JP2724112B2 - ステッピングエアモータ及びそれを用いた半導体検査装置 - Google Patents

ステッピングエアモータ及びそれを用いた半導体検査装置

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JP2724112B2 JP6065814A JP6581494A JP2724112B2 JP 2724112 B2 JP2724112 B2 JP 2724112B2 JP 6065814 A JP6065814 A JP 6065814A JP 6581494 A JP6581494 A JP 6581494A JP 2724112 B2 JP2724112 B2 JP 2724112B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気圧モータに関し、
特に、エアパルス(空圧パルス)に同期して歩進回転す
るステッピングエアモータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、IC(半導体集積回路)パッケ
ージのリードをテスト用ソケットに自動的にコンタクト
させICの電気特性を検査する半導体検査装置では、I
Cパッケージのソケットへの給送過程はコンベアで順次
水平搬送されて来るICパッケージをZ軸方向(上方)
に吸引引上げた後、ソケットの真上位置までX軸方向
(水平)に搬送し、しかる後−Z軸方向に下降させてI
Cパッケージのリードをソケットにコンタクトさせると
いう順序で行なわれ、ICパッケージのソケットからの
戻し過程は上記給送過程の逆順で行なわれるようになっ
ている。ICパッケージのリードは近年の多ピン化と微
細化によりますますソケットとの正確なコンタクトが困
難となって来ている。また近年では、高温(例えば15
0°C)や低温(例えば−50°C)の雰囲気下でIC
の厳格な仕様を確認することがますます要請されて来て
おり、このような厳しい要請に応える半導体検査装置で
は、恒温槽内での熱的な変形が顕在化するため、ソケッ
トへの給送過程では、上述の2軸(X軸,Z軸)制御に
加えて被検品毎の2軸制御(ICパッケージの回転角微
小調整θ及び微小調整Y軸)が必要となっている。即
ち、恒温槽内での多軸制御が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ICパッケ
ージを微小分解能で位置決め駆動させるためのモータと
して、一般に電動モータが考えられるが、高温下では電
動モータの捲線や接点の絶縁が著しく劣化し、耐久性に
劣り、実際は使用に供し得ない。また、電気的特性を検
査する半導体検査装置内で、電動モータを電気パルス駆
動すると電磁ノイズが発生するため、検査環境を電気的
に擾乱してしまうと言う検査信頼性の問題もある。
【0004】そこで上記問題点に鑑み、本発明の第1の
課題は、エアパルス(空圧パルス)を用いることに着目
し、高温・低温環境下でも高信頼性のある歩進回転を可
能とすると共に電磁ノイズの発生を考慮せずに済むステ
ッピングエアモータを実現することにあり、本発明の第
2の課題は、そのステッピングエアモータを用いること
により、高温・低温下でもファインピッチICの検査を
可能とした半導体検査装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明はエアパルスにより歩進的な回転力を得よう
とするものである。即ち、本発明は、n相(n≧3)の
エアパルスの供給によりパルス同期して公転角2π/n
ラジアン毎で歩進的に公転する公転子を備えた公転機構
と、その公転子の公転運動を基に出力軸に自転運動を取
り出す公転/自転変換機構とを有するステッピングエア
モータにおいて、上記公転機構は、上記公転子の他に、
当該公転子の自転を制して所定公転直径の公転運動に規
制する公転ガイド機構と、上記公転子に対し公転中心か
ら公転円のn等分点のうちで上記エアパルスの供給の度
に巡回的に移り変わる点を通る方向に作用する力で駆動
する公転子駆動機構と、を有して成ることを特徴とす
る。
【0006】ここで、公転/自転変換機構としては、内
歯車とこれに内転するピニオンとを有するハイポサイク
ロイド減速機構とすることができる。内歯車が公転運動
を行なうと共に、ピニオンが自転運動を行なうように構
成することができるが、モータの小型化構成において
は、逆に、ピニオンが公転子に追従して公転運動すると
共に、内歯車が出力軸を有してなる構成とすることが望
ましい。
【0007】ここで、具体的な公転機構の構成として
は、上記公転子のn等分割放射方向毎に配された空気圧
直動アクチュエータを採用できる。かかる場合、公転子
の公転直径をDとし、空気圧直動アクチュエータの直動
ストロークをLとすると、実質的に、L=D{1−cos
