JP2739112B2 - 埋立処分地の側面構造 - Google Patents
埋立処分地の側面構造Info
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- JP2739112B2 JP2739112B2 JP1027241A JP2724189A JP2739112B2 JP 2739112 B2 JP2739112 B2 JP 2739112B2 JP 1027241 A JP1027241 A JP 1027241A JP 2724189 A JP2724189 A JP 2724189A JP 2739112 B2 JP2739112 B2 JP 2739112B2
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- Japan
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- sheet
- water
- waste
- landfill site
- laid
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Revetment (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一般廃棄物や産業廃棄物を処分するために主
として内陸に設置される埋立処分地の側面構造に関する
ものである。
として内陸に設置される埋立処分地の側面構造に関する
ものである。
[従来の技術] 一般廃棄物や産業廃棄物を処分するため海面や内陸に
埋立処分地を設置しそこへ廃棄物を投入することが広く
行なわれている。これらの埋立処分地においては、廃棄
物中の有害成分が滲出して周囲を汚染することがないよ
うに側面、或いは側面および底面をコンクリート、アス
ファルト、ゴムシート、合成樹脂シートなどの遮水層で
被覆する必要がある。
埋立処分地を設置しそこへ廃棄物を投入することが広く
行なわれている。これらの埋立処分地においては、廃棄
物中の有害成分が滲出して周囲を汚染することがないよ
うに側面、或いは側面および底面をコンクリート、アス
ファルト、ゴムシート、合成樹脂シートなどの遮水層で
被覆する必要がある。
殊に、内陸の埋立処分地にあっては、有害成分が地下
水を汚染することのないように底面および側面の全体を
被覆しなければならず、施工性、経済性、耐不等沈下性
などの点からゴムまたは合成樹脂製の柔軟性、伸延性を
有する遮水シートを使用するのが普通である。
水を汚染することのないように底面および側面の全体を
被覆しなければならず、施工性、経済性、耐不等沈下性
などの点からゴムまたは合成樹脂製の柔軟性、伸延性を
有する遮水シートを使用するのが普通である。
そして、先ず底面に適当厚さの覆土を施してその上に
廃棄物を投入し、これが適当の厚さになったとき再び覆
土を施す工程を繰り返すのが一般的な処分方法である。
その際に、前記遮水シートは一般に200〜500%の伸びを
有しているので、投入廃棄物の重量を受けたとき容易に
伸縮して引張り力を吸収し破断しないという利点があ
る。
廃棄物を投入し、これが適当の厚さになったとき再び覆
土を施す工程を繰り返すのが一般的な処分方法である。
その際に、前記遮水シートは一般に200〜500%の伸びを
有しているので、投入廃棄物の重量を受けたとき容易に
伸縮して引張り力を吸収し破断しないという利点があ
る。
ところが、一般に埋立処分地は広大で全てを埋め尽く
すにはかなりの日数を要する。従って、敷設した遮水シ
ートの殊に側面に敷設された部分は長期間に亘って大気
中に露出することとなり、その間に大気中のオゾンや有
機物質、太陽光線、酸性雨などの影響を直接受けて経理
的に劣化することを避けられない。また、廃棄物は殆ど
の場合ダンプ車で運搬し埋立処分地に投入するが、その
際に廃棄物が側面に衝突し、或いは側面を滑り落ちて遮
水シートを破損させることがある。
すにはかなりの日数を要する。従って、敷設した遮水シ
ートの殊に側面に敷設された部分は長期間に亘って大気
中に露出することとなり、その間に大気中のオゾンや有
機物質、太陽光線、酸性雨などの影響を直接受けて経理
的に劣化することを避けられない。また、廃棄物は殆ど
の場合ダンプ車で運搬し埋立処分地に投入するが、その
