JP2703246B2 - 化合物半導体装置 - Google Patents
化合物半導体装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,化合物半導体装置の改良に関し,特にGaAs
電界効果トランジスタが構成された化合物半導体装置に
おいて短チャネル効果を抑制する構造が備えられたもの
に関する。
電界効果トランジスタが構成された化合物半導体装置に
おいて短チャネル効果を抑制する構造が備えられたもの
に関する。
(従来の技術) 近年,GaAsを用いたLSIについての研究が盛んに行われ
ており,16kbit SRAMの動作が確認されるに至っている。
LSIを構成するMetal−Semicon−ductor−FET(MESFET)
では,表面空乏層による直列抵抗を下げるため,ソース
およびドレインのn型高濃度層(n+層)をゲートに対し
て自己整合的に形成する,セルフアライン構造が主に用
いられている。
ており,16kbit SRAMの動作が確認されるに至っている。
LSIを構成するMetal−Semicon−ductor−FET(MESFET)
では,表面空乏層による直列抵抗を下げるため,ソース
およびドレインのn型高濃度層(n+層)をゲートに対し
て自己整合的に形成する,セルフアライン構造が主に用
いられている。
LSI用FETを高性能化するには,ゲート長の短縮による
ソース・ドレイン−ゲート間の容量を低減することが重
要である。しかしながら,ゲート長を短縮すると,それ
に伴ってゲート閾値電圧が変動したり,電流遮断特性が
劣化するという,短チャネル効果が無視できなくなる。
この短チャネル効果は,セルフアライン構造を有するFE
Tにおいて特に顕著に現れ,ゲート長を短縮する妨げと
なっていた。
ソース・ドレイン−ゲート間の容量を低減することが重
要である。しかしながら,ゲート長を短縮すると,それ
に伴ってゲート閾値電圧が変動したり,電流遮断特性が
劣化するという,短チャネル効果が無視できなくなる。
この短チャネル効果は,セルフアライン構造を有するFE
Tにおいて特に顕著に現れ,ゲート長を短縮する妨げと
なっていた。
短チャネル効果の原因の一つとしては,近接して対向
配置されたソース−ドレイン間において,それぞのn+層
間に半絶縁性基板を介して流れる基板リーク電流の発生
が挙げられる。この基板リーク電流を低減して短チャネ
ル効果を抑制する構造が提案されている(信学技報ED84
−85)。この提案された構造では,第2図に示すよう
に,ソース1およびドレイン2のn型高濃度層3,4と,
半絶縁性基板5との間にp型の層が埋め込まれてウエル
6が形成されている。なお,7はゲート電極を示す。
配置されたソース−ドレイン間において,それぞのn+層
間に半絶縁性基板を介して流れる基板リーク電流の発生
が挙げられる。この基板リーク電流を低減して短チャネ
ル効果を抑制する構造が提案されている(信学技報ED84
−85)。この提案された構造では,第2図に示すよう
に,ソース1およびドレイン2のn型高濃度層3,4と,
半絶縁性基板5との間にp型の層が埋め込まれてウエル
6が形成されている。なお,7はゲート電極を示す。
上記の構造では,p型のウエル6が電気的障壁として機
能しており,それによって基板リーク電流が低減されて
いる。よって,短チャネル効果を抑制しつつ,ゲート長
を微細化してLSIの高速化を図り得るとされている。
能しており,それによって基板リーク電流が低減されて
いる。よって,短チャネル効果を抑制しつつ,ゲート長
を微細化してLSIの高速化を図り得るとされている。
なお,短チャネル効果の抑制効果は,p型のウエル6に
より形成される電気的障壁の高さが高いほど(すなわ
ち,ウエル6の濃度が高いほど)大きい。しかしなが
ら,p型の濃縮が高くなりすぎると,pn接合部に生じる寄
生容量が増大して,LSIの高速化を妨げる。よって,この
例では,p型のウエル6の濃度を,n型能動層−ウエル6間
のビルトイン電圧により,ウエル6が完全に空乏化され
る濃度に設定して,寄生容量の増大を抑制している。
より形成される電気的障壁の高さが高いほど(すなわ
ち,ウエル6の濃度が高いほど)大きい。しかしなが
ら,p型の濃縮が高くなりすぎると,pn接合部に生じる寄
生容量が増大して,LSIの高速化を妨げる。よって,この
例では,p型のウエル6の濃度を,n型能動層−ウエル6間
のビルトイン電圧により,ウエル6が完全に空乏化され
る濃度に設定して,寄生容量の増大を抑制している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら,この構造では以下に示すような問題が
存在する。
存在する。
(a) 短チャネル効果の抑制はpウエル6の濃度が高
いほど大きいが,上述したようにpウエル6の濃度はn
型能動層に完全に空乏化される程度に抑えられている。
従って,短チャネル効果の抑制が充分ではない。
いほど大きいが,上述したようにpウエル6の濃度はn
型能動層に完全に空乏化される程度に抑えられている。
