JP2673394B2 - 空気調和機制御装置 - Google Patents
空気調和機制御装置Info
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- JP2673394B2 JP2673394B2 JP3200863A JP20086391A JP2673394B2 JP 2673394 B2 JP2673394 B2 JP 2673394B2 JP 3200863 A JP3200863 A JP 3200863A JP 20086391 A JP20086391 A JP 20086391A JP 2673394 B2 JP2673394 B2 JP 2673394B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の温度、風量およ
び風向の制御を行なうことにより、室内の人間の快適性
を高めるための空気調和機制御装置に関するものであ
り、例えばマイクロコンピュータ搭載の空気調和機にお
いて、快適な空調運転を自動的に行なわせるようにした
空気調和機制御装置に利用するものである。
び風向の制御を行なうことにより、室内の人間の快適性
を高めるための空気調和機制御装置に関するものであ
り、例えばマイクロコンピュータ搭載の空気調和機にお
いて、快適な空調運転を自動的に行なわせるようにした
空気調和機制御装置に利用するものである。
【0002】
【従来の技術】空調調和機制御装置は、例えば特開昭6
3−108145号公報に記載された例が一般的に知ら
れている。以下、図面を参照して従来の空気調和機制御
装置について説明する。
3−108145号公報に記載された例が一般的に知ら
れている。以下、図面を参照して従来の空気調和機制御
装置について説明する。
【0003】図6は従来の空気調和機制御装置における
推論制御ソフトウェアの構成を示すブロック図である。
図6において、61は温度、湿度、外光などの空調環境
をそれぞれのセンサー(図示せず)から感知し、データ
を蓄積する環境検知プログラムであり、62は上記デー
タから特定の事実を導き出すための条件を設定する条件
設定プログラムであり、63は上記条件と蓄積された空
調のための知識データベースを要素構文的意味記号化処
理する処理プログラムであり、64は上記意味記号化さ
れた知識を述語論理型プログラム言語により推論して最
適解を取り出そうとする推論プログラムであり、65は
上記最適解のデジタル信号を制御出力表示、アクチュェ
ータ、モータなどに分配し、制御出力を出力する駆動イ
ンターフェイス制御プログラムであり、66は空気調和
機である。
推論制御ソフトウェアの構成を示すブロック図である。
図6において、61は温度、湿度、外光などの空調環境
をそれぞれのセンサー(図示せず)から感知し、データ
を蓄積する環境検知プログラムであり、62は上記デー
タから特定の事実を導き出すための条件を設定する条件
設定プログラムであり、63は上記条件と蓄積された空
調のための知識データベースを要素構文的意味記号化処
理する処理プログラムであり、64は上記意味記号化さ
れた知識を述語論理型プログラム言語により推論して最
適解を取り出そうとする推論プログラムであり、65は
上記最適解のデジタル信号を制御出力表示、アクチュェ
ータ、モータなどに分配し、制御出力を出力する駆動イ
ンターフェイス制御プログラムであり、66は空気調和
機である。
【0004】次に、図7を参照して上記従来例の動作に
ついて説明する。まずステップ71では、センサー群か
らの入力である環境からの事実をデータとして蓄積す
る。次にステップ72では、上記データから条件などに
よる制御知識ルール、例えばIF〜THEN形式を用い
て新たな意味を持つ知識をつくる。例えば、24時間の
時計装置を電子的に有し、特定時刻に25度を越えた日
が5日間続けば、いまは「夏」というような判定条件の
知識ルールをデジタル記号化して、マイクロコンピュー
タのメモリに保有させる。
ついて説明する。まずステップ71では、センサー群か
らの入力である環境からの事実をデータとして蓄積す
る。次にステップ72では、上記データから条件などに
よる制御知識ルール、例えばIF〜THEN形式を用い
て新たな意味を持つ知識をつくる。例えば、24時間の
時計装置を電子的に有し、特定時刻に25度を越えた日
が5日間続けば、いまは「夏」というような判定条件の
知識ルールをデジタル記号化して、マイクロコンピュー
タのメモリに保有させる。
【0005】次にステップ73では、上記の条件などに
よる制御知識ルールによって生成された知識により、た
とえば夏であれば人は薄着でいるから、短時間低い方向
に冷気を吹き出し、その後、人に直接当たらないように
方向を上向きに変えるパターンが良いと推論し、風向切
り替え手段で制御する。その他、運転開始時刻、運転モ
ード切り替え、温度設定などの制御出力を出力する。
よる制御知識ルールによって生成された知識により、た
