JP2776064B2 - 絶縁トロリー用集電子のブラシ摩耗検出装置 - Google Patents

絶縁トロリー用集電子のブラシ摩耗検出装置

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JP2776064B2
JP2776064B2 JP3156899A JP15689991A JP2776064B2 JP 2776064 B2 JP2776064 B2 JP 2776064B2 JP 3156899 A JP3156899 A JP 3156899A JP 15689991 A JP15689991 A JP 15689991A JP 2776064 B2 JP2776064 B2 JP 2776064B2
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博文 大久保
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁トロリー用集電子
のブラシ摩耗検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者等の一部の者は、先に絶縁トロ
リー用集電子のブラシ摩耗検出装置を提案した。(特願
平01−203553号(特開平3−70401号))か
かる装置は、絶縁トロリーにそのブラシ挿入側とは反対
側から装着された受け具と、この受け具の内底面に配設
された帯状の感圧導電センサーと、前記受け具の中に絶
縁トロリーの集電子の挿入方向に沿ってスライド可能に
配置されていて集電子のブラシホルダーと前記感圧導電
センサーとの間の距離よりもブラシの摩耗限度長程度短
くされた摩耗検知ブロックとを備えたもので、その摩耗
検知ブロックのブラシホルダーとの接触部分とは反対側
の外底面に点状突起を設けてかかる感圧導電センサーの
帯面を点で押し込むことにより、ブラシの摩耗限界に関
しての動作を成就させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、感圧導
電センサーに対して点状突起で押し込むものとすると、
ブラシの絶縁トロリーに対る摺動等の微小の振動でも
感圧導電センサーが動作してしまう恐れがあり、また感
圧導電センサーの一点を長時間押し続けていると該セン
サーの変形(凹み)を早め、ブラシの摩耗程度を正確に
検出できない恐れがあった。さらに、摩耗検知ブロック
の寸法や集電子や感圧導電センサーとの取り合いに微妙
な狂いがあったりして、部品相互間のクリアランスが大
き過ぎると、実際にブラシが摩耗限界に達していてもそ
れを検出できない恐れがあるが、それを補正する手だて
がなかった。
【0004】本発明は、前述した従来技術の問題点に鑑
み、確かな動作を行え耐久性に優れたものを提供するこ
とに目的がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する解
決手段は、絶縁トロリーにそのブラシ挿入側とは反対側
から装着された受け具と、この受け具の内底面に有する
凹部に位置決めされた状態で配設された帯状の感圧導電
センサーと、前記受け具の中に絶縁トロリーの集電子の
挿入方向に沿ってスライド可能に配置されていて集電子
のブラシホルダーと前記感圧導電センサーとの間の距離
よりもブラシの摩耗限度長程度短くされた摩耗検知ブロ
ックとを備え、この摩耗検知ブロックのブラシホルダー
との接触部分とは反対側の外底面に前記感圧導電センサ
ーの帯面に対して交差した状態で面接触可能な突堤を形
成し、受け具の内底面における凹部から前記突堤に対向
する状態で出没可能にして前記感圧導電センサーを裏側
から押す調整ネジを設けたことにある。
【0006】
【実施例】図1は本発明にかかる絶縁トロリー用集電子
のブラシ摩耗検出装置の一実施例を示す正面的説明図で
あり、図2は同図1のA−A断面図、図3は同じく図1
のB−B断面図である。
【0007】絶縁トロリー3は、導体1を横断面略U字
状の絶縁カバー2で覆ったものからなり、導体1の一側
面に設定された摺動面の両側から絶縁カバー2の一対の
脚状部を延長させて制限された開口を形成し、そこから
集電子5のブラシ8を挿入するようにしている。
【0008】かかる絶縁トロリー3には、任意の位置に
おいて摩耗検出装置の受け具4が設けられている。受け
具4は、略U字形の短冊体からなっていて、絶縁トロリ
ーの絶縁カバー2の切断分離部分に跨るように添えられ
ていて、露出された導体に対して摺動面とは反対側で内
底面を且つまた両側面に内側面をそれぞれ離間対向させ
てある。
【0009】符号6で示された感圧導電センサーは、帯
状にして受け具4の内底面に配設されている。そのよう
なセンサーは、加圧導電ゴム製感圧センサが適してい
る。そのセンサーの主体は、シリコンゴムと金属微粒子
とを組み合わせたもので圧力が加わると絶縁状態(数1
0MΩ以上)から導通状態(数Ω以下)へと急激に抵抗
変化を示す、加圧導電性ゴムからなり、それの平板を両
面から電極となる平編組線でサンドイッチにはさみ、シ
リコンゴムのシースで全体を覆ってコード化したもので
ある。そのセンサーは、数100mgの荷重(圧力)で動
作(導通)するように設計される。
【0010】摩耗検出装置の摩耗検知ブロック9は、受
け具4に対して中子として配置されており、略U字状の
基本形状からなっていて、受け具4の中でブラシ8の挿
入方向に沿ってスライド可能に設けられている。かかる
摩耗検知ブロック9は、スライドする方向の亘長が、ブ
ラシホルダー7の肩の面と感圧導電センサー6の表側帯
面との距離よりもブラシの摩耗限度長程度短くされてお