従って,短チャネル効果の抑制が充分ではない。
(b) p型のウエル6を完全に空乏化するには,n型層
を形成するためのドーパント(例えば,Si),およびp
型のウエル6を形成するためのドーパント(例えば,B
e)の活性化プロセスを完全に制御して充分に再現性お
よび均一性を確保しなければならない。しかしながら,
このような制御は極めて難しく,現実には,p型のウエル
6が,完全に空乏化された部分や完全に空乏化されてい
ない部分が同一基板内に混在する。よって,空乏化の不
充分な部分では寄生容量を生じるのでスイッチング速度
が遅くなり,LSIの特性が低下する。
を形成するためのドーパント(例えば,Si),およびp
型のウエル6を形成するためのドーパント(例えば,B
e)の活性化プロセスを完全に制御して充分に再現性お
よび均一性を確保しなければならない。しかしながら,
このような制御は極めて難しく,現実には,p型のウエル
6が,完全に空乏化された部分や完全に空乏化されてい
ない部分が同一基板内に混在する。よって,空乏化の不
充分な部分では寄生容量を生じるのでスイッチング速度
が遅くなり,LSIの特性が低下する。
(c) FETをスイッチング動作させると,寄生容量を
持った部分にも電荷が蓄積されることになる。しかしな
がら,p型のウエル6は電気的に浮遊された状態であるた
め,蓄積された電荷(特に正電荷)がFET外へ逃げ難
く,その結果,例えばメモリー内容が書き換えられると
いったLSIの誤動作が生じることとなる。
持った部分にも電荷が蓄積されることになる。しかしな
がら,p型のウエル6は電気的に浮遊された状態であるた
め,蓄積された電荷(特に正電荷)がFET外へ逃げ難
く,その結果,例えばメモリー内容が書き換えられると
いったLSIの誤動作が生じることとなる。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであ
り,その目的とするところは,短チャネル効果およびpn
接合部における寄生容量の増大を効果的に抑制すること
ができ,しかも活性化工程におけるプロセス制御が容易
な構造を備えた化合物半導体装置を提供することにあ
る。
り,その目的とするところは,短チャネル効果およびpn
接合部における寄生容量の増大を効果的に抑制すること
ができ,しかも活性化工程におけるプロセス制御が容易
な構造を備えた化合物半導体装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明の化合物半導体装置は,電界効果トランジスタ
を構成する第1の導電型の層と,該第1の導電型の層の
少なくとも一部を包むように形成されており,かつ該第
1の導電型の層により完全には空乏化されていない第2
の導電型のウエルと,該第2の導電型のウエルの一部を
該第1の導電型の層の外部に突出させたウエル延長部
と,該第2の導電型のウエルに外部から電位を与えるた
めに該ウエル延長部に電気的に接続された電極とを備え
ており,そのことにより上記目的が達成される。
を構成する第1の導電型の層と,該第1の導電型の層の
少なくとも一部を包むように形成されており,かつ該第
1の導電型の層により完全には空乏化されていない第2
の導電型のウエルと,該第2の導電型のウエルの一部を
該第1の導電型の層の外部に突出させたウエル延長部
と,該第2の導電型のウエルに外部から電位を与えるた
めに該ウエル延長部に電気的に接続された電極とを備え
ており,そのことにより上記目的が達成される。
また,上記第2の導電型のウエルに対して,上記電極
により接地電位または他の適当な電位を与えるようにし
てもよい。
により接地電位または他の適当な電位を与えるようにし
てもよい。
更には,上記ウエル延長部の第2の導電型濃度を,他
の第2の導電型のウエルの部分よりも相対的に高くして
もよい。
の第2の導電型のウエルの部分よりも相対的に高くして
もよい。
(作用) 本発明は,第2の導電型のウエルにより基板と能動層
との間に電気的障壁を構成して基板リーク電流を抑制す
るとともに,該ウエルと電気的に接続された電極を設け
ることにより外部からウエルに適当な電位を与えること
を可能としてpn接合部に蓄積された電荷をFET外に排出
することを可能とするものである。また,第2の導電型
のウエルを完全には空乏化させないことにより,活性化
プロセスの制御を容易とし,かつ第2の導電型濃度を充
分に高くして短チャネル効果を効果的に抑制するもので
ある。加えて,第2の導電型のウエルの一部を第1の導
電型の層の外部に突出させたウエル延長部に電極を設
け,そこから第2の導電型のウエルに電位を与える構成
としたので,ウエル面積が小さくなり,寄生容量が低減
され,LSIの高速化を図ることが可能となる。
との間に電気的障壁を構成して基板リーク電流を抑制す
るとともに,該ウエルと電気的に接続された電極を設け
ることにより外部からウエルに適当な電位を与えること
を可能としてpn接合部に蓄積された電荷をFET外に排出
することを可能とするものである。また,第2の導電型
のウエルを完全には空乏化させないことにより,活性化
