JP2671994B2 - 乳母車構造 - Google Patents

乳母車構造

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JP2671994B2
JP2671994B2 JP63089554A JP8955488A JP2671994B2 JP 2671994 B2 JP2671994 B2 JP 2671994B2 JP 63089554 A JP63089554 A JP 63089554A JP 8955488 A JP8955488 A JP 8955488A JP 2671994 B2 JP2671994 B2 JP 2671994B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、幼兒を乗せて手押し運搬可能な乳母車に関
し、特に組み立て及び折りたたみ操作の簡便な乳母車の
リンク構造に関する。
(従来の技術とその課題) 従来、この種の乳母車では組み立てて使用し、幼兒を
乗せない場合には折りたたんで持ち運んだり収納保管し
ておくタイプのものが種々知られている。しかし、それ
らの多くは、例えば折りたたむ場合は、いくつかのロッ
クを解除するための操作が必要であったり、また組み立
てる場合や幼兒と対面する対面押しにする場合などには
一々ロック操作が必要という不便があった。また、それ
らのロック解除操作やロック操作は、ロック位置が乳母
車の種々の個所に点在しているため、その位置まで一々
手を延ばして操作を行う必要があるばかりでなくその種
々のロック位置を記憶していなければならないという不
便さがあった。
(発英が解決すべき課題) 本発明は、かかる従来装置の問題点を解決することを
目的とし、組み立て操作や折りたたみ操作が簡便となる
のみならず、種々のロック操作や種々のロック解除操作
が乳母車の一個所に設けた操作手段によって集中・総合
的に実施できることを可能とした乳母車のリンク構造を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、下記の「乳母車のリンク構造」によって前
述した従来例の問題点を解決するものである。「左右一
対の前輪及び後輪を有し押棒を通して運転する乳母車に
おいて、左右一対の前輪を一端に夫々回転可能に固定し
た前脚の他端が、左右一対のひじ掛けの夫々の前端部と
左右一対の基台の夫々の前端部とに夫々枢着され、左右
一対の後輪を一端に夫々回転可能に固定した後脚の他端
が、前記ひじ掛けの夫々の前端部に枢着され、前記基台
の後端部と前記後脚とに夫々枢着される左右一対のバラ
ンスリングと、前記押棒と一体に固定され、その最上端
部が前記ひじ掛けの後端部に枢着される左右一対の基柱
と、該基柱のほゞ中央部と前記後脚のほゞ中央部とに夫
々枢着されるほゞL字形状のLリンクと、該Lリンクの
延長部と前記バランスリンクの延長部とに夫々枢着され
る突張棒と、前記基柱の下端部に固定された基腕に枢着
された立脚と、該立脚のほゞ中央部と前記Lリンクとに
夫ゞ枢着される連結リンクと、前記左右一対の前脚を相
互に連結する固定連結棒と、前記左右一対の後脚を相互
に連結する固定連結棒と、乳母車の組立状態及び折りた
たんだ状態を夫々ロックするための手段と、および前記
ロック手段によるロック及びロック解除を操作するため
の操作手段とを具備することを特徴とする乳母車のリン
ク構造。」 (実施例) 以下図面に示す本発明の一実施例につき詳説する。
第1図は乳母車の使用可能状態である組立時の概略構
成を示す斜視図であり、第2図は組立状態の乳母車1の
リンク係合状態を示す側面図であって、乳母車1はこの
組み立て状態から第3図の中間状態を経て第4図の折り
たたみ状態(自立状態)に至る。第5図及び第6図は、
夫々組立時及び折りたたみ時の乳母車の正面図を示すも
のである。これらの図面を参照して、本発明に係る乳母
車1のリンク係合構造を以下説明する。一端に2連の前
輪2を回転可能に取付けた左右一対の前脚3の夫々の他
端は基台4の前端部に枢着されかつひじ掛け5の前端部
に枢着されている。(第3図参照)。一方、後輪6を夫
々一端に取付けた左右一対の後脚7の夫々の他端はひじ
掛け5の前端部であって、前記前脚3の枢着点よりも若
干上方に枢着されている。左右一対のひじ掛け5の夫々
の後端には基柱9の上端部が(後述するピン32によっ
て)枢着されており、この基柱9は一対の縦行部材と該
