室13で、球弁回動軸14
に嵌合する操作杆によって回動する球弁15を格納し、支
管への通水路16を開閉する。弁室13の上部は開放孔18と
なっていて常時はキャップ17によって閉栓されている。
【0015】先ず、分水栓1を設置する水道配管の本管
2に、分水栓に付設されたサドル12によって分水栓を取
付け、キャップ17を外し球弁15を開放状態にすると、分
水栓上部開放孔18から弁孔19を通じて本管2への通孔が
開通するので、開放孔を通じて本管2に穿孔機(図示し
ない)により通水孔を穿孔21する。
【0016】通水孔が穿孔されると、本管2の水圧によ
り水が穿孔機に設けられた排水路に溢出し、溢出水と共
に穿孔による切粉等の不純物が排出されるので球弁15を
閉栓して止水し、キャップ17が螺合していた螺合部45
に、コア部材3を止着した挿入杆4を挿入機5に接合し
て挿入機5の螺着部51を螺着し、球弁15を開栓する。
【0017】球弁15の開栓により、再び分水栓上部開放
孔18から弁孔19を通じて本管2への通孔が開通する。な
お、挿入杆4の長さが挿入機5の挿入杆収容部52と分水
栓の開放孔18のスペースに収容しきれない場合にはスペ
ースアダプター6を介在させて長さ調節を行う。
【0018】挿入杆4は上端に挿入機5の螺孔53と螺合
する螺合杆46が設けられ、上部にコア部材3の内径より
大径のフランジ部43、その下部にコア部材内径よりやや
大径で下部がテーパー面となる拡径部42、その下部にコ
ア部材内径よりやや小径で先端がテーパー面となるコア
部材着装部41が設けられ、その下端に拡径部42とほぼ同
径の止着ヘッド44が螺合される。
【0019】挿入機5は、機内に押込杆54が嵌装され、
その下端に挿入杆上端の螺合杆46と螺合して挿入杆4を
接合する螺孔53が設けられると共に、分水栓上部開放孔
18の外側の螺合部45と螺合して挿入機5を分水栓上に固
定する螺着部51と押込ハンドル55を有し、コア部材3を
装着した挿入杆4を分水栓通水口11から本管穿孔部21に
強制的に圧入する。
【0020】挿入杆4のフランジ部43は、コア部材3の
頂部33の形態が外反形態の場合にはその下端をテーパー
面47に構成し、拡潰形態の場合にはほぼ平面に構成す
る。
【0021】コア部材は、純銅、燐脱酸銅などの可塑性
素材によって構成され、外周面をゴムの焼付け等による
弾性素材の被膜層37を固着した筒状本体3の頂部33に押
圧による曲折を予定した曲折構造35を設け、その下部に
は装着される水道本管2上面にコア部材を支持するフラ
ンジ部34が形成される。なお、フランジ部34の下面に装
着される水道本管2上面の曲面形状に対応した切れ込み
凹陥部を形成すればコア部材が水道本管2上面の曲面形
状にフィットして装着することができる。
【0022】曲折構造35は図5に示すように外側に若干
せり出して曲折する拡幅端36に構成し、頂部33の押圧に
より外側に曲潰拡幅して曲折し拡幅端36が更にせり出し
て分水栓通水口11の内壁に圧接されるように構成するか
或いは図7に示すように挿入杆4のフランジ部43下端の
テーパー面の圧入により外反拡幅して曲折し拡幅端36が
分水栓通水口11の内壁に圧接されるようにする等の構成
とする。
【0023】コア部材下端は、内側に鉤状にせり出した
突縁部31による狭窄部32となっており、これが挿入杆4
の着装部41と止着ヘッド44に係止されるが、上部からの
押圧による着装部41の挿通と拡径部42の圧入により、被
膜層37が固着された筒状本体3が全体的に拡径され挿入
周壁に圧接されると共に突縁部31は外反され本管穿孔部
21或いはライニング層22の下縁に係着される。
【0024】更に、突縁部31は外周面に弾性素材の被膜
層37が固着されているので、縮径力が働き拡径部42の挿
通後に挿入杆4が引き上げられ着装部41から止着ヘッド
44に至ると止着ヘッド44の径より縮径されており、僅か
に径の大きい止着ヘッドの引き上げにより突縁部31は本
管穿孔部21下縁に拡潰密着される。なお、コア部材3は
拡径部42の挿通により全体的に拡径され、分水栓通水口
11と本管穿孔部21の各内壁に圧着されているので突縁部
31の拡潰密着は行わなくても良い。
【0025】以上のように構成したコア部材3を、先
ず、挿入杆4の先端着装部41に挿通してから止着ヘッド
44を螺合して止着し、押込杆54の螺孔53に挿入杆上端の
螺合杆46を螺合して挿入機5と挿入杆4を接合する。
【0026】これを、分水栓1の上部開放孔18から挿入
し、分水栓の螺合部45に挿入機5の螺着部51を螺着して
分水栓上に挿入機5を固定し、押込ハンドル55によりコ
ア部材3を装着した挿入杆4を分水栓通水口11から本管
穿孔部21に強制的に圧入することによりコア部材3を前
記のように拡径装着した後に挿入杆4を抜去するもので
ある。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、O
