JP2772964B2 - 移動用箱状構造体の緩衝装置 - Google Patents
移動用箱状構造体の緩衝装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、輸送手段を介して輸送される例えば、移動
シエルタ、コンテナ等の移動用箱状構造体を目的地にお
いて、輸送手段から地下へ下す際、移動用箱状構造体に
加わる緩衝荷重を緩和、吸収して中に積込まれた機器
類、荷物等を保護するための移動用箱状構造体の緩衝装
置に関する。
シエルタ、コンテナ等の移動用箱状構造体を目的地にお
いて、輸送手段から地下へ下す際、移動用箱状構造体に
加わる緩衝荷重を緩和、吸収して中に積込まれた機器
類、荷物等を保護するための移動用箱状構造体の緩衝装
置に関する。
「従来の技術」、「発明が解決しようとする課題」 移動シエルタ、コンテナ等の移動用箱状構造体(以
下、単に「移動シエルタ等」という。)は、一般にトラ
ック等の車両による輸送手段により目的地に輸送されて
いる。しかし、目的地が山間僻地である等、車両による
輸送が極めて困難な場所であったり、或は、車両輸送が
困難を伴うことなく可能な場所であっても、車両輸送に
よっては長時間を要し、その輸送が極めて緊急を要する
際等には、ヘリコプタを用い、吊下げ輸送が行われてい
る。
下、単に「移動シエルタ等」という。)は、一般にトラ
ック等の車両による輸送手段により目的地に輸送されて
いる。しかし、目的地が山間僻地である等、車両による
輸送が極めて困難な場所であったり、或は、車両輸送が
困難を伴うことなく可能な場所であっても、車両輸送に
よっては長時間を要し、その輸送が極めて緊急を要する
際等には、ヘリコプタを用い、吊下げ輸送が行われてい
る。
ヘリコプタによる吊下げ輸送の場合、目的地におい
て、吊下げられていた移動シエルタ等を地上へ下す際、
通常、吊下げワイヤの繰出し操作は極めてゆっくりなさ
れるため、中に積込まれた機器類、荷物等が一般のもの
の場合にあたっては、損傷することは殆どないが、例え
ば、高精度な電子機器、信号機器等が積込まれた信号用
と移動シエルタ等の場合にあたっては、接地時、積込ま
れた機器類の許容G値を僅かでも上回る衝撃荷重が移動
シエルタ等に加わった場合には、これら機器類が損傷す
る懸念があるため、係る移動シエルタ等をヘリコプタに
より輸送する際には、移動シエルタ等の四隅下部それぞ
れオレオ機構を備えた緩衝脚を取付け、事故発生の防止
が図られていた。
て、吊下げられていた移動シエルタ等を地上へ下す際、
通常、吊下げワイヤの繰出し操作は極めてゆっくりなさ
れるため、中に積込まれた機器類、荷物等が一般のもの
の場合にあたっては、損傷することは殆どないが、例え
ば、高精度な電子機器、信号機器等が積込まれた信号用
と移動シエルタ等の場合にあたっては、接地時、積込ま
れた機器類の許容G値を僅かでも上回る衝撃荷重が移動
シエルタ等に加わった場合には、これら機器類が損傷す
る懸念があるため、係る移動シエルタ等をヘリコプタに
より輸送する際には、移動シエルタ等の四隅下部それぞ
れオレオ機構を備えた緩衝脚を取付け、事故発生の防止
が図られていた。
しかし、このような緩衝脚によって、移動シエルタ等
の中に積込まれた機器類等の損傷を防止する場合にあっ
ては、次の問題が指摘されていた。
の中に積込まれた機器類等の損傷を防止する場合にあっ
ては、次の問題が指摘されていた。
第1に、目的地が平坦で、これに垂直状態に移動シエ
ルタ等を下した場合には、オレオ機構が完全に働き、接
地に際して緩衝脚に加わる衝撃荷重を、緩衝脚によって
完全に吸収することができるが、目的地が凹凸状若しく
は傾斜状等の場合にあっては、その条件が係る移動シエ
ルタ等を下すことができる許容範囲内の場合でも、接地
した瞬間緩衝脚に、例えば、斜め方向等に衝撃荷重が加
わることがあり、このような場合には、時として緩衝脚
が十分機能せず、機器類が損傷するという事態が生じた
り、また、緩衝脚が破損することがあった。
ルタ等を下した場合には、オレオ機構が完全に働き、接
地に際して緩衝脚に加わる衝撃荷重を、緩衝脚によって
完全に吸収することができるが、目的地が凹凸状若しく
は傾斜状等の場合にあっては、その条件が係る移動シエ
ルタ等を下すことができる許容範囲内の場合でも、接地
した瞬間緩衝脚に、例えば、斜め方向等に衝撃荷重が加
わることがあり、このような場合には、時として緩衝脚
が十分機能せず、機器類が損傷するという事態が生じた
り、また、緩衝脚が破損することがあった。
第2に、このような緩衝脚は、使用頻度が極めて少な
いにもかかわらず、油圧機構のため、常に点検、整備し
ておく必要があり、よって、その作業が極めて面倒であ
った。
いにもかかわらず、油圧機構のため、常に点検、整備し
ておく必要があり、よって、その作業が極めて面倒であ
った。
第3に、また、係る緩衝脚は、その構造が複雑なた
め、高価であった。
め、高価であった。
従来の緩衝脚を用いた移動シエルタ等の緩衝装置にあ
っては、このような問題点が指摘されていた。
っては、このような問題点が指摘されていた。
それ故、係る従来の緩衝脚を用いた移動シエルタ等と
緩衝装置の問題点を解決すべく、緩衝装置を構成する緩
衝材を、それぞれ所定の圧縮強度を有するハニカム材に
より、そのセル端面によって移動シエルタ等の隅部下部
を支承すべく、適宜断面積を有し、かつ、適宜高さを備
えた柱状に形成し、これら緩衝材を、使用する移動シエ
ルタ等の取付部の構造によって、直接、或いは、取付部
材等を介して取付ベルト等を用いて各隅部下部に取付け
可能に構成された移動シエルタ等の緩衝装置が提供され
ている。
緩衝装置の問題点を解決すべく、緩衝装置を構成する緩
衝材を、それぞれ所定の圧縮強度を有するハニカム材に
より、そのセル端面によって移動シエルタ等の隅部下部
を支承すべく、適宜断面積を有し、かつ、適宜高さを備
えた柱状に形成し、これら緩衝材を、使用する移動シエ
ルタ等の取付部の構造によって、直接、或いは、取付部
材等を介して取付ベルト等を用いて各隅部下部に取付け
可能に構成された移動シエルタ等の緩衝装置が提供され
ている。
係る構成よりなる移動シエルタ等の緩衝装置にあって
は、緩衝装置使用時、移動シエルタ等に緩衝装置を構成
する各緩衝材を取付けた状態において、移動シエルタ等
は、その各隅部下部がハニカム材で形成された緩衝材に
よって支持された状態となっている。
は、緩衝装置使用時、移動シエルタ等に緩衝装置を構成
する各緩衝材を取付けた状態において、移動シエルタ等
は、その各隅部下部がハニカム材で形成された緩衝材に
よって支持された状態となっている。
ところで、ハニカム材は、そのセル軸方向に、ハニカ
ム材を圧縮するよう作用する衝撃荷重が加わった際に
は、ハニカム材に圧縮応力が生じ、この応力が一定の大
きさ(ハニカム材、すなわち、ハニカム材を構成するセ
ル壁の圧縮強度)に達するとセル壁の座屈が始まる。一
旦、セル壁の座屈が始まった以後は、セル壁の座屈開始
前のハニカム材の圧縮強度より可なり小さく、かつ、略
一定の圧縮強度によってセル壁の座屈が続いて進行し、
このセル壁の座屈によりハニカム材に加わった衝撃荷重
を吸収すると共に、セル軸方向の長さの略75%が座屈す
るまでその吸収作用が持続するという特性を有してい
る。それ故、セル壁の座屈により衝撃荷重を吸収する度
合は一定で、かつ、セル壁の座屈による永久歪によって
衝撃荷重を吸収するため、反撥作用が生ずることもな
い。また、セル壁の座屈は、ハニカム材が圧縮強度に達
するまでに加わった衝撃荷重より可なり小さな衝撃荷重
によって進行するので、ハニカム材には、ハニカム材の
圧縮強度以上の衝撃荷重が加わることはない。
ム材を圧縮するよう作用する衝撃荷重が加わった際に
は、ハニカム材に圧縮応力が生じ、この応力が一定の大
きさ(ハニカム材、すなわち、ハニカム材を構成するセ
ル壁の圧縮強度)に達するとセル壁の座屈が始まる。一
旦、セル壁の座屈が始まった以後は、セル壁の座屈開始
前のハニカム材の圧縮強度より可なり小さく、かつ、略
一定の圧縮強度によってセル壁の座屈が続いて進行し、
このセル壁の座屈によりハニカム材に加わった衝撃荷重
を吸収すると共に、セル軸方向の長さの略75%が座屈す
るまでその吸収作用が持続するという特性を有してい
る。それ故、セル壁の座屈により衝撃荷重を吸収する度
合は一定で、かつ、セル壁の座屈による永久歪によって
衝撃荷重を吸収するため、反撥作用が生ずることもな
い。また、セル壁の座屈は、ハニカム材が圧縮強度に達
するまでに加わった衝撃荷重より可なり小さな衝撃荷重
によって進行するので、ハニカム材には、ハニカム材の
圧縮強度以上の衝撃荷重が加わることはない。
したがって、移動シエルタ等の輸送時、緩衝装置を用
いる場合は、主として、積込まれた機器類が高精度で、
その許容G値が小さい場合に限られるので、緩衝材を形
成するハニカム材については、所定の圧縮強度、すなわ
ち、機器類の許容G値より、その値が小さい圧縮強度を
有するハニカム材によって形成する必要があると共に、
ハニカム材によって形成された緩衝材は使用毎に使捨て
のため、圧縮強度の小さいハニカム材の成形が容易で、
かつ、低廉であるという理由により、所定の圧縮強度を