(2π/n) }/2なる関係式が成立していることが望
ましい。
【0008】この空気圧直動アクチュエータの具体的構
成としては、エアシリンダのシリンダ室に供給される上
記エアパルスにより繰り出し動作を行い、上記公転子に
非連結でその被押圧面を押圧する押圧部材を有してお
り、この押圧部材は、上記被押圧面側に開口する凹状の
エア緩衝室と、このエア緩衝室と上記シリンダ室とを連
通する通気孔とを有してなる。そして、上記通気孔は複
数の小通気孔とすることが望ましく、また、シリンダ室
には上記押圧部材を繰り出し方向へ弾力的に常時付勢す
るバネ手段を設けることが望ましい。バネ手段としては
コイルスプリングが好適である。
【0009】一方、上記公転ガイド機構としては、円環
状のガイド溝やクランク機構を採用できるが、ボールベ
アリング用いた偏心軸受け機構であることが望ましい。
そして、偏心軸受け機構を上記公転子に3箇所以上設け
ることが望ましい。
【0010】また、上述のような構成のステッピングエ
アモータの用途としては、高温環境下での使用に好適で
あり、半導体検査装置において恒温槽内に設けられたテ
スト用ソケットにICパッケージのリードをコンタクト
させるための位置決め用モータとして使用することがで
きる。
【0011】
【作用】n相の一連のエアパルスが供給されると、公転
機構の公転子は自転せずに1公転し、この公転子の公転
運動によって公転/自転変換機構の出力軸が自転する。
【0012】1発のエアパルスでは公転子が公転角2π
/nラジアンだけ公転するため、これに応じた歩進角だ
け出力軸が自転する。従って、所望の自転角を得ようと
する場合は、それを歩進角で割った商のパルス数を供給
すれば良い。このようなエアパルスに同期して歩進的に
自転するエアモータは高温下での使用が可能であり、半
導体検査装置において恒温槽内に設けられたICパッケ
ージの微小位置決め用モータとして使用することができ
る。換言すれば、高温下でのX,Y,Z,θ軸制御が可
能になったのでファインピッチICパッケージの高温下
での検査が可能となる。またエア駆動であるので、電磁
ノイズの発生がなく、測定環境を電気的に擾乱せずに済
む。
【0013】ところで、複数のエアシリンダのロッドの
先端をクランクピンに結合してクランクシャフトを回転
させるエアモータが知られている。サーボモータとして
用いる場合には、クランクシャフトの回転を検出して電
磁弁等の開閉フィードバック制御が必要である。しかし
ながら、本発明ではエアパルス駆動により歩進的に回転
するようになっているため、フィードバック制御が不要
であり、その制御系の構成を排除できる。
【0014】特に、本発明においては、公転ガイド機構
により公転子を公転運動にのみ規制した上で、公転子駆
動機構により公転中心から公転円のn等分点のうちでエ
アパルスの供給の度に巡回的に移り変わる点を通る方向
に作用する力を以て公転子を駆動しているため、公転子
は公転ガイド機構に沿いパルス同期して公転角2π/n
ラジアン毎で歩進的に公転する。各歩進過程の終点では
公転子に作用する力の方向と軌道方向が略直交するた
め、その際の仕事が消滅するので、公転子はその終点で
停止し易い。このため、歩進角が高精度のステッピング
エアモータを実現できる。
【0015】この公転子駆動機構が公転子のn等分割放
射(ラジアル)方向に配された空気圧直動アクチュエー
タである場合、公転子の公転直径をDとし、空気圧直動
アクチュエータの直動ストロークをLとすると、実質的
に、L=D{1−cos(2π/n) }/2なる関係式が成
立していれば、歩進の終点まで押し切られるため、精度
の高い2π/nラジアンの歩進角で公転子が公転する。
【0016】また、本発明における空気圧直動アクチュ
エータは、エアシリンダのシリンダ室に供給される上記
エアパルスにより繰り出し動作を行う場合、上記公転子
に非連結でその被押圧面を押圧する押圧部材を有してお
り、この押圧部材は、上記被押圧面側に開口する凹状の
エア緩衝室と、このエア緩衝室と上記シリンダ室とを連
通する通気孔とを有してなる。このような空気圧直動ア
クチュエータによれば、押圧部材が公転子に非連結状態
であるため、高周波数のエアパルスにも追従して押圧部
材が作動する。また、エアパルスの供給によりシリンダ
室から通気孔を介して被押圧面側に開口する凹状のエア
緩衝室に圧縮空気が流入されるため、押圧過程では、エ
ア緩衝室内に圧縮空気団塊が生じ、それ故、公転子をエ
アクション的に押圧する。このため、被押圧面と押圧部
材との間で面上スライド運動が生じていても接触抵抗が
少なく、駆動損失や摩滅等を低減できる。上記通気孔が
複数の小通気孔として設けられている場合には、エア緩
衝室内に均等的に圧縮空気が流入されるので、発生する
圧縮空気団塊に偏りが起こり難く、公転子の被押圧面を
面対偶的に押圧できる。そしてまた、シリンダ室には上
