JP2670036B2 - 排版方法 - Google Patents
排版方法Info
- Publication number
- JP2670036B2 JP2670036B2 JP12290696A JP12290696A JP2670036B2 JP 2670036 B2 JP2670036 B2 JP 2670036B2 JP 12290696 A JP12290696 A JP 12290696A JP 12290696 A JP12290696 A JP 12290696A JP 2670036 B2 JP2670036 B2 JP 2670036B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- base paper
- tension
- peripheral speed
- plate discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、排版方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来から版胴に巻付いている原紙を、駆
動手段によって駆動される1対の排版ローラによって、
回転している版胴から剥離しながら排版する排版方法は
公知となっている。そして、このような排版方法におい
ては、版胴と排版ローラ対との周速をそれぞれVD,V
Rとすると、両周速を、(1)VD=VRとして排版す
る、(2)VD<VRとして、原紙を排版ローラ対間を
滑らせて、原紙と排版ローラ対との動摩擦によって原紙
に張力をかけて排版する、(3)版胴にブレーキをか
け、排版ローラ対だけを回転させて排版する方法があ
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら(1)の
ような方法では、正確に両周速を一致させるためには、
排版装置の各部を高精度に仕上げなければならなくて高
価になるという問題があり、もしこれに反してVD<V
Rとなっていると、原紙に大きなテンションが作用して
原紙が破れ、またVD>VRとなっていると、原紙がジ
ャムを発生するというような問題がある。つぎに(2)
のような方法では、排版ローラ対の圧力や表面の状態、
原紙に付着したインキの影響等の変動要因が数多くあ
り、原紙にかかるテンションを適度に設定するのが困難
であるという問題があり、さらに(3)のような方法で
は、版胴軸にはカム、インキ練り部材、駆動モータ等の
多くの負荷が結合されていて、これらが原紙の許容テン
ションに比較して、過大な負荷となっており、またカム
等による負荷の場合、負荷値が版胴の回転位置によって
変動するという問題がある。 【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の排版方法のもつ問題を解消し、使用される排版装置
が負荷となる部材がすくない簡単な構成となっていて安
価であるのに加えて、原紙にかかる許容テンションに比
較して、過大な負荷となることがなく、また原紙にかか
るテンションを適度に設定するのが容易な排版方法を提
供するにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、排版方法において、版胴に巻
付いている原紙を、回転している版胴から剥離しながら
排版する1対の排版ローラ対を駆動する駆動手段の出力
特性を、排版ローラ対の空転時には排版ローラの周速を
版胴の周速より大きく設定し、排版ローラ対による排版
時には原紙にかかる張力が原紙の許容張力及び原紙と排
版ローラ対との間の摩擦力より小さくなるように設定す
ることを特徴とするものである。 【0006】 【実施の態様】図面に示すこの発明の実施例において、
1は版胴、2は原紙を示し、版胴1の排版側において、
これに隣接して互いに当接する上下1対の排版ローラ対
3,4が設けられ、これらの排版ローラ対3,4はそれ
らの軸間に張架されたばね5,6によって適度な挾持圧
がかけられている。排版ローラ4は減速ギヤトレーン8
を介してモータ7によって駆動されるようになってい
る。そしてこのモータ7は負荷が大きくなると、回転速
度が自動的に低下するようになっている。 【0007】版胴1は図示しない駆動部材によって周速
VDをもって、また排版ローラ対3,4は周速VRをも
って、矢印方向に回転する。この場合原紙2の排版指令
がでて原紙2が所定の位置にくると、実開昭60-102956
号公報に開示されているような原紙端すくい上げ手段が
作動して、原紙2の自由端が回転している排版ローラ対
3,4の当接部へ導かれて挾み込まれる。そして原紙2
は排版ローラ対3,4の回転によって版胴1から剥離さ
れて搬送され、図示していない排版箱内に収納される。 【0008】前記の場合に原紙2が挾み込まれないで空
転しているときの、排版ローラ対3,4の周速をVR
O、負荷をLとする。この負荷Lの内訳は、ギヤトレー
ン8、軸受等における転がり抵抗等の総和である。そし
てこのような負荷Lの大きさに応じてモータ7の出力特
性から周速VROが決まり、この周速VRO値は、図2
に示すように版胴1の周速VDよりも大きくなるように
設定される。 【0009】ついで排版ローラ対3,4に原紙2が挾み