リング装着のスペースを節約してコア部材を短縮化でき
ると共に、挿入杆拡径部42の挿通によりコア部材が全体
的に拡径され外周面の弾性素材被膜層が装着孔内壁に完
全密着して安定した分水栓密着コアの装着を可能にした
ものである。
【0028】また、挿入杆4の長さが挿入機5の挿入杆
収容部52と分水栓の開放孔18のスペースに収容しきれな
い場合にはスペースアダプター6を介在させて長さ調節
を行うことができるように構成したので、コア部材の長
さに応じて挿入機の設定を行うことができ、コア部材の
設定環境に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 分水栓と密着コアの関係を示す要部を切欠断
面とした分水栓の全体側面図
【図2】 挿入杆にコア部材を止着して本管穿孔部に嵌
入した状態を示す挿入杆とコア部材の縦断側面図
【図3】 挿入杆拡径部をコア部材に強制圧入して挿通
し、コア部材頂部を押圧により外側に曲潰拡幅して曲折
する状態を示す挿入杆とコア部材の縦断側面図
【図4】 挿入杆拡径部をコア部材に強制圧入して挿通
し、コア部材頂部を押圧により外側に曲潰拡幅して曲折
し、挿入杆を抜去する状態を示す挿入杆とコア部材の縦
断側面図
【図5】 頂部側腹が曲潰拡幅して曲折する実施例のコ
ア部材の装着前における縦断側面図
【図6】 図5のコア部材の装着状態を示す縦断側面図
【図7】 頂部が外反拡幅する実施例のコア部材の装着
前における縦断側面図
【図8】 図7のコア部材の装着状態を示す縦断側面図
【図9】 図5のコア部材に対応する挿入杆の側面図
【図10】 図7のコア部材に対応する挿入杆の側面図
【図11】 挿入機と挿入杆の関係を示す一部を切欠断面
とした挿入装置全体の分解側面図
【図12】 スペースアダプターの一部を切欠断面とした
側面図
【符号の説明】
1 分水栓本体 11 分水栓通水口 12 締着サドル 13 分水栓弁室 14 球弁回動軸 15 球弁 16 支管への通水路 17 キャップ 18 分水栓上部開放孔 19 球弁の弁孔 2 水道配管の本管 21 本管穿孔部 22 本管内壁ライニング層 3 コア部材 31 コア部材下端の突縁部 32 突縁部によって構成される狭窄部 33 コア部材の頂部 34 コア部材のフランジ 35 コア部材の頂部の曲折構造 36 コア部材の頂部の曲折拡幅端 37 弾性素材の被膜層 4 挿入杆 41 コア部材着装部 42 拡径部 43 挿入杆フランジ部 44 止着ヘッド 45 分水栓上部の螺合部 46 挿入杆上端の螺合杆 47 押圧フランジ基部のテーパー部 5 挿入機 51 挿入機の螺着部 52 挿入杆収容部 53 押込杆下端の螺孔 54 押込杆 55 押込ハンドル 6 スペースアダプター 61 スペースアダプターの雄螺子 62 スペースアダプターの雌螺子

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頂部を押圧により外側に拡幅して曲折する
    曲折構造とし、その下部にフランジを設けた弾可塑性素
    材から成る筒状のコア部材を、上部にコア部材内径より
    大径のフランジを有する挿入杆に止着し、これを分水栓
    と本管穿孔部を挿通して押込み、挿入杆フランジにより
    コア部材の頂部を曲折して分水栓通水口縁に密着させる
    ことを特徴とする分水栓密着コアの装着方法
  2. 【請求項2】コア部材頂部下縁に屈曲構造を設け、挿入
    杆フランジの押圧により頂部端縁を内側に押し潰して側
    腹部を外側に押し出す状態に曲折するようにした「請求
    項1」記載の分水栓密着コアの装着方法
  3. 【請求項3】挿入杆フランジの基部にテーパー部を設
    け、コア部材頂部端縁を押圧により拡開方向に曲折する
    ようにした「請求項1」記載の分水栓密着コアの装着方
    法
  4. 【請求項4】頂部を押圧により曲折する曲折構造とし、
    その下部にフランジを設けた可塑性素材から成る筒状本
    体の外周面所要部に、弾性素材による被膜層を固着した
    コア部材
  5. 【請求項5】上部にコア部材内径より大径のフランジを
    有し、その下部にコア部材内径よりやや大径で下部がテ
    ーパー面となる拡径部、その下部にコア部材内径よりや
    や小径で先端がテーパー面となるコア部材着装部を設
    け、その下端に拡径部とほぼ同径の止着ヘッドを螺合さ
    せて成る分水栓密着コア挿入杆
  6. 【請求項6】押圧フランジの基部にテーパー部を設けた
    「請求項5」記載の分水栓密着コア挿入杆
  7. 【請求項7】挿入杆と接合する押込杆を嵌装し、分水栓
    の上部開口部に螺合固定する挿入機の螺合部と分水栓密
    着コアを設定する分水栓の上部螺合部の間に介装可能に
    構成したスペースアダプター
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