記押圧部材を繰り出し方向へ弾力的に常時付勢するバネ
手段が設けられている場合には、すべての押圧部材が非
励起時においても公転子の被押圧面に弾力的に押してい
るため、エアパルスの印加初期のリークが起こらず、押
圧動作の立ち上がりが早く、またエアパルスの印加終期
では他の押圧部材により公転子が押されているので、歩
進角の行き過ぎが抑制される。そしてまたエアー抜きが
抑えられるので、静粛性を高めることができる。
【0017】上記公転ガイド機構として偏心軸受け機構
を用いた場合には、ガイド規制が転がり接触により達成
できるため、ガイトのための抗力(抵抗)を軽減でき、
滑らかな運動を実現できる。また、偏心軸受け機構を上
記公転子に3箇所以上設けた構成においては、偏心軸受
け機構の思案点を解消することができ、如何なる位置で
公転子が停止しているときでも支障のない公転運動を実
現できる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0019】図1は本発明の実施例に係るステッピング
エアモータを概念的に示す模式図で、図2は同ステッピ
ングエアモータの構造を示す縦断面図であり、図3
(a)は図2の IIIa− IIIa′線に沿って切断した横
断面図で、図3(b)は図2の IIIb− IIIb′線に沿
って切断した横断面図である。
【0020】先ず、本例のステッピングエアモータの原
理を図1に基づいて説明する。本例のステッピングエア
モータ100では、例えば3方向巡回切り換え弁(ロー
タリバルブ)150によって3相(位相差120°)の
エアパルス(AP1,AP2,AP3)が駆動エネルギ
ー源として用いられるようになっている。なお、実施例
では3個の電磁弁を電気信号によって順次切り替えて用
いるようになっているが、切り替え順序を逆順にすれば
本例のステッピングエアモータは逆回転する。
【0021】ステッピングエアモータ100は、3方向
巡回切り換え弁(ロータリバルブ)150からの3相エ
アパルス(AP1,AP2,AP3)の供給によりパル
ス同期して公転角120°毎で歩進的に公転する公転子
(回転子)11を有する公転機構10と、その公転子1
1の公転直径Dでの公転運動を基に出力軸21aに自転
回転を取り出す公転/自転変換機構(ハイポサイクロイ
ド減速機構)20とを有している。
【0022】公転機構10は、公転子11の外に、公転
ガイド機構12a〜12c(12)と、各エアパルスの
到来ごと公転子11を120°ずつ歩進的に公転させる
公転子駆動機構(空気圧直動アクチュエータ)13a〜
13c(13)とを有している。公転子11は3つの被
押圧面11a〜11cで正三角形状に象られており、各
頂点部より外方に一体的に張り出した放射部15a〜1
5cには公転ガイドピン16a〜16cが公転子11の
厚み方向に植設されている。公転ガイド機構12は、公
転ガイドピン16を直径Dの軌跡に規定する機構であ
り、公転ガイドピン16が差し込まれた円環状のガイド
溝でも構わないし、またリンクを用いたクランク機構で
も構わないが、本例では後述するように、公転ガイドピ
ン16を軸承する公転ボールベアリングと公転ガイドピ
ン16の公転中心Oを回転中心とする自転軸受けとを偏
心させた偏心軸受け機構としてある。
【0023】公転子駆動機構13a〜13cは、エアパ
ルスAP1〜AP3の供給を受容するエアシリンダ13
aa,13ba,13caと、そのシリンダ室内の空気
圧の増減により直動的に伸縮動作を行い公転子11の公
転中心(重心)に向かって被押圧面11a〜11cを押
圧する公転子押圧部材(エアピストン)13ab,13
bb,13cbを有しており、3つの公転子駆動機構1
3a〜13cは公転子11の公転中心Sに対して120
°間隔の放射3方向に配置されている。本例の公転/自
転変換機構20はハイポサイクロイド減速機構で、後述
するように、公転子11に固定されたピニオン(外歯小
歯車)と、出力軸21aを有し、ピニオン22よりも歯
数差分だけ大きなピッチ円を有してピニオン22が内転
的に噛み合い、ピニオン22の1公転毎で歯数差分だけ
自転する内歯車21とを有している。なお、上記本例の
ハイポサイクロイド減速機構とは逆に、公転する内歯車
と自転出力軸を有するピニオンとで構成しても良い。
【0024】このような原理的構成において、圧縮空気
源に連通する3方向巡回切り換え弁150が所定のシー
ケンスで作動すると、出力ポートP1〜出力ポートP3
を介して巡回的にエアパルスA1〜A3がステッピング
エアモータ100の公転子駆動機構13へ供給される。
即ち、第1相目のエアパルスA1はエアシリンダ13a
aへ、それより120°位相の遅れた第2相目のエアパ
ルスA2はエアシリンダ13baへ、エアパルスA2よ
り120°位相の遅れた第3相目のエアパルスA3はエ
アシリンダ13acへそれぞれ供給される。これら一連
のエアパルスの供給によって各公転子押圧部材13a