有するペーパハニカム材を用い、その高さについては、
適宜高さ、すなわち、目的地の状態が、凹凸状若しくは
傾斜状であって、しかも、その状態が、移動シエルタ等
を下すことが許容される限界の場所に、移動シエルタ等
を下した際にも、最初に接地した緩衝材を形成するペー
パハニカム材のセル壁の座屈が継続して進行している間
に、最後に接地した緩衝材を形成するペーパハニカム材
の座屈が始まることができる高さに形成され、また、そ
の断面積については、セル端面によって移動シエルタ等
の隅部下面を支承することができる断面積を有するよう
形成されている。
いる場合は、主として、積込まれた機器類が高精度で、
その許容G値が小さい場合に限られるので、緩衝材を形
成するハニカム材については、所定の圧縮強度、すなわ
ち、機器類の許容G値より、その値が小さい圧縮強度を
有するハニカム材によって形成する必要があると共に、
ハニカム材によって形成された緩衝材は使用毎に使捨て
のため、圧縮強度の小さいハニカム材の成形が容易で、
かつ、低廉であるという理由により、所定の圧縮強度を
有するペーパハニカム材を用い、その高さについては、
適宜高さ、すなわち、目的地の状態が、凹凸状若しくは
傾斜状であって、しかも、その状態が、移動シエルタ等
を下すことが許容される限界の場所に、移動シエルタ等
を下した際にも、最初に接地した緩衝材を形成するペー
パハニカム材のセル壁の座屈が継続して進行している間
に、最後に接地した緩衝材を形成するペーパハニカム材
の座屈が始まることができる高さに形成され、また、そ
の断面積については、セル端面によって移動シエルタ等
の隅部下面を支承することができる断面積を有するよう
形成されている。
よって、緩衝装置を取付け、目的地上空まで輸送され
た移動シエルタ等を地上へ下す際、その目的地の状態が
平坦でない場合においても、先ず、最初に接地した緩衝
材の下面に衝撃荷重が加わり、この荷重が緩衝材を形成
するペーパハニカム材の圧縮強度に達した時点でセル壁
の座屈が始まり、以後、セル壁の座屈により衝撃荷重を
吸収する。そして、最初に接地した緩衝材を形成するペ
ーパハニカム材の座屈が或程度進行した時点で、次に接
地した緩衝材を形成するペーパハニカム材の座屈が始ま
り、このようにして、順次、緩衝材が接地し、最初に接
地した緩衝材を形成するペーパハニカム材の座屈が継続
している間に、最後に接地した緩衝材を形成するペーパ
ハニカム材の座屈が始まるため、各緩衝材に加わった衝
撃荷重は、各緩衝材を形成するペーパハニカム材の座屈
によって吸収される。
た移動シエルタ等を地上へ下す際、その目的地の状態が
平坦でない場合においても、先ず、最初に接地した緩衝
材の下面に衝撃荷重が加わり、この荷重が緩衝材を形成
するペーパハニカム材の圧縮強度に達した時点でセル壁
の座屈が始まり、以後、セル壁の座屈により衝撃荷重を
吸収する。そして、最初に接地した緩衝材を形成するペ
ーパハニカム材の座屈が或程度進行した時点で、次に接
地した緩衝材を形成するペーパハニカム材の座屈が始ま
り、このようにして、順次、緩衝材が接地し、最初に接
地した緩衝材を形成するペーパハニカム材の座屈が継続
している間に、最後に接地した緩衝材を形成するペーパ
ハニカム材の座屈が始まるため、各緩衝材に加わった衝
撃荷重は、各緩衝材を形成するペーパハニカム材の座屈
によって吸収される。
したがって、移動シエルタ等に積込まれた機器類に
は、当初、衝撃荷重が加わるが、その衝撃荷重の値は、
機器類の許容G値より小さいので、積込まれた機器類が
損傷することはない。
は、当初、衝撃荷重が加わるが、その衝撃荷重の値は、
機器類の許容G値より小さいので、積込まれた機器類が
損傷することはない。
このように、係る構成よりなる従来の移動シエルタ等
の緩衝装置は、緩衝装置を構成する緩衝材がペーパハニ
カム材よりなっているので、 第1に、移動シエルタ等を下す目的地が平坦でなく、
例えば、目的地の状態が、凹凸状若しくは傾斜状であっ
て、しかも、その状態が、移動シエルタ等を下すことが
許容される限界の場所に下した場合であっても、その機
能を十分果すことができる。
の緩衝装置は、緩衝装置を構成する緩衝材がペーパハニ
カム材よりなっているので、 第1に、移動シエルタ等を下す目的地が平坦でなく、
例えば、目的地の状態が、凹凸状若しくは傾斜状であっ
て、しかも、その状態が、移動シエルタ等を下すことが
許容される限界の場所に下した場合であっても、その機
能を十分果すことができる。
第2に、常に点検、整備する必要がない等、その取扱
いが容易である。
いが容易である。
第3に、緩衝装置の主要部を占める緩衝材を、低廉な
ペーパハニカム材で形成することができるので、緩衝装
置が極めて安価である。
ペーパハニカム材で形成することができるので、緩衝装
置が極めて安価である。
等の特徴を有するものの、緩衝材がペーパハニカム材
で形成されているため、反面、次の問題が指摘されてい
た。
で形成されているため、反面、次の問題が指摘されてい
た。
第1に、ペーパハニカム材は極めて吸湿し易い性質を
有し、吸湿した場合、例えば、圧縮強度の値が小さくな
る等、品質が劣化し、しかも、劣化の度合が吸湿の程度
によって変化し、場合によっては緩衝機能を果たさなく
なる懸念があるため、使用頻度の少ない緩衝材の保管場
所の選択、輸送時の取扱い等が面倒であった。
有し、吸湿した場合、例えば、圧縮強度の値が小さくな
る等、品質が劣化し、しかも、劣化の度合が吸湿の程度
によって変化し、場合によっては緩衝機能を果たさなく
なる懸念があるため、使用頻度の少ない緩衝材の保管場
所の選択、輸送時の取扱い等が面倒であった。
第2に、使用時が雨天の場合には、緩衝材が濡れるの
を防止するために防水シートで被覆する必要があるが、
この被覆作業が煩雑であると共に、例えば、被覆を幾重
にもする等、必要以上に厚くした場合には、緩衝材の圧
縮強度等、その性能が変化して、積込まれた機器等が損
傷するという事態が生ずる虞れがあるので、被覆作業は
厳しく定められた基準どおりに行わなければならず、し
たがって、その作業が面倒で、多くの工数を要した。
を防止するために防水シートで被覆する必要があるが、
この被覆作業が煩雑であると共に、例えば、被覆を幾重
にもする等、必要以上に厚くした場合には、緩衝材の圧
縮強度等、その性能が変化して、積込まれた機器等が損
傷するという事態が生ずる虞れがあるので、被覆作業は
厳しく定められた基準どおりに行わなければならず、し
たがって、その作業が面倒で、多くの工数を要した。
第3に、保管、輸送時の取扱い等も万全で、かつ、使
用時の天候が、湿度が低い晴天の場合であっても、目的
地の状態が、水溜りが存在する場所であったり、或い
は、湿地状の場所の場合には、有効ストロークが損なわ
れる等、緩衝材の機能が低下して機器類が損傷する虞れ
があった。
用時の天候が、湿度が低い晴天の場合であっても、目的
地の状態が、水溜りが存在する場所であったり、或い
は、湿地状の場所の場合には、有効ストロークが損なわ
れる等、緩衝材の機能が低下して機器類が損傷する虞れ
があった。
従来のペーパハニカム材で形成された緩衝材により構
成された移動シエルタ等の緩衝装置にあっては、このよ
うな点が指摘されていた。
成された移動シエルタ等の緩衝装置にあっては、このよ
うな点が指摘されていた。
本発明は、このような実情に鑑み上記従来例の問題点
を解決すべくなされたものであって、移動シエルタ等
を、例えば、ヘリコプタによる吊下げ輸送によって輸送
する際、目的地の状態が、凹凸状若しくは傾斜状をな
し、しかも、その状態が、移動シエルタ等を下すことが
許容される限界の場所であって、接地時、緩衝装置に大
きな衝撃荷重が加わった場合でも、その衝撃荷重を吸収
し、積込まれた機器類等が、損傷するという事態の発生
を完全に防止することができ、また、常に点検、整備を
要する等の面倒な作業が不要で、その取扱いが容易であ
り、しかも、安価であるという特徴を有することは勿論
のこと、さらに、長時間の保管中、或いは、輸送時等に
緩衝材の品質が劣化する等の事態が生ずることが全くな
く、保管、輸送時等の取扱いが極めて容易で、その上、
雨天に使用する場合においても、煩雑な被覆作業が不要
で、なおかつ、水溜りが存在したり、或いは、湿地状の
目的地に下した際にも、有効ストロークが損われる等、
その性能が低下することはなく、十分その機能を果たす
ことができる移動シエルタ等の緩衝装置を提案すること
を目的としたものである。
を解決すべくなされたものであって、移動シエルタ等
を、例えば、ヘリコプタによる吊下げ輸送によって輸送
する際、目的地の状態が、凹凸状若しくは傾斜状をな
し、しかも、その状態が、移動シエルタ等を下すことが
許容される限界の場所であって、接地時、緩衝装置に大
きな衝撃荷重が加わった場合でも、その衝撃荷重を吸収
し、積込まれた機器類等が、損傷するという事態の発生
を完全に防止することができ、また、常に点検、整備を
要する等の面倒な作業が不要で、その取扱いが容易であ
り、しかも、安価であるという特徴を有することは勿論
のこと、さらに、長時間の保管中、或いは、輸送時等に
緩衝材の品質が劣化する等の事態が生ずることが全くな
く、保管、輸送時等の取扱いが極めて容易で、その上、