り、一端側で形成されるブラシホルダー7との接触部分
11は、Rの大きな円弧状にして集電子5が集電走行す
る際のブラシホルダー7のスライディングを円滑に行え
るようにしてあるとともに、それとは反対側の外底面に
おける感圧導電センサー6との接触部分は、当該感圧導
電センサーの帯面に対して交差した状態で面接触可能な
突堤10を形成してある。
【0011】受け具4の両側の壁を形成する部分には、
切欠き状の凹部4aが形成され、ここに摩耗検知ブロッ
ク9の両側下部から突き出した腕部分9aが入り込み、
それら凹部4aの底面と腕部分9aとの間に蔓巻状のバ
ネ12が連係されている。バネ12は、腕部分9aを貫
通させこれをガイドさせることで座屈しないようにして
ある。摩耗検知ブロック9は、かかるバネ12に重みを
かけて支えさせることで突堤10が感圧導電センサー6
に妄りに押し付けないようにしてある。
【0012】受け具4の底壁には、内面側で帯状の感圧
導電センサー6を落し込んで位置決めする凹部4bが設
けられているとともに、外面側からかかる凹部4bに至
るように調整ネジ13が捩じ込んである。この調整ネジ
13は、摩耗検知ブロック9の突堤10と対向する状態
で凹部4b内に出没できるようにしており、従って、感
圧導電センサー6に対してその裏面を押すことにより表
面の位置を調整し、突堤10とのクリアランスを補正し
てセンサーの動作開始時期をブラシの摩耗限界に正確に
合わせることを可能にしている。
【0013】前述のように構成された装置において、集
電子5が絶縁トロリー3にバネ付勢させれば、集電子の
ブラシ8が絶縁カバー2の開口を通して導体1の摺動面
に押し付けられ、集電子5を支える支持ベースを移動装
置に連結すれば、移動装置の走行とともに所要の集電走
行が行われる。かかる集電走行が繰り返される過程でブ
ラシ8が摺動とともに摩耗して行き、その摩耗が限界に
達しようとすると、ブラシホルダー7が摩耗検知ブロッ
ク9の一端側部分11を押し付け、該摩耗検知ブロック
9をバネ12を圧縮しつつ押し下げられ、外底面にある
突堤10の面が感圧導電センサー6の表面側帯面を押し
付け、そうして圧力がかけられた感圧導電センサー6が
動作(導通)する。センサーのリード線に適当な検出回
路を組めば、センサーの動作を検知しブラシの摩耗限界
を検出することができる。
【0014】
【発明の作用・効果】以上のようにして構成された本発
明の絶縁トロリー用集電子のブラシ摩耗検出装置によれ
ば、摩耗検知ブロックの突堤の面で帯状の感圧導電セン
サーの帯面を押し付けるので、感圧導電センサーの局部
に応力集中を受けずに当該センサーの疲労を低減するこ
とができ、また、面圧を広くできるのでブラシの摺動等
で起きる微少の振動で感圧導電センサーが誤動作してし
まうことがなくなる。さらに、感圧導電センサーを当該
突堤が押し付ける面と対向する裏面から調整ネジで押す
ことができるので、感圧導電センサーの突堤による動作
開始を任意に調整できる。この際、感圧導電センサーが
調整ネジで押し上げられても当該感圧導電センサーが受
け具の内底面における凹部に位置決めされているので、
感圧導電センサーが押し上げられたことで位置ずれを起
こして動作を不正確にするといった不具合を防止するこ
とができる。従って、確かな動作を行え耐久性に優れた
ものを提供するという所期の目的は十分に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面説明図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【符号の説明】
1 導体 2 絶縁カバー 3 絶縁トロリー 4 受け具 5 集電子 6 感圧導電センサー 7 ブラシホルダー 8 ブラシ 9 摩耗検知ブロック 10 突堤 13 調整ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永瀬 瀞 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (56)参考文献 特開 平3−70401(JP,A) 特開 平2−290522(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60L 5/00 - 5/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁トロリーにそのブラシ挿入側とは反対
    側から装着された受け具と、この受け具の内底面に有す
    る凹部に位置決めされた状態で配設された帯状の感圧導
    電センサーと、前記受け具の中に絶縁トロリーの集電子
    の挿入方向に沿ってスライド可能に配置されていて集電
    子のブラシホルダーと前記感圧導電センサーとの間の距
    離よりもブラシの摩耗限度長程度短くされた摩耗検知ブ
    ロックとを備え、この摩耗検知ブロックのブラシホルダ
    ーとの接触部分とは反対側の外底面に前記感圧導電セン
    サーの帯面に対して交差した状態で面接触可能な突堤を
    形成し、受け具の内底面における凹部から前記突堤に対
    向する状態で出没可能にして前記感圧導電センサーを裏
    側から押す調整ネジを設けたことを特徴とする絶縁トロ
    リー用集電子のブラシ摩耗検出装置。
JP3156899A 1991-06-27 1991-06-27 絶縁トロリー用集電子のブラシ摩耗検出装置 Expired - Fee Related JP2776064B2 (ja)

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