とえば夏であれば人は薄着でいるから、短時間低い方向
に冷気を吹き出し、その後、人に直接当たらないように
方向を上向きに変えるパターンが良いと推論し、風向切
り替え手段で制御する。その他、運転開始時刻、運転モ
ード切り替え、温度設定などの制御出力を出力する。
【0006】次にステップ74では、上記の推論された
出力に対し、使用者が例えば風向を変える操作入力を行
なったとき、その情報を蓄積する。そして次のステップ
75でその蓄積データを分析し、使用者の習慣や好みを
判定し、その結果をステップ72にフィードバックし、
推論の前提を変更できる構成としている。
出力に対し、使用者が例えば風向を変える操作入力を行
なったとき、その情報を蓄積する。そして次のステップ
75でその蓄積データを分析し、使用者の習慣や好みを
判定し、その結果をステップ72にフィードバックし、
推論の前提を変更できる構成としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、センサ群の入力から知識を検知したり、
検知された知識から新たな知識を生成し推論するため
に、予め熟練者により既に得られた経験に基づいた制御
知識ルールを生成しなければならず、制御知識ルールの
作成に多くの手間と時間がかかるという問題があった。
来の装置では、センサ群の入力から知識を検知したり、
検知された知識から新たな知識を生成し推論するため
に、予め熟練者により既に得られた経験に基づいた制御
知識ルールを生成しなければならず、制御知識ルールの
作成に多くの手間と時間がかかるという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、部屋の環境や個人の好みにあった快適な
空調運転を自動的にかつ容易に行なうことのできる空気
調和機制御装置を提供することを目的とする。
るものであり、部屋の環境や個人の好みにあった快適な
空調運転を自動的にかつ容易に行なうことのできる空気
調和機制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、室内外の環境条件を検知する複数のセンサ
手段と、これらセンサ手段の前状態を保持する記憶手段
と、設定温度を変更する操作手段と、設定温度の変更時
刻を知る時刻検知手段と、センサ手段および記憶手段か
らの出力値である室内外の環境条件と時刻および使用者
の設定した温度値から使用者の操作内容を推測する手段
と、各手段から得られた結果を参照して操作内容を学習
する手段と、操作内容を推測する手段から出力された信
号により空気調和機を制御するための制御信号を生成す
る手段とを備えたものである。
成するため、室内外の環境条件を検知する複数のセンサ
手段と、これらセンサ手段の前状態を保持する記憶手段
と、設定温度を変更する操作手段と、設定温度の変更時
刻を知る時刻検知手段と、センサ手段および記憶手段か
らの出力値である室内外の環境条件と時刻および使用者
の設定した温度値から使用者の操作内容を推測する手段
と、各手段から得られた結果を参照して操作内容を学習
する手段と、操作内容を推測する手段から出力された信
号により空気調和機を制御するための制御信号を生成す
る手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】本発明は、上記構成により、センサ手段および
記憶手段からの出力値である室内外の環境条件と時刻お
よび使用者の設定した温度値から使用者の操作内容を推
測するとともに、設定温度を変更する操作手段から得ら
れた結果をもとに操作内容を学習することにより、部屋
の環境や個人の好みにあった空調運転を自動的かつ容易
に行なうことができる。
記憶手段からの出力値である室内外の環境条件と時刻お
よび使用者の設定した温度値から使用者の操作内容を推
測するとともに、設定温度を変更する操作手段から得ら
れた結果をもとに操作内容を学習することにより、部屋
の環境や個人の好みにあった空調運転を自動的かつ容易
に行なうことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例における空気調和
機制御装置の概略ブロック図である。図1において、1
1はセンサ、111はセンサ信号、12はセンサ信号を
記憶する記憶手段、121は記憶されたセンサ値、13
はリモコンまたは操作パネル等の操作手段、131は操
作手段13の信号値、132は操作手段13において操
作があったか否かを示す操作信号、14は操作手段13
によって設定温度、風量、風向等を変更した時刻を検知
する時刻検知手段、141は時刻信号、15は操作内容
推測手段、151は操作内容推測値、152は操作内容
推測手段15から出力された重み付けされた操作内容推
測値、16は学習手段、161は学習手段16で得られ
た重み信号、17は操作内容作推測値152により空気
調和機を制御するための制御信号を生成するための制御
信号生成手段、171は制御信号、18は空気調和機で
ある。
て説明する。図1は本発明の一実施例における空気調和