プロセスの制御を容易とし,かつ第2の導電型濃度を充
分に高くして短チャネル効果を効果的に抑制するもので
ある。加えて,第2の導電型のウエルの一部を第1の導
電型の層の外部に突出させたウエル延長部に電極を設
け,そこから第2の導電型のウエルに電位を与える構成
としたので,ウエル面積が小さくなり,寄生容量が低減
され,LSIの高速化を図ることが可能となる。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
なお,以下では,本発明の一実施例の製造工程を示し
てその構成を説明するが,理解を容易とするために,第
2図に示した従来技術における製造工程を比較しつつ説
明することにする。
てその構成を説明するが,理解を容易とするために,第
2図に示した従来技術における製造工程を比較しつつ説
明することにする。
第1図(a)は,本実施例の製造にあたり,n型の能動
層を形成するための,n型の注入,およびp型のウエルを
形成するためのp型の注入が終了したところを模式的に
示す平面図である。ここでは,n型能動層11を破線で,p型
ウエル12を一点鎖線で示す。
層を形成するための,n型の注入,およびp型のウエルを
形成するためのp型の注入が終了したところを模式的に
示す平面図である。ここでは,n型能動層11を破線で,p型
ウエル12を一点鎖線で示す。
比較のために,第2図に示す従来例の製造にあたり,
能動層11の形成のためのn型注入およびウエル12を形成
するためのp型注入が終了したところを第3図(a)に
模式的に示す。
能動層11の形成のためのn型注入およびウエル12を形成
するためのp型注入が終了したところを第3図(a)に
模式的に示す。
なお,第1図(a)および第3図(a)では,n型能動
層11の周囲にpウエル12が有るように描かれているが,
これは図示の都合上のためであり,同一注入マスクを用
いるので実際には両者は同じところに形成されている。
もっとも,本実施例の場合の後述する延長ウエル部分12
bについては,これは当てはまらない。
層11の周囲にpウエル12が有るように描かれているが,
これは図示の都合上のためであり,同一注入マスクを用
いるので実際には両者は同じところに形成されている。
もっとも,本実施例の場合の後述する延長ウエル部分12
bについては,これは当てはまらない。
第1図(a)を第3図(a)と比較すれば明らかなよ
うに,本実施例においては,p型のウエル12を形成するた
めの注入に際しては,その一部分がn型注入部分の外部
に延びるように注入が行われ,延長されたウエル部分12
bが形成されていることがわかる。これは,FETの構成さ
れる領域の外部に至るまでp型ウエルを形成するためで
ある。
うに,本実施例においては,p型のウエル12を形成するた
めの注入に際しては,その一部分がn型注入部分の外部
に延びるように注入が行われ,延長されたウエル部分12
bが形成されていることがわかる。これは,FETの構成さ
れる領域の外部に至るまでp型ウエルを形成するためで
ある。
次に,各種の自己整合プロセスを含む,一般的に行わ
れているFET製造工程を経て,第1図(b)および第3
図(b)に示すように,本実施例および従来技術による
FETが形成される。図中,13はソース電極14はドレイン電
極,および15はゲート電極を示している。第1図(b)
に示すように,本実施例においては,p型ウエル12の延長
された部分12bに電極16が形成されている。この電極16
によりp型ウエル12に対して適当な電位を与えることが
できる。
れているFET製造工程を経て,第1図(b)および第3
図(b)に示すように,本実施例および従来技術による
FETが形成される。図中,13はソース電極14はドレイン電
極,および15はゲート電極を示している。第1図(b)
に示すように,本実施例においては,p型ウエル12の延長
された部分12bに電極16が形成されている。この電極16
によりp型ウエル12に対して適当な電位を与えることが
できる。
電極16としては,オーミック接触を得るために,例え
ばAu−Zn合金などを用いることが最も好ましいが,AlやT
i系金属のような通常のゲート金属を用いて熱処理条件
を工夫することにより結果的にオーミック接触を形成し
てもよい。後者の場合,従来技術からの工程数の増加は
ないことを指摘しておく。
ばAu−Zn合金などを用いることが最も好ましいが,AlやT
i系金属のような通常のゲート金属を用いて熱処理条件
を工夫することにより結果的にオーミック接触を形成し
てもよい。後者の場合,従来技術からの工程数の増加は
ないことを指摘しておく。
このように本実施例では,FETの構成されている領域の
外部にまで延びるp型ウエル部分12bに電極16が電気的
に接続されている。従って,該電極16を,例えばソース
電極13に接続してp型ウエル12を接地すると,pn接合部
に蓄積された電荷はFET外に排出され,スイッチングの
誤動作を防止することができる。
外部にまで延びるp型ウエル部分12bに電極16が電気的
に接続されている。従って,該電極16を,例えばソース