b,13bb,13cbは矢印方向(公転子の中心に向
かった方向)にストロークLだけ順番的に押し出され
る。先ず、第1相目のエアパルスA1が供給されると、
公転子押圧部材13abが矢印方向に繰り出されつつ公
転子11の被押圧面11aを押すため、公転子11は図
1に示す実線の始動位置から一点鎖線の終着位置に平行
移動される。この平行移動過程は、例えば公転子11の
重心が点P1 から点P2 に移動することであるが、公転
子押圧部材13abが矢印方向に直動しても公転子11
は直動するのではなく、公転ガイド手段たる公転ガイド
機構12a〜12cの公転運動規制によって公転子11
の重心が点P1 から公転中心Sの公転直径Dの120°
円弧を経由して点P2 に至るようになっている。この公
転角120°の歩進の後、第2相目のエアパルスA2が
エアシリンダ13baに供給されると、公転子押圧部材
13bbが矢印方向に繰り出されつつ公転子11の被押
圧面11bを押すため、公転子11は図1に示す一点鎖
線の始動位置から二点鎖線の終着位置に公転直径Dで公
転角120°だけ公転して移動される。同様にして次に
第3相目のエアパルスA3がエアシリンダ13caに供
給されると、公転子押圧部材13cbが矢印方向に繰り
出されつつ公転子11の被押圧面11cを押すため、公
転子11は図1に示す二点鎖線の始動位置から実線の終
着位置に公転直径Dで公転角120°だけ公転して移動
され、都合1公転が完了することになる。従って、3発
のエアパルスが発生すると、公転子11は自転を制して
公転直径Dの1公転をするようになっている。例えば本
例の3方向巡回切り換え弁150では、90パルス/秒
のエアパルスの供給を行うようになっているため、公転
子11は1秒間に30回公転するようになっている。
【0025】今ここで、1発のエアパルスが印加された
場合、公転子11が確実に歩進角120°だけ公転し、
重心が点P1 から離れて点P2 に合致するのか否かを検
討する。エアパルスの周波数が比較的低く、エア圧が高
すぎない状態では、公転子押圧部材13abが1発のエ
アパルスによって、ストロークL=3D/4だけ繰り出
すと、これに押し出されて公転子11の重心は図4
(a)に示す如く点P1 から点P2 へ持ち来たされる。
始動点P1 では軌道接線方向Tと押圧力Fとの成す角は
30°で比較的軽い抗力を公転子11が受けつつ公転し
始め、公転角が30°になった位置では軌道接線方向T
と押圧力Fとの成す角が零になり、その後両者の成す角
は徐々に増えて点P2 に至ると90°になって公転子1
1は停止する。公転子押圧部材13abにより公転子1
1の重心が点P2 迄直接的に押されるとしても、例えば
無負荷状態では公転子11が120°の公転過程でそれ
自身の慣性を持っているため、公転子11の重心点が点
P2 を通り過ぎてしまうことが懸念される。しかし、現
実は、無負荷状態でも、公転子ガイド機構12の摩擦や
公転/自転変換機構20の摩擦等が存在すると共に、公
転子押圧部材13abの押し切りレベルで公転子押圧部
材13abが中止してこれがストッパ機能を発揮してい
るため、点P2 から過度にオーバーラン状態となること
はない。図2に示す実施例において後述するように、公
転子駆動機構13にはコイルスプリングを持たせてあ
り、重心点が点P2 に至るとバネ付勢力による制動力が
作用するようになっている。このため、ストロークLの
押し切り直後は重心点が点P2 近傍の微小な前後で減衰
振動するに過ぎず、歩進回転角の精度が高くなってい
る。
【0026】一方、エアパルスの周波数を高くすると、
1発のエア付勢期間(1周期の1/3の期間)のうちで
未だ公転子11が歩進角120°に至らず、脱調状態に
なる場合が想定できる。このような不具合は、公転子1
1の慣性が大きかったり、高負荷状態であったり、また
エア圧が低いときなどに起こり易い。一番簡単な対策と
しては、高速回転を期すときはエア圧を例えば線形的に
増大させ充分な値に設定することである。本例は3相エ
アパルスを用いる3相エアモータであるが、容易に理解
できるように、4相エアパルスを用いる4相エアモータ
やそれ以上の多相エアモータを構築できる。例えば4相
エアモータにおいては、図4(b)に示すように、公転
子の重心点は歩進的にQ1 →Q2 →Q3 →Q4 →Q1 の
順序で1公転する。1歩進角は90°で、ストロークL
のとき公転直径D′=2Lである。このように3相より
多相のエアモータでは、歩進角が小さくなり、回転分解
能(回転角の割り出し)が向上する。しかし公転子駆動
機構が4個以上必要であるため、部品点数の増大及び小
型構成の障害になってしまう。かかる点からも、3相モ
ータが好適であると言える。なお、一般にn相のモータ
の場合、正確な歩進角2π/nラジアンを刻むために
は、公転直径Dと直動ストロークLとの間には次の関係