雨天に使用する場合においても、煩雑な被覆作業が不要
で、なおかつ、水溜りが存在したり、或いは、湿地状の
目的地に下した際にも、有効ストロークが損われる等、
その性能が低下することはなく、十分その機能を果たす
ことができる移動シエルタ等の緩衝装置を提案すること
を目的としたものである。
「課題を解決するための手段」 本発明は、上記目的を達成すべくなされたもので、そ
の技術的解決手段は、次のとおりである。
の技術的解決手段は、次のとおりである。
この緩衝装置は、輸送手段を介して輸送される移動シ
エルタ等を、前記輸送手段から地上へ下す際、前記移動
シエルタ等に加わる衝撃荷重を緩和、吸収するための緩
衝装置であって、該緩衝装置を構成する緩衝材は、所定
の圧縮強度を有するペーパハニカム材で形成された緩衝
材本体と、真空パック包装により緩衝材本体を被覆した
防水シート材とからなっており、緩衝材本体は、そのセ
ル端面によって前記移動シエルタ等の隅部下部を支承す
ることが可能な断面積を有する適宜高さを備えた柱状に
形成されている。
エルタ等を、前記輸送手段から地上へ下す際、前記移動
シエルタ等に加わる衝撃荷重を緩和、吸収するための緩
衝装置であって、該緩衝装置を構成する緩衝材は、所定
の圧縮強度を有するペーパハニカム材で形成された緩衝
材本体と、真空パック包装により緩衝材本体を被覆した
防水シート材とからなっており、緩衝材本体は、そのセ
ル端面によって前記移動シエルタ等の隅部下部を支承す
ることが可能な断面積を有する適宜高さを備えた柱状に
形成されている。
そして、係る構成よりなる緩衝材が、前記移動シエル
タ等の各隅部下部に所定の位置関係に、適宜取付手段を
介してそれぞれ取付可能となっている。
タ等の各隅部下部に所定の位置関係に、適宜取付手段を
介してそれぞれ取付可能となっている。
「作用」 本発明は、上記手段よりなるので、以下の如く作用す
る。すなわち、例えば、高精度な機器類等が積込まれた
移動シエルタ等を、ヘリコプタによる吊下げ輸送によっ
て輸送するにあたって、適宜取付手段を介して緩衝装置
を構成する各緩衝材を、移動シエルタ等の四隅下部に所
定の位置関係にそれぞれ取付けた状態において、移動シ
エルタ等は、その隅部下部が、所定の圧縮強度、すなわ
ち、移動シエルタ等に積込まれた機器類等の許容G値よ
り、その値が小さい圧縮強度を有するペーパハニカム材
を用い、セル端面によって隅部下部を支承することが可
能な断面積を有すると共に、その高さが適宜高さ、すな
わち、目的地の状態が、凹凸状若しくは傾斜状であっ
て、しかも、その状態が、移動シエルタ等を下すことが
許容される限界の場所に、移動シエルタ等を下した際に
も、最初に接地した緩衝材本体を形成するペーパハニカ
ム材のセル壁の座屈が継続して進行している間に、最後
に接地した緩衝材本体を形成するペーパハニカム材のセ
ル壁の座屈が始まることができる高さを備えた柱状に形
成された緩衝材本体を、真空パック包装により防水シー
ト材で被覆してなる緩衝材によって支持された状態とな
っているので、 第1に、移動シエルタ等を下す目的地が平坦でなく、
目的地の状態が、凹凸状若しくは傾斜状であって、しか
も、その状態が、移動シエルタ等を下すことが許容され
る限界の場所であっても、その機能を十分果すことがで
きるため、積込まれた機器類が損傷することはない。
る。すなわち、例えば、高精度な機器類等が積込まれた
移動シエルタ等を、ヘリコプタによる吊下げ輸送によっ
て輸送するにあたって、適宜取付手段を介して緩衝装置
を構成する各緩衝材を、移動シエルタ等の四隅下部に所
定の位置関係にそれぞれ取付けた状態において、移動シ
エルタ等は、その隅部下部が、所定の圧縮強度、すなわ
ち、移動シエルタ等に積込まれた機器類等の許容G値よ
り、その値が小さい圧縮強度を有するペーパハニカム材
を用い、セル端面によって隅部下部を支承することが可
能な断面積を有すると共に、その高さが適宜高さ、すな
わち、目的地の状態が、凹凸状若しくは傾斜状であっ
て、しかも、その状態が、移動シエルタ等を下すことが
許容される限界の場所に、移動シエルタ等を下した際に
も、最初に接地した緩衝材本体を形成するペーパハニカ
ム材のセル壁の座屈が継続して進行している間に、最後
に接地した緩衝材本体を形成するペーパハニカム材のセ
ル壁の座屈が始まることができる高さを備えた柱状に形
成された緩衝材本体を、真空パック包装により防水シー
ト材で被覆してなる緩衝材によって支持された状態とな
っているので、 第1に、移動シエルタ等を下す目的地が平坦でなく、
目的地の状態が、凹凸状若しくは傾斜状であって、しか
も、その状態が、移動シエルタ等を下すことが許容され
る限界の場所であっても、その機能を十分果すことがで
きるため、積込まれた機器類が損傷することはない。
第2に、常に点検、整備をする必要がない等、その取
扱いが容易である。
扱いが容易である。
第3に、緩衝装置の主要部を占める緩衝材の本体が、
低廉なペーパハニカム材によって形成されているため、
緩衝装置は極めて安価である。
低廉なペーパハニカム材によって形成されているため、
緩衝装置は極めて安価である。
さらに、特に、緩衝材がペーパハニカム材で形成され
た緩衝材本体を、真空パック包装により防水シート材で
被覆した構成よりなっているので、 第4に、一般の倉庫等において長期間保管した場合、
或いは、通常のトラック輸送により輸送した場合等にお
いても、緩衝材が吸湿して、その品質が劣化する等の事
態が生ずることはなく、よって、その保管、輸送時の取
扱等が極めて容易である。
た緩衝材本体を、真空パック包装により防水シート材で
被覆した構成よりなっているので、 第4に、一般の倉庫等において長期間保管した場合、
或いは、通常のトラック輸送により輸送した場合等にお
いても、緩衝材が吸湿して、その品質が劣化する等の事
態が生ずることはなく、よって、その保管、輸送時の取
扱等が極めて容易である。
第5に、使用時が雨天の場合であっても、その都度必
要であった煩雑な防水シートによる被覆作業が不要であ
ると共に、防水シートによって被覆することに起因する
例えば、圧縮強度等、その性能が変化する等の不具合が
生ずることはない。
要であった煩雑な防水シートによる被覆作業が不要であ
ると共に、防水シートによって被覆することに起因する
例えば、圧縮強度等、その性能が変化する等の不具合が
生ずることはない。
第6に、目的地の状態が、水溜りが存在する場所であ
ったり、或いは、湿地状の場所であっても、例えば、緩
衝材の有効ストロークが損れる等、性能が低下して、そ
の機能を十分果すことができない等の事態が生ずること
はない。
ったり、或いは、湿地状の場所であっても、例えば、緩
衝材の有効ストロークが損れる等、性能が低下して、そ
の機能を十分果すことができない等の事態が生ずること
はない。
第7に、緩衝材の中は真空状態となっており、外気圧
より低圧のため、緩衝材本体を形成するペーパハニカム
材が座屈する際、或いは、接地時、緩衝材が地上に存在
する石等の突起物に衝突し、防水シート材の一部が破れ
た場合であっても、その破れた個所から侵入した外気
は、ペーパハニカム材の座屈に伴って、再び、その破れ
た個所から排出されるので、エアバック作用は生ぜず、
したがって、圧縮強度等に変化が生ずることはない。
より低圧のため、緩衝材本体を形成するペーパハニカム
材が座屈する際、或いは、接地時、緩衝材が地上に存在
する石等の突起物に衝突し、防水シート材の一部が破れ
た場合であっても、その破れた個所から侵入した外気
は、ペーパハニカム材の座屈に伴って、再び、その破れ
た個所から排出されるので、エアバック作用は生ぜず、
したがって、圧縮強度等に変化が生ずることはない。
「実施例」 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
る。
第1図は、緩衝材の一部破断斜視図、第2図は、移動
シエルタに緩衝装置を構成する各緩衝材を取付けた状態
を示す斜視説明図、第3図は、第2図の要部の側面図で
ある。
シエルタに緩衝装置を構成する各緩衝材を取付けた状態
を示す斜視説明図、第3図は、第2図の要部の側面図で
ある。
先ず、移動シエルタの概略について説明する。
図において、1は移動シエルタであり、この移動シエ
ルタ1は箱状をなし、上下、左右および前後の端縁に設
けられた骨組たるフレーム枠2に、両側壁3と頂壁4と
底壁5および前後の端面部には、それぞれ端部側壁6が
固定的に組付けられてなっている。そして、図示例の移
動シエルタ1にあっては、一方の端部側壁6に出入口
(図示せず)が設けられ、この出入口を開閉するための
扉7が取付けられている。
ルタ1は箱状をなし、上下、左右および前後の端縁に設
けられた骨組たるフレーム枠2に、両側壁3と頂壁4と
底壁5および前後の端面部には、それぞれ端部側壁6が
固定的に組付けられてなっている。そして、図示例の移
動シエルタ1にあっては、一方の端部側壁6に出入口
(図示せず)が設けられ、この出入口を開閉するための
扉7が取付けられている。
そして、この移動シエルタ1内には、例えば、高精度
な電子機器、通信機器等の機器類(図示せず)が積込ま
れている。
な電子機器、通信機器等の機器類(図示せず)が積込ま
れている。