込まれて版胴1から剥離しているときは、排版ローラ対
3,4が原紙2を周速VROで剥離しようとするが、版
胴1の周速はそれより小さい周速VDであるから、排版
ローラ対3,4と版胴1とが原紙2を介して引っ張り合
うことになり、このときの力が張力Tとなる。ところで
版胴1の駆動部材は、張力Tの影響を受けることがほと
んどないので、その周速VDは張力Tによって変化する
ことがない。 【0010】その結果排版ローラ対3,4の周速VRが
版胴1の周速VDの方に近づこうとし、そのためにモー
タ7にかかる負荷は、空転時の負荷Lに張力Tが加わっ
たものとなり、この値がその回転周速におけるモータ7
の発生回転力F1と釣合い、回転力F1=負荷L+張力
Tすなわち張力T=回転力F1−負荷Lとなる。ここで
排版ローラ対3,4の周速が一定のとき回転力F1及び
負荷Lが一定であり、一方版胴1の周速VDも一定であ
るので、張力Tがほぼ一定となって安定した原紙剥離が
遂行される。この場合張力Tが、原紙2の許容印加張力
や、排版ローラ対3,4と原紙2との摩擦力を超えない
ように設定しなければならないが、モータ7の出力特性
を変えることによって任意にすることができる。 【0011】図3はギヤトレーン8の減速ギヤ比の変更
によって、原紙2にかかる張力TNと、前記軸受等によ
る負荷Lとの和である回転力(TN+L)と、排版ロー
ラ4の周速VRNとによる出力特性カーブが変化するこ
とを示し、減速ギヤ比が大きいほどすなわち排版ローラ
4の周速VRNが小さくなるほど回転力(TN+L)が
大きくなり、減速ギヤ比が小さくなって排版ローラ4の
周速VRNが大きくなると、回転力(TN+L)が小さ
くなることを示している。 【0012】図4はモータ7への印加電圧の変更によっ
て、原紙2の張力TN、空転周速VRNが変化すること
を示し、張力TNを大きくとると、空転周速VRNも大
きくなることを示している。 【0013】図5〜7には、前記のような排版方法が実
施されるのに好適な印刷胴の1例が示されている。11は
版胴を示し、この版胴11は支持軸12によって機枠13,1
3′に回転可能に支持され、その外周面に軸方向に沿っ
て平坦部14を有する座板15が設けられ、平坦部14の上面
に軸方向に間隔をおいて複数の弾性板16が設けられ、こ
の弾性板16の上面に薄板17が取付けられている。 【0014】そして座板15の平坦部14の両端近くに軸受
18が設けられ、この軸受18によって回転軸19が枢支され
ており、この回転軸19に支持板20の一端が固定され、こ
の支持板20の裏面には、薄板17に吸着するゴムマグネッ
ト21が取付けられている。そして回転軸19の版胴11の一
側のフランジ22より外方に突出した一端に歯車23が取付
けられている。 【0015】フランジ22にピン24が設けられ、このピン
24にセグメントギヤ25の基端が枢支され、セグメントギ
ヤ25はばね26によって常時中心に向けて付勢されてお
り、その上下揺動限位置においてフランジ22に設けられ
たストッパピン27によって停止されるため、円弧状の溝
孔28が設けられている。 【0016】セグメントギヤ25の下側面にはカム面29が
形成され、このカム面29に対向する位置においてこれと
係合し、又は離脱するように往復動可能にカムローラ30
が機枠13に摺嵌され、カムローラ30は機枠13に設けられ
た図示しないばねで、通常は図6に示すようにカム面29
から離脱した位置にあり、図示しないソレノイドで係合
する位置にあるようになっている。 【0017】図5に示すような状態にある版胴11に原紙
をクランプしたいときは、前記のソレノイドに通電して
カムローラ30をカム面29と係合する位置へ移動させる。
そこで版胴1を時計方向に回動すると、カムローラ30が
カム面29に沿って相対的に移動し、セグメントギヤ25を
ばね26の張力に抗して、ピン24を中心として時計方向に
揺動する。この揺動によってセグメントギヤ25と噛合す
る歯車23が反時計方向に回動して、回転軸19を介して支
持板20すなわちゴムマグネット21を薄板17から離れた図
7に示す位置に移動して開口する。 【0018】ここで原紙が図示されていない原紙供給に
よって開口部に供給され、その先端が確実に開口部に届
いたことが原紙供給手段のセンサによって検知される
と、ソレノイドへの通電が停止され、それに伴ってカム
ローラ20がカム面19から離脱する。この離脱によってセ
グメントギヤ25はばね26に引張られて図5に示す位置に
復帰し、これによってゴムマグネット21と薄板17とで原
紙の先端部を挾持してクランプが完了し、版胴11が反時
計方向に回転して原紙を巻取ることとなる。 【0019】この版胴11は前記のようになっているの
で、原紙のポリエステルフイルム面がゴムマグネット21
と対面することとなって摩擦係数が大きくなり、また薄
板17が複数の弾性板16によって座板15に取付けられてい
るので、支持板20やゴムマグネット21が多少うねってい
ても、それにならって原紙への密着度が良好であって、
原紙が確実にクランプされ、さらに支持板20は剛性があ
るので開口角度が小さくてすみ、機構的に大きくなるの
が防止される。 【0020】 【発明の効果】この発明は前記のようであって、排版方