機制御装置の概略ブロック図である。図1において、1
1はセンサ、111はセンサ信号、12はセンサ信号を
記憶する記憶手段、121は記憶されたセンサ値、13
はリモコンまたは操作パネル等の操作手段、131は操
作手段13の信号値、132は操作手段13において操
作があったか否かを示す操作信号、14は操作手段13
によって設定温度、風量、風向等を変更した時刻を検知
する時刻検知手段、141は時刻信号、15は操作内容
推測手段、151は操作内容推測値、152は操作内容
推測手段15から出力された重み付けされた操作内容推
測値、16は学習手段、161は学習手段16で得られ
た重み信号、17は操作内容作推測値152により空気
調和機を制御するための制御信号を生成するための制御
信号生成手段、171は制御信号、18は空気調和機で
ある。
【0012】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。多数のセンサ11(外気温センサ、
吸い込み温度センサ、湿度センサ等)は空気調和機18
内に設けられている。センサ11から信号111が出力
されると、その内容である室外温度、吸い込み温度、湿
度などが、操作内容推測手段15および記憶手段12へ
出力される。記憶手段12は、入力されたセンサ信号1
11について過去N秒間(Nは正の実数)の履歴を記憶
するとともに、記憶されたセンサの前の状態、例えば室
内温度のN秒間隔の傾斜センサ値121を出力する。一
方、操作手段13からは、使用者が設定した温度、風
量、風向等の信号値131が出力される。また操作手段
13によって設定温度等が変更されたことを示す操作信
号132が時刻検知手段14へ向けて出力される。信号
132が時刻検知手段14に入力されると、時刻検知手
段14では、操作手段13における設定が変更されてか
ら現在までの時間t1を計算し、操作内容推測手段15
へ出力する。
について説明する。多数のセンサ11(外気温センサ、
吸い込み温度センサ、湿度センサ等)は空気調和機18
内に設けられている。センサ11から信号111が出力
されると、その内容である室外温度、吸い込み温度、湿
度などが、操作内容推測手段15および記憶手段12へ
出力される。記憶手段12は、入力されたセンサ信号1
11について過去N秒間(Nは正の実数)の履歴を記憶
するとともに、記憶されたセンサの前の状態、例えば室
内温度のN秒間隔の傾斜センサ値121を出力する。一
方、操作手段13からは、使用者が設定した温度、風
量、風向等の信号値131が出力される。また操作手段
13によって設定温度等が変更されたことを示す操作信
号132が時刻検知手段14へ向けて出力される。信号
132が時刻検知手段14に入力されると、時刻検知手
段14では、操作手段13における設定が変更されてか
ら現在までの時間t1を計算し、操作内容推測手段15
へ出力する。
【0013】 t1 = tn ー t0 ・・・(1) tn:現在時刻 t0:リモコンの変更があった時刻
【0014】各手段11、12、13、14から出力さ
れた信号111、121、131、132、141を入
力された操作内容推測手段15は、ニューラルネットを
用いて操作手段13の操作内容を推測して、その結果の
操作内容推測値151を学習手段16へ向けて出力す
る。例えば「設定温度を1度上げる」、「風量を1段強
くする」などである。操作内容推測手段15から出力さ
れた操作内容推測値151は、学習手段16からの重み
信号161により重み付けされた操作内容推測値152
として制御信号生成手段17に入力され、ここで制御信
号171を生成して空気調和機18を制御する。
れた信号111、121、131、132、141を入
力された操作内容推測手段15は、ニューラルネットを
用いて操作手段13の操作内容を推測して、その結果の
操作内容推測値151を学習手段16へ向けて出力す
る。例えば「設定温度を1度上げる」、「風量を1段強
くする」などである。操作内容推測手段15から出力さ
れた操作内容推測値151は、学習手段16からの重み
信号161により重み付けされた操作内容推測値152
として制御信号生成手段17に入力され、ここで制御信
号171を生成して空気調和機18を制御する。
【0015】一方、各手段11、12、13、14から
の出力信号111、121、131、132、141は
学習手段16にも入力される。学習手段16は各手段の
入力値と、実際の操作手段13における操作を教師信号
として、操作内容推測手段15が出力した操作内容推測
値151が正しいか否かをニューラルネットを用いて学
習する。学習終了後、ニューラルネットの重み信号16
1を操作内容推測手段15に出力し、操作内容推測手段
15は重み信号16を用いて操作内容推測値151を更
新し、学習された操作内容推測値152として制御信号
生成手段17へ出力する。
の出力信号111、121、131、132、141は
学習手段16にも入力される。学習手段16は各手段の