式が成立する。
【0027】 L=D{1−cos(2π/n) }/2 このように、公転子11は3発のエアパルスによって公
転直径Dで1公転する。公転子11にはピニオン22が
一体的に形成又は別体のものが固定されているため、ピ
ニオン22は自転せずに公転子11の公転と同様な軌跡
で公転する。公転子11が点P1 →P2 →P3 →P1 の
如く1公転すると、ピニオン22に噛み合う内歯車21
は歯数差分だけ自転する。本例では、歯数差は1であ
り、ピニオン22の歯数Z′は29、内歯車21の歯数
Zは30としてあるため、公転子11の1公転で内歯車
21は360°/30=12°だけ自転する。即ち、1
発のエアパルスで出力軸21aが4°回転することにな
る。この公転/自転変換機構20は勿論公転を自転に変
換するものであるが、ハイポサイクロイド減速機構であ
るため、減速比30となっており、回転角の割り出し分
解能を高めている。これ以上の減速比を持つハイポサイ
クロイド減速機構を用いれば、更に分解能を向上させる
ことができる。
【0028】次に、図2及び図3を参照しつつ具体的な
本例の説明に移る。本例のステッピングエアモータ10
0は、外観的には、縦・横・高さ2.5cm 程度の略直体状
の小型外形寸法を有しており、公転子駆動機構13は偏
心軸受け機構12の端部プレート12Aと中仕切りプレ
ート14との間に組込まれている。偏心軸受け機構12
は、端部プレート12Aの内面上3箇所に偏心軸受け部
12a〜12cを有しており、各偏心軸受け部は、支軸
12−1の回りにボールベアリング12−2を介して自
転する自転軸受け12−3と、この回転中心から公転半
径(D/2)だけオフセットした位置Pに回転中心を持
つ公転ボールベアリング12−4を有している。この公
転ボールベアリング12−4には公転ガイドピン16
(16a,16b,16c)が植設されている。従っ
て、正三角形の頂点位置に偏心軸受け部がバランス良く
配置されているので、公転子11の公転運動は滑らかで
ある。
【0029】偏心軸受け部が1箇所又は2箇所の場合、
この偏心軸受け部はリンクのクランク機構と等価である
ので、公転子11の公転位置によっては偏心軸受け部が
偶然にも思案点(死点)にある場合、最初のエアパルス
では公転しないか逆方向に公転してしまうことが考えら
れる。そこで、本例のように、3箇所に偏心軸受け部を
設けた構成においては、背理的に証明できるように、必
ず3箇所の偏心軸受け部での運動が同一運動となるた
め、結果的に公転子11の思案点を解消することができ
る。
【0030】本例の公転子駆動機構13aから13cの
いずれも通常のエアシリンダとは異なり、特殊な構成と
なっている。即ち、図5に示すように、本例の公転子駆
動機構13は、中仕切りプレート14のピン孔に嵌入し
た2本の止めピン14−1で2次元的に位置決めされた
エアシリンダ13−1と、そのシリンダ室内に収めらえ
れた圧縮コイルスプリング13−2と、端部プレート1
2Aと中仕切りプレート14との間に挟まれてスライド
自在であって、シリンダ室でその圧縮コイルスプリング
13−2により押し出し付勢され、エアパルスの印加に
より公転子11の被押圧面11a〜11cを押圧するエ
アピストン(公転子押圧部材13ab,13bb,13
cb)13−3とを有している。エアピストン13−3
は公転子11に連結されておらず、高速化に対応できる
ようになっている。エアシリンダ13−1は、エアパイ
プの継手(図示せず)を螺着するためのエア供給口とし
ての取付けネジ孔13−1aと、これに連通する角柱状
のシリンダ室13−1bと、その底面の取付けネジ孔1
3−1aの周りに形成されたリング状のコイルスプリン
グ収納溝13−1cとを有している。エアピストン13
−3はシリンダ室13−1bを閉塞する密閉形でなく、
被押圧面側(前面側)に四角形凹状のエア緩衝室13−
3aを有し、このエア緩衝室13−3aは4つの小通気
孔A,B,C,Dを介してシリンダ室13−1bに連通
している。4つの小通気孔A,B,C,Dは正方形の頂
点位置にあり、その対角線の交叉点が取付けネジ孔13
−1aの中心線l上に位置している。そして、エアピス
トン13−3の後面側にもリング状のコイルスプリング
収納溝13−3bが形成されており、このコイルスプリ
ング収納溝13−3bとエアシリンダ13−1のコイル
スプリング収納溝13−1cとには前述の圧縮コイルス
プリング13−2が収納されている。
【0031】この圧縮コイルスプリング13−2よって
エアピストン13−3はエアパルスの非印加時でも繰り
出し付勢力を得ており、そのエア緩衝室13−3aの四
角形枠状のリムRは被押圧面11aに弾力的に緩く圧接
している。このような公転子11に対する放射3方から
の弾力的な常態圧迫は、前述したように、公転子11に
対しては1つの励起相の終期においては残り2つの非励
起相によるバネ付勢力が優るため、歩進の行き過ぎ角を