法において、版胴に巻付いている原紙を、回転している
版胴から剥離しながら排版する1対の排版ローラ対を駆
動する駆動手段の出力は、排版ローラの周速を、排版ロ
ーラ対の空転時には版胴の周速より大きくし、排版ロー
ラ対による排版時には原紙にかかる張力が原紙の許容張
力及び原紙と排版ローラ対との間の摩擦力より小さくな
るように設定されるので、使用される排版装置が負荷と
なる部材が少ない簡単な構成となっていて安価であるの
に加えて、原紙にかかる許容張力に比較して、過大な負
荷となることがなく、また原紙にかかる張力をギヤトレ
ーン比又は印加電圧を変更する等のいずれかの方法を選
択することによって容易に設定することができるという
効果がある。
る。 【0002】 【従来の技術】従来から版胴に巻付いている原紙を、駆
動手段によって駆動される1対の排版ローラによって、
回転している版胴から剥離しながら排版する排版方法は
公知となっている。そして、このような排版方法におい
ては、版胴と排版ローラ対との周速をそれぞれVD,V
Rとすると、両周速を、(1)VD=VRとして排版す
る、(2)VD<VRとして、原紙を排版ローラ対間を
滑らせて、原紙と排版ローラ対との動摩擦によって原紙
に張力をかけて排版する、(3)版胴にブレーキをか
け、排版ローラ対だけを回転させて排版する方法があ
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら(1)の
ような方法では、正確に両周速を一致させるためには、
排版装置の各部を高精度に仕上げなければならなくて高
価になるという問題があり、もしこれに反してVD<V
Rとなっていると、原紙に大きなテンションが作用して
原紙が破れ、またVD>VRとなっていると、原紙がジ
ャムを発生するというような問題がある。つぎに(2)
のような方法では、排版ローラ対の圧力や表面の状態、
原紙に付着したインキの影響等の変動要因が数多くあ
り、原紙にかかるテンションを適度に設定するのが困難
であるという問題があり、さらに(3)のような方法で
は、版胴軸にはカム、インキ練り部材、駆動モータ等の
多くの負荷が結合されていて、これらが原紙の許容テン
ションに比較して、過大な負荷となっており、またカム
等による負荷の場合、負荷値が版胴の回転位置によって
変動するという問題がある。 【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の排版方法のもつ問題を解消し、使用される排版装置
が負荷となる部材がすくない簡単な構成となっていて安
価であるのに加えて、原紙にかかる許容テンションに比
較して、過大な負荷となることがなく、また原紙にかか
るテンションを適度に設定するのが容易な排版方法を提
供するにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、排版方法において、版胴に巻
付いている原紙を、回転している版胴から剥離しながら
排版する1対の排版ローラ対を駆動する駆動手段の出力
特性を、排版ローラ対の空転時には排版ローラの周速を
版胴の周速より大きく設定し、排版ローラ対による排版
時には原紙にかかる張力が原紙の許容張力及び原紙と排
版ローラ対との間の摩擦力より小さくなるように設定す
ることを特徴とするものである。 【0006】 【実施の態様】図面に示すこの発明の実施例において、
1は版胴、2は原紙を示し、版胴1の排版側において、
これに隣接して互いに当接する上下1対の排版ローラ対
3,4が設けられ、これらの排版ローラ対3,4はそれ
らの軸間に張架されたばね5,6によって適度な挾持圧
がかけられている。排版ローラ4は減速ギヤトレーン8
を介してモータ7によって駆動されるようになってい
る。そしてこのモータ7は負荷が大きくなると、回転速
度が自動的に低下するようになっている。 【0007】版胴1は図示しない駆動部材によって周速
VDをもって、また排版ローラ対3,4は周速VRをも
って、矢印方向に回転する。この場合原紙2の排版指令
がでて原紙2が所定の位置にくると、実開昭60-102956
号公報に開示されているような原紙端すくい上げ手段が
作動して、原紙2の自由端が回転している排版ローラ対
3,4の当接部へ導かれて挾み込まれる。そして原紙2
は排版ローラ対3,4の回転によって版胴1から剥離さ
れて搬送され、図示していない排版箱内に収納される。 【0008】前記の場合に原紙2が挾み込まれないで空
転しているときの、排版ローラ対3,4の周速をVR
O、負荷をLとする。この負荷Lの内訳は、ギヤトレー
ン8、軸受等における転がり抵抗等の総和である。そし
てこのような負荷Lの大きさに応じてモータ7の出力特
性から周速VROが決まり、この周速VRO値は、図2
に示すように版胴1の周速VDよりも大きくなるように
設定される。 【0009】ついで排版ローラ対3,4に原紙2が挾み
込まれて版胴1から剥離しているときは、排版ローラ対
3,4が原紙2を周速VROで剥離しようとするが、版
胴1の周速はそれより小さい周速VDであるから、排版
ローラ対3,4と版胴1とが原紙2を介して引っ張り合
うことになり、このときの力が張力Tとなる。ところで