入力値と、実際の操作手段13における操作を教師信号
として、操作内容推測手段15が出力した操作内容推測
値151が正しいか否かをニューラルネットを用いて学
習する。学習終了後、ニューラルネットの重み信号16
1を操作内容推測手段15に出力し、操作内容推測手段
15は重み信号16を用いて操作内容推測値151を更
新し、学習された操作内容推測値152として制御信号
生成手段17へ出力する。
【0016】次に、図2を参照して操作内容推測手段1
5の詳細について説明する。図2は、ニューラルネット
ワークを用いた場合の構成を示す。本発明におけるニュ
ーラルネットワークは、パターン分類型の各種のモデル
が使えるが、本発明ではLVQ(Learning Vector Quan
tum:参考文献 T.Kohonen,"Self-Organization and Ass
ociative Memory",2ed,Springer Verlag.1988)の例を
示す。図2において、21は入力信号正規化部であり、
22はリファレンスベクトル部でありN個のカテゴリ
(事象)とそれぞれにm個のリファレンスベクトル(図
1に示す重み信号161に相当する。)を有する。23
は距離算出部であり、24はカテゴリ算出部である。
5の詳細について説明する。図2は、ニューラルネット
ワークを用いた場合の構成を示す。本発明におけるニュ
ーラルネットワークは、パターン分類型の各種のモデル
が使えるが、本発明ではLVQ(Learning Vector Quan
tum:参考文献 T.Kohonen,"Self-Organization and Ass
ociative Memory",2ed,Springer Verlag.1988)の例を
示す。図2において、21は入力信号正規化部であり、
22はリファレンスベクトル部でありN個のカテゴリ
(事象)とそれぞれにm個のリファレンスベクトル(図
1に示す重み信号161に相当する。)を有する。23
は距離算出部であり、24はカテゴリ算出部である。
【0017】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。入力信号210は、入力信号正規化
部21において正規化される。すなわち、全ての入力信
号x1は、次式のように処理される。
について説明する。入力信号210は、入力信号正規化
部21において正規化される。すなわち、全ての入力信
号x1は、次式のように処理される。
【0018】 Sx1 = (xmax ー x1) / (xmax ー xmin )・・(1) Sx1:正規化された信号値 xmax :入力信号がとる最大値 xmin :入力信号がとる最小値
【0019】入力信号210は、外気温、吸い込み温
度、吸い込み温度の傾斜(T0秒前の吸い込み温度)、
風量、設定温度、時間等である。入力信号正規化部21
により正規化された信号は、入力ベクトル211として
距離算出部23に出力される。距離算出部23では、入
力ベクトルとリファレンスベクトル部22の各カテゴリ
の全てのリファレンスベクトルとの距離を算出する。例
えば、Aカテゴリのリファレンスベクトルとの距離(d
Aj )は、次式(2)から求められ、次いでリファレン
スベクトル部22のディレクトリ221を参照し、カテ
ゴリ数Nと各カテゴリのリファレンスベクトル数を算出
する。なお、リファレンスベクトル部22のディレクト
リ221の内容を図3に示す。
度、吸い込み温度の傾斜(T0秒前の吸い込み温度)、
風量、設定温度、時間等である。入力信号正規化部21
により正規化された信号は、入力ベクトル211として
距離算出部23に出力される。距離算出部23では、入
力ベクトルとリファレンスベクトル部22の各カテゴリ
の全てのリファレンスベクトルとの距離を算出する。例
えば、Aカテゴリのリファレンスベクトルとの距離(d
Aj )は、次式(2)から求められ、次いでリファレン
スベクトル部22のディレクトリ221を参照し、カテ
ゴリ数Nと各カテゴリのリファレンスベクトル数を算出
する。なお、リファレンスベクトル部22のディレクト
リ221の内容を図3に示す。
【0020】 dAj = Σ(xi ー Raji)2 ・・・(2) dAj :j番目のリファレンスベクトルとの距離 xi :i番目の入力ベクトル値 Raji:j番目のリファレンスベクトルのi番目のベク
トル値
トル値
【0021】次に、各カテゴリに対しリファレンスベク
トルと入力ベクトルとの距離を算出し、さらに全てのカ
テゴリに対しても同様の処理を行なって距離を算出す
る。距離算出部23で求める距離の総数(dnum )は、
次式(3)のようになる。
トルと入力ベクトルとの距離を算出し、さらに全てのカ
テゴリに対しても同様の処理を行なって距離を算出す
る。距離算出部23で求める距離の総数(dnum )は、
次式(3)のようになる。
【0022】 dnum = m1+m2・・・+mN ・・・(3) m1:Aカテゴリのリファレンス総数 m2:Bカテゴリのリファレンス総数 mN:Nカテゴリのリファレンス総数