移動シエルタ1は概略このようになっている。
次に、緩衝装置を構成する緩衝材について説明する。
11は緩衝装置10を構成する緩衝材であり、この緩衝材
11は、それぞれ以下の如くなっている。12は緩衝材11の
緩衝材本体であり、この緩衝材本体12は、所定の圧縮強
度、すなわち、移動シエルタ1に積込まれた機器類(図
示せず)の許容G値より、その値が小さい圧縮強度を有
するペーパハニカム材13によって形成されている。そし
て、この緩衝材本体12を形成するペーパハニカム材13
は、各セル13aのセル軸が鉛直方向に沿って位置してい
ると共に、セル13aの端面によって移動シエルタ1の隅
部下面を支承することができる断面積を有し、かつ、適
宜高さ、すなわち、後述の緩衝材11を取付けた移動シエ
ルタ1を、例えば、ヘリコプタ(図示せず)による吊下
げ輸送により輸送して下す際、目的地の状態が、凹凸状
若しくは傾斜状であって、しかも、その状態が、移動シ
エルタ1を下すことが許容される限界の場所でも、最初
に接地した緩衝材11の緩衝材本体12を形成するペーパハ
ニカム材13のセル壁13bの座屈が継続して進行している
間に、最後に接地した緩衝材11の緩衝材本体12を形成す
るペーパハニカム材13のセル壁13bの座屈が始まること
ができる高さを備えた横断面略正方形の柱状に形成され
ている。
11は、それぞれ以下の如くなっている。12は緩衝材11の
緩衝材本体であり、この緩衝材本体12は、所定の圧縮強
度、すなわち、移動シエルタ1に積込まれた機器類(図
示せず)の許容G値より、その値が小さい圧縮強度を有
するペーパハニカム材13によって形成されている。そし
て、この緩衝材本体12を形成するペーパハニカム材13
は、各セル13aのセル軸が鉛直方向に沿って位置してい
ると共に、セル13aの端面によって移動シエルタ1の隅
部下面を支承することができる断面積を有し、かつ、適
宜高さ、すなわち、後述の緩衝材11を取付けた移動シエ
ルタ1を、例えば、ヘリコプタ(図示せず)による吊下
げ輸送により輸送して下す際、目的地の状態が、凹凸状
若しくは傾斜状であって、しかも、その状態が、移動シ
エルタ1を下すことが許容される限界の場所でも、最初
に接地した緩衝材11の緩衝材本体12を形成するペーパハ
ニカム材13のセル壁13bの座屈が継続して進行している
間に、最後に接地した緩衝材11の緩衝材本体12を形成す
るペーパハニカム材13のセル壁13bの座屈が始まること
ができる高さを備えた横断面略正方形の柱状に形成され
ている。
また、この緩衝材本体12を形成するペーパハニカム材
13のセル13aの開口端面には、例えば、後述の真空パッ
ク包装時、或いは、取付時等、セル端面近傍の一部セル
壁13bが変形、破損等して、緩衝機能が損なわれるのを
防止するためのクラフト紙により形成された表面保護シ
ート14が添着されている。
13のセル13aの開口端面には、例えば、後述の真空パッ
ク包装時、或いは、取付時等、セル端面近傍の一部セル
壁13bが変形、破損等して、緩衝機能が損なわれるのを
防止するためのクラフト紙により形成された表面保護シ
ート14が添着されている。
なお、緩衝材本体12の形状は、断面略正方形の柱状に
限定されるものではなく、断面長方形、断面略直角三角
形、断面形状が、二辺が略直角な扇形状等の柱状であっ
てもよい。
限定されるものではなく、断面長方形、断面略直角三角
形、断面形状が、二辺が略直角な扇形状等の柱状であっ
てもよい。
そして、セル13aの開口端面に表面保護シート14が添
着された緩衝材本体12を形成するペーパハニカム材13
は、プラスチックシート等の防水シート材15による真空
パック包装によって被覆されている。
着された緩衝材本体12を形成するペーパハニカム材13
は、プラスチックシート等の防水シート材15による真空
パック包装によって被覆されている。
緩衝装置10を構成する緩衝材11はこのようになってい
る。
る。
次に、緩衝材の取付手段等について説明する。
第2図および第3図において、31は上部取付ブラケッ
ト、32は下部取付ブラケットであり、これら取付ブラケ
ット31、32は、それぞれ先端部に後述の取付ベルト30の
フック33を掛止するための掛止孔(図示せず)が穿設さ
れている。
ト、32は下部取付ブラケットであり、これら取付ブラケ
ット31、32は、それぞれ先端部に後述の取付ベルト30の
フック33を掛止するための掛止孔(図示せず)が穿設さ
れている。
そして、この上部取付ブラケット31は、図示例におい
ては、移動シエルタ1に緩衝材11を取付るにあたって、
緩衝材11を、移動シエルタ1の隅部下面に対して、緩衝
材本体12のセル13aの端面を対向せしめると共に、緩衝
材11の略直交する外側面を、それぞれ隅部における側壁
3、端部側壁6の外側面と、略面一となる状態に、移動
シエルタ1の隅部下面に当接位置させた状態において、
緩衝材11の上方部における側壁3および端部側壁6上に
所定の間隔を存してそれぞれ二個ずつ配設されている。
ては、移動シエルタ1に緩衝材11を取付るにあたって、
緩衝材11を、移動シエルタ1の隅部下面に対して、緩衝
材本体12のセル13aの端面を対向せしめると共に、緩衝
材11の略直交する外側面を、それぞれ隅部における側壁
3、端部側壁6の外側面と、略面一となる状態に、移動
シエルタ1の隅部下面に当接位置させた状態において、
緩衝材11の上方部における側壁3および端部側壁6上に
所定の間隔を存してそれぞれ二個ずつ配設されている。
また、下部取付ブラケット32は、緩衝材11を前記位置
関係に移動シエルタ1の隅部下面に当接位置させた状態
において、緩衝材11の上面内に側縁と所定の間隔を存し
た移動シエルタ1の下面における前記各上部取付ブラケ
ット31と、対応する部位にそれぞれ配設されている。
関係に移動シエルタ1の隅部下面に当接位置させた状態
において、緩衝材11の上面内に側縁と所定の間隔を存し
た移動シエルタ1の下面における前記各上部取付ブラケ
ット31と、対応する部位にそれぞれ配設されている。
なお、30は取付ベルト、30aは取付ベルト30の固定側
ベルト、30bは取付ベルト30の調節側ベルト、34は固定
側ベルト30aの端部に取付けられたバックルである。
ベルト、30bは取付ベルト30の調節側ベルト、34は固定
側ベルト30aの端部に取付けられたバックルである。
したがって、緩衝装置10の使用時、緩衝材11を移動シ
エルタ1に取付けるにあたっては、先ず、調節側ベルト
30bの先端に取付けられたフック33を、それぞれ下部取
付ブラケット32の掛止孔(図示せず)に掛止させ、次
に、緩衝材11を、前記位置関係に移動シエルタ1の隅部
下面に位置させた後、この状態を維持しつつ取付ベルト
30を緩衝材11の外周面に添って掛け渡すと共に、固定側
ベルト30aの先端に取付けられたフック33を、下部取付
ブラケット32と対応する位置関係に配設された上部取付
ブラケット31の掛止孔(図示せず)にそれぞれ掛止さ
せ、最後に、バックル34に係止されている調節側ベルト
30bの端部を調節して取付ベルト30により緩衝材11を緊
締することによって、緩衝材11は移動シエルタ1の所定
位置に取付けられる。
エルタ1に取付けるにあたっては、先ず、調節側ベルト
30bの先端に取付けられたフック33を、それぞれ下部取
付ブラケット32の掛止孔(図示せず)に掛止させ、次
に、緩衝材11を、前記位置関係に移動シエルタ1の隅部
下面に位置させた後、この状態を維持しつつ取付ベルト
30を緩衝材11の外周面に添って掛け渡すと共に、固定側
ベルト30aの先端に取付けられたフック33を、下部取付
ブラケット32と対応する位置関係に配設された上部取付
ブラケット31の掛止孔(図示せず)にそれぞれ掛止さ
せ、最後に、バックル34に係止されている調節側ベルト
30bの端部を調節して取付ベルト30により緩衝材11を緊
締することによって、緩衝材11は移動シエルタ1の所定
位置に取付けられる。
なお、緩衝材11の取付手段については、上述の実施例
に限定されるものではなく、緩衝材11が極めて軽量なた
め、例えば、接着テープ等を用いて取付けるようてもよ
い。
に限定されるものではなく、緩衝材11が極めて軽量なた
め、例えば、接着テープ等を用いて取付けるようてもよ
い。
緩衝材11の取付手段等はこのようになっている。
以上が構成等の説明である。
以下、作動等について説明する。
今、移動シエルタ1を、例えば、ヘリコプタによる吊
下げ輸送により目的地へ輸送するにあたっつては、 先ず、移動シエルタ1の四隅下部に、それぞれ緩衝材
11を所定の位置関係に取付ける。
下げ輸送により目的地へ輸送するにあたっつては、 先ず、移動シエルタ1の四隅下部に、それぞれ緩衝材
11を所定の位置関係に取付ける。
緩衝材11が取付けられた移動シエルタ1は、その各隅
部下面が、緩衝材11によって支持された状態となってい
る。
部下面が、緩衝材11によって支持された状態となってい
る。
このような状態に緩衝装置10が取付けられた移動シエ
ルタ1は、ヘリコプタにより吊下げられて目的地の上空
まで輸送される。
ルタ1は、ヘリコプタにより吊下げられて目的地の上空
まで輸送される。
目的地の上空まで輸送された移動シエルタ1は、吊下