抑制することができる。また、圧縮コイルスプリング1
3−2と、小通気孔A,B,C,Dを介してシリンダ室
13−1に連通するエア緩衝室13−3aによって、励
起相ではエアパルスの圧縮エアがシリンダ室13−1b
に流入してエアピストン13−3を前方に繰り出し、こ
れにより公転子11はリムRで押されてストロークLだ
け押し出される。押し出し過程では、圧縮エアはまた小
通気孔A,B,C,Dを介してエア緩衝室13−3aに
流入するため、公転子11の被押圧面11aには直接的
な空気圧も印加し、リムRによる剛体接触と空気圧伝達
により公転子11が押し出される。エアピストンは断面
凹状になっているため、後面の面積の方が開口面積より
も大きいので、押し出し過程においては空気圧の差圧が
バネ付勢力に重畳され、リムRが被押圧面11aにより
強く圧接し、空圧のリークが起こらない。エア緩衝室1
3−3a内の圧縮空気団塊がエアクッションとして機能
する。本例において、このようなエアクッション効果を
持たせた意義はエアピストン13−3の押圧面と公転子
11の被押圧面との滑り接触を無くして接触抵抗を低減
するためである。即ち、公転子11は公転運動するた
め、その被押圧面11aは2次元運動を行なっている
が、他方、その被押圧面11aを押すエアピストン13
−3は1次元運動(直動)であるので、エアピストン1
3−3の押圧面と公転子11の被押圧面との間には面接
線方向にスライド運動が発生している。エア緩衝室13
−3aを設けることにより、恰もホバークラフトのエア
スカートと同様に、剛体接触の面積が低減し、駆動損失
が小さくなり、摺動面の劣化を防止できる。なお、エア
ピストン13−3はシリンダ室13−1b内を食いつき
なく円滑に平行移動させるために、4つの小通気孔A,
B,C,Dは正方形の頂点位置に形成し、その対角線の
交叉点が取付けネジ孔13−1aの中心線l上に位置す
るようにしており、エアパルスの供給により均等的に小
通気孔A,B,C,Dで分岐した空気流がエア緩衝室1
36−3aの一部に偏らずに流入するようになってい
る。またコイルスプリングの付勢力によりエアー抜きが
抑えられるので、静粛性を高めることができる。そし
て、本例におけるシリンダ室,エアピストン,公転子,
ピニオン,内歯車等の素材は金属ではなく、自己潤滑性
のある耐熱プラスチックとしてあり、軽量化と無給油の
利点がある。
【0032】公転する公転子11の中央軸孔11dに締
り嵌め公差でピニオン22のステム22aが差し込まれ
ている。勿論、ピニオン22は公転子11と一体的に形
成しても良い。また本例では、公転子11の重心点Sと
ピニオン22の軸心とが一致しているが、出力軸21a
を公転子11から離間して取り出す必要のある場合には
公転子11の重心点Sとピニオン22の軸心とをオフセ
ットさせても良い。更に、公転子11の公転運動をピニ
オン22の公転運動に直結せずに、伝達機構を介して間
接的に伝達するようにしても良い。この伝達機構として
はスライダクランク機構や公転径拡大縮小機構等を用い
ることができる。
【0033】内歯車21の出力軸21aはボールベアリ
ング23a,23bを介して端部プレート23に支承さ
れている。本例においては、端部プレート12a,中仕
切りプレート14及び端部プレート23の4隅には通し
孔30aが形成されており、これらの通し孔30aには
通しボルト30bが挿通され、ナット(図示せず)にて
締め付け固定されている。このような通しボルト30b
による端部プレート12aと中仕切りプレート14との
間の締め付けは、その締め付け力を加減しておかない
と、エアピストン13−3に対する挟み込み力に影響
し、エアピストン13−3の自在な動きを阻害するおそ
れがある。例えば、高温下での使用においては、熱膨張
によりエアピストン13−3に対する挟み込み力が増大
するため、その動きがややもすると悪くなる。この熱膨
張により挟み込み力を緩和する方策として、例えば通し
ボルト30bにスプリングワッシャを付けると、そのス
プリングワッシャが増大した締め付け力を吸収する。ま
た、通しボルト30b自体が締め付け力の原因をなすも
のであるから、通しボルト30bによる固定をやめて、
エアシリンダ13と端部ブレート12aとの止めネジに
よる固定と、エアシリンダ13と中仕切りプレート14
との別の止めネジによる固定を行なうようにする。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、公転ガ
イド機構により公転子を公転運動にのみ規制した上で、
公転子駆動機構により公転中心から公転円のn等分点の
うちでエアパルスの供給の度に巡回的に移り変わる点を
通る方向に作用する力を以て公転子を駆動する点に特徴
を有するものである。従って、次の効果を奏する。
【0035】 公転子は公転ガイド機構に沿いパルス