際に廃棄物が側面に衝突し、或いは側面を滑り落ちて遮
水シートを破損させることがある。
そこで、これらの欠点を補うために遮水シートの表面
に不織布や帆布などの遮蔽性ならびに緩衝性を有する保
護シートを溶着または接着などの手段により固着して一
体化させた二重構造の被覆シートを埋立処分地の側面に
沿って敷設することが一部で行なわれている。
に不織布や帆布などの遮蔽性ならびに緩衝性を有する保
護シートを溶着または接着などの手段により固着して一
体化させた二重構造の被覆シートを埋立処分地の側面に
沿って敷設することが一部で行なわれている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、一般に埋立処分地は20〜50m程度の深
さを有しており、このような埋立処分地の側面に敷設さ
れた被覆シートに投入される廃棄物の重量が作用したと
き、不織布や帆布など伸び率が実質的にゼロの保護シー
トの部分が前記引張り力に対向することとなり、その引
張り強度よりも大きい重量に達すると、裂開、損傷して
しまうという問題がある。
さを有しており、このような埋立処分地の側面に敷設さ
れた被覆シートに投入される廃棄物の重量が作用したと
き、不織布や帆布など伸び率が実質的にゼロの保護シー
トの部分が前記引張り力に対向することとなり、その引
張り強度よりも大きい重量に達すると、裂開、損傷して
しまうという問題がある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、埋
立処分地に投入された廃棄物中の有害成分の滲出を防止
するとともに滲出防止のために側面に敷設した遮水シー
トが経時的に劣化し或いは廃棄物投入の際に損傷、裂開
することがないことは勿論のこと、遮水シートの表面に
設けた保護シートが投入廃棄物により加えられる側面下
方への引張り力により損傷、裂開することがないととも
に風により損傷、飛散することのない埋立処分地の側面
構造を提供することを目的として発明されたものであ
る。
立処分地に投入された廃棄物中の有害成分の滲出を防止
するとともに滲出防止のために側面に敷設した遮水シー
トが経時的に劣化し或いは廃棄物投入の際に損傷、裂開
することがないことは勿論のこと、遮水シートの表面に
設けた保護シートが投入廃棄物により加えられる側面下
方への引張り力により損傷、裂開することがないととも
に風により損傷、飛散することのない埋立処分地の側面
構造を提供することを目的として発明されたものであ
る。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するための第一の手段は、遮水シート
の表面に保護シートが重なり状態を保持して敷設されて
いるとともに、保護シートが遮水シートに対して摺動可
能とされている構成、第二の発明は前記第一の発明にお
いて遮水シートの表面と保護シートとが連結されている
構成、第三の発明にあっては前記第一および第二の発明
において保護シートが側面下方へ向けて延展可能である
構成を以て前記課題を解決するための手段とした。
の表面に保護シートが重なり状態を保持して敷設されて
いるとともに、保護シートが遮水シートに対して摺動可
能とされている構成、第二の発明は前記第一の発明にお
いて遮水シートの表面と保護シートとが連結されている
構成、第三の発明にあっては前記第一および第二の発明
において保護シートが側面下方へ向けて延展可能である
構成を以て前記課題を解決するための手段とした。
[作 用] 遮水シート表面に支持された防護シートが大気や太陽
光線から遮水シートを遮蔽するとともに投入される廃棄
物が遮水シートに直接衝るのを防止する。また、敷設後
に、保護シートは遮水シートに保持されて風による煽り
を防止するとともに、廃棄物の投入に伴って加えられる
側面下方への引張り力を遮水シートは伸延により、ま
た、保護シートは摺動さらには延展により解消して損
傷、裂開を防止する。
光線から遮水シートを遮蔽するとともに投入される廃棄
物が遮水シートに直接衝るのを防止する。また、敷設後
に、保護シートは遮水シートに保持されて風による煽り
を防止するとともに、廃棄物の投入に伴って加えられる
側面下方への引張り力を遮水シートは伸延により、ま
た、保護シートは摺動さらには延展により解消して損
傷、裂開を防止する。