縦行部材の上端部を連結している横行部材とからなるほ
ぼコ次形状の押棒8と連結固定されている。また、左右
一対の基台4の夫々後方上部と後脚7との間にはバラン
スリンク10が枢着されており、基柱9と後脚7との間に
も図示のゆるやかに湾曲したほゞL次形状のLリンク11
が枢着されている。このバランスリンク10とLリンク11
の上方端部は夫々、下方枢着点よりも少し延長された延
長部分を有し、その延長部分の各先端間に突張棒12の両
端が枢着されている。13は、母乳車1を折りたたんだ際
に乳母車が第4図に示すように自立できるための全体的
のコの字形状に形成された立脚であって、この立脚13は
その足13A寄りの位置に、基柱9と一体に固定された基
腕14に対して枢着され、またLリンク11との間に連結リ
ク15が枢着されている。尚、左右一対の前脚3及び後脚
7の左右両者間には、両者を連結する固定連結棒16及び
17が夫々固定されている(第5図及び第6図参照)。な
お、第1図における27,28は幼兒を座わらせる台座及び
手すりである。
以上述べたように、乳母車1は、前脚3、後脚7及び
立脚13を含む一連のリンク部材によって、第2図に示す
組立状態から第3図に示す中間状態を経由して第4図に
示す折りたたみ状態に変化することが可能となり、第4
図の状態では後輪6と立脚13とにより自立することが可
能となる。逆に、第4図の折りたたみ状態から第2図の
組立状態に変形することも勿論自由である。
ひじ掛け5及び基台4は内部が中空の構造に形成され
ている(望ましくはプラスチック成形されている)の
で、前脚3及び後脚7との夫々の枢着部はその中空内部
に隠され外部には露出しないので、外観上美観が保たれ
て好都合である。
第7図は、基柱9内部に設けられたワイヤーによって
摺動可能に設けられたノッチ付スライダの詳細構造を示
す図面であって、中空に形成された基柱9の内部には角
パイプ9Aの下方端が基柱9の下方端に固定されて収容さ
れ、角パイプ9Aの内部には、一端が角パイプ9Aに固定さ
れたばね9Bに接続されたワイヤー引体9Cが遊嵌されてお
り、このワイヤー引体9Cは角パイプ内でワイヤー18の一
端に固定されているのでワイヤー18に引張られて摺動可
能となっている。この角パイプ9Aの外周にすっぽりと入
るだけの大きさの角柱部19Aを有するスライダ19は、ワ
イヤー引体9Cに固定されているのでワイヤー18に引張ら
れて角パイプ9Aをガイドとして摺動可能である。すなわ
ち、スライダ19はねじ20によりブッシュ21を介してボル
ト止め22と共にワイヤー引体9Cに固定される。ボルト止
め22の突条22Aが角パイプ9Aの1つの面に設けられた一
本のスリット(図示しない)内を摺動可能となるように
構成されている。
以上第7図について述べたようにスライダ19は、基柱
9内に固定された角パイプ9Aをガイドとし、ワイヤー18
によってばね9Bに抗して摺動可能に設けられている。
次に、第8図(a)〜(e)及び第9図(a)〜
(e)を参照してワイヤー18の索引操作手段につき以下
述べる。第8図(a)〜(c)は、ほゞコの字形状に形
成された押棒8の手前側のほゞ中央部(第5図及び第6
図参照)に設けられるワイヤー操作用のつまみ23であ
り、第8図(d)〜(e)はつまみ23に結合されて例え
ば金属製のワイヤー18を巻き取るためのリール24を示
す。つまみ23及びリール24は好ましくはプラスチック材
で形成され、つまみ23の底面図第8図(c)から明らか
なように、つまみ23には2本の小突条23A,23Bが設けら
れており、これがリール24に設けられた2本の溝24A,24
Bに夫々嵌入されるので、つまみ23の回動操作に応じて
リール24も回動することになる。このつまみ23及びリー
ル24は第9図(b)(c)に示すような金具25内に回動
可能に収容されており、左右2本のワイヤー18の一端
は、リール24に設けられた2本の貫通孔24C,24D(第8
図(d)参照)に嵌入される夫々2本のピン26A,26Bに
適宜手段(例えば熔接、加締)によって固定されてい
る。
従って、つまみ23を第9図(a)(b)に示す矢印方
向に回動することによって、ピン26A,26Bに一端が固定
されたワイヤー18はリール24に巻き取られるため、第7
図において述べたスライダ19がばね9Bに抗してほゞ上方
向に、またばね9Bに従って下方向に移動することにな
る。
第9図(a)〜(c)においては、つまみ23はその回