げられていたワイヤを繰出すことによって目的地へ下さ
れる。
げられていたワイヤを繰出すことによって目的地へ下さ
れる。
そこで、第1に、緩衝材11の下面が接地した瞬間、緩
衝材本体12を形成しているペーパハニカム材13には、そ
のセル13aの軸方向に、ペーパハニカム材13を圧縮する
よう作用する衝撃荷重が加わる。この衝撃荷重が加わっ
た際、ペーパハニカム材13には圧縮応力が生ずるが、こ
の応力が一定の大きさ、すなわち、ペーパハニカム材13
の圧縮強度に達するまではペーパハニカム材13は緩衝材
として機能せず、ペーパハニカム材13に加わった衝撃荷
重はそのまま移動シエルタ1を介して積込まれな機器類
に伝えられる。したがって、機器類には、この衝撃荷重
が加わるが、この衝撃荷重の値は、積込まれた機器類の
許容G値より小さい値に設定されている緩衝材本体12を
形成しているペーパハニカム材13の圧縮強度の値より
も、さらにその値が小さいため、この伝わった衝撃荷重
によって機器類が損傷することはない。また、緩衝材本
体12を形成しているペーパハニカム材13に生じた応力が
圧縮強度に達するとセル壁13bの座屈が始まる。そし
て、一旦、セル壁13bの座屈が始まると、その後は、セ
ル壁13bの座屈開始前のペーパハニカム材13の圧縮強度
より可なり小さい圧縮強度によってセル壁13bの座屈が
進行し、このセル壁13bの座屈により緩衝材11に加わっ
た衝撃荷重を吸収するため、セル壁13bの座屈が始まっ
た以後は、積込れた機器類に衝撃荷重が加わることは全
くない。
衝材本体12を形成しているペーパハニカム材13には、そ
のセル13aの軸方向に、ペーパハニカム材13を圧縮する
よう作用する衝撃荷重が加わる。この衝撃荷重が加わっ
た際、ペーパハニカム材13には圧縮応力が生ずるが、こ
の応力が一定の大きさ、すなわち、ペーパハニカム材13
の圧縮強度に達するまではペーパハニカム材13は緩衝材
として機能せず、ペーパハニカム材13に加わった衝撃荷
重はそのまま移動シエルタ1を介して積込まれな機器類
に伝えられる。したがって、機器類には、この衝撃荷重
が加わるが、この衝撃荷重の値は、積込まれた機器類の
許容G値より小さい値に設定されている緩衝材本体12を
形成しているペーパハニカム材13の圧縮強度の値より
も、さらにその値が小さいため、この伝わった衝撃荷重
によって機器類が損傷することはない。また、緩衝材本
体12を形成しているペーパハニカム材13に生じた応力が
圧縮強度に達するとセル壁13bの座屈が始まる。そし
て、一旦、セル壁13bの座屈が始まると、その後は、セ
ル壁13bの座屈開始前のペーパハニカム材13の圧縮強度
より可なり小さい圧縮強度によってセル壁13bの座屈が
進行し、このセル壁13bの座屈により緩衝材11に加わっ
た衝撃荷重を吸収するため、セル壁13bの座屈が始まっ
た以後は、積込れた機器類に衝撃荷重が加わることは全
くない。
また、移動シエルタ1を下す目的地の状態が、凹凸状
若しくは傾斜状であって、しかも、その状態が、移動シ
エルタ1を下すことが許容される限界の場所であって
も、緩衝材本体12の高さが、最初に接地した緩衝材本体
12を形成しているペーパハニカム材13のセル壁13bの座
屈が継続して進行している間に、最後に接地した緩衝材
本体12を形成しているペーパハニカム材13のセル壁13b
の座屈が始まることができる高さに設定されているの
で、このような場所に下した際にも、積込まれた機器類
に許容G値以上の衝撃荷重が加わることはない。
若しくは傾斜状であって、しかも、その状態が、移動シ
エルタ1を下すことが許容される限界の場所であって
も、緩衝材本体12の高さが、最初に接地した緩衝材本体
12を形成しているペーパハニカム材13のセル壁13bの座
屈が継続して進行している間に、最後に接地した緩衝材
本体12を形成しているペーパハニカム材13のセル壁13b
の座屈が始まることができる高さに設定されているの
で、このような場所に下した際にも、積込まれた機器類
に許容G値以上の衝撃荷重が加わることはない。
第2に、緩衝装置10を構成する緩衝材11が、ペーパハ
ニカム材13で形成されな緩衝材本体12と、この緩衝材本
体12を防水シート材15による真空パック包装にやり被覆
した構成よりなるので、常に点検、整備をする必要がな
い等、その取扱いが容易である。
ニカム材13で形成されな緩衝材本体12と、この緩衝材本
体12を防水シート材15による真空パック包装にやり被覆
した構成よりなるので、常に点検、整備をする必要がな
い等、その取扱いが容易である。
第3に、緩衝装置10の主要部を占める緩衝材本体12に
低廉なペーパハニカム材で形成することができるので、
緩衝装置10は極めて安価である。
低廉なペーパハニカム材で形成することができるので、
緩衝装置10は極めて安価である。
さらに、特に、緩衝材11が、ペーパハニカム材13で形
成された緩衝材本体12を、真空パック包装により防水シ
ート材15で被覆した構成よりなっているので、 第4に、使用頻度の少ない緩衝材11を、例えば、一般
の倉庫等において長期間保管した場合、或いは通常のト
ラック輸送により輸送した場合等においても、緩衝材本
体12を形成しているペーパハニカム材13が吸湿して、そ
の品質が劣化する等の事態が生ずることはなく、よっ
て、その保管、輸送時の取扱い等が極めて容易である。
成された緩衝材本体12を、真空パック包装により防水シ
ート材15で被覆した構成よりなっているので、 第4に、使用頻度の少ない緩衝材11を、例えば、一般
の倉庫等において長期間保管した場合、或いは通常のト
ラック輸送により輸送した場合等においても、緩衝材本
体12を形成しているペーパハニカム材13が吸湿して、そ
の品質が劣化する等の事態が生ずることはなく、よっ
て、その保管、輸送時の取扱い等が極めて容易である。
第5に、使用時が雨天の場合であっても、その都度必
要であった煩雑な防水シートによる被覆作業が不要であ
ると共に、防水シートによって被覆することに起因する
例えば、圧縮強度等、その性能が変化する等の不具合が
生ずることはない。
要であった煩雑な防水シートによる被覆作業が不要であ
ると共に、防水シートによって被覆することに起因する
例えば、圧縮強度等、その性能が変化する等の不具合が
生ずることはない。
第6に、目的地の状態が、水溜りが存在する場所であ
ったり、或いは、湿地状の場所であっても、例えば、緩
衝材本体12を形成しているペーパハニカム材13の有効ス
トロークが損なわれる等、性能が低下して、緩衝材11が
その機能を十分果すことができない等の事態が生ずるこ
とはない。
ったり、或いは、湿地状の場所であっても、例えば、緩
衝材本体12を形成しているペーパハニカム材13の有効ス
トロークが損なわれる等、性能が低下して、緩衝材11が
その機能を十分果すことができない等の事態が生ずるこ
とはない。
第7に、緩衝材11の中は真空状態となっており、外気
圧より低圧のため、緩衝材本体12を形成しているペーパ
ハニカム材13が座屈する際、或いは、接地時、緩衝材11
が地上に存在する石等の突起物に、衝突し、防水シート
材15の一部が破れた場合であっても、その破れた個所か
ら侵入した外気は、ペーパハニカム材13の座屈に伴っ
て、再び、その破れた個所から排出されるので、エアバ
ック作用は生ぜず、したがって、ペーパハニカム材13の
圧縮強度等に変化が生ずることはない。
圧より低圧のため、緩衝材本体12を形成しているペーパ
ハニカム材13が座屈する際、或いは、接地時、緩衝材11
が地上に存在する石等の突起物に、衝突し、防水シート
材15の一部が破れた場合であっても、その破れた個所か
ら侵入した外気は、ペーパハニカム材13の座屈に伴っ
て、再び、その破れた個所から排出されるので、エアバ
ック作用は生ぜず、したがって、ペーパハニカム材13の
圧縮強度等に変化が生ずることはない。
以上が作動等の説明である。
「その他」 次に、緩衝装置10の他の実施例について説明する。
第4図は、緩衝材と、この緩衝材に付設される側部保
護部材との互いの取付位置関係を示す斜視図である。
護部材との互いの取付位置関係を示す斜視図である。
この実施例においては、緩衝装置10を構成する緩衝材
11の外側面に、移動シエルタ1の隅部における側壁3お
よび端部側壁6の下端部を保護するための側部保護部材
20を付設するようなっている。
11の外側面に、移動シエルタ1の隅部における側壁3お
よび端部側壁6の下端部を保護するための側部保護部材
20を付設するようなっている。
緩衝材11に付設される側部保護部材20は、以下の如く
なっている。この側部保護部材20の側部保護部材本体21
は、緩衝材本体12を形成するペーパハニカム材13と同一
圧縮強度を有するペーパハニカム材22により、各セル22
aのセル軸が水平方向に沿って位置するよう形成されて
おり、またその高さは、緩衝材11の高さより高い高さに
形成されていると共に、その幅方向の長さについては、
一方の側部保護部材本体21が、セル13aの端面が略正方
形に形成された緩衝材本体12の一辺の長さと等しい長さ
に形成されており、また、他方の側部保護部材本体21
は、一方の側部保護部材本体21の幅方向の長さより、後
述の側部保護部材本体21の厚さ分だけその幅方向の長さ