[実施例] 次に本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は第一の発明についての一実施例を示すもので
あり、例えば平坦な地表面を掘削整形し或いは谷地を整
形して築造された所定面積、所定深さの埋立処分地1の
底面2および側面3、更に天端4に亘って遮水シート5
が敷設されている。遮水シート5は、例えば厚さ1〜3m
m、幅5〜10m程度の長尺であり、且つ遮水性ならびに柔
軟性、伸縮性を有する軟質ポリ塩化ビニルなどの部材に
より形成され、多数枚が上端縁5aを天端4に沿って形成
した溝6に装入し、地盤に打込んだ止め具7と溝6に充
填したアスファルト層8とによって固定された側面3長
手方向へ並設され、互いに重なり合う側端縁を溶着また
は接着により互いに接合することによって埋立処分地1
の底面2および側面3、更に天端4の全面に亘って隙間
なく敷設されている。
あり、例えば平坦な地表面を掘削整形し或いは谷地を整
形して築造された所定面積、所定深さの埋立処分地1の
底面2および側面3、更に天端4に亘って遮水シート5
が敷設されている。遮水シート5は、例えば厚さ1〜3m
m、幅5〜10m程度の長尺であり、且つ遮水性ならびに柔
軟性、伸縮性を有する軟質ポリ塩化ビニルなどの部材に
より形成され、多数枚が上端縁5aを天端4に沿って形成
した溝6に装入し、地盤に打込んだ止め具7と溝6に充
填したアスファルト層8とによって固定された側面3長
手方向へ並設され、互いに重なり合う側端縁を溶着また
は接着により互いに接合することによって埋立処分地1
の底面2および側面3、更に天端4の全面に亘って隙間
なく敷設されている。
また、遮水シート5の表面には保護シート9が敷設さ
れている。保護シート9は例えば厚さが3〜10mm、幅が
5〜10m程度の不織布や帆布など遮蔽性、ならびに緩衝
性を有するシート部材により形成される。この保護シー
ト9は、遮水シート5の表面の内で天端4の側面3に近
い部分から側面3の全面および底面2の側面3に近い部
分に亘って敷設されているが、遮水シート5の側面3の
部分のみ或いは全表面に亘って敷設してもよい。
れている。保護シート9は例えば厚さが3〜10mm、幅が
5〜10m程度の不織布や帆布など遮蔽性、ならびに緩衝
性を有するシート部材により形成される。この保護シー
ト9は、遮水シート5の表面の内で天端4の側面3に近
い部分から側面3の全面および底面2の側面3に近い部
分に亘って敷設されているが、遮水シート5の側面3の
部分のみ或いは全表面に亘って敷設してもよい。
更に、埋立て処分地1の天端4および底面2に係止具
10a,10bがそれぞれ側面3長手方向へ適宜の間隔を有し
て打込まれているとともにこれらの係止具10a,10b間に
ロープなどの索条11が保護シート9の表面部分に添わせ
て張設されており、この索条11によって保護シート9を
遮水シート5の表面に押さえつけた状態で保持してい
る。
10a,10bがそれぞれ側面3長手方向へ適宜の間隔を有し
て打込まれているとともにこれらの係止具10a,10b間に
ロープなどの索条11が保護シート9の表面部分に添わせ
て張設されており、この索条11によって保護シート9を
遮水シート5の表面に押さえつけた状態で保持してい
る。
かかる構成の実施例によれば、埋立処分地1の表面に
敷設された遮水シート5は柔軟性ならびに伸長性などを
有する軟質ポリ塩化ビニルなどにより形成されているた
め施工性、経済性、耐不等沈下性などに優れており、且
つ側面3の部分はその表面に配置された遮蔽性を有する
保護シート9により大気や太陽光線などから遮蔽されて
いるため埋立完了まで長期間を要しても経時的な劣化が
防止される。
敷設された遮水シート5は柔軟性ならびに伸長性などを
有する軟質ポリ塩化ビニルなどにより形成されているた
め施工性、経済性、耐不等沈下性などに優れており、且
つ側面3の部分はその表面に配置された遮蔽性を有する
保護シート9により大気や太陽光線などから遮蔽されて
いるため埋立完了まで長期間を要しても経時的な劣化が
防止される。
また、廃棄物投入の際に廃棄物が側面3に衝突し或い
は側面3を滑り落ちても保護シート9が遮水シート5を
覆っているため破損させる心配がなく、このため遮水シ
ート5に薄肉のものを使用しても長い年月に亘って廃棄
物中の有害成分の滲出を防止し信頼性の高い埋立処分地