転中心が押棒8の軸線上にほゞ一致して設けられている
が、代替的に第9図(d)に示すように回転中心C2を押
棒8の軸線Lから偏在せしめてつまみ及びリールを設け
ることも可能である。また、第9図(e)に示す変形例
のようにリール24の直径すなわちワイヤー巻取部分の直
径を大きく設定することも可能である。このように直径
が大きくなるとワイヤー巻取操作が比較的弱い回動力で
行える利点が生じる。
以上第8図及び第9図を参照して述べたとおり、つま
み23の回動操作によってワイヤー18が牽引され、それに
よってスライダ19の摺動が可能となる。
次に第10図から第13図を参照してスライダ19の動作と
種々のロック動作及びロック解除動作につき以下詳説す
る。先づ第10図(a)(b)においてロック部材30はそ
のガイドとして機能する支柱31に沿って摺動可能に構成
されている。すなわち、ロック部材30を構成する部材30
A,30Bのうち、部材30Aは支柱31が遊嵌されるような貫通
孔と乳母車折りたたみ時その折りたたみ状態を維持ロッ
クするためのフック30Cと突出ピンAとを有する部材で
あり、一方部材30Bは部材30Aと一体に移動できるように
部材30Aに固定され、かつ乳母車組立時の状態をロック
するためのフック30Dを有する第10図(a)に示すよう
な形状の板状部材である。支柱31の上端はひじ掛け5の
後端に枢着されており、折棒の基柱9をひじ掛け5に枢
着するための枢着ピン32(第11図参照)と共用すること
が可能である。一方、支柱31の下端は、組立時基台4の
後端縁に接触して恰も基台4の後方端部を形成するかに
見える形状の基台後方部材33の下方端部33A(第10図、
第11図参照)に枢着されており、この枢着方法も上に述
べたように基柱9を基台後方部材33の下方端部33Aに枢
着するための枢着ピン34(第11図参照)と共用すること
が可能である。なお、ロック部材30は図示しないばねに
よって図面上下方に常時付勢されており、後から述べる
スライダ19に設けられたノッチN1と係合してスライダ19
によって上方に引上げられ得る構成となっている。
第12図及び第13図は2つのノッチN1及びN2を有するス
ライダ19の移動した位置(3種類)と夫々の場合の機能
(ロック機能及びロック解除機能)を説明するための図
面である。
先ず第12図に実線で示すスライダ19の位置は、その初
期位置すなわちつまみ23が第9図(a)において初期位
置P1の位置にある場合を示す。このときロック部材30の
ピンAは、第12図に示すようにスライダ19の細長い切込
みを有するノッチN1の最上端に位置している。この初期
位置において、乳母車が組立てられた状態にある第12図
の状態においては、組立状態がロックされている。すな
わち、ロック部材30(第10図)のフック30Dが後脚7に
固定されたロックピンBと係合し、かつ基台後方部材33
の下方端部33AがLリンク11の湾曲部を押圧係合する。
このため、第1図から第6図までを参照して述べた前・
後脚を含む一連のリンク係合関係は、Lリンク11及び後
脚7(ピンB)が夫々下方端部33A及びフック30Dとで挟
まれることによってロックされる。この組立時のロック
状態は、後述するように、ピンAがスライダ19のノッチ
N1の最下端に引掛けられて上方に僅か持ち上げられその
ためフック30DとピンBとのロック係合が解除されるま
で維持される。
この(第12図に示す)状態において基柱に内側に向け
て植設された左右一対のピンC(第5図及び第6図)は
ひじ掛け5の後方端に設けられたピン受け35によってク
リック固定されている。
第12図に示すスライダ19の初期位置において、操作者
によってつまみ23がP2の位置まで回動されると、スライ
ダ19は第12図に点線で示す位置まで少し上方に移動す
る。そのため、ピンAはノッチN1のほゞ中央位置(すな
わちノッチN1がピンAから離脱可能な位置)となり、押
棒8を第12図に示す矢印のように回動(前方に倒すよう
に回動)するとスライダ19は二点鎖線で示す位置まで回
動して、スライダ19のノッチN2の切込みにピンDが、切
込み入口部の傾斜面を滑って(このときスライダ19をば
ね付勢しているばね9Bが僅かに伸ばされる)入り込む。
このようにして、押棒8は第12図の二点鎖線の位置でロ
ックされ、乳母車を押す例えば母親は幼兒と対面するこ
とが可能となる。この対面押し状態を解除するために