が長く形成されている。そして、側部保護部材本体21の
厚さについては、移動シエルタ1を地上へ下す途中で、
例えば、移動シエルタ1が風等により横揺れし、その度
合が、許容される限界の状況下で下した際、接地時、移
動シエルタ1の隅部下部若しくは緩衝材11に横方向、斜
め方向等から衝撃荷重が加わった際、この衝撃荷重を、
側部保護部材本体21を形成するペーパハニカム材22のセ
ル壁22bの座屈によって十分吸収することができる厚さ
に形成されている。
なっている。この側部保護部材20の側部保護部材本体21
は、緩衝材本体12を形成するペーパハニカム材13と同一
圧縮強度を有するペーパハニカム材22により、各セル22
aのセル軸が水平方向に沿って位置するよう形成されて
おり、またその高さは、緩衝材11の高さより高い高さに
形成されていると共に、その幅方向の長さについては、
一方の側部保護部材本体21が、セル13aの端面が略正方
形に形成された緩衝材本体12の一辺の長さと等しい長さ
に形成されており、また、他方の側部保護部材本体21
は、一方の側部保護部材本体21の幅方向の長さより、後
述の側部保護部材本体21の厚さ分だけその幅方向の長さ
が長く形成されている。そして、側部保護部材本体21の
厚さについては、移動シエルタ1を地上へ下す途中で、
例えば、移動シエルタ1が風等により横揺れし、その度
合が、許容される限界の状況下で下した際、接地時、移
動シエルタ1の隅部下部若しくは緩衝材11に横方向、斜
め方向等から衝撃荷重が加わった際、この衝撃荷重を、
側部保護部材本体21を形成するペーパハニカム材22のセ
ル壁22bの座屈によって十分吸収することができる厚さ
に形成されている。
そして、これらの側部保護部材本体21を形成するペー
パハニカム材22のセル22aの開口端面には、それぞれ表
面保護シート14が添着されており、その周囲は防水シー
ト材15による真空パック包装によって被覆されている。
パハニカム材22のセル22aの開口端面には、それぞれ表
面保護シート14が添着されており、その周囲は防水シー
ト材15による真空パック包装によって被覆されている。
側部保護部材20はこのようになっている。
次に、側部保護部材20が付設された緩衝材11の取付手
段等について説明する。
段等について説明する。
側部保護部材20が付設された緩衝材11を移動シエルタ
1に取付るにあたっては、予め、緩衝材11と各側部保護
部材20の下端とが一致すると共に、緩衝材11の外側面
に、各側部保護部材20を所定の位置関係に当接状態に位
置させた後、接着テープ、取付ベルト等によって側部保
護部材20を緩衝材11に固定する。しかる後、側部保護部
材20が付設された緩衝材11の上面を移動シエルタ1の隅
部下面に当接せしめると共に、側部保護部材20の突出部
内面が、側壁3、端部側壁6の下端部外側面に当接する
よう位置させた後、取付ベルト等によって取付けること
によって容易に取付けることができる。(第2図、第3
図参照) したがって、この実施例によれば、側部保護部材20が
付設された緩衝材11を取付けた移動シエルタ1は、各隅
部下面が緩衝材11によって支持されていると共に、ま
た、各隅部の側壁3、端部側壁6の下端部外側面および
緩衝材11の外側面は側部保護部材20によって覆われた状
態となっている。
1に取付るにあたっては、予め、緩衝材11と各側部保護
部材20の下端とが一致すると共に、緩衝材11の外側面
に、各側部保護部材20を所定の位置関係に当接状態に位
置させた後、接着テープ、取付ベルト等によって側部保
護部材20を緩衝材11に固定する。しかる後、側部保護部
材20が付設された緩衝材11の上面を移動シエルタ1の隅
部下面に当接せしめると共に、側部保護部材20の突出部
内面が、側壁3、端部側壁6の下端部外側面に当接する
よう位置させた後、取付ベルト等によって取付けること
によって容易に取付けることができる。(第2図、第3
図参照) したがって、この実施例によれば、側部保護部材20が
付設された緩衝材11を取付けた移動シエルタ1は、各隅
部下面が緩衝材11によって支持されていると共に、ま
た、各隅部の側壁3、端部側壁6の下端部外側面および
緩衝材11の外側面は側部保護部材20によって覆われた状
態となっている。
よって、移動シエルタ1を下す際、下す途中で、例え
ば、風等により移動シエルタ1が横揺れし、しかも、そ
の度合が、許容される限界となるような状況下でなさ
れ、接地時、移動シエルタ1の隅部下部若しくは緩衝材
11に横方向、斜め方向等から大きな衝撃荷重が加わった
際にも、この衝撃荷重は、側部保護部材本体21を形成し
ているペーパハニカム材22のセル壁22bの座屈によって
吸収されるので、このような事態が生じた場合にも緩衝
材11の機能が損なわれることがないと共に、積込まれた
機器類をより安全に保護することができる。
ば、風等により移動シエルタ1が横揺れし、しかも、そ
の度合が、許容される限界となるような状況下でなさ
れ、接地時、移動シエルタ1の隅部下部若しくは緩衝材
11に横方向、斜め方向等から大きな衝撃荷重が加わった
際にも、この衝撃荷重は、側部保護部材本体21を形成し
ているペーパハニカム材22のセル壁22bの座屈によって
吸収されるので、このような事態が生じた場合にも緩衝
材11の機能が損なわれることがないと共に、積込まれた
機器類をより安全に保護することができる。
また、側部保護部材20と緩衝材11とは別個に形成され
ているので、側部保護部材20が必要と想定される場合の
みの使用が可能であると共に、輸送、保管時の取扱等も
容易である。
ているので、側部保護部材20が必要と想定される場合の
みの使用が可能であると共に、輸送、保管時の取扱等も
容易である。
次に、緩衝材11の取付手段等の他の例について説明す
る。
る。
第5図は、緩衝材等の他の取付手段を示す一部破断面
図である。
図である。
図において、40は取付部材であり、この取付部材40
は、固定クッション41と支持部材42とからなっている。
は、固定クッション41と支持部材42とからなっている。
固定クッション41は、緩衝材本体12を構成するペーパ
ハニカム材13の圧縮強度より高い圧縮強度を有し、適宜
厚さを備えた例えば、アルミハニカム材を芯材とし、そ
の両面にアルミ材製の表面版を添着してなるハニカムパ
ネル43により、緩衝材11の上面と略同一形状、大きさに
形成されている。また、この固定クッション41の適宜部
位には、表面板上に開口するようインサートナット46が
埋設されている。
ハニカム材13の圧縮強度より高い圧縮強度を有し、適宜
厚さを備えた例えば、アルミハニカム材を芯材とし、そ
の両面にアルミ材製の表面版を添着してなるハニカムパ
ネル43により、緩衝材11の上面と略同一形状、大きさに
形成されている。また、この固定クッション41の適宜部
位には、表面板上に開口するようインサートナット46が
埋設されている。
支持部材42は、固定クッション41を構成するハニカム
パネル43の表面板より、可なり厚い板厚を備えた例え
ば、アルミ板等の軽金属板で形成されており、固定クッ
ション41と略同一形状、大きさに形成された床部42a
と、この床部42aの二つの外側縁に沿って、それぞれ垂
直に立設された壁部42bとからなっている。そして、壁
部42bの外側上部における両端部にはそれぞれ取付ベル
ト30を掛止するための上部取付ブラケット31と、後述の
取付ボルト44を固定するための取付ボルト固定ブラケッ
ト45とが並んで配設されている。また、壁部42bと対向
する床部42aの縁部上における前記上部取付ブラケット3
1と対応する部位には、それぞれ先端部が突出する態様
に下部取付ブラケット32が配設されている。また、床部
42aには、支持部材42を所定の位置関係に、固定クッシ
ョン41に重ねた状態において、固定クッション42に埋設
されたインサートナット46と対応する部位に、それぞれ
ねじ挿通孔47が穿設されている。
パネル43の表面板より、可なり厚い板厚を備えた例え
ば、アルミ板等の軽金属板で形成されており、固定クッ
ション41と略同一形状、大きさに形成された床部42a
と、この床部42aの二つの外側縁に沿って、それぞれ垂
直に立設された壁部42bとからなっている。そして、壁
部42bの外側上部における両端部にはそれぞれ取付ベル
ト30を掛止するための上部取付ブラケット31と、後述の
取付ボルト44を固定するための取付ボルト固定ブラケッ
ト45とが並んで配設されている。また、壁部42bと対向
する床部42aの縁部上における前記上部取付ブラケット3
1と対応する部位には、それぞれ先端部が突出する態様
に下部取付ブラケット32が配設されている。また、床部
42aには、支持部材42を所定の位置関係に、固定クッシ
ョン41に重ねた状態において、固定クッション42に埋設
されたインサートナット46と対応する部位に、それぞれ
ねじ挿通孔47が穿設されている。
したがって、固定クッション41上に、支持部材42を所
定の位置関係に重ね、ねじ挿通孔47に挿通された取付ね
じ50をインサートナット46に螺合せしめることにより、
支持部材42の下面に固定クッション41を取付ることがで
きる。
定の位置関係に重ね、ねじ挿通孔47に挿通された取付ね