を提供するものである。
は側面3を滑り落ちても保護シート9が遮水シート5を
覆っているため破損させる心配がなく、このため遮水シ
ート5に薄肉のものを使用しても長い年月に亘って廃棄
物中の有害成分の滲出を防止し信頼性の高い埋立処分地
を提供するものである。
更に自重ならびに廃棄物の投入に伴って遮水シート5
および保護シート9に加えられる側面3下方へ引張り力
を、遮水シート5は伸延により、保護シート9は遮水シ
ート5の表面を摺動しながら少しずつ下方へずれ動くこ
とで解消するためこれらが損傷、裂開することがない。
このとき、遮水シート5と保護シート9との間に浸入す
る廃棄物に含まれる水分或いは雨水などが両者間の摩擦
を減少させるため保護シート9がきわめて容易に摺動す
ることとなる。
および保護シート9に加えられる側面3下方へ引張り力
を、遮水シート5は伸延により、保護シート9は遮水シ
ート5の表面を摺動しながら少しずつ下方へずれ動くこ
とで解消するためこれらが損傷、裂開することがない。
このとき、遮水シート5と保護シート9との間に浸入す
る廃棄物に含まれる水分或いは雨水などが両者間の摩擦
を減少させるため保護シート9がきわめて容易に摺動す
ることとなる。
更にまた、保護シート9は表面に添って張設された索
条11により遮水シート5の表面に保持されているため、
埋立期間中に風に煽られて損傷、裂開ならびに飛散する
ことがない。
条11により遮水シート5の表面に保持されているため、
埋立期間中に風に煽られて損傷、裂開ならびに飛散する
ことがない。
第2図、第3図および第4図は第一の発明の他の実施
例を示すものであり、前記第1図に示した実施例と同様
に埋立処分地1の表面に敷設した遮水シート5の表面に
保護シート9が敷設され、天端4および底面2の側面3
の近くに打ち込まれた係止具10a,10b間に索条11が保護
シート9の表面部分に添わせて張設され、この索条11に
よって保護シート9が遮水シート5の表面に保持されて
いる。この本実施例は前記実施例と異なり、側面3の長
手方向と直交して複数の索条11が天端4から底面2に亘
り張設されており、これらの索条11が保護シート9の表
面に側面3方向へ適宜間隔で配設された通し部材12に挿
通されているとともに、通し部材12の挿通孔よりも大き
いこぶ状の突起部13が所定間隔で形成されている。これ
らの突起部13は、第3図に示すように最下方の側面3下
方に最下方の突起部13Aが通し部材12Aの下端に当接して
いるとともに上方の突起部13B、13Cがこれらの上方に対
向配置された通し部材12B,Cとの間隔a,bを上方へ向けて
順に大きくするように配設されている。
例を示すものであり、前記第1図に示した実施例と同様
に埋立処分地1の表面に敷設した遮水シート5の表面に
保護シート9が敷設され、天端4および底面2の側面3
の近くに打ち込まれた係止具10a,10b間に索条11が保護
シート9の表面部分に添わせて張設され、この索条11に
よって保護シート9が遮水シート5の表面に保持されて
いる。この本実施例は前記実施例と異なり、側面3の長
手方向と直交して複数の索条11が天端4から底面2に亘
り張設されており、これらの索条11が保護シート9の表
面に側面3方向へ適宜間隔で配設された通し部材12に挿
通されているとともに、通し部材12の挿通孔よりも大き
いこぶ状の突起部13が所定間隔で形成されている。これ
らの突起部13は、第3図に示すように最下方の側面3下
方に最下方の突起部13Aが通し部材12Aの下端に当接して
いるとともに上方の突起部13B、13Cがこれらの上方に対
向配置された通し部材12B,Cとの間隔a,bを上方へ向けて
順に大きくするように配設されている。
本実施例によると、索条11が保護シート9の表面に配
設された通し部材12に挿通支持されているため保護シー
ト9が遮水シート5に確実に保持され、風による煽りに
対する防止効果が大きい。また、索条11に形成された突
起部13が通し部材12を通過できないため保護シート9の
不要な摺動を規制し、しかも廃棄物投入により一定以上
の引張り力が保護シート9に加わったときには、通し部
材12が引張り力に応じて側面3下位のものから順に裂開
させられ、保護シート9を少し摺動させる動作を繰返
し、これによって引張り力を段階的に効率よく解消させ
ることができるものである。