【0023】次に、距離算出部23で求めた距離dNj
とdnumはカテゴリ算出部24に出力される。カテゴリ
算出部では、dnum 個の距離で最も短い距離dmin を算
出し、さらに該当リファレンスベクトルが属するカテゴ
リを算出する。なお、最短距離を出力する一般的なアル
ゴリズムを図4に示す。入力ベクトルと最短距離にある
リファレンスベクトルが属するカテゴリを算出したカテ
ゴリ算出部24の出力は、図1の操作内容推測手段15
の出力となる。そして各カテゴリにエアコンの事象を対
応づける。たとえば、Aカテゴリに対し「設定温度を1
度上げる」とか、Bカテゴリに対し「設定温度を1度下
げる」などと対応させる。
とdnumはカテゴリ算出部24に出力される。カテゴリ
算出部では、dnum 個の距離で最も短い距離dmin を算
出し、さらに該当リファレンスベクトルが属するカテゴ
リを算出する。なお、最短距離を出力する一般的なアル
ゴリズムを図4に示す。入力ベクトルと最短距離にある
リファレンスベクトルが属するカテゴリを算出したカテ
ゴリ算出部24の出力は、図1の操作内容推測手段15
の出力となる。そして各カテゴリにエアコンの事象を対
応づける。たとえば、Aカテゴリに対し「設定温度を1
度上げる」とか、Bカテゴリに対し「設定温度を1度下
げる」などと対応させる。
【0024】次に、図5を用いて学習手段16の詳細な
説明をする。図5において、51は入力信号正規化部で
あり、図2の入力信号正規化部21と共通の入力信号を
正規化し、入力ベクトルに変換する。52も図2と共通
のレファレンスベクトル部ある。53はリファレンスベ
クトル検索手段、54はリファレンスベクトル生成部、
55はリファレンスベクトル学習部である。
説明をする。図5において、51は入力信号正規化部で
あり、図2の入力信号正規化部21と共通の入力信号を
正規化し、入力ベクトルに変換する。52も図2と共通
のレファレンスベクトル部ある。53はリファレンスベ
クトル検索手段、54はリファレンスベクトル生成部、
55はリファレンスベクトル学習部である。
【0025】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。入力信号正規化部51で正規化され
た入力信号は、入力ベクトルとしてリファレンスベクト
ル検索部53に入力される。さらに入力ベクトルの正し
いカテゴリ(教師データ)も同時にリファレンスベクト
ル検索部53に入力される。リファレンスベクトル検索
部53では、リファレンスベクトル部52のディレクト
リを参照し、入力ベクトルの正しいカテゴリ(TC)が
例えばAカテゴリの場合、Aカテゴリリファレンス数が
以下のような関係にある時、次のような処理を行なう。
について説明する。入力信号正規化部51で正規化され
た入力信号は、入力ベクトルとしてリファレンスベクト
ル検索部53に入力される。さらに入力ベクトルの正し
いカテゴリ(教師データ)も同時にリファレンスベクト
ル検索部53に入力される。リファレンスベクトル検索
部53では、リファレンスベクトル部52のディレクト
リを参照し、入力ベクトルの正しいカテゴリ(TC)が
例えばAカテゴリの場合、Aカテゴリリファレンス数が
以下のような関係にある時、次のような処理を行なう。
【0026】ARNUM < ARNUMmax ならば、 リファレンスベクトル生成部54の処理を行なう。 ARNUM ≧ ARNUMmax ならば、 リファレンスベクトル学習部55の処理を行なう。 ARNUM :Aカテゴリのリファレンス数 ARNUMmax:Aカテゴリのリファレンス最大数
【0027】リファレンスベクトル生成部54では、入
力ベクトルを正しいカテゴリ(TC)のリファレンスベ
クトルとして生成する。ここでは、Aカテゴリのリファ
レンスベクトルを生成し、ARNUM を1増やす。
力ベクトルを正しいカテゴリ(TC)のリファレンスベ
クトルとして生成する。ここでは、Aカテゴリのリファ
レンスベクトルを生成し、ARNUM を1増やす。
【0028】リファレンスベクトル学習部55では、操
作手段13の出力値と入力ベクトルの正しいカテゴリを
比較し、一致している場合は、一番距離の短いリファレ
ンスベクトルを近づける。また、操作手段13の出力値
と入力ベクトルの正しいカテゴリが一致していない場合
は、一番距離の短いリファレンスベクトルを遠ざける。
すなわち、 OC = TC ならば RV = RV + α(RV ー Sx) OC ≠ TC ならば RV = RV ー α(RV ー Sx) RV:入力ベクトルと一番距離の短いリファレンスベク
トル OC:出力カテゴリ(RVのカテゴリ) TC:入力ベクトルの正しいカテゴリ Sx:入力ベクトル α :学習レート
作手段13の出力値と入力ベクトルの正しいカテゴリを
比較し、一致している場合は、一番距離の短いリファレ
ンスベクトルを近づける。また、操作手段13の出力値
と入力ベクトルの正しいカテゴリが一致していない場合