じ50をインサートナット46に螺合せしめることにより、
支持部材42の下面に固定クッション41を取付ることがで
きる。
なお、48は支持部材42の内表面に添着されたクッショ
ン材である。
ン材である。
49は取付ボルト支持ブラケットであり、この取付ボル
ト支持ブラケット49は、その下面に固定クッション41が
取付られた支持部材42の床部42上に添着されたクッショ
ン材48を、移動シエルタ1の隅部下面、すなわち、図示
例の如く、隅部下面にスキッド60が突設されている構造
の移動シエルタ1にあっては、スキッド60の下面に当設
位置させると共に、隅部下部の側壁3、端部側壁6の外
面(隅部に隅金具等が突出している構造の移動シエルタ
1にあっては、隅金具等の外面)に、支持部材42の壁部
42bに添着されたクッション材48を当接位置させた状態
において、支持部材42の壁部42bに配設された取付ボル
ト固定ブラケット45の上方部に位置すると共に、取付ボ
ルト支持ブラケット49に頭部が揺動可能に支持された取
付ボルト44の下端ねじ部の先端部が、取付ボルト固定ブ
ラケット45の先端部に穿設されたボルト挿通孔(図示せ
ず)に挿通可能な位置関係となるべく、側壁3、端部側
壁6上に、それぞれ二個ずつ配設されている。
ト支持ブラケット49は、その下面に固定クッション41が
取付られた支持部材42の床部42上に添着されたクッショ
ン材48を、移動シエルタ1の隅部下面、すなわち、図示
例の如く、隅部下面にスキッド60が突設されている構造
の移動シエルタ1にあっては、スキッド60の下面に当設
位置させると共に、隅部下部の側壁3、端部側壁6の外
面(隅部に隅金具等が突出している構造の移動シエルタ
1にあっては、隅金具等の外面)に、支持部材42の壁部
42bに添着されたクッション材48を当接位置させた状態
において、支持部材42の壁部42bに配設された取付ボル
ト固定ブラケット45の上方部に位置すると共に、取付ボ
ルト支持ブラケット49に頭部が揺動可能に支持された取
付ボルト44の下端ねじ部の先端部が、取付ボルト固定ブ
ラケット45の先端部に穿設されたボルト挿通孔(図示せ
ず)に挿通可能な位置関係となるべく、側壁3、端部側
壁6上に、それぞれ二個ずつ配設されている。
したがって、この実施例においては、緩衝装置10の使
用時、各緩衝材11を移動シエルタ1に取付けるにあたっ
ては、先ず、支持部材42の下面に固定クッション41を取
付ける。
用時、各緩衝材11を移動シエルタ1に取付けるにあたっ
ては、先ず、支持部材42の下面に固定クッション41を取
付ける。
次に、固定クッション41が取付けられた支持部材42
を、略前記位置関係に移動シエルタ1の隅部下部に位置
させ、取付ボルト44の先端部を取付ボルト固定ブラケッ
ト45のボルト挿通孔(図示せず)にそれぞれ挿通した
後、各取付ボルト44の先端部に螺合されたナット51を締
付けることにより、取付ボルト支持ブラケット49に頭部
が支持されている各取付ボルト44によって、支持部材42
と固定クッション41とからなる取付部材40は、移動シエ
ルタ1の隅部下部における所定位置に強固に取付けられ
る。
を、略前記位置関係に移動シエルタ1の隅部下部に位置
させ、取付ボルト44の先端部を取付ボルト固定ブラケッ
ト45のボルト挿通孔(図示せず)にそれぞれ挿通した
後、各取付ボルト44の先端部に螺合されたナット51を締
付けることにより、取付ボルト支持ブラケット49に頭部
が支持されている各取付ボルト44によって、支持部材42
と固定クッション41とからなる取付部材40は、移動シエ
ルタ1の隅部下部における所定位置に強固に取付けられ
る。
次に、取付ベルト30における調節側ベルト30bの先端
に取付られたフック33を、それぞれ下部取付ブラケット
32に掛止させた後、緩衝材11を所定の位置関係に固定ク
ッション20に当接させ、この状態を維持しつつ取付ベル
ト30を緩衝材11の外周面に添って掛け渡すと共に、固定
側ベルト30aの先端に取付けられたフック33を、下部取
付ブラット32と対応する位置関係に配設された上記取付
ブラケット31にそれぞれ掛止させ、最後に、バックル34
に係止されている調節側ベルト30bの端部を調節して取
付ベルト30により緩衝材11を緊締することによって、緩
衝材11は、固定クッション41と支持部材42とからなる取
付部材40を介して移動シエルタ1に取付けられる。
に取付られたフック33を、それぞれ下部取付ブラケット
32に掛止させた後、緩衝材11を所定の位置関係に固定ク
ッション20に当接させ、この状態を維持しつつ取付ベル
ト30を緩衝材11の外周面に添って掛け渡すと共に、固定
側ベルト30aの先端に取付けられたフック33を、下部取
付ブラット32と対応する位置関係に配設された上記取付
ブラケット31にそれぞれ掛止させ、最後に、バックル34
に係止されている調節側ベルト30bの端部を調節して取
付ベルト30により緩衝材11を緊締することによって、緩
衝材11は、固定クッション41と支持部材42とからなる取
付部材40を介して移動シエルタ1に取付けられる。
したがって、この実施例における取付手段によれば、
特に、移動シエルタ1の構造が、その隅部下面に例え
ば、スキッド60等が突設されている構造のものの場合で
あっても、複数の取付ボルト44を介して移動シエルタ1
の隅部下部に、強固、かつ安定的に取付けられた取付部
材40を介して緩衝材11を取付けることができるので、緩
衝材11を、極めて強固、かつ安定的に取付けることがで
きる。
特に、移動シエルタ1の構造が、その隅部下面に例え
ば、スキッド60等が突設されている構造のものの場合で
あっても、複数の取付ボルト44を介して移動シエルタ1
の隅部下部に、強固、かつ安定的に取付けられた取付部
材40を介して緩衝材11を取付けることができるので、緩
衝材11を、極めて強固、かつ安定的に取付けることがで
きる。
また、緩衝材11は、固定クッション41、支持部材42の
床部42aによって全面的に支持された状態で取付けられ
るようなっているため、取付に際し、また、緩衝材11に
衝撃荷重が加わった際等、例えば、スキッド60等によっ
て、緩衝材11の一部のみが最初に変形、損傷に、その有
効ストロークが損われることがないので、緩衝材本体12
を必要最少限の大きさに形成することができる。したが
って、緩衝材11の保管、取扱い等が容易である。
床部42aによって全面的に支持された状態で取付けられ
るようなっているため、取付に際し、また、緩衝材11に
衝撃荷重が加わった際等、例えば、スキッド60等によっ
て、緩衝材11の一部のみが最初に変形、損傷に、その有
効ストロークが損われることがないので、緩衝材本体12
を必要最少限の大きさに形成することができる。したが
って、緩衝材11の保管、取扱い等が容易である。
さらに、接地時、例えば、先端の尖った障害物等が緩
衝材11に衝突し、万一、障害物等が緩衝材11の一部を突
破ったり、或いは、さらに固定クッション20の一部をも
突破るような事態が生じた場合にも、移動シエルタ1
は、固定クッション20、或いは、支持部材42によって保
護されていると共に、支持部材42に添着されたクッショ
ン材48によっても、その衝撃は緩和されるので、移動シ
エルタ1が損傷することはない。
衝材11に衝突し、万一、障害物等が緩衝材11の一部を突
破ったり、或いは、さらに固定クッション20の一部をも
突破るような事態が生じた場合にも、移動シエルタ1
は、固定クッション20、或いは、支持部材42によって保
護されていると共に、支持部材42に添着されたクッショ
ン材48によっても、その衝撃は緩和されるので、移動シ
エルタ1が損傷することはない。
なお、取付部材40の構造等は、この実施例に限定され
るものではなく、例えば、上述の側部保護部材20が付設
される緩衝材11に用いる取付部材にあっては、さらに、
支持部材42の壁部42bの高さをより高く形成し、この壁
部42bの外側面に側壁3、端部側壁6の下端部を保護す
るための固定クッションを設けるようにしてもよい。ま
た、取付部材を固定クッションのみによって構成しても
よい。また、その取付手段等についても、取付部材の緩
衝材を、同時に、取付ベルト等によって取付けるように
してもよい。
るものではなく、例えば、上述の側部保護部材20が付設
される緩衝材11に用いる取付部材にあっては、さらに、
支持部材42の壁部42bの高さをより高く形成し、この壁
部42bの外側面に側壁3、端部側壁6の下端部を保護す
るための固定クッションを設けるようにしてもよい。ま
た、取付部材を固定クッションのみによって構成しても
よい。また、その取付手段等についても、取付部材の緩
衝材を、同時に、取付ベルト等によって取付けるように
してもよい。
以上、本発明に係る移動用箱状構造体の緩衝装置につ
いて、移動シエルタ1に用いた例について説明したが、
用いる移動用箱状構造体は移動シエルタ1に限定される
ものではなく、例えば、コンテナ等、他の移動用箱状構
造体であってもよい。
いて、移動シエルタ1に用いた例について説明したが、
用いる移動用箱状構造体は移動シエルタ1に限定される
ものではなく、例えば、コンテナ等、他の移動用箱状構
造体であってもよい。