は、P1まで自動復帰していたつまみ23をP2の方向に向っ
て僅かに回すだけでよく、ピンDとノッチN2とのロック
がこのようにして解除された後は、そのまゝ押棒8を第
12図の実線で示す位置まで戻しその後つまみ23をP1の位
置に戻すことによって前に述べた初期状態(組立時のロ
ック状態)が形成される。
次に、乳母車の組立状態(第12図)から第4図(第6
図)に示すような折りたたみ状態に変形しそこでロック
するまでの操作及びスライダの動作につき以下説明す
る。
先づ、つまみ23をそのP1からP3に向けてほゞ180度回
転するとき、その途中においてスライダ19のノッチN1の
最下端がピンAと接触するが(第13図参照)スライダ19
は引き続き上昇を続けるのでピンAもまたノッチN1の最
下端に引掛けられたまゝ上昇しスライダ19及びピンAは
第13図に点線で示す位置となる。この位置においてフッ
ク30DはピンBから点線で示すように離脱し、そのため
組立時のロック状態が解除される。この後、つまみ23を
P3の位置としたまゝ折りたたみ作業に入ると、乳母車1
を第1図又は第2図(第5図)のリンク係合状態(組立
状態)から第3図に示す中間状態を経て第4図及び第6
図に示す折りたたまれた状態にすることができる。Lリ
ンク11に固定されたピンE(第2図、第10図参照)は、
組立時には第2図及び第10図に示すように基台後方部材
33に設けられた凹所に収容されて休止しているが、折り
たたまれる動作に従ってLリンク11の回転中心C1(第2
図及び第10図)を中心に点線で示す軌跡に沿って回動
し、折りたたみ操作完了後つまみ23がP3の位置からP1に
戻されたとき、ロック部材30(第10図)のフック30Cが
Lリンク11のピンEを第4図及び第6図に示すようにロ
ックする。この折りたたみ状態から組立状態に変えるた
めには、つまみ23をP3まで回動することによって、ピン
Eとフック30Cとのロック係合を解除すればよい。その
ロック解除後、第2図に示すような組立状態とした後つ
まみ23をP1に戻すことによって今度は組立状態における
ロック状態(フック30DとピンBとの係合及び基台後方
部材33の下端部33AとLリンク11との結合によるロック
状態)が前述のとおり形成され得る。
(発明の効果) 以上述べたとおり、本発明によれば、前脚、後脚、立
脚、ひじ掛け、基台及び押棒の基柱を含む複数のリンク
がコンパクトに構成され、乳母車の組立時及び折りたた
み時の夫々のロック操作及びロック解除操作の全てが、
乳母車の一個所に設けた操作手段によって集中・総合的
に実施されるため、従来例におけるように一々手を延ば
して行う必要がなく、したがってロック操作及びロック
解除操作が著しく簡便化される効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の乳母車の全体構成を示す斜視図。第2
図から第4図までは本発明乳母車のリンク係合状態が組
立時(第2図)から中間状態(第3図)を経て折りたた
まれた状態(第4図)までに変化する様子を示す側面構
成図、第5図及び第6図は夫々組立時及び折りたたみ時
の状態を示す正面図、第7図は押棒の基柱における内部
構成を示す分解斜視図、第8図(a)〜(c)は、夫々
つまみの構成を示す平面図、側面図および底面図、第8
図(d)、(e)はリールの構成を示す平面図及び側面
図、第9図(a)〜(c)は、夫々操作手段の構成を示
す平面図、概略平断面図、及び概略側断面図、第9図
(d)(e)は、夫々操作手段の変形例を示す概略部分
断面図、第10図から第13図まではロック部材及びスライ
ダの動作とロック状態及びロック解除状態との関連を説
明するための要部側面図(但し第11図は要部斜視図)で
ある。 1……乳母車、2……前輪、3……前脚、4……基台、
5……ひじ掛け、6……後輪、8……押棒、9……基
柱、10……バランスリンク、11……Lリンク、12……突
張棒、13……立脚、14……基腕、15……連結リンク、1
6,17……固定連結棒、18……ワイヤー、19……スライ
ダ、20……ねじ、21……ブッシュ、 22……ボルト止め、23……つまみ、24……リール、25…
…金具、26……ピン、27……台座、28……手すり、30…
…ロック部材、31……支柱、32……枢着ピン、33……基
台後方部材、34……枢着ピン、35……ピン受け、N1,N2
……ノッチ、P1,P2……つまみの回動位置、A〜E……