設された通し部材12に挿通支持されているため保護シー
ト9が遮水シート5に確実に保持され、風による煽りに
対する防止効果が大きい。また、索条11に形成された突
起部13が通し部材12を通過できないため保護シート9の
不要な摺動を規制し、しかも廃棄物投入により一定以上
の引張り力が保護シート9に加わったときには、通し部
材12が引張り力に応じて側面3下位のものから順に裂開
させられ、保護シート9を少し摺動させる動作を繰返
し、これによって引張り力を段階的に効率よく解消させ
ることができるものである。
第5図および第6図は第二の発明の一実施例を示すも
のであり、全体の構成は前記第2図に示した実施例とほ
ぼ同様であるが索条11に突起部13が設けられていない。
また、保護シート9を保持する索条11は、側面3上下方
向へ延び互いに適宜間隔で張設された二条のロープ11a,
11bから構成され、一方のロープ11aは保護シート9に設
けた通し部材12に挿通され、もう一方のシート11bは遮
水シート5に設けた通し部材14に挿通されている。そし
て、保護シート9の表面のロープ11aに端部を固着し隣
り合う通し部材12間で保護シート9を貫通した連結ロー
プ15を設け、この連結ロープ15と遮水シート5の表面の
ロープ11bとを環状の連結具16により緩く束ねることに
よって遮水シート5の表面に重ねて敷設された保護シー
ト9が遮水シート5の表面を側面3方向へ向けて一定距
離だけ摺動可能に連結支持されている。
のであり、全体の構成は前記第2図に示した実施例とほ
ぼ同様であるが索条11に突起部13が設けられていない。
また、保護シート9を保持する索条11は、側面3上下方
向へ延び互いに適宜間隔で張設された二条のロープ11a,
11bから構成され、一方のロープ11aは保護シート9に設
けた通し部材12に挿通され、もう一方のシート11bは遮
水シート5に設けた通し部材14に挿通されている。そし
て、保護シート9の表面のロープ11aに端部を固着し隣
り合う通し部材12間で保護シート9を貫通した連結ロー
プ15を設け、この連結ロープ15と遮水シート5の表面の
ロープ11bとを環状の連結具16により緩く束ねることに
よって遮水シート5の表面に重ねて敷設された保護シー
ト9が遮水シート5の表面を側面3方向へ向けて一定距
離だけ摺動可能に連結支持されている。
本実施例によると、保護シート9に添設したロープ11
aと遮水シート5に添設したロープ11bとが連結ロープ15
および連結具16により互いに連結され、これによって保
護シート9と遮水シート5とが互いに連結されているた
め風の煽りによる保護シート9の破損、飛散を確実に防
止することができる。
aと遮水シート5に添設したロープ11bとが連結ロープ15
および連結具16により互いに連結され、これによって保
護シート9と遮水シート5とが互いに連結されているた
め風の煽りによる保護シート9の破損、飛散を確実に防
止することができる。
第7図および第8図は第二の発明についてのもう一つ
の実施例を示すものであり、全体の構成は第5図および
第6図に示した実施例とほぼ同様であるが、前記実施例
が索条11を構成するロープ11a,11bを通し部材12,14に挿
通して保護シート9および遮水シート5の表面にそれぞ
れ添設したのと異なり、ロープ11a,11bがそれぞれ遮水
シート5および保護シート9の表面に適宜間隔で配設さ
れ固定具17によって固定された側面3の長手方向へ延び
る鋼鉄、硬質合成樹脂などにより形成される管材または
棒材などからなる複数本の荷重分散用の支持杆18に連結
されることで遮水シート5および保護シート9の表面に
それぞれ添設されている点で異なる。
の実施例を示すものであり、全体の構成は第5図および
第6図に示した実施例とほぼ同様であるが、前記実施例
が索条11を構成するロープ11a,11bを通し部材12,14に挿
通して保護シート9および遮水シート5の表面にそれぞ
れ添設したのと異なり、ロープ11a,11bがそれぞれ遮水
シート5および保護シート9の表面に適宜間隔で配設さ
れ固定具17によって固定された側面3の長手方向へ延び
る鋼鉄、硬質合成樹脂などにより形成される管材または
棒材などからなる複数本の荷重分散用の支持杆18に連結
されることで遮水シート5および保護シート9の表面に
それぞれ添設されている点で異なる。
本実施例によると、遮水シート5および保護シート9