は、一番距離の短いリファレンスベクトルを遠ざける。
すなわち、 OC = TC ならば RV = RV + α(RV ー Sx) OC ≠ TC ならば RV = RV ー α(RV ー Sx) RV:入力ベクトルと一番距離の短いリファレンスベク
トル OC:出力カテゴリ(RVのカテゴリ) TC:入力ベクトルの正しいカテゴリ Sx:入力ベクトル α :学習レート
【0029】従って、リファレンスベクトル学習部55
では、リファレンス数がリファレンスの最大値を超える
までは、入力ベクトルを入力ベクトルの正しいカテゴリ
のリファレンスベクトルとして生成する。また、最大値
を超えてからは、出力カテゴリと入力カテゴリが一致し
た場合は、リファレンスベクトルを入力ベクトルの方向
へ少し近づけ、一致しない場合は、リファレンスベクト
ルを入力ベクトルから少し遠ざける。近づけたり、遠ざ
けたりする距離はαで設定する。
では、リファレンス数がリファレンスの最大値を超える
までは、入力ベクトルを入力ベクトルの正しいカテゴリ
のリファレンスベクトルとして生成する。また、最大値
を超えてからは、出力カテゴリと入力カテゴリが一致し
た場合は、リファレンスベクトルを入力ベクトルの方向
へ少し近づけ、一致しない場合は、リファレンスベクト
ルを入力ベクトルから少し遠ざける。近づけたり、遠ざ
けたりする距離はαで設定する。
【0030】このように、利用者の望む標準的な環境を
推定する固定された知識表現は、さまざまな環境におい
て人が快適感をどのように制御するかというデータを収
集し、環境データと人の制御データとの相関をニューラ
ルネットに学習させることによって得ることができる。
推定する固定された知識表現は、さまざまな環境におい
て人が快適感をどのように制御するかというデータを収
集し、環境データと人の制御データとの相関をニューラ
ルネットに学習させることによって得ることができる。
【0031】以上のように、上記実施例によれば、ニュ
ーラルネットを用いることにより、センサ群からの入力
と出力を関係づけるルールを必要とせず、使用者の操作
内容を学習し、操作の先取り予測を行なうことにより、
部屋の環境や個人の好みにあった自動モード運転の空調
が実現でき、学習により使用者をリモコン設定等の煩わ
しさから解放することができる。
ーラルネットを用いることにより、センサ群からの入力
と出力を関係づけるルールを必要とせず、使用者の操作
内容を学習し、操作の先取り予測を行なうことにより、
部屋の環境や個人の好みにあった自動モード運転の空調
が実現でき、学習により使用者をリモコン設定等の煩わ
しさから解放することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、各センサ手段および記憶手段からの出力値である室
内外の環境条件と時刻および使用者の操作から、操作内
容推測手段および操作内容学習手段が、使用者の操作し
た内容を推測し、学習するので、部屋の環境や個人の好
みにあった空調運転を自動的にかつ容易に行なうことが
できる。
に、各センサ手段および記憶手段からの出力値である室
内外の環境条件と時刻および使用者の操作から、操作内
容推測手段および操作内容学習手段が、使用者の操作し
た内容を推測し、学習するので、部屋の環境や個人の好
みにあった空調運転を自動的にかつ容易に行なうことが
できる。
【図1】本発明の一実施例における空気調和機制御装置
の構成を示す概略ブロック図
の構成を示す概略ブロック図
【図2】同装置における操作内容推測手段の詳細なブロ
ック図
ック図
【図3】同装置におけるリファレンスベクトル部のディ
レクトリの内容を示す模式図
レクトリの内容を示す模式図
【図4】同装置における最短距離を出力するアルゴリズ
ム例を示すフローチャート
ム例を示すフローチャート
【図5】同装置における学習手段の詳細なブロック図
【図6】従来の空気調和機制御装置における推論制御ソ
フトウェアの構成を示すブロック図
フトウェアの構成を示すブロック図
【図7】同装置における推論制御ソフトウェアの動作を
示すブロック図
示すブロック図
11 センサ 111 センサ信号 12 記憶手段 121 記憶されたセンサ値 13 操作手段 131 操作手段の信号値 132 操作されたか否かを示す操作信号 14 時刻検知手段 141 時刻信号 15 操作内容推測手段 151 操作内容推測値 152 重みを付けされた操作内容推測値 16 学習手段 161 重み信号 17 制御信号生成手段 171 制御信号 18 空気調和機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼田▲邦▼夫 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番 1号 松下技研株式会社内 (72)発明者 赤 嶺 育 雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 清 水 真 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤 原 克 彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 横 内 朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 室内外の環境条件を検知する複数のセン