同期して公転角2π/nラジアン毎で歩進的に公転す
る。各歩進過程の終点では公転子に作用する力の方向と
軌道方向が略直交するため、その際の仕事が消滅するの
で、公転子はその終点で停止し易い。このため、歩進角
が高精度のステッピングエアモータを実現できる。
【0036】 このようなエアパルスに同期して歩進
するステッピングエアモータは高温下での使用が可能で
あり、半導体検査装置において恒温槽内に設けられたI
Cパッケージの微小位置決め用モータとして使用するこ
とができる。換言すれば、高温下でのX,Y,Z,θ軸
制御が可能になったのでファインピッチICパッケージ
の高温下での検査が可能となる。またエア駆動であるの
で、電磁ノイズの発生がなく、測定環境を電気的に擾乱
せずに済む。
【0037】 公転子の公転直径をDとし、公転子を
公転させるための複数の空気圧直動アクチュエータの直
動ストロークをLとすると、実質的に、L=D{1−co
s(2π/n) }/2なる関係式が成立しておれば、歩進
の終点まで押し切られので、公転子の行き過ぎ角は実質
的に皆無で、精度の高い2π/nラジアンの歩進角で公
転子が公転する。
【0038】 空気圧直動アクチュエータとして、エ
アシリンダのシリンダ室に供給される上記エアパルスに
より繰り出し動作を行い、上記公転子に非連結でその被
押圧面を押圧する押圧部材を有しており、この押圧部材
は、上記被押圧面側に開口する凹状のエア緩衝室と、こ
のエア緩衝室と上記シリンダ室とを連通する通気孔とを
有してなる構成においては、押圧部材が公転子に非連結
状態であるため、高周波数のエアパルスにも追従して押
圧部材が高速作動する。また、エアパルスの供給により
シリンダ室から通気孔を介して被押圧面側に開口する凹
状のエア緩衝室に圧縮空気が流入されるため、押圧過程
では、エア緩衝室内に圧縮空気団塊が生じ、それ故、公
転子をエアクション的に押圧する。このため、被押圧面
と押圧部材との間で面上スライド運動が生じていても接
触抵抗が少なく、駆動損失や摩滅等を低減できる。上記
通気孔が複数の小通気孔として設けられている場合に
は、エア緩衝室内に均等的に圧縮空気が流入されるの
で、発生する圧縮空気団塊に偏りが起こり難く、公転子
の被押圧面を面対偶的に押圧できる。
【0039】 そしてまた、シリンダ室には上記押圧
部材を繰り出し方向へ弾力的に常時付勢するバネ手段が
設けられている場合には、すべての押圧部材が非励起時
においても公転子の被押圧面に弾力的に押しているた
め、エアパルスの印加初期のリークが起こらないので押
圧動作の立ち上がりが早く、エアパルスの印加終期では
他の押圧部材により公転子が押されているので、歩進角
の行き過ぎが抑制され、歩進角の精度の向上が図れる。
【0040】 上記公転ガイド機構として偏心軸受け
機構を用いた場合には、ガイド規制が転がり接触により
達成できるため、ガイトのための抗力(抵抗)を軽減で
き、滑らかな運動を実現できる。
【0041】 また、偏心軸受け機構を上記公転子に
3箇所以上設けた構成においては、偏心軸受け機構の思
案点を解消することができ、如何なる位置で公転子が停
止しているときでも支障のない公転運動を保証でき、作
動の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るステッピングエアモータ
を概念的に示す模式図である。
【図2】本実施例に係るステッピングエアモータの構造
を示す縦断面図である。
【図3】(a)は図2の IIIa− IIIa′線に沿って切
断した横断面図である。(b)は図2の IIIb− III
b′線に沿って切断した横断面図である。
【図4】本実施例において、(a)は3相エアモータに
おける公転子の公転軌跡を示す模式図、(b)は4相エ
アモータにおける公転子の公転軌跡を示す模式図であ
る。
【図5】(a)は本実施例におけるエアピストンの繰り
出し過程を示す部分縦断面図で、(b)はその部分横断
面図である。
【符号の説明】
10…公転機構 11…公転子(回転子) 11a〜11c…被押圧面 11d…中央軸孔 12…公転ガイド機構(偏心軸受け機構) 12A…端部ブレート 12−1…支軸 12−2…ボールベアリング 12−3…自転軸受け 12−4…公転ボールベアリング 13(13a,13b、13c)…公転子駆動機構(空
圧直動アクチュエータ) 13−1(13aa,13ba,13ca)…エアシリ
ンダ 13−1a…取付けネジ孔 13−1b…シリンダ室 13−1c…コイルスプリング収納溝 13−2…圧縮コイルスプリング 13−3(13ab,13bb,13cb)…公転子押
圧部材(エアピストン) 13−3a…エア緩衝室 13−3b…コイルスプリング収納溝 14…中仕切りプレート 14−1…止めピン 15a,15b,15c…放射部 16a,16b,16c…公転ガイドピン 23…ブッシュ付き端部プレート 20…公転/自転変換機構(ハイポサイクロイド減速機