ピン、C1,C2……回転中心。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端部に前輪2を支承している一対の前脚
    3と、 下端部に後輪6を支承している一対の後脚7と、 前端部に前記前脚3及び後脚7の上端部を枢支している
    ひじ掛け5と、 前端部に前脚3の中間部を枢支している基台4と、 該基台4の後方に配置されている基台後方部材33と、 前記基台4の後端部と前記後脚7とにそれぞれ枢着され
    る左右一対のバランスリンク10と、 一対の縦行部材と該縦行部材の上端部を連結している横
    行部材とからなるほぼコ字形の押棒8と、 上端部へ押棒8の縦行部材の下端が固定されている基柱
    9であって、上部が前記ひじ掛け5の後部へ枢支(32)
    され、下部が基台後方部材33へ枢支(34)されている左
    右一対の基柱9と、 該基柱9のほぼ中央部と前記後脚7のほぼ中央部であっ
    て前記バランスリンク10の取り付け位置よりも後輪6に
    接近した位置とにそれぞれ枢着されるほぼL字形状のL
    リンク11と、 該Lリンク11の下方延長部と前記バランスリンク10の下
    方延長部とにそれぞれ端部が枢着されている突張棒12
    と、 前記基柱9の下端部に固定された基腕14に下方部分が枢
    着されている立脚13と、 端部を該立脚13のほぼ中央部と前記Lリンク11とに枢着
    されている連結リンク15と、 前記左右一対の前脚3を相互に連結する固定連結棒16
    と、 前脚左右一対の後脚7を相互に連結する固定連結棒17
    と、 乳母車1をその組立位置及び折畳位置にそれぞれロック
    するためのロック手段30であって、ひじ掛け5の後端部
    から基台後方部材33へ伸びている支柱31へ滑動可能に装
    着されており、折畳位置をロック状態に保持するため前
    記Lリンク11へ固定したピンEに係合するフック30Cを
    有する部材30Aと、該部材30Aと同時に移動する部材30B
    であって組立位置をロック状態に保持するため後脚7へ
    固定したピンBに係合するフック30Dを有する部材30B
    と、を備えたロック手段30と、 該ロック手段30を制御するための手段であって、該ロッ
    ク手段30の部材30Aへ固着したピンAを駆動するため前
    記基柱9の内部に設けた摺動手段と、 前記摺動手段を摺動するため前記押棒8の横行部材に設
    けられた操作つまみ手段と、 を具備している乳母車であって、 該摺動手段が、基柱9に収容されているパイプ9Aと、該
    パイプ9Aへ下端部が固定されているばね9Bと、該ばねの
    上端部に取り付けてあるワイヤー引体9Cと、該ワイヤー
    引体9Cに従動して移動するスライダーであって上下方向
    に伸びている一対のノッチN1,N2を備えているスライダ
    ー19と、により形成されており、 前記一方のノッチN1は後方へ向かって開放しまた他方の
    ノッチN2は前方へ向かって開放しており、常態では前記
    ばね9Bの弾性力によって前記スライダー19が下方位置へ
    引き戻され、これにより前記ピンAが該ノッチN1の上端
    に衝接し、乳母車が使用可能状態となっており、 操作つまみ手段23が、リール24と、該リール24を回転操
    作するつまみ23と、ワイヤー18と、により構成され、該
    ワイヤー18の一端部が前記ワイヤー引体9Cに取り付けら
    れ、他端部がリール24へ取り付けられており、 これにより、 操作つまみ手段23を前記ばね9Bの力に抗して第1の位置
    P2まで操作すると、摺動手段が第1の位置まで移動し、
    前記ピンAがロック手段30から解放され押棒8がピン34
    の周りに前方方向に回動し前記ノッチN2が対面位置に配
    置可能となり、 操作つまみ手段23を更に前記ばね9Bの力に抗して第2の
    位置P3まで操作すると、摺動手段が第2の位置まで移動
    し、前記ピンAがノッチN1の下端に衝接し更にロック手
    段30によって移動されロック手段30の部材30Bを解放し
    乳母車を折畳み位置まで折り畳むことが可能となる、 ことを特徴とする両対面式折り畳み可能な乳母車構造。
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