がはそれらの表面に配設された索条11ならびに荷重分散
用の支持杆18によりそれぞれに作用する外力を全面に分
散する構造とされ、遮水シート5および保護シート9が
局部的に風に煽られても損傷、裂開ならびに飛散の防止
効果が大きい。
がはそれらの表面に配設された索条11ならびに荷重分散
用の支持杆18によりそれぞれに作用する外力を全面に分
散する構造とされ、遮水シート5および保護シート9が
局部的に風に煽られても損傷、裂開ならびに飛散の防止
効果が大きい。
尚、本実施例では遮水シート5および保護シート9の
双方に支持杆18を配設した構成としたが殊に風の影響を
受け易い保護シート9にだけ支持杆18を配設し、遮水シ
ート5を前記第1図に示した実施例と同様の構成として
もよい。
双方に支持杆18を配設した構成としたが殊に風の影響を
受け易い保護シート9にだけ支持杆18を配設し、遮水シ
ート5を前記第1図に示した実施例と同様の構成として
もよい。
また、前記第1図乃至第8図に示した実施例はいずれ
も保護シート9の天端4側の端縁を遮水シート5の天端
4側の端縁に重ねた構成としたため、廃棄物の投入によ
る引張り力により保護シート9が側面3下方へ摺動した
際に遮水シート5の一部が露出する心配があるが、長め
に形成した保護シート9を天端4に余長を与えて敷設
し、側面3に敷設した部分が底面2方向へ摺動した際に
天端4に保有させた余長部分が繰り出されるなどの手段
を講じることでこの問題を容易に解決することができ
る。
も保護シート9の天端4側の端縁を遮水シート5の天端
4側の端縁に重ねた構成としたため、廃棄物の投入によ
る引張り力により保護シート9が側面3下方へ摺動した
際に遮水シート5の一部が露出する心配があるが、長め
に形成した保護シート9を天端4に余長を与えて敷設
し、側面3に敷設した部分が底面2方向へ摺動した際に
天端4に保有させた余長部分が繰り出されるなどの手段
を講じることでこの問題を容易に解決することができ
る。
第9図および第10図は第三の発明についての実施例を
示すものであり、前記各実施例と同様に埋立処分地1の
表面に全面隙間なく敷設した遮水シート5の表面に保護
シート9が敷設されている。保護シート9は天端4に打
ち込まれた係止具10aおよび底面の側面3の近くに打ち
込まれた係止具(図示せず)に架設された索条11が保護
シート9の表面に側面3上下方向適宜間隔で配設された
通し部材12に挿通されて遮水シート5の表面に摺動可能
に保持されている。
示すものであり、前記各実施例と同様に埋立処分地1の
表面に全面隙間なく敷設した遮水シート5の表面に保護
シート9が敷設されている。保護シート9は天端4に打
ち込まれた係止具10aおよび底面の側面3の近くに打ち
込まれた係止具(図示せず)に架設された索条11が保護
シート9の表面に側面3上下方向適宜間隔で配設された
通し部材12に挿通されて遮水シート5の表面に摺動可能
に保持されている。
そして、、保護シート9は第9図に示す実施例では複
数枚のシート部材9a,9b,9c,…が互いの上下両端部接続
端を適宜の幅で重ねて並設された構成であり、第10図に
示す実施例では埋立て処分地1の側面3長手方向へ延び
る複数の緩み部19a,19b,19c,…が折返しにより側面3上
下方向に適宜の間隔を有して設けられているとともに、
前記各緩み部19a,19b,19c,…の折返し端縁が連結体20に
より互いに固着されている構成である。
数枚のシート部材9a,9b,9c,…が互いの上下両端部接続
端を適宜の幅で重ねて並設された構成であり、第10図に
示す実施例では埋立て処分地1の側面3長手方向へ延び
る複数の緩み部19a,19b,19c,…が折返しにより側面3上
下方向に適宜の間隔を有して設けられているとともに、
前記各緩み部19a,19b,19c,…の折返し端縁が連結体20に
より互いに固着されている構成である。
これらの実施例によると、自重ならびに廃棄物の投入
に伴って保護シート9に側面3下方向への引張り力が加
えられたとき、その引張り力により第9図に示す実施例
ではシート部材9a,9b,9c,…の少なくとも一つが側面3
下方向へ摺動して保護シート9の全体が延展し、第10図
に示す実施例では連結体20が切断されて緩み部19a,19b,
19c、…の少なくとも一つが延展して引張り吸収力を解
消するため損傷、裂開することがない。