構) 21…内歯車 21a…自転出力軸 22…ピニオン 23a,23b…ボールベアリング 30a…通し孔 30b…通しボルト 100…ステッピングエアモータ 150…3方向巡回切り換え弁 AP1,AP2,AP3…3相エアパルス P1,P2,P3…出力ポート D…公転直径 S…公転中心 P1,P2,P3 …公転子の重心変位点 L…エアピストンのストローク A,B,C,D…小通気孔 R…リム。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n相(n≧3)のエアパルスの供給によ
    りパルス同期して公転角2π/nラジアン毎で歩進的に
    公転する公転子を備えた公転機構と、その公転子の公転
    運動を基に出力軸に自転運動を取り出す公転/自転変換
    機構とを有するステッピングエアモータであって、 前記公転機構は、前記公転子の他に、当該公転子の自転
    を制して所定公転直径の公転運動に規制する公転ガイド
    機構と、前記公転子に対し公転中心から公転円のn等分
    点のうちで前記エアパルスの供給の度に巡回的に移り変
    わる点を通る方向に作用する力で駆動する公転子駆動機
    構と、を有して成ることを特徴とするステッピングエア
    モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のステッピングエアモー
    タにおいて、前記公転子駆動機構は、前記公転子のn等
    分割放射方向毎に配された空気圧直動アクチュエータで
    あることを特徴とするステッピングエアモータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のステッピングエアモー
    タにおいて、前記公転子の公転直径をDとし、前記空気
    圧直動アクチュエータの直動ストロークをLとすると、
    実質的に、L=D{1−cos(2π/n) }/2なる関係
    式が成立することを特徴するステッピングエアモータ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のステッピングエアモー
    タにおいて、前記空気圧直動アクチュエータは、エアシ
    リンダのシリンダ室に供給される前記エアパルスにより
    繰り出し動作を行い、前記公転子に非連結でその被押圧
    面を押圧する押圧部材を有しており、この押圧部材は、
    前記被押圧面側に開口する凹状のエア緩衝室と、このエ
    ア緩衝室と前記シリンダ室とを連通する通気孔とを有し
    てなることを特徴とするステッピングエアモータ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のステッピングエアモー
    タにおいて、前記通気孔は複数の小通気孔であることを
    特徴とするステッピングエアモータ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のステッピングエアモー
    タにおいて、前記シリンダ室には前記押圧部材を繰り出
    し方向へ弾力的に常時付勢するバネ手段を有してなるこ
    とを特徴とするステッピングエアモータ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のステッピングエアモー
    タにおいて、バネ手段はコイルスプリングであることを
    特徴とするステッピングエアモータ。
  8. 【請求項8】 請求項1項乃至請求項7のいずれか一項
    に記載のステッピングエアモータにおいて、前記公転ガ
    イド機構はボールベアリング用いた偏心軸受け機構であ
    ることを特徴とするステッピングエアモータ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のステッピングエアモー
    タにおいて、偏心軸受け機構は前記公転子に対し3箇所
    以上設けられてなることを特徴とするステッピングエア
    モータ。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれか一項
    に規定するステッピングエアモータを、恒温槽内に設け
    られたテスト用ソケットにICパッケージのリードをコ
    ンタクトさせるための位置決め用モータとして使用して
    成ることを特徴とする半導体検査装置。
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JPS49125803A (ja) * 1973-04-04 1974-12-02
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