版胴1の駆動部材は、張力Tの影響を受けることがほと
んどないので、その周速VDは張力Tによって変化する
ことがない。 【0010】その結果排版ローラ対3,4の周速VRが
版胴1の周速VDの方に近づこうとし、そのためにモー
タ7にかかる負荷は、空転時の負荷Lに張力Tが加わっ
たものとなり、この値がその回転周速におけるモータ7
の発生回転力F1と釣合い、回転力F1=負荷L+張力
Tすなわち張力T=回転力F1−負荷Lとなる。ここで
排版ローラ対3,4の周速が一定のとき回転力F1及び
負荷Lが一定であり、一方版胴1の周速VDも一定であ
るので、張力Tがほぼ一定となって安定した原紙剥離が
遂行される。この場合張力Tが、原紙2の許容印加張力
や、排版ローラ対3,4と原紙2との摩擦力を超えない
ように設定しなければならないが、モータ7の出力特性
を変えることによって任意にすることができる。 【0011】図3はギヤトレーン8の減速ギヤ比の変更
によって、原紙2にかかる張力TNと、前記軸受等によ
る負荷Lとの和である回転力(TN+L)と、排版ロー
ラ4の周速VRNとによる出力特性カーブが変化するこ
とを示し、減速ギヤ比が大きいほどすなわち排版ローラ
4の周速VRNが小さくなるほど回転力(TN+L)が
大きくなり、減速ギヤ比が小さくなって排版ローラ4の
周速VRNが大きくなると、回転力(TN+L)が小さ
くなることを示している。 【0012】図4はモータ7への印加電圧の変更によっ
て、原紙2の張力TN、空転周速VRNが変化すること
を示し、張力TNを大きくとると、空転周速VRNも大
きくなることを示している。 【0013】図5〜7には、前記のような排版方法が実
施されるのに好適な印刷胴の1例が示されている。11は
版胴を示し、この版胴11は支持軸12によって機枠13,1
3′に回転可能に支持され、その外周面に軸方向に沿っ
て平坦部14を有する座板15が設けられ、平坦部14の上面
に軸方向に間隔をおいて複数の弾性板16が設けられ、こ
の弾性板16の上面に薄板17が取付けられている。 【0014】そして座板15の平坦部14の両端近くに軸受
18が設けられ、この軸受18によって回転軸19が枢支され
ており、この回転軸19に支持板20の一端が固定され、こ
の支持板20の裏面には、薄板17に吸着するゴムマグネッ
ト21が取付けられている。そして回転軸19の版胴11の一
側のフランジ22より外方に突出した一端に歯車23が取付
けられている。 【0015】フランジ22にピン24が設けられ、このピン
24にセグメントギヤ25の基端が枢支され、セグメントギ
ヤ25はばね26によって常時中心に向けて付勢されてお
り、その上下揺動限位置においてフランジ22に設けられ
たストッパピン27によって停止されるため、円弧状の溝
孔28が設けられている。 【0016】セグメントギヤ25の下側面にはカム面29が
形成され、このカム面29に対向する位置においてこれと
係合し、又は離脱するように往復動可能にカムローラ30
が機枠13に摺嵌され、カムローラ30は機枠13に設けられ
た図示しないばねで、通常は図6に示すようにカム面29
から離脱した位置にあり、図示しないソレノイドで係合
する位置にあるようになっている。 【0017】図5に示すような状態にある版胴11に原紙
をクランプしたいときは、前記のソレノイドに通電して
カムローラ30をカム面29と係合する位置へ移動させる。
そこで版胴1を時計方向に回動すると、カムローラ30が
カム面29に沿って相対的に移動し、セグメントギヤ25を
ばね26の張力に抗して、ピン24を中心として時計方向に
揺動する。この揺動によってセグメントギヤ25と噛合す
る歯車23が反時計方向に回動して、回転軸19を介して支
持板20すなわちゴムマグネット21を薄板17から離れた図
7に示す位置に移動して開口する。 【0018】ここで原紙が図示されていない原紙供給に
よって開口部に供給され、その先端が確実に開口部に届
いたことが原紙供給手段のセンサによって検知される
と、ソレノイドへの通電が停止され、それに伴ってカム
ローラ20がカム面19から離脱する。この離脱によってセ
グメントギヤ25はばね26に引張られて図5に示す位置に
復帰し、これによってゴムマグネット21と薄板17とで原
紙の先端部を挾持してクランプが完了し、版胴11が反時
計方向に回転して原紙を巻取ることとなる。 【0019】この版胴11は前記のようになっているの
で、原紙のポリエステルフイルム面がゴムマグネット21
と対面することとなって摩擦係数が大きくなり、また薄
板17が複数の弾性板16によって座板15に取付けられてい
るので、支持板20やゴムマグネット21が多少うねってい
ても、それにならって原紙への密着度が良好であって、
原紙が確実にクランプされ、さらに支持板20は剛性があ
るので開口角度が小さくてすみ、機構的に大きくなるの
が防止される。 【0020】 【発明の効果】この発明は前記のようであって、排版方
法において、版胴に巻付いている原紙を、回転している
版胴から剥離しながら排版する1対の排版ローラ対を駆
動する駆動手段の出力は、排版ローラの周速を、排版ロ
ーラ対の空転時には版胴の周速より大きくし、排版ロー
ラ対による排版時には原紙にかかる張力が原紙の許容張