に伴って保護シート9に側面3下方向への引張り力が加
えられたとき、その引張り力により第9図に示す実施例
ではシート部材9a,9b,9c,…の少なくとも一つが側面3
下方向へ摺動して保護シート9の全体が延展し、第10図
に示す実施例では連結体20が切断されて緩み部19a,19b,
19c、…の少なくとも一つが延展して引張り吸収力を解
消するため損傷、裂開することがない。
尚、第10図に示す実施例では各緩み部19a,19b,19,19
c,…における連結体20の固着強度を天端4側から下方へ
と順に小さく形成することによって緩み部19a,19b,19,1
9c,…が廃棄物の投入に伴って下方から順に延展するこ
ととなり、引張り力を段階的に効率よく確実に解消する
ことができるものである。また、本実施例では遮水シー
ト5にも保護シート9と同様に緩み部21a,21b,21cを形
成したため、遮水シート5自体も廃棄物の投入により延
展し、耐久性の向上を計ることができる。更に、第9図
に示す実施例においても第10図に示す実施例と同様に各
シート部材9a,9b,9c,…の互いの接続端を連結体20で固
着するとともに各接続端における固着強度を天端4側か
ら下方へと順に小さく形成することで下方のシート部材
から順に段階的に摺動させ、延展することが可能であり
確実に引張り力を解消することができる。
c,…における連結体20の固着強度を天端4側から下方へ
と順に小さく形成することによって緩み部19a,19b,19,1
9c,…が廃棄物の投入に伴って下方から順に延展するこ
ととなり、引張り力を段階的に効率よく確実に解消する
ことができるものである。また、本実施例では遮水シー
ト5にも保護シート9と同様に緩み部21a,21b,21cを形
成したため、遮水シート5自体も廃棄物の投入により延
展し、耐久性の向上を計ることができる。更に、第9図
に示す実施例においても第10図に示す実施例と同様に各
シート部材9a,9b,9c,…の互いの接続端を連結体20で固
着するとともに各接続端における固着強度を天端4側か
ら下方へと順に小さく形成することで下方のシート部材
から順に段階的に摺動させ、延展することが可能であり
確実に引張り力を解消することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明は遮水シートの表面に遮蔽性を
有する保護シートが敷設されているため大気や太陽光線
などから遮蔽され、埋立完了まで長時間を要しても経時
的な劣化が防止されるとともに廃棄物が投入の際に側面
に衝突し或いは側面を滑り落ちても遮水シートを破損さ
せる心配がなく、このため薄肉の遮水シートを使用して
も長い年月に亘って廃棄物中の有害成分の滲出を防止し
信頼性の高い埋立処分地を提供するものである。また、
遮水シートが直接埋立処分地に接するので施工性、経済
性、耐不等沈下性などにも優れているのである。
有する保護シートが敷設されているため大気や太陽光線
などから遮蔽され、埋立完了まで長時間を要しても経時
的な劣化が防止されるとともに廃棄物が投入の際に側面
に衝突し或いは側面を滑り落ちても遮水シートを破損さ
せる心配がなく、このため薄肉の遮水シートを使用して
も長い年月に亘って廃棄物中の有害成分の滲出を防止し
信頼性の高い埋立処分地を提供するものである。また、
遮水シートが直接埋立処分地に接するので施工性、経済
性、耐不等沈下性などにも優れているのである。
一方、保護シートは埋立処分地に敷設固定される遮水
シートの表面に保持され、或いは連結されているため風
に煽られて損傷、裂開ならびに飛散する心配もない。ま
た、保護シートは遮水シートの表面に摺動し、更には摺
動に加えて保護シート自身が延展するので、自重ならび
に廃棄物の投入に伴って加えられる底方向への引張り力
が有効に解消されて損傷、裂開することがない。
シートの表面に保持され、或いは連結されているため風
に煽られて損傷、裂開ならびに飛散する心配もない。ま
た、保護シートは遮水シートの表面に摺動し、更には摺
動に加えて保護シート自身が延展するので、自重ならび
に廃棄物の投入に伴って加えられる底方向への引張り力
が有効に解消されて損傷、裂開することがない。
第1図は第一の発明の一実施例を示す断面斜視部分図、
第2図は第一の発明の異なる実施例を示す断面斜視部分
図、第3図および第4図は第2図に示した実施例の索条