「発明の効果」 以上、詳述した如く、本発明に係る移動用箱状構造体
の緩衝装置によれば、移動用箱状構造体を、例えば、ヘ
リコプタによる吊下げ輸送によって輸送する際、目的地
の状態が、凹凸状若しくは傾斜状をなし、しかも、その
状態が、移動用箱状構造体を下すことが許容される限界
の場所であって、接地時、緩衝装置に大きな衝撃荷重が
加わった場合でも、その衝撃荷重を吸収し、積込まれた
機器類が、損傷するという事態の発生を防止することが
でき、また、常に点検、整備を要する等の面倒な作業が
不要で、その取扱いが容易であり、しかも、安価である
という特徴を有することは勿論のこと、さらに、長期間
の保管中、或いは、輸送時等に緩衝材の品質が劣化する
等の事態が生ずることは全くなく、保管、輸送時等、の
取扱いが極めて容易であり、その上、雨天に使用する場
合においても、煩雑な被覆作業が不要で、なおかつ、水
溜りが存在したり、或いは、湿地状の目的地に下した際
にも、有効ストロークが損なわれる等、その性能が低下
することはなく、十分その機能を果たすことができる。
の緩衝装置によれば、移動用箱状構造体を、例えば、ヘ
リコプタによる吊下げ輸送によって輸送する際、目的地
の状態が、凹凸状若しくは傾斜状をなし、しかも、その
状態が、移動用箱状構造体を下すことが許容される限界
の場所であって、接地時、緩衝装置に大きな衝撃荷重が
加わった場合でも、その衝撃荷重を吸収し、積込まれた
機器類が、損傷するという事態の発生を防止することが
でき、また、常に点検、整備を要する等の面倒な作業が
不要で、その取扱いが容易であり、しかも、安価である
という特徴を有することは勿論のこと、さらに、長期間
の保管中、或いは、輸送時等に緩衝材の品質が劣化する
等の事態が生ずることは全くなく、保管、輸送時等、の
取扱いが極めて容易であり、その上、雨天に使用する場
合においても、煩雑な被覆作業が不要で、なおかつ、水
溜りが存在したり、或いは、湿地状の目的地に下した際
にも、有効ストロークが損なわれる等、その性能が低下
することはなく、十分その機能を果たすことができる。
このように、この種従来例に存した問題点が一掃され
る等、本発明の発揮する効果は顕著にして大なるものが
ある。
る等、本発明の発揮する効果は顕著にして大なるものが
ある。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は、緩衝材
の一部破断斜視図、第2図は、移動シエルタに緩衝装置
を構成する各緩衝材を取付けた状態を示す斜視説明図、
第3図は、第2図の要部の側面図である。 第4図および第5図は、それぞれ他の実施例を示すもの
で、第4図は、緩衝材と、この緩衝材に付設される側部
保護部材との互いの取付位置関係を示す斜視図、第5図
は、緩衝材等の他の取付手段を示す一部破断正面図であ
る。 1……移動シエルタ、2……フレーム枠、3……側壁、
4……頂壁、5……底壁、6……端部側壁、7……扉、
10……緩衝装置、11……緩衝材、12……緩衝材本体、13
……ペーパハニカム材(緩衝材本体)、13a……セル、1
3b……セル壁、14……表面保護シート、15……防水シー
ト材、20……側部保護部材、21……側部保護部材本体、
22……ペーパハニカム材(側部保護部材本体)、22a…
…セル、22b……セル壁、30……取付ベルト、30a……固
定側ベルト、30b……調節側ベルト、31……上部取付ブ
ラケット、32……下部取付ブラケット、33……フック、
34……バックル、40……取付部材、41……固定クッショ
ン、42……支持部材、42a……床部、42b……壁部、43…
…ハニカムパネル、44……取付ボルト、45……取付ボル
ト固定ブラケット、46……インサートナット、47……ね
じ挿通孔、48……クッション材、49……取付ボルト支持
ブラケット、50……取付ねじ、51……ナット、60……ス
キッド。
の一部破断斜視図、第2図は、移動シエルタに緩衝装置
を構成する各緩衝材を取付けた状態を示す斜視説明図、
第3図は、第2図の要部の側面図である。 第4図および第5図は、それぞれ他の実施例を示すもの
で、第4図は、緩衝材と、この緩衝材に付設される側部
保護部材との互いの取付位置関係を示す斜視図、第5図
は、緩衝材等の他の取付手段を示す一部破断正面図であ
る。 1……移動シエルタ、2……フレーム枠、3……側壁、
4……頂壁、5……底壁、6……端部側壁、7……扉、
10……緩衝装置、11……緩衝材、12……緩衝材本体、13
……ペーパハニカム材(緩衝材本体)、13a……セル、1
3b……セル壁、14……表面保護シート、15……防水シー
ト材、20……側部保護部材、21……側部保護部材本体、
22……ペーパハニカム材(側部保護部材本体)、22a…
…セル、22b……セル壁、30……取付ベルト、30a……固
定側ベルト、30b……調節側ベルト、31……上部取付ブ
ラケット、32……下部取付ブラケット、33……フック、
34……バックル、40……取付部材、41……固定クッショ
ン、42……支持部材、42a……床部、42b……壁部、43…
…ハニカムパネル、44……取付ボルト、45……取付ボル
ト固定ブラケット、46……インサートナット、47……ね
じ挿通孔、48……クッション材、49……取付ボルト支持
ブラケット、50……取付ねじ、51……ナット、60……ス
キッド。
Claims (1)
- 【請求項1】輸送手段を介して輸送される移動用箱状構
造体を、前記輸送手段から地上へ下す際、前記移動用箱
状構造体に加わる緩衝荷重を緩和、吸収するための緩衝
装置であって、該緩衝装置を構成する緩衝材が、それぞ
れ所定の圧縮強度を有するペーパハニカム材により、そ
のセル端面によって前記移動用箱状構造体の隅部下部を
支承すべく、適宜高さを備えた柱状に形成された緩衝材
本体と、該緩衝材本体を真空パック包装により被覆して
なる防水シート材とからなり、該緩衝材が、適宜取付手
段を介して前記移動用箱状構造体の各隅部下部に取付可
能となっていることを特徴とする移動用箱状構造体の緩
衝装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1019740A JP2772964B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 移動用箱状構造体の緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1019740A JP2772964B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 移動用箱状構造体の緩衝装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02203033A JPH02203033A (ja) | 1990-08-13 |
| JP2772964B2 true JP2772964B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=12007735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1019740A Expired - Fee Related JP2772964B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 移動用箱状構造体の緩衝装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2772964B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0658508A1 (de) * | 1993-12-15 | 1995-06-21 | Inventio Ag | Puffereinrichtung für Aufzüge |
| US5630605A (en) * | 1995-06-05 | 1997-05-20 | Smallwood; Leonard F. | Combination articulated vehicle damping system |
| CN108001856B (zh) * | 2016-10-28 | 2023-10-27 | 上海艾尔贝包装科技发展有限公司 | 包装装置及其包装方法 |
| JP6678803B1 (ja) * | 2019-08-21 | 2020-04-08 | 大助 原田 | 金属製コンテナをトラック荷台部から地面に設置する方法 |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1019740A patent/JP2772964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02203033A (ja) | 1990-08-13 |
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Legal Events
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