力及び原紙と排版ローラ対との間の摩擦力より小さくな
るように設定されるので、使用される排版装置が負荷と
なる部材が少ない簡単な構成となっていて安価であるの
に加えて、原紙にかかる許容張力に比較して、過大な負
荷となることがなく、また原紙にかかる張力をギヤトレ
ーン比又は印加電圧を変更する等のいずれかの方法を選
択することによって容易に設定することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の斜面図である。
【図2】同上のモータの出力特性図である。
【図3】同上の排版ローラの減速比の変更によるモータ
の出力特性図である。 【図4】同上のモータの印加電圧の変更によるモータの
出力特性図である。 【図5】この発明が実施されるのに好適な印刷胴の一部
切欠側面図である。 【図6】同上の正面図である。 【図7】同上の非クランプ時における図5と同様な一部
切欠側面図である。 【符号の説明】 1 版胴 2 原紙 3 排版ローラ 4 排版ローラ 5 ばね 6 ばね 7 モータ 8 ギヤトレーン
の出力特性図である。 【図4】同上のモータの印加電圧の変更によるモータの
出力特性図である。 【図5】この発明が実施されるのに好適な印刷胴の一部
切欠側面図である。 【図6】同上の正面図である。 【図7】同上の非クランプ時における図5と同様な一部
切欠側面図である。 【符号の説明】 1 版胴 2 原紙 3 排版ローラ 4 排版ローラ 5 ばね 6 ばね 7 モータ 8 ギヤトレーン
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 佐藤 光雄
宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂
3番地の1東北リコー株式会社内
(72)発明者 高澤 弘修
宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂
3番地の1東北リコー株式会社内
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.版胴に巻付いている原紙を、回転している版胴から
剥離しながら排版する1対の排版ローラ対を駆動する駆
動手段の出力は、排版ローラの周速を、排版ローラ対の
空転時には版胴の周速より大きくし、排版ローラ対によ
る排版時には原紙にかかる張力が、原紙の許容張力及び
原紙と排版ローラ対との間の摩擦力より小さくなるよう
に設定されていることを特徴とする排版方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12290696A JP2670036B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 排版方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12290696A JP2670036B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 排版方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61220481A Division JPH0741733B2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-17 | 孔版印刷機における排版装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08267897A JPH08267897A (ja) | 1996-10-15 |
| JP2670036B2 true JP2670036B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=14847546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12290696A Expired - Lifetime JP2670036B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 排版方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2670036B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008049647A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Duplo Seiko Corp | 孔版印刷機 |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP12290696A patent/JP2670036B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08267897A (ja) | 1996-10-15 |
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