電極13に接続してp型ウエル12を接地すると,pn接合部
に蓄積された電荷はFET外に排出され,スイッチングの
誤動作を防止することができる。
また,pn接合部の両端の電位は等しくなるので容量の
増加も極めて少なく,従って素子の高速動作を妨げるこ
ともない。なお,この場合においても,pn接合部にはビ
ルトイン電圧により電気的障壁が,その高さを減らすこ
となく形成される。
増加も極めて少なく,従って素子の高速動作を妨げるこ
ともない。なお,この場合においても,pn接合部にはビ
ルトイン電圧により電気的障壁が,その高さを減らすこ
となく形成される。
さらに,容量の増加が少ないので,p型のウエル12の濃
度を従来技術の場合に比べて高くすることができるの
で,短チャネル効果を充分に抑制することが可能であ
る。
度を従来技術の場合に比べて高くすることができるの
で,短チャネル効果を充分に抑制することが可能であ
る。
また,電極16に適当なプラス電位を与えれば,電気的
障壁を高くすることにより,短チャネル効果の抑制をよ
り一層大きくすることも可能である。もっとも,その場
合には,pn接合部の容量の増加が大きくなるので,p型ウ
エル12の濃度やプラス電位の値を最適化し,抑制効果が
大きくかつ容量の増加ができるだけ小さい条件を,スイ
ッチング特性などの素子性能を考慮しつつ総合的に決定
する必要がある。
障壁を高くすることにより,短チャネル効果の抑制をよ
り一層大きくすることも可能である。もっとも,その場
合には,pn接合部の容量の増加が大きくなるので,p型ウ
エル12の濃度やプラス電位の値を最適化し,抑制効果が
大きくかつ容量の増加ができるだけ小さい条件を,スイ
ッチング特性などの素子性能を考慮しつつ総合的に決定
する必要がある。
なお,一般にp型のウエル12を形成するために必要な
p型注入量はそれほど大きくなく,従来例で1011cm-2〜
1012cm-2程度であるが,本実施例でもほぼ同程度とされ
ている。このとき,pn接合のp層部分の抵抗が高くな
り,外部からのサージにより接合部分が静電破壊されや
すくなるが,この場合には,p型ウエル12中のn型能動層
11を囲むウエル部分12aよりも,電極16の形成されたウ
エル部分12bの濃度を高くすればよい。例えば,第1図
(c)に示すように,高濃度p型注入を図示の二点鎖線
で囲む領域に追加してp型高濃度層17を形成すれば,該
ウエル部分12bの電気抵抗を低下することができ,従っ
て耐サージ特性を改善することができる。
p型注入量はそれほど大きくなく,従来例で1011cm-2〜
1012cm-2程度であるが,本実施例でもほぼ同程度とされ
ている。このとき,pn接合のp層部分の抵抗が高くな
り,外部からのサージにより接合部分が静電破壊されや
すくなるが,この場合には,p型ウエル12中のn型能動層
11を囲むウエル部分12aよりも,電極16の形成されたウ
エル部分12bの濃度を高くすればよい。例えば,第1図
(c)に示すように,高濃度p型注入を図示の二点鎖線
で囲む領域に追加してp型高濃度層17を形成すれば,該
ウエル部分12bの電気抵抗を低下することができ,従っ
て耐サージ特性を改善することができる。
なお,p型のウエル12の濃度はn型駆動層による空乏化
条件には制限されないので,p型のウエル12の濃度は自由
に設定できる。従って,p型のウエル12をより高濃度とし
て,短チャネル抑制効果を増大させることもできる。
条件には制限されないので,p型のウエル12の濃度は自由
に設定できる。従って,p型のウエル12をより高濃度とし
て,短チャネル抑制効果を増大させることもできる。
また,p型ウエル12は完全に空乏化に空乏化させるもの
ではないため,上記した活性化工程におけるプロセスの
制御は従来技術のように完全に行う必要はないため,プ
ロセスマージンも極めて大きくなる。
ではないため,上記した活性化工程におけるプロセスの
制御は従来技術のように完全に行う必要はないため,プ
ロセスマージンも極めて大きくなる。
上記実施例は,FETを構成する第1の導電型の層として
n型能動層,第2の導電型のウエルとしてp型のウエル
を構成した場合につき説明したが,第1および第2の導
電型を逆転しても同様の効果を得られることは言うまで
もない。
n型能動層,第2の導電型のウエルとしてp型のウエル
を構成した場合につき説明したが,第1および第2の導
電型を逆転しても同様の効果を得られることは言うまで
もない。
(発明の効果) 以上のように,本発明によれば,第2図の導電型のウ
エルを完全に空乏化させないので,活性化工程における
プロセスマージンが飛躍的に大きくなると共に,第2の
導電型の濃度を空乏化条件に制限されずに高めることが
できるので,短チャネル効果を充分に抑制することがで
きる。また,第2の導電型のウエルに電気的に接続され
た電極により,pn接合部に蓄積される電荷をFET外に排出
することができるので,装置の誤動作を防止することも
可能となる。
エルを完全に空乏化させないので,活性化工程における
プロセスマージンが飛躍的に大きくなると共に,第2の