サ手段と、前記センサ手段の前状態を保持する記憶手段
と、設定温度を変更する操作手段と、設定温度の変更時
刻を知る時刻検知手段と、前記センサ手段および前記記
憶手段からの出力値である室内外の環境条件と時刻およ
び使用者の設定した温度値から使用者の操作内容を推測
する手段と、前記各手段から得られた結果を参照して操
作内容を学習する手段と、前記操作内容を推測する手段
から出力された信号をもとに空気調和機を制御するため
の制御信号を生成する手段とを備えた空気調和機制御装
置。 - 【請求項2】 操作内容を推測し、学習する手段が、ニ
ューラルネットワークを用いている請求項1記載の空気
調和機制御装置。 - 【請求項3】 室内外の環境条件を検知するセンサ手段
が、室内外の温度、空気調和機の風量、湿度を検出する
手段を含む請求項1または2記載の空気調和機制御装
置。 - 【請求項4】 センサの前状態を保持する記憶手段がN
秒(Nは正の実数値)間隔の空気調和機の吸込空気温度
勾配を記憶することを含む請求項1から3のいずれかに
記載の空気調和機制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3200863A JP2673394B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 空気調和機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3200863A JP2673394B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 空気調和機制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544972A JPH0544972A (ja) | 1993-02-23 |
| JP2673394B2 true JP2673394B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=16431481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3200863A Expired - Fee Related JP2673394B2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 空気調和機制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2673394B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4569370B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2010-10-27 | 株式会社日立製作所 | 設備制御システム |
| JP4661640B2 (ja) * | 2006-03-09 | 2011-03-30 | 株式会社日立製作所 | 空調制御システム |
| JP4821536B2 (ja) * | 2006-09-26 | 2011-11-24 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置及び車両用空調装置の制御方法 |
| JP5616723B2 (ja) * | 2010-09-01 | 2014-10-29 | パナソニック株式会社 | 機器制御システム、コントローラ |
| JP6236061B2 (ja) * | 2013-03-11 | 2017-11-22 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気機器制御装置および電気機器制御システム |
| JP2018071853A (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-10 | インフォグリーン株式会社 | 学習装置、制御装置、学習方法、制御方法、学習プログラムおよび制御プログラム |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3200863A patent/JP2673394B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0544972A (ja) | 1993-02-23 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |