JP2724497B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2724497B2 JP1100399A JP10039989A JP2724497B2 JP 2724497 B2 JP2724497 B2 JP 2724497B2 JP 1100399 A JP1100399 A JP 1100399A JP 10039989 A JP10039989 A JP 10039989A JP 2724497 B2 JP2724497 B2 JP 2724497B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は被調理物を加熱して調理する装置に関し、
詳しくは、該装置において、上記加熱を被調理物の量に
対応して制御する為に、被調理物の重量に対応した信号
を得るようにした装置に関する。
〔従来の技術〕
被調理物を乗せる台を被調理物の重量に応じて変位す
るように構成し、その変位構造の部分に例えば歪ゲージ
のようなセンサを付設する。そしてそのセンサから上記
被調理物の重量に対応した信号を得る。このような装置
が例えば自動調理機能をもった電子レンジにおいて知ら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の装置では、前記センサに対する加熱調理用
の熱影響の有無あるいは大小により、上記信号の値が変
動を受ける問題がある。そこで補正回路を設けて上記変
動を補正するようにしている。この為、装置の値段が高
くなる問題点があった。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、前記の如き補正回路を何ら必要
とすることなく、熱影響の有無あるいは大小に拘わらず
常に正しい信号を重量検出装置に得ることができるよう
にしてある加熱調理器を提供することである。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本願発明は前記請求の範囲
記載の通りの手段を講じたものであって、その作用は次
の通りである。
〔作用〕
作動体が第1の信号発生手段の傍を通ると、その信号
発生手段からはスタート信号が発せられる。さらに上記
作動体が台の上に乗せられた被調理物の重量に対応した
寸法だけ変位させられている第2の信号発生手段の傍を
通ると、その信号発生手段からはストップ信号が発せら
れる。このようにして、被調理物の重量に対応した時間
間隔のスタート信号とストップ信号が得られる。
〔実施例〕
以下本願の実施例を示す図面について説明する。第1
図において、1は加熱調理器として例示する電子レンジ
を示す。2は電子レンジにおける筐体で、内部には加熱
空間3を備える。4は上記加熱空間の下部に備えられた
台を示し、被調理物5a或いは5bを乗せ得るようになって
いる。6は上記台4を回転駆動する為の駆動装置、7は
上記台に乗せられた被調理物の重量を検出する為の重量
検出装置を夫々示す。
次に上記駆動装置6について説明すると、10は基枠
で、上記筐体2に取付けてある。11は回転軸で、基枠10
に対して上下方向への移動が可能に取付けてある。12は
支承片で、ばね板をもって構成され、その元部12aは基
枠10に取付けてあり、自由端部12bにて上記回転軸11の
下端を支えている。その結果、台4が被調理物の重量に
対応した寸法だけ上下に変位するようになっている。次
に第2図に基づき上記駆動装置6について更に説明す
る。14は上記基枠10内に備えられている定速モータのモ
ータピニオン、15は回転軸11に一体回動可能でかつ回転
軸11の軸心方向への移動を許容するように付設した出力
ギヤ、16はピニオン14の回動を減速して出力ギヤ15に伝
えるようにした減速用の歯輪列を夫々示す。
次に上記重量検出装置7について説明する。第2、9
図に示される18は第1の信号発生手段を示し、接点台19
に取付けた接点をもって構成してある。尚接点台19は重
量検出装置7の基枠17(駆動装置6の基枠10と一体に形
成してある)に装着してある。20は信号発生手段18に接
続する接続端子である。21は接点台19に設けられた作動
体案内面を示し、第10図に示される如き斜面に形成され
ている。次に第9図に示される22は第2の信号発生手段
を示し、基枠17に固着してあるギヤピン24に後述のギヤ
33を介して回動自在に装着することによって、上記第1
の信号発生手段18に対する遠近変位が自在となってい
る。25は基枠17の一部をもって構成された接続端子の存
在を示し、ギヤピン24、ギヤ33を介して第2の信号発生
手段22と電気的に接続している。
次に第1図に示される符号26は変位手段を示し、上記
第2の信号発生手段22を第1の信号発生手段18に対して
上記台4の変位に対応した距離だけ遠近変位させる為の
ものであり、直線移動を回転移動に変換する為の変換機
構27(第3、4図参照)と、回転移動の大きさを拡大す
る為の拡大機構28(第5、9図参照)とから構成してあ
る。
先ず変換機構27について第3、4図に基づき説明す
る。29はレバーで、中間部29aを基枠17にシーソー状に
枢着してあり、一端29bを支承片12の自由端部12bに対峙
させてある。30はカムで、基枠17に固定したピン31(第
9図参照)に対して回動自在に装着してある。30aは該
カム30におけるカム面を示し、上記レバー29の他端29c
が対峙させてある。このような構成の変換機構27にあっ
ては、第3、6図の如く回転軸11の軸方向移動によって
レバー29が傾動することにより、カム30が第4、7図に
示す如く上記軸11の変位寸法に対応した角度だけ回動す
る。
次に拡大機構28について第2、5、9図に基づき説明
する。32はピン31に回動自在に装着した扇型ギヤで、上
記カム30と一体化してある。33はピン24に回動自在に装
着したギヤで、上記第2の信号発生手段22が固着してあ
る。上記両ギヤ32,33の歯は相互に噛み合わせてある。
上記扇型ギヤ32はギヤ33に比べてその半径を著しく大き
く構成してあり、扇型ギヤ32の僅かな回動角度によって
ギヤ33が大きく回動するようになっている。尚34は扇型
ギヤ32に復帰方向の付勢力を加えるようにしたばねであ
り、コイルスプリングが用いてある。
上記の如き変位手段26は例えば秤において公知のもの
である。
次に第9図に示される35は上記第1及び第2の信号発
生器18,22を作動させる為の作動体を示し、それら信号
発生器18,22の存在場所の傍を通って定速移動するよう
にしてある。該作動体35は周知の接点ばね板を用いて構
成されている。次に作動体35の定速移動の構成について
説明する。36は回動体で、導電材で形成されており、ギ
ヤピン24に絶縁材例えば樹脂製のボス37を介して回動自
在に装着してあり、該回動体36の一面側に上記作動体35
が固着してある。該回動体36は歯車を以て構成され、外
周に備えた歯38を第2、3、5図に示される如く連繋用
の歯車39を介して上記駆動装置6の歯輪列16に接続して
あり、上記駆動装置6におけるモータの定速回動によっ
て上記回動体36が定速回動するようにしてある。尚回動
体36の定速回動は上記モータとは別な定速モータを用い
て行うようにしても良い。41は上記作動体35との電気的
な導通の為に設けられた接触片で、ばね板材をもって構
成され、第2図に示される如く基枠17に取付けた接点台
42(本例では接点台19と一体に構成してある)に装着し
てある。43は接触片41における接続端子である。
上記構成のものにあっては、被調理物が台4の上に乗
せられ、電子レンジ1の運転が開始されると、駆動装置
6によって台4がぐるぐると回されると共に、電子レン
ジに備えられている周知の加熱手段によって上記被調理
物が加熱調理される。
次に重量検出装置7による被調理物の重量検出につい
て説明する。作動体35が回動することによりそれが第1
の信号発生手段18に接触すると、第1の信号発生手段18
からはスタート信号が発せられる。このスタート信号は
接続端子20に例えば接続端子43との導通信号として得ら
れる。また作動体35が第2の信号発生手段22に接触する
と、第2の信号発生手段22からはストップ信号が発せら
れる。このストップ信号は接続端子25に例えば接続端子
43との導通信号として得られる。
上記の如きスタート信号とストップ信号の発生につい
て更に詳細に説明する。
先ず台4の上に何ら被調理物を乗せていない時には、
変位手段26は第2の信号発生手段22を何ら変位させな
い。従って第2の信号発生手段22は第11図に示される如
く第1の信号発生手段18の直ぐ横の零の位置に位置す
る。この為、作動体35の移動によるスタート信号とスト
ップ信号は図示の如く同一時点で得られる。
次に第3図に示される如く少ない重量の被調理物5aを
台4の上に乗せた場合には、レバー29、カム30を介して
扇型ギヤ32は第5図に示される如き状態まで回動され、
第2の信号発生手段22は第1の信号発生手段18に対して
例えば第12図に示される如く移動される。この状態にな
った後、上記の如き電子レンジ1の運転の開始により作