導電型の濃度を空乏化条件に制限されずに高めることが
できるので,短チャネル効果を充分に抑制することがで
きる。また,第2の導電型のウエルに電気的に接続され
た電極により,pn接合部に蓄積される電荷をFET外に排出
することができるので,装置の誤動作を防止することも
可能となる。
特に,第2の導電型のウエルの一部を第1の導電型の
層の外部に突出させたウエル延長部に電極を設け,そこ
から第2の導電型のウエルに電位を与える構成としたの
で,ウエル面積を小さくでき,寄生容量を低減して,LSI
の高速化を図ることが可能となる。また,LSIの誤動作を
少なくすることも可能となる。
層の外部に突出させたウエル延長部に電極を設け,そこ
から第2の導電型のウエルに電位を与える構成としたの
で,ウエル面積を小さくでき,寄生容量を低減して,LSI
の高速化を図ることが可能となる。また,LSIの誤動作を
少なくすることも可能となる。
第1図(a)および(b)は,本発明の一実施例の製造
工程を説明するための模式的平面図,第1図(c)は本
発明の一実施例の変形例を説明するための模式的平面
図,第2図は従来の化合物半導体装置の断面図,第3図
(a)および(b)は第2図の従来例の製造工程を説明
するための模式的平面図である。 11……n型の能動層,12……p型のウエル,16……電極,1
7……p型高濃度層。
工程を説明するための模式的平面図,第1図(c)は本
発明の一実施例の変形例を説明するための模式的平面
図,第2図は従来の化合物半導体装置の断面図,第3図
(a)および(b)は第2図の従来例の製造工程を説明
するための模式的平面図である。 11……n型の能動層,12……p型のウエル,16……電極,1
7……p型高濃度層。
Claims (1)
- 【請求項1】電界効果トランジスタを構成する第1の導
電型の層と, 該第1の導電型の層の少なくとも一部を包むように形成
されており,かつ該第1の導電型の層により完全には空
乏化されていない第2の導電型のウエルと, 該第2の導電型のウエルの一部を該第1の導電型の層の
外部に突出させたウエル延長部と, 該第2の導電型のウエルに外部から電位を与えるために
該ウエル延長部に電気的に接続された電極と を備えた化合物半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63018279A JP2703246B2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 化合物半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63018279A JP2703246B2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 化合物半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01194365A JPH01194365A (ja) | 1989-08-04 |
| JP2703246B2 true JP2703246B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=11967200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63018279A Expired - Fee Related JP2703246B2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 化合物半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2703246B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4547858B2 (ja) * | 2003-01-10 | 2010-09-22 | 住友電気工業株式会社 | 横型接合型電界効果トランジスタおよびその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58148449A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-03 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体記憶装置 |
| JPH0799752B2 (ja) * | 1985-05-22 | 1995-10-25 | 株式会社日立製作所 | 電界効果トランジスタ |
-
1988
- 1988-01-28 JP JP63018279A patent/JP2703246B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01194365A (ja) | 1989-08-04 |
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