11と突起部13との作用を示す説明図、第5図は第二の発
明の一実施例を示す断面斜視部分図、第6図は第5図の
一部を切截した拡大部分図、第7図は第二の発明の異な
る実施例を示す断面斜視部分図、第8図は第7図の一部
を切截した拡大部分図、第9図および第10図はそれぞれ
第三の発明の実施例を示す断面斜視部分図である。 1……埋立処分地、3……側面、5……遮水シート、 9……保護シート。
第2図は第一の発明の異なる実施例を示す断面斜視部分
図、第3図および第4図は第2図に示した実施例の索条
11と突起部13との作用を示す説明図、第5図は第二の発
明の一実施例を示す断面斜視部分図、第6図は第5図の
一部を切截した拡大部分図、第7図は第二の発明の異な
る実施例を示す断面斜視部分図、第8図は第7図の一部
を切截した拡大部分図、第9図および第10図はそれぞれ
第三の発明の実施例を示す断面斜視部分図である。 1……埋立処分地、3……側面、5……遮水シート、 9……保護シート。
Claims (3)
- 【請求項1】埋立処分地(1)の側面(3)に沿って敷
設された遮水シート(5)の表面に保護シート(9)が
重なり状態を保持して敷設されているとともに、前記保
護シート(9)が前記遮水シート(5)に対して摺動可
能とされていることを特徴とする埋立処分地の側面構
造。 - 【請求項2】保護シート(9)が遮水シート(5)に連
結されている特許請求の範囲第1項記載の埋立処分地の
側面構造。 - 【請求項3】保護シート(9)が側面(3)下方へ向け
て延展可能である特許請求の範囲第1項または第2項記
載の埋立処分地の側面構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1027241A JP2739112B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 埋立処分地の側面構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1027241A JP2739112B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 埋立処分地の側面構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02209510A JPH02209510A (ja) | 1990-08-21 |
| JP2739112B2 true JP2739112B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=12215582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1027241A Expired - Lifetime JP2739112B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 埋立処分地の側面構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2739112B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH091101A (ja) * | 1995-06-19 | 1997-01-07 | Nitsutai Kohan:Kk | 廃棄物の処理場の構築方法 |
| JP5170700B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2013-03-27 | 太陽工業株式会社 | 廃棄物処分場の遮水構造、およびその組み立て方法 |
| JP5354736B2 (ja) * | 2009-07-27 | 2013-11-27 | 太陽工業株式会社 | 遮水壁、およびその組み立て方法 |
-
1989
- 1989-02-06 JP JP1027241A patent/JP2739112B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02209510A (ja) | 1990-08-21 |
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