動体35が第1の信号発生手段18の傍から第2の信号発生
手段22の傍へ向けて移動すると、図示される如き時間間
隔T1のスタート信号とストップ信号が得られる。一方、
第6図に示されるように多い重量の被調理物5bが台4の
上に乗せられた場合には、レバー29、カム30を介して扇
型ギヤ32は第8図に示される如き状態まで回動され、第
2の信号発生手段22は第1の信号発生手段18に対して例
えば第13図に示される如く大きく離れた位置まで回動さ
れる。この状体になった後、作動体35が移動すると、図
示の如き大きな時間間隔T2のスタート信号とストップ信
号を得ることができる。
尚上記のようにスタート信号を得る場合、第10図に示
されるように作動体35は斜面となっている案内面21を移
動し、その先端から作動体35が第1の信号発生手段18の
上に落ちることによってスタート信号が得られる。従っ
て第1の信号発生手段18には開始時点が極めてはっきり
としたスタート信号を得ることができる。
上記スタート信号とストップ信号は例えば第14図に示
されるように調理器1における制御回路45(例えばコン
ピュータ回路)に入力されて、上記スタート信号が発せ
られてからストップ信号が発せられるまでの時間間隔に
よって、上記台4の上に乗せられた被調理物の重量が判
定される。
例えば上記スタート信号とストップ信号を受けた制御
回路45においては、予めパルス列を発振させておくと共
に、そのパルス列をカウンタによってカウントできるよ
うにしておく。そして第15図の如く上記スタート信号で
そのカウンタをスタートさせると共にストップ信号でカ
ウンタを停止させ、その間でのパルスのカウント数を重
量に変換して上記被調理物の重量を判別する。
次に第16、17図は本願の異なる実施例を示すもので、
第1の信号発生手段18eと第2の信号発生手段22eを一つ
に接続して外部出力を一本の導線46で得られるようにし
た場合を示すものである。この場合には第17図に示す如
く上記の一本の導線46に時間間隔T3のスタート信号とス
トップ信号とを共に得ることができる。
なお、機能上前図のものと同一又は均等構成と考えら
れる部分には、前図と同一の符号にアルファベットのe
を付して重複する説明を省略した。(また次図以降のも
のにおいても順次同様の考えでアルファベットのf,g・
・を順に付して重複する説明を省略する。) 次に第18図は上記第1及び第2の信号発生手段として
上記接点に代えてリードリレー(或いは無接触センサで
もよい)を用い、又作動体としては上記リードリレーを
作動させるようにした磁石(無接触センサを用いる場合
はその無接触センサによる検出が可能な被検出部材)を
用いた例を示すものである。
次に第19乃至21図は本願の更に異なる例を示すもので
ある。図において47は重量検出装置の基枠に固定的に取
付けてある絶縁板、48はその絶縁板47の下側に添わせて
回動自在に設けた導通板で、扇型ギヤ32gと噛み合うギ
ヤ33gに取付けてある。そして作動体35gはそれらの上面
を摺動しながら移動するようになっている。
このような構成のものにあっては、導通板48において
絶縁板47の縁から露出する際の部分48aが第1の信号発
生手段として機能し、導通板48の端の部分48bが第2の
信号発生手段として機能する。そして作動体35gが移動
すると、それが上記部分48aに接触することにより第21
図に示す如く立ち上がりの形態のスタート信号が得ら
れ、部分48bから離れることにより立ち下がりの形態の
ストップ信号が得られる。
次に第22図は、第19〜21図の実施例の構成に加えて間
欠的に開閉するスイッチ50を備えさせた例を示すもので
ある。該スイッチ50は例えば前記駆動装置における定速
モータによって回動されるようにしたカムにより間欠的
に開閉される。
このように構成することにより、制御回路45hには第1
5図に示されたと同様の信号を得ることができる。
次に第23図は第19〜21図の実施例の構成に一部の変更
を加えた例を示すもので、導通板48iを多数のスリット
を有するスリット板で構成して、第15図に示されたと同
様の信号が得られるようにした例を示すものである。
次に、上記スタート信号とストップ信号との関係は相
対的なものであり、本件明細書の理解にあたっては両者
を入れ替えて理解しても良い。即ち、第2の信号発生手
段から発せられる信号をスタート信号とし、第1の信号
発生手段から発せられる信号をストップ信号として、作
動体の移動により、第2の信号発生手段からスタート信
号が発せられた後、第1の信号発生手段からストップ信
号が発せられるまでの時間間隔によって被調理物の重量
を判別するようにしても良い。その場合、前記作動体の
移動方向は前記と同一方向であっても、或いは前記とは
反対方向であっても良い。
尚本件明細書中における加熱調理器は電子レンジに限
らず、炊飯器、オーブン等であっても良い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明にあっては、被調理物5a,5bを台
4の上に乗せた場合、重量検出装置7から被調理物の重
量に対応した信号を得ることができ、その信号を調理時
間の設定に利用できる効果がある。
しかも上記重量に対応した信号を得る場合、定速移動
する作動体35が第1の信号発生手段18を作動させること
によりスタート信号を得、上記作動体35が第1の信号発
生手段18に対し上記被調理物の重量に対応した寸法だけ
変位させられている第2の信号発生手段22を作動させる
ことによってストップ信号を得るようにしている点、即
ち、上記重量に対応した信号として、上記被調理物の重
量に対応した時間間隔のスタート信号とストップ信号と
を得るようにしている点に特長がある。
このことは、たとえ加熱空間3から重量検出装置7に
熱が及んでも、重量検出装置7からは常に非加熱時と変
わらぬ正しい時間間隔の信号を得られる効果があり、し
かも、前記従来技術がそのような正しい信号を得る為に
必要としていた補正回路がはじめから不要であるという
経済性もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は電子レンジ
の内部構造を略示する正面図、第2図は駆動装置及び重
量検出装置の一部破断平面図、第3図は台の上に少ない
重量の被調理物を乗せた時の重量検出装置の状態を示す
正面図、第4図は第3図の場合において変換機構におけ
るレバーとカムとの関係を示す図、第5図は第3図の場
合において拡大機構における扇型ギヤの状態を示す平面
図、第6図は台の上に多い重量の被調理物を乗せた時の
重量検出装置の状態を示す正面図、第7図は第6図の場
合において変換機構におけるレバーとカムとの関係を示
す図、第8図は第6図の場合において拡大機構における
扇型ギヤの状態を示す平面図、第9図は重量検出装置の
分解斜視図、第10図は作動体と第1及び第2の信号発生
手段との関係を示す図、第11図乃至第13図は作動体と第
1及び第2の信号発生手段の関連動作を説明する為の平
面図(各々の図にはスタート信号とストップ信号の関係
も付記した)、第14図は信号発生手段を略示すると共に
それと制御回路との関係を示す図、第15図は制御回路内
においてカウントされるパルス列を示す図、第16図は異
なる実施例を示す第14図と同様の図、第17図は第16図の
例の動作説明図、第18図は更に異なる実施例を示す第14
図と同様の図、第19図は更に異なる実施例における第1
及び第2の信号発生手段と作動体との関係を示す平面
図、第20図は第19図の例において第14図と同様の関係を
示す図、第21図は第19図に例において得られる信号を示
す図、第22図及び第23図は夫々更に異なる実施例におけ
る第14図と同様の関係を示す図。 2……筐体、3……加熱空間、4……台、5a,5b……被
調理物、7……重量検出装置、18……第1の信号発生手
段、22……第2の信号発生手段、35……作動体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内における加熱空間の下部には、被調
    理物を乗せる為の台を上下動自在に配設し、上記台には
    そこに乗せられる被調理物の重量を検出する為の重量検
    出装置を付設している加熱調理器において、上記台は上
    記被調理物の重量に対応した寸法の変位を可能に構成
    し、上記重量検出装置は、作動体が傍を通ることによっ
    てスタート信号を発生するようにした第1の信号発生手
    段と、上記第1の信号発生手段に対して遠近変位可能に
    配設され、しかも作動体が傍を通ることによってストッ
    プ信号を発生するようにした第2の信号発生手段と、上
    記第2の信号発生手段を上記台の変位寸法に対応した寸
    法だけ変位させるようにした変位手段と、上記第2の信
    号発生手段の変位後上記第1の信号発生手段の傍から第
    2の信号発生手段の傍へ向けて定速移動するようにした
    作動体とにより構成してあることを特徴とする加熱